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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6 以下と Cisco Unified Presence との環境設定の手順についてのタスクベースの情報を提供します。
(注) |
Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified Presence のインストールと設定に関わるすべてのタスクの情報については、このマニュアルでは説明していません。 この章の目的は、Cisco Jabber for Windows の環境をセットアップするために完了しなければならないタスクの高レベルなワークフローを提供することにあります。 詳細や、配置固有のインストールと設定を行っていることを確認するには、環境内のさまざまなコンポーネントのマニュアルを参照してください。 |
Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified Presence のインストール時には、サーバ間の通信を有効にするために必要な詳細情報を指定する必要があります。 通信には、Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified Presence の在席ステータスの同期を行う SIP パブリッシュ トランクが含まれます。
このトピックは、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6 以下で環境をセットアップするプロセスの高レベルの概要を提供します。
必須サービスを通じて、サーバ間の通信が可能になるほか、Cisco Jabber for Windows に対してさまざまな機能が実現されます。
必要に応じて、その他のサービスも開始します。 利用可能なサービスを確認したり、現在の展開においてその他のサービスが必要かどうかを判断したりする場合は、Cisco Unified Presence に関する適切なマニュアルを参照してください。
環境にディレクトリを追加すると、ディレクトリ サーバ上に保存されているユーザ データが Cisco Unified Communications Manager データベースに格納されます。 この処理が完了すると、プロファイルに追加したり、さまざまな機能をプロビジョニングしたりする環境内のユーザを Cisco Unified Communications Manager で管理できるようになります。
ディレクトリ内のユーザが Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Presence において有効かどうかを確認します。
ディレクトリ内のユーザが有効なユーザのリストとして返されれば、環境にディレクトリを正しく追加できたことになります。
Cisco Jabber for Windows は TFTP サーバから設定とデバイス設定を取得します。 Cisco Jabber for Windows からそれらの設定内容を取得できるようにするためには、Cisco Unified Presence 上で TFTP サーバの IP アドレスを指定する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
[設定(Settings)] の順に選択します。
[Cisco Jabber の設定(Cisco Jabber Settings)]Cisco Jabber Settingsウィンドウが開きます。 |
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ステップ 3 |
次のセクションの 1 つで TFTP サーバを指定するフィールドを探します。セクションは、Cisco Unified Presence のバージョンにより異なります。
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ステップ 4 |
次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
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ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
インスタント メッセージングとプレゼンス機能は Cisco Jabber for Windows の基本機能です。 ユーザはインスタント メッセージの送受信と共に、在席ステータスを公開および表示できます。
インスタント メッセージングとプレゼンスをセットアップし、配置を開始します。 チャットと在席ステータスの機能のセットアップに成功した後は、他のサービスを追加し、音声、ビデオ、ボイスメールなどの追加機能をセットアップすることで、配置を構築できます。
このタスクの手順を実行して Cisco Unified Presence でインスタント メッセージングを有効にし、インスタント メッセージングの設定を指定します。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | の順に選択します。 |
ステップ 3 | 次のオプションを選択します。 |
ステップ 4 | [保存(Save)] を選択します。 |
このタスクの手順を実行し、Cisco Jabber for Windows ユーザにインスタント メッセージングとプレゼンス機能を提供します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [機能割り当ての検索と一覧表示(Find and List Capabilities Assignments)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [機能割り当てを次の条件で検索(Find Capabilities Assignment where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択してユーザの一覧を取得します。 |
ステップ 4 |
対象のユーザをリストから選択します。 [機能割り当ての設定(Capabilities Assignment Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 | [機能割り当ての設定(Capabilities Assignment Configuration)] セクションで次の両方を選択します。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
社内の連絡先からのプレゼンス サブスクリプション要求のプロンプトを有効、無効のいずれかにすることができます。
Cisco Jabber for Windows は、社外の連絡先からのプレゼンス サブスクリプション要求には、ユーザに許可を求めるプロンプトを常に表示します。
Cisco Jabber for Windows ユーザは社内の連絡先を許可するかブロックするかを選択できます。
(注) |
組織内で連絡先を検索する際は、組織内のすべてのユーザの一時的な在席ステータスが表示されます。 しかし、ユーザ A がユーザ B をブロックした場合、ユーザ B には、検索一覧内のユーザ A の一時的な在席ステータスは表示されません。 |
