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Cisco Serviceability Reporter サービスは、特定のレポートについて統計情報のサマリーを表示するグラフを含む、日報を生成します。Reporter は、ログに記録された情報に基づいてレポートを 1 日 1 回生成します。
Serviceability GUI を使用して、 からレポートを表示します。レポートを表示する前に、Cisco Serviceability Reporter サービスをアクティブ化する必要があります。サービスをアクティブ化した後、レポートの生成に最大 24 時間かかる場合があります。
レポートには、前日の 24 時間のデータが含まれます。レポート名に追加されるサフィックスは、Reporter がレポートを生成した日付を表します。たとえば、AlertRep_mm_dd_yyyy.pdf です。[サービスアビリティ レポートのアーカイブ(Serviceability Reports Archive)] ウィンドウでは、この日付を使用して該当する日付だけのレポートを表示します。レポートは、前日のタイムスタンプを持つログ ファイルにあるデータから生成されます。システムは、現在の日付と過去 2 日間のログ ファイルを対象にデータを収集します。
レポートに表示される時刻にはサーバの「システム時刻」が反映されます。
レポートの生成中にサーバからログ ファイルを取得できます。
(注) | Cisco Unified Reporting Web アプリケーションは、1 つの出力にデータのスナップショット ビューを提供し、データ チェックを実行します。また、生成されたレポートをアーカイブすることもできます。詳細については、『Cisco Unified Reporting Administration Guide』を参照してください。 |
この項は、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service だけに適用されます。
Cisco Serviceability Reporter は最初のサーバでのみアクティブなため、Reporter は常に、他のサーバではなく、最初のサーバでのみレポートを生成します。
レポートに表示される時刻には最初のサーバの「システム時刻」が反映されます。最初のサーバとそれに続くサーバが異なるタイム ゾーンにある場合は、最初のサーバの「システム時刻」がレポートに表示されます。
クラスタ内のサーバ ロケーション間のタイム ゾーンの差は、レポート用にデータが収集されるときに考慮されます。
レポートの生成時に、個々のサーバまたはクラスタ内のすべてのサーバからログ ファイルを選択できます。
Cisco Unified Reporting Web アプリケーションの出力やデータ チェックには、アクセス可能なすべてのサーバからのクラスタ データが含まれます。
Cisco Serviceability Reporter は次のサービス パラメータを使用します。
RTMT Reporter Designated Node:RTMT Reporter が動作する指定ノードを指定します。このデフォルトは、Cisco Serviceability Reporter サービスが最初にアクティブ化されたサーバの IP アドレスです。
Cisco Unified Communications Manager のみ:Serviceability Reporter サービスは CPU を大量に消費するため、非コール処理ノードを指定することを推奨します。
Report Generation Time:午前 0 時以降の分数を指定します。レポートは最新日のこの時刻に生成されます。最小値は 0 で、最大値は 1439 です。
Report Deletion Age:レポートがディスクに保持される日数を指定します。指定した期間を経過したレポートは削除されます。最小値は 0 で、最大値は 30 です。
ヒント | レポートをディセーブルにするには、Report Deletion Age サービス パラメータの値を 0 に設定します。 |
サービス パラメータ設定に関する詳細については、次のガイドを参照してください。
Cisco Unified Communications Manager のみ:『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager 』
Connection のみ:『System Administration Guide for Cisco Unity Connection』
(注) | Cisco Unified Communications Manager のみ:ノードがネットワークから完全に削除され、Cisco Unified Communications Manager Administration のサーバ リストに表示されない場合、ログ ファイルにそのノードのデータが含まれている場合でも、Reporter はレポートを生成するときにそのノードを含めません。 |
デバイス統計レポートは、IM and Presence Service および Cisco Unity Connection には適用されません。
折れ線グラフには、Cisco Unified Communications Manager の各サーバ(および Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成内のクラスタ)の登録済み電話機の数が表示されます。グラフの各線はデータが利用できるサーバのデータを表し、クラスタ全体のデータを示す線がさらに 1 本あります(Cisco Unified Communications Manager クラスタのみ)。グラフ内の各データ値は、15 分の間に登録された電話機の平均数を表します。サーバにデータが表示されない場合、そのサーバを表す線は生成されません。登録済み電話機について、サーバ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成内のすべてのサーバ)のデータが存在しない場合、グラフは生成されません。メッセージ「利用可能なデバイス統計レポートのデータがありません(No data for Device Statistics report available)」が表示されます。
折れ線グラフには、登録済み MGCP FXO、FXS、PRI、T1CAS ゲートウェイの数が表示されます。各線は、Cisco Unified Communications Manager サーバ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成のクラスタ)のデータのみ表しています。つまり、4 本の線は各ゲートウェイ タイプのサーバ(またはクラスタ全体)の詳細を示します。グラフ内の各データ値は、15 分の間に登録された MGCP ゲートウェイの平均数を表します。あるゲートウェイに関するデータがサーバ(またはクラスタ内のすべてのサーバ)に存在しない場合、そのゲートウェイのデータを表す線は生成されません。すべてのゲートウェイに関するデータがサーバ(またはクラスタ内のすべてのサーバ)に存在しない場合、グラフは生成されません。
折れ線グラフには、H.323 ゲートウェイの数が表示されます。1 本の線により、H.323 ゲートウェイの詳細(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成のクラスタ全体の詳細)が示されます。グラフ内の各データ値は、15 分間での H.323 ゲートウェイの平均数を表します。サーバ(またはクラスタ内のすべてのサーバ)の H.323 ゲートウェイに関するデータが存在しない場合、グラフは生成されません。
