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目次
インストールのオプションを確認し、Cisco Jabber のインストールのさまざまな方法を学習します。 インストールを開始する前に、正常な導入の要件について理解します。
インストール プロパティを設定するため、コマンドライン ウィンドウで引数を指定します。
複数のインスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
クライアントの起動時に、MSI をクライアント ワーク ステーションのファイル システムで手動で実行し、接続プロパティを指定します。
テストまたは評価用に単一インスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
デフォルトのインストール パッケージを開き、必要なインストール プロパティを指定し、カスタム インストール パッケージを保存します。
同じインストール プロパティを持つインストール パッケージを配布する場合は、このオプションを選択します。
同じドメインの複数のコンピュータにクライアントをインストールします。
コマンドライン ウィンドウにインストール引数を指定します。
Cisco Jabber for Windows をインストールするためのコマンド例を確認します。
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1 AUTHENTICATOR=CUP CUP_ADDRESS=1.2.3.4
UDS と統合する場合、電話モードでインストールするときは、最初に <PresenceDomain>プレゼンス サーバのドメイン アドレス</PresenceDomain> パラメータを設定する必要があります。
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1 PRODUCT_MODE=Phone_Mode AUTHENTICATOR=CUCM TFTP=1.2.3.4 CTI=5.6.7.8
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1 AUTHENTICATOR=WEBEX
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1 AUTHENTICATOR=WEBEX SSO_ORG_DOMAIN=example.com
クライアントの単一インスタンスをインストールし、[手動設定とサインイン(Manual setup and sign in)] ウィンドウ内の接続設定を指定するために、インストール プログラムを手動で実行します。
カスタム インストーラを作成するデフォルトのインストール パッケージを変換できます。
(注) |
Microsoft Orca を使用して、カスタム インストーラを作成します。 Microsoft Orca は、Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として使用できます。 Microsoft の Web サイトから Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 をダウンロードしてインストールします。 |
Microsoft Orca でインストール パッケージを修正するために、デフォルト トランスフォーム ファイルが必要です。
ステップ 1 | Cisco.com から Cisco Jabber 管理パッケージをダウンロードします。 |
ステップ 2 | CiscoJabberProperties.mst を Cisco Jabber 管理パッケージからファイル システムにコピーします。 |
カスタム インストーラを作成するには、変換ファイルを使用します。 トランスフォームファイルは、インストーラに適用するインストール プロパティが含まれます。
デフォルト トランスフォーム ファイルは、インストーラを変換するとプロパティの値を指定することができます。 1 つのカスタムインストーラを作成する場合、デフォルト トランスフォーム ファイルを使用する必要があります。
任意でカスタム トランスフォーム ファイルを作成できます。 カスタム トランスフォーム ファイルでプロパティの値を指定し、インストーラに適用します。
異なるプロパティの値を持つ複数のカスタム インストーラを必要とする場合、カスタム トランスフォーム ファイルを作成します。 たとえば、デフォルト言語をフランス語に設定するトランスフォーム ファイルと、デフォルト言語をスペイン語に設定するもう 1 つのトランスフォーム ファイルを作成できます。 インストール パッケージに各トランスフォーム ファイルを個別に適用できます。 2 つのインストーラを作成したことで、各言語に 1 つのインストーラが作成されます。
ステップ 1 |
Microsoft Orca を起動します。 |
ステップ 2 | CiscoJabberSetup.msi を開き、CiscoJabberProperties.mst を適用します。 |
ステップ 3 | 該当するインストーラ プロパティに値を指定します。 |
ステップ 4 | トランスフォーム ファイルを生成して保存します。 |
作成したトランスフォーム ファイルは、file_name.mst として保存されます。 このトランスフォーム ファイルを適用して、CiscoJabberSetup.msi のプロパティを変更できます。
インストーラをカスタマイズするため、トランスフォーム ファイルを適用します。
(注) |
トランスフォーム ファイルの適用によって、CiscoJabberSetup.msi のデジタル シグニチャが変更されます。 CiscoJabberSetup.msi の編集やリネームを試行すると、シグニチャが完全に削除されます。 |
Microsoft Group Policy Management Console(GPMC)を使用して、グループ ポリシー付きで Cisco Jabber for Windows を Microsoft Windows Server にインストールします。
(注) |
グループ ポリシーを使用して Cisco Jabber for Windows をインストールするには、Cisco Jabber for Windows を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザが同じドメインにある必要があります。 |
インストール言語の変更は、シスコが提供する MSI ファイルを使用するグループ ポリシーの配置シナリオでは必要ではありません。 このような状況において、インストール言語は Windows ユーザ ロケール(形式)から決定されます。 MSI が何らかの形で Orca により変更されている場合のみ、この手順を使用して [言語(Language)] フィールドを 1033 に設定します。
ステップ 1 |
Microsoft Orca を起動します。 Microsoft Orca は、Microsoft Web サイトからダウンロードできる Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として提供されます。 |
