Cisco Webex クラウドへの Expressway-C コネクタホストの登録
Cisco Webex ハイブリッド サービス は、Expressway-C でホストされているソフトウェアコネクタを使用して Cisco Webex を組織の環境に安全に接続します。この手順に従って、Expressway-C リソースをクラウドに登録します。
登録手順を完了すると、コネクタソフトウェアがオンプレミスの Expressway-C に自動的に導入されます。
始める前に
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Expressway-C がハイブリッドサービスにサポートされているバージョンで実行されていることを確認します。クラウドへの新規または既存の登録でサポートされているバージョンについては、ドキュメント「Supported Versions of Expressway for Cisco Webex Hybrid Services Connectors」(https://collaborationhelp.cisco.com/article/ruyceab)を参照してください。
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他のブラウザタブで開いている、Expressway-C インターフェイスとのすべての接続からサインアウトします。
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オンプレミス環境で発信トラフィックを代替処理している場合、最初に
にプロキシサーバの詳細情報を入力してから、この手順を行う必要があります。正常に登録を行うには、こうすることが必要です。
手順
ステップ 1 |
https://admin.webex.com の顧客ビューから [サービス(Services)] に移動して、次のいずれかを選択します。
Expressway Web インターフェイスからの登録時に、Cisco Webex クラウドはすべての試行を拒否します。まず、Cisco Webex Control Hub を使用して Expressway を登録する必要があります。これは Control Hub がオンプレミスとクラウド間の信頼関係を確立して登録を完了するために、Expressway にトークンを渡す必要があるためです。 |
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ステップ 2 |
Expressway-C の登録方法を選択します。
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ステップ 3 |
[次へ(Next)] をクリックし、新規登録の場合はリンクをクリックして Expressway-C を開きます。その後、サインインして [コネクタの管理(Connector Management)] ウィンドウをロードします。 |
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ステップ 4 |
Expressway-C 信頼リストの更新方法を決定します。 [ウェルカム(welcome)] ページのチェックボックスによって、必要な CA 証明書を Expressway-C 信頼リストに手動で追加するのか、それらの証明書を Cisco Webex に追加させるのかが決定されます。 次のいずれかのオプションを選択します。
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ステップ 5 |
[登録する(Register)] をクリックします。Cisco Webex Control Hub にリダイレクトされたら、画面上のテキストを読んで、Cisco Webex が正しい Expressway-C を識別したことを確認します。 |
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ステップ 6 |
情報を確認したら、[許可(Allow)] をクリックして、Expressway-C を Cisco Webex ハイブリッド サービス に登録します。
トラブルシューティングのヒント 登録が失敗し、オンプレミス環境で発信トラフィックを代理的に処理する場合は、この手順の「はじめる前に」セクションを確認してください。登録プロセスがタイムアウトまたは失敗した場合(証明書エラーを修正する必要がある場合やプロキシの詳細を入力する必要がある場合など)は、Cisco Webex Control Hub で登録を再開できます。 |
ハイブリッドサービスの認証局
次の表に、Cisco Webex ハイブリッド サービス を使用する場合にオンプレミスまたは既存の環境で信頼しなければならない認証局を記載します。
必要な証明書を Cisco Webex に管理させる場合は、手動で CA 証明書を Expressway-C 信頼リストに追加する必要はありません。
(注) |
Cisco Webex ホスト証明書の署名に使用する発行元は将来変更される可能性があります。その場合、以下の表の正確性は失われる可能性があります。CA 証明書を手動で管理している場合は、次に示すホストの現時点で有効な証明書に署名した証明書発行元の認証局の CA 証明書を追加する(および有効期限が切れていたり、失効している CA 証明書は削除する)必要があります。 |
この CA が署名したクラウド ホスト |
発行元 CA |
信頼先 |
目的 |
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CDN |
O = Baltimore、OU = CyberTrust、CN = Baltimore CyberTrust Root
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Expressway-C |
Expressway が信頼されたホストからコネクタをダウンロードするようにするため |
共通アイデンティティ サービス |
O = VeriSign, Inc.、OU = Class 3 Public Primary Certification Authority
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Cisco Directory Connector をホストしている Windows Server 2003 または Windows Server 2008 Expressway-C |
Active Directory のユーザと Cisco Webex を同期し、Cisco Webex ハイブリッド サービス のユーザを認証する |
Cisco Webex |
O = The Go Daddy Group, Inc、OU = Go Daddy Class 2 Certification Authority
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Expressway-C |