Cisco Jabber for Windows ユーザは、社外の連絡先に対する処理を次のオプションから選択できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [プレゼンスの設定(Presence Settings)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[確認プロンプトなしで、ユーザが他のユーザのプレゼンス ステータスを表示できるようにする(Allow users to view the availability of other users without being prompted for approval)] を選択し、プロンプトを無効にして、社内からのすべてのプレゼンス サブスクリプション要求を自動的に許可します。
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ステップ 4 | [保存(Save)] を選択します。 |
一括管理ツール(BAT)を使用して、連絡先リストを Cisco Unified Presence にインポートできます。
連絡先リストの一括インポートの手順については、『Deployment Guide for Cisco Unified Presence Release 8.6』の「Bulk Import of User Contact Lists」を参照してください。
このトピックは、予定表イベントの自動プレゼンス状態更新を有効にするために、Cisco Jabber for Windows ユーザが配置後に実行しなければならないタスクについて説明します。
ステップ 1 |
次の手順を実行し、Cisco Jabber for Windows ユーザに提供する必要のある情報を収集します。
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ステップ 2 |
Cisco Jabber for Windows ユーザに次の手順を実行するように指示します。
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在席ステータスが予定表と統合されました。 予定表でミーティングが予定されている場合、Cisco Jabber for Windows のステータスはミーティングが開始すると [ミーティング中(In a meeting)] に自動的に設定されます。
ユニファイド コミュニケーションをセットアップすることで、Cisco Jabber for Windows の音声機能とビデオ機能が有効になります。
ソフトフォン を使用することにより、Cisco Jabber for Windows はコンピュータを通じた音声とビデオの送受信が可能になります。
ソフトフォン デバイス作成の最初の手順では、SIP プロファイルを作成し、ビデオのデスクトップ共有を有効にします。 Client Service Framework(CSF)デバイス、つまりソフトフォンデバイスには、SIP プロファイルが必要です。 しかし、デフォルトの SIP プロファイルを編集または設定することはできません。 そのため、新たに SIP プロファイルを作成する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [SIP プロファイルの検索と一覧表示(Find and List SIP Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | 次のいずれかを実行し、新規 SIP プロファイルを作成します。 |
Cisco Unified Communications Manager は、Binary Floor Control Protocol(BFCP)を通じてビデオのデスクトップ共有機能を提供します。 Cisco Jabber for Windows ユーザにビデオのデスクトップ共有機能を提供するには、対象の CSF デバイスで BFCP を有効にする必要があります。
(注) |
Cisco Jabber for Windows は、ソフトフォン デバイスでのみビデオのデスクトップ共有をサポートします。 デスクフォン デバイスでは、Cisco Jabber for Windows のビデオのデスクトップ共有を有効にできません。 |
Cisco Unified Communications Manager 8.6.1 以下でビデオのデスクトップ共有を設定する際には、SIP プロファイルで BFCP を有効にします。
(注) |
ビデオのデスクトップ共有を移行することはできません。 Cisco Unified Communications Manager 8.6.1 でビデオのデスクトップ共有を設定して Cisco Unified Communications Manager 8.6.2 にアップグレードする場合、バージョン 8.6.2 でビデオのデスクトップ共有を設定する必要があります。 |
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
SIP プロファイルでビデオのデスクトップ共有を次の手順に従って有効にします。
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Cisco Unified Communications Manager 8.6.2 以降でビデオのデスクトップ共有を設定するには、COP ファイルを適用して SIP プロファイルで BFCP を有効にする必要があります。 COP ファイルである cmterm-bfcp-e.8-6-2.cop.sgn は、Cisco Jabber for Windows 管理パッケージの一部として含まれています。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | cmterm-bfcp-e.8-6-2.cop.sgn をアップロードし、適用します。 |
ステップ 3 | 次のようにサーバを再起動します。 |
ステップ 4 |
SIP プロファイルでビデオのデスクトップ共有を次の手順に従って有効にします。
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CSF デバイスは Cisco Jabber for Windows にソフトフォン 機能を提供します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 |
ステップ 4 | [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから [Cisco Unified Client Services Framework] を選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 5 |
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を適切に指定します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Managerのマニュアルを参照してください。 |
ステップ 6 | [SIP プロファイル(SIP Profile)] ドロップダウン リストでビデオのデスクトップ共有を有効にした SIP プロファイルを選択してください。 |
ステップ 7 |
[保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。 |
デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 このトピックでは、デバイスの作成後に メニュー オプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します。 このメニュー オプションから表示されるのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 |