ステップ 2 | CiscoJabberSetup.msi を開きます。 |
ステップ 3 | を選択します。 |
ステップ 4 | [言語(Language)] フィールドを見つけます。 |
ステップ 5 | [言語(Languages)] フィールドを 1033 に設定します。 |
ステップ 6 | [OK] を選択します。 |
ステップ 7 | カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。 |
ステップ 8 | カスタム インストーラを保存します。 |
グループ ポリシーで Cisco Jabber for Windows を展開するには、このタスクの手順に従います。
ステップ 1 |
導入のためのソフトウェア配布ポイントにインストール パッケージをコピーします。 Cisco Jabber for Windows を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザは、分散ポイントのインストール パッケージにアクセスできる必要があります。 |
ステップ 2 |
を選択し、次のコマンドを入力します。GPMC.msc [グループ ポリシー管理(Group Policy Management)] コンソールが開きます。 |
ステップ 3 |
新しいグループ ポリシー オブジェクトを作成します。
|
ステップ 4 |
導入の範囲を設定します。
|
ステップ 5 |
インストール パッケージを指定します。
|
各コンピュータの次回起動時に、グループ ポリシーによって Cisco Jabber for Windows がそれぞれのコンピュータにインストールされます。
Cisco Jabber for Windows をインストールする際に、指定可能なコマンドライン引数を確認します。
次の表では、過去のインストールで得た既存のブートストラップ ファイルを上書きするため、ユーザが指定する必要があるパラメータについて説明します。
引数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
CLEAR | 1 | クライアントが過去のインストールで得た既存のブートストラップ ファイルを上書きするかどうかを指定します。 クライアントは、ブートストラップ ファイルに、インストール中に設定する値と引数を保存します。 クライアントは起動時に、ブートストラップ ファイルから設定をローディングします。 |
(注) |
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi CLEAR=1
引数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
PRODUCT_MODE | Phone_Mode |
|
電話モードでの展開において、Cisco Unified Communications Manager がオーセンティケータです。 クライアントがオーセンティケータを取得すると、製品モードが電話機モードであることが決定されます。 ただし、クライアントは最初の起動時にデフォルトの製品モードで常に開始するため、ユーザはログイン後に電話モードにして、クライアントを再起動する必要があります。
インストール中にPRODUCT_MODE をセットしないでください。 クライアントはサービス プロファイルからオーセンティケータを取得します。 ユーザがログインすると、クライアントは、電話モードにして再起動するよう要請します。
Cisco Unified Communications Manager をオーセンティケータとして設定するときは、インストール中に電話モードを指定できます。 クライアントは、最初の起動時にブートストラップ ファイルを読み取り、電話機モードで開始するよう決定します。 クライアントは、ブートストラップ ファイルまたは手動設定からオーセンティケータとして Cisco Unified Communications Manager を取得します。 ユーザがログインすると、クライアントの再起動は要求されません。
製品モードを変更するには、クライアントのオーセンティケータを変更する必要があります。 クライアントは、オーセンティケータからの製品モードを決定します。
(注) |
すべての展開において、ユーザは手動で [手動設定とサインイン(Manual setup and sign in)] ウィンドウのオーセンティケータを設定できます。 この場合、製品モードを変更するには、[手動設定とサインイン(Manual setup and sign in)] ウィンドウのオーセンティケータを変更するようにユーザに指示します。 クライアントをアンインストールし、その後に再インストールしても、手動設定を上書きすることはできません。 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x の製品モードを変更するには、サービス プロファイルのオーセンティケータを変更します。
ステップ 1 |
適切なユーザのサービス プロファイルでオーセンティケータを変更します。
|
ステップ 2 |
ユーザにログアウトをしてから再度ログインするように指示します。 ユーザがクライアントにログインすると、サービス プロファイルの変更を取得し、オーセンティケータにユーザをログインさせます。 クライアントは製品モードを決定すると、クライアントを再起動するようユーザに指示します。 |
ユーザがクライアントを再起動した後、製品モードの変更が完了します。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.x の製品モードを変更するには、Cisco Jabber for Windows を再インストールして、オーセンティケータを変更します。
引数 | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
AUTHENTICATOR |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降のオンプレミスの展開では、_cisco-uds SRV レコードを配置する必要があります。 クライアントは、自動的にオーセンティケータを決定することができます。 |
|||
CUP_ADDRESS | IP アドレス ホスト名 FQDN |
|
||
TFTP | IP アドレス ホスト名 FQDN |
オーセンティケータとして Cisco Unified Communications Manager を設定する場合は、この引数を指定する必要があります。
|
||
CTI | IP アドレス ホスト名 FQDN |
CTI サーバのアドレスを設定します。 |
||
CCMCIP | IP アドレス ホスト名 FQDN |
CCMCIP サーバのアドレスを設定します。 |
||
SERVICES_DOMAIN | ドメイン |
