この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail(Cisco Unity Connection SRSV)は、Cisco Services Ready Engine(SRE)ブレード(Cisco Unified SRST ルータ上にマウント)または仮想マシンのいずれかにインストールできます。
(注) | SRST ブレードに Unity Connection SRSV をインストールする場合は、SRE ブレードを仮想化し、それに Unity Connection サーバをインストールする必要があります。SRE の仮想化は、VMware ESXi v5.1、5.5、6.0、6.5 でサポートされています。詳細については、『Installation and Configuration Guide for Cisco Services Ready Engine Virtualization 1.0』の「Cisco Services Ready Engine Virtualization Overview」の章を参照してください。このドキュメントは、http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/interfaces_modules/services_modules/sre_v/1-0/user/guide/sre_v.html から入手できます。 |
仮想マシンまたは SRE ブレード ルータに Unity Connection をインストールしたら、Unity Connection SRSV をインストールするためのタスク リスト の項のタスクを実行して Unity Connection SRSV をインストールします。
Unity Connection SRSV サーバをインストールする前に、次の事項を検討してださい。
Unity Connection SRSV は、サポート対象のハードウェア プラットフォームにインストールする必要があります。詳細については、次の項を参照してください。
https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/supported_platforms/b_11xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 11.x Supported Platforms List』の「Specification for Hardware Platforms and Cisco IOS Software Releases Supported by Unity Connection SRSV」の項。
https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/supported_platforms/b_11xcucspl.html にある『Cisco Unity Connection 11.x Supported Platforms List』の「Specifications for Virtual Platform Overlays Supported by Unity Connection SRSV」の項。
Unity Connection SRSV 管理者ワークステーションをソフトウェア要件に従って設定する必要があります。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/requirements/b_11xcucsysreqs.html にある『System Requirements for Cisco Unity Connection, Release 11.x』の「Software Requirements-Administrator Workstations (Unity Connection and Unity Connection SRSV)」の項を参照してください。
Unity Connection SRSV サーバをインストールして設定するには、次のタスクを実行します。
SRE-900/SRE-910 シリーズ ブレードまたは仮想マシンに Unity Connection をンストールします。Unity Connection のインストールのプロセスについては、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/install_upgrade/guide/b_11xcuciumg.html で入手可能な『Install, Upgrade, and Maintenance Guide for Cisco Unity Connection, Release 11.x』の「Installing Cisco Unity Connection」の章を参照してください。
CLI コマンド utils cuc activate CUSRSV を実行して、Unity Connection サーバを Unity Connection SRSV サーバに変換します。
中央の Unity Connection サーバの Prime License Manager(PLM)サーバに Unity Connection SRSV 固有のライセンスをインストールします。ライセンスのインストールの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/install_upgrade/guide/b_11xcuciumg.html で入手可能な『Install, Upgrade, and Maintenance Guide for Cisco Unity Connection, Release 11.x』の「Managing Licenses」の章を参照してください。
Cisco Unity Connection Administration の [ライセンス(License)] ページにある CUC_EnhancedMessaging タグは、Unity Connection のボイスメール ユーザと SRSV 機能の両方に対してインストールされているライセンスの数を示しています。
以下のシナリオは、中央の Unity Connection サーバのライセンス ステータスを示しています。
中央の Unity Connection サーバのライセンス ステータスが [準拠(Compliance)] または [違反(Violation)] である場合は、Unity Connection SRSV に関連するすべての機能(ユーザ プロビジョニングやボイスメールのアップロードなど)が通常のシナリオでの想定どおりに機能します。
中央の Unity Connection サーバのライセンス ステータスが [期限切れ(Expire)] になると、中央の Unity Connection からブランチ(Unity Connection SRSV)サーバへのユーザの同期が停止します。ただし、ボイスメールと自動応答機能はブランチ サーバで引き続き動作します。