ステップ 4 | その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 |
ステップ 5 |
次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
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ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 |
[設定の適用(Apply Config)] を選択します。 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 8 | [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します。 |
Cisco Jabber for Windows ユーザは自分のコンピュータを使ってデスクフォンをコントロールし、音声通話を発信できます。 このトピックでは、Cisco Unified Communications Manager でのデスクフォン デバイスの作成方法について説明します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 |
ステップ 4 |
[電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから適切なデバイスを選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 |
[デバイス情報(Device Information)] セクションで次の手順を実行します。
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ステップ 6 |
次の手順を実行し、デスクフォン のビデオ機能を有効にします。
デスクフォン ビデオの詳細については、「デスクフォン ビデオの設定」を参照してください。 |
ステップ 7 |
必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのその他の設定も指定します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Managerのマニュアルを参照してください。 |
ステップ 8 |
[保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。 |
デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
デスクフォン ビデオ機能を使用すると、ユーザは Cisco Jabber for Windows を介してコンピュータ上のデスクフォン デバイスに転送されたビデオを受信することができます。
Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 このトピックでは、デバイスの作成後に メニュー オプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します。 このメニュー オプションから表示されるのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 |
ステップ 4 | その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 |
ステップ 5 |
次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
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ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 |
[設定の適用(Apply Config)] を選択します。 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 8 | [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します。 |
Cisco Jabber for Windows はビデオ レート適合を利用し、最適なビデオ品質を調整します。 ビデオ レート適合は、ネットワークの状態に合わせてビデオ品質を動的に向上または低下させます。
(注) |
ソフトフォン デバイスでは、デフォルトで RTCP が有効になっています。 しかし、デスクフォン デバイスで RTCP を有効にする必要があります。 |
共通の電話プロファイルで RTCP を有効にし、そのプロファイルを使用するすべてのデバイスでビデオ レート適合を有効にできます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [共通の電話プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [共通の電話プロファイルを次の条件で検索(Find Common Phone Profile where)] フィールドで対象のフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択してプロファイルの一覧を取得します。 |
ステップ 4 |
対象のプロファイルを一覧から選択します。 [共通の電話プロファイルの設定(Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 | [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。 |
ステップ 6 | [RTCP] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択します。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
共通の電話プロファイルの代わりに、特定のデバイス設定で RTCP を有効化できます。 共通の電話プロファイルで指定したすべての設定は、特定のデバイス設定で上書きされます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択して電話の一覧を取得します。 |
ステップ 4 |
対象の電話を一覧から選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 | [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。 |
ステップ 6 | [RTCP] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択します。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Jabber for Windows は、Cisco Unified Communications Manager と通信してデスクフォン制御などの機能を実行するには、CTI ゲートウェイが必要です。
CTI ゲートウェイのセットアップの最初の手順では、Cisco Unified Presence に CTI ゲートウェイ サーバを追加します。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[CTI ゲートウェイ サーバの検索と一覧表示(Find and List CTI Gateway Servers)] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [CTI ゲートウェイ サーバの設定(CTI Gateway Server Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 4 | [CTI ゲートウェイ サーバの設定(CTI Gateway Server Configuration)] ウィンドウで、必要な詳細情報を指定します。 | ||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
