サーバの管理の概要
この章では、Cisco Unified Communications Manager ノードのプロパティを管理する方法、プレゼンス サーバのステータスを表示する方法、および Unified Communications Manager サーバのホスト名を設定する方法を説明します。
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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Unified Communications Manager ノードのプロパティを管理する方法、プレゼンス サーバのステータスを表示する方法、および Unified Communications Manager サーバのホスト名を設定する方法を説明します。
プレゼンス冗長グループから IM and Presence サービス ノードを安全に削除する必要がある場合は、この手順に従います。
注意 |
ノードを削除すると、そのプレゼンス冗長グループの残りのノードで、ユーザに対するサービスが中断されます。この手順は必ず、メンテナンス期間中に実行してください。 |
ステップ 1 |
ページで、高可用性が有効な場合は無効にします。 |
ステップ 2 |
ページで、削除するノードからすべてのユーザの割り当てを解除するか、移動します。 |
ステップ 3 |
プレゼンス冗長グループからノードを削除するには、プレゼンス冗長グループの [プレゼンス冗長グループの設定(Presence Redundancy Group Configuration)] ページの [プレゼンスサーバ(Presence Server)] ドロップダウン リストから、[未選択(Not-Selected)] を選択します。ノードの割り当て解除の結果としてプレゼンス冗長グループ内のサービスが再起動されることを示す警告ダイアログ ボックスが表示されたら、[OK] を選択します。 |
ステップ 4 |
を選択します。 ページから、割り当て解除されたノードを削除します。このアクションを取り消せないことを示す警告ダイアログ ボックスが表示されたら、[OK] |
ステップ 5 |
割り当てを解除したノードのホスト VM またはサーバをシャットダウンします。 |
Unified Communications Manager Administration から後続のノード(サブスクライバ)を削除してそれをクラスタに戻す場合に、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
Cisco Unified Communications Manager Administration で、 を選択してサーバを追加します。 |
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ステップ 2 |
後続のノードを Cisco Unified Communications Manager Administration に追加したら、シスコが提供しているソフトウェア キットに付属しているご使用のバージョン用のディスクを使用して、サーバ上でインストールを実行します。
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ステップ 3 |
Cisco Unified CM をインストールしたら、その Cisco Unified CM のバージョンをサポートしているインストール マニュアルの説明に従って、後続のノードを設定します。 |
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ステップ 4 |
Cisco Unified Reporting、RTMT、または CLI にアクセスして、データベース レプリケーションが既存のノード間で発生していることを確認します。必要に応じて、ノード間のデータベース レプリケーションを修復します。 |
ノードをインストールする前に、Cisco Unified Communications Manager Administration を使用して、新しいノードをクラスタに追加します。ノードの追加時に選択するサーバ タイプは、インストールしたサーバ タイプと一致する必要があります。
新しいノードをインストールする前に、Cisco Unified Communications Manager Administration を使用して、最初のノードで新しいノードを設定する必要があります。クラスタにノードをインストールするには、『Cisco Unified Communications ManagerInstallation Guide』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager のビデオ/音声サーバでは、Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアの初期インストール中に追加した最初のサーバがパブリッシャ ノードに指定されます。後続のすべてのサーバ インストールまたは追加は、サブスクライバ ノードに指定されます。クラスタに追加した最初の Cisco Unified Communications Manager IM and Presence ノードが、IM and Presence Service データベース パブリッシャノードに指定されます。
(注) |
サーバの追加後は、Cisco Unified Communications Manager Administration を使用して、サーバ タイプを変更できなくなります。既存のサーバ インスタンスを削除してから、再度、新しいサーバを追加して、正しいサーバ タイプ設定を選択する必要があります。 |
ステップ 1 |
を選択します。 [サーバの検索/一覧表示(Find and List Servers)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 [サーバの設定 - サーバを追加(Server Configuration - Add a Server)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 |
[サーバ タイプ(Server Type)] ドロップダウン リスト ボックスで、追加するサーバ タイプを選択してから、[次へ(Next)] をクリックします。
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ステップ 4 |
[サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウで、適切なサーバ設定を入力します。 サーバ設定フィールドの説明については、「Server Settings」を参照してください。 |
ステップ 5 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
IM and Presence Service ノードの重要なサービスのステータスと自己診断テスト結果を確認するには、Cisco Unified Communications Manager Administration を使用します。
ステップ 1 |
を選択します。 [サーバの検索/一覧表示(Find and List Servers)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 |
サーバの検索パラメータを選択し、[検索(Find)] をクリックします。 一致するレコードが表示されます。 |
ステップ 3 |
[サーバの検索/一覧表示(Find and List Servers)] ウィンドウに表示される IM and Presence サーバを選択します。 [サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 |
[サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウの IM and Presence サーバ情報のセクションで、プレゼンス サーバ ステータスのリンクをクリックします。 サーバの [ノードの詳細(Node Details)] ウィンドウが表示されます。 |
次の表に、Unified Communications Manager サーバのホスト名を設定できる場所、ホスト名として指定できる文字数、および推奨されるホスト名の先頭文字と最終文字を示します。ホスト名を正しく設定しないと、Unified Communications Manager の一部のコンポーネント(オペレーティング システム、データベース、インストールなど)が期待通りに機能しない可能性があります。
注意 |
次の表に示すいずれかの場所でホスト名や IP アドレスを変更する前に、『Changing the IP Address and Host Name for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。設定後のホスト名や IP アドレスを正しく更新しないと、Unified Communications Manager に問題が発生することがあります。 |
ホスト名の場所 |
