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目次
ここでは、アップグレードの実行手順について説明します。
インストール前のタスクを確認し、すべての手順を実行したことを確認します。
すべての設定タスクを終了します。アップグレード中は、設定に変更を加えないでください。アップグレード中に行った設定変更はアップグレード完了後に失われる可能性があり、一部の設定変更によってアップグレードに失敗することもあります。
IM and Presence サービス ソフトウェアにアップグレードする場合は、ユーザの連絡先リストのサイズが上限に達していないことを確認してください。連絡先リストのサイズが上限に達しているユーザがいる場合は、Cisco Unified CM IM and Presence Administration の [システム トラブルシュータ(System Troubleshooter)] に表示されます。
注意 |
更新アップグレード中は、トラフィックが処理されなくなり、何度か再起動する必要があるため、更新アップグレードはメンテナンス時間帯に実行してください。 |
インストール プロセスの実行中、アップグレード ファイルには、ローカルの CD または DVD、あるいはリモートの FTP または SFTP サーバからアクセスします。アップグレード ファイルにアクセスする際に入力するディレクトリ名とファイル名は、大文字と小文字が区別されるため、注意してください。
(注) |
いずれかの段階でアップグレードをキャンセルした場合、またはアップグレードに失敗した場合は、サーバをリブートしてから、もう一度アップグレードを実行してください。 |
ローカル ディスク ドライブで CD や DVD を使用して、Unified Communications Manager または IM and Presence サービスの新しいリリースにアップグレードするには、次の手順を実行します。
ネットワーク ドライブまたはリモート ノードからソフトウェアを使用して、Cisco Cisco Unified Communications Manager や IM and Presence サービスの新しいリリースにアップグレードするには、次の手順を実行します。ネットワーク ドライブまたはリモート ノードは、アップグレードする各ノードからアクセスできる SFTP/FTP サーバを実行している必要があります。
ステップ 1 |
アップグレードするノードの管理ソフトウェアにログインします。
|
||
ステップ 2 |
COP ファイルを必要とする更新アップグレードを実行する場合は、必要な COP ファイルをインストールします。 COP ファイルをインストールする必要があるかどうかが不明な場合は、サポートされるアップグレード パスの情報を確認してください。詳細については、下記の「関連項目」の項を参照してください。 |
||
ステップ 3 | を選択します。 | ||
ステップ 4 | [ソース(Source)] リストから [リモート ファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択します。 | ||
ステップ 5 | リモート システム上のディレクトリ パスを、[ディレクトリ(Directory)] フィールドに入力します。 | ||
ステップ 6 | [サーバ(Server)] フィールドに FTP または SFTP サーバ名を入力します。 | ||
ステップ 7 | [ユーザ名(User Name)] フィールドに、リモート ノードのユーザ名を入力します。 | ||
ステップ 8 | [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドに、リモート ノードのパスワードを入力します。 | ||
ステップ 9 |
[メール通知(Email Notification)] フィールドに電子メール アドレス、[SNMP サーバ(SMTP Server)] フィールドに IP アドレスを入力します。これで、アップグレードが正常に完了したときにメール通知を受信できるようになります。
|
||
ステップ 10 | [転送プロトコル(Transfer Protocol)] フィールドに転送プロトコル(SFTP など)を入力します。 | ||
ステップ 11 | [次へ(Next)] を選択して、アップグレード プロセスを続行します。 | ||
ステップ 12 | インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。 | ||
ステップ 13 | ファイル名と転送されるメガバイト数など、ダウンロードの進行状況を監視します。 | ||
ステップ 14 | ダウンロードが完了したら、Cisco.com からダウンロードしたファイルのチェックサム値と、表示されているチェックサム値を確認します。 | ||
ステップ 15 |
次のいずれかの操作を実行します。 標準アップグレードの場合:
更新アップグレードの場合:
|
||
ステップ 16 | [次へ(Next)] を選択し、インストールが完了したら [完了(Finish)] を選択します。 |
