AFT_LOG テーブル
AFT_LOG テーブルには、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Serviceのマネージド ファイル転送機能の使用中に発生したファイル転送に関する情報が格納されます。
Indexes: "aft_log_pkey" PRIMARY KEY, btree (aft_index)
列名 |
Postgres のデータ型 |
Oracle のデータ型 |
Microsoft SQL のデータ型 |
Null 以外 |
説明 |
---|---|---|---|---|---|
AFT_INDEX |
BIGINT |
NUMBER (19) |
bigint |
○ |
トランザクションを識別するシーケンス番号。 |
JID |
VARCHAR (3071) |
VARCHAR2 (3071) |
nvarchar(3071) |
○ |
ファイルをアップロードまたはダウンロードしたユーザの Jabber ID(JID)。この列の内容は、METHOD 列の内容によって異なります。
|
TO_JID |
VARCHAR (3071) |
VARCHAR2 (3071) |
nvarchar(3071) |
○ |
ファイル転送の意図された受信者であるユーザ、グループ チャット、またはパーシステント ルームの JID。 |
METHOD |
VARCHAR (63) |
VARCHAR2 (63) |
nvarchar(63) |
○ |
この列には、ユーザがファイルをアップロードしたことを示す POST か、ユーザがファイルをダウンロードしたことを示す GET のどちらかを含めることができます。 |
FILENAME |
VARCHAR (511) |
VARCHAR2 (511) |
nvarchar(511) |
○ |
アップロードまたはダウンロードされたファイルのリソース名。リソース名は HTTP 要求内のファイルを識別します。IM and Presence Serviceで自動生成されます。 |
REAL_FILENAME |
VARCHAR (511) |
VARCHAR2 (511) |
nvarchar(511) |
○ |
ユーザによってアップロードされたファイルの実際の名前。 |
FILE_TYPE |
VARCHAR (10) |
VARCHAR2 (10) |
nvarchar(10) |
○ |
jpg、txt、pptx、docx などのファイル拡張子。 |
CHAT_TYPE |
VARCHAR (10) |
VARCHAR2 (10) |
nvarchar(10) |
○ |
1 対 1 の IM 会話中にファイルが転送された場合は "im"。 アドホック グループ チャットの会話中にファイルが転送された場合は "groupchat"。 ファイルがパーシステント チャット ルームに転送された場合は "persistent"。 |
FILE_SERVER |
VARCHAR (511) |
VARCHAR2 (511) |
nvarchar(511) |
○ |
ファイルが保存されるファイル サーバのホスト名または IP アドレス。 |
FILE_PATH |
VARCHAR (511) |
VARCHAR2 (511) |
nvarchar(511) |
○ |
ファイル サーバ上のファイルへの絶対パス(ファイル名を含む)。リポジトリに保存されるファイル名は、一意で、IM and Presence Serviceによって自動生成されます。 |
FILESIZE |
BIGINT |
NUMBER (19) |
bigint |
○ |
バイト単位のファイル サイズ。 |
BYTES_ TRANSFERRED |
BIGINT |
NUMBER (19) |
bigint |
○ |
転送されたバイト数。この数値は、転送中にエラーが発生した場合にだけ FILESIZE と異なります。 |
TIMESTAMPVALUE |
TIMESTAMP |
TIMESTAMP |
timestamp |
○ |
ファイルがアップロードまたはダウンロードされた日付と時刻(UTC)。 |
AFT_LOG テーブルのサンプル SQL クエリ
ここでは、特定の情報を抽出するために AFT_LOG テーブルで実行可能なサンプル SQL クエリを紹介します。
すべてのアップロードされたファイル
次の SQL クエリは、マネージド ファイル転送機能を使用してアップロードされたすべてのファイルと画面キャプチャのレコードを返します。
SELECT file_path
FROM aft_log
WHERE method = 'Post';
特定の受信者にアップロードされたすべてのファイル
(注) |
ダウンロードされたファイルと画面キャプチャのレコードには to_jid フィールドにデータが含まれていません。 |
SELECT file_path
FROM aft_log
WHERE to_jid = '<userid>@<domain>';
特定の送信者によってアップロードされたすべてのファイル
次の SQL クエリは、ユーザ <userid> がマネージド ファイル転送機能を使用してアップロードしたすべてのファイルと画面キャプチャのレコードを返します。
SELECT file_path
FROM aft_log
WHERE jid LIKE '<userid>@<domain>%' AND method = 'Post';
特定のユーザによってダウンロードされたすべてのファイル
次の SQL クエリは、ユーザ <userid> がマネージド ファイル転送機能を使用してダウンロードしたすべてのファイルと画面キャプチャのレコードを返します。
SELECT file_path
FROM aft_log
WHERE jid LIKE '<userid>@<domain>%' AND method = 'Get';
IM 会話中にアップロードまたはダウンロードされたすべてのファイル
次の SQL クエリは、マネージド ファイル転送機能を使用した IM 会話でアップロードまたはダウンロードされたすべてのファイルと画面キャプチャのレコードを返します。
SELECT file_path
FROM aft_log
WHERE chat_type = 'im';
特定の時間の経過後に特定のユーザによってアップロードされたすべてのファイル
次の SQL クエリは、特定の時間の経過後にユーザ <userid> がマネージド ファイル転送機能を使用してアップロードしたすべてのファイルと画面キャプチャのレコードを返します。
SELECT file_path
FROM aft_log
WHERE jid LIKE '<userid>@<domain>%' AND method = 'Post' AND timestampvalue > '2014-12-18 11:58:39';
AFT_LOG テーブルの SQL クエリの出力例
これらのクエリのいずれかからの出力は次のようになります。
/opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name1
/opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name2
/opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name3
/opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name4
...
/opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name99
/opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name100
外部ファイル サーバをクリーン アップするための出力の使用
この出力と rm コマンドを使用して、外部ファイル サーバから不要なファイルを削除することができます。たとえば、外部ファイル サーバ上で次のコマンドを実行できます。
rm /opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name1
rm /opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name2
rm /opt/mftFileStore/node_1/files/im/20140811/15/file_name3
その他