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目次
この章では、電話機で共有回線モードおよびプロキシ回線モードの Manager Assistant を使用する方法について説明します。 共有回線モードとプロキシ回線モードのどちらを選択するかについては、システム管理者が責任を負います。Manager Assistant の使用を開始する前に、モードを識別する必要があります。
共有回線モードでは、マネージャとアシスタントに同じ電話番号が割り当てられます。アシスタントは、共有番号を使用して、マネージャ宛てのコールを処理します。
共有回線モードの Manager Assistant は、マネージャに対して次の機能を提供します。
マネージャは、電話機で Manager Assistant ソフトキーを使用して、アクティブ コールの即転送、転送、および一般的な処理を行うことができます。
プロキシ回線モードの Manager Assistant では、マネージャに電話番号が割り当てられる一方、アシスタントに代替電話番号が割り当てられます。この代替電話番号は、アシスタントがマネージャ宛てのコールを処理するためのプロキシ番号(回線)として使用されます。
共有回線モードとプロキシ回線モードのどちらを選択するかについては、システム管理者が責任を負います。Manager Assistant の使用を開始する前に、モードを識別する必要があります。
プロキシ回線モードの Manager Assistant は、マネージャに対して次の機能を提供します。
Cisco Extension Mobility を使用するように設定されている場合を除き、マネージャは自動的に Manager Assistant 機能にログインします。
アシスタントがマネージャ宛てのコールを処理するためには、Assistant Console にログインしていて、オンライン状態になっている必要があります。 アクティブなアシスタントとは、現在マネージャ宛てのコールを処理しているアシスタントのことをいいます。 このアシスタントがログアウトするかオフライン状態に移行した場合、Manager Assistant によって別のアシスタントがマネージャに割り当てられます。
(注) |
システム管理者によってユーザの名前、優先ロケーション、またはパスワードが変更された場合、マネージャはログアウトされません。 ユーザ ID の変更に関しては、そのマネージャのユーザ ID が変更された場合はマネージャもアシスタントもログオフされません。 一方、アシスタントのユーザ ID が変更された場合は、アシスタントはアシスタントの電話機および Assistant Console からログオフされます。 |
複数のアシスタントがいる場合は、電話機の [サービス] ボタンを押し、[アシスタントサービス] を選択することにより、現在アクティブなアシスタントを識別できます。 項目 3 を選択すると、アクティブなアシスタントが識別されます。 アクティブなアシスタントのステータスの詳細については、"[マネージャステータス] メニューの項目と対応するタスク"を参照してください。
Manager Assistant は、可能な場合、デフォルトのアシスタントをマネージャのアクティブなアシスタントとして割り当てます。 このアシスタントがオフライン状態に移行するかまたはログアウトして対応不可能になった場合は、Manager Assistant によって、デフォルトのアシスタントがログインするかオンライン状態に戻るまで、別のアシスタントが割り当てられます。
マネージャ(またはアシスタント)は、[マネージャの設定] ウィンドウからデフォルトのアシスタントを変更できます。
複数のアシスタントがいて、複数のアシスタントがオンライン状態で対応可能な場合、アクティブなアシスタントを手動で選択して自動選択を上書きできます。
アシスタントのリストを表示するために、[マネージャステータス] メニューから項目 3 を選択します。 次に、別のアシスタントを選択します。 アシスタントの変更の詳細については、"[マネージャステータス] メニューの項目と対応するタスク"を参照してください。
アシスタント全員が対応不可能な場合、電話機の [マネージャステータス] メニューに丸に斜線付きの [アシスタント] アイコン(一番左側のアイコン)が表示されます。 コール処理サポートは、アシスタントの 1 人がログインすると即座に再開されます。
電話機の [マネージャステータス] メニューを開くには、[サービス] ボタンを押し、[アシスタントサービス] を選択します。 次の表に、[マネージャステータス] メニューの項目と対応するタスクについて説明します。
メニュー項目番号 |
メニュー項目 |
機能 |
---|---|---|
1 |
[フィルタ] |
コール フィルタリングのオフとオンを切り替えます。 |
2 |
[フィルタモード] |
包含フィルタと排他フィルタを切り替えます。 |
3 |
[アシスタント] |
アクティブなアシスタントおよびその他の対応可能なアシスタントを表示します。 |
[マネージャステータス] メニューは、Cisco Unified IP Phone の LCD 画面に表示されます。
[マネージャステータス] メニューには、次の 2 つの領域があります。
自分の電話機を使用してコールを発信または受信しているときは、ステータス ウィンドウは表示されません。
アシスタント モニタのオン/オフを切り替えるには、[モニタ] ソフトキーを押します。