折れ線グラフには、H.323 および SIP トランクの数が表示されます。2 本の線により、H.323 トランクおよび SIP トランクの詳細(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成のクラスタ全体の詳細)が示されます。グラフ内の各データ値は、15 分間での H.323 および SIP トランクの平均数を表します。サーバ(またはクラスタ内のすべてのサーバ)の H.323 トランクに関するデータが存在しない場合、H.323 トランクのデータを表す線は生成されません。サーバ(またはクラスタ内のすべてのサーバ)の SIP トランクに関するデータが存在しない場合、SIP トランクのデータを表す線は生成されません。トランクに関するデータがまったく存在しない場合、グラフは生成されません。
サーバ(またはクラスタ内の各サーバ)には、ファイル名パターン DeviceLog_mm_dd_yyyy_hh_mm.csv に一致するログ ファイルが格納されています。ログ ファイルには次の情報が格納されています。
クラスタ固有の統計情報は、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service によってのみサポートされます。
折れ線グラフには、サーバ(またはクラスタ内の各サーバ)の CPU 使用率のパーセンテージが表示されます。グラフの折れ線は、データが利用できるサーバのデータを表します(または、クラスタ内のサーバごとに 1 本の折れ線)。グラフ内の各データ値は、15 分間の平均 CPU 使用率を表します。サーバ(またはクラスタ内のいずれかのサーバ)のデータが存在しない場合、そのサーバを表す線は生成されません。生成する線がない場合は、Reporter はグラフを作成しません。メッセージ「サーバ統計レポートのデータがありません(No data for Server Statistics report available)」が表示されます。
折れ線グラフには、Cisco Unified Communications Manager サーバのメモリ使用率のパーセンテージ(%MemoryInUse)が表示されます。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成では、データが利用できるクラスタ内のサーバごとに 1 本の線があります。グラフ内の各データ値は、15 分間の平均メモリ使用率を表します。データが存在しない場合はグラフが生成されません。クラスタ構成でいずれかのサーバのデータが存在しない場合、Reporter はそのサーバを表す線を生成しません。
折れ線グラフには、サーバまたはクラスタ構成の各サーバ上の最大パーティションのディスク領域使用率のパーセンテージ(%DiskSpaceInUse)が表示されます。グラフ内の各データ値は、15 分間の平均ディスク使用率を表します。データが存在しない場合はグラフが生成されません。クラスタ構成でいずれかのサーバのデータが存在しない場合、Reporter はそのサーバを表す線を生成しません。
サーバ(またはクラスタ構成内の各サーバ)には、ファイル名パターン ServerLog_mm_dd_yyyy_hh_mm.csv に一致するログ ファイルが格納されています。ログ ファイルには次の情報が格納されています。
サービス統計レポートは、IM and Presence Service および Cisco Unity Connection をサポートしていません。
折れ線グラフには、CTI Manager(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成内の各 CTI Manager)の CTI オープン デバイスの数が表示されます。各折れ線グラフは、サービスがアクティブなサーバ(または Cisco Unified Communications Manager のクラスタ内の各サーバ)のデータを表します。グラフ内の各データ値は、15 分間の CTI オープン デバイスの平均数を表します。データが存在しない場合はグラフが生成されません。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成でいずれかのサーバのデータが存在しない場合、Reporter はそのサーバを表す線を生成しません。メッセージ「利用可能なサービス統計レポートのデータがありません(No data for Service Statistics report available)」が表示されます。
折れ線グラフには、CTI Manager(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成内の CTI Manager ごと)の CTI オープン回線の数が表示されます。グラフの折れ線は、Cisco CTI Manager サービスがアクティブなサーバのデータを表します(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成内のサーバごとに 1 本の線)。グラフ内の各データ値は、15 分間の CTI オープン回線の平均数を表します。データが存在しない場合はグラフが生成されません。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成でいずれかのサーバのデータが存在しない場合、Reporter はそのサーバを表す線を生成しません。
折れ線グラフには、TFTP サーバ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成内の TFTP サーバごと)の Cisco TFTP 要求の数が表示されます。グラフの折れ線は、Cisco TFTP サービスがアクティブなサーバのデータを示します(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のサーバごとに 1 本の線)。グラフ内の各データ値は、15 分間の TFTP 要求の平均数を表します。データが存在しない場合はグラフが生成されません。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成でいずれかのサーバのデータが存在しない場合、Reporter はそのサーバを表す線を生成しません。
折れ線グラフには、TFTP サーバ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成内の TFTP サーバごと)の中断された Cisco TFTP 要求の数が表示されます。グラフの折れ線は、Cisco TFTP サービスがアクティブなサーバのデータを示します(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のサーバごとに 1 本の線)。グラフ内の各データ値は、15 分間の中断された TFTP 要求の平均を表します。データが存在しない場合はグラフが生成されません。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成でいずれかのサーバのデータが存在しない場合、Reporter はそのサーバを表す線を生成しません。
サーバ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の各サーバ)には、ファイル名パターン ServiceLog_mm_dd_yyyy_hh_mm.csv に一致するログ ファイルが格納されています。ログ ファイルには次の情報が格納されています。
コール アクティビティ レポートは、IM and Presence Service および Cisco Unity Connection をサポートしていません。
コール アクティビティ レポートでは、次の折れ線グラフが表示されます。
クラスタの Cisco Unified Communications Manager コール アクティビティ
クラスタの H.323 ゲートウェイ コール アクティビティ
