この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
カウンタ
perfmon カウンタを選択し、表示するためにクエリーを使用できます。機能ベースのカウンタのセットを表示し、1 つのカテゴリに保存するように、perfmon カウンタを整理できます。Unified RTMT プロファイルを保存した後は、関心のあるカウンタにすばやくアクセスできます。
Unified RTMT は、perfmon カウンタをチャート形式または表形式で表示します。チャート形式では、perfmon カウンタ情報が折れ線グラフを使用して表示されます。作成した各カテゴリ タブの [Perfmon モニタリング(Perfmon Monitoring)] ペインに最大 6 つのチャートを表示でき、1 つのチャートに最大 3 つのカウンタを表示できます。カテゴリを作成した後で、チャート形式から表形式に、またはその逆に表示を変更することはできません。
ヒント | [Perfmon モニタリング(Perfmon Monitoring)] ペインでは、1 つのチャートに最大 3 つのカウンタを表示できます。チャートに別のカウンタを追加するには、カウンタをクリックして [Perfmon モニタリング(Perfmon Monitoring)] ペインにドラッグします。この操作を繰り返して、最大 3 つまでカウンタを追加します。 |
デフォルトでは、Unified RTMT は perfmon カウンタをチャート形式で表示します。また、perfmon カウンタを表形式で表示するように選択することもできます。perfmon カウンタを表形式で表示するには、新しいカテゴリを作成するときに [データを表形式で表示する(Present Data in Table View)] チェックボックスをオンにする必要があります。
カウンタ チャート(表エントリ)は、メニュー バーの [Perfmon] メニューにある [チャート/表エントリの削除(Remove Chart/Table Entry)] メニュー項目を使用して削除できます。
不要になったカウンタは、[RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインから削除できます。ペインからカウンタを削除するには、次の手順に従ってください。
カウンタのアラート通知を設定するには、次の手順に従ってください。
ヒント | カウンタのアラートを削除するには、カウンタを右クリックし、[アラートの削除(Remove Alert)] を選択します。オプションは、アラートを削除するとグレー表示されます。 |
ステップ 1 | パフォーマンス カウンタを検索して表示します。 | ||
ステップ 2 | カウンタのチャートまたは表から、アラート通知を設定するカウンタを右クリックし、[アラート/プロパティの設定(Set Alert/Properties)] を選択します。 | ||
ステップ 3 | [アラートの有効化(Enable Alert)] チェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 4 | [重大度(Severity)] ドロップダウン リスト ボックスで、通知する重大度を選択します。 | ||
ステップ 5 | [説明(Description)] ペインで、アラートの説明を入力して [次へ(Next)] をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [しきい値(Threshold)]、[次の値で算出(Value Calculated As)]、[期間(Duration)]、[頻度(Frequency)]、および [スケジュール(Schedule)] ペインで設定値を設定します。ウィンドウで設定を入力したら、[次へ(Next)] をクリックして次のペインに進みます。 | ||
ステップ 7 | アラートの電子メール メッセージを送信するようにシステムを設定するには、[電子メールの有効化(Enable Email)] チェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 8 | すでに設定されているアラート アクションをトリガーするには、[アラート アクションをトリガー(Trigger Alert Action)] ドロップダウン リスト ボックスから対象のアラート アクションを選択します。 | ||
ステップ 9 | アラートの新しいアラート アクションを設定するには、[設定(Configure)] をクリックします。
[アラート アクション(Alert Action)] ダイアログ ボックスが表示されます。 | ||
ステップ 10 | 新しいアラート アクションを追加するには、[追加(Add)] をクリックします。
[アクション設定(Action Configuration)] ダイアログ ボックスが表示されます。 | ||
ステップ 11 | [名前(Name)] フィールドに、アラート アクションの名前を入力します。 | ||
ステップ 12 | [説明(Description)] フィールドにアラート アクションの説明を入力します。 | ||
ステップ 13 | アラート アクションの新しい電子メール受信者を追加するには、[追加(Add)] をクリックします。