メッセージ |
意味 |
---|---|
「アシスタントモニタ - オン」 |
アシスタント モニタはオンですが、接続されているコールまたは着信呼は、この時点でアシスタントにリダイレクトされていません。 |
「アシスタントモニタ - オフ」 |
アシスタント モニタはオフです。 オンに設定するには、[モニタ] ソフトキーを押します。 |
「発信元」<発信者 ID> |
着信呼はアシスタントにリダイレクトされ、現在、アシスタントの電話機で呼び出しています。 この時点でコールをインターセプトできます。 |
[<発信者ID> <通話時間>] |
アシスタントは着信呼に応答しました。 タイマーは、アシスタントがコールに応答した時点(またはコールを処理した時点)から開始します。 |
「フィルタ使用不可」 |
コール フィルタリング機能はこの時点で使用できません。 |
(注) |
白黒の LCD 画面を備えた Cisco Unified IP Phone では、表に説明されているものを除き、カラー画面を備えた電話機と同じアイコンが表示されます。 |
機能 |
説明 |
||
---|---|---|---|
アシスタント対応可能 |
この人物を模したアシスタント アイコンは、ステータス ウィンドウの左側に配置されます。 このアイコンは、アクティブなアシスタントがマネージャ宛てのコールに対応する準備が整っていることを示します。 |
||
アシスタント対応不可能 |
[アシスタント対応不可能] アイコンは、丸に斜線付きの人物で示されます。 このアイコンは、アシスタント全員が対応不可能であることを示します。 アクティブなアシスタントを識別するには、Cisco Unified IP Phone の [サービス] ボタンを押し、[アシスタントサービス] を選択します。 |
||
コールフィルタ有効 |
窓を通過する緑色の矢印と窓によって反射される赤い矢印のアイコンは、フィルタリングがオンになっていることを示します。
|
||
コールフィルタ無効 |
窓を通過する緑色の矢印と窓によって反射される赤い矢印に加えて丸に斜線が付いたアイコンは、フィルタリングがオフになっていることを示します。 フィルタのオン/オフを切り替えるには、[マネージャステータス] メニューから [フィルタ] を選択します。 コール フィルタリングは、[マネージャの設定] ウィンドウから設定できます。
|
||
サイレント有効 |
丸に斜線付きのベルは、機能がオン(呼び出し音が無効)であることを示します。 |
||
サイレント無効 |
ベルは、機能がオフ(呼び出し音が有効)であることを示します。 サイレント機能を有効または無効にして呼び出し音をオンまたはオフにするには、[サイレント] ソフトキーを押します。 |
||
すべて即転送有効 |
バリアによって反射される矢印のアイコンは、機能がオンである(コールが電話機からリダイレクトされる)ことを示します。 |
||
すべて即転送無効 |
バリアによって反射される矢印に加えて丸に斜線が付いたアイコンは、機能がオフである(コールが自分の電話機に送られる)ことを示します。 [すべて転送] 機能を有効または無効にするには、[アシスタント] ソフトキーを押します。 この機能の初期デフォルト転送先は、選択されているアシスタントです。 転送先は、[マネージャの設定] ウィンドウから変更できます。 |
自分の電話機を使用してコールを発信または受信しているときは、ステータス ウィンドウは表示されません。
(注) |
Cisco Desktop Collaboration Experience Phone では、[サイレント] および [アシスタントモニタの設定] ソフトキー オプションを使用できません。 |
機能 |
説明 |
---|---|
[アシスタント対応可能] |
アシスタントの名前を使用して、アシスタントの対応可能性が表示されます。 |
[アシスタント対応不可能] |
このメッセージは、対応可能なアシスタントがいないときに表示されます。 アクティブなアシスタントを識別するには、電話機の [サービス] ボタンを押し、[アシスタントサービス] を選択します。 |
[コールフィルタオン] |
フィルタのオン/オフを切り替えるには、[マネージャステータス] メニューから [フィルタ] を選択します。 コール フィルタリングは、[マネージャの設定] ウィンドウから設定できます。 |
[コールフィルタオフ] |
フィルタのオン/オフを切り替えるには、[マネージャステータス] メニューから [フィルタ] を選択します。 コール フィルタリングは、[マネージャの設定] ウィンドウから設定できます。 |
[即転送オン] |
「即転送オン」メッセージがアシスタントの名前の下に表示されます。 |
[即転送オフ] |
「即転送オフ」メッセージがアシスタントの名前の下に表示されます。 |
着信呼はマネージャの電話機の画面に表示されますが、アシスタントの電話機でのみ呼び出し音が鳴ります。 マネージャの電話機の着信呼にオーディオ アラートを追加するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 | [サービス] ボタンを押します。 |
ステップ 2 |
[アラートトーン] を選択し、[オン] に設定します。 アラートは、コールごとに 1 回鳴ります。 |
次の場合、着信呼に対するアラート トーンは鳴りません。
アシスタントの電話機で呼び出し音が鳴っているコールをインターセプトし、それを自分の電話機にリダイレクトするには、Cisco Unified IP Phone の [インターセプト] ソフトキーを押します。