サービス ディスカバリの DNS SRV レコードが存在するドメインの値を設定します。 この情報のインストーラ設定または手動設定をクライアントで使用する場合、この引数は DNS SRV レコードが存在しないドメインに設定します。 この引数が指定されない場合、ユーザはサービス ドメイン情報を指示されます。 |
||
VOICE_SERVICES_DOMAIN | ドメイン |
この設定は任意です。指定しない場合、DNS は SERVICES_DOMAIN、ユーザによる電子メール アドレス入力、またはキャッシュされたユーザ設定から取得したサービス ドメインで照会されます。 |
||
EXCLUDED_SERVICES |
|
Jabber がサービス ディスカバリから除外するサービスを示します。 たとえば、WebEx の試験導入を実施し、会社のドメインが WebEx に登録されているが、Jabber ユーザが WebEx で認証することは避けたい場合があります。 Jabber はオンプレミス CUPS サーバに認証させることになっています。 この場合、次のように設定します。
複数のサービスを除外するには、カンマ区切りの値を使用します。 たとえば、CUPS、CUCM を除外するには、EXCLUDED_SERVICES=CUP,CUCM と指定します。 すべてのサービスを除外するには、EXCLUDED_SERVICES=CUP,CUCM,WEBEX と指定します。 すべてのサービスを除外した場合、Jabber クライアントの設定に手動設定またはブートストラップ設定を使用する必要があります。 |
労力を最小限に抑えるために、Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスにあるクライアント設定ファイルをホストする必要があります。 すべての設定ファイルに対し TFTP サーバ アドレスを 1 つのみ使用します。必要な場合にそのアドレスを指定できます。
ただし、デバイス設定を含む TFTP サーバとは異なる TFTP サーバでクライアント設定をホストできます。 この場合、2 つの異なる TFTP サーバ アドレスを使用します。一方のアドレスは、デバイス設定をホストする TFTP サーバのアドレスで、もう一方のアドレスは、クライアント設定ファイルをホストする TFTP サーバのアドレスです。
このセクションでは、プレゼンス サーバがある展開で、2 つの異なる TFTP サーバ アドレスを処理する方法について説明します。
このセクションでは、電話機モードの導入で、2 つの異なる TFTP サーバ アドレスを処理する方法について説明します。
次の表は、すべての展開に共通のコマンドライン引数についての説明です。
引数 | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
LANGUAGE | 10 進数の LCID |
Cisco Jabber for Windows が使用する言語のロケール ID(LCID)を 10 進数で定義します。 値は、サポートされる言語に対応する、10 進数の LCID でなくてはなりません。 この引数は省略可能です。 値を指定しなかった場合は、Cisco Jabber for Windows はデフォルトとしてシステム ロケールの言語が使用されます。 指定可能な言語のリストについては、「サポートされる言語」のトピックを参照してください。 |
||
FORGOT_PASSWORD_URL | URL |
ユーザが失ったパスワードまたは忘れたパスワードをリセットできる URL を指定します。 この引数は任意ですが推奨されています。
|
||
TFTP_FILE_NAME | ファイル名 |
グループ コンフィギュレーション ファイルの一意の名前を指定します。 値として、未修飾か完全修飾のファイル名を指定できます。 この引数の値として指定するファイル名は、TFTP サーバのその他の設定ファイルよりも優先されます。 この引数は省略可能です。 Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定の [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] でグループ コンフィギュレーション ファイルを指定できます。 |
||
LOGIN_RESOURCE | WBX MUT |
複数のクライアント インスタンスへのユーザ ログインを制御します。
|
||
LOG_DIRECTORY | ローカル ファイルシステムの絶対パス | クライアントがログ ファイルを書き込むディレクトリを定義します。 パス内での空白文字を回避するため、次の例のように引用符を使用します。 "C:\my_directory\Log Directory" 指定したパスに Windows の無効な文字を含めることはできません。 デフォルト値:%USER_PROFILE%\AppData\Local\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\Logs |
||
CLICK2X | 無効 |
Cisco Jabber で click-to-x 機能を無効にします。 |
ここでは、シングル サインオン(SSO)機能で Cisco Jabber for Windows を展開するために使用できるコマンドラインの引数について説明します。
引数 | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
SSO_ORG_DOMAIN | ドメイン名 |
SSO サービスの URL を含む Cisco WebEx 組織のドメイン名を指定します。 Cisco Jabber for Windows は、この引数を使用して組織から SSO サービスの URL を取得します。 Cisco Jabber for Windows は、SSO サービス URL を取得した後、Cisco WebEx Messenger での認証のためのログイン トークンを要求できます。
|
これらのプロパティは、インストールの引数に対応し、同じ値が設定されています。
|
|
|
(注) |
Cisco Jabber for Windows では、すべてのサブ言語のロケール ID はサポートしていません。 たとえば、フランス語(カナダ)を指定した場合は、Cisco Jabber for Windows ではフランス語(フランス)が使用されます。 |
Cisco Media Services Interface では、Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet 対応ルータと連動する Microsoft Windows サービスを提供し、Cisco Jabber がネットワークで遅延やパケット損失を最小限に抑えて音声メディアとビデオ メディアを送信できるようにします。
(注) |
Cisco Jabberでは、音声コールまたはビデオ コールごとに Cisco Media Services Interface をチェックします。 |
トラフィック マーキングにCisco Media Services Interfaceをインストールするには、ネットワークを準備します。
ステップ 1 | Cisco Prime Collaboration Manager をインストールします。 |
