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目次
Cisco Unified IP Phone 7962G、7942G、7961G、7961G-GE(ギガビット イーサネット バージョン)、7941G/7941G-GE(ギガビット イーサネット バージョン)は、インターネット プロトコル(IP)ネットワークで音声通信を行うためのすべての機能が搭載された電話機です。 ギガビット イーサネット バージョンの Cisco Unified IP Phone 7961G-GE および 7941G-GE は、ギガビット イーサネット VoIP テレフォニーの最新テクノロジーを提供します。 Cisco Unified IP Phone は、デジタル ビジネス フォンとほぼ同様に機能し、電話コールの発受信に加えて、ミュート、保留、転送、スピード ダイヤル、コール転送などの機能を使用できます。 また、データ ネットワークに接続されるため、電話機では、カスタマイズ可能な IP テレフォニー機能が拡張され、ネットワーク情報やサービスにアクセスできるようになります。 ファイル認証、デバイス認証、シグナリングの暗号化、メディアの暗号化などの機能もサポートします。
Cisco Unified IP Phone は、他のネットワーク デバイスと同様に設定と管理を行う必要があります。 これらの電話機は、G.711a、G.711µ、G.722、G.729a、G.729ab、および iLBC コーデックを符号化し、G.711a、G.711u、G.722、G.729、G729a、G729b、G729ab、および iLBC コーデックをデコードします。 これらの電話機は、圧縮解除されたワイドバンド(16 ビット、16 kHz)オーディオもサポートします。
![]() 注意 |
セル方式の電話、携帯電話、GSM 電話、または双方向ラジオを Cisco Unified IP Phone のすぐ近くで使用すると、相互干渉が発生することがあります。 詳細については、干渉が発生するデバイスの製造元のマニュアルを参照してください。 |
ここでは、電話機のコンポーネントについて説明します。
次の図に、電話機の重要な機能を示します。 番号付きの項目の説明については、ボタンとハードウェアの識別を参照してください。
次の図に、電話機の重要な機能を示します。 番号付きの項目の説明については、ボタンとハードウェアの識別を参照してください。
次の図に、電話機の重要な機能を示します。 番号付きの項目の説明については、ボタンとハードウェアの識別を参照してください。
次の図に、電話機の重要な機能を示します。 番号付きの項目の説明については、ボタンとハードウェアの識別を参照してください。
次の表では、電話機のボタンとハードウェアについて説明します。
Cisco Unified IP Phones は、音声通信に必須の複数の業界標準ネットワーク プロトコルとシスコ ネットワーク プロトコルをサポートしています。 次の表に、Cisco Unified IP Phone でサポートされるネットワーク プロトコルの概要を示します。
BootP は、特定の起動情報(自身の IP アドレスなど)を Cisco Unified IP Phone などのネットワーク デバイスが検出できるようにするものです。 |
BootP を使用して IP アドレスを Cisco Unified IP Phone に割り当てている場合、電話機のネットワーク構成の設定値として [BOOTP サーバ(BOOTP Server)] オプションが [はい(Yes)] と表示されます。 |
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CDP は、シスコの製造するすべての装置で動作するデバイス検出プロトコルです。 デバイスは、CDP を使用して自身の存在をネットワーク内の他のデバイスにアドバタイズし、他のデバイスの情報を受信します。 |
Cisco Unified IP Phone では、補助 VLAN ID、ポートごとの電源管理の詳細情報、Quality of Service(QoS)設定情報などの情報を、CDP を使用して Cisco Catalyst スイッチとやり取りしています。 |
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CPPDP は、デバイスのピアツーピア階層を形成するために使用するシスコ独自のプロトコルです。 CPPDP は、ファームウェアや他のファイルをピア デバイスからネイバー デバイスにコピーするためにも使用します。 |
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DHCP は、IP アドレスを動的に確保して、ネットワーク デバイスに割り当てるものです。 DHCP を使用すると、IP Phone をネットワークに接続すれば、その電話機が機能するようになります。IP アドレスを手動で割り当てたり、ネットワーク パラメータを別途設定したりする必要はありません。 |
DHCP は、デフォルトで有効になっています。 無効にした場合は、個々の電話機がある場所で、IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、および TFTP サーバを手動で設定する必要があります。 シスコでは、DHCP のカスタム オプション 150 を使用することを推奨します。 この方法では、TFTP サーバの IP アドレスをオプション値として設定します。 サポートされているその他の DHCP 設定については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Dynamic Host Configuration Protocol」および「Cisco TFTP」の章を参照してください。 |
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Cisco Unified IP Phone では、XML サービスおよびトラブルシューティングに HTTP を使用します。 Cisco Unified IP Phone は、URL での IPv6 アドレスの使用をサポートしていません。 IPv6 アドレスにマップされるホスト名や URL で IPv6 アドレスを使用することはできません。 |
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Hypertext Transfer Protocol Secure(HTTPS)は、サーバの暗号化とセキュアな ID を確保できるように、ハイパーテキスト転送プロトコルと SSL/TLS プロトコルを組み合わせたものです。 |
