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目次
Unified Operations Manager 9.0 では、次のカテゴリの次のカウンタを監視できます。
カウンタ値 | カウンタ名 |
フォルダの場所 | デフォルトのアラートしきい値 |
---|---|---|---|
接続されている XMPP クライアントの数 |
Cisco XCP CM | なし |
|
接続されている CAXL クライアントの数 |
Cisco XCP WebCM | なし |
カウンタ値 |
カウンタ名 |
フォルダの場所 |
デフォルトのアラートしきい値 |
---|---|---|---|
Database Space Used |
DB Local_DSN |
あり(> 90%) |
|
Replication Status |
Number of Replicates Created and State of Replication |
なし |
|
Replication Queue Depth |
Enterprise Replication Perfmon Counters |
なし |
カウンタ属性 |
カウンタ名 |
フォルダの場所 |
デフォルトのアラートしきい値 |
---|---|---|---|
Number of Instant Message Sessions |
JsmIMSessions | Cisco XCP JSM |
なし |
Total Instant Message Packets |
JsmTotalMessagePackets | Cisco XCP JSM |
なし |
Instant Message Packets in the last 60 seconds |
JsmMsgsInLastSlice | Cisco XCP JSM |
なし |
MessagePackets Received per Session |
JsmSessionMessagesIn | Cisco XCP JSM Session Counters |
なし |
Messages Sent per Session |
JsmSessionMessagesOut | Cisco XCP JSM Session Counters |
なし |
IM セッションまたはユーザ ログインの期間に存在する、ユーザごと/セッションごとのカウンタ。 |
Cisco XCP JSM セッション カウンタ | Cisco XCP JSM Session Counters |
なし |
カウンタ属性 |
カウンタ名 |
フォルダの場所 |
デフォルトのアラートしきい値 |
---|---|---|---|
Number of Active JSM Sessions |
ActiveJsmSessions | Cisco Presence Engine |
なし |
Number of Active Calendar Subscriptions |
ActiveCalendarSubscriptions | Cisco Presence Engine |
なし |
カウンタ属性 |
カウンタ名 |
フォルダの場所 |
デフォルトのアラートしきい値 |
---|---|---|---|
Cisco DB の CPU 使用状況 |
cmoninit |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
Cisco SIP Proxy の CPU 使用状況 |
sipd |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
Cisco Tomcat の CPU 使用状況 |
tomcat |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
Cisco Presence Engine の CPU 使用状況 |
pe |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
Cisco XCP ルータの CPU 使用状況 |
jabberd |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
Cisco XCP Connection Manager の CPU 使用状況 |
cm |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
Cisco XCP SIP Federation Connection Manager の CPU 使用状況 |
cm#2 |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
Cisco XCP XMPP Federation Connection Manager の CPU 使用状況 |
cm#3 |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
Cisco XCP Web Connection Manager の CPU 使用状況 |
cm#1 |
% CPU Time |
あり(CPU > 90%) |
カウンタ属性 |
カウンタ名 |
フォルダの場所 |
デフォルトのアラートしきい値 |
---|---|---|---|
Database Memory Usage |
cmoninit |
VmSize |
なし |
カウンタ属性 |
カウンタ名 |
フォルダの場所 |
デフォルトのアラートしきい値 |
---|---|---|---|