ステップ 2 | 適切であれば、Cisco Medianet に対応したルータまたはスイッチを設置します。 |
ステップ 3 |
Cisco Media Services Interface によってアプリケーションに適用されるメタデータ属性を扱うようにネットワークを設定します。 ネットワークにあるすべてのデバイスが Cisco Medianet をサポートしている必要はありません。 最初の手順は、Cisco Media Services Interface のメタデータ属性に基づいてトラフィックの優先順位を決めることです。 トラフィックがネットワークを通過するときに、他のすべてのデバイスも、そのトラフィックの優先順位を決める必要があります。ただし、そのトラフィックに対する特定の扱いを指定したポリシーがこれらのデバイスに設定されている場合はこの限りではありません。 |
ステップ 1 | Cisco.com にあるダウンロード サイトから Cisco Media Services Interface のインストール プログラムをダウンロードします。 |
ステップ 2 |
Cisco Jabber をインストールする各コンピュータに Cisco Media Services Interface をインストールします。 Cisco Media Services Interface のインストールについては、該当の Cisco Medianet マニュアルを参照してください。 |
コマンドラインまたは Microsoft Windows コントロール パネルを使用して、Cisco Jabber for Windows をアンインストールできます。 このマニュアルでは、コマンドラインを使用して Cisco Jabber for Windows をアンインストールする方法について説明します。
インストーラがファイル システムで利用可能な場合、Cisco Jabber for Windows を削除するために使用します。
ステップ 1 | コマンドライン ウィンドウを開きます。 |
ステップ 2 |
次のコマンドを入力します。
msiexec.exe /x path_to_CiscoJabberSetup.msi
msiexec.exe /x C:\Windows\Installer\CiscoJabberSetup.msi /quiet ここで、
/quiet により、サイレント アンインストールが指定されます。
|
コマンドによって、Cisco Jabber for Windows がコンピュータから削除されます。
インストーラがファイル システムで利用可能でない場合、Cisco Jabber for Windows を削除するために製品コードを使用します。
ステップ 1 |
製品コードを検索します。
|
ステップ 2 | コマンドライン ウィンドウを開きます。 |
ステップ 3 |
次のコマンドを入力します。
msiexec.exe /x product_code msiexec.exe /x 45992224-D2DE-49BB-B085-6524845321C7 /quietここで、 /quiet により、サイレント アンインストールが指定されます。 |
コマンドによって、Cisco Jabber for Windows がコンピュータから削除されます。
目次
- Cisco Jabber のインストール
- インストールの方法
- コマンドラインの使用
- インストール コマンドの例
- MSI の手動による実行
- カスタム インストーラの作成
- デフォルト トランスフォーム ファイルの取得
- カスタム トランスフォーム ファイルの作成
- インストーラの変換
- グループ ポリシーを使用した導入
- 言語コードの設定
- グループ ポリシーでのクライアントの展開
- コマンドライン引数
- オーバーライドの引数
- モード タイプの引数
- 製品モードの設定する場合
- 製品モードの変更
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降の製品モードの変更
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.x の製品モードの変更
- 認証引数
- TFTP サーバ アドレス
- 共通のインストール引数
- SSO 引数
- クラウドベース SSO 引数
- インストーラのプロパティ
- サポートされる言語
- Cisco Media Services Interface
- トラフィック マーキング
- デスクフォン ビデオ機能
- ネットワークの準備
- Cisco Media Services Interface のインストール
- Cisco Jabber for Windows のアンインストール
- インストーラの使用
- 製品コードの使用
インストールのオプションを確認し、Cisco Jabber のインストールのさまざまな方法を学習します。 インストールを開始する前に、正常な導入の要件について理解します。
- インストールの方法
- コマンドラインの使用
- MSI の手動による実行
- カスタム インストーラの作成
- グループ ポリシーを使用した導入
- コマンドライン引数
- インストーラのプロパティ
- サポートされる言語
- Cisco Media Services Interface
- Cisco Jabber for Windows のアンインストール
インストールの方法
Cisco Jabber for Windows は、MSI インストール パッケージを提供します。 このインストール パッケージを使用して次のことを行うことができます。
- コマンドラインの使用
インストール プロパティを設定するため、コマンドライン ウィンドウで引数を指定します。
複数のインスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
- MSI の手動による実行
クライアントの起動時に、MSI をクライアント ワーク ステーションのファイル システムで手動で実行し、接続プロパティを指定します。
テストまたは評価用に単一インスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
- カスタム インストーラの作成
デフォルトのインストール パッケージを開き、必要なインストール プロパティを指定し、カスタム インストール パッケージを保存します。
同じインストール プロパティを持つインストール パッケージを配布する場合は、このオプションを選択します。
- グループ ポリシーを使用した導入
同じドメインの複数のコンピュータにクライアントをインストールします。
コマンドラインの使用
手順
ステップ 1 コマンドライン ウィンドウを開きます。 ステップ 2 次のコマンドを入力します。 msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi
ステップ 3 パラメータ = 値のペアとしてコマンドライン引数を指定します。 msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi argument=value