HTTP と HTTPS の両方をサポートする Web アプリケーションには 2 つの URL が設定されています。 HTTPS をサポートする Cisco Unified IP Phone は、2 つの URL のうち HTTPS URL を選択します。 |
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IEEE 802.1X 標準は、クライアント/サーバベースのアクセス コントロールと認証プロトコルを定義します。これにより、未承認のクライアントが一般にアクセス可能なポートから LAN に接続するのを制限します。 クライアントが認証されるまでは、802.1X アクセス コントロールによって、クライアントが接続されているポートを経由する Extensible Authentication Protocol over LAN(EAPOL)トラフィックのみが許可されます。 認証が完了すると、標準トラフィックがポートを通過できます。 |
Cisco Unified IP Phone は、EAP-FAST、EAP-TLS、および EAP-MD5 の認証方式をサポートすることで、IEEE 802.1X 標準を実装します。 |
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IP を使用して通信するには、ネットワーク デバイスに対して、IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイが割り当てられている必要があります。 IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイの識別情報は、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を通じて Cisco Unified IP Phone を使用する場合は、自動的に割り当てられます。 DHCP を使用しない場合は、個々の電話機がある場所で、これらのプロパティを手動で割り当てる必要があります。 Cisco Unified IP Phone は、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方をサポートしています。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページで IP アドレッシング モード(IPv4 のみ、IPv6 のみ、IPv4 と IPv6 の両方)を設定します。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』の「Internet Protocol Version 6 (IPv6)」を参照してください。 |
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LLDP は、CDP と同様の標準化されたネットワーク検出プロトコルで、一部のシスコ デバイスとサードパーティ製デバイスでサポートされています。 |
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Link Layer Discovery Protocol-Media Endpoint Devices(LLDP-MED) |
Cisco Unified IP Phone は、次のような情報をやり取りするために、SW ポートで LLDP-MED をサポートします。 LLDP-MED サポートの詳細については、次の Web サイトで『LLDP-MED and Cisco Discovery Protocol』ホワイト ペーパーを参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/tech/tk652/tk701/technologies_white_paper0900aecd804cd46d.shtml |
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RTP は、データ ネットワークを通じて、インタラクティブな音声やビデオなどのリアルタイム データを転送するための標準プロトコルです。 |
Cisco Unified IP Phone では、RTP プロトコルを使用して、リアルタイム音声トラフィックを他の電話機やゲートウェイとやり取りします。 |
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RTCP は RTP と連動して、RTP ストリーム上で Quality of Service(QoS)データ(ジッター、遅延、ラウンドトリップ遅延など)を伝送します。 |
RTCP は、デフォルトでは無効になっていますが、Cisco Unified Communications Manager を使用して電話機ごとに有効にできます。 |
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SDP は SIP プロトコルの一部であり、2 つのエンドポイント間で接続が確立されている間に、どのパラメータが使用可能かを特定します。 会議は、会議に参加するすべてのエンドポイントでサポートされている SDP 機能だけを使用して確立されます。 |
コーデック タイプ、DTMF 検出、コンフォート ノイズなどの SDP 機能は、通常は運用中の Cisco Unified Communications Manager またはメディア ゲートウェイでグローバルに設定されています。 SIP エンドポイントの中には、これらのパラメータをエンドポイント上で設定できるものがあります。 |
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SIP は、IP を介したマルチメディア会議のための Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)標準です。 SIP は、アプリケーション層の ASCII ベースの制御プロトコルであり(RFC 3261 で規定)、2 つ以上のエンドポイント間でコールを確立、維持、および終了するために使用できます。 |