アップグレード中にバージョンを手動で切り替える場合は、いくつかのルールに従う必要があります。次の表は、リリース 10.x ソフトウェア バージョンをアクティブ化するバージョン切り替えルールと、以前のソフトウェア バージョンに戻すバージョン切り替えルールを示しています。
(注) |
ノードのバージョンは切り替えることができません。切り替えると、バージョン一致要件に違反することになります。このルールは、新しいソフトウェア バージョンに切り替える場合または以前のソフトウェア バージョンに戻す場合に適用されます。 |
製品 |
ノード タイプ |
切り替え前のバージョン |
切り替え後のバージョン |
切り替えルール |
---|---|---|---|---|
ソフトウェア バージョンのアクティブ化 |
||||
Unified Communications Manager |
パブリッシャ |
8.x または 9.x |
10.x |
サブスクライバ ノードのソフトウェア バージョンを切り替える前に、パブリッシャ ノードのソフトウェア バージョンを切り替える必要があります。 |
10.x |
10.y |
|||
Unified Communications Manager |
サブスクライバ |
8.x または 9.x |
10.x |
パブリッシャ ノードが新しいバージョンに切り替え済みの場合にサポートされます。切り替え後のソフトウェア バージョンは、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションのバージョン番号と一致していなければなりません。 |
10.x |
10.y |
|||
IM and Presence Service |
データベース パブリッシャ |
8.x または 9.x |
10.x |
切り替え後のソフトウェア バージョンが Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションのメジャーおよびマイナー バージョン番号と一致する場合にサポートされます。 |
10.x |
10.y |
|||
IM and Presence Service |
サブスクライバ |
8.x または 9.x |
10.x |
このノードのソフトウェア バージョンが IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの 5 つのバージョン番号と一致する場合にサポートされます。 |
10.x |
10.y |
|||
以前のソフトウェア バージョンへの切り替え |
||||
Unified Communications Manager |
パブリッシャ |
10.x |
8.x または 9.x |
サポート済み。サブスクライバ ノードのソフトウェア バージョンを切り替える前に、パブリッシャ ノードのソフトウェア バージョンを切り替える必要があります。 |
10.y |
10.x |
|||
Unified Communications Manager |
サブスクライバ |
10.x |
8.x または 9.x |
CUCM パブリッシャ ノードが以前のバージョンに切り替え済みの場合にサポートされます。切り替え後のソフトウェア バージョンは、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションのバージョン番号と一致していなければなりません。パブリッシャ ノードが新しいバージョンを実行している場合は、サブスクライバ ノードを以前のバージョンに切り替えることができません。 |
10.y |
10.x |
|||
IM and Presence Service |
データベース パブリッシャ |
10.x |
8.x または 9.x |
Unified Communications Manager パブリッシャ ノードで切り替え後のバージョンよりも新しいソフトウェア バージョンが実行されている場合は、サポートされません。Unified Communications Manager を新しいバージョンにアップグレードした後に IM and Presence データベース パブリッシャ ノードを以前のリリースに切り替えると、バージョン不一致要件に違反することになります。 以前のリリースへの切り替えは、切り替え後のソフトウェア バージョンが Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションのメジャーおよびマイナー バージョン番号に一致する場合にのみサポートされます。 |
10.y |
10.x |
|||
IM and Presence Service |
サブスクライバ |
10.x |
8.x または 9.x |
IM and Presence パブリッシャ ノードで切り替え後のバージョンよりも新しいソフトウェア バージョンが実行されている場合は、サポートされません。 以前のリリースへの切り替えは、このノードのソフトウェア バージョンが IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの 5 つのバージョン番号に一致する場合にのみサポートされます。 |
10.y |
10.x |
標準アップグレードを実行すると、新しいソフトウェアは非アクティブなバージョンとしてインストールされます。アップグレード処理中に新しいソフトウェアでリブートするか、後から新しいバージョンに切り替えることができます。