コールをインターセプトするには、アシスタントがコールに応答する前に [インターセプト] ソフトキーを押す必要があります。 すでに接続されているコールはインターセプトできません。
自分宛てのコールの呼び出し音がアシスタントの電話機で鳴っているとき、自分の電話機のステータス ウィンドウの [アシスタントモニタ] 部分にテキスト「発信元」と発信者 ID が表示されます。
自分の電話機で呼び出し中、接続中、または保留中のコールを別の電話機にリダイレクトするには、[リダイレクト] ソフトキーを押します。 リダイレクト機能は、デフォルトで、選択されたアシスタントにコールをリダイレクトします。 ただし、マネージャまたはアシスタントは、任意の電話番号を転送先として設定できます。
アシスタントが転送先として設定され、[アシスタントモニタ] がオンの場合、LCD 画面のステータス ウィンドウで、コールがアシスタントにリダイレクトされたことを確認できます。
[リダイレクト] 機能と [すべて転送](アシスタント)機能は、同じ転送先を共有します。 マネージャまたはアシスタントは、[マネージャの設定] ウィンドウからこの転送先を変更できます。
[すべて転送](アシスタント)機能をオンまたはオフに切り替えるには、[アシスタント] ソフトキーを押します。 [アシスタント] 機能がオンの場合、着信呼は別の電話機にリダイレクトされます。 アイコンについては、表 2を参照してください。
コールごとに呼び出す [リダイレクト] 機能とは異なり、[アシスタント] では、この機能をオフに設定しないかぎり、今後発生するすべての着信呼をリダイレクトできます。
[アシスタント] 機能の転送先には、選択されたアシスタントがデフォルトで使用されます。 ただし、マネージャまたはアシスタントは、任意の電話番号を転送先として設定できます。 たとえば、オフィスを離れている間にコールを受信するには、[すべて転送] の転送先を携帯電話番号に設定します。
[アシスタント] は、アシスタントが管理できるマネージャのすべての回線に適用されます。アシスタントがアクセスできないコールや、インターコム コールで受信するコールには適用されません。
[アシスタント] 機能と [リダイレクト] 機能は、同じ転送先を共有します。 マネージャまたはアシスタントは、[マネージャの設定] ウィンドウからこの転送先を変更できます。
コール フィルタリングと [アシスタント] の両方が有効な場合、Manager Assistant によって最初にコール フィルタリングが着信呼に適用されます。 コール フィルタリングにより、コールが(フィルタ設定に応じて)自分またはアシスタントに振り分けられます。次に、Manager Assistant が、フィルタリングによって自分に振り分けられたコールに [アシスタント] を適用します。 [アシスタント] 機能は、これらのコールを [アシスタント] の転送先にリダイレクトします。
電話機上ですべてのコールの転送を設定している場合、マネージャが入力した転送先の番号にすべての着信呼が転送されます。 マネージャ宛てのコールがフィルタ処理されてアシスタントに送られたり、転送先にリダイレクトされたりすることはありません。
電話機からボイスメッセージング サービスにコールを即座に送信するには、[VM転送] ソフトキーを押します。 保留中のコールをボイスメッセージング サービスに転送できます。
コール フィルタリング機能は、発信者 ID および次の設定に基づいて、マネージャ宛ての着信呼を選択的にアシスタントにリダイレクトします。
表「コールフィルタリングの設定」では、これらのフィルタ設定について説明します。
初期デフォルト設定では、包含コール フィルタリングがオンに設定され、フィルタ リストが空になっています。したがって、すべての着信呼がアシスタントにリダイレクトされます。 フィルタリングをカスタマイズする方法については、マネージャのためのフィルタ リストの作成を参照してください。
アシスタントがコールを処理できるようにするには、コール フィルタリングを有効にする必要があります。 コール フィルタリングと [すべて転送](アシスタント)の両方が有効な場合、Manager Assistant によって最初にコール フィルタリングが着信呼に適用されます。 コール フィルタリングにより、コールが(フィルタ設定に応じて)自分またはアシスタントに振り分けられます。 次に、Manager Assistant が、フィルタリングによって自分に振り分けられたコールに [アシスタント] を適用します。 [アシスタント] 機能は、これらのコールを [アシスタント] の転送先にリダイレクトします。
たとえば、包含フィルタを設定して、家族からのコールのみを受信するように設定できます。 それ以外のコールについては、アシスタントが処理します。 オフィスを離れる場合は、[アシスタント] の転送先を携帯電話番号に設定し、[すべて転送] を有効にすることで、家族からのコールを携帯電話で受信できます。 それ以外のコールについては、アシスタントが処理します。
電話機上ですべてのコールの転送を設定している場合、マネージャが入力した転送先の番号にすべての着信呼が転送されます。 マネージャ宛てのコールがフィルタ処理されてアシスタントに送られたり、転送先にリダイレクトされたりすることはありません。
設定 |
目的 |
操作 |
注 |
---|---|---|---|
フィルタ モード |
