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目次
オンプレミス導入での Cisco Jabber for Windows の設定方法について説明します。 設定できる設定パラメータを確認します。
オンプレミス導入で Cisco Jabber for Windows のカスタム設定を作成するには、次の作業を行います。
ステップ 1 | TFTP サーバを準備します。 |
ステップ 2 | グローバル設定ファイルを作成します。 |
ステップ 3 | TFTP サーバにグローバル設定ファイルをアップロードします。 |
ステップ 4 | (任意)グループ設定ファイルを作成し、TFTP サーバにアップロードします。 |
ステップ 5 | TFTP サーバを再起動します。 |
TFTP サーバを指定するには、次の手順を実行します。
複数の TFTP サーバがある環境の場合、すべての TFTP サーバで設定ファイルを同じにする必要があります。
これで、Cisco Jabber for Windows によって TFTP サーバ上でホストされている設定ファイルが取得されるようになります。
このトピックでは、グローバル設定ファイルを作成するための手順の概要と TFTP サーバ上でファイルをホストする方法について説明します。
ユーザ用に CSF デバイスを設定しない場合、グループ設定をそれらのユーザに適用することはできません。
Cisco Jabber for Windows が設定ファイルにアクセスする前に、TFTP サーバを再起動する必要があります。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [CM サービス(CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します。 |
ステップ 4 |
[リスタート(Restart)] を選択します。 再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 |
[OK] を選択します。 「Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました(Cisco Tftp Service Restart Operation was Successful)」というステータスが表示されます。 |
ステップ 6 | [更新(Refresh)] を選択し、Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します。 |
設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには、任意のブラウザで設定ファイルを開きます。 通常、http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml の URL にあるグローバル設定ファイルにアクセスできます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <parameter_name>value</parameter_name> </Client> <Directory> <parameter_name>value</parameter_name> </Directory> <Options> <parameter_name>value</parameter_name> </Options> <Presence> <parameter_name>value</parameter_name> </Presence> <Policies> <parameter_name>value</parameter_name> </Policies> </config>
要素 | 説明 |
---|---|
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> | |
config | |
Client | |
Directory | ディレクトリ統合の設定パラメータを含む親要素。 詳細については、ディレクトリ パラメータを参照してください。 |
Options | |
Presence | |
Policies |
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <UpdateUrl>http://server_name.cisco.com/update.xml</UpdateUrl> </Client> <Directory> <DirectoryServerType>UDS</DirectoryServerType> </Directory> <Options> <Set_Status_Away_On_Inactive>true</Set_Status_Away_On_Inactive> <Set_Status_Inactive_Timeout>15</Set_Status_Inactive_Timeout> <Set_Status_Away_On_Lock_OS>true</Set_Status_Away_On_Lock_OS> </Options> <Presence> <LoginResource>wbxconnect</LoginResource> </Presence> <Policies> <Screen_Capture_Enabled>false</Screen_Capture_Enabled> <File_Transfer_Enabled>false</File_Transfer_Enabled> <Disallowed_File_Transfer_Types>.exe;.msi;.rar;.zip;.mp3</Disallowed_File_Transfer_Types> <Video_Disabled>false</Video_Disabled> </Policies> </config>
前の設定ファイルの例では、Cisco Jabber for Windows および 拡張ディレクトリ統合 の更新ファイルの URL、またはサポートされる他の LDAP ディレクトリを、ディレクトリ サーバとして指定します。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
PrtLogServerUrl | URL |
|
UpdateUrl | URL |
HTTP サーバ 上の自動更新 XML 定義ファイルへの URL を指定します。 Cisco Jabber for Windows では、この URL を使用して HTTP サーバ から更新 XML ファイルを取得します。 |
jabber-plugin-config | プラグイン定義 |
カスタム埋め込みタブを定義し、Cisco Jabber for Windows の HTML コンテンツを表示できます。 詳細については、カスタム埋め込みタブを参照してください。 |
Forgot_Password_URL | URL |
パスワードを忘れた場合に、パスワードをリセットまたは取得するための Web ページの URL を指定します。 |
<Client> <PrtLogServer>http://server_name.cisco.com/jabber/prt/my_script.php</PrtLogServer> <UpdateUrl>http://server_name.cisco.com/jabber/updates/my_update.xml</UpdateUrl> </Client>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI UDS |
使用するディレクトリ統合の種類を指定します。
EDI がデフォルト値です。 ディレクトリ統合およびサポートされるディレクトリ サービスの詳細については、ディレクトリ統合を参照してください。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> </Directory>
<Directory> <DirectoryServerType>UDS</DirectoryServerType> </Directory>
EDI は、ネイティブの Microsoft Windows API を使用し、Microsoft Active Directory から連絡先データを取得します。
Cisco Jabber for Windows がディレクトリから属性を取得できることを確認する必要があります。
デフォルトでは、Cisco Jabber for Windows は グローバル カタログ サーバに接続します。 デフォルト設定を使用する場合は、すべての属性が グローバル カタログ サーバに常駐することを確認する必要があります。
(注) |
グローバル カタログ サーバに属性を複製すると、ドメイン内の Active Directory サーバ間にトラフィックが発生します。 |
Active Directory Schema スナップインを使用し、グローバル カタログ サーバに属性を複製する方法については、適切な Microsoft ドキュメントを参照してください。
(注) |
ドメイン コントローラ に接続するよう Cisco Jabber for Windows を設定した場合は、Cisco Jabber for Windows は 1 つのドメインにのみクエリーを送信します。 |
ドメイン コントローラ に接続するよう Cisco Jabber for Windows を設定するには、ConnectionType パラメータの値として「1」を指定します。 詳細については、ディレクトリ接続パラメータを参照してください。
ディレクトリの連絡先の解像度に使用する属性は、必ずインデックス化してください。