ステップ 4 コマンドを実行して、Cisco Jabber for Windows をインストールします。
インストール コマンドの例
Cisco Unified Communications Manager 9.x
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1ここで、
- CLEAR=1 により、既存のブートストラップ ファイルが削除されます。
- /quiet により、サイレント インストールが指定されます。
デフォルト モードの Cisco Unified Communications Manager 8.x
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1 AUTHENTICATOR=CUP CUP_ADDRESS=1.2.3.4ここで、
- CLEAR=1 により、既存のブートストラップ ファイルが削除されます。
- AUTHENTICATOR=CUP により、Cisco Unified Presence がオーセンティケータとして設定されます。
- ADDRESS=1.2.3.4 により、1.2.3.4 がプレゼンス サーバの IP アドレスとして指定されます。
- /quiet により、サイレント インストールが指定されます。
電話モードの Cisco Unified Communications Manager 8.x
UDS と統合する場合、電話モードでインストールするときは、最初に <PresenceDomain>プレゼンス サーバのドメイン アドレス</PresenceDomain> パラメータを設定する必要があります。
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1 PRODUCT_MODE=Phone_Mode AUTHENTICATOR=CUCM TFTP=1.2.3.4 CTI=5.6.7.8ここで、
- CLEAR=1 により、既存のブートストラップ ファイルが削除されます。
- PRODUCT_MODE=Phone_Mode により、電話モードにクライアントが設定されます。
- AUTHENTICATOR=CUCM により、Cisco Unified Communications Manager がオーセンティケータとして設定されます。
- TFTP=1.2.3.4 により、1.2.3.4 が、クライアント設定をホスティングする TFTP サーバの IP アドレスとして指定されます。
- CTI=5.6.7.8 により、5.6.7.8 が CTI サーバの IP アドレスとして設定されます。
- /quiet により、サイレント インストールが指定されます。
Cisco WebEx Messenger サービス
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1 AUTHENTICATOR=WEBEXここで、
- CLEAR=1 により、既存のブートストラップ ファイルが削除されます。
- AUTHENTICATOR=WEBEX により、オーセンティケータとしてCisco WebEx Messenger サービスが設定されます。
- /quiet により、サイレント インストールが指定されます。
SSO を備える Cisco WebEx Messenger サービス
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1 AUTHENTICATOR=WEBEX SSO_ORG_DOMAIN=example.comここで、
- CLEAR=1 により、既存のブートストラップ ファイルが削除されます。
- AUTHENTICATOR=WEBEX により、オーセンティケータとしてCisco WebEx Messenger サービスが設定されます。
- SSO_ORG_DOMAIN=example.com により、シングル サインオン(SSO)として example.com が設定されます。
- /quiet により、サイレント インストールが指定されます。
MSI の手動による実行
手順クライアントの単一インスタンスをインストールし、[手動設定とサインイン(Manual setup and sign in)] ウィンドウ内の接続設定を指定するために、インストール プログラムを手動で実行します。
ステップ 1 CiscoJabberSetup.msi を起動します。 インストール プログラムにより、インストール プロセスのウィンドウが開きます。
ステップ 2 手順に従ってインストール プロセスを完了します。 ステップ 3 Cisco Jabber for Windows を起動します。 ステップ 4 [手動設定およびログイン(Manual setup and sign in)] を選択します。 [手動設定とサインイン(Manual setup and sign in)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 接続設定プロパティの値を指定します。 ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。
カスタム インストーラの作成
デフォルト トランスフォーム ファイルの取得
手順
ステップ 1 Cisco.com から Cisco Jabber 管理パッケージをダウンロードします。 ステップ 2 CiscoJabberProperties.mst を Cisco Jabber 管理パッケージからファイル システムにコピーします。
関連情報
カスタム トランスフォーム ファイルの作成
手順カスタム インストーラを作成するには、変換ファイルを使用します。 トランスフォームファイルは、インストーラに適用するインストール プロパティが含まれます。
デフォルト トランスフォーム ファイルは、インストーラを変換するとプロパティの値を指定することができます。 1 つのカスタムインストーラを作成する場合、デフォルト トランスフォーム ファイルを使用する必要があります。
任意でカスタム トランスフォーム ファイルを作成できます。 カスタム トランスフォーム ファイルでプロパティの値を指定し、インストーラに適用します。
異なるプロパティの値を持つ複数のカスタム インストーラを必要とする場合、カスタム トランスフォーム ファイルを作成します。 たとえば、デフォルト言語をフランス語に設定するトランスフォーム ファイルと、デフォルト言語をスペイン語に設定するもう 1 つのトランスフォーム ファイルを作成できます。 インストール パッケージに各トランスフォーム ファイルを個別に適用できます。 2 つのインストーラを作成したことで、各言語に 1 つのインストーラが作成されます。
ステップ 1 Microsoft Orca を起動します。 ステップ 2 CiscoJabberSetup.msi を開き、CiscoJabberProperties.mst を適用します。 ステップ 3 該当するインストーラ プロパティに値を指定します。 ステップ 4 トランスフォーム ファイルを生成して保存します。