バージョンを切り替えると、システムが再起動し、非アクティブなソフトウェアがアクティブになります。システムの再起動には、最大で 15 分ほどかかります。この手順を実行すると、アクティブなソフトウェアバージョンと非アクティブなバージョンの両方が表示されます。
注意 |
この手順を実行すると、システムが再起動し、一時的に使用できない状態になります。 |
Cisco Unified Communications Manager ノードと IM and Presence ノードのソフトウェア バージョンは、手動切り替えルールに従って一致させる必要があります。したがって、IM and Presence を切り替える前に、Unified Communications Manager を切り替える必要があります。
ステップ 1 | マルチノード展開でバージョンを切り替えるには、まずパブリッシャ ノードから切り替える必要があります。 |
ステップ 2 |
アップグレードするノードの管理ソフトウェアにログインします。
|
ステップ 3 |
の順で選択します。 IM and Presence ノードのすべてのサービスが開始済みの状態になるまでに時間がかかることがあります。 の順に選択し、ツリー ビューからノードを選択して、ノードのサービス ステータスをモニタします。 |
ステップ 4 | アクティブなソフトウェアと非アクティブなソフトウェアのバージョンを確認します。 |
ステップ 5 | [バージョンの切り替え(Switch Versions)] を選択して、バージョンを切り替え、システムを再起動します。 |
Unified Communications Manager をアップグレードする場合、バージョンの切り替えを実行した後に、IP 電話から新しい設定ファイルを要求されます。この要求の結果、デバイスのファームウェアは自動的にアップグレードされます。
必要に応じて、アップグレード前に実行していたソフトウェア バージョンに戻すことができます。これを行うには、[バージョンの切り替え(Switch Version)] オプションを使用して、システムを非アクティブなパーティションのソフトウェア バージョンに切り替えます。
ステップ 1 | パブリッシャ ノードをスイッチバックします。 |
ステップ 2 | すべてのバックアップ サブスクライバ ノードをスイッチバックします。 |
ステップ 3 | すべてのプライマリ サブスクライバ ノードをスイッチバックします。 |
ステップ 4 | 以前の製品リリースに戻す場合は、クラスタ内のデータベース レプリケーションをリセットします。 |
ステップ 1 |
アップグレードするノードの管理ソフトウェアにログインします。
|
ステップ 2 |
を選択します。 [Version Settings] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 |
[バージョンの切り替え(Switch Versions)] ボタンをクリックします。 システムの再起動について確認すると、システムが再起動します。処理が完了するまでに最大で 15 分かかることがあります。 |
ステップ 4 |
バージョンの切り替えが正常に完了したことを確認するには、次の手順を実行します。
|
以前の製品リリースを実行するようにクラスタ内のサーバの設定を元に戻すには、クラスタ内のデータベース レプリケーションを手動でリセットする必要があります。すべてのクラスタ サーバを以前の製品リリースに戻した後にデータベース レプリケーションをリセットするには、パブリッシャ サーバで CLI コマンド utils dbreplication reset all を入力します。
Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理または CLI を使用してバージョンを切り替えると、古い製品リリースに戻した場合はデータベース複製をリセットする必要があることを示すメッセージが表示されます。
Cisco Unified Presence Release 8.6(4) 以降では、Cisco Presence Engine データベースはサポートされません。リリース 8.6(3) 以前からアップグレードし、その後、以前のリリースに戻す場合は、Cisco Presence Engine データベースを再インストールする COP ファイルをインストールします。COP のファイル名は ciscocm.cup.pe_db_install.cop で、Cisco.com からダウンロードできます。
(注) |
マルチノード環境では、Cisco Unified Presence Release 8.6(4) 以降からバージョンを切り替えた後に、クラスタ内のすべてのノードに COP ファイルをインストールする必要があります。 |
このリリースでは、リリース 8.6(3) よりも前のバージョンにダウングレードできません。
(注) |
COP ファイルをインストールした後に、システムを再起動する必要があります。 |
はじめる前に
Cisco Unified Communications Manager のバージョンを切り替えます。
ステップ 1 | Cisco.com から COP ファイル ciscocm.cup.pe_db_install.cop をダウンロードします。 | ||