フィルタ モード設定を使用して、包含フィルタ リストと排他フィルタ リストを切り替えます。 詳細については、"[マイマネージャ] パネルの表示"を参照してください。 |
電話機の LCD 画面の [マネージャステータス] メニューから包含フィルタ リストと排他フィルタ リストを切り替えます。 |
初期デフォルトでは、包含フィルタがアクティブに設定されます。 アシスタントは、マネージャのために Assistant Console からフィルタ モードを制御できます。 |
フィルタ リスト |
フィルタ リストは、1 つまたは複数の電話番号(一部または全部)から構成されます。 フィルタリングがオンのときに新しいコールを受信すると、Manager Assistant によって、発信者 ID がアクティブなリスト内の番号と比較されます。 番号が一致するかどうか、およびどちらのフィルタ リスト(包含または排他)がアクティブであるかに応じて、Manager Assistant によってコールがマネージャまたはアシスタントにルーティングされます。 |
[マネージャの設定] ウィンドウからフィルタ リストを作成します。 [包含] または [排他] フィルタ タブを選択します。 |
フィルタ リストは、マネージャのためにアシスタントが設定することもできます。 デフォルトで、フィルタ リストは空になっています。 |
フィルタのステータス(オン/オフ) |
フィルタのオン/オフ設定は、コール フィルタリングをオンまたはオフに切り替えます。 この機能がオンの場合、すべての着信呼がインターセプトされ、フィルタ設定に基づいてリダイレクトされます。 |
電話機の LCD 画面の [マネージャステータス] メニューからフィルタリングのオンとオフを切り替えます。 [サービス] ボタンを押します。[アシスタントサービス] を選択し、[フィルタ] を選択します。 |
フィルタのデフォルトの設定は [オン] です。 |
[マネージャステータス] メニューの円形アイコンは、コール フィルタリング機能のオン/オフ状態を示します。
マネージャの電話機からコールが発信されると、次のソフトキー オプションがアクティブ化されます。
ソフトキー |
説明 |
---|---|
[会議] |
会議参加者をコールに追加します。 |
[保留] |
コールを保留します。 |
[VMへ転送] |
呼び出し中または接続中のコールをマネージャのボイスメッセージング システムにリダイレクトします。 |
[他の番号に転送] |
選択したコールを事前に設定された転送先番号に転送します。 呼び出し中、接続中、または保留中のコールをリダイレクトできます。 |
[アシスタントへ] |
選択したコールをアシスタントへリダイレクトします。 |
[終了] |
接続されているコールを終了します。 |
インターコム機能は、インターコム回線を使用してアシスタントと会話できるオプションの機能です。 この機能の設定は、システム管理者が行います。
(注) |
電話機でこの機能を使用できない場合は、システム管理者にお問い合わせください。 |
電話機の呼び出し音をミュートするには、[サイレント] ソフトキーを押してサイレント(DND)機能のオンとオフを切り替えます。 (電話機で DND 機能を使用できない場合は、システム管理者にお問い合わせください)。
この機能をオンにすると、Cisco Unified IP Phone の呼び出し音が無効になります。 DND 機能は、電話機のすべての回線に対して呼び出し音を無効にします。 (インターコムは DND 機能の影響を受けません)。初期デフォルト設定はオフです。
DND 機能は、Cisco Unified IP Phone の LCD 画面の [Manager Assistantステータス] ウィンドウのベル アイコンによって示されます。 アイコンについては、"Cisco Unified IP Phone のメッセージ ステータス アイコン"を参照してください。
Manager Assistant を Cisco Extension Mobility とともに使用するには、Cisco Extension Mobility にログインし、[サービス] メニューの [アシスタントサービス] を選択します。
Cisco Extension Mobility 機能の詳細については、Cisco Unified IP Phone ガイドを参照してください。
目次
- マネージャ向け:電話機での Manager Assistant の使用
- マネージャ向け:電話機での Manager Assistant の使用
- 電話機での共有回線モードの Manager Assistant の使用
- コールの即転送および転送
- 電話機でのプロキシ回線モードの Manager Assistant の使用
- アシスタントの選択について
- 電話機での [マネージャステータス] メニューの使用
- ステータス ウィンドウの使用
- Cisco Desktop Collaboration Experience Phone のステータス ウィンドウの使用
- 着信呼のアラート トーンの設定
- アシスタントの電話機で呼び出されているコールのインターセプト
- 着信呼を別の番号に即座にリダイレクトする
- すべてのコールを別の番号にリダイレクトする
- ボイスメッセージング サービスへのコールの転送
- コール フィルタリングの使用
- Cisco Desktop Collaboration Experience Phone でのコールの処理
- インターコム機能を使用したアシスタントとの通話