他の VoIP プロトコルと同様に、SIP は信号とセッション管理の機能をパケット テレフォニー ネットワークの内部で処理するように設計されています。 シグナリングによって、ネットワーク境界を越えてコール情報を伝送することが可能になります。 セッション管理とは、エンドツーエンド コールの属性を制御する機能を提供することです。 Cisco Unified IP Phone は、SIP または Skinny Client Control Protocol(SCCP)のいずれかを使用するように設定できます。 電話機が IPv6 アドレス モードで動作している場合、Cisco Unified IP Phone は SIP プロトコルをサポートしません。 |
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SCCP は、コール制御サーバとエンドポイント クライアント(IP Phone など)の間で通信を行うためのメッセージ セットを含んでいます。 SCCP は、シスコ独自のものです。 |
Cisco Unified IP Phone は、コール制御に SCCP を使用します。 Cisco Unified IP Phone は、SCCP または Session Initiation Protocol(SIP)のどちらかを使用するように設定できます。 |
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Cisco Unified IP Phone では、Cisco Unified Communications Manager への接続、および XML サービスへのアクセスに TCP を使用します。 |
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セキュリティが実装されると、Cisco Unified IP Phone では、Cisco Unified Communications Manager に安全に登録するときに TLS プロトコルが使用されます。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。 |
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TFTP では、ネットワーク内に TFTP サーバが必要です。このサーバは、DHCP サーバで自動的に識別できます。 DHCP サーバが指定する以外の TFTP サーバを電話機で使用する場合は、電話機の [ネットワークの設定(Network Configuration)] メニューを使用して、TFTP サーバの IP アドレスを手動で割り当てる必要があります。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Cisco TFTP」の章を参照してください。 |
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Cisco Unified IP Phone はインターネット プロトコルを使用して、ネットワークで音声通信を提供します。 インターネット プロトコル バージョン 4(IPv4)は 32 ビット アドレスを使用するため、インターネットに接続できるすべてのデバイスの一意の IP アドレスの要求増加に対応できません。 そのため、インターネット プロトコル バージョン 6(IPv6)は、現在のインターネット プロトコルの更新バージョンです。 IPv6 は 128 ビット アドレスを使用し、エンドツーエンド セキュリティ機能、拡張 Quality Of Service(QoS)、および使用可能な IP アドレス数の増加に対応します。
Cisco Unified IP Phone は IPv4 だけのアドレッシング モード、IPv6 だけのアドレッシング モード、IPv4/IPv6 デュアル スタック アドレッシング モードをサポートします。 IPv4 で、192.240.22.5 など、ドット付き 10 進表記で電話機の IP アドレスの各オクテットを入力できます。 IPv6 で 2005:db8:0:1:ef8:9876:ba72:dc9a など、各オクテットをコロンで区切り、16 進表記で IP アドレスの各オクテットを入力できます。 IPv6 アドレスを表示する場合、電話機は最初のゼロを省略して削除します。
Cisco Unified IP Phone は、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方を透過的にサポートするため、ユーザは慣れた電話機のすべてのコールを処理できます。 Skinny Call Control Protocol(SCCP)を使用する Cisco Unified IP Phone は、IPv6 をサポートしています。 SIP を使用する Cisco Unified IP Phone は、IPv6 はサポートしていません。
Cisco Unified IP Phone は、URL に IPv6 アドレスを含む URL に対応していません。 これは、認証 URL で資格情報を検証するために電話機が HTTP プロトコルを使用する必要のあるサービス、ディレクトリ、メッセージ、ヘルプ、制限された web サービスなどのすべての IP Phone サービス URL に影響します。 Cisco Unified IP Phone サービスを Cisco Unified IP Phone 用に設定する場合、IPv4 アドレスのある電話機サービスをサポートする電話機とサーバを設定する必要があります。
SIP を実行している電話機の IP アドレッシング モードとして IPv6 のみを設定している場合、Cisco TFTP サービスは IP アドレッシング モード設定を上書きし、設定ファイルで IPv4 のみを使用します。
Cisco Unified Communications ネットワークでの IPv6 の導入の詳細については、次の URL で『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』の「Internet Protocol Version 6 (IPv6)」の章と『Deploying IPv6 in Unified Communications Networks with Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/srnd/ipv6/ipv6srnd.html
Cisco Unified IP Phone は、デジタル ビジネス フォンとほぼ同様に機能し、電話コールを発信および受信できます。 Cisco Unified IP Phone は、従来のテレフォニー機能に加えて、電話機をネットワーク デバイスとして管理およびモニタする機能も備えています。