クラスタの MGCP ゲートウェイ コール アクティビティ
MGCP ゲートウェイ
クラスタのトランク コール アクティビティ
折れ線グラフには、試行された Cisco Unified Communications Manager コールと完了したコールの数が表示されます。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成では、折れ線グラフにはクラスタ全体の試行されたコールと完了したコールの数が表示されます。グラフは 2 本の線で構成され、1 本は試行されたコールの数、もう 1 本は完了したコールの数を示します。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合、各線はクラスタ値を表します。これは(データが利用できる)クラスタ内のすべてのサーバの値の合計です。グラフ内の各データ値は、15 分の間に試行されたコールと完了したコールの総数を表します。
完了した Cisco Unified Communications Manager コールのデータが存在しない場合、完了したコールのデータを表す線は生成されません。試行された Cisco Unified Communications Manager コールのデータが存在しない場合、試行されたコールのデータを表す線は生成されません。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成では、クラスタ内のサーバに関するデータが存在しない場合、そのサーバで試行されたコールと完了したコールを表す線は生成されません。Cisco Unified Communications Manager コール アクティビティのデータがまったく存在しない場合、グラフは生成されません。メッセージ「利用可能なコールアクティビティレポートのデータがありません(No data for Call Activities report available)」が表示されます。
折れ線グラフには、H.323 ゲートウェイの試行されたコールと完了したコールの数が表示されます。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成では、折れ線グラフにはクラスタ全体の試行されたコールと完了したコールの数が表示されます。グラフは 2 本の線で構成され、1 本は試行されたコールの数、もう 1 本は完了したコールの数を示します。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合、各線はクラスタ値を表します。これは(データが利用できる)クラスタ内のすべてのサーバの値の合計と同じ値です。グラフ内の各データ値は、15 分の間に試行されたコールと完了したコールの総数を表します。完了した H.323 ゲートウェイ コールのデータが存在しない場合、完了したコールのデータを表す線は生成されません。試行された H.323 ゲートウェイ コールのデータが存在しない場合、試行されたコールのデータを表す線は生成されません。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成では、クラスタ内のサーバに関するデータが存在しない場合、そのサーバで試行されたコールと完了したコールを表す線は生成されません。H.323 ゲートウェイ コール アクティビティのデータがまったく存在しない場合、グラフは生成されません。
折れ線グラフには、MGCP FXO、FXS、PRI、および T1CAS ゲートウェイの 1 時間に完了したコールの数が表示されます。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成では、グラフには Cisco Unified Communications Manager クラスタ全体の完了したコールの数が表示されます。グラフは最大 4 本の線で構成され、完了したコールの数が(データが利用できる)ゲートウェイ タイプごとに示されます。グラフ内の各データ値は、15 分の間に完了したコールの総数を表します。ゲートウェイのデータが存在しない場合、その特定のゲートウェイについて完了したコールのデータを表す線は生成されません。すべてのゲートウェイに関してデータが存在しない場合、グラフは生成されません。
折れ線グラフには、MGCP FXO ゲートウェイと FXS ゲートウェイの稼働中のポートおよびアクティブ ポートの数、および PRI ゲートウェイと T1CAS ゲートウェイの稼働中のスパンまたはアクティブ チャネルの数が表示されます。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合、グラフには Cisco Unified Communications Manager クラスタ全体のデータが表示されます。グラフは 8 本の線で構成され、MGCP FXO および FXS の稼働中のポートの数に 2 本、MGCP FXO および FXS のアクティブ ポートの数に 2 本割り当てられています。残りの 4 本は、PRI および T1CAS ゲートウェイの稼働中のスパンとアクティブ チャネルの数を示しています。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合、各線はクラスタ値を表します。これは(データが利用できる)クラスタ内のすべてのサーバの値の合計です。グラフ内の各データ値は、15 分間での稼働中のポートの総数、アクティブ ポートの数、稼働中のスパンの数、またはアクティブ チャネルの数を表します。すべてのサーバについて、ゲートウェイ(MGCP PRI、T1CAS)の稼働中のスパンまたはアクティブ チャネルの数に関するデータが存在しない場合、そのゲートウェイのデータを表す線は生成されません。
折れ線グラフには、SIP トランクと H.323 トランクの 1 時間に完了したコールと試行されたコールの数が表示されます。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合、グラフには Cisco Unified Communications Manager クラスタ全体の完了したコールと試行されたコールの数が表示されます。グラフは 4 本の線で構成され、2 本は(データが利用できる)SIP および H.323 トランクの完了したコールの数、もう 2 本は試行されたコールの数を示します。Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成の場合、各線はクラスタ値を表します。これは(データが利用できる)クラスタ内のすべてのノードの値の合計です。グラフ内の各データ値は、15 分の間に完了したコールの総数または試行されたコールの数を表します。トランクのデータが存在しない場合、その特定のトランクについて完了したコールまたは試行されたコールを表す線は生成されません。両方のトランク タイプに関してデータが存在しない場合、グラフは生成されません。
サーバ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成内の各サーバ)には、ファイル名パターン CallLog_mm_dd_yyyy_hh_mm.csv に一致するログ ファイルが格納されています。ログ ファイルには次の情報が格納されています。
Cisco Unified Communications Manager(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の各サーバ)の試行されたコールおよび完了したコール
H.323 ゲートウェイ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の各サーバのゲートウェイ)の試行されたコールおよび完了したコール