- 電話機の呼び出し音のミュート
- Cisco Extension Mobility の使用
電話機での共有回線モードの Manager Assistant の使用
電話機でのプロキシ回線モードの Manager Assistant の使用
プロキシ回線モードの Manager Assistant では、マネージャに電話番号が割り当てられる一方、アシスタントに代替電話番号が割り当てられます。この代替電話番号は、アシスタントがマネージャ宛てのコールを処理するためのプロキシ番号(回線)として使用されます。
共有回線モードとプロキシ回線モードのどちらを選択するかについては、システム管理者が責任を負います。Manager Assistant の使用を開始する前に、モードを識別する必要があります。
プロキシ回線モードの Manager Assistant は、マネージャに対して次の機能を提供します。
- コールルーティング:カスタム フィルタ リストに基づいて、着信呼を自分の電話機またはアシスタントの電話機に選択的にリダイレクトします。
- Cisco Unified IP Phone での拡張コール処理およびモニタリング機能:電話機の LCD 画面に新しいソフトキーとステータス ウィンドウを表示します。
- インターコム機能:アシスタントとの間でインターコム コールの発信および受信を行うことができます。
- Web ベースの機能の設定:[マネージャの設定] ウィンドウを使用して、いくつかのマネージャ機能(たとえば、転送先)をカスタマイズできます。 必要に応じて、アシスタントが Assistant Console からマネージャのためにこれらの機能を設定することもできます。
- アシスタントの選択について
- 電話機での [マネージャステータス] メニューの使用
- ステータス ウィンドウの使用
- 着信呼のアラート トーンの設定
- アシスタントの電話機で呼び出されているコールのインターセプト
- 着信呼を別の番号に即座にリダイレクトする
- すべてのコールを別の番号にリダイレクトする
- ボイスメッセージング サービスへのコールの転送
- コール フィルタリングの使用
アシスタントの選択について
Cisco Extension Mobility を使用するように設定されている場合を除き、マネージャは自動的に Manager Assistant 機能にログインします。
アシスタントがマネージャ宛てのコールを処理するためには、Assistant Console にログインしていて、オンライン状態になっている必要があります。 アクティブなアシスタントとは、現在マネージャ宛てのコールを処理しているアシスタントのことをいいます。 このアシスタントがログアウトするかオフライン状態に移行した場合、Manager Assistant によって別のアシスタントがマネージャに割り当てられます。
(注)
システム管理者によってユーザの名前、優先ロケーション、またはパスワードが変更された場合、マネージャはログアウトされません。 ユーザ ID の変更に関しては、そのマネージャのユーザ ID が変更された場合はマネージャもアシスタントもログオフされません。 一方、アシスタントのユーザ ID が変更された場合は、アシスタントはアシスタントの電話機および Assistant Console からログオフされます。
アクティブなアシスタントの識別
複数のアシスタントがいる場合は、電話機の [サービス] ボタンを押し、[アシスタントサービス] を選択することにより、現在アクティブなアシスタントを識別できます。 項目 3 を選択すると、アクティブなアシスタントが識別されます。 アクティブなアシスタントのステータスの詳細については、"[マネージャステータス] メニューの項目と対応するタスク"を参照してください。
デフォルトのアシスタントの割り当て
Manager Assistant は、可能な場合、デフォルトのアシスタントをマネージャのアクティブなアシスタントとして割り当てます。 このアシスタントがオフライン状態に移行するかまたはログアウトして対応不可能になった場合は、Manager Assistant によって、デフォルトのアシスタントがログインするかオンライン状態に戻るまで、別のアシスタントが割り当てられます。
マネージャ(またはアシスタント)は、[マネージャの設定] ウィンドウからデフォルトのアシスタントを変更できます。
アシスタントの変更
複数のアシスタントがいて、複数のアシスタントがオンライン状態で対応可能な場合、アクティブなアシスタントを手動で選択して自動選択を上書きできます。
アシスタントのリストを表示するために、[マネージャステータス] メニューから項目 3 を選択します。 次に、別のアシスタントを選択します。 アシスタントの変更の詳細については、"[マネージャステータス] メニューの項目と対応するタスク"を参照してください。
ステータス ウィンドウの使用
[マネージャステータス] メニューは、Cisco Unified IP Phone の LCD 画面に表示されます。
[マネージャステータス] メニューには、次の 2 つの領域があります。
- アシスタント モニタ領域:ステータス ウィンドウの上部に、アシスタントがマネージャのために処理しているコールの発信者 ID と経過時間が表示されます。 アシスタント モニタの詳細については、表「アシスタント モニタのメッセージ」を参照してください。