Number of Active SIP Subscriptions |
SIPS2SSubscriptionsOut SIPS2SSubscriptionsIn | Cisco XCP SIP S2S Cisco XCP SIP S2S |
あり(> 260,000) |
Number of Idle SIP Proxy Worker Processes |
NumIdleSipdWorkers | Cisco SIP Proxy |
あり(60 分間で < 5) |
カウンタ属性 |
カウンタ名 |
フォルダの場所 |
デフォルトのアラートしきい値 |
---|---|---|---|
Total Text Conferencing Rooms |
TcTotalRooms | Cisco XCP TC |
なし |
Total AdHoc Group Chat rooms |
TcAdHocRooms | Cisco XCP TC |
なし |
Total Persistent Chat Rooms |
TcPersistentRooms | Cisco XCP TC |
なし |
Room Message Packets Received |
TCRoomMsgPacketsRecv | Cisco XCP TC Room Counters |
なし |
Room Number of Occupants |
TCRoomNumOccupants | Cisco XCP TC Room Counters |
なし |
すべての IM and Presence Service カウンタは、Unified RTMT の [System] ツールの下の [Performance] メニュー項目を通じて監視されます。
Unified RTMT を使用して、任意のパフォーマンス カウンタの値に基づいてカスタム アラートの作成が可能です。 次の手順は、Cisco SIP Proxy – NumIdleSipdWorkers のカスタム アラートを作成する例を示します。
ステップ 1 | Unified RTMT の [Performance] メニュー項目から [Performance] を選択します。 | ||
ステップ 2 | [NumIdleSipdWorkers] カウンタをダブルクリックします。 | ||
ステップ 3 |
メイン Unified RTMT ペインのカウンタ グラフを選択します。
|
||
ステップ 4 |
右クリックし、[Set Alert/Properties] を選択します。 [Alert Properties: General] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 5 | [Enable Alert] チェックボックスがチェックされていることを確認します。 | ||
ステップ 6 | [Description] フィールドに、アラートの簡単な説明を入力します。 | ||
ステップ 7 | [Recommended Action] フィールドに、アラートに対する短いアクションを入力します。 | ||
ステップ 8 | [Severity] ドロップダウン メニューから重大度を選択します。 | ||
ステップ 9 |
[Next] をクリックします。 [Alert Properties: Threshold & Duration] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 10 | [Threshold] フィールドに、カウンタのアラートしきい値を指定します。 | ||
ステップ 11 | [Value Calculated As] フィールドで、このしきい値をどのように計算するかを指定します。 | ||
ステップ 12 |
[Duration] フィールドに、アラートがトリガされるまでに指定したしきい値よりカウンタ値が上または下にある必要がある期間を指定します。
|
||
ステップ 13 |
[Next] をクリックします。 [Alert Properties: Frequency & Schedule] ウィンドウが表示されます。 |
||
ステップ 14 |
[Frequency] フィールドに、カスタム アラートがトリガされる回数を指定します。 デフォルトは次のとおりです。 "Trigger alert on every poll." |
||
ステップ 15 |
[Schedule] フィールドで、アラートが発生するタイミングを指定します。 デフォルトは次のとおりです。 "Trigger Alert when it occurs (Non-Stop Monitoring)." |
||
ステップ 16 |
[Next] をクリックします。 [Alert Properties: Email Notification] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 17 |
電子メール通知を受信するには、[Enable Email] チェックボックスがチェックされていることを確認します。
|
||
ステップ 18 | [Trigger Alert Action] フィールドで、ドロップダウン メニューを使用してこのアラートが使用するプロファイルを選択します。 | ||
ステップ 19 | [User-defined email text] フィールドに、アラートの短いメッセージを入力します。 | ||
ステップ 20 | [Save] をクリックします。 |
(注) |
