この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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Cisco Unity Connection は、Cisco Unified CM サーバのポート グループが含まれている Cisco Unified Communications Manager 電話システム連動と、Cisco Unified Communications Manager Express サーバを連動させることができます。この設定は通常、WAN リンクがダウンした場合にブランチ オフィスで呼処理機能を維持するために使用されます。
Cisco Unified CM Express のバージョンと Cisco Unity Connection のバージョンが、Cisco Unity Connection の互換性マトリックス(http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unity-connection/products-device-support-tables-list.html)でサポートされている組み合わせである必要があります。
通常、Cisco Unified CM 電話システム連動は、Cisco Unified CM Express サーバの追加前に作成されます。
Cisco Unity Connection は、Cisco Unified CM サーバのポート グループが含まれている Cisco Unified Communications Manager 電話システム連動と、Cisco Unified Communications Manager Express サーバを連動させることができます。この設定は通常、WAN リンクがダウンした場合にブランチ オフィスで呼処理機能を維持するために使用されます。
Cisco Unified CM Express のバージョンと Cisco Unity Connection のバージョンが、Cisco Unity Connection の互換性マトリックス(http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unity-connection/products-device-support-tables-list.html)でサポートされている組み合わせである必要があります。
通常、Cisco Unified CM 電話システム連動は、Cisco Unified CM Express サーバの追加前に作成されます。
ネットワークに Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST)ルータが含まれている状況で、Cisco Unified SRST ルータが Cisco Unified CM から通話処理機能を引き継いだ場合(WAN リンクのダウンなどの理由で)、支社の電話機は動作を続行できます。ただし、この場合は、連動機能に次の制約が加えられます。
通話中グリーティングへの通話転送:Cisco Unified SRST ルータが PSTN に対して FXO/FXS 接続を使用している状況で、支社から Cisco Unity Connection に着信が転送された場合、通話中グリーティングを再生することはできません。
内線グリーティングへの通話転送:Cisco Unified SRST ルータが PSTN に対して FXO/FXS 接続を使用している状況で、支社から Cisco Unity Connection に着信が転送された場合、内線グリーティングを再生することはできません。PSTN は FXO 回線の発番号を提供するため、発信者はユーザとして識別されません。
着信転送:PSTN に到達するにはアクセス コードが必要であるため、Unity Connection から支社への着信転送は失敗します。
識別されているユーザのメッセージ:Cisco Unified SRST ルータが PSTN に対して FXO/FXS 接続を使用し、支社のユーザがメッセージを残したり通話を転送したりする場合、そのユーザは識別されません。発信者は、身元不明発信者と表示されます。
メッセージ待機インジケータ:MWI は支社の電話機では更新されません。そのため、新規メッセージが到着した場合や、すべてのメッセージを聞いた場合、MWI はその状況を正しく反映しません。WAN リンクが再確立された場合は、MWI を再同期化することを推奨します。
ルーティング規則:Cisco Unified SRST ルータが PSTN に対して FXO/FXS 接続を使用している状況で、支社から Unity Connection に着信が到達した場合(一般の着信または転送呼)、ルーティング規則は失敗します。
Cisco Unified SRST ルータが PRI/BRI 接続を使用している場合、支社から Unity Connection への通話の発信者 ID は、PSTN によって提供される完全な番号(局番および内線番号)となる場合があるため、Unity Connection ユーザの内線番号と一致しないことがあります。このケースに該当する場合は、代行内線番号を使用して発信者 ID を認識するように Unity Connection を設定できます。
SRST を使用する場合は、Redirected Dialed Number Information Service(RDNIS)がサポートされている必要があります。
Cisco Unified SRST ルータの設定については、該当する『Cisco Unified SRST System Administrator Guide』の「Integrating Voice Mail with Cisco Unified SRST」の章を参照してください。このドキュメントは、http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-survivable-remote-site-telephony/products-installation-and-configuration-guides-list.html にあります。
自動代替ルーティング(AAR)を使用する場合は、RDNIS がサポートされている必要があります。
AAR では、WAN が加入過多の状態になった場合に、PSTN を介して通話を転送できます。ただし、PSTN を介して再転送される場合は、RDNIS が影響を受けることがあります。Cisco Unity Connection がメッセージング クライアントに対してリモートである場合は、正しくない RDNIS 情報によって、AAR が PSTN を介して再ルーティングするボイスメール コールに影響が及ぶことがあります。RDNIS 情報が誤っている場合、通話はダイヤル先のユーザのボイスメール ボックスに到達せず、代わりに自動応答プロンプトを受信します。その場合、発信者は、到達先の内線番号の再入力を要求されることがあります。この動作は主に、電話通信事業者がネットワークを介した RDNIS を保証できない場合の問題です。通信事業者が RDNIS の正常な送信を保証できない理由は数多くあります。通信事業者に問い合わせて、回線のエンドツーエンドで RDNIS の送信を保証しているかどうかを確認してください。オーバーサブスクリプションの状態になった WAN に対して AAR を使用する代わりの方法は、単に、オーバーサブスクリプションの状況で発信者にリオーダー トーンが聞こえるようにすることです。