Cisco Unified IP Phone は、コール転送、リダイヤル、スピード ダイヤル、会議コール、ボイス メッセージ システムへのアクセスなど、従来のテレフォニー機能を提供します。 Cisco Unified IP Phone では、さらにその他の各種の機能も提供します。
Cisco Unified IP Phone は、他のネットワーク デバイスと同様に、Cisco Unified Communications Manager および IP ネットワークの他の部分にアクセスできるように設定する必要があります。 DHCP を使用すると、IP アドレス、TFTP サーバ、およびサブネット情報が自動的に設定され、必要に応じて手動で入力することもできます。
Cisco Unified IP Phone は、IP ネットワーク上の他のサービスやデバイスと連携することで、高度な機能を提供します。 たとえば、Cisco Unified IP Phone を社内の Lightweight Directory Access Protocol 3(LDAP3)標準ディレクトリに統合すると、ユーザは他の社員の連絡先情報を自分の IP Phone から直接検索できるようになります。 XML を使用すると、天気予報、株価情報、商品相場などの Web ベースの情報にユーザがアクセスできるようになります。
さらに、Cisco Unified IP Phone はネットワーク デバイスであるため、詳細なステータス情報を IP Phone から直接取得することができます。 この情報は、ユーザが Cisco Unified IP Phone を使用しているときに生じた数多くの問題のトラブルシューティングに役立ちます。
Cisco Unified IP Phone のその他の設定値は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで変更できます。 この Web ベースのアプリケーションを使用して、電話機登録基準とコーリング サーチ スペースのセットアップ、社内ディレクトリとサービスの設定、電話ボタン テンプレートの修正、その他のタスクを行うことができます。 詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
Cisco Unified Communications Manager の管理ページの詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアル(『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』など)を参照してください。 また、このアプリケーションで参照できる状況依存ヘルプも参考情報として利用できます。
Cisco Unified Communications Manager のマニュアルは、次の場所から入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/tsd_products_support_series_home.html
Cisco Unified Communications Manager Business Edition 5000 のマニュアルは、次の場所から入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7273/tsd_products_support_series_home.html
DHCP、TFTP、IP の設定値などのパラメータは、電話機で設定できます。 また、現在のコールに関する統計情報や、ファームウェアのバージョンも電話機で取得できます。
システム管理者は、多くの場合、ネットワーク内や社内の Cisco Unified IP Phone ユーザの主な情報源になります。 機能や手順について確実に最新の情報を伝えるために、Cisco Unified IP Phone のマニュアルをよく読んでおいてください。 Cisco Unified IP Phone の Web サイトに必ずアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/phones/ps379/tsd_products_support_series_home.html
このサイトから、クイック リファレンスを含む各種のユーザ ガイドにアクセスできます。
重要なのは、マニュアルを提供することのほかに、使用可能な Cisco Unified IP Phone の機能を伝えること(企業やネットワーク独自の機能を含む)、およびそれらの機能にアクセスし、必要に応じてカスタマイズする方法を教えることです。
Cisco Unified Communications Manager システムでセキュリティを実装すると、電話機や Cisco Unified Communications Manager サーバの ID 盗用、データの改ざん、およびコール シグナリングとメディア ストリームの改ざんを防止できます。
これらの脅威を軽減するため、Cisco IP テレフォニー ネットワークは、電話機とサーバ間で認証および暗号化された通信ストリームを確立および保持し、電話機に転送する前のファイルにデジタル署名し、Cisco Unified IP Phone 間のメディア ストリームおよびコール シグナリングを暗号化します。
Cisco Unified IP Phone では、電話セキュリティ プロファイルを使用して、デバイスがセキュリティ保護、認証、または暗号化の対象となるかどうかを定義します。 電話機へのセキュリティ プロファイルの適用については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager の管理ページでセキュリティ関連の設定を行うと、電話機の設定ファイルに重要な情報が保存されます。 設定ファイルのプライバシーを確保するには、そのファイルを暗号化用に設定する必要があります。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「Configuring Encrypted Phone Configuration Files」の章を参照してください。
次の表に、このマニュアルおよびその他のドキュメントでのセキュリティに関する追加情報の参照先を示します。
Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified IP Phone に関するセットアップ情報、設定情報、およびトラブルシューティング情報を含む、セキュリティの詳細な説明 |