ディレクトリ構造の cm/log/ris/csv まで下に移動すると CSV ファイルが見つかります。 この、通常とは異なるディレクトリ構造は、1 つのクエリーでさまざまなログをアーカイブするために Unified RTMT を使用する可能性があるため、必要になります。 サーバが生成するすべてのログをアーカイブするために Trace and Log Collection を使用することが可能です。 各ログには組織ごとに固有のパスがあります。 |
Cisco XCP WebCM フォルダの WebCMConnectedSockets パフォーマンス カウンタには、個々の IM and Presence Service サーバの Cisco XCP Web Connection Manager に接続された CAXL Web クライアントの現在の数が含まれます。 この数は、展開の使用パターンに基づいて増減します。 この数がユーザ ベースに対する想定より多い場合は、詳細な調査が必要になることがあります。
Cisco XCP CM フォルダの ConnectedSockets パフォーマンス カウンタには、個々の IM and Presence Service サーバの Cisco XCP Connection Manager に接続された XMPP クライアントの現在の数が含まれます。 この数は、展開の使用パターンに基づいて増減します。 この数がユーザ ベースに対する想定より多い場合は、詳細な調査が必要になることがあります。
Database Space Used パフォーマンス カウンタには、使用される ccm dbspace の割合が含まれます。 データベース領域がいつ不足するかの指標を確認するために、このカウンタを監視します。
Replication Queue Depth パフォーマンス カウンタには、複製キューの深さが含まれます。 高い値はレプリケーションの問題を示しています。
過去 60 秒間にすべてのユーザ間でやり取りされ、 IM and Presence Service ノードによって処理された IM パケットの総数。 このカウンタは、60 秒ごとにゼロにリセットされます。 TotalMessagePackets と同じ IM パケットをカウントするためのルールが適用されます。 このカウンタの監視は、組織内で IM が頻繁にやり取りされる時間を特定するために役立ちます。
セッションごとの受信 IM パケットのパフォーマンス カウンタには、ユーザの IM クライアントまたはセッションからユーザによって送信された IM の総数が含まれます。 SessionMessagesIn の語は IM and Presence Service の観点から定義されていることに注意してください。クライアントから送信される IM パケットは、IM and Presence Service への受信 IM パケットです。 IM and Presence Service の大規模な展開ではこのカウンタのインスタンスが数多く含まれる場合があるため、Unified RTMT で個別のカウンタを表示するには時間がかかる可能性があります。 IM and Presence Service のすべてのユーザに対してこのカウンタ値の長いリストを取得するには、次の CLI コマンドを使用します。
show perf query counter "Cisco XCP JSM Session Counters" JsmSessionMessagesOut
JsmTotalMessagePackets、JsmMsgsInLastSlice、JsmSessionMessagesIn および JsmSessionMessagesOut は、それぞれ IM and Presence Service に送信されるインスタント メッセージ パケットを表し、システムのインスタント メッセージの正確な数字ではありません。 IM ごとの IM and Presence Service に送信される IM パケットの量は、使用中のクライアントによって異なる場合があります。
このシナリオで、JSM カウンタは 3 増加します。
セッションごとに送信された IM パケットのパフォーマンス カウンタは、ユーザの IM クライアントまたはセッションでユーザに送信された IM パケットの合計数をカウントします。 SessionMessagesOut の語は IM and Presence Service の観点から定義されていることに注意してください。IM パケットはクライアントに送信され、IM and Presence Service からの送信 IM パケットです。 IM and Presence Service の大規模な展開ではこのカウンタのインスタンスが数多く含まれる場合があるため、Unified RTMT で個別のカウンタを表示するには時間がかかる可能性があります。 IM and Presence Service のすべてのユーザに対してこのカウンタ値の長いリストを取得するには、次の CLI コマンドを使用します。