MGCP FXO、FXS、PRI、T1CAS ゲートウェイ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の各サーバのゲートウェイ)の完了したコール
(Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の各サーバの)MGCP FXO ゲートウェイと FXS ゲートウェイの稼働中のポートおよびアクティブ ポート、および PRI ゲートウェイと T1CAS ゲートウェイの稼働中のスパンおよびアクティブ チャネル
H.323 トランクと SIP トランクの試行されたコールおよび完了したコール
アラート サマリー レポートには、その日に生成されたアラートの詳細が表示されます。
クラスタ固有の統計情報は、Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service でのみサポートされます。
クラスタ内のノードごとのアラートの数が円グラフに表示されます。グラフには、生成されたアラートのサーバ全体の詳細が表示されます。円グラフの各領域は、クラスタの特定のサーバに対して生成されたアラートの数を表しています。グラフには、クラスタ内のサーバ(Reporter によってその日にアラートが生成されたサーバ)と同じ数の領域が含まれます。あるサーバのデータがない場合、そのサーバを表すチャートの領域はありません。すべてのサーバのデータが存在しない場合はグラフが生成されません。メッセージ「その日はアラートが生成されませんでした(No alerts were generated for the day)」が表示されます。
Cisco Unity Connection のみ:円グラフには、サーバのアラート数が示されます。グラフには、生成されたアラートのサーバ全体の詳細が表示されます。サーバのデータが存在しない場合はグラフが生成されません。メッセージ「その日はアラートが生成されませんでした(No alerts were generated for the day)」が表示されます。
次のグラフは、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のサーバごとのアラート数を表す円グラフの例を示しています。
アラートの重大度ごとのアラート数が円グラフに表示されます。グラフには、生成されたアラートの重大度の詳細が表示されます。円グラフの各領域は、生成された特定の重大度タイプのアラートの数を表します。グラフには、(Reporter によってその日に生成されたアラートの)重大度と同じ数の領域が含まれます。ある重大度のデータがない場合、その重大度を表すチャートの領域はありません。データが存在しない場合はグラフが生成されません。
次のグラフは、Cisco Unified Communications Manager クラスタの重大度ごとのアラート数を表す円グラフの例を示しています。
特定のアラート タイプのアラート数が棒グラフに表示されます。グラフには、アラート タイプに基づいて生成されたアラートの詳細が表示されます。それぞれの折れ線は、そのアラート タイプのアラートの数を表します。グラフには、アラート数が多いものから順に、最初の 10 個のアラートの詳細のみが表示されます。特定のアラート タイプのデータがない場合、そのアラートを表す折れ線はありません。アラート タイプのデータがない場合はグラフが生成されません。
次のグラフは、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の上位 10 のアラートを表す棒グラフの例を示しています。
サーバ(またはクラスタ内の各サーバ)には、ファイル名パターン AlertLog_mm_dd_yyyy_hh_mm.csv に一致するログ ファイルが格納されています。ログ ファイルには次の情報が格納されています。
パフォーマンス保護レポートは、IM and Presence Service および Cisco Unity Connection をサポートしていません。
パフォーマンス保護レポートには、特定のレポートの統計情報を表示するさまざまなグラフで構成される要約が表示されます。Reporter は、ログに記録された情報に基づいてレポートを 1 日 1 回生成します。
パフォーマンス保護レポートは、過去 7 日間のデフォルト モニタリング オブジェクトに関する傾向分析情報を提供します。この情報により、Cisco Intercompany Media Engine に関する情報を追跡できます。レポートには、Cisco IME クライアントの総コール数およびフォールバック コール率を示す Cisco IME クライアント コール アクティビティ グラフが表示されます。
Cisco Unified Communications Manager コール アクティビティ
登録済み電話機および MGCP ゲートウェイの数
システム リソースの使用率
デバイスとダイヤル プランの数量
折れ線グラフには、試行されたコールと完了したコールの数の 1 時間ごとの増減率がアクティブ コール数として表示されます。Cisco Unified Communications Manager のクラスタ構成では、クラスタ内の各サーバのデータについてグラフが作成されます。グラフは 3 本の線で構成され、それぞれ試行されたコールの数、完了したコールの数、およびアクティブ コールを示します。コール アクティビティのデータが存在しない場合、Reporter はグラフを生成しません。
折れ線グラフには、登録済み電話機および MGCP ゲートウェイの数が表示されます。Cisco Unified Communications Manager のクラスタ構成の場合、グラフにはクラスタ内の各サーバのデータが表示されます。グラフは 2 本の線で構成され、1 本は登録済み電話機の数、もう 1 本は MGCP ゲートウェイの数を示します。電話機または MGCP ゲートウェイのデータがない場合、Reporter はグラフを生成しません。
折れ線グラフには、サーバ(または Cisco Unified Communications Manager クラスタ構成のクラスタ全体)の CPU 負荷率とメモリ使用率(バイト)が表示されます。グラフは 2 本の線で構成され、1 本は CPU 負荷、もう 1 本はメモリ使用率を示します。Cisco Unified Communications Manager のクラスタでは、各線はクラスタ値を表します。これは(データが利用できる)クラスタ内のすべてのサーバの値の平均です。電話機または MGCP ゲートウェイのデータがない場合、Reporter はグラフを生成しません。
2 つのテーブルに、デバイスの数およびダイヤル プラン コンポーネントの数に関する Cisco Unified Communications Manager データベースの情報が表示されます。デバイス テーブルは、IP フォン、Cisco Unity Connection ポート、H.323 クライアント、H.323 ゲートウェイ、MGCP ゲートウェイ、MOH リソース、および MTP リソースの数を示します。ダイヤル プラン テーブルは、電話番号と回線、ルート パターン、およびトランスレーション パターンの数を示します。
Cisco Serviceability Reporter サービスは、Cisco Unified Serviceability の日次レポートを生成します。各レポートには、特定のレポートの統計を示すさまざまなチャートを構成する要約が表示されます。Reporter は、ログに記録された情報に基づいてレポートを 1 日 1 回生成します。
ここでは、[サービスアビリティ レポートのアーカイブ(Serviceability Reports Archive)] ウィンドウの使用方法について説明します。
Cisco Serviceability Reporter サービスをアクティブ化します。このサービスをアクティブ化すると、CPU に高い負荷がかかります。サービスをアクティブ化した後、レポートの生成に最大 24 時間かかる場合があります。