- アシスタントおよび機能領域:ステータス ウィンドウの最大の領域です。アクティブなアシスタントのプレゼンスや機能のオン/オフ ステータスを示すアイコンが表示されます。 アシスタント機能の詳細については、表「Cisco Unified IP Phone のメッセージ ステータス アイコン」を参照してください。
自分の電話機を使用してコールを発信または受信しているときは、ステータス ウィンドウは表示されません。
アシスタント モニタのオン/オフを切り替えるには、[モニタ] ソフトキーを押します。
表 2 "アシスタント モニタのメッセージ" メッセージ
意味
「アシスタントモニタ - オン」
アシスタント モニタはオンですが、接続されているコールまたは着信呼は、この時点でアシスタントにリダイレクトされていません。
「アシスタントモニタ - オフ」
アシスタント モニタはオフです。 オンに設定するには、[モニタ] ソフトキーを押します。
「発信元」<発信者 ID>
着信呼はアシスタントにリダイレクトされ、現在、アシスタントの電話機で呼び出しています。 この時点でコールをインターセプトできます。
[<発信者ID> <通話時間>]
アシスタントは着信呼に応答しました。 タイマーは、アシスタントがコールに応答した時点(またはコールを処理した時点)から開始します。
「フィルタ使用不可」
コール フィルタリング機能はこの時点で使用できません。
(注)
白黒の LCD 画面を備えた Cisco Unified IP Phone では、表に説明されているものを除き、カラー画面を備えた電話機と同じアイコンが表示されます。
表 3 "Cisco Unified IP Phone のメッセージ ステータス アイコン" 機能
説明
アシスタント対応可能
この人物を模したアシスタント アイコンは、ステータス ウィンドウの左側に配置されます。 このアイコンは、アクティブなアシスタントがマネージャ宛てのコールに対応する準備が整っていることを示します。
アシスタント対応不可能
[アシスタント対応不可能] アイコンは、丸に斜線付きの人物で示されます。 このアイコンは、アシスタント全員が対応不可能であることを示します。
アクティブなアシスタントを識別するには、Cisco Unified IP Phone の [サービス] ボタンを押し、[アシスタントサービス] を選択します。
コールフィルタ有効
窓を通過する緑色の矢印と窓によって反射される赤い矢印のアイコンは、フィルタリングがオンになっていることを示します。
(注) 白黒の LCD 画面を備えた Cisco Unified IP Phone では、[コールフィルタ有効] アイコンは、メッシュで塗りつぶされた円で示されます。
コールフィルタ無効
窓を通過する緑色の矢印と窓によって反射される赤い矢印に加えて丸に斜線が付いたアイコンは、フィルタリングがオフになっていることを示します。
フィルタのオン/オフを切り替えるには、[マネージャステータス] メニューから [フィルタ] を選択します。 コール フィルタリングは、[マネージャの設定] ウィンドウから設定できます。
(注) 白黒の LCD 画面を備えた Cisco Unified IP Phone では、[コールフィルタ無効] アイコンは、内側が白抜きの円で示されます。
サイレント有効
丸に斜線付きのベルは、機能がオン(呼び出し音が無効)であることを示します。
サイレント無効
ベルは、機能がオフ(呼び出し音が有効)であることを示します。
サイレント機能を有効または無効にして呼び出し音をオンまたはオフにするには、[サイレント] ソフトキーを押します。
すべて即転送有効
バリアによって反射される矢印のアイコンは、機能がオンである(コールが電話機からリダイレクトされる)ことを示します。
すべて即転送無効
バリアによって反射される矢印に加えて丸に斜線が付いたアイコンは、機能がオフである(コールが自分の電話機に送られる)ことを示します。
[すべて転送] 機能を有効または無効にするには、[アシスタント] ソフトキーを押します。 この機能の初期デフォルト転送先は、選択されているアシスタントです。 転送先は、[マネージャの設定] ウィンドウから変更できます。
Cisco Desktop Collaboration Experience Phone のステータス ウィンドウの使用
自分の電話機を使用してコールを発信または受信しているときは、ステータス ウィンドウは表示されません。
(注)
Cisco Desktop Collaboration Experience Phone では、[サイレント] および [アシスタントモニタの設定] ソフトキー オプションを使用できません。
表 4 "Cisco Desktop Collaboration Experience Phone のメッセージ ステータス アイコン" 機能
説明
[アシスタント対応可能]
アシスタントの名前を使用して、アシスタントの対応可能性が表示されます。
[アシスタント対応不可能]
このメッセージは、対応可能なアシスタントがいないときに表示されます。
アクティブなアシスタントを識別するには、電話機の [サービス] ボタンを押し、[アシスタントサービス] を選択します。
[コールフィルタオン]
フィルタのオン/オフを切り替えるには、[マネージャステータス] メニューから [フィルタ] を選択します。 コール フィルタリングは、[マネージャの設定] ウィンドウから設定できます。
[コールフィルタオフ]
フィルタのオン/オフを切り替えるには、[マネージャステータス] メニューから [フィルタ] を選択します。 コール フィルタリングは、[マネージャの設定] ウィンドウから設定できます。