show perf query counter "Cisco XCP JSM Session Counters" JsmSessionMessagesInNumber of IM Sessions パフォーマンス カウンタには、すべてのユーザにわたる IM and Presence Service ノードの IM セッションの総数が含まれます。 Cisco Presence Engine は、プレゼンス構成サービスと、豊富な機能を持つ常時のネットワーク プレゼンスを提供し、Presence Engine(PE)の起動時にすべてのユーザに代わって IM セッションを作成します。 これは、ユーザが IM クライアントにログインしていなくても、Cisco Unified Communications Manager の Telephony Presence や Exchange Calendar の通知などのネットワーク プレゼンス イベントがユーザのプレゼンスに反映されるために必要です。 IM and Presence Service ノードに割り当てられているすべてのライセンス済みユーザは、ログインしている任意のクライアントの IM セッション 1 つに加えて、PE の高度なプレゼンス構成の IM セッション 1 つを持ちます。
条件:
ユーザごと/セッションごとのカウンタは、IM セッションまたはユーザ ログインの期間にのみ存在します。 これらのカウンタは Presence Engine ネットワーク プレゼンス セッションごとに 1 つ存在し、クライアント ログイン セッションごとに 1 つ存在します。 IM セッションに関する上の例では、Cisco XCP JSM セッション カウンタが 160 セット存在することになります。 ユーザがログアウトするか、Cisco Presence Engine が停止すると、関連付けられた Cisco XCP JSM セッション カウンタのインスタンスが削除されます。
管理者は、現在ログインしているすべてのユーザのスナップショットを取得するためにこれらのカウンタを使用できます。 これらには、CLI で次のコマンドを入力して、アクセスできます。
show perf list instances "Cisco XCP JSM Session Counters"システムにログインしている IM and Presence Service ノードに割り当てられたすべてのユーザは、現在ログインしているクライアント セッションと、Presence Engine ネットワーク セッションの JSM セッション カウンタのセットを持ちます。 5000 人のユーザがログインしている IM and Presence Service ノードでは、この結果、少なくとも 10,000 セットの JSM セッション カウンタが発生します。 これらの値が変化するごとに新しい値でこれらのカウンタを更新することは、システムにストレスを与えることになります。 この問題に対処するため、JSM セッション カウンタ値はシステムによってローカルにキャッシュされ、30 分ごとにのみ Unified RTMT に更新されます。
Total IM Packets パフォーマンス カウンタには、すべてのユーザ間で IM and Presence Service ノードによって処理された IM パケットの総数が表示されます。
ユーザ Alice がユーザ Bob に IM パケットを送信し、両方のユーザが同じ IM and Presence Service ノードに割り当てられている場合、この IM パケットは 2 回カウントされます。 これは、Cisco XCP ルータと Jabber Session Manager が 2 人のユーザを別々に扱うためです。 たとえば、Alice のプライバシー ルールは IM パケットが Bob に配信される前にその IM パケットに適用され、Bob のプライバシー ルールは IM パケットが Bob のクライアントに配信される前にその IM パケットに適用されます。 IM and Presence Service が IM パケットを処理するときは必ず、そのパケットは発信元と終端で 1 回ずつカウントされます。
Alice と Bob が別々の IM and Presence Service ノードに割り当てられ、Alice が Bob に IM パケットを送信する場合、その IM パケットは Alice のノードと Bob のノードで 1 回ずつカウントされます。
Number of Active Calendar Subscriptions パフォーマンス カウンタには、ボックスで現在アクティブなカレンダ サブスクリプションの数が含まれます。
Number of Active JSM Sessions パフォーマンス カウンタには、Cisco UP Presence Engine と Cisco XCP ルータの間のクライアント エミュレーション セッションの数が含まれます。 このカウンタの値は、ボックスのライセンス済みユーザ数と常に同じになる必要があります。
Number of Active Inbound SIP Subscriptions パフォーマンス カウンタには、IM and Presence Service サーバの Cisco XCP SIP Federation Connection Manager サービスによって維持されている、アクティブな受信 SIP サブスクリプションの現在の数が含まれます。 IM and Presence Service サーバが SIP ドメイン間フェデレーションまたは SIP ドメイン内フェデレーションに設定されている場合に、このカウンタを監視します。
SubscriptionsOut と SubscriptionsIn を組み合わせた合計カウントは、どの IM and Presence Service サーバでも 260,000 を超えないようにする必要があります。
Number of Active Outbound SIP Subscriptions パフォーマンス カウンタには、IM and Presence Service サーバで Cisco XCP SIP Federation Connection Manager サービスによって維持されている、アクティブな発信 SIP サブスクリプションの現在の数が含まれます。 IM and Presence Service サーバが SIP ドメイン間フェデレーションまたは SIP ドメイン内フェデレーションに設定されている場合に、このカウンタを監視します。