UDS は、連絡先の解決を提供する Cisco Unified Communications Manager 上のインターフェイスです。 Microsoft Active Directory または別の LDAP ディレクトリ ソースから連絡先データを Cisco Unified Communications Manager に同期させます。その後、 Cisco Jabber for Windows では、UDS インターフェイスを使用して Cisco Unified Communications Manager から連絡先データを直接取得します。
UDS と統合する場合に連絡先写真を取得するには、Cisco Jabber for Windows を設定する必要があります。 詳細については、UDS による連絡先写真の取得を参照してください。
複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタでの連絡先の解決では、社内ディレクトリのすべてのユーザを各 Cisco Unified Communications Manager クラスタに同期させます。 その後、適切な Cisco Unified Communications Manager クラスタにこれらのユーザのサブセットをプロビジョニングします。
ヨーロッパのユーザが北米のユーザにコールすると、Cisco Jabber for Windows が cucu-cluster-na からヨーロッパのユーザの連絡先詳細を取得します。
北米のユーザがヨーロッパのユーザにコールすると、Cisco Jabber for Windows が cucu-cluster-eu から北米のユーザの連絡先詳細を取得します。
(注) |
デフォルトでは、Cisco Jabber for Windows はグローバル カタログを検索します。 LDAP サービスを検索するように Cisco Jabber for Windows を設定する必要があります。 |
場合によっては、USERDNSDOMAIN 環境変数の値は、フォレスト全体のドメイン名に対応する DNS ドメイン名に解決されません。 たとえば、この設定は、組織がサブドメインまたはリソース ドメインを使用する場合に発生します。 このような設定では、USERDNSDOMAIN 環境変数は、親ドメインではなく子ドメインに解決されます。 このタイプの設定が発生すると、Cisco Jabber for Windows は組織のすべてのユーザの情報にアクセスできません。
USERDNSDOMAIN 環境変数が子ドメインに解決される場合、次のいずれかの設定オプションを使用して、Cisco Jabber for Windows が親ドメインのサービスに接続できるようにします。
Cisco Jabber for Windows のデフォルト属性マッピングを変更できます。 たとえば、デフォルトでは、Cisco Jabber for Windows は BusinessPhone パラメータをディレクトリの telephoneNumber 属性にマッピングします。 マッピングを行った結果、Cisco Jabber for Windows は、特定ユーザの telephoneNumber 属性の値をディレクトリから取得します。その後 Cisco Jabber for Windows は、ユーザ プロファイルの職場の電話番号として、この値を表示します。 職場の電話番号に対し、telephoneNumber 以外の属性が使用されている組織では、設定ファイルのマッピングを変更する必要があります。
パラメータ | デフォルト値 |
---|---|
CommonName | cn |
DisplayName | displayName |
Firstname | givenName |
Lastname | sn |
EmailAddress | |
SipUri | msRTCSIP-PrimaryUserAddress |
PhotoSource | thumbnailPhoto |
BusinessPhone | telephoneNumber |
MobilePhone | mobile |
HomePhone | homePhone |
OtherPhone | otherTelephone |
Title | title |
CompanyName | company |
UserAccountName | sAMAccountName |
DomainName | userPrincipalName |
Location | co |
Nickname | nickname |
PostalCode | postalCode |
City | l |
State | st |
StreetAddress | StreetAddress |
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
ConnectionType | 0 1 |
Cisco Jabber for Windows がグローバル カタログ サーバまたはドメイン コントローラに接続するかどうかを指定します。
|
PrimaryServerName | 完全修飾ドメイン名 IP アドレス |
ディレクトリ接続用にプライマリ サーバ接続の完全修飾ドメイン名または IP アドレスを指定します。 Cisco Jabber for Windows でプライマリ サーバが自動的に検出されない場合に、このパラメータを指定する必要があります。 |
SecondaryServerName | 完全修飾ドメイン名 IP アドレス |
ディレクトリ接続用にバックアップ サーバ接続の完全修飾ドメイン名または IP アドレスを指定します。 Cisco Jabber for Windows でバックアップ サーバが自動的に検出されない場合に、このパラメータを指定する必要があります。 |
ServerPort1 | ポート番号 |
プライマリ サーバ ポートを指定します。 Cisco Jabber for Windows でプライマリ サーバが自動的に検出されない場合に、このパラメータを指定する必要があります。 |
ServerPort2 | ポート番号 |
バックアップ サーバ ポートを指定します。 Cisco Jabber for Windows でバックアップ サーバが自動的に検出されない場合に、このパラメータを指定する必要があります。 |
UseWindowsCredentials | 0 1 |
Cisco Jabber for Windows で Microsoft Windows のユーザ名とパスワードを使用するかどうかを指定します。
|
ConnectionUsername | ユーザ名 |
Windows 認証情報を使用しない場合、ディレクトリに接続するためのユーザ名を指定します。 |
ConnectionPassword | パスワード |
Windows 認証情報を使用しない場合、ディレクトリに接続するためのユーザ名に対応するパスワードを指定します。 |
UseSSL | 0 1 |
Cisco Jabber for Windows でディレクトリへのセキュア接続に SSL を使用するかどうかを指定します。
|
UseSecureConnection | 0 1 |
|
Cisco Jabber for Windows では、組織のビジネス ニーズをサポートするため、ディレクトリ接続設定を定義できます。 ディレクトリ サービスの接続を定義、認証をカスタマイズ、SSL を使用、グローバル カタログの代わりにドメイン コントローラに接続するなどできます。
カスタム接続設定を定義できる Cisco Jabber for Windows パラメータのリストについては、「ディレクトリ接続パラメータ」を参照してください。
Cisco Jabber for Windows は、起動するたびにプライマリ サーバに接続しようと試行します。 プライマリ サーバが使用できない場合は、Cisco Jabber for Windows はセカンダリ サーバへの接続を試行します。 セカンダリ サーバに正常に接続できれば、Cisco Jabber for Windows は次回再起動されるまでセカンダリ サーバへの接続を保持します。
Cisco Jabber for Windows は、デフォルトでは グローバル カタログ サーバに接続します。 グローバル カタログ サーバは、Microsoft Windows ドメイン フォレスト内の全ユーザのプライマリ ディレクトリ属性を保持しています。
必要であれば、Cisco Jabber for Windows を グローバル カタログ サーバではなく ドメイン コントローラ サーバに接続するよう設定できます。 設定ファイルで、Cisco Jabber for Windows を グローバル カタログ サーバに接続するか、または ドメイン コントローラ サーバに接続するかを、ConnectionType パラメータで指定します。
デフォルトでは、Cisco Jabber for Windows はディレクトリ サービスに接続するのに単純な認証を使用します。 UseSecureConnection パラメータを使用すると、単純な認証をイネーブルまたはディセーブルにすることができます。
必要であれば、ディレクトリへの接続に SSL を使用できます。 UseSSL パラメータを使用すると、SSL 接続を使用できます。 SSL は、グローバル カタログ サーバ、ドメイン コントローラ サーバ、またはその他の LDAP サーバで使用できます。 ただし、SSL 接続証明書が Microsoft Windows 証明書ストアになくてはなりません。 Microsoft Windows ドメインでは、SSL 接続証明書は、通常はクライアント コンピュータの証明書ストアにあります。
デフォルトでは、Client Services Framework では Microsoft Windows のユーザ名とパスワードを使用し、ディレクトリ サービスに接続します。 Microsoft Windows の認証情報を使用したくない場合は、接続ユーザ名とパスワードを指定できます。 EDI 以外のディレクトリ サービスにアクセスする場合と、すべてのユーザに対して同じ認証情報のセットを使用する場合に、接続ユーザ名とパスワードを指定する必要があります。