可能な設定 |
指定できる文字数 |
推奨されるホスト名の先頭文字 |
推奨されるホスト名の最終文字 |
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[ホスト名/IP アドレス(Host Name/ IP Address)] フィールド Cisco Unified Communications Manager Administration の |
クラスタ内のサーバのホスト名を追加または変更できます。 |
2 ~ 63 |
英字 |
英数字 |
[ホスト名(Hostname)] フィールド Cisco Unified Communications Manager インストール ウィザード |
クラスタ内のサーバのホスト名を追加できます。 |
1 ~ 63 |
英字 |
英数字 |
[ホスト名(Hostname)] フィールド Cisco Unified Communications オペレーティング システムの |
クラスタ内のサーバのホスト名を変更できますが、追加はできません。 |
1 ~ 63 |
英字 |
英数字 |
set network hostname hostname コマンドライン インターフェイス |
クラスタ内のサーバのホスト名を変更できますが、追加はできません。 |
1 ~ 63 |
英字 |
英数字 |
ヒント |
このホスト名は、ARPANET ホスト名の規則に従う必要があります。ホスト名の先頭文字と最終文字の間には、英数文字とハイフンを入力できます。 |
いずれかの場所でホスト名を設定する前に、次の情報を確認してください。
Unified Communications Manager パブリッシャ ノードをインストールした後は、パブリッシャのホスト名がこのフィールドに自動的に表示されます。Unified Communications Managerサブスクライバ ノードをインストールする前に、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードでこのフィールドにサブスクライバ ノードの IP アドレスまたはホスト名を入力してください。
このフィールドにホスト名を設定できるのは、Unified Communications Manager が DNS サーバにアクセスしてホスト名を IP アドレスに解決できる場合のみです。DNS サーバに Cisco Unified Communications Manager の名前とアドレスの情報が設定されていることを確認してください。
ヒント |
DNS サーバに Unified Communications Manager の情報を設定するのに加えて、Cisco Unified Communications Manager のインストール時に DNS 情報を入力します。 |
Unified Communications Manager サブスクライバ ノードのインストール時には、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのホスト名と IP アドレスを入力して、Unified Communications Manager がネットワークの接続性およびパブリッシャとサブスクライバ間の検証を確認できるようにしてください。さらに、サブスクライバ ノードのホスト名と IP アドレスも入力する必要があります。Unified Communications Manager のインストール時にサブスクライバ サーバのホスト名の入力を求められた場合は、Cisco Unified Communications Manager Administration の([ホスト名/IP アドレス(Host Name/IP Address)] フィールドでサブスクライバ サーバのホスト名を設定した場合に)[サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウに表示される値を入力します。
Kerneldump ユーティリティにより、セカンダリ サーバを要求することなしに、該当するマシンでクラッシュ ダンプ ログをローカルに収集できます。
Unified Communications Manager クラスタでは、Kerneldump ユーティリティがサーバで有効であることを確認するだけで、クラッシュ ダンプ情報を収集できます。
(注) |
シスコでは、より効果的なトラブルシューティングを実現するため、Unified Communications Manager のインストール後に、Kerneldump ユーティリティが有効であることを確認するよう推奨しています。Kerneldump ユーティリティの設定をまだ行っていない場合は、Unified Communications Manager をサポート対象のアプライアンス リリースからアップグレードする前に行ってください。 |
重要 |
Kerneldump ユーティリティをイネーブル化またはディセーブル化を行うには、ノードのリブートが必要です。リブートが許容されるウィンドウ以外では、enable コマンドを実行しないでください。 |
Cisco Unified Communications オペレーティング システムのコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用すると、Kerneldump ユーティリティのイネーブル化、ディセーブル化、ステータス確認を実行できます。
次の手順を利用して Kerneldump ユーティリティをイネーブル化します。
Kerneldump ユーティリティから送信されたクラッシュ情報を表示するには、Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool またはコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用します。Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool を使用して netdump ログを収集するには、[トレースおよびログ セントラル(Trace & Log Central)] の [ファイルの収集(Collect Files)] オプションを選択します。[システム サービス/アプリケーションの選択(Select System Services/Applications)] タブで、[Kerneldump ログ(Kerneldump logs)] チェックボックスをオンにします。Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool を使用したファイルの収集の詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。
CLI を使用して kerneldump ログを収集するには、クラッシュ ディレクトリのファイルに対して「"file"」CLI コマンドを使用します。これらは "activelog" のパーティションの下にあります。ログ ファイル名は、kerneldump クライアントの IP アドレスで始まり、ファイルが作成された日付で終わります。ファイル コマンドの詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions』を参照してください。
次の手順を利用して Kerneldump ユーティリティを有効化します。カーネル クラッシュが発生した場合、ユーティリティは、クラッシュの収集とダンプのメカニズムを提供します。ローカル サーバまたは外部サーバにログをダンプするユーティリティを設定できます。
ステップ 1 |
コマンドライン インターフェイスにログインします。 |
ステップ 2 |
次のいずれかを実行します。
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ステップ 3 |
サーバをリブートします。 |
(注) |
kerneldump ユーティリティを無効にする必要がある場合、 |
コア ダンプの指示に従ってリアルタイム モニタリング ツールで電子メール アラートを設定します。詳細については、コア ダンプの電子メール アラートの有効化を参照してください。
kerneldump ユーティリティおよびトラブルシューティングについては、『Troubleshooting Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。
コア ダンプが発生するたびに管理者に電子メールを送信するようにリアルタイム モニタリング ツールを設定するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
ステップ 2 |
[CoreDumpFileFound] アラートを右クリックし、[アラート/プロパティの設定(Set Alert/Properties)] を選択します。 |
ステップ 3 |
ウィザードの指示に従って優先条件を設定します。
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ステップ 4 |
デフォルトの電子メール サーバを設定します。
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