SubscriptionsOut および SubscriptionsIn のパフォーマンス カウンタの値の合計は、どの IM and Presence Service サーバでも 260,000 を超えないようにする必要があります。
Number of Idle SIP Proxy Worker Processes パフォーマンス カウンタには、IM and Presence Service SIP Proxy のアイドル状態のまたは空いている SIP ワーカー プロセスの現在の数が含まれます。 このカウンタは、それぞれの IM and Presence Service サーバの Cisco SIP Proxy に適用される負荷の良い指標となります。 IM and Presence Service サーバが SIP ドメイン間フェデレーションまたは SIP ドメイン内フェデレーションに設定されている場合に、このカウンタを監視します。
アイドル状態のプロセスの数はゼロになる場合があり、心配する必要はありません。 ただし、アイドル プロセスの数が常に 5 プロセスより少なくなる場合は、IM and Presence Service サーバの負荷が増えており、調査が必要なことを示します。
Number of MESSAGE Requests Received パフォーマンス カウンタは、サービスが最後に開始されてから Cisco SIP Proxy で受信された SIP MESSAGE 要求の累積数です。 これは、SIP カンバセーションおよびフェデレートされた SIP カンバセーションに関連付けられた IM の割合を理解するうえで、ルーティング IM and Presence Service サーバで役立ちます。 IM and Presence Service サーバのロールに応じて、これらの SIP MESSAGE 要求を複数のソースから取得できます。
Number of SIP INVITE Messages Received パフォーマンス カウンタは、サービスが最後に開始されてから Cisco XCP SIP Federation Connection Manager サービスが受信した SIP INVITE メッセージの累積合計数です。 SIP INVITE メッセージは、フェデレートされた SIP ユーザによって開始された各 IM カンバセーションから受信します。 このため、このカウントは、Cisco XCP SIP Federation Connection Manager が最後に起動されてから確立された受信 IM カンバセーションの数と一致します。
Number of SIP INVITE Messages Sent パフォーマンス カウンタには、サービスが最後に開始されてから Cisco XCP SIP Federation Connection Manager が送信した SIP INVITE メッセージの総数が含まれます。 SIP INVITE メッセージは、フェデレートされた SIP ユーザに Cisco Unified Personal Communicator ユーザによって開始された各 IM カンバセーションに対して送信されます。 このため、このカウントは、Cisco XCP SIP Federation Connection Manager が最後に起動されてから確立された発信 IM カンバセーションの数と一致します。
Number of SIP MESSAGES Received パフォーマンス カウンタには、サービスが最後に開始されてから Cisco XCP SIP Federation Connection Manager サービスが受信した SIP MESSAGE パケットの総数が含まれます。 各インスタント メッセージは、SIP MESSAGE パケットで送信されます。 このカウントは、Cisco XCP SIP Federation Connection Manager が最後に起動されてからの受信 IM の数と一致します。
Number of SIP MESSAGES Sent パフォーマンス カウンタには、サービスが最後に開始されてから Cisco XCP SIP Federation Connection Manager が送信した SIP MESSAGE パケットの総数が含まれます。 各インスタント メッセージは、SIP MESSAGE パケットで送信されます。 このカウントは、Cisco XCP SIP Federation Connection Manager が最後に起動されてからの受信 IM の数と一致します。
Number of SIP NOTIFY Messages Received パフォーマンス カウンタには、サービスが最後に開始されてから Cisco XCP SIP Federation Connection Manager サービスが受信した SIP NOTIFY メッセージの総数が含まれます。
Number of SIP NOTIFY Messages Sent パフォーマンス カウンタには、サービスが最後に開始されてから Cisco XCP SIP Federation Connection Manager サービスが送信した SIP NOTIFY メッセージの総数が含まれます。