CTI ゲートウェイ サーバの追加後は、CTI ゲートウェイ プロファイルを作成し、サーバをプロファイルに追加する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[CTI ゲートウェイ プロファイルの設定(CTI Gateway Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 | [CTI ゲートウェイ プロファイルの設定(CTI Gateway Profile Configuration)] ウィンドウで、必要な詳細情報を指定します。 | ||
ステップ 4 | [プロファイルにユーザを追加(Add Users to Profile)] を選択し、対象ユーザをプロファイルに追加します。 | ||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager では、ユーザを ソフトフォン と デスクフォン デバイスと関連付ける必要があります。 デバイスをユーザと関連付けると、ユーザはデバイスにアクセスし、音声通話やビデオ通話の着信や送信ができるようになります。
ユーザとデバイスとの関連付けに加え、ユーザを適切なユーザ グループに割り当てる必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [ユーザを次の条件で検索(Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検索(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。 |
ステップ 4 |
対象のユーザをリストから選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 | [デバイス情報(Device Information)] セクションを探します。 |
ステップ 6 |
[デバイスの割り当て(Device Association)] を選択します。 [ユーザ デバイス割り当て(User Device Association)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 7 | ユーザを割り当てるデバイスを選択します。 |
ステップ 8 | [選択/変更の保存(Save Selected/Changes)] を選択します。 |
ステップ 9 | ウィンドウに戻ります。 の順に選択し、[ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] |
ステップ 10 |
一覧から同じユーザを探し、選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 11 | [権限情報(Permissions Information)] セクションを探します。 |
ステップ 12 |
[ユーザ グループに追加(Add to User Group)] を選択します。 [ユーザ グループの検索と一覧表示(Find and List User Groups)] ダイアログボックスが開きます。 |
ステップ 13 |
ユーザを割り当てるグループを選択します。
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ステップ 14 |
[選択項目の追加(Add Selected)] を選択します。 [ユーザ グループの検索と一覧表示(Find and List User Groups)] ウィンドウが終了します。 |
ステップ 15 | [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。 |
ソフトフォンとデスクフォンの追加後にデバイスをリセットし、それらのデバイスにユーザを割り当てます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択してデバイスの一覧を取得します。 |
ステップ 4 |
対象のデバイスを一覧から選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 | [割り当て情報(Association Information)] セクションを探します。 |
ステップ 6 |
対象の電話番号設定を選択します。 [電話番号設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 7 |
[リセット(Reset)] を選択します。 [デバイス リセット(Device Reset)] ダイアログボックスが開きます。 |
ステップ 8 | [リセット(Reset)] を選択します。 |
ステップ 9 | [閉じる(Close)] を選択して、[デバイス リセット(Device Reset)] ダイアログボックスを閉じます。 |
Cisco Jabber for Windows では、Cisco Unified Communications Manager からのデバイス設定の取得に CCMCIP プロファイルが必要です。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[CCMCIP プロファイルの検索と一覧表示(Find and List CCMCIP Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [CCMCIP プロファイルの設定(CCMCIP Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 4 |
CCMCIP プロファイルの設定の詳細を次のように指定します。
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ステップ 5 |
CCMCIP プロファイルに次のようにユーザを追加します。
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ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ボイスメールをセットアップすることで、Cisco Jabber for Windows ユーザはボイスメール メッセージを受信し、音声通話の着信をボイスメール サービスにリダイレクトすることができます。 ボイスメールのセットアップ タスクの一環としてメールストアを設定し、Cisco Jabber for Windows で表示によるボイスメールを有効にできます。
このタスクは、Cisco Jabber for Windows を使用してボイスメール用の Cisco Unity Connection の設定に必要なタスクの高レベルの概要を提供します。 配置固有の設定タスクの詳細については、対応する Cisco Unity Connection のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | Cisco Unity Connection で対応するユーザ プロファイルを作成します。 |
ステップ 2 |
ユーザに IMAP アクセスを提供します。