Cisco Unified Communications Manager の場合のみ:このサービスはコール処理を行わないサーバでアクティブ化することを推奨します。
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [サーバ(Server)] リスト ボックスで、必要なサーバを選択し、[移動(Go)] を選択します。 |
ステップ 3 | [パフォーマンスおよびモニタリング サービス(Performance and Monitoring services)] ペインに移動します。 |
ステップ 4 | [Cisco Serviceability Reporter サービス(Cisco Serviceability Reporter service)] チェックボックスをオンにして、[Save(保存)] を選択します。 |
ステップ 5 | を選択します。 |
ステップ 6 | [サーバ(Server)] リスト ボックスで、必要なサーバを選択し、[移動(Go)] を選択します。 |
ステップ 7 | [パフォーマンスおよびモニタリング サービス(Performance and Monitoring services)] に移動し、Cisco Serviceability Reporter を探します。 |
ステップ 8 | Cisco Serviceability Reporter のステータスが [起動済み(Started)] かつ [アクティブ化(Activated)] になっていることを確認します。Cisco Serviceability Reporter が動作していない場合は、Cisco Serviceability Reporter を選択し、[開始(Start)] を選択します。 |
ブラウザでサーバ名を入力して Cisco Unified IM and Presence Serviceability を開いた場合は、レポートを表示する前に Cisco Unified IM and Presence Serviceability にサインインする必要があります。
Cisco Unified IM and Presence Serviceability サービスは、他のノードでサービスを有効にした場合でも、必ず最初のノードでレポートを生成します。
Cisco Serviceability Reporter サービスをアクティブ化します。サービスをアクティブ化した後、レポートの生成に最大 24 時間かかる場合があります。
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | [年月(Month-Year)] セクションで、レポートを表示する月と年を選択します。 | ||
ステップ 3 | レポートが生成された日に対応するリンクを選択し、必要なレポートを表示します。 | ||
ステップ 4 | 表示するレポートのリンクを選択し、特定の PDF レポートを表示します。 [トレースフィルタ設定(Trace Filter Settings)] 領域のデバイスに関係するセクションは、IM and Presence には関係しません。
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この項の内容は、IM and Presence Service には適用されません。
[CDRの管理設定(CDR Management Configuration)] ウィンドウを使用して、呼詳細レコード(CDR)ファイルと呼管理レコード(CMR)ファイルに割り当てるディスク領域の容量、ファイルを削除するまでの保存日数、および CDR の送信先となる最大 3 つの課金アプリケーション サーバを設定します。CDR Repository Manager サービスは、CDR ファイルと CMR ファイルが正常に送信されるか、[CDRの管理設定(CDR Management Configuration)] ウィンドウで課金アプリケーション サーバが変更または削除されるか、ファイルが保存期間を過ぎて削除されるまで、[CDRの管理設定(CDR Management Configuration)] ウィンドウに設定されている課金サーバに対して、これらのファイルの送信を繰り返し試行します。
(注) | [エンタープライズ パラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウにアクセスするには、Cisco Unified Communications Manager Administration を開き、 の順に選択します。CDR File Time Interval パラメータは、CDR データを収集する際の間隔を指定します。たとえば、この値を 1 に設定すると、各ファイルには 1 分間の CDR データ(有効になっている場合は CDR と CMR)が含まれます。外部課金サーバと CAR データベースは、この間隔が経過するまで各ファイルのデータを受信しません。そのため、このパラメータに設定する間隔を決める際には、どのくらい早く CDR データにアクセスする必要があるかを考慮してください。たとえば、このパラメータを 60 に設定すると、各ファイルには 60 分間のデータが含まれますが、60 分が経過し、レコードが CAR データベースに書き込まれ、CDR ファイルが設定済みの課金サーバに送信されるまで、そのデータは使用できません。デフォルト値は 1 です。最小値は 1 で、最大値は 1440 です。この必須フィールドの測定単位は分です。 |
CDR Agent と CDR Repository Manager の両方により、CDR File Time Interval に依存しない間隔でファイルが処理されます。CDR Repository Manager は、課金アプリケーション サーバに既存のすべての CDR ファイルを送信し、6 秒間スリープしてから送信する新しいファイルを確認して、この 6 秒間隔の動作を継続して行います。宛先(外部課金アプリケーション サーバ)が応答しない場合、スリープ間隔の 2 倍の長さ(12 秒)でプロセスが再試行されます。配信が失敗するたびにスリープ時間が倍増し(6、12、24、48 秒というように)、これは 2 分間に達するまで続きます。それ以降は配信が成功するまで 2 分間隔になります。配信が成功すると、自動的に 6 秒間隔に戻ります。
ユーザは、6 秒の処理間隔および障害時に倍増するスリープ間隔を設定できません。ユーザが設定できるのは、CDR File Time Interval エンタープライズ パラメータだけです。最初のファイル配信失敗後はアラートは送信されません。デフォルトでは、任意の課金アプリケーション サーバにファイルを配信する Cisco CDR Repository Manager サービスが 2 回目に配信に失敗した後に、CDRFileDeliveryFailed アラートが生成されます。電子メールを送信したり、ポケットベルなどで通知するようにアラートを設定できます。アラートの設定の詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』の「Working with Alerts」の章を参照してください。
それ以降に課金アプリケーション サーバにファイルを配信できなかった場合は、CDRFileDeliveryFailureContinues の syslog アラームが生成されます。
CDR Agent はほぼ同じように動作します。まず、パブリッシャに既存のすべての CDR ファイルを送信します。送信する追加ファイルがない場合、CDR Agent は 6 秒間スリープしてから新しいファイルを確認します。配信が失敗するとすぐにスリープ間隔が 1 分間に変更され、配信が成功するまで 1 分間隔になります。ファイルの配信が成功すると、6 秒間隔に戻ります。