『Troubleshooting Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。 |
サポート対象のセキュリティ機能 を参照してください。 |
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セキュリティ上の制約事項 を参照してください。 |
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セキュリティ プロファイル を参照してください。 |
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認証、暗号化、および保護されているコール を参照してください。 |
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電話機の起動プロセス を参照してください。 |
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セキュリティが実装されているときの電話機での [TFTP サーバ 1(TFTP Server 1)] または [TFTP サーバ 2(TFTP Server 2)] オプションの変更 |
ネットワークの設定メニュー を参照してください。 |
電話機の [デバイス設定(Device Configuration)] メニューにある Unified CM1 ~ Unified CM5 の各オプションのセキュリティ アイコンの確認 |
Unified CM の設定メニュー を参照してください。 |
電話機の [デバイス設定(Device Configuration)] メニューからアクセスする [セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューの項目 |
[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニュー を参照してください。 |
電話機の [設定(Settings)] メニューからアクセスする [セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューの項目 |
[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニュー を参照してください。 |
CTL ファイルと ITL ファイルのロック解除を参照してください。 |
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Web ページへのアクセスの制御 を参照してください。 |
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Cisco Unified IP Phone のリセットまたは復元 を参照してください。 |
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Cisco Unified IP Phone のリセットまたは復元 を参照してください。 |
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ネットワーク プロトコル を参照してください。 |
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次の表に、Cisco Unified IP Phone でサポートするセキュリティ機能の概要を示します。 これらの機能と、Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified IP Phone のセキュリティの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
電話機の現在のセキュリティ設定を参照するには、 を選択し、 を選択します。
![]() (注) |
ほとんどのセキュリティ機能は、電話機に Certificate Trust List(CTL; 証明書信頼リスト)がインストールされている場合にだけ使用できます。 CTL の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「Configuring the Cisco CTL Client」の章を参照してください。 |
Cisco Unified Communications Manager をサポートしている Cisco Unified IP Phone は、すべてセキュリティ プロファイルを使用します。このプロファイルは、電話機がセキュリティ保護、認証、または暗号化の対象になるかどうかを定義するものです。 セキュリティ プロファイルの設定、および電話機へのプロファイルの適用については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
電話機のセキュリティ モードを確認するには、[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューの [セキュリティ モード(Security Mode)] の設定を表示します。
電話機にセキュリティが実装されている場合、認証および暗号化されたコールは、電話機のスクリーンに表示されるアイコンで識別できます。 コールの開始時にセキュリティ トーンが再生される場合は、接続された電話がセキュアで保護されているかどうかも判断できます。
コールが認証された場合、そのコールの確立に関与したすべてのデバイスは信頼できるデバイスであり、Cisco Unified Communications Manager によって認証されます。 処理中のコールが認証されているときは、電話機の LCD スクリーンの通話時間タイマーの右側にあるコール進捗アイコンが、アイコン
に変化します。
暗号化されたコールでは、コールの確立に参加しているすべてのデバイスが信頼できるデバイスであり、Cisco Unified Communications Manager によって認証されています。 さらに、コールのシグナリングとメディア ストリームが暗号化されます。 暗号化されたコールはコールの整合性とプライバシーを提供することで、高レベルのセキュリティを提供します。 処理中のコールが暗号化されているときは、電話機の LCD スクリーンの通話時間タイマーの右側にあるコール進捗アイコンが、アイコン
に変化します。
![]() (注) |