UseWindowsCredentials パラメータは、Microsoft Windows の認証情報を使用してディレクトリに接続するかどうかを指定します。
パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
BaseFilter | 基本フィルタ |
Active Directory クエリーの基本フィルタを指定します。 ディレクトリのサブキー名のみを指定し、Active Directory へのクエリーの実行時にユーザ オブジェクト以外のオブジェクトを取得します。 デフォルト値は (&(objectCategory=person) です。 設定ファイルには、有効な XML 文字実体参照のみを含めることができます。 カスタム基本フィルタを指定する場合には、& の代わりに & を使用します。 Cisco Jabber for Windows 設定ファイルで閉じカッコを指定した場合、基本フィルタからクエリー結果が返されないことがあります。 たとえば、この問題は、基本フィルタ (&(memberOf=CN=UCFilterGroup,OU=DN)) を指定した場合に発生することがあります。 この問題を解決するには、(&(memberOf=CN=UCFilterGroup,OU=DN) のように閉じカッコを削除します。 |
||
PredictiveSearchFilter | サーチ フィルタ |
予測検索クエリーに適用するサーチ フィルタを定義します。 デフォルト値は anr= です。 Cisco Jabber for Windows で、ANR に設定されていない属性を検索するには、ANR にそれらの属性が設定されるようにディレクトリ サーバを設定する必要があります。 |
||
DisableSecondaryNumberLookups | 0 1 |
携帯電話番号、自宅の電話番号、他の電話番号などの仕事用の番号を使用できない場合に、ユーザが代替連絡先番号を検索できるかどうかを指定します。
|
||
PhoneNumberMasks | マスク文字列 |
ユーザが電話番号を検索するときに使用するマスクを指定します。 たとえば、ユーザが +14085550100 からのコールを受信するとします。 ただし、Active Directory では、この番号は +(1) 408 555 0100 です。 +14081+(#) ### ### #### のマスクにより、連絡先が見つかるようになります。 マスク文字列の長さは、レジストリ サブキー名のサイズ制限を超えることはできません。 詳細については、「電話マスク」を参照してください。 |
||
SearchTimeout | 秒数 |
クエリのタイムアウト時間を秒数で指定します。 デフォルト値は 5 です。 |
||
UseWildcards | 0 1 |
ワイルドカード検索を有効にするかどうかを指定します。
ワイルドカードの代わりに、電話番号のマスクを使用できます。 |
||
MinimumCharacterQuery | 数値 |
ディレクトリを照会するために必要な連絡先名の最小文字数を指定します。 たとえば、このパラメータの値として 2 を設定した場合、ユーザが検索フィールドに少なくとも 2 文字を入力するとディレクトリ検索が発生します。 デフォルト値は 3 です。 |
||
ディレクトリ ツリーで検索可能な組織単位(OU) |
検索が開始されるディレクトリ サーバの場所を指定します。 つまり、検索ベースは Cisco Jabber for Windows で検索を実行するルートです。 デフォルトでは、Cisco Jabber for Windows はディレクトリ ツリーのルートから検索します。 OU 内で最大 5 つの検索ベースの値を指定し、デフォルトの動作を無効にすることができます。
|
Cisco Jabber for Windows で PhoneNumberMasks パラメータを使用して電話番号のディレクトリを検索するときに使用するマスクを設定できます。
電話マスクは、Cisco Jabber for Windows でディレクトリを検索する前に電話番号に適用されます。 電話マスクを正しく設定すると、クエリーが完全に一致するため、ディレクトリ検索が成功し、ディレクトリ サーバのパフォーマンスへの影響が回避されます。
要素 | 説明 |
---|---|
電話番号パターン | 番号パターンを設定してディレクトリから電話番号を取得します。 電話マスクを追加するには、マスクを適用する番号パターンを指定します。 たとえば、+1408 で始まる検索に対してマスクを指定するには、+1408|+(#) ### ### #### のマスクを使用します。 桁数が同じでもパターンが異なる電話番号をマスクで処理できるようにするには、桁数が同じ複数のマスクを使用します。
|
パイプ記号(|) | 番号パターンとマスクを区切ります。 たとえば、+1408|+(#) ### ### ####|+34|+(##) ### #### です。 |
ワイルドカード文字 | 一致すると思われる文字のサブセットの代わりに 1 つ以上の文字を使用します。 電話マスクで任意のワイルドカード文字を使用できます。
|
逆マスク | 番号パターンを右から左に適用します。 たとえば、+34985590199 に +3498|R+34 (98) 559 #### のマスクを適用すると、+34 (98) 559 0199 が取得されます。 順マスクと逆マスクの両方を使用できます。 |
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
PhotoUriSubstitutionEnabled | true false |
写真 URI の代替が有効であるかどうかを指定します。
写真 URI の代替は、ディレクトリ統合に EDI を使用する場合にのみサポートされます。 写真 URI の代替の詳細については、「EDI による連絡先写真の取得」トピックの「URI 置換」の項を参照してください。 |
PhotoUriSubstitutionToken | ディレクトリ属性 |
写真 URI に挿入するディレクトリ属性を指定します(sAMAccountName など)。 |
PhotoUriWithToken | URI |
変数値としてディレクトリ属性を使用する、写真 URI を指定します(http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg など)。 写真 URI の代替を設定するには、PhotoUriSubstitutionToken の値としてディレクトリ属性を設定します。 UDS で連絡先の写真を解決するには、連絡先の写真の URL のフォーマットを PhotoUriWithToken パラメータの値として指定する必要があります。 詳細については、UDS による連絡先写真の取得を参照してください。 |
Cisco Jabber for Windows では、GIF 形式の連絡先写真のレンダリングを向上させるための変更は適用されません。 その結果、GIF 形式の連絡先写真が不正にレンダリングされたり最適な品質にならない場合があります。 最適な品質を得るには、連絡先の写真として PNG 形式を使用する必要があります。
ヒント |
連絡先写真の最適な寸法は、アスペクト比 1:1 の 128 x 128 ピクセルです。 |
場所 | 寸法 |
---|---|
音声コール ウィンドウ |
128 x 128 ピクセル |
|
64 x 64 ピクセル |
|
32 x 32 ピクセル |
ディレクトリ内の連絡先写真が 128 x 128 ピクセル以外のサイズである場合、Cisco Jabber for Windows によって写真のサイズが自動的に変更されます。 たとえば、ディレクトリ内の連絡先写真が 64 x 64 ピクセルであるとします。 Cisco Jabber for Windows でディレクトリから連絡先写真を取得すると、その写真のサイズが 128 x 128 ピクセルに変更されます。
ヒント |
連絡先写真のサイズ変更により、最適な解像度が得られない場合があります。 このため、Cisco Jabber for Windows によって連絡先写真のサイズが自動的に変更されないように、128 x 128 ピクセルの連絡先写真を使用してください。 |
Cisco Jabber for Windows では、四角形以外の写真を四角形のアスペクト比(つまり、幅が高さと同じアスペクト比 1:1)に自動的にトリミングします。
ディレクトリ内の連絡先写真が縦方向である場合、Cisco Jabber for Windows で上端から 30 %、下端から 70 % をトリミングします。
たとえば、ディレクトリ内の連絡先写真が幅 100 ピクセル、高さ 200 ピクセルである場合、アスペクト比が 1:1 となるように Cisco Jabber for Windows で高さから 100 ピクセルをトリミングする必要があります。 この場合、Cisco Jabber for Windows で写真の上端から 30 ピクセルを、写真の下端から 70 ピクセルをトリミングします。
ディレクトリ内の連絡先写真が横方向である場合、Cisco Jabber for Windows で両方の側から 50 % をトリミングします。
たとえば、ディレクトリ内の連絡先写真が幅 200 ピクセル、高さ 100 ピクセルである場合、アスペクト比が 1:1 となるように Cisco Jabber for Windows で幅から 100 ピクセルをトリミングする必要があります。 この場合、Cisco Jabber for Windows で写真の右側から 50 ピクセルを、写真の左側から 50 ピクセルをトリミングします。
Cisco Jabber for Windows では、ディレクトリから連絡先写真を取得した後、それらの写真の角を丸めます。
このトピックでは、EDI または別の LDAP ディレクトリを使用する場合に Cisco Jabber for Windows で連絡先写真を取得する方法について説明します。