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Cisco Unified Presence 上でボイスメール サーバを追加する手順は次のとおりです。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
を選択します。
[ボイスメールサーバの検索と一覧表示(Find and List Voicemail Servers)] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [ボイスメール サーバの設定(Voicemail Server Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 4 | [サーバ タイプ(Server Type)] ドロップダウン リストから [Unity Connection] を選択します。 | ||
ステップ 5 | [ボイスメール サーバの設定(Voicemail Server Configuration)] ウィンドウで、必要な詳細情報を指定します。 | ||
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
このタスクの手順を実行し、Cisco Unified Presence にメールストアを作成します。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
[メールストア(Mailstore)] の順に選択します。
[メールストア サーバの検索と一覧表示(Find and List Mailstore Servers)] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [メールストアの設定(Mailstore Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 4 | [メールストアの設定(Mailstore Configuration)] ウィンドウで必要な詳細情報を指定します。 | ||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
ボイスメール サーバの追加後に、ボイスメール プロファイルを作成し、プロファイルにサーバを追加する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[ボイスメール プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Voicemail Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [ボイスメール プロファイルの設定(Voicemail Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 4 | [ボイスメール プロファイルの設定(Voicemail Profile Configuration)] ウィンドウで、必要な詳細情報を指定します。 | ||
ステップ 5 |
ボイスメール プロファイルに次のようにユーザを追加します。
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ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
取得とリダイレクションを使用し、Cisco Jabber for Windows はクライアント インターフェイスからボイスメール メッセージにアクセスし、音声通話の着信をボイスメール サービスにリダイレクトすることができます。 ボイスメールの取得とリダイレクションは Cisco Unified Communications Manager で設定します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
ボイスメール パイロットを設定します。
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ステップ 3 |
ボイスメール パイロットをボイスメール プロファイルに追加します。
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ステップ 4 |
電話番号設定でボイスメール プロファイルを指定します。
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Cisco WebEx Meeting Center は、Cisco Jabber for Windows でのミーティング サービスと会議サービスを提供します。
設定可能なさまざまなタイプの Cisco WebEx Meeting Center の配置について説明します。 認証のセットアップ方法と、Cisco Jabber for Windows と Cisco WebEx Meeting Center の通信を有効にする方法についてはこちらを参照してください。
ユーザ クレデンシャルを Cisco Jabber for Windows から Cisco WebEx Meeting Center に直接渡すことができます。
詳細は、「Overview of Loosely Coupled Integration」を参照してください。
Cisco Jabber for Windows では、Cisco WebEx Meeting Center からアイデンティティ プロバイダーへ認証をリダイレクトすることができます。
Cisco WebEx Messenger サービスによるユーザ アイデンティティ管理についての詳細は、「Using SSO with the Cisco WebEx and Cisco WebEx Meeting applications」を参照してください。
Cisco Jabber for Windows ユーザは、[オプション(Options)] ウィンドウの [ミーティング(Meetings)] タブで Cisco WebEx Meeting Center のクレデンシャルを指定します。 [オプション(Options)] ウィンドウを開くには、Cisco Jabber for Windows で の順に選択します。
このタスクの手順を実行し、Cisco Unified Presence でクレデンシャル ソースを指定します。
Cisco WebEx Meeting Center での認証でアイデンティティ プロバイダーを使用している場合、Cisco Unified Presence ではクレデンシャルのソースを指定できません。
Cisco Unified Presence で指定したクレデンシャルと、Cisco WebEx Meeting Center で指定したクレデンシャルを同期する仕組みはありません。
Cisco Unified Presence でクレデンシャルのソースを指定した場合、そのクレデンシャルがユーザの Cisco WebEx Meeting Center クレデンシャルと一致することを確認する必要があります。
たとえば、ユーザの Cisco Unified Presence クレデンシャルが、ユーザの Cisco WebEx Meeting Center クレデンシャルに一致するように指定します。 これにより、ユーザの Cisco Unified Presence クレデンシャルが変更されます。 ユーザの Cisco WebEx Meeting Center クレデンシャルが変更を反映するように更新する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
[設定(Settings)] の順に選択します。 Cisco Unified Presence のバージョンによっては、パスは次のようになります。 。 |
ステップ 3 |