ステップ 2 | Cisco Unified IM and Presence オペレーティング システムの管理にサインインします。 | ||
ステップ 3 | の順で選択します。 | ||
ステップ 4 |
アクティブなソフトウェアと非アクティブなソフトウェアのバージョンを確認します。
|
||
ステップ 5 | [バージョンの切り替え(Switch Versions)] を選択して前のリリースに戻し、システムを再起動します。 | ||
ステップ 6 |
システムが再起動した後に、COP ファイルをインストールします。
|
||
ステップ 7 | COP ファイルをインストール後、システムを手動で再起動します。 を選択します。 の後に [リスタート(Restart)] | ||
ステップ 8 |
パブリッシャ ノードかサブスクライバ ノードで CLI コマンド utils dbreplication runtimestate を実行し、ノードでデータベース レプリケーションがアクティブであることを確認します。 すべてのノードでデータベース レプリケーションがアクティブな場合は、出力にはすべてのノードがリストされ、各ノードのレプリケーション セットアップ値は 2 になります。データベース レプリケーションが完了していない場合(2 以外の値が返される)、レプリケーションが完了するまでサブスクライバ ノードのコア サービスは起動しません。 |
||
ステップ 9 | を選択し、データベース レプリケーションが完了しているかどうかを確認します。 | ||
ステップ 10 | データベース レプリケーションを確立できない場合は、パブリッシャ ノードで CLI コマンド utils dbreplication reset all を実行し、レプリケーションをリセットします。 |
目次
ここでは、アップグレードの実行手順について説明します。
はじめる前に
インストール前のタスクを確認し、すべての手順を実行したことを確認します。
すべての設定タスクを終了します。アップグレード中は、設定に変更を加えないでください。アップグレード中に行った設定変更はアップグレード完了後に失われる可能性があり、一部の設定変更によってアップグレードに失敗することもあります。
- インストールする前に、アップグレード ファイルの名前を変更しないでください。システムで有効なファイルとして認識されなくなります。
- ファイルを圧縮しないでください。これを行うと、アップグレード ファイルを読み込めなくなる場合があります。
IM and Presence サービス ソフトウェアにアップグレードする場合は、ユーザの連絡先リストのサイズが上限に達していないことを確認してください。連絡先リストのサイズが上限に達しているユーザがいる場合は、Cisco Unified CM IM and Presence Administration の [システム トラブルシュータ(System Troubleshooter)] に表示されます。
注意
更新アップグレード中は、トラフィックが処理されなくなり、何度か再起動する必要があるため、更新アップグレードはメンテナンス時間帯に実行してください。
アップグレード手順
ローカル ソースからのアップグレード
手順ローカル ディスク ドライブで CD や DVD を使用して、Unified Communications Manager または IM and Presence サービスの新しいリリースにアップグレードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 アップグレード ファイルにアクセスできることを確認します。次のいずれかのオプションを選択します。 ステップ 2 アップグレードするノードの管理ソフトウェアにログインします。
- IM and Presence ノードをアップグレードする場合は、[Cisco Unified IM and Presence オペレーティング システムの管理(Cisco Unified IM and Presence Operating System Administration)] にログインします。
- Cisco Unified Communications Manager ノードをアップグレードする場合は、[Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] にログインします。
ステップ 3 COP ファイルを必要とする更新アップグレードを実行する場合は、必要な COP ファイルをインストールします。 COP ファイルをインストールする必要があるかどうかが不明な場合は、サポートされるアップグレード パスの情報を確認してください。詳細については、下記の「関連項目」の項を参照してください。
ステップ 4 を選択します。 ステップ 5 [ソース(Source)] リストから [DVD/CD] を選択するか、仮想マシンを編集して ISO ファイルにマッピングします。 ステップ 6 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、パッチ ファイルの場所へのパスを入力します。ファイルがルート ディレクトリにある場合は、スラッシュ(/)を入力します。 ステップ 7 [メール通知(Email Notification)] フィールドに電子メール アドレス、[SNMP サーバ(SMTP Server)] フィールドに IP アドレスを入力します。これで、アップグレードが正常に完了したときにメール通知を受信できるようになります。
