この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
メディア リソース グループは、メディア サーバの論理グループを定義します。必要に応じて、メディア リソース グループを地理的な場所またはサイトと関連付けることができます。さらに、サーバの使用または必要なサービスの種類(ユニキャストまたはマルチキャスト)を制御するメディア リソース グループを形成することもできます。
(注) | メディア リソースを設定した後に、メディア リソース グループを定義していない場合、すべてのメディア リソースはデフォルト グループに属し、すべてのメディア リソースが、特定のクラスタにあるすべての Cisco Unified Communications Manager で使用可能になります。 |
メディア リソース グループ リストは、優先順位順に並べられたメディア リソース グループを提供します。アプリケーションは、[メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List)] で定義された優先順位に従って、使用可能なメディア リソースから必要なメディア リソース(保留音サーバなど)を選択します。デバイスまたはデバイス プールに関連付けられるメディア リソース グループ リストは、メディア リソース グループの冗長性を提供します。
Cisco Unified Communications Manager に、アナンシエータ、トランスコーディング、会議、保留音、およびメディア ターミネーションなどのサービスを提供するためのメディア リソースが存在することを確認します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | メディア リソース グループの設定. | メディア リソース グループを設定し、メディア サーバの論理グループを定義します。 | ||
ステップ 2 | メディア リソース グループへのデバイスの割り当て. |
メディア リソース グループにデバイスを割り当てます。
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ステップ 3 | メディア リソース グループ リストの作成. |
メディア リソース グループ リストを作成し、優先順位付けされたメディア リソース グループのリストを指定します。デバイスまたはデバイス プールに関連付けられたメディア リソース グループによって、メディア リソース グループの冗長性が提供されます。
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ステップ 4 | メディア リソース グループ リストへのメディア リソース グループの割り当て. |
新しく作成したメディア リソース グループをメディア リソース グループ リストに割り当てます。 | ||
ステップ 5 | デバイスまたはデバイス プールへのメディア リソース グループ リストの割り当て. |
既存または新しく作成したメディア リソース グループ リストをデバイスまたはデバイス プールに割り当てます。 | ||
ステップ 6 | (任意)メディア リソース冗長性の設定。 |
メディア リソースに障害が発生した場合のメディア リソースの冗長性を確認します。 |
メディア リソース グループは、メディア リソース グループ リストのメンバーとして設定されています。メディア リソース グループと、電話などデバイスを関連付けることができます。
アナンシエータ(ANN)、音声自動応答(IVR)、会議ブリッジ(CFB)、メディア ターミネーション ポイント(MTP)、保留音(MOH)サーバ、およびトランスコーダなどのデバイスをメディア リソース グループへ割り当てることができます。デバイスを割り当てる順番は重要ではありません。
(任意)メディア リソース冗長性の設定。
メディア リソース グループ リストでは、メディア リソース グループの優先リストを指定して、メディア リソースの冗長性を確保します。アプリケーションは、メディア リソース リストで定義されている優先順位に従って、使用できる対象から必要なメディア リソースを選択できます。
メディア リソース グループおよびメディア リソース リストに冗長性を設定するには、「メディア リソース グループの設定」と「[メディアリソースグループリスト(Media Resource Group List)]」の手順を実行します。
機能 |
データのやり取り |
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呼処理 |
メディア リソース グループ リストを選択している場合、コール処理では、デバイス レベルでメディア リソース グループ リストが使用されます。リソースが見つからない場合、コール処理はデフォルトの割り当てからリソースを取得できます。 コール処理は、デバイス レベルでメディア リソース グループ リストが選択されていない場合のみ、デバイス プール内のメディア リソース グループ リストを使用します。リソースが見つからない場合、コール処理はデフォルトの割り当てからリソースを取得できます。 |
アナンシエータ リソースのサポート |
Cisco Unified Communications Manager は、アナンシエータを含むメディア リソース グループ リストが会議ブリッジの存在するデバイス プールに割り当てられている場合に、会議ブリッジにアナンシエータ リソースのサポートを提供します。 Cisco Unified Communications Manager は、メディア リソース グループ リストが電話会議を制御するデバイスに直接割り当てられている場合には、会議ブリッジ向けにアナンシエータ リソースのサポートを提供しません。 |
ビデオ会議 |
ユーザがビデオ会議の開催を望む場合にのみビデオ会議ブリッジが使用されるようにするには、ビデオ会議ブリッジをメディア リソース グループに追加します。メディア リソース グループをメディア リソース グループ リストに追加し、ビデオ会議ブリッジを使用するデバイスまたはデバイス プールにメディア リソース グループ リストを割り当てます。 |
制約事項 |
説明 |
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メディア リソース グループの削除 |
メディア リソース グループ リストに割り当てられたメディア リソース グループを削除することはできません。 |
トランスコーダの削除 |
メディア リソース グループに割り当てられたトランスコーダは削除できません。 |
メディア リソースの削除 |
メディア リソース グループから最初にリソースを削除するか、またはメディア リソースを含むメディア リソース グループを削除しない限り、会議ブリッジなどのメディア リソース グループに属するメディア リソースを削除することはできません。 |