Cisco Jabber for Windows によって、ディレクトリ属性と URL テンプレートを使用して連絡先写真の URL が動的に作成されます。
Cisco Jabber for Windows によって、データベースから写真のバイナリ データが取得されます。
Cisco Jabber for Windows によって、ディレクトリ属性から URL が取得されます。
前述の手順の例の値では、sAMAccountName 属性がディレクトリの msmith に解決されます。その後、 Cisco Jabber for Windows では、この値を取得してトークンを置換し、http://staffphoto.example.com/msmith.jpg の URL を作成します。
この方法を使用して連絡先写真を取得するには、設定で PhotoSource パラメータの値としてバイナリ データが含まれている属性を指定します(例:<PhotoSource>jpegPhoto</PhotoSource>)。
この方法を使用して連絡先写真を取得するには、設定で PhotoSource パラメータの値として写真の URL が含まれている属性を指定します(例:<PhotoSource>photoUri</PhotoSource>)。
このトピックでは、UDS をディレクトリ サービスとして使用する場合に Cisco Jabber for Windows で連絡先写真を取得する方法について説明します。
UDS によって、ディレクトリ属性と URL テンプレートを使用して連絡先写真の URL が動的に作成されます。
UDS を使用して連絡先写真を解決するには、PhotoUriWithToken パラメータの値として連絡先写真の URL の形式を指定します。 また、%%uid%% トークンを挿入して URL の連絡先のユーザ名を置換します。 たとえば、<PhotoUriWithToken>http://server_name.domain/%%uid%%.jpg</PhotoUriWithToken> です。
UDS によって、%%uid%% トークンが UDS の userName 属性に置換されます。 たとえば、Mary Smith という名前のユーザがディレクトリに存在するとします。 Mary Smith の userName 属性は msmith です。 Mary Smith の連絡先写真を解決するために、Cisco Jabber for Windows では userName 属性を取得して %%uid%% トークンを置換し、http://staffphoto.example.com/msmith.jpg の URL を作成します。
すべての連絡先写真は、PhotoUriWithToken の値として指定した URL の形式に従っている必要があります。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
UseSIPURIToResolveContacts | true false |
SipUri パラメータで指定した属性の値を使用して、Cisco Jabber for Windows で連絡先情報を取得するかどうかを指定します。
|
UriPrefix | テキスト文字列 |
SipUri パラメータで指定した属性の値に適用されるプレフィックスを定義します。 プレフィックスとは、連絡先 ID のユーザ名の前にあるテキストです。 たとえば、msRTCSIP-PrimaryUserAddress を SipUri の値として指定します。 ディレクトリにおける msRTCSIP-PrimaryUserAddress 属性の値は、sip:username@domain の形式になります。 デフォルト値は空です。 |
ドメイン内フェデレーションの詳細については、「ドメイン フェデレーション」のトピックの「ドメイン内フェデレーションに対する Cisco Jabber for Windows の設定」の項を参照してください。
Cisco Jabber for Windows を設定すると、ユーザが Cisco Jabber for Windows を使用しない他のドメイン内のユーザや同じドメイン内のユーザと通信できるようになります。
ドメイン間フェデレーションでは、エンタープライズ ドメイン内の Cisco Jabber for Windows ユーザは、他のドメイン内のユーザとアベイラビリティを共有し、それらのユーザにインスタント メッセージを送信できます。
ドメイン内フェデレーションでは、同じドメイン内のユーザはアベイラビリティを共有し、Cisco Unified Presence と Microsoft Office Communications Server、Microsoft Live Communications Server、または他のプレゼンス サーバ間でインスタント メッセージを送信できます。
(注) |
Cisco Unified Presence でドメイン内フェデレーションをサポートしているプレゼンス サーバを確認するには、該当する Cisco Unified Presence のマニュアルを参照してください。 |
Cisco Unified Presence でのドメイン内フェデレーションの設定に加えて、Cisco Jabber for Windows 設定ファイルでいくつかの設定が必要になる場合があります。
連絡先の検索時に連絡先を解決したり、ディレクトリから連絡先情報を取得したりするには、Cisco Jabber for Windows で各ユーザの連絡先 ID が必要です。 Cisco Unified Presence では、Microsoft Office Communications Server、Microsoft Live Communications Server などの他のプレゼンス サーバの形式と常に一致するとは限らない連絡先情報を解決するために特定の形式を使用します。
詳細については、「ドメイン フェデレーション パラメータ」のトピックの「ドメイン内フェデレーションのパラメータ」の項を参照してください。
この項では、SipUri、UseSIPURIToResolveContacts、および UriPrefix の各パラメータを使用したドメイン内フェデレーションの連絡先を解決する例について説明します。
Cisco Jabber for Windows により、sip:msmith@domain.com から sip: のプレフィックスが削除され、msmith@domain.com の連絡先 ID が取得されます。
オプションのパラメータを使用すると、Cisco Jabber for Windows の [オプション(Options)] ウィンドウの特定の設定に対してデフォルト値を変更できます。 また、ユーザは [オプション(Options)] ウィンドウで独自の値を指定し、設定ファイルで設定したデフォルトを上書きすることもできます。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
Set_Status_Away_On_Inactive | true false |
ユーザが非アクティブになったときにアベイラビリティ ステータスを [退席中(Away)] に変更するかどうかを指定します。 デフォルト値は true です。 |
Set_Status_Inactive_Timeout | 分単位での時間 |
ユーザが非アクティブになった場合にアベイラビリティ ステータスが [退席中(Away)] に変更される前の時間を分単位で指定します。 デフォルト値は 15 です。 |
Set_Status_Away_On_Lock_OS | true false |
ユーザがコンピュータをロックしたときにアベイラビリティ ステータスを [退席中(Away)] に変更するかどうかを指定します。 デフォルト値は true です。 |
Start_Calls_With | ビデオ 音声 |
ユーザが送信するコールがビデオで始まるかどうかを指定します。
|
Start_Client_On_Start_OS | true false |
ユーザがコンピュータを起動したときに Cisco Jabber for Windows が自動的に起動するかどうかを指定します。 デフォルト値は false です。 |
<Options> <Set_Status_Away_On_Inactive>true</Set_Status_Away_On_Inactive> <Set_Status_Inactive_Timeout>15</Set_Status_Inactive_Timeout> <Set_Status_Away_On_Lock_OS>true</Set_Status_Away_On_Lock_OS> <Start_Calls_With>video</Start_Calls_With> <Start_Client_On_Start_OS>false</Start_Client_On_Start_OS> </Options>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
LoginResource | multiResource wbxconnect mutualExclusion |
ユーザが複数のクライアント インスタンスに同時にログインできるかどうかを指定します。 デフォルトで、Cisco Jabber for Windows は Cisco Jabber の複数インスタンスへのログインを許可します。 デフォルトの動作を変更したり、インストール設定を上書きするには、次の値のいずれかを設定します。
|
<Presence> <LoginResource>wbxconnect</LoginResource> </Presence>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
Screen_Capture_Enabled | true false |
ユーザが画面キャプチャを取得できるかどうかを指定します。
