この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
Cisco Unified IP Phone には、それぞれ Web ページがあります。この Web ページで、電話機に関する次のような情報を表示できます。
(注) |
Cisco Unified IP Phone は IPV6 アドレスでの Web アクセスをサポートしません。 |
この章では、電話機の Web ページから取得可能な情報について説明します。 この情報は、電話機の操作のリモート モニタやトラブルシューティングに役立てることができます。
また、この情報の多くは、電話機から直接取得することもできます。 詳細については、モデル情報、ステータス、および統計を参照してください。
Cisco Unified IP Phone のトラブルシューティングの詳細については、トラブルシューティングとメンテナンスを参照してください。
Cisco Unified IP Phone の Web ページにアクセスするには、次の手順を実行します。
(注) |
Web ページにアクセスできない場合は、アクセスが無効になっている可能性があります。 詳細については、Web ページへのアクセスの制御を参照してください。 |
Cisco Unified IP Phone の Web ページには、次のハイパーリンクがあります。
セキュリティを確保するために、電話機の Web ページへのアクセスを禁止する場合があります。 その場合は、この章で説明している Web ページおよび Cisco Unified Communications Manager のユーザ オプション Web ページへのアクセスを禁止します。
各電話機、電話機のグループ、またはシステムのすべての電話機に対する Web ページへのアクセスを有効にしたり、無効にしたりできます。
システムのすべての電話機に関して Web ページへのアクセスを有効または無効にするには、 を選択し、[Web アクセス(Web Access)] ドロップダウン メニューから [有効(Enabled)] または [無効(Disabled)] を選択します。
電話機のグループに関して Web ページへのアクセスを有効または無効にするには、 を選択して、新しい電話プロファイルを作成するか、または既存の電話プロファイルを更新し、[Web アクセス(Web Access)] ドロップダウン メニューから [有効(Enabled)] または [無効(Disabled)] を選択し、電話の設定時に共通の電話プロファイルを選択します。
Cisco Unified IP Phone は、次のプロトコルを使用するように設定できます。
HTTP プロトコルまたは HTTPS プロトコルを使用するように Cisco Unified IP Phone が設定されている場合、電話機の Web アクセスには、http://<IP_address> または https://<IP_address> を使用します。
HTTPS プロトコルのみを使用するように Cisco Unified IP Phone が設定されている場合、電話機の Web アクセスには、https://<IP_address> を使用します。
電話機の Web ページの [デバイス情報(Device Information)] エリアには、電話機のデバイス設定と関連情報が表示されます。 次の表で、各項目について説明します。
[デバイス情報(Device Information)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセスの説明に従って、電話機の Web ページにアクセスしてから、[デバイス情報(Device Information)] ハイパーリンクをクリックします。
電話機に関する次の Cisco Unique Device Identifier(UDI)情報を表示します。
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時刻は、電話機が所属する Cisco Unified Communications Manager の [日時グループ(Date/Time Group)] から取得されます。 |
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電話機が属する Cisco Unified Communications Manager の管理ページの日時グループから取得されるタイム ゾーン。 |
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日付は、電話機が所属する Cisco Unified Communications Manager の [日時グループ(Date/Time Group)] から取得されます。 |
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スイッチ ポートで Link Layer Discovery Protocol Media Endpoint Discovery(LLDP-MED)が有効になっているかどうかを示します。 |
電話機の Web ページ上の [ネットワークの設定(Network Configuration)] 領域には、ネットワーク構成情報および電話機のその他の設定に関する情報が表示されます。 次の表で、この情報について説明します。
これらの項目の多くは、Cisco Unified IP Phone の [ネットワークの設定(Network Configuration)] メニューおよび [デバイス設定(Device Configuration)] メニューから確認し、設定することができます。 詳細については、機能、テンプレート、サービス、およびユーザを参照してください。
[ネットワークの設定(Network Configuration)] エリアを表示するには、電話機の Web ページへのアクセスの説明に従って、電話機の Web ページにアクセスしてから、[ネットワークの設定(Network Configuration)] ハイパーリンクをクリックします。
電話機の IP アドレス取得元となる Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバの IP アドレス。 |
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電話機が設定を Bootstrap Protocol(BootP; ブートストラップ プロトコル)サーバから取得するかどうかを示します。 |
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[デフォルト ルータ 1(Default Router 1)] ~ [デフォルト ルータ 5(Default Router 5)] |
電話機で使用されるデフォルト ルータ(デフォルト ルータ 1)およびオプションのバックアップ ルータ(デフォルト ルータ 2 ~ 5)を表示します。 |
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電話機で使用されるプライマリ DNS サーバ([DNS サーバ 1(DNS Server 1)])およびオプションのバックアップ DNS サーバ([DNS サーバ 2(DNS Server 2)] ~ [DNS サーバ 5(DNS Server 5)])。 |