コールが PSTN などの非 IP コール レッグを経由してルーティングされる場合、コールが IP ネットワーク内で暗号化されており、鍵のアイコンが関連付けられていても、そのコールはセキュアではないことがあります。 コールが保護された場合、コールの最初にセキュリティ トーンが再生され、他の接続された電話機も暗号化されたオーディオとビデオ(ビデオが関係している場合)を送受信していることを示します。 保護されていない電話機にコールが接続されると、セキュリティ トーンは再生されません。 |
![]() (注) |
保護されたコールは、2 台の電話機間の接続に対してのみサポートされます。 保護コールを設定すると、一部の機能(会議コール、シェアド ライン、エクステンション モビリティ、複数ライン同時通話機能)は使用できません。 保護されたコールは認証されません。 |
セキュアな会議コールを開始し、参加者のセキュリティ レベルをモニタすることができます。 セキュアな会議コールは、次のプロセスに従って確立されます。
![]() (注) |
参加者の電話機のセキュリティ モードおよびセキュアな会議ブリッジの可用性によっては、会議コールのセキュリティ レベルに影響する連携動作と制限事項があります。 |
ユーザの電話機と相手側の電話機が保護されたコール用に設定されている場合、保護されたコールが確立されます。 相手側の電話機は、同じ Cisco IP ネットワーク内にあっても、Cisco IP ネットワーク以外のネットワークにあってもかまいません。 保護されたコールは、2 台の電話機の間でのみ確立できます。 会議コールや、複数回線を使用するその他のコールはサポートされません。
![]() (注) |
保護されたコールは 2 台の電話機間の通話に対してサポートされます。 保護されたコールが設定されていると、会議、共有回線、Cisco エクステンション モビリティ、回線をまたいで参加(Join Across Lines)など一部の機能を使用できません。 |
Cisco Unified Communications Manager は、会議の確立時に電話機のセキュリティ ステータスを確認し、会議のセキュリティ表示を変更するか、またはコールの確立をブロックしてシステムの整合性とセキュリティを維持します。 次の表は、割り込みの使用時にコールのセキュリティ レベルに適用される変更内容を示しています。
次の表は、発信側(会議開催者)の電話機のセキュリティ レベル、参加者のセキュリティ レベル、およびセキュアな会議ブリッジの可用性に応じて会議のセキュリティ レベルに適用される変更内容を示しています。
Cisco Unified IP Phone 7962G および 7942G の場合: Cisco Unified IP Phone 7961G および 7941G の場合: |
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Cisco Unified IP Phone 7962G および 7942G の場合: Cisco Unified IP Phone 7961G および 7941G の場合: |
Cisco Unified IP Phone 7962G および 7942G の場合: Cisco Unified IP Phone 7961G および 7941G の場合: |
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発信側は「セキュリティ レベルを満たしていません(Does not meet Security Level)」というメッセージを受け取り、コールが拒否される。 |
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Cisco Unified IP Phone と Cisco Catalyst スイッチは、従来から Cisco Discovery Protocol(CDP)を使用して相互を識別し、VLAN 割り当てやインライン電力要件などのパラメータを特定していました。 ローカルに接続されたワークステーションは CDP で識別されません。 Cisco Unified IP Phone は EAPOL パススルー メカニズムを実現しています。 このメカニズムにより、Cisco Unified IP Phone に接続されたワークステーションは、EAPOL メッセージを LAN スイッチの 802.1X オーセンティケータに渡すことができます。 パススルー メカニズムにより、IP 電話はネットワークにアクセスする前にデータ エンドポイントを認証する際 LAN スイッチとして動作しません。
Cisco Unified IP Phone は、プロキシ EAPOL ログオフ メカニズムも提供します。 ローカルに接続された PC が IP 電話から切断された場合でも、LAN スイッチと IP 電話間のリンクは維持されるので、LAN スイッチは物理リンクの障害を認識しません。 ネットワークの完全性が脅かされるのを避けるため、IP 電話はダウンストリーム PC の代わりに EAPOL ログオフ メッセージをスイッチに送ります。これは、LAN スイッチにダウンストリーム PC の認証エントリをクリアさせます。
Cisco Unified IP Phone には、802.1X サプリカントも含まれています。 このサプリカントを使用して、ネットワーク管理者は IP 電話と LAN スイッチ ポートの接続を制御できます。 電話機の 802.1X サプリカントの現行リリースでは、ネットワーク認証に EAP-FAST、EAP-TLS、および EAP-MD5 オプションを使用します。
Cisco Unified IP Phone での 802.1X 認証のサポートには、次のようなコンポーネントが必要です。
電話機に暗号化が設定されていない場合、その電話機を使用して暗号化されたコールに割り込むことはできません。 この場合、割り込みに失敗すると、割り込みが開始された電話機でリオーダー トーン(速いビジー音)が聞こえます。
発信側の電話機に暗号化が設定されている場合、割り込みの発信側は、暗号化された電話機から認証されたコールまたは非セキュア コールに対して割り込みを実行できます。 割り込みが発生すると、Cisco Unified Communications Manager はそのコールをセキュアでないコールに分類します。
割り込みの開始側の電話機に暗号化が設定されている場合、割り込みの開始側は暗号化されたコールに割り込むことができ、電話機はそのコールが暗号化されていることを示します。
割り込みに使用される電話機が非セキュアの場合でも、ユーザは認証されたコールに対して割り込みを実行できます。 発信側の電話機がセキュリティをサポートしていない場合でも、認証アイコンはコール内の認証されたデバイスに引き続き表示されます。
