ストリーム管理
IM and Presence Service では、インスタントメッセージングのストリーム管理がサポートされています。ストリーム管理は、XEP-0198 仕様を使用して実装されています。これは、2 つの XMPP エンティティ間 (スタンザ受信確認とストリームの再開の機能を含む) をアクティブに管理するための Extensible Messaging and Presence Protocol (XMPP) を定義します。XEP-0198 の詳細については、次の仕様を参照してください。http://xmpp.org/extensions/xep-0198.html
IM and Presence Service と Cisco Jabber 間の通信が一時的に失われた場合、ストリーム管理によって、通信の停止中に送信されるすべてのインスタントメッセージが失われることはありません。設定可能なタイムアウト期間によって、メッセージの処理方法が決まります。
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Cisco Jabber がタイムアウト期間内に IM and Presence Service との通信を再確立した場合、メッセージは再送信されます。
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Cisco Jabber が IM and Presence Service との通信をタイムアウト期間内に再確立しない場合 、メッセージは送信者に返されます。
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タイムアウト期間の経過後に送信されたメッセージはオフラインで保存され、Cisco Jabber が IM and Presence Service との通信を再開するときに配信され ます。
ストリーム管理は、デフォルトでクラスタ全体で有効になっています。ストリーム管理サービスパラメータを使用すると、この機能を設定できます。
ストリーム管理の設定
IM and Presence Service のストリーム管理(XEP-0198)を設定するには、次の手順を使用します。
手順
ステップ 1 |
Cisco Unified CM IM and Presence 管理で、 を選択します。 |
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ステップ 2 |
サーバ ドロップダウンから、IMとプレゼンスノードを選択します。 |
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ステップ 3 |
サービス ドロップダウンから、Cisco XCP ルータを選択します。 |
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ステップ 4 |
[ストリーム管理の有効化(Enable Stream Management)] サービスパラメータを [有効(Enabled)] に設定します。 |
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ステップ 5 |
[ストリーム管理パラメータ(クラスタ全体)(Stream Management Parameters (Clusterwide))] で、ストリーム管理パラメータを設定します。
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ステップ 6 |
[保存(Save)] をクリックします。 |