|
File_Transfer_Enabled | true false |
ユーザが他のユーザとファイルを交換できるかどうかを指定します。
|
Disallowed_File_Transfer_Types | ファイル拡張子 |
ユーザによる特定のファイル タイプの交換を禁止します。 値として 1 つ以上のファイル拡張子を指定できます。 |
Video_Disabled | true false |
|
User_Defined_Remote_Destination | true false |
Cisco Jabber for Windows は各ユーザのデバイス リストを Cisco Unified Communications Manager から取得します。 そのデバイス リストにソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスが含まれている場合、Cisco Jabber for Windows は自動的にユーザがクライアント インターフェイスを介してリモート接続先を追加、編集、削除することを許可します。 そのデバイス リストに CTI リモート デバイスだけが含まれている場合、Cisco Jabber for Windows はユーザがクライアント インターフェイスを介してリモート接続先を追加、編集、削除することを許可しません。 CTI リモート デバイスだけを使用してユーザをプロビジョニングする場合は、コンフィギュレーション ファイルでこのパラメータを指定する必要があります。 ソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスとともに CTI リモート デバイスを持つユーザをプロビジョニングする場合は、このパラメータは必要ではありません。 詳細については、『Cisco Jabber for Windows Server Setup Guide』のCisco Jabber for Windows の拡張および接続のトピックを参照してください。 |
<Policies>
<Screen_Capture_Enabled>false</Screen_Capture_Enabled>
<File_Transfer_Enabled>false</File_Transfer_Enabled>
<Disallowed_File_Transfer_Types>.exe;.msi;.rar;.zip;.mp3</Disallowed_File_Transfer_Types>
<Video_Disabled>true</Video_Disabled>
</Policies>
Cisco Unified Communications Manager で指定された電話サービスの認証情報を使用するよう、設定パラメータを指定することができます。 この設定パラメータを指定すると、Cisco Jabber for Windows では、Cisco Unified Communications Manager の電話サービスにアクセスするためにサインイン認証情報を使用します。 そのため、Cisco Jabber for Windows ユーザは、クライアントの電話サービスに対して認証情報を入力する必要がありません。
親要素 | パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|---|
CUCM | プレゼンス | Cisco Jabber for Windows が Cisco Unified Communications Manager の電話サービスにアクセスするために、サインイン認証情報を使用することを指定します。 サインイン認証情報と電話サービスの認証情報が同じであることを確認します。 このパラメータを設定すると、ユーザは Cisco Jabber for Windows に電話サービスの認証情報を指定できません。
|
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <CUCM> <PhoneService_UseCredentialsFrom>presence</PhoneService_UseCredentialsFrom> </CUCM> </config>
この項は、Cisco Unified Presence と統合するオンプレミス導入にのみ適用されます。
本リリース以降、オンプレミス導入では、ボイスメール認証情報のパラメータを指定できなくなりました。 ただし、Cisco Unified Presence の Cisco Jabber for Windows ユーザに対しては、ボイスメール認証情報ソースを指定できます。
(注) |
[ボイスメール サービスの認証情報ソース(Credentials source for voicemail service)] ドロップダウン リストから [Web カンファレンシング(Web Conferencing)] を選択しないでください。 Cisco Jabber for Windows は現在、Web カンファレンシング認証情報との同期をサポートしていません。 |
この項は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.0 以降と統合するオンプレミス導入に適用されます。
本リリース以降、オンプレミス導入では、ボイスメール認証情報のパラメータを指定できなくなりました。 ただし、Cisco Unified Presence の Cisco Jabber for Windows ユーザに対しては、ボイスメール認証情報ソースを指定できます。
(注) |
[ボイスメール サービスの認証情報ソース(Credentials source for voicemail service)] ドロップダウン リストから [Web カンファレンシング(Web Conferencing)] を選択しないでください。 Cisco Jabber for Windows は現在、Web カンファレンシング認証情報との同期をサポートしていません。 |
自動更新を有効にするには、最新バージョン(HTTP サーバのインストール パッケージの URL を含む)の情報が含まれている XML ファイルを作成します。ユーザがサインインしたり、コンピュータをスリープ モードから再開したり、[ヘルプ(Help)] メニューから手動による更新要求を実行したりすると、 Cisco Jabber for Windows によって XML ファイルが取得されます。
<JabberUpdate> <LatestBuildNum>value</LatestBuildNum> <LatestVersion>value</LatestVersion> <Message><![CDATA[your_html]]></Message> <DownloadURL>value</DownloadURL> </JabberUpdate>
ステップ 1 | HTTP サーバ上で適切なインストール パッケージをホストします。 |
ステップ 2 | 任意のテキスト エディタを使用して更新の XML ファイルを作成します。 |
ステップ 3 | LatestBuildNum 要素の値として更新のビルド番号を指定します。 |
ステップ 4 | LatestVersion 要素の値として更新のバージョン番号を指定します。 |
ステップ 5 | Message 要素の値として HTML を <![CDATA[your_html]]> の形式で指定します。 |
ステップ 6 | DownloadURL 要素の値として HTTP サーバのインストール パッケージの URL を指定します。 |
ステップ 7 | 更新の XML ファイルを保存して閉じます。 |
ステップ 8 | HTTP サーバ上で更新の XML ファイルをホストします。 |
ステップ 9 | 設定ファイルの UpdateUrl パラメータの値として更新の XML ファイルを指定します。 |
<JabberUpdate> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.0.1</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For more information click <a target="_blank" href="//cisco.com/go/jabber">here</a>.]]></Message> <DownloadURL>http://server_name/CiscoJabberSetup.msi</DownloadURL> </JabberUpdate>
Cisco Jabber for Windows では、HTTP POST メソッドを使用して問題レポートを送信します。 POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成し、設定パラメータとして HTTP サーバ 上のスクリプトの URL を指定します。 ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため、ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する必要もあります。
<form name="uploadPrt" action="http://server_name.com/scripts/UploadPrt.php" method="post" enctype="multipart/form-data"> <input type="file" name="zipFileName" id="zipFileName" /><br /> <input type="submit" name="submitBtn" id="submitBtn" value="Upload File" /> </form>
ステップ 1 | HTTP サーバ 上でカスタム スクリプトをホストします。 |
ステップ 2 | 設定ファイルの PrtLogServerUrl パラメータの値としてスクリプトの URL を指定します。 |
