この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Microsoft Active Directory で回線 URI パラメータを設定する場合は、次の点に注意してください。
(注) |
E.164 形式の番号を使用している場合、phone-context=dialstring を含めないでください。 Microsoft Lync クライアントでエラーになります。 E.164 形式の番号使用時の Lync のエラーを参照してください。 |
(注) |
回線 URI では E.164 形式の番号も使用できます。 ただし、 Cisco Unified Communications Manager の DN が E.164 で設定されている必要があります。 |
Microsoft Active Directory で SIP URI を設定するときは、IM and Presence がどのようにユーザ認証チェックを実行するかを考慮してください。 ユーザ認証ロジックは次のとおりです。
たとえば、ユーザ Joe の Microsoft Lync ユーザ ID が joe@someCompany.com であるとします。 SIP INVITE の発信元ヘッダーは sip:joe@someCompany.com です。
ステップ 1 | Microsoft Lync Server 2010 がインストールされている Windows サーバにアクセスします。 |
ステップ 2 | [スタート(Start)] から、 を選択します。 |
ステップ 3 | [トップ アクション(Top Actions)] メニューで [Lync Server に対してユーザを有効にする(Enable users for Lync Server)] を選択します。 |
ステップ 4 | [追加(Add)] を選択します。 |
ステップ 5 | [LDAP 検索(LDAP search)] オプションを選択し、[検索(Find)] を選択します。 |
ステップ 6 | 有効にするユーザをクリックし、[OK] を選択します。 |
ステップ 7 | [ユーザをプールに割り当て(Assign users to a pool)] ドロップダウン リストからアプリケーション プールを選択します。 |
ステップ 8 | [SIP URI を指定する(Specify a SIP URI)] オプションを選択し、SIP URI を入力します。入力する SIP URI の例は、sip:UserA@lyncdomain.com で、UserA は追加したユーザ、lyncdomain.com は Lync サーバのドメイン名を表します。 |
ステップ 9 | [テレフォニー(Telephony)] ドロップダウン リストから [リモート通話コントロール(Remote call control)] を選択します。 |
ステップ 10 | 回線 URI を tel:<telephone_number> の形式で入力します。<telephone_number> はユーザの追加時に入力した電話番号です。 |
ステップ 11 |
Line サーバの URI を入力します。入力する URI の例は、sip:UserA@my-cups.my-domain.com で、UserAは追加したユーザ、my-cups.my-domain.com は IM and Presence サーバのドメイン名を表します。 次の点に注意してください。
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ステップ 12 | ウィンドウ上部で [有効(Enable)] を選択し、新しいユーザを有効にします。 ユーザは、[有効(Enable)] 列がオンになっている必要があります。 |
(注) |
このトピックでは、統合のために Microsoft Lync Server 2010 で必要な設定について簡単に説明します。 Microsoft Lync の設定全体については、このドキュメントでは説明しません。 詳細については、次の URL の Microsoft Lync のドキュメントを参照してください。http://technet.microsoft.com/en-us/library/gg558664.aspx。 |
Microsoft Lync サーバが正しくインストールされてアクティブになっていることを確認します。 Microsoft Lync で次の項目が設定されていることを確認します。
(注) |
CTI ゲートウェイが TCP を使うよう設定されている場合、Lync Server トポロジ ビルダーでゲートウェイの IP アドレスを定義する必要があります。 詳細については、次の URL を参照してください。http://technet.microsoft.com/en-us/library/gg602125.aspx。 |
Lync Server 管理シェル ユーティリティを使用して Microsoft Lync Server 2010 を設定します。 管理シェル ユーティリティは、Lync サーバのインストール時にデフォルトでインストールされています。 Microsoft Lync server 2010 の設定時に、次の項目を設定します。
Microsoft Lync Server 2010 の設定後に、トポロジを確定し、フロントエンド サービスを再起動します。
Lync サーバは、受信クライアントの SIP メッセージ INVITE の URI との一致にスタティック ルートを使用します。 Lync サーバは、URI 値を Line サーバの URI として参照します。
ステップ 1 | を選択します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | 次のコマンドを実行し、現在のシステム設定を確認します。 Get-CsStaticRoutingConfiguration | ||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | 次のコマンドを実行し、スタティック ルートを作成します。 $tcpRoute = New-CsStaticRoute -TCPRoute -Destination <IP_address_CUPserver> -Port 5060 -MatchUri"<Line_Server_URI_domain>" -ReplaceHostInRequestUri $true | ||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | プロンプトで次のコマンドを実行し、スタティック ルートを Lync サーバに読み込みます。 Set-CsStaticRoutingConfiguration -Route @{Add=$tcpRoute} | ||||||||||||||||||||||
ステップ 5 |
ステップ 2に従い再度 Get コマンドを実行し、新しいシステム設定を確認します。
次の表に、Lync サーバに新しいスタティック ルートを挿入する際に使用するパラメータを示します。
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次の手順を実行し、Lync サーバ(レジストラ)が参照するアプリケーション プールを設定します。 サイトの情報をこのプールへとリンクします。
ステップ 1 | Lync Server 管理シェルで次のコマンドを実行し、現在のシステム設定を確認します。 Get-CSTrustedApplicationPool | ||||||||||||||||||||
ステップ 2 | 次のコマンドを実行し、アドレス プールを作成します。 CsTrustedApplicationpool -Identity "<IP_address_CUPserver>" -Registrar <Lync_server_FQDN> –Site 1 –TreatAsAuthenticated $True –ThrottleAsServer $True –RequiresReplication $False | ||||||||||||||||||||
ステップ 3 | プロンプトで、[Y] を選択します。 | ||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
ステップ 1に従い再度 Get コマンドを実行し、新しいシステム設定を確認します。
次の表に、アプリケーション プールの設定の際に使用するパラメータを示します。
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ステップ 1 | Lync Server 管理シェルで次のコマンドを実行し、現在のシステム設定を確認します。 Get-CSTrustedApplication | ||||||||||||||||
ステップ 2 | 次のコマンドを実行し、プールに RCC アプリケーションを追加します。 New-CsTrustedApplication -ApplicationID RCC -TrustedApplicationPoolFqdn "<IP_address_CUPserver>" -Port 5060 -EnableTcp | ||||||||||||||||
ステップ 3 | プロンプトで、[Y] を選択します。 | ||||||||||||||||
ステップ 4 |
ステップ 1に従い再度 Get コマンドを実行し、新しいシステム設定を確認します。
次の表に、アプリケーション プールの設定の際に使用するパラメータを示します。
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次の手順を実行し、Lync サーバでリッスン ポートを設定します。 IM and Presence サーバからの SIP トラフィックの受信で必要となります。
ステップ 1 | Lync Server 管理シェルで次のコマンドを実行し、現在のシステム設定を確認します。 Get-CSRegistrarConfiguration | ||||||||||
ステップ 2 | 次のコマンドを実行し、Lync サーバのリッスン ポートを設定します。 Set-CsRegistrar registrar:<Lync_server_FQDN> -SipServerTcpPort 5060 | ||||||||||
ステップ 3 |
ステップ 1に従い再度 Get コマンドを実行し、新しいシステム設定を確認します。
次の表に、Lync サーバのリッスン ポートの設定の際に使用するパラメータを示します。
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