Cisco Unified IP Phone 7900 シリーズは、Cisco EnergyWise サポートします。 EnergyWise は Power Save Plus とも呼ばれます。 ネットワークに EnergyWise コントローラが含まれている場合、それらの電話機をスケジュールに従ってスリープ状態(電源オフ)にしたり、復帰(電源オン)させたりして、電力消費を削減できます。 電話機は、電源アダプタではなく、スイッチの Power Over Ethernet(PoE)ポートによって電源を投入する必要があります。
EnergyWise は、電話機ごとに有効または無効に設定します。 EnergyWise パラメータは、エンタープライズ電話の設定および共通の電話の設定でも設定できます。 EnergyWise を有効にした場合は、他のパラメータと一緒にスリープと復帰の時刻を設定します。 これらのパラメータは、電話機設定 XML ファイルの一部として電話機へ送信されます。
スイッチの管理者は、スケジュールされた時間の前に電話機を復帰させることができます。 スイッチから電話機の電源を投入する詳細については、スイッチのマニュアルを参照してください。
新しい IP テレフォニー システムを導入するときは、システム管理者とネットワーク管理者がいくつかの初期設定作業を実施して、ネットワークを IP テレフォニー サービス用に準備する必要があります。 完全な Cisco IP テレフォニー ネットワークのセットアップと設定のチェックリストについては、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「System Configuration Overview」の章を参照してください。
IP テレフォニー システムをセットアップし、システム全体にわたる機能を Cisco Unified Communications Manager で設定した後に、Cisco Unified IP Phone をシステムに追加できます。
Cisco Unified IP Phone をネットワークに追加する手順の概要については、次の各トピックで説明します。
電話機を Cisco Unified Communications Manager データベースに追加するには、次の方法を利用できます。
Cisco Unified Communications Manager での電話機設定の概要については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。
次の手順では、Cisco Unified Communications Manager の管理ページでの Cisco Unified IP Phone の設定タスクの概要およびチェックリストを示します。 この手順では、推奨する順序に従って電話機を設定するプロセスを解説しています。 一部のタスクは、システムおよびユーザのニーズによっては省略できます。 手順および内容の詳細については、手順に示した資料を参照してください。
ステップ 1 |
電話機について、次の情報を収集します。
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ステップ 2 |
必要に応じて電話ボタン テンプレートをカスタマイズします。 回線ボタン、スピード ダイヤル ボタン、サービス URL ボタンの番号を変更したり、プライバシー ボタンを追加して、ユーザ ニーズに対応します。 IPv4 アドレスでサービス URL を指定する必要があります。 詳細については、以下を参照してください。
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ステップ 3 |
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの必須フィールドに値を入力して、電話機を追加および設定します。 必須フィールドは、フィールド名の横にアスタリスク(*)を付けて示されています(たとえば、MAC アドレスやデバイス プール)。 デバイスを、デフォルト設定値を使用して Cisco Unified Communications Manager データベースに追加します。 詳細については、『 Cisco Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Configuration」の章を参照してください。 [プロダクトの設定(Product Configuration)] フィールドの詳細については、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [?] ボタンのヘルプを参照してください。 |
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ステップ 4 |
[電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウの必須フィールドに値を入力して、電話機に電話番号(回線)を追加し、設定します。 必須フィールドは、フィールド名の横にアスタリスク(*)を付けて示されています(たとえば、電話番号やプレゼンス グループ)。 プライマリとセカンダリの電話番号、および電話番号に関連付ける機能を電話機に追加します。 詳細については、以下を参照してください。
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ステップ 5 |
ソフトキー テンプレートのカスタマイズ。 ユーザの電話機に表示されるソフトキー機能を追加、削除、または順序変更して、機能の利用ニーズに対応します。 詳細については、次を参照してください。
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ステップ 6 |
スピード ダイヤル ボタンを設定し、スピード ダイヤル番号を割り当てます(任意)。 スピード ダイヤル ボタンと番号を追加します。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Configuration」の章の「Configuring Speed-Dial Buttons」の項を参照してください。 |
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ステップ 7 |
Cisco Unified IP Phone サービスを設定し、サービスを割り当てます。 IP Phone サービスを提供します。