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電話機を登録可能な Cisco Unified Communications Manager サーバのホスト名または IP アドレス(優先順位順)。 限定的された Cisco Unified Communications Manager 機能を提供できる SRST ルータが使用可能な場合、項目にそのルータの IP アドレスが表示されることもあります。 使用可能なサーバについては、この項目に Cisco Unified Communications Manager サーバの IP アドレスと、次の状態のいずれかが表示されます。
項目には、SRST 指定も含めることができます。これは、限定された Cisco Unified Communications Manager 機能を提供できる SRST ルータを特定します。 このルータは、他のすべての Cisco Unified Communications Manager サーバが到達不能になった場合に、コールの処理を引き継ぎます。 SRST Cisco Unified Communications Manager は、アクティブであっても、常にサーバのリストの最後尾に表示されます。 SRST ルータ アドレスは、[Cisco Unified CM の設定(Cisco Unified Communications Manager Configuration)] ウィンドウの [デバイス プール(Device Pool)] セクションで設定します。 |
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電話機の [ネットワークの設定(Network Configuration)] メニューの [DHCP アドレス解放(DHCP Address Released)] オプションの設定を示します。 |
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電話機が [URL のアイドル時間(Idle URL Time)] で指定された時間にわたって使用されず、メニューが開かれていない場合に表示される URL。 |
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何秒数間電話機が使用されず、メニューが開かれなかった場合に、[アイドル URL(Idle URL)] に指定された XML サービスがアクティブになるかを示します。 |
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電話機の HTTP クライアントの代わりにローカル以外のホスト アドレスに HTTP 要求を送信し、ローカル以外のホストから電話機の HTTP クライアントへの応答を提供するプロキシ サーバの URL。 |
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スイッチ ポートの速度およびデュプレックス。次のいずれかになります。 |
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スイッチ ポートの速度およびデュプレックス。次のいずれかになります。
複数の電話機の設定を同時に行うには、[エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)]( )で [リモート ポート設定(Remote Port Configuration)] を設定します。
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電話機のユーザに関連付けられているユーザ ロケール。 言語、フォント、日付と時刻の形式、および英数字キーボードのテキスト情報など、ユーザをサポートするための一連の詳細情報を示します。 |
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電話機のユーザに関連付けられたネットワーク ロケール。 電話機が使用するトーンと断続周期の定義など、特定の場所にある電話機をサポートするための一連の詳細情報を示します。 |
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電話機がアクティブになったときに、内蔵スイッチが電話機の PC ポートとスイッチ ポートの間でパケットの転送を開始するかどうかを示します。 |
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スイッチ ポートで Link Layer Discovery Protocol Media Endpoint Discovery(LLDP-MED)が有効になっているかどうかを示します。 |
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ワイヤレス ヘッドセット フックスイッチ コントロール(Wireless Headset Hookswitch Control) |
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電話機の電源優先度をスイッチにアドバタイズし、スイッチが電力を適切に電話機に供給できるようにします。 次の設定があります。 |
電話機の Web ページ上にある次のネットワーク統計領域は、電話機上のネットワーク トラフィックに関する情報を示します。
ネットワーク統計情報領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセスで説明しているように電話機の Web ページにアクセスして、[イーサネット情報(Ethernet Information)]、[アクセス(Access)]、または [ネットワーク(Network)] ハイパーリンクをクリックします。
サイズが 1522 バイトより大きい、電話機が受信する FCS エラー パケットまたは Align エラー パケットの合計数 |
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必須の TLV のいずれかが欠落しているか不正である、または文字列の長さが範囲外である場合に廃棄される、LLDP フレームの総数 |
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電話機の Web ページ上の [デバイス ログ(Device Logs)] 領域には、電話機のモニタリングとトラブルシューティングのサポートに利用できる情報が示されます。
Cisco Unified IP Phone は、同時に最大で 3 つのデバイスとの間で情報をストリーミングできます。 電話機は、コール中、または音声やデータの送受信サービスの作動中に、情報をストリーミングします。
電話機の Web ページの [ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域には、ストリームに関する情報が表示されます。 コールのほとんどはストリームを 1 つだけ(ストリーム 1)使用しますが、一部のコールでは 2 つまたは 3 つのストリームを使用します。 たとえば、割り込みが発生したコールではストリーム 1 とストリーム 2 を使用します。
[ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセスの説明に従って、電話機の Web ページにアクセスしてから、[ストリーム 1(Stream 1)]、[ストリーム 2(Stream 2)]、または [ストリーム 3(Stream 3)] のハイパーリンクをクリックします(Cisco Unified IP Phone 7975G、7965G、および 7945G には、[ストリーム 4(Stream 4)] および [ストリーム 5(Stream 5)] のハイパーリンクも含まれます)。
次の表に、[ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域の項目を示します。
Cisco Unified Communications Manager が電話機にパケットの送信開始を要求した時間を示す内部タイム スタンプ。 |
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この接続の開始以降に電話機が送信した RTP データ パケットの総数。 接続が受信専用モードに設定されている場合、値は 0 です。 |
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この接続の開始以降に電話機が RTP データ パケットで送信したペイロード オクテットの総数。 接続が受信専用モードに設定されている場合、値は 0 です。 |
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この接続でのデータ受信の開始以降に失われた RTP データ パケットの合計数。 予期されたパケット数から実際に受信されたパケット数を差し引いた値として定義されます。受信パケット数には、遅延または重複パケットも含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。 |
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RTP データ パケットの内部到着時間の平均偏差の推定値(ミリ秒単位)。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。 |
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この接続でのデータ受信の開始以降に電話機が受信した RTP データ パケットの総数。 マルチキャスト コールの場合は、さまざまな送信元から受信したパケットが含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。 |
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この接続でのデータ受信の開始以降にデバイスが RTP データ パケットで受信したペイロード オクテットの合計数。 マルチキャスト コールの場合は、さまざまな送信元から受信したパケットが含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。 |
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リスニング品質(LQK)の平均オピニオン評点(MOS)を客観的に評価するスコアで、5(優良)~ 1(不良)でランク付けされます。 このスコアは、ボイス ストリームの先行の 8 秒間でのフレーム損失を原因とする、可聴の秘匿イベントに基づいています。 詳細については、音声品質のモニタリングを参照してください。
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音声ストリーム開始以降に測定されたベースライン MOS LQK スコアまたは最も高い MOS LQK スコア。 これらのコーデックは、フレーム損失なしの通常の条件で次の最大 MOS LQK スコアを提供します。 Cisco Unified IP Phone 7975G、7965G、および 7945G の場合: Cisco Unified IP Phone 7971G-GE および 7970G の場合: |
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アクティブな音声に先行する 3 秒間の間隔における、音声フレームに対する隠蔽フレームの比率。 音声アクティビティ検出(VAD)を使用する場合は、アクティブな音声を 3 秒集めるために、もっと長い間隔が必要になる可能性があります。 |
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音声ストリームの開始以降、秘匿イベント(フレーム損失)があった秒数([深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)] の値を含む)。 |
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ネットワーク遅延の推定値(ミリ秒単位)。 ラウンドトリップ遅延の実行中の平均値を表します。これは、RTCP 受信レポート ブロックの受信時に測定されます。 |
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リスニング品質(LQK)の平均オピニオン評点(MOS)を客観的に評価するスコアで、5(優良)~ 1(不良)でランク付けされます。 このスコアは、ボイス ストリームの先行の 8 秒間でのフレーム損失を原因とする、可聴の秘匿イベントに基づいています。 詳細については、音声品質のモニタリングを参照してください。
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音声ストリーム開始以降に測定されたベースライン MOS LQK スコアまたは最も高い MOS LQK スコア。 これらのコーデックは、フレーム損失なしの通常の条件で次の最大 MOS LQK スコアを提供します。 Cisco Unified IP Phone 7975G、7965G、および 7945G の場合: Cisco Unified IP Phone 7971G-GE および 7970G の場合: |
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アクティブな音声に先行する 3 秒間の間隔における、音声フレームに対する隠蔽フレームの比率。 音声アクティビティ検出(VAD)を使用する場合は、アクティブな音声を 3 秒集めるために、もっと長い間隔が必要になる可能性があります。 |
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音声ストリームの開始以降、秘匿イベント(フレーム損失)があった秒数([深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)] の値を含む)。 |
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(注) |
RTP 制御プロトコルが無効になっている場合、このフィールドのデータは生成されないため、0 が表示されます。 |