[Cisco Jabber の設定(Cisco Jabber Settings)] セクションで、[Web 会議サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for web conferencing service)] ドロップダウン リストから次の 1 つを選択します。
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ステップ 4 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Jabber for Windows は、Cisco WebEx Meeting Center サーバの詳細を Cisco Unified Presence の会議プロファイルから取得します。 Cisco WebEx Meeting Center サーバを追加し、そのサーバを会議プロファイルに追加し、ユーザをプロファイルに追加する必要があります。
Cisco Unified Presence 上で会議を設定する場合は、最初に Cisco WebEx Meeting Center サーバの詳細情報を追加します。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||||||
ステップ 2 |
を選択します。 Cisco Unified Presence の一部のバージョンでは、上記のメニュー パスの代わりに を選択します。 |
||||||
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [会議サーバの設定(Conferencing Server Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||||||
ステップ 4 |
次の各フィールドで、Cisco WebEx Meeting Center サーバに関する詳細情報を指定します。
|
||||||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
会議サーバの詳細を指定した後は、会議プロファイルを作成します。 Cisco Jabber for Windows は Cisco WebEx Meeting Center サーバの詳細をプロファイルから取得し、会議機能にアクセスできるようになります。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。 Cisco Unified Presence のバージョンによっては、パスは次のようになります。 。 |
||
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [会議プロファイルの設定(Conferencing Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 4 |
次のフィールドのプロファイルの詳細を指定します。
|
||
ステップ 5 | [これをシステムのデフォルト会議プロファイルに設定します(Make this the default Conferencing Profile for the system)] チェックボックスをオンにして、このプロファイルをシステムのデフォルトに設定します。 | ||
ステップ 6 |
会議プロファイルに次のようにユーザを追加します。
|
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ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Jabber for Windows は Microsoft Office と統合することにより、Microsoft Office アプリケーション スイートの他のユーザと在席ステータスを共有することが可能になります。 Microsoft Office との統合により、Cisco Jabber for Windows ユーザは他の Microsoft Office のユーザとのチャットや、音声通話やビデオ通話が簡単に行えるようになります。
Cisco Jabber for Windows と Microsoft Outlook の統合を有効にするには、Microsoft Active Directory の proxyAddresses 属性の値として SIP:user@cupdomain を指定します。 Cisco Jabber for Windows ユーザは Microsoft Outlook の在席かどうかを共有できるようになります。
ADSchemaWizard.exe ユーティリティは、Cisco.com 上の Cisco Jabber for Windows 管理パッケージ から入手できます。 ユーティリティは LDIF ファイルを生成します。このファイルはディレクトリを変更し、SIP:user@cupdomain という値で各ユーザの proxyAddresses 属性を追加します。
ADSchemaWizard.exe ユーティリティは、Microsoft Windows Server 2003 などの Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールの属性編集機能をサポートしないサーバで使用します。 ADSI Edit などのツールを使用して、ADSchemaWizard.exe ユーティリティを使用して適用した変更を確認できます。
ADSchemaWizard.exe ユーティリティの使用には、Microsoft .NET Framework バージョン 3.5 以降が必要です。
Microsoft Outlook でのプレゼンスを有効にするスクリプトの作成については、対応する Microsoft のマニュアルを参照してください。
次の手順を実行し、Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを使用して Microsoft Outlook で個別ユーザのプレゼンスを有効にします。
ステップ 1 | Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを起動します。 Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールを実行するには、管理者権限が必要です。 |
ステップ 2 | メニューバーで [表示(View)] を選択し、ドロップダウン リストから [拡張機能(Advanced Features)] オプションを選択します。 |
ステップ 3 | Active Directory ユーザとコンピュータ管理ツールの対象ユーザに移動します。 |
ステップ 4 | ユーザをダブルクリックして [プロパティ(Properties)] ダイアログボックスを開きます。 |
ステップ 5 | [属性エディタ(Attribute Editor)] タブを選択します。 |
ステップ 6 | [属性(Attributes)] リスト ボックスで proxyAddresses 属性を探し、選択します。 |
ステップ 7 | [編集(Edit)] を選択し、[複数値文字列エディタ(Multi-valued String Editor)] ダイアログボックスを開きます。 |
ステップ 8 |
[追加する値(Value to add)] テキストボックスで、値 SIP:user@cupdomain を指定します。 例: SIP:msmith@cisco.com user@cupdomain 値はユーザのインスタント メッセージング アドレスです。 cupdomain 値は、Cisco Unified Presence のドメインです。 |