作成したトランスフォーム ファイルは、file_name.mst として保存されます。 このトランスフォーム ファイルを適用して、CiscoJabberSetup.msi のプロパティを変更できます。
インストーラの変換
手順インストーラをカスタマイズするため、トランスフォーム ファイルを適用します。
(注)
トランスフォーム ファイルの適用によって、CiscoJabberSetup.msi のデジタル シグニチャが変更されます。 CiscoJabberSetup.msi の編集やリネームを試行すると、シグニチャが完全に削除されます。
ステップ 1 Microsoft Orca を起動します。 ステップ 2 Microsoft Orca で CiscoJabberSetup.msi を開きます。 Microsoft Orca のインストール パッケージを開きます。 インストーラのテーブルのリストが [テーブル(Tables)] ペインに表示されます。
ステップ 3 1033(英語)以外のすべての言語コードを削除します。 制約事項:カスタム インストーラから 1033(英語)以外のすべての言語コード削除する必要があります。
Microsoft Orcaでは、デフォルト(1033)以外のいずれの言語ファイルもカスタム インストーラで保持されません。 カスタム インストーラからすべての言語コードを削除しない場合、言語が英語以外のオペレーティング システムでインストーラを実行できません。
英語がカスタム インストーラの言語として設定されます。
ステップ 4 トランスフォーム ファイルを適用します。 ステップ 5 [テーブル(Tables)] ペインのテーブルのリストから [プロパティ(Property)] を選択します。 CiscoJabberSetup.msi のプロパティのリストがアプリケーション ウィンドウの右側のパネルに表示されます。
ステップ 6 必要とするプロパティの値を指定します。
ヒント CLEAR の値を 1 に設定し、以前のインストールからの既存のブートストラップ ファイルを上書きします。 既存のブートストラップ ファイルを上書きしない場合、カスタム インストーラで設定する値は有効ではありません。
ステップ 7 必要のないプロパティを削除します。 設定されていないプロパティをドロップするのは重要です。そうしない場合、設定されたプロパティが有効になりません。 必要ない各プロパティを 1 つずつドロップします。 ステップ 8 カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。 ステップ 9 カスタム インストーラを保存します。
関連資料
グループ ポリシーを使用した導入
言語コードの設定
手順インストール言語の変更は、シスコが提供する MSI ファイルを使用するグループ ポリシーの配置シナリオでは必要ではありません。 このような状況において、インストール言語は Windows ユーザ ロケール(形式)から決定されます。 MSI が何らかの形で Orca により変更されている場合のみ、この手順を使用して [言語(Language)] フィールドを 1033 に設定します。
ステップ 1 Microsoft Orca を起動します。 Microsoft Orca は、Microsoft Web サイトからダウンロードできる Microsoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4 の一部として提供されます。
ステップ 2 CiscoJabberSetup.msi を開きます。 ステップ 3 を選択します。 ステップ 4 [言語(Language)] フィールドを見つけます。 ステップ 5 [言語(Languages)] フィールドを 1033 に設定します。 ステップ 6 [OK] を選択します。 ステップ 7 カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。 ステップ 8 カスタム インストーラを保存します。
関連資料
グループ ポリシーでのクライアントの展開
手順
ステップ 1 導入のためのソフトウェア配布ポイントにインストール パッケージをコピーします。 Cisco Jabber for Windows を導入する予定のすべてのコンピュータまたはユーザは、分散ポイントのインストール パッケージにアクセスできる必要があります。
ステップ 2 を選択し、次のコマンドを入力します。 GPMC.msc[グループ ポリシー管理(Group Policy Management)] コンソールが開きます。
ステップ 3 新しいグループ ポリシー オブジェクトを作成します。
ステップ 4 導入の範囲を設定します。
ステップ 5 インストール パッケージを指定します。
各コンピュータの次回起動時に、グループ ポリシーによって Cisco Jabber for Windows がそれぞれのコンピュータにインストールされます。
コマンドライン引数
関連資料
オーバーライドの引数
モード タイプの引数
製品モードの設定する場合
電話モードでの展開において、Cisco Unified Communications Manager がオーセンティケータです。 クライアントがオーセンティケータを取得すると、製品モードが電話機モードであることが決定されます。 ただし、クライアントは最初の起動時にデフォルトの製品モードで常に開始するため、ユーザはログイン後に電話モードにして、クライアントを再起動する必要があります。
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降
インストール中にPRODUCT_MODE をセットしないでください。 クライアントはサービス プロファイルからオーセンティケータを取得します。 ユーザがログインすると、クライアントは、電話モードにして再起動するよう要請します。
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.x
Cisco Unified Communications Manager をオーセンティケータとして設定するときは、インストール中に電話モードを指定できます。 クライアントは、最初の起動時にブートストラップ ファイルを読み取り、電話機モードで開始するよう決定します。 クライアントは、ブートストラップ ファイルまたは手動設定からオーセンティケータとして Cisco Unified Communications Manager を取得します。 ユーザがログインすると、クライアントの再起動は要求されません。
製品モードの変更
製品モードを変更するには、クライアントのオーセンティケータを変更する必要があります。 クライアントは、オーセンティケータからの製品モードを決定します。
インストール後の製品モードの変更方法は、ご使用の展開により異なります。
(注)
すべての展開において、ユーザは手動で [手動設定とサインイン(Manual setup and sign in)] ウィンドウのオーセンティケータを設定できます。
この場合、製品モードを変更するには、[手動設定とサインイン(Manual setup and sign in)] ウィンドウのオーセンティケータを変更するようにユーザに指示します。 クライアントをアンインストールし、その後に再インストールしても、手動設定を上書きすることはできません。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降の製品モードの変更