[即転送オン]
「即転送オン」メッセージがアシスタントの名前の下に表示されます。
[即転送オフ]
「即転送オフ」メッセージがアシスタントの名前の下に表示されます。
着信呼のアラート トーンの設定
着信呼を別の番号に即座にリダイレクトする
自分の電話機で呼び出し中、接続中、または保留中のコールを別の電話機にリダイレクトするには、[リダイレクト] ソフトキーを押します。 リダイレクト機能は、デフォルトで、選択されたアシスタントにコールをリダイレクトします。 ただし、マネージャまたはアシスタントは、任意の電話番号を転送先として設定できます。
アシスタントが転送先として設定され、[アシスタントモニタ] がオンの場合、LCD 画面のステータス ウィンドウで、コールがアシスタントにリダイレクトされたことを確認できます。
[リダイレクト] 機能と [すべて転送](アシスタント)機能は、同じ転送先を共有します。 マネージャまたはアシスタントは、[マネージャの設定] ウィンドウからこの転送先を変更できます。
すべてのコールを別の番号にリダイレクトする
[すべて転送](アシスタント)機能をオンまたはオフに切り替えるには、[アシスタント] ソフトキーを押します。 [アシスタント] 機能がオンの場合、着信呼は別の電話機にリダイレクトされます。 アイコンについては、表 2を参照してください。
コールごとに呼び出す [リダイレクト] 機能とは異なり、[アシスタント] では、この機能をオフに設定しないかぎり、今後発生するすべての着信呼をリダイレクトできます。
[アシスタント] 機能の転送先には、選択されたアシスタントがデフォルトで使用されます。 ただし、マネージャまたはアシスタントは、任意の電話番号を転送先として設定できます。 たとえば、オフィスを離れている間にコールを受信するには、[すべて転送] の転送先を携帯電話番号に設定します。
[アシスタント] は、アシスタントが管理できるマネージャのすべての回線に適用されます。アシスタントがアクセスできないコールや、インターコム コールで受信するコールには適用されません。
[アシスタント] 機能と [リダイレクト] 機能は、同じ転送先を共有します。 マネージャまたはアシスタントは、[マネージャの設定] ウィンドウからこの転送先を変更できます。
コール フィルタリングと [アシスタント] の両方が有効な場合、Manager Assistant によって最初にコール フィルタリングが着信呼に適用されます。 コール フィルタリングにより、コールが(フィルタ設定に応じて)自分またはアシスタントに振り分けられます。次に、Manager Assistant が、フィルタリングによって自分に振り分けられたコールに [アシスタント] を適用します。 [アシスタント] 機能は、これらのコールを [アシスタント] の転送先にリダイレクトします。
電話機上ですべてのコールの転送を設定している場合、マネージャが入力した転送先の番号にすべての着信呼が転送されます。 マネージャ宛てのコールがフィルタ処理されてアシスタントに送られたり、転送先にリダイレクトされたりすることはありません。
コール フィルタリングの使用
コール フィルタリング機能は、発信者 ID および次の設定に基づいて、マネージャ宛ての着信呼を選択的にアシスタントにリダイレクトします。
表「コールフィルタリングの設定」では、これらのフィルタ設定について説明します。
初期デフォルト設定では、包含コール フィルタリングがオンに設定され、フィルタ リストが空になっています。したがって、すべての着信呼がアシスタントにリダイレクトされます。 フィルタリングをカスタマイズする方法については、マネージャのためのフィルタ リストの作成を参照してください。
アシスタントがコールを処理できるようにするには、コール フィルタリングを有効にする必要があります。 コール フィルタリングと [すべて転送](アシスタント)の両方が有効な場合、Manager Assistant によって最初にコール フィルタリングが着信呼に適用されます。 コール フィルタリングにより、コールが(フィルタ設定に応じて)自分またはアシスタントに振り分けられます。 次に、Manager Assistant が、フィルタリングによって自分に振り分けられたコールに [アシスタント] を適用します。 [アシスタント] 機能は、これらのコールを [アシスタント] の転送先にリダイレクトします。
たとえば、包含フィルタを設定して、家族からのコールのみを受信するように設定できます。 それ以外のコールについては、アシスタントが処理します。 オフィスを離れる場合は、[アシスタント] の転送先を携帯電話番号に設定し、[すべて転送] を有効にすることで、家族からのコールを携帯電話で受信できます。 それ以外のコールについては、アシスタントが処理します。
電話機上ですべてのコールの転送を設定している場合、マネージャが入力した転送先の番号にすべての着信呼が転送されます。 マネージャ宛てのコールがフィルタ処理されてアシスタントに送られたり、転送先にリダイレクトされたりすることはありません。
表 5 "コール フィルタリングの設定" 設定
目的
操作
注
フィルタ モード
フィルタ モード設定を使用して、包含フィルタ リストと排他フィルタ リストを切り替えます。 詳細については、"[マイマネージャ] パネルの表示"を参照してください。
電話機の LCD 画面の [マネージャステータス] メニューから包含フィルタ リストと排他フィルタ リストを切り替えます。