CDR Agent が最初にファイル配信に失敗した後は、アラートは送信されません。デフォルトでは、CDR Agent が 2 回目に配信に失敗した後に、CDRAgentSendFileFailed アラートが生成されます。電子メールを送信したり、ポケットベルなどで通知するようにアラートを設定できます。アラートの設定の詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』の「Working with Alerts」の章を参照してください。
それ以降にファイルを配信できなかった場合は、CDRAgentSendFileFailedContinues の syslog アラームが生成されます。
ファイル転送タイマーを起動または再起動する必要がある場合は、[Cisco Unified Serviceability] ウィンドウに移動し、 を選択すると、Cisco CDR Repository Manager または CDR Agent プロセスを再開できます。
High Water Mark パラメータに基づいてファイルの削除を有効にすると、CDR Repository Manager サービスは、CDR ファイルと CMR ファイルが使用するディスク領域の容量をモニタします。ディスク使用率が設定されている上限を超えると、ディスク領域が下限値に達するか、正常に配信されたファイルがすべて削除されるまで、すべての宛先に正常に配信され、(CAR がアクティブな場合は)CAR データベースにロードされた CDR ファイルおよび CMR ファイルがパージされます。正常に配信されたファイルがすべて削除された後もディスク使用率が上限を超えている場合は、ディスク使用率が設定されているディスク割り当て量を超えていない限り、それ以上ファイルは削除されません。ディスク使用率が設定されているディスク割り当て量を超える場合は、ファイルが保存期間内であるかどうか、または正常に配信されたかどうかに関係なく、ディスク使用率が上限を下回るまで、最も古いファイルからパージされます。
(注) | High Water Mark パラメータに基づくファイルの削除を有効にするかどうかに関係なく、ディスク使用率が設定されているディスク割り当て量を超える場合は、CDR Repository Manager サービスによって、ディスク使用率が上限を下回るまで、最も古いファイルから CDR ファイルおよび CMR ファイルが削除されます。 |
Cisco Log Partition Monitoring Tool サービスは、CDR Repository Manager に配信されていない CDR フラット ファイルおよび CMR フラット ファイルのディスク使用率をモニタします。
Cisco Unified Communications Manager のみ:サーバのログ パーティションのディスク使用率が設定されている上限を超過し、サービスによって他のログ ファイルとトレース ファイルがすべて削除されている場合は、ログ パーティション モニタ サービスによって、CDR Repository Manager に配信されていない後続ノードの CDR/CMR ファイルが削除されます。
ログ パーティション モニタリングの詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。
フィールド | 説明 | ||
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CDR および CMR フラット ファイル ストレージに割り当てる数値をメガバイトで選択します。 デフォルトのディスクの割り当てと範囲は、サーバのハード ドライブのサイズによって変わります。
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このフィールドには、CDR ファイルおよび CMR ファイルに割り当てられるディスク容量の最大割合を指定します。たとえば、[ディスク割り当て(Disk Allocation)] フィールドから 2000 メガバイトを選択し、[上限(%)(High Water Mark (%))] フィールドから 80% を選択した場合、上限は 1600 メガバイトになります。上限の割合に加えて、CAR データベースの CDR 数は 1 つの Cisco Unified Communications Manager サーバで 2,000,000 レコードを超えることはできません。 ディスク使用率が指定した割合を超えた場合、または CDR の総数が上限を超えた場合で、[HWMに基づくCDRまたはCMRファイルの削除の無効化(Disable CDR/CMR Files Deletion Based on HWM)] チェックボックスがオフにされている場合には、正常に処理された CDR ファイルおよび CMR ファイル(課金サーバに送信され、CAR にロードされたもの)が、最も古いファイルから自動的に消去され、ディスク使用率が [下限(%)(Low Water Mark (%))] ドロップダウン リスト ボックスで指定した量になるまで減らされます。 ディスク使用率が依然として下限または上限を超えている場合、ディスク使用率がディスク割り当ての値を超えていなければ、未配信のファイルまたはアンロードされたファイルは削除されません。 [HWMに基づくCDRまたはCMRファイルの削除の無効化(Disable CDR/CMR Files Deletion Based on HWM)] チェックボックスをオンにした場合は、CDR と CMR がこのフィールドで指定した割合に基づいて削除されることはありません。
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このフィールドには、常に使用可能な CDR ファイルおよび CMR ファイルに割り当てるディスク容量の割合を指定します。たとえば、[ディスク割り当て(Disk Allocation)] フィールドから 2000 メガバイトを選択し、[下限(%)(Low Water Mark (%))] フィールドから 40% を選択した場合、下限は 800 メガバイトになります。 |
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CDRまたはCMRファイルの保持期間(日数)(CDR / CMR Files Preservation Duration (Days)) |
CDR ファイルおよび CMR ファイルを保持する日数を選択します。CDR Repository Manager は保持期間を過ぎたファイルを削除します。
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HWMに基づくCDRまたはCMRファイルの削除の無効化(Disable CDR/CMR Files Deletion Based on HWM) |
ディスク使用率が [上限(%)(High Water Mark (%))] フィールドで指定した割合を超えた場合でも CDR と CMR を削除したくない場合は、このチェックボックスをオンにします。デフォルトではこのチェックボックスはオフにされているため、ディスク使用率が上限を超過するとシステムによって CDR と CMR が削除されます。 |
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CDR Repository Managerのホスト名(CDR Repository Manager Host Name) |
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CDR Repository Managerのホストアドレス(CDR Repository Manager Host Address) |