(注) これらのフィールドは更新アップグレードの場合にのみ表示されます。
ステップ 8 [次へ(Next)] を選択して、アップグレード プロセスを続行します。 ステップ 9 インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。 ステップ 10 ファイル名と転送されるメガバイト数など、ダウンロードの進行状況を監視します。 ステップ 11 ダウンロードが完了したら、Cisco.com からダウンロードしたファイルのチェックサム値と、表示されているチェックサム値を確認します。 ステップ 12 次のいずれかの操作を実行します。 標準アップグレードの場合:
シングルノードの展開で、アップグレードをインストールし、アップグレードされたソフトウェアに自動的にリブートするには、[アップグレードされたパーティションをリブート(Reboot to upgraded partition)] を選択します。
マルチノード展開の場合は、[アップグレード後にリブートしない(Do not reboot after upgrade)] を選択します。この選択によって、アップグレードをインストールしてから、後でアップグレード済みソフトウェアを手動でリブートできます。手動でシステムをリブートしてアップグレードをアクティブ化する方法については、下記の「関連項目」の項を参照してください。
更新アップグレードの場合:
[アップグレード後に新バージョンに切り替えない(Do not switch to new version after upgrade)] を選択するのは、段階的なアップグレードの場合のみです。
新しいアクティブなソフトウェア バージョンのままにするには、[アップグレード後に新バージョンに切り替える(Switch to new version after upgrade)] を選択します。
(注) アップグレード中の切り替えルールの詳細については、下記の「関連項目」の項を参照してください。
ステップ 13 [次へ(Next)] を選択し、インストールが完了したら [完了(Finish)] を選択します。
リモート ソースからのアップグレード
手順ネットワーク ドライブまたはリモート ノードからソフトウェアを使用して、Cisco Cisco Unified Communications Manager や IM and Presence サービスの新しいリリースにアップグレードするには、次の手順を実行します。ネットワーク ドライブまたはリモート ノードは、アップグレードする各ノードからアクセスできる SFTP/FTP サーバを実行している必要があります。
ステップ 1 アップグレードするノードの管理ソフトウェアにログインします。
- IM and Presence ノードをアップグレードする場合は、[Cisco Unified IM and Presence オペレーティング システムの管理(Cisco Unified IM and Presence Operating System Administration)] にログインします。
- Cisco Unified Communications Manager ノードをアップグレードする場合は、[Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] にログインします。
ステップ 2 COP ファイルを必要とする更新アップグレードを実行する場合は、必要な COP ファイルをインストールします。 COP ファイルをインストールする必要があるかどうかが不明な場合は、サポートされるアップグレード パスの情報を確認してください。詳細については、下記の「関連項目」の項を参照してください。
ステップ 3 を選択します。 ステップ 4 [ソース(Source)] リストから [リモート ファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択します。 ステップ 5 リモート システム上のディレクトリ パスを、[ディレクトリ(Directory)] フィールドに入力します。 ステップ 6 [サーバ(Server)] フィールドに FTP または SFTP サーバ名を入力します。 ステップ 7 [ユーザ名(User Name)] フィールドに、リモート ノードのユーザ名を入力します。 ステップ 8 [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドに、リモート ノードのパスワードを入力します。 ステップ 9 [メール通知(Email Notification)] フィールドに電子メール アドレス、[SNMP サーバ(SMTP Server)] フィールドに IP アドレスを入力します。これで、アップグレードが正常に完了したときにメール通知を受信できるようになります。
(注) これらのフィールドは更新アップグレードの場合にのみ表示されます。