カスタム埋め込みタブには、Microsoft Internet Explorer レンダリング エンジンを使用した Cisco Jabber for Windows の HTML コンテンツが表示されます。
Cisco Jabber for Windows では、Microsoft Internet Explorer でサポートされているコンテンツを表示するために、最大 5 つのカスタム埋め込みタブをサポートしています。 たとえば、カスタム埋め込みタブを作成して、会社のポリシーの詳細や HTTP サーバ上でホストされている XML ファイルを提供する Web ページを表示します。
<Client> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="" preload=""> <tooltip></tooltip> <icon></icon> <url></url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client>
パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
browser-plugin | カスタム タブのすべての定義 |
カスタム埋め込みタブのすべての定義が含まれます。 |
||
page | カスタム タブの 1 つの定義 |
カスタム埋め込みタブの 1 つの定義が含まれます。 |
||
refresh | true false |
このパラメータはオプションです。 refresh は page 要素の属性です。 |
||
preload | true false |
このパラメータはオプションです。 preload は page 要素の属性です。 |
||
tooltip | Unicode 文字の文字列 |
ユーザが埋め込みタブ上にカーソルを移動したときに表示されるテキストを定義します。 このパラメータはオプションです。 |
||
icon | URL |
Cisco Jabber for Windows では、Microsoft Internet Explorer で描画可能なアイコン(.JPG、.PNG、.GIF など)をサポートしています。 カスタム アイコンの寸法および形式については、このトピックの「カスタム アイコン」の項を参照してください。 このパラメータはオプションです。 アイコンを指定しない場合、あるいは指定したアイコンが正常にロードされない場合は、Cisco Jabber for Windows によってデフォルト アイコンがロードされます。 |
||
url | URL |
埋め込みタブに表示される HTML ページ(つまり、他のコンテンツ)の URL を指定します。 ${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます。 詳細については、このトピックの「UserID トークン」の項を参照してください。 Cisco Jabber for Windows では、Internet Explorer レンダリング エンジンを使用して埋め込みタブのコンテンツを表示します。 このため、Internet Explorer でサポートされているコンテンツの URL を指定できます。
このパラメータは必須です。 |
カスタム埋め込みタブのアイコンには、1 つのイメージ ファイル内の各状態に対して 10 個のフレームがあります。
各フレームの寸法は 20 x 20 ピクセルです。 各フレーム間に 1 ピクセルのパディングを設定してください。 1 ピクセルのパディングにより、実際に使用できるアイコンの領域は 19 x 19 ピクセルになります。
イメージの背景色は透明です。
HTML ページに、href 属性の一部としてプロトコル ハンドラを追加します。 HTML ページに表示されるハイパーリンクをクリックすると、Cisco Jabber for Windows はプロトコルに対して適切な処理を実行します。
<html> <body> <a href="TEL:1234">Call 1234</a><br/> <a href="IM:msmith@domain">Send an instant message to Mary Smith</a> </body> </html>前の例では、ユーザがハイパーリンクをクリックして 1234 に発信すると、 Cisco Jabber for Windows はその電話番号への音声コールを開始します。 ユーザが Mary Smith にインスタント メッセージを送信するハイパーリンクをクリックすると、 Cisco Jabber for Windows は Mary とのチャット ウィンドウを開きます。
<html> <body> <a href="XMPP:msmith@domain;amckenzi@domain">Create a group chat with Mary Smith and Adam McKenzie</a> </body> </html>前の例では、ユーザが Mary Smith および Adam McKenzie とのグループ チャットを作成するハイパーリンクをクリックすると、 Cisco Jabber for Windows は Mary および Adam とのグループ チャット ウィンドウを開きます。
ヒント |
XMPP:user_a@domain.com;user_b@domain.com;user_c@domain.com;user_d@domain.com |
${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます。 ユーザがサインインすると、Cisco Jabber for Windows により、${UserID} トークンがログインしたユーザのユーザ名に置き換えられます。
<url>www.cisco.com/${UserID}/profile</url>ユーザ名 msmith の Mary Smith という名前のユーザがログインします。その後、 Cisco Jabber for Windows により、${UserID} トークンが次のように Mary のユーザ名に置き換えられます。
<url>www.cisco.com/msmith/profile</url>
ヒント |
また、クエリー文字列に ${UserID} トークンを指定することもできます(例:www.cisco.com/mywebapp.op?url=${UserID})。 |
次に、2 つのカスタム埋め込みタブの例を示します。
<jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="false" preload="false"> <tooltip>Cisco WebEx</tooltip> <icon>http://cisco.com/icon.png</icon> <url>http://www.webex.com/</url> </page> <page refresh="true"> <tooltip>Cisco</tooltip> <icon>http://cisco.com/icon.png</icon> <url>http://www.cisco.com/</url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config>
カスタム埋め込みタブに JavaScript 通知を実装できます。 このトピックでは、JavaScript 通知用に Cisco Jabber for Windows が提供するメソッドについて説明します。 また、通知のテストに使用できる JavaScript フォームの例についても説明します。 非同期サーバ コールに対する JavaScript 通知の実装方法と他のカスタム実装に関する説明は、このマニュアルでは取り扱いません。 詳細については、該当する JavaScript のマニュアルを参照してください。
JavaScript で Cisco Jabber for Windows からこのメソッドを呼び出します。 このメソッドにより、空または 1 ~ 999 の数字である文字列値が取得されます。
Cisco Jabber for Windows は、ユーザがカスタム組み込みタブを選択するとこのメソッドを呼び出します。
Cisco Jabber for Windows は、ユーザが別のタブを選択するとこのメソッドを呼び出します。
<html> <head> <script type="text/javascript"> function onPageSelected() { window.external.SetNotificationBadge(""); } function onPageDeselected() { window.external.SetNotificationBadge(""); } function addBadge() { var cell = document.getElementById("badgeid"); window.external.SetNotificationBadge(cell.value); } </script> </head> <body> <form onsubmit="addBadge()" > Badge: <input type="text" name="value" id="badgeid"/><br /> <input type="submit" value="Submit"> </form> </body> </html>