[入力(Input)] ダイアログ ボックスが表示されます。 | ||
ステップ 14 | アラート アクションの通知を受け取る受信者の電子メールまたは E ページ アドレスを入力し、[OK] をクリックします。 | ||
ステップ 15 | ユーザ定義の電子メール テキスト ボックスに、電子メールに表示するテキストを入力し、[有効化(Activate)] をクリックします。 |
RTMT では、さまざまな perfmon カウンタを選択して、ローカルにロギングすることができます。その perfmon CSV ログのデータは、パフォーマンス ログ ビューアを使用して表示できます。
ステップ 1 | パフォーマンス モニタリング カウンタを検索して表示します。 | ||
ステップ 2 | perfmon カウンタをチャート形式で表示している場合は、データ サンプル情報が必要な対象のグラフを右クリックし、[カウンタ ロギングの開始(Start Counter(s) Logging)] を選択します。
[カウンタ ロギングの設定(Counter Logging Configuration)] ダイアログ ボックスが表示されます。 | ||
ステップ 3 | 画面上のすべてのカウンタを記録するには(チャート形式および表形式のいずれも)、ウィンドウの一番下にあるカテゴリ名タブを右クリックして、[カウンタ ロギングの開始(Start Counter(s) Logging)] を選択します。
[カウンタ ロギングの設定(Counter Logging Configuration)] ダイアログ ボックスが表示されます。 | ||
ステップ 4 | ファイル パラメータの最大ファイル サイズおよび最大数を設定します。 | ||
ステップ 5 | [ロガー ファイル名(Logger File Name)] フィールドに、ファイル名を入力して [OK] をクリックします。
RTMT は、ユーザのホーム ディレクトリにある .jrtmt ディレクトリ内のログ フォルダに CSV ログ ファイルを保存します。たとえば、Windows ではパスが D:\Documents and Settings\userA\.jrtmt\log となり、Linux では /users/home/.jrtmt/log となります。 ファイルの数とサイズを制限するには、特定サービスのトレース出力設定でファイル パラメータの最大ファイル サイズと最大数を、Cisco Unified Serviceability の [トレース設定(Trace Configuration)] ウィンドウで設定します。『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。
|
[カウンタのプロパティ(Counter Property)] ウィンドウには、カウンタのデータ サンプルを設定するためのオプションがあります。[RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインに表示される perfmon カウンタには、経時的なデータのサンプルが緑色の点で表示されます。収集するデータ サンプルの数やチャートに表示するデータ点の数は設定することができます。データ サンプルを設定した後は、[すべてのデータを表示/現在のデータを表示(View All Data/View Current Data)] メニュー オプションを使用して情報を表示できます。
ステップ 1 | カウンタを検索、表示します。 |
ステップ 2 | データ サンプル情報が必要な対象のカウンタをクリックし、
の順に選択します。 [カウンタのプロパティ(Counter Property)] ウィンドウには、カウンタの説明のほか、データ サンプルを設定するためのタブが表示されます。この説明には、ホスト アドレス、カウンタが属するオブジェクト、カウンタ名、およびカウンタの内容の概要が含まれます。 |
ステップ 3 | カウンタのデータ サンプル数を設定するには、[データ サンプル(Data Sample)] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [データ サンプルの数(No. of data samples)] ドロップダウン リスト ボックスで、サンプル数を選択します(100 ~ 1000)。
デフォルトは 100 です。 |
ステップ 5 | [チャートに表示するデータ ポイント数(No. of data points shown on chart)] ドロップダウン リスト ボックスで、チャートに表示するデータ ポイントの数を選択します(10 ~ 50)。
デフォルトは 20 です。 |
ステップ 6 | 次のいずれかのパラメータをクリックします。 |
ステップ 7 | [カウンタのプロパティ(Counter Property)] ウィンドウを閉じ、[RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインに戻るには、[OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインで、データ サンプルを表示するカウンタのカウンタ チャートを右クリックします。 |
ステップ 2 | [すべてのデータを表示(View All Data)] を選択します。
カウンタ チャートには、サンプリングされたすべてのデータが表示されます。緑色の点は近接して表示されます。 |