初期デフォルトでは、包含フィルタがアクティブに設定されます。
アシスタントは、マネージャのために Assistant Console からフィルタ モードを制御できます。
フィルタ リスト
フィルタ リストは、1 つまたは複数の電話番号(一部または全部)から構成されます。 フィルタリングがオンのときに新しいコールを受信すると、Manager Assistant によって、発信者 ID がアクティブなリスト内の番号と比較されます。 番号が一致するかどうか、およびどちらのフィルタ リスト(包含または排他)がアクティブであるかに応じて、Manager Assistant によってコールがマネージャまたはアシスタントにルーティングされます。
[マネージャの設定] ウィンドウからフィルタ リストを作成します。 [包含] または [排他] フィルタ タブを選択します。
フィルタ リストは、マネージャのためにアシスタントが設定することもできます。 デフォルトで、フィルタ リストは空になっています。
フィルタのステータス(オン/オフ)
フィルタのオン/オフ設定は、コール フィルタリングをオンまたはオフに切り替えます。
この機能がオンの場合、すべての着信呼がインターセプトされ、フィルタ設定に基づいてリダイレクトされます。
電話機の LCD 画面の [マネージャステータス] メニューからフィルタリングのオンとオフを切り替えます。 [サービス] ボタンを押します。[アシスタントサービス] を選択し、[フィルタ] を選択します。
フィルタのデフォルトの設定は [オン] です。
インターコム機能を使用したアシスタントとの通話
手順インターコム機能は、インターコム回線を使用してアシスタントと会話できるオプションの機能です。 この機能の設定は、システム管理者が行います。
(注)
電話機でこの機能を使用できない場合は、システム管理者にお問い合わせください。
ステップ 1 インターコム コールを発信するには、アシスタントに対応する [インターコム] ボタンを押します。 ステップ 2 このコールを開始すると、アシスタントのスピーカーフォンが自動的に応答します。 スピーカーフォン、ヘッドセット、またはハンドセットを使用して会話を開始できます。 アシスタントがマネージャと会話するには、IP Phone の [インターコム] ボタンを押す必要があります。 次の記述は、Cisco Unified IP Phone 7961G-GE、7961G、7960G、7941G-GE、7941G、および 7940G 以外のすべての Cisco Unified IP Phone に適用されます。
- 共有回線モードでは、現在のアクティブなアシスタントがインターコム コールの接続先になります。 ログインしたときにアクティブなアシスタントがいない場合、コールの接続先は存在しません。
- プロキシ回線モードでは、コールを開始した後でさまざまな状況が考えられます。
- デフォルトのアシスタントが設定され、対応可能な場合、そのアシスタントがコールの接続先になります。 そのアシスタントが対応不可能な場合、次に対応可能なアシスタントが接続先になります。 ログインしたときにアクティブなアシスタントがいない場合、接続先はデフォルトのアシスタントのまま変わりません。
- デフォルトのアシスタントが設定されていない場合、現在アクティブなアシスタントが接続先になります。 マネージャがログインしている間にそのアクティブなアシスタントがオフラインに移行した場合、次に対応可能なアシスタントが接続先になります。 対応可能なアシスタントが他にいない場合、接続先はオフラインに移行したアシスタントのまま変わりません。
- デフォルトのアシスタントが設定されておらず、マネージャがログインしたときにアクティブなアシスタントがいない場合、コールの接続先は存在しません。
(注) Cisco Unified IP Phone 7961G-GE、7961G、7960G、7941G-GE、7941G、および 7940G を使用している場合のみ、アシスタントが別の電話に出ているときにマネージャがインターコム コールを開始すると、アシスタントの電話機で呼び出し音が鳴ります。アシスタントは、手動でコールに応答してインターコムを聞く必要があります。 (逆にマネージャが別の電話に出ているときにアシスタントがインターコム コールを開始した場合も同様です)。他の電話機の場合、この手順の最初に説明したように、アシスタントはインターコムを聞くためにコールに応答する必要はありません。
ステップ 3 インターコム コールを終了するには、受話器を置きます(または [スピーカ] または [ヘッドセット] ボタンを押します)。
電話機の呼び出し音のミュート
電話機の呼び出し音をミュートするには、[サイレント] ソフトキーを押してサイレント(DND)機能のオンとオフを切り替えます。 (電話機で DND 機能を使用できない場合は、システム管理者にお問い合わせください)。
この機能をオンにすると、Cisco Unified IP Phone の呼び出し音が無効になります。 DND 機能は、電話機のすべての回線に対して呼び出し音を無効にします。 (インターコムは DND 機能の影響を受けません)。初期デフォルト設定はオフです。
DND 機能は、Cisco Unified IP Phone の LCD 画面の [Manager Assistantステータス] ウィンドウのベル アイコンによって示されます。 アイコンについては、"Cisco Unified IP Phone のメッセージ ステータス アイコン"を参照してください。