Number of SUBSCRIBE Requests Received パフォーマンス カウンタには、サービスが最後に開始されてから Cisco SIP Proxy サービスで受信した SIP SUBSCRIBE 要求の総数が含まれます。 このカウンタは、更新 SUBSCRIBE 要求(SIP サブスクリプションをアクティブな状態に保つために 2 時間ごとに送信される)や unSUBSCRIBE 要求(サブスクリプションを終了する)を含む、すべての SUBSCRIBE 要求を取得します。 IM and Presence Service サーバのロールに応じて、これらの SIP SUBSCRIBE 要求を複数のソースから取得できます。
Number of TCP Requests Received パフォーマンス カウンタには、タイプに関係なく、TCP 接続経由で Cisco SIP Proxy に秒あたりに着信する一般的な SIP パケット数のタイムスライスされたカウントが含まれます。 これには、任意の SIP 要求(SUBSCRIBE/INVITE/MESSAGE/NOTIFY/INFO など)と、任意の SIP 応答(100:Trying、200:OK、404:Not Found、など)が含まれます。 IM and Presence Service SIP Proxy のアクティビティの増加を確認するために使用できます。
会議室ごとの受信 IM のパフォーマンス カウンタには、会議室ごとに受信される IM 数が含まれます。 IM and Presence Service の大規模な展開ではこのカウンタのインスタンスが数多く含まれる場合があるため、Unified RTMT で個別のカウンタを表示するには時間がかかる可能性があります。 IM and Presence Service のすべてのユーザに対してこのカウンタ値の長いリストを取得するには、次の CLI コマンドを使用します。
show perf query counter "Cisco XCP TC Room Counters" TCRoomMsgPacketsRecv会議室ごとの占有者数のパフォーマンス カウンタには、チャット ルームの占有者の現在の数が含まれます。 常設チャット ルームの場合、会議室ごとの占有者数のパフォーマンス カウンタを監視することは、会議室の使用状況の傾向の指標となります。 IM and Presence の大規模な展開ではこのカウンタのインスタンスが数多く含まれる場合があるため、Unified RTMT で個別のカウンタを表示するには時間がかかる可能性があります。 IM and Presence のすべてのユーザに対してこのカウンタ値の長いリストを取得するには、次の CLI コマンドを使用します。
show perf query counter "Cisco XCP TC Room Counters" TCRoomNumOccupants
1 つの IM and Presence Service ノードで、最大 16,500 のテキスト会議室を持つことができます。 これらの会議室のそれぞれに、独自の Per Chat Room カウンタのセットがあります。 JSM セッション カウンタと同じように、これらの値が変化するごとに新しい値でこれらを更新することは、システムにストレスを与えることになります。 このストレスを低減するために、Per Chat Room カウンタの値はシステムによってローカルにキャッシュされ、30 分ごとにのみ Unified RTMT に更新されます。
Per Chat Room パフォーマンス カウンタはチャット ルームのライフタイムの間だけ存在します。 アドホック チャット ルームでは、これらのカウンタ インスタンスは、アドホック チャット ルームが破棄されたときに破棄されます。 常設チャット ルームの場合、カウンタ インスタンスは常設チャット ルームが破棄されるときに破棄されますが、常設チャット ルームは長期間存続するので、破棄されることがほとんどありません。
Per Chat Room カウンタは、常設(およびアドホック)チャット ルームの使用率と参加者を監視するために使用することが可能で、ほとんど使用されなくなった常設チャット ルームの識別に役立ちます。
管理者は Per Chat Room カウンタを使用して、ノード上で現在ホストされているすべての会議室のスナップショットを取得できます。 これらには、次の CLI コマンドを使用してアクセスできます。
show perf list instances "Cisco XCP TC Room Counters"Total ad hoc Group Chat Rooms のパフォーマンス カウンタには、ノードで現在ホストされているアドホック チャット ルームの総数が含まれます。 アドホック チャット ルームは、すべてのユーザが会議を離れると自動的に破棄されるため、このカウンタの値は定期的に増減することに注意してください。
Total Persistent Chat Rooms のパフォーマンス カウンタには、ノードでホストされた常設チャット ルームの総数が含まれます。 常設チャット ルームは、その会議室のオーナーが明示的に破棄する必要があります。 このカウンタは、常設チャット ルームの総数が非常に多いかどうかを識別する場合や、いくつかの常設チャット ルームが定期的には使用されなくなっているかどうかを識別するために監視できます。
Total Text Conferencing Rooms パフォーマンス カウンタには、ノードでホストされるテキスト会議室の総数が含まれます。 これは、アドホック会議室と常設チャット ルームの両方を含みます。