ステップ 10 [転送プロトコル(Transfer Protocol)] フィールドに転送プロトコル(SFTP など)を入力します。 ステップ 11 [次へ(Next)] を選択して、アップグレード プロセスを続行します。 ステップ 12 インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。 ステップ 13 ファイル名と転送されるメガバイト数など、ダウンロードの進行状況を監視します。 ステップ 14 ダウンロードが完了したら、Cisco.com からダウンロードしたファイルのチェックサム値と、表示されているチェックサム値を確認します。 ステップ 15 次のいずれかの操作を実行します。 標準アップグレードの場合:
シングルノードの展開で、アップグレードをインストールし、アップグレードされたソフトウェアに自動的にリブートするには、[アップグレードされたパーティションをリブート(Reboot to upgraded partition)] を選択します。
マルチノードの展開の場合は、[アップグレード後にリブートしない(Do not reboot after upgrade)] を選択します。この場合、アップグレードをインストールしてから、後で手動でリブートしてアップグレードされたソフトウェアを有効にすることができます。手動でシステムをリブートしてアップグレードをアクティブ化する方法については、下記の「関連項目」の項を参照してください。
更新アップグレードの場合:
[アップグレード後に新バージョンに切り替えない(Do not switch to new version after upgrade)] を選択するのは、段階的なアップグレードの場合のみです。
新しいアクティブなソフトウェア バージョンのままにするには、[アップグレード後に新バージョンに切り替える(Switch to new version after upgrade)] を選択します。
(注) アップグレード中に切り替える場合のルールについては、「アップグレード中のバージョン切り替えルール」のトピックを参照してください。
ステップ 16 [次へ(Next)] を選択し、インストールが完了したら [完了(Finish)] を選択します。
バージョンの切り替え
アップグレード中にバージョンを手動で切り替える場合は、いくつかのルールに従う必要があります。次の表は、リリース 10.x ソフトウェア バージョンをアクティブ化するバージョン切り替えルールと、以前のソフトウェア バージョンに戻すバージョン切り替えルールを示しています。
(注)
ノードのバージョンは切り替えることができません。切り替えると、バージョン一致要件に違反することになります。このルールは、新しいソフトウェア バージョンに切り替える場合または以前のソフトウェア バージョンに戻す場合に適用されます。
製品
ノード タイプ
切り替え前のバージョン
切り替え後のバージョン
切り替えルール
ソフトウェア バージョンのアクティブ化
Unified Communications Manager
パブリッシャ
8.x または 9.x
10.x
サブスクライバ ノードのソフトウェア バージョンを切り替える前に、パブリッシャ ノードのソフトウェア バージョンを切り替える必要があります。
10.x
10.y
Unified Communications Manager
サブスクライバ
8.x または 9.x
10.x
パブリッシャ ノードが新しいバージョンに切り替え済みの場合にサポートされます。切り替え後のソフトウェア バージョンは、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションのバージョン番号と一致していなければなりません。
10.x
10.y
IM and Presence Service
データベース パブリッシャ
8.x または 9.x
10.x
切り替え後のソフトウェア バージョンが Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションのメジャーおよびマイナー バージョン番号と一致する場合にサポートされます。
10.x
10.y
IM and Presence Service
サブスクライバ
8.x または 9.x
10.x
このノードのソフトウェア バージョンが IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの 5 つのバージョン番号と一致する場合にサポートされます。
10.x
10.y
以前のソフトウェア バージョンへの切り替え
Unified Communications Manager
パブリッシャ
10.x
8.x または 9.x
サポート済み。サブスクライバ ノードのソフトウェア バージョンを切り替える前に、パブリッシャ ノードのソフトウェア バージョンを切り替える必要があります。
10.y
10.x
Unified Communications Manager
サブスクライバ
10.x
8.x または 9.x
CUCM パブリッシャ ノードが以前のバージョンに切り替え済みの場合にサポートされます。切り替え後のソフトウェア バージョンは、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションのバージョン番号と一致していなければなりません。パブリッシャ ノードが新しいバージョンを実行している場合は、サブスクライバ ノードを以前のバージョンに切り替えることができません。
10.y
10.x
IM and Presence Service