CDR の送信先となるアプリケーション課金サーバを設定するには、次の手順を使用します。最大 3 台の課金サーバを設定できます。
フィールド | 説明 | ||
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CDR の送信先となるアプリケーション課金サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 このフィールドの値を変更すると、新しい宛先に未配信のファイルを送信するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。 |
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設定済みの課金サーバへ CDR ファイルを送信するために使用するプロトコルを FTP または SFTP から選択します。 |
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CDR の送信先となるアプリケーション課金サーバ上のディレクトリ パスを入力します。指定するパスは、アプリケーション課金サーバで動作しているオペレーティング システムによって、「"/"」または「"\"」で終了する必要があります。
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[障害時に再送(Resend on Failure)] ボックスをオンにすると、FTP または SFTP 接続が復旧した後に古い CDR および CMR ファイルを課金サーバに送信するように CDRM に通知されます。ボックスをオンにすると、Resend on Failure フラグが True に設定されます。チェックボックスをチェックしない場合、Resend on Failure フラグが False に設定されます。 さまざまなシナリオが発生する可能性があります。課金サーバの Resend on Failure フラグが True に設定されている場合、すべての CDR ファイルが課金サーバに移動されます。Resend On Failure フラグが False に設定されている場合、課金サーバのシャットダウン中に生成された CDR ファイルが処理済みのフォルダに移動されますが、課金サーバには移動されません。Resend on Failure フラグが最初に True に設定された後で何度か変更された場合、[障害時に再送(Resend on Failure)] ボックスがオンになるたびに CDR ファイルが課金サーバに移動されます。 |
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ステップ 1 |
を選択します。 [CDR の管理設定(CDR Management Configuration)] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 2 | 削除するアプリケーション課金サーバの隣にあるチェックボックスをオンにして、[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
このサーバを削除すると、このサーバにまだ送信されていない CDR ファイルまたは CMR ファイルがこのサーバに送信されず、正常に送信されたファイルとして処理されることを示すメッセージが表示されます。
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ステップ 3 | 削除を完了するには、[OK] をクリックします。 |
この項の内容は、IM and Presence Service には適用されません。
ここでは、Cisco Unified Serviceability のロケーション機能([ツール(Tools)] > [ロケーション(Locations)])について説明します。この機能を使用すると、管理者は企業内の設定済みロケーションの詳細を表示し、リンクおよびロケーション内の不一致を把握し、2 つのロケーション間の有効なパスを確認し、ロケーションの切断されたグループを識別することができます。
Cisco Unified Serviceability のロケーション トポロジは、企業で設定されているロケーションの詳細を提供します。ロケーション トポロジとは、ネットワーク内でのメディアのフローを表すモデル化されたトポロジを意味します。
よく用いられる用語とその定義を以下に示します。
アサーション
アサーションとは、クラスタで設定されているロケーション、リンクの帯域幅、および重みの値を意味します。アサートされた値は、別のクラスタに複製することができます。
不一致
不一致は、さまざまなクラスタ間でアサートされたロケーションの帯域幅の値やリンクの帯域幅、重みの値に違いがある場合に発生します。
有効なパス
有効なパスとは、2 つのエンド ロケーションを接続する一連の中間ロケーションであり、隣り合うロケーション間の各リンクには重みが割り当てられます。有効なパスは累積した重みが最も少ないものとして決定され、任意の 2 つのエンド ロケーション間で帯域幅の差し引きに使用される唯一のパスです。
ここでは、Cisco Unified Serviceability でロケーション トポロジを検索して表示する方法について説明します。
ステップ 1 | Cisco Unified Serviceability で、 の順に選択します。 [ロケーショントポロジ(Locations Topology)] ウィンドウが表示されます。 | ||||
ステップ 2 | [ロケーション名でロケーションを検索(Find Locations Where Location Name)] ドロップダウン ボックスから、フィルタ条件を選択します。 | ||||
ステップ 3 | [ロケーション名でロケーションを検索(Find Locations Where Location Name)] フィールドに検索文字列を入力し、[検索(Find)] をクリックします。
選択したフィルタ条件でロケーションのリストが表示されます。 | ||||
ステップ 4 | リスト内で任意のロケーションをクリックして展開し、ロケーション内の詳細とリンクの詳細を表示します。 ロケーション内の詳細には音声、ビデオ、イマーシブ帯域幅が含まれ、リンクの詳細には 2 つのロケーションを接続するリンクの詳細(重み付け、音声、ビデオ、イマーシブ帯域幅など)が含まれます。
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ステップ 5 | 任意のロケーションのアサーションの詳細を表示するには、展開した詳細セクションの下部にある [アサーションの詳細を表示(View Assertion Details)] リンクをクリックします。 [アサーションの詳細(Assertion Details)] ウィンドウが表示されます。 | ||||
ステップ 6 | [ロケーショントポロジ(Locations Topology)] ウィンドウに戻るには、[閉じる(Close)] をクリックします。
XML 形式のトポロジ データの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager XML Developers Guide』を参照してください。 |
ロケーション内設定のアサーション:[クラスタでアサート(Asserted by Cluster)]、[オーディオ(Audio)]、[ビデオ(Video)]、[イマーシブ帯域幅(Immersive bandwidth)] など、ロケーション内のアサーションの詳細が含まれます。[クラスタでアサート(Asserted by Cluster)] カラムには、特定のロケーションをアサートするすべてのクラスタの名前が表示されます。