ステップ 3 | 現在表示されているカウンタを右クリックします。 |
ステップ 4 | [現在のデータを表示(View Current)] を選択します。
カウンタ チャートには、最後に設定され、収集されたデータ サンプルが表示されます。 |
パフォーマンス ログ ビューアには、選択したカウンタのデータを示すチャートが表示されます。下部のペインには、選択したカウンタ、それらのカウンタの色凡例、表示オプション、平均値、最小値、および最大値が表示されます。
次の表では、パフォーマンス ログ ビューアで使用できるさまざまなボタンの機能について説明します。
パフォーマンス ログ ビューアに表示するカウンタの追加を可能にします。カウンタを表示しない場合は、カウンタの横にある [表示(Display)] カラムのチェックマークを外します。 |
|
パフォーマンス ログ ビューアには、perfmon CSV ログ ファイルからのカウンタのデータがグラフィック形式で表示されます。パフォーマンス ログ ビューアを使用して、収集したローカル perfmon ログのデータを表示することも、Real-time Information Server Data Collection(RISDC)perfmon ログのデータを表示することもできます。
ステップ 1 | の順に選択します。 |
ステップ 2 | 表示する perfmon ログのタイプを選択します。 |
ステップ 3 | 表示するカウンタを選択します。 |
ステップ 4 | [OK] を選択します。
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(注) | [パフォーマンス(Performance)] にアクセスする方法は、コンピュータにインストールされている Windows のバージョンによって異なります。 |
ステップ 1 | の順に選択します。 |
ステップ 2 | アプリケーション ウィンドウで次の操作を実行します。 |
ステップ 3 | [システム モニタのプロパティ(System Monitor Properties)] ダイアログボックスで [ソース(Source)] タブを選択します。 |
ステップ 4 | perfmon ログ ファイルをダウンロードしたディレクトリを参照し、perfmon csv ファイルを選択します。ログ ファイルに使用される命名規則は PerfMon_<node>_<month>_<day>_<year>_<hour>_<minute>.csv です。たとえば、PerfMon_172.19.240.80_06_15_2005_11_25.csv となります。 |
ステップ 5 | [適用(Apply)] を選択します。 |
ステップ 6 | [時間の範囲(Time Range)] を選択します。表示する perfmon ログ ファイルで時間の範囲を指定するには、適切な開始時刻と終了時刻までバーをドラッグします。 |
ステップ 7 | [カウンタの追加(Add Counters)] ダイアログボックスを開くには、[データ(Data)] タブを選択し、[追加(Add)] を選択します。 |
ステップ 8 | [パフォーマンス オブジェクト(Performance Object)] ドロップダウン リスト ボックスから perfmon オブジェクトを選択します。オブジェクトに複数のインスタンスがある場合は、[すべてのインスタンス(All instances)] を選択するか、表示するインスタンスだけを選択します。 |
ステップ 9 | [すべてのカウンタ(All Counters)] を選択することも、表示するカウンタだけを選択することもできます。 |
ステップ 10 | [追加(Add)] を選択して、選択したカウンタを追加します。 |
ステップ 11 | カウンタの選択が終了したら、[閉じる(Close)] を選択します。 |
トラブルシューティング
Troubleshooting perfmon データ ロギング機能は、Cisco TAC がシステムの問題を識別する際に役立ちます。Troubleshooting perfmon データ ロギングを有効にすると、選択したノードでの一連のシステムとオペレーティング システムのパフォーマンス統計情報の収集が開始されます。収集された統計情報には、システム診断に使用できる総合的な情報が含まれます。
Troubleshooting perfmon データ ロギングは、システムの状態に関する総合的な情報を提供する一連の perfmon カウンタから統計情報を収集するように、自動的に設定されます。Troubleshooting Perfmon データ ロギングが有効である場合、CPU 使用率の増加は 5 パーセント未満であり、使用されるメモリ量にも目立った増加はなく、毎日約 50 MB の情報がログ ファイルに書き込まれることが推測されます。
Troubleshooting perfmon データ ロギング機能を使用して、次の管理タスクを実行できます。
Troubleshooting perfmon データ ロギング機能は、次の perfmon オブジェクト内の次のカウンタから情報を収集します。
(注) | Cisco Unity Connection カウンタは、troubleshooting perfmon データ ログに記録されません。 |