データベース パブリッシャ
10.x
8.x または 9.x
Unified Communications Manager パブリッシャ ノードで切り替え後のバージョンよりも新しいソフトウェア バージョンが実行されている場合は、サポートされません。Unified Communications Manager を新しいバージョンにアップグレードした後に IM and Presence データベース パブリッシャ ノードを以前のリリースに切り替えると、バージョン不一致要件に違反することになります。
以前のリリースへの切り替えは、切り替え後のソフトウェア バージョンが Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションのメジャーおよびマイナー バージョン番号に一致する場合にのみサポートされます。
10.y
10.x
IM and Presence Service
サブスクライバ
10.x
8.x または 9.x
IM and Presence パブリッシャ ノードで切り替え後のバージョンよりも新しいソフトウェア バージョンが実行されている場合は、サポートされません。
以前のリリースへの切り替えは、このノードのソフトウェア バージョンが IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの 5 つのバージョン番号に一致する場合にのみサポートされます。
10.y
10.x
ソフトウェア バージョンの切り替え
標準アップグレードを実行すると、新しいソフトウェアは非アクティブなバージョンとしてインストールされます。アップグレード処理中に新しいソフトウェアでリブートするか、後から新しいバージョンに切り替えることができます。
バージョンを切り替えると、システムが再起動し、非アクティブなソフトウェアがアクティブになります。システムの再起動には、最大で 15 分ほどかかります。この手順を実行すると、アクティブなソフトウェアバージョンと非アクティブなバージョンの両方が表示されます。
注意
この手順を実行すると、システムが再起動し、一時的に使用できない状態になります。
はじめる前に手順Cisco Unified Communications Manager ノードと IM and Presence ノードのソフトウェア バージョンは、手動切り替えルールに従って一致させる必要があります。したがって、IM and Presence を切り替える前に、Unified Communications Manager を切り替える必要があります。
ステップ 1 マルチノード展開でバージョンを切り替えるには、まずパブリッシャ ノードから切り替える必要があります。 ステップ 2 アップグレードするノードの管理ソフトウェアにログインします。
- IM and Presence ノードをアップグレードする場合は、[Cisco Unified IM and Presence オペレーティング システムの管理(Cisco Unified IM and Presence Operating System Administration)] にログインします。
- Unified Communications Manager ノードをアップグレードする場合は、[Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] にログインします。
ステップ 3 の順で選択します。 IM and Presence ノードのすべてのサービスが開始済みの状態になるまでに時間がかかることがあります。 の順に選択し、ツリー ビューからノードを選択して、ノードのサービス ステータスをモニタします。
ステップ 4 アクティブなソフトウェアと非アクティブなソフトウェアのバージョンを確認します。 ステップ 5 [バージョンの切り替え(Switch Versions)] を選択して、バージョンを切り替え、システムを再起動します。
Unified Communications Manager をアップグレードする場合、バージョンの切り替えを実行した後に、IP 電話から新しい設定ファイルを要求されます。この要求の結果、デバイスのファームウェアは自動的にアップグレードされます。
以前のバージョンへの切り替え
必要に応じて、アップグレード前に実行していたソフトウェア バージョンに戻すことができます。これを行うには、[バージョンの切り替え(Switch Version)] オプションを使用して、システムを非アクティブなパーティションのソフトウェア バージョンに切り替えます。
- 以前のバージョンへのクラスタの切り替え
- 以前のバージョンへのノードの切り替え
- データベース レプリケーションのリセット
- Cisco Unified Presence 8.6(3) 以前のバージョンへの切り替え
以前のバージョンへのクラスタの切り替え
手順
ステップ 1 パブリッシャ ノードをスイッチバックします。 ステップ 2 すべてのバックアップ サブスクライバ ノードをスイッチバックします。 ステップ 3 すべてのプライマリ サブスクライバ ノードをスイッチバックします。 ステップ 4 以前の製品リリースに戻す場合は、クラスタ内のデータベース レプリケーションをリセットします。
関連タスク
以前のバージョンへのノードの切り替え
手順