リンクのアサーション:[クラスタでアサート(Asserted by Cluster)]、[重み付け(Weight)]、[オーディオ(Audio)]、[ビデオ(Video)]、[イマーシブ帯域幅(Immersive bandwidth)] など、2 つのロケーションを接続するリンクのアサーションの詳細が含まれます。
[ロケーションの不一致(Locations Discrepancy)] 画面には、さまざまなロケーション設定のアサーションにおける競合が表示されます。
次の詳細情報が表示されます。
ステップ 1 | Cisco Unified Serviceability で、 の順に選択します。 [ロケーションの不一致(Location Discrepancy)] ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 2 | リンク設定の不一致とロケーション内設定の不一致のリストが表示されます。
不一致が検出されなかった場合、次のステータス メッセージが表示されます。 「不一致が見つかりません(No discrepancies found)」 | ||
ステップ 3 | リストで、リンク名またはロケーション名をクリックして展開し、異なるクラスタによってアサートされている設定の詳細を表形式で表示します。 下の行には、音声、ビデオ、イマーシブ帯域幅プールおよび重み付けのために考慮される有効値が表示されます(リンクの場合)。有効値と一致しない値は赤で強調表示されます。
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Cisco Unified Serviceability の [有効なパス(Effective Path)] 画面には、管理者が指定する 2 つのロケーション間で確立される音声、ビデオ、またはイマーシブ コールにメディアが使用する有効なパスの詳細が表示されます。この画面には、有効なパスの各リンクおよび内部ロケーションで使用可能な帯域幅と設定された帯域幅が表示されます。管理者は、コールの発信で帯域幅の問題が生じた場合に、このレポートを使用してリンクと内部ロケーションでの帯域幅の可用性を判断することができます。また、コールの発信時の帯域幅の問題を修復し、帯域幅の可用性が低い場所を検索するためにも Cisco Unified Serviceability の [有効なパス(Effective Path)] を使用できます。
Cisco Unified Serviceability の [有効なパス(Effective Path)] 画面には、選択した 2 つのロケーション間について次の詳細が表示されます。
[クイックパスの概要(Quick Path Overview)]:累積的な重みと、有効なパス全体の設定済みおよび使用可能な音声、ビデオ、イマーシブ帯域幅の値の一部が表示されます。
[詳細パスビュー(Detailed Path View)]:有効なパスを構成するロケーションとリンクに対する音声、ビデオ、イマーシブ コールの重みと帯域幅の値(使用可能および設定済み)が表示されます。発信元のロケーションが上位、宛先のロケーションが下位という順序で表形式で表示されます。
(注) | レポートに表示される使用可能な帯域幅の値は、有効なパスを表示した時点での値です。Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool ではリアルタイムの値を表示できます。 |
ステップ 1 | Cisco Unified Serviceability で、 の順に選択します。 [有効なパス(Effective Path)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 2 | [ロケーション(Locations)] ドロップダウン ボックスから、有効なパスが必要な任意の 2 つのロケーションを選択し、[検索(Find)] をクリックします。 または、入力ボックスにロケーション名を入力し、一致するロケーション名が表示されたら、[検索(Find)] をクリックします。 [クイックパスの概要(Quick Path Overview)] セクションや [詳細パスビュー(Detailed Path View)] セクションなどの有効なパスに関する詳細が表示されます。選択した 2 つのロケーション間にパスが存在しない場合、次のステータス メッセージが表示されます。 「<From_Location>と<To_Location>の間にパスが存在しません。(No path exists between <From_Location> and <To_Location>.)」 |
Cisco Unified Serviceability の [切断されたグループ(Disconnected Groups)] 画面では、管理者がトポロジの一部であるロケーション間の切断を確認し、分析することができます。この画面には切断されたグループのロケーションの一覧が表示され、接続が必要なロケーションを管理者が理解するのに役立ちます。
トポロジ内での切断は、2 つのロケーション間にリンクが設定されていないか、共有ロケーション名のスペルが間違っている場合に発生します。
(注) | [切断されたグループ(Disconnected Groups)] 画面には、切断されたロケーションのグループだけが表示され、比較することができます。接続されたロケーションの詳細については、『Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager』のロケーション設定に関するトピックを参照してください。 |
ここでは、Cisco Unified Serviceability で切断されたグループを表示する方法について説明します。
[切断されたグループ(Disconnected Groups)] 画面が表示されます。 |
切断されたグループのリスト 選択(Select) 切断されたグループを選択して別の切断されたグループと比較する場合に、このボックスをオンにします。 比較する際はグループを 2 つだけ選択できます。 グループ ID(Group ID) 選択したグループの自動生成された一意の ID 番号が表示されます。 説明(Description) グループ内の最初と最後のロケーションの名前が(アルファベット順に)表示されます。 切断されたグループに 1 つのノードだけが存在する場合、そのノードの名前だけがここに表示されます。 ロケーションの数(No of Locations) グループ内のロケーションの数が表示されます。 選択したグループの比較(Compare Selected Groups) 選択したグループを表示および比較するには、このボタンをクリックします。このボタンをクリックすると、選択したグループに関する詳細が表示されます。 選択したすべてのグループについて、そのグループに含まれるロケーションの名前と、ロケーションをアサートする対応するクラスタが表示されます。次の「選択したグループの比較ビュー」を参照してください。 選択したグループの比較ビュー ロケーション名(Location Name) グループに含まれているすべてのロケーションの名前がこのカラムに表示されます。 クラスタでアサート(Asserted by Cluster) 特定のロケーションをアサートするすべてのクラスタの名前がこのカラムに表示されます。
表 3 [切断されたグループ(Disconnected Groups)] 画面の設定設定
説明
注意
(注)
切断されたグループにロケーションが存在しない場合、次のステータス メッセージが表示されます。
「切断されたグループのロケーションが見つかりません(No disconnected groups of locations found)」
(注) | 切断されたグループのリストは、どのカラムでもソートできます。デフォルトでは、グループは [ロケーションの数(No of Locations)] カラムでソートされます。 |