Database Change Notification Server オブジェクト:
Database Local DSN オブジェクト:
Enterprise Replication DBSpace Monitors オブジェクト:
IP オブジェクト:
Memory オブジェクト:
% Page Usage
% VM Used
% Mem Used
Buffers Kbytes
Cached KBytes
Free KBytes
Free Swap KBytes
HighFree
HighTotal
Low Total
Low Free
Page Faults Per Sec
Page Major Faults Per Sec
Pages
Pages Input
Pages Input Per Sec
Pages Output
Pages Output Per Sec
SlabCache
SwapCached
Shared Kbytes
Total Kbytes
Total Swap Kbytes
Total VM Kbytes
Used Kbytes
Used Swap Kbytes
Used VM Kbytes
Network Interface オブジェクト:
Number of Replicates Created and State of Replication オブジェクト:
Partition オブジェクト:
Process オブジェクト:
Processor オブジェクト:
System オブジェクト:
TCP オブジェクト:
Thread オブジェクト(Troubleshooting Perfmon データ ロガーは、Cisco Unified Communications Manager スレッドのみを記録します):
Cisco CallManager オブジェクト:
Cisco SIP Stack オブジェクト:
Cisco CallManager System Performance オブジェクト:
AverageExpectedDelay
CallsRejectedDueToThrottling
CodeRedEntryExit
CodeYellowEntryExit
QueueSignalsPresent 1-High
QueueSignalsPresent 2-Normal
QueueSignalsPresent 3-Low
QueueSignalsPresent 4-Lowest
QueueSignalsProcessed 1-High
QueueSignalsProcessed 2-Normal
QueueSignalsProcessed 3-Low
QueueSignalsProcessed 4-Lowest
QueueSignalsProcessed Total
SkinnyDevicesThrottled
ThrottlingSampleActivity
TotalCodeYellowEntry
Cisco TFTP Server オブジェクト:
BuildAbortCount
BuildCount
BuildDeviceCount
BuildDialruleCount
BuildDuration
BuildSignCount
BuildSoftKeyCount
BuildUnitCount
ChangeNotifications
DeviceChangeNotifications
DialruleChangeNotifications
EncryptCount
GKFoundCount
GKNotFoundCount
HeartBeat
HttpConnectRequests
HttpRequests
HttpRequestsAborted
HttpRequestsNotFound
HttpRequestsOverflow
HttpRequestsProcessed
HttpServedFromDisk
LDFoundCount
LDNotFoundCount
MaxServingCount
Requests
RequestsAborted
RequestsInProgress
RequestsNotFound
RequestsOverflow
RequestsProcessed
SegmentsAcknowledged
SegmentsFromDisk
SegmentsSent
SEPFoundCount
SEPNotFoundCount
SIPFoundCount
SIPNotFoundCount
SoftkeyChangeNotifications
UnitChangeNotifications
perfmon のデータ ロギング機能を使用して perfmon オブジェクト内のカウンタから情報を収集するには、次の手順に従います。
ステップ 1 | 管理インターフェイスで、 の順に選択します。 | ||||||||||||
ステップ 2 | [サーバ(Server)] リスト ボックスで、サーバを選択します。 | ||||||||||||
ステップ 3 | [サービス(Service)] ドロップダウン リスト ボックスから [Cisco RIS Data Collector] を選択します。 | ||||||||||||
ステップ 4 | 次の表の説明に従って、適切な設定を入力します。
| ||||||||||||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。
|