ステップ 1 アップグレードするノードの管理ソフトウェアにログインします。
- IM and Presence ノードをアップグレードする場合は、[Cisco Unified IM and Presence オペレーティング システムの管理(Cisco Unified IM and Presence Operating System Administration)] にログインします。
- Cisco Unified Communications Manager ノードをアップグレードする場合は、[Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] にログインします。
ステップ 2 を選択します。 [Version Settings] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [バージョンの切り替え(Switch Versions)] ボタンをクリックします。 システムの再起動について確認すると、システムが再起動します。処理が完了するまでに最大で 15 分かかることがあります。
ステップ 4 バージョンの切り替えが正常に完了したことを確認するには、次の手順を実行します。
データベース レプリケーションのリセット
以前の製品リリースを実行するようにクラスタ内のサーバの設定を元に戻すには、クラスタ内のデータベース レプリケーションを手動でリセットする必要があります。すべてのクラスタ サーバを以前の製品リリースに戻した後にデータベース レプリケーションをリセットするには、パブリッシャ サーバで CLI コマンド utils dbreplication reset all を入力します。
Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理または CLI を使用してバージョンを切り替えると、古い製品リリースに戻した場合はデータベース複製をリセットする必要があることを示すメッセージが表示されます。
Cisco Unified Presence 8.6(3) 以前のバージョンへの切り替え
手順Cisco Unified Presence Release 8.6(4) 以降では、Cisco Presence Engine データベースはサポートされません。リリース 8.6(3) 以前からアップグレードし、その後、以前のリリースに戻す場合は、Cisco Presence Engine データベースを再インストールする COP ファイルをインストールします。COP のファイル名は ciscocm.cup.pe_db_install.cop で、Cisco.com からダウンロードできます。
(注)
マルチノード環境では、Cisco Unified Presence Release 8.6(4) 以降からバージョンを切り替えた後に、クラスタ内のすべてのノードに COP ファイルをインストールする必要があります。
このリリースでは、リリース 8.6(3) よりも前のバージョンにダウングレードできません。
(注)
COP ファイルをインストールした後に、システムを再起動する必要があります。
はじめる前に
Cisco Unified Communications Manager のバージョンを切り替えます。
ステップ 1 Cisco.com から COP ファイル ciscocm.cup.pe_db_install.cop をダウンロードします。 ステップ 2 Cisco Unified IM and Presence オペレーティング システムの管理にサインインします。 ステップ 3 の順で選択します。 ステップ 4 アクティブなソフトウェアと非アクティブなソフトウェアのバージョンを確認します。
(注) この手順は、Release 9.0 以降から 8.6(4) 以前のリリースに戻す場合にのみ実行します。
ステップ 5 [バージョンの切り替え(Switch Versions)] を選択して前のリリースに戻し、システムを再起動します。 ステップ 6 システムが再起動した後に、COP ファイルをインストールします。
(注) マルチノード環境では、クラスタ内のすべてのノードに COP ファイルをインストールする必要があります。
ステップ 7 COP ファイルをインストール後、システムを手動で再起動します。 を選択します。 の後に [リスタート(Restart)] ステップ 8 パブリッシャ ノードかサブスクライバ ノードで CLI コマンド utils dbreplication runtimestate を実行し、ノードでデータベース レプリケーションがアクティブであることを確認します。 すべてのノードでデータベース レプリケーションがアクティブな場合は、出力にはすべてのノードがリストされ、各ノードのレプリケーション セットアップ値は 2 になります。データベース レプリケーションが完了していない場合(2 以外の値が返される)、レプリケーションが完了するまでサブスクライバ ノードのコア サービスは起動しません。
ステップ 9 を選択し、データベース レプリケーションが完了しているかどうかを確認します。 ステップ 10 データベース レプリケーションを確立できない場合は、パブリッシャ ノードで CLI コマンド utils dbreplication reset all を実行し、レプリケーションをリセットします。