エンド ユーザ設定の概要
サービスプロファイルや機能グループテンプレートなどのユーザ設定を使用して、LDAP ディレクトリ同期を介してエンドユーザに共通の設定を適用できます。 LDAP ディレクトリの同期が行われると、設定された設定が同期されたすべてのユーザに適用されます。
(注) |
この章では、特に IM and Presence サービスに適用されるユーザ設定について説明します。 ボイスメールや会議などの UC サービスを含む、一般的な UC ユーザ設定については、の「エンドユーザの設定」を参照してください。Cisco Unified Communications Manager システムコンフィギュレーションガイド。 LDAP 同期の一部としてこれらの設定を適用できます。 |
サービス プロファイル
サービス プロファイルには、ユニファイド コミュニケーション(UC)サービスの設定が含まれます。異なるユーザ グループ毎に異なるサービスを設定することができるため、各グループのユーザは、業務に合わせて設定された適切なサービスを利用することができます。エンド ユーザが IM and Presence Service を利用することができるには、IM and Presence Service を含めるサービス プロファイルを構成します。
エンド ユーザにサービス プロファイルを適用するには、次の方法を使用します。
-
LDAP 同期されたユーザ向け:LDAP ディレクトリからエンド ユーザをインポートした場合、サービス プロファイルを機能グループ テンプレートに割り当てることができ、その機能グループ テンプレートをエンド ユーザに適用することができます。テンプレートの設定は、すべての同期されるユーザに適用されます。
-
アクティブなローカル ユーザ(非 LDAP ユーザ)の場合:多数のユーザに一度に設定を適用するには、一括管理ツールを使用して、csv ファイルまたはスプレッドシート経由で、サービス プロファイルの設定を適用します。一括管理ツールの使用方法の詳細は、http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-communications-manager-callmanager/products-maintenance-guides-list.htmlを参照してください。
あるいは、ユーザ設定を、各ユーザー毎に手動で設定することもできます。
機能グループ テンプレートの概要
機能グループテンプレートを使用すると、LDAP ディレクトリの同期を通じて、共通設定をエンドユーザのグループにすばやく適用できます。 たとえば、機能グループテンプレートを使用して、エンドユーザに対して IM and Presence サービスを有効にすることができます。 これは、IM and Presence 対応のサービスプロファイルをテンプレートに適用することによって実現されます。 機能グループテンプレートを LDAP ディレクトリ同期に適用すると、同期が行われると、設定されたサービスプロファイルとユーザプロファイルの設定を含むテンプレートからの設定が、同期されたすべてのユーザに適用されます。
機能グループ テンプレート設定には、機能グループ テンプレートに割り当てられる次のプロファイルが含まれます。
-
ユーザ プロファイル:一連の共通の電話および電話回線の設定が含まれます。 ユーザ プロファイルには、共通の電話回線設定を割り当てるユニバーサル回線テンプレートと、共通の電話設定を割り当てるユニバーサル デバイス テンプレートを設定する必要があります。 これらのテンプレートは、セルフプロビジョニングするように設定されているユーザが自身の電話を設定する際に役立ちます。
-
サービスプロファイル:IM and Presence サービス、ディレクトリ、ボイスメールなどの一般的な UC サービスのグループが含まれています。