手順
ステップ 1 適切なユーザのサービス プロファイルでオーセンティケータを変更します。
- [デフォルト モード(Default Mode)] > [電話モード(Phone Mode)] を変更します。
IM and Presence を持つユーザのプロビジョニングを行わないでください。
サービス プロファイルが IM and presence サービス設定を含めない場合、オーセンティケータは Cisco Unified Communications Manager です。
- [電話モード(Phone Mode)] > [デフォルト モード(Default Mode)] を変更します。
IM and Presence を持つユーザのプロビジョニングを行います。
ステップ 2 ユーザにログアウトをしてから再度ログインするように指示します。 ユーザがクライアントにログインすると、サービス プロファイルの変更を取得し、オーセンティケータにユーザをログインさせます。 クライアントは製品モードを決定すると、クライアントを再起動するようユーザに指示します。
ユーザがクライアントを再起動した後、製品モードの変更が完了します。
認証引数
次の表は、認証ソースの指定をユーザが設定できるコマンドライン引数を説明しています。
引数 値 説明 AUTHENTICATOR クライアントに認証ソースを指定します。 この値は、サービス ディスカバリに失敗した場合に使用されます。 値として次のいずれかを設定します。
- CUP
Cisco Unified Presence
デフォルトの製品モードでのオンプレミスの展開。 デフォルトの製品モードは、フル UC にも IM にもなりえます。
- CUCM
Cisco Unified Communications Manager
電話モードでのオンプレミスの展開。
- WebEx
Cisco WebEx Messenger サービス
クラウドベースまたはハイブリッド クラウド ベースでの展開。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降のオンプレミスの展開では、_cisco-uds SRV レコードを配置する必要があります。 クライアントは、自動的にオーセンティケータを決定することができます。
CUP_ADDRESS IP アドレス
ホスト名
FQDN
TFTP IP アドレス
ホスト名
FQDN
TFTP サーバのアドレスを指定します。 値として次のいずれかを設定します。オーセンティケータとして Cisco Unified Communications Manager を設定する場合は、この引数を指定する必要があります。
CTI IP アドレス
ホスト名
FQDN
CTI サーバのアドレスを設定します。
CCMCIP IP アドレス
ホスト名
FQDN
CCMCIP サーバのアドレスを設定します。
SERVICES_DOMAIN ドメイン
サービス ディスカバリの DNS SRV レコードが存在するドメインの値を設定します。
この情報のインストーラ設定または手動設定をクライアントで使用する場合、この引数は DNS SRV レコードが存在しないドメインに設定します。 この引数が指定されない場合、ユーザはサービス ドメイン情報を指示されます。
VOICE_SERVICES_DOMAIN ドメイン ハイブリッド展開では、CAS 検索を介して Webex を検出することが必要なドメインが、DNS レコードが展開されたドメインと異なる場合があります。 この場合、SERVICES_DOMAIN を WebEx の検出に使用されたドメインに設定し(またはユーザに電子メール アドレスを入力させる)、VOICE_SERVICES_DOMAIN を DNS レコードが展開されたドメインに設定します。 この設定が指定された場合、クライアントはサービス ディスカバリとエッジ検出の目的で、VOICE_SERVICES_DOMAIN の値を使用して次の DNS レコードを検索します。この設定は任意です。指定しない場合、DNS は SERVICES_DOMAIN、ユーザによる電子メール アドレス入力、またはキャッシュされたユーザ設定から取得したサービス ドメインで照会されます。
EXCLUDED_SERVICES Jabber がサービス ディスカバリから除外するサービスを示します。 たとえば、WebEx の試験導入を実施し、会社のドメインが WebEx に登録されているが、Jabber ユーザが WebEx で認証することは避けたい場合があります。 Jabber はオンプレミス CUPS サーバに認証させることになっています。 この場合、次のように設定します。
- EXCLUDED_SERVICES=WEBEX
- 値は、CUP、CUCM、WEBEX です。
複数のサービスを除外するには、カンマ区切りの値を使用します。 たとえば、CUPS、CUCM を除外するには、EXCLUDED_SERVICES=CUP,CUCM と指定します。 すべてのサービスを除外するには、EXCLUDED_SERVICES=CUP,CUCM,WEBEX と指定します。
すべてのサービスを除外した場合、Jabber クライアントの設定に手動設定またはブートストラップ設定を使用する必要があります。
TFTP サーバ アドレス
Cisco Jabber for Windows は、TFTP サーバから 2 つの異なる設定ファイルを取得します。労力を最小限に抑えるために、Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスにあるクライアント設定ファイルをホストする必要があります。 すべての設定ファイルに対し TFTP サーバ アドレスを 1 つのみ使用します。必要な場合にそのアドレスを指定できます。
ただし、デバイス設定を含む TFTP サーバとは異なる TFTP サーバでクライアント設定をホストできます。 この場合、2 つの異なる TFTP サーバ アドレスを使用します。一方のアドレスは、デバイス設定をホストする TFTP サーバのアドレスで、もう一方のアドレスは、クライアント設定ファイルをホストする TFTP サーバのアドレスです。
共通のインストール引数
次の表は、すべての展開に共通のコマンドライン引数についての説明です。
引数 値 説明 LANGUAGE 10 進数の LCID
Cisco Jabber for Windows が使用する言語のロケール ID(LCID)を 10 進数で定義します。 値は、サポートされる言語に対応する、10 進数の LCID でなくてはなりません。
この引数は省略可能です。 値を指定しなかった場合は、Cisco Jabber for Windows はデフォルトとしてシステム ロケールの言語が使用されます。
指定可能な言語のリストについては、「サポートされる言語」のトピックを参照してください。
FORGOT_PASSWORD_URL URL
ユーザが失ったパスワードまたは忘れたパスワードをリセットできる URL を指定します。
この引数は任意ですが推奨されています。