この例の JavaScript フォームをテストするには、前述の例を HTML ページにコピーしてから、そのページをカスタム埋め込みタブとして指定します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <PrtLogServerUrl>http://server_name.domain.com/prt_script.php</PrtLogServerUrl> <UpdateUrl>http://server_name.domain.com/update.xml</UpdateUrl> <Forgot_Password_URL>http://server_name.domain.com/password.html</Forgot_Password_URL> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="false" preload="true"> <tooltip>Cisco WebEx</tooltip> <icon>http://server_name.cisco.com/icon.png</icon> <url>http://www.webex.com</url> </page> <page refresh="true" preload="true"> <tooltip>Cisco</tooltip> <icon>http://server_name.cisco.com/logo.gif</icon> <url>http://www.cisco.com</url> </page> <page refresh="true" preload="false"> <tooltip>Cisco Jabber for Windows</tooltip> <icon>http://server_name.cisco.com/jabber.png</icon> <url>http://www.cisco.com/en/US/prod/voicesw/ps6789/jabber_windows.html</url> </page> <page refresh="false" preload="false"> <tooltip>Cisco Jabber</tooltip> <icon>http://server_name.cisco.com/jabber.png</icon> <url>http://www.cisco.com/web/products/voice/jabber.html</url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client> <Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <BusinessPhone>aNonDefaultTelephoneNumberAttribute</BusinessPhone> <PhotoUriSubstitutionEnabled>true</PhotoUriSubstitutionEnabled> <PhotoUriSubstitutionToken>cn</PhotoUriSubstitutionToken> <PhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/cn.jpg</PhotoUriWithToken> </Directory> <Policies> <Disallowed_File_Transfer_Types>.exe;.msi</Disallowed_File_Transfer_Types> </Policies> </config>
ここでは、Cisco Jabber for Windows がサポートする特定の統合シナリオについて説明し、テストに基づいた設定 XML の例を示します。 OpenLDAP、AD LDS、または ADAM とのディレクトリ統合を設定するには、サポートされるシナリオに設定 XML が従っていることを確認する必要があります。
Cisco Jabber for Windows は匿名バインドおよび認証済みバインドを使用して OpenLDAP との統合をサポートします。
ここでは、匿名バインドを使用して、OpenLDAP とのディレクトリ統合を構成するために設定する必要があるパラメータについて説明します。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続します。 |
ConnectionType | 1 | ドメイン コントローラ サーバに接続します。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
プライマリ サーバを指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 1 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用しないでください。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
BaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 | 検索ベースを参照するときにどのオブジェクトが返されるかを指定します。 |
PredictiveSearchFilter | uid または他の検索フィルタ | 検索文字列の曖昧さを取り除き、ディレクトリ サービスの Ambiguous Name Resolution(ANR)用に設定された属性と一致する結果を返します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <ConnectionType>1</ConnectionType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <SearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</SearchBase1> <UserAccountName>uid</UserAccountName> <BaseFilter>(&(objectClass=inetOrgPerson)</BaseFilter> <PredictiveSearchFilter>uid</PredictiveSearchFilter> </Directory>
ここでは、認証済みバインドを使用して、OpenLDAP とのディレクトリ統合を構成するために設定する必要があるパラメータについて説明します。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続します。 |
ConnectionType | 1 | ドメイン コントローラ サーバに接続します。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
プライマリ サーバを指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 0 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用します。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
BaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 | 検索ベースを参照するときにどのオブジェクトが返されるかを指定します。 |
PredictiveSearchFilter | uid または他の検索フィルタ | 検索文字列の曖昧さを取り除き、ディレクトリ サービスの Ambiguous Name Resolution(ANR)用に設定された属性と一致する結果を返します。 |
ConnectionUsername | ユーザ名 | 認証用のユーザ名を指定します。 |
ConnectionPassword | パスワード | 認証用のパスワードを指定します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <ConnectionType>1</ConnectionType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>0</UseSecureConnection> <SearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</SearchBase1> <UserAccountName>uid</UserAccountName> <BaseFilter>(&(objectClass=inetOrgPerson)</BaseFilter> <PredictiveSearchFilter>uid</PredictiveSearchFilter> <ConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</ConnectionUsername> <ConnectionPassword>password</ConnectionPassword> </Directory>
Cisco Jabber for Windows は、匿名バインドまたは Microsoft Windows プリンシパル ユーザとの認証を使用して、Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス(AD LDS)または Active Directory Application Mode; Active Directory アプリケーション モード(ADAM)との統合をサポートします。
ここでは、匿名バインドを使用して、AD LDS または ADAM とのディレクトリ統合を構成するために設定する必要があるパラメータについて説明します。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続します。 |
ConnectionType | 1 | ドメイン コントローラ サーバに接続します。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
プライマリ サーバを指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 0 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用します。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
BaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 | 検索ベースを参照するときにどのオブジェクトが返されるかを指定します。 |
PredictiveSearchFilter | uid または他の検索フィルタ | 検索文字列の曖昧さを取り除き、ディレクトリ サービスの Ambiguous Name Resolution(ANR)用に設定された属性と一致する結果を返します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <ServerPort1>50000</ServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <SearchBase1>dc=adam,dc=test</SearchBase1> </Directory>
ここでは、Microsoft Windows プリンシパル ユーザとの認証を使用して、AD LDS または ADAM とのディレクトリ統合を構成するために設定する必要があるパラメータについて説明します。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続します。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
プライマリ サーバを指定します。 |
ServerPort1 | ポート番号 | プライマリ サーバのポート番号を指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 1 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用しないでください。 |
ConnectionUsername | ユーザ名 | 認証用のユーザ名を指定します。 |
ConnectionPassword | パスワード | 認証用のパスワードを指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <ServerPort1>50000</ServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <ConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</ConnectionUsername> <ConnectionPassword>password</ConnectionPassword> <UserAccountName>cn</UserAccountName> <SearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</SearchBase1> </Directory>
ここでは、AD LDS プリンシパル ユーザとの認証を使用して、AD LDS または ADAM とのディレクトリ統合を構成するために設定する必要があるパラメータについて説明します。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | EDI | LDAP ディレクトリ サービスに接続します。 |
PrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
プライマリ サーバを指定します。 |
ServerPort1 | ポート番号 | プライマリ サーバのポート番号を指定します。 |
UseWindowsCredentials | 0 | Microsoft Windows 認証情報を使用しないでください。 |
UseSecureConnection | 0 | ディレクトリ サービスとの接続に単純な認証を使用します。 |
ConnectionUsername | ユーザ名 | 認証用のユーザ名を指定します。 |
ConnectionPassword | パスワード | 認証用のパスワードを指定します。 |
UserAccountName | uid または cn などの固有識別子 | ユーザ アカウント ID を保持するディレクトリ属性を指定します。 |
SearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート | 検索が開始されるディレクトリ サービスの場所を指定します。 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <PrimaryServerName>11.22.33.456</PrimaryServerName> <ServerPort1>50000</ServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>0</UseSecureConnection> <ConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</ConnectionUsername> <ConnectionPassword>password</ConnectionPassword> <UserAccountName>cn</UserAccountName> <SearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</SearchBase1> </Directory>
Cisco Unified Communications Manager でダイヤル プランのマッピングを設定し、Cisco Unified Communications Manager のダイヤリング ルールがディレクトリのダイヤリング ルールと一致するようにします。
ダイヤル プランのマッピングの設定に関する詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルの「Dial Rules Overview」のトピックを参照してください。
アプリケーション ダイヤル ルールにより、ユーザがダイヤルする電話番号の桁数の追加および削除が自動的に行われます。 アプリケーション ダイヤル ルールは、ユーザが Cisco Jabber for Windows からダイヤルする番号を操作します。
たとえば、7 桁の電話番号の先頭に自動的に 9 を追加して外線にアクセスするように、ダイヤル ルールを設定できます。
ディレクトリ検索ダイヤル ルールによって、発信者 ID の番号が、Cisco Jabber for Windows がディレクトリで検索できる番号に変換されます。 定義する各ディレクトリ検索ルールには、先頭の数字および番号の長さに基づいてどの数字を変換するかを指定します。
たとえば、10 桁の電話番号から市外局番と 2 桁の局番を自動的に削除するように、ディレクトリ検索ルールを作成できます。 このタイプのルールの例では、4089023139 を 23139 に変換します。
Cisco Unified Communications Manager では、作成したダイヤル ルールを自動的に Cisco Jabber for Windows に発行しません。 ダイヤル ルールを発行するには、COP ファイルを展開する必要があります。 この COP ファイルによって、ダイヤル ルールが Cisco Unified Communications Manager データベースから TFTP サーバ上の XML ファイルにコピーされます。その後、 Cisco Jabber for Windows は、その XML ファイルをダウンロードしてダイヤル ルールにアクセスします。
(注) |
Cisco Unified Communications Manager のすべてのバージョン(8.6.x と 9.x を含む)では、Cisco Jabber for Windows へのダイヤル ルールの発行に COP ファイルが必要です。 |
ステップ 1 | [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | の順に選択します。 |
ステップ 3 | [ソフトウェア インストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウで cmterm-csf-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn の場所を指定します。 |
ステップ 4 | [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 5 | [利用可能なソフトウェア(Available Software)] リストから cmterm-csf-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn を選択します。 |
ステップ 6 | [次へ(Next)] を選択し、[インストール(Install)] を選択します。 |
ステップ 7 | TFTP サービスを再起動します。 |
ステップ 8 |
ブラウザでダイヤル ルールの XML ファイルを開き、TFTP サーバでそれらのファイルが利用可能であることを確認します。
ブラウザで AppDialRules.xml と DirLookupDialRules.xml にアクセスできる場合、Cisco Jabber for Windows ではダイヤル ルールをダウンロードできます。 |
ステップ 9 | TFTP サービスを実行する Cisco Unified Communications Manager のインスタンスごとに前述の手順を繰り返します。 |
Cisco Unified Communications Manager のインスタンスごとに前述の手順を繰り返した後、Cisco Jabber for Windows を再起動します。