Cisco Unity Connection SRSV Administration を他のロケール(米国英語以外)に対応するようにローカライズする場合:Cisco Unified Communications Manager <language> ロケールをダウンロードしてインストールします。http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/cucm/cucos/10_0_1/CUCM_BK_C2F2626C_00_cucm-os-admin-guide-100.html. にある該当する『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』の「Software Upgrades」の章の「Locale Installation」の項を参照してください。
(注) | Unity Connection SRSV システムには、1 つのロケールのみインストールできます。 |
追加の言語をインストールし、Cisco Personal Communications Assistant をローカライズする場合:対応する Cisco Unified Communications Manager ロケールをダウンロードしてインストールします。http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/cucm/cucos/10_0_1/CUCM_BK_C2F2626C_00_cucm-os-admin-guide-100.html. にある該当する『Cisco Unified Communications Operating System Administrator Guide』の「Software Upgrades」の章の「Locale Installation」の項を参照してください。
インストールが完了したら、中央の Unity Connection サーバとブランチの Unity Connection SRSV サーバの通信を保護します。これを行うには、中央サーバに署名付き証明書をアップロードするか、中央サーバでの自己署名証明書の使用を許可します。詳細については、「Unity Connection と Cisco Unity SRSV 間の通信の保護」の項を参照してください。
Cisco Unity Connection SRSV Administration に表示される次のコンポーネントを設定します。
Unity Connection SRSV サーバのインストールが完了したら、次のタスクを実行します。
Cisco Unity Connection Administration の [ブランチ管理(Branch Management)] ページから中央の Unity Connection サーバを設定します。詳細については、「Unity Connection SRSV の設定」の項を参照してください。
管理者のワークステーションで Real-Time Monitoring Tool ソフトウェアをダウンロードし、インストールします。http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/cucm/service/10_0_1/rtmt/CUCM_BK_CA30A928_00_cisco-unified-rtmt-administration-100.html で入手可能な『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide, Release 10.0(1)』の「Getting Started」の章を参照してください。
ここでは、中央の Unity Connection サーバと通信するための Unity Connection SRSV の設定について説明します。
Unity Connection は、中央の Unity Connection サーバとブランチ(Unity Connection SRSV)サーバ間のプロビジョニングとボイスメールのアップロードについて、次の方法をサポートしています。
ブランチ サーバで手動でユーザをプロビジョニングし、ブランチ サーバから中央の Unity Connection サーバにボイスメールをアップロードできます。
ボイスメールのアップロード プロセスをスケジュールすることによって、ユーザのプロビジョニングとブランチから中央の Unity Connection サーバへのボイスメールのアップロードを自動化できます。
新しいユーザを作成するか既存のユーザを更新して、Unity Connection SRSV 機能にアクセスできるようにします。
(注) | 必要なすべてのサービス(Connection REST Service や Connection Branch Sync Service など)が、中央の Unity Connection サーバとブランチ システムで起動していることを確認してください。Unity Connection SRSV 機能に必要なサービスの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/serv_administration/b_11xcucservag.html にある『Administration Guide for Cisco Unity Connection Serviceability Release 11.x』を参照してください。 |
Unity Connection SRSV ユーザを設定するには、次の手順を実行します。
Unity Connection サーバ上にパーティションを作成します。パーティションの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/administration/guide/b_cucsag.html にある『System Administration Guide for Cisco Unity Connection, Release 11.x Guide』の「Call Management」の章の「Configuring Partitions」の項を参照してください。
作成したパーティションに対応する Unity Connection SRSV の詳細情報を使用して、Unity Connection サーバにブランチを作成します。
Cisco Unity Connection Administration で [ネットワーキング(Networking)] > [ブランチ管理(Branch Management)] を展開し、[ブランチ(Branches)] を選択します。
[ブランチ登録(Branch Listing)] ページで、[新規追加(Add New)] を選択して新しいブランチを追加します。
[ブランチの新規作成(New Branch)] ページで、必要なフィールドに値を入力し、[保存(Save)] を選択します(各フィールドの詳細については、[ヘルプ(Help)] > [このページ(This Page)] を参照)。
既存のユーザまたは新規ユーザにパーティションを割り当て、Unity Connection SRSV 機能にアクセスできるようにします。新しいユーザの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/voice_ip_comm/connection/11x/administration/guide/b_cucsag.html にある『System Administration Guide for Cisco Unity Connection, Release 11.x Guide』の「Users」の章の「Creating User Accounts Manually」の項を参照してください。