(注) クラウドベース 展開では、Cisco WebEx 管理ツール を使用してパスワード忘れの URL を指定できます。 ただし、ユーザがサインインするまで、クライアントはパスワード忘れの URL を取得できません。 TFTP_FILE_NAME ファイル名
グループ コンフィギュレーション ファイルの一意の名前を指定します。
値として、未修飾か完全修飾のファイル名を指定できます。 この引数の値として指定するファイル名は、TFTP サーバのその他の設定ファイルよりも優先されます。
この引数は省略可能です。
LOGIN_RESOURCE WBX
MUT
複数のクライアント インスタンスへのユーザ ログインを制御します。
デフォルトでは、ユーザは、 Cisco Jabber の複数インスタンスに同時にログインできます。 デフォルトの動作を変更するには、次のいずれかの値を設定します。
- WBX
ユーザは一度に 1 つの Cisco Jabber for Windows インスタンスにログインできます。
Cisco Jabber for Windows は、ユーザの JID に wbxconnect サフィックスを付加します。 ユーザは、wbxconnect サフィックスを使用する他の Cisco Jabber クライアントにログインできません。
- MUT
ユーザは一度に 1 つの Cisco Jabber for Windows インスタンスにログインできますが、同時に他の Cisco Jabber クライアントにもログインできます。
Cisco Jabber for Windows の各インスタンスが、ユーザの JID に固有のサフィックスを付加します。
LOG_DIRECTORY ローカル ファイルシステムの絶対パス クライアントがログ ファイルを書き込むディレクトリを定義します。
パス内での空白文字を回避するため、次の例のように引用符を使用します。
"C:\my_directory\Log Directory"
指定したパスに Windows の無効な文字を含めることはできません。
デフォルト値:%USER_PROFILE%\AppData\Local\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\Logs
CLICK2X 無効
Cisco Jabber で click-to-x 機能を無効にします。
SSO 引数
クラウドベース SSO 引数
次の表の引数は、 クラウドベース 展開にのみ適用されます。
引数 値 説明 SSO_ORG_DOMAIN ドメイン名
SSO サービスの URL を含む Cisco WebEx 組織のドメイン名を指定します。
Cisco Jabber for Windows は、この引数を使用して組織から SSO サービスの URL を取得します。 Cisco Jabber for Windows は、SSO サービス URL を取得した後、Cisco WebEx Messenger での認証のためのログイン トークンを要求できます。
(注) Cisco WebEx 管理ツール で [カスタマー SSO サービス ログイン URL(Customer SSO Service Login URL)] の値として SSO サービスの URL を指定します。
サポートされる言語
次の表に、 Cisco Jabber for Windows でサポートされる言語を示します。 ご使用のオペレーティング システムのコントロール パネルの言語設定を変更して、クライアントが使用する言語を変更できます。 言語を選択した後、コンピュータを再起動すると、Cisco Jabber クライアントは自動的にシステム言語の選択と一致するよう言語設定を更新します。
- アラビア語
- ブルガリア語
- カタロニア語
- クロアチア語
- チェコ語
- デンマーク語
- ドイツ語
- ギリシャ語
- 英語
- スペイン語
- フィンランド語
- フランス語
- ヘブライ語
- ハンガリー語
- イタリア語
- 日本語
- 韓国語
- ノルウェー語
- オランダ語
- ポーランド語
- ポルトガル語(ブラジル)
- ポルトガル語(ポルトガル)
- ルーマニア語
- ロシア語
- セルビア語
- スロバキア語
- スロベニア語
- スウェーデン語
- タイ語
- トルコ語
- 中国語(簡体字)
- 中国語(繁体字)
(注)
Cisco Jabber for Windows では、すべてのサブ言語のロケール ID はサポートしていません。 たとえば、フランス語(カナダ)を指定した場合は、Cisco Jabber for Windows ではフランス語(フランス)が使用されます。
Cisco Media Services Interface
トラフィック マーキング
Cisco Media Services Interface では、Cisco Prime Collaboration Manager および Cisco Medianet 対応ルータと連動する Microsoft Windows サービスを提供し、Cisco Jabber がネットワークで遅延やパケット損失を最小限に抑えて音声メディアとビデオ メディアを送信できるようにします。
Cisco Jabber では、音声メディアまたはビデオ メディアを送信する前に、 Cisco Media Services Interface をチェックします。
- このサービスがコンピュータ上で機能していれば、Cisco Jabber は Cisco Media Services Interface にフロー情報を提供します。 その後、サービスはネットワークに信号を送信するため、ルータがフローを分類して Cisco Jabber のトラフィックにプライオリティを設定できるようになります。
- サービスが存在しない場合には、Cisco Jabber ではサービスを使用せずに、通常どおりに音声メディアとビデオ メディアを送信します。
(注)
Cisco Jabberでは、音声コールまたはビデオ コールごとに Cisco Media Services Interface をチェックします。
ネットワークの準備
手順
ステップ 1 Cisco Prime Collaboration Manager をインストールします。 ステップ 2 適切であれば、Cisco Medianet に対応したルータまたはスイッチを設置します。 ステップ 3 Cisco Media Services Interface によってアプリケーションに適用されるメタデータ属性を扱うようにネットワークを設定します。 ネットワークにあるすべてのデバイスが Cisco Medianet をサポートしている必要はありません。
最初の手順は、Cisco Media Services Interface のメタデータ属性に基づいてトラフィックの優先順位を決めることです。 トラフィックがネットワークを通過するときに、他のすべてのデバイスも、そのトラフィックの優先順位を決める必要があります。ただし、そのトラフィックに対する特定の扱いを指定したポリシーがこれらのデバイスに設定されている場合はこの限りではありません。
Cisco Jabber for Windows のアンインストール
インストーラの使用