詳細については、以下を参照してください。
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ステップ 8 |
サービスを電話ボタンに割り当てます(任意)。 ボタンを 1 回押すだけで IP Phone サービスまたは URL にアクセスできるようにします。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Configuration」の章を参照してください。 |
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ステップ 9 |
必須フィールドを設定して、ユーザ情報を追加します。 必須フィールドは、フィールド名の横にアスタリスク(*)を付けて示されています(たとえば、ユーザ ID や姓)。
ユーザ情報を Cisco Unified Communications Manager のグローバル ディレクトリに追加します。 詳細については、次を参照してください。
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ステップ 10 |
ユーザをユーザ グループに追加します。 ユーザ グループ内のすべてのユーザに適用される、共通のロールと権限のリストをユーザに割り当てます。 管理者は、ユーザ グループ、ロール、および権限を管理することによって、システム ユーザのアクセス レベル(つまり、セキュリティのレベル)を制御できます。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の次の章を参照してください。 |
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ステップ 11 |
ユーザを電話機に割り当てます(任意)。 コールの転送、スピード ダイヤルやサービスの追加などについて、ユーザが電話機を制御できるようにします。
詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「End User Configuration」の章を参照してください。 |
電話機を Cisco Unified Communications Manager データベースに追加したら、次は電話機を設置します。 電話機は、管理者が目的の場所に設置することも、設置を行うために必要な情報を電話機のユーザに提供することもできます。 電話機のフットスタンド、ハンドセット、ケーブル、その他のアクセサリを接続する方法は、http://www.cisco.com/en/US/products/hw/phones/ps379/prod_installation_guides_list.html にある『Cisco Unified IP Phone Installation Guide』に記載されています。
![]() (注) |
設置する前に、現在のファームウェア イメージで電話機をアップグレードします。 電話機のアップグレードについては、次の URL で対象の電話機モデルの Readme ファイルを参照してください。 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/ip-7900ser |
電話機をネットワークに接続すると、電話機の起動プロセスが開始され、電話機が Cisco Unified Communications Manager に登録されます。 電話機の設置を完了するには、DHCP サービスを有効にするかどうかに応じて、電話機上でネットワーク設定値を設定します。
自動登録を使用した場合は、電話機をユーザに関連付ける、ボタン テーブルを変更する、電話番号を割り当てるなど、電話機の特定の設定情報をアップデートします。
次の手順では、Cisco Unified IP Phone の設置タスクの概要およびチェックリストを示します。 この手順では、推奨する順序に従って電話機を設置するプロセスを解説しています。 一部のタスクは、システムおよびユーザのニーズによっては省略できます。 手順および内容の詳細については、手順に示した資料を参照してください。
ステップ 1 |
電話機の電源を次の中から選択します。
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ステップ 2 |
電話機を組み立て、電話機の位置を調節し、ネットワーク ケーブルを接続します。 電話機の位置を決めて設置し、ネットワークに接続する。 Cisco Unified IP Phone の設置およびCisco Unified IP Phone の機能キー容量増加 を参照してください。 |
ステップ 3 |
Cisco Unified IP Phone 拡張モジュールを追加します。 デバイスを、デフォルト設定値を使用して Cisco Unified Communications Manager データベースに追加します。
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ステップ 4 |
電話機の起動プロセスをモニタします。 プライマリとセカンダリの電話番号、および電話番号に関連付ける機能を電話機に追加します。 電話機が適切に設定されていることを確認する。 詳細については、電話起動プロセスの確認 を参照してください |
ステップ 5 |
IPv4 ネットワーク用の電話機のネットワーク設定行っている場合、DHCP を使用するか IP アドレスを手入力して電話機の IP アドレスを設定できます。
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ステップ 6 |
IPv6 ネットワーク用の電話機のネットワーク設定行っている場合、DHCPv6 を使用するか IP アドレスを手入力して電話機の IP アドレスを設定できます。
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ステップ 7 |
電話機のセキュリティをセットアップします。 データ改ざんの脅威と電話機の ID 盗用を防止します。 詳細については、Cisco Unified IP Phone のセキュリティを参照してください。 |
ステップ 8 |
Cisco Unified IP Phone を使用して、コールを発信します。 電話機および機能が正常に動作することを確認します。 詳細については、『Cisco Unified IP Phone 7941G, 7941G-GE, 7942G, 7961G, 7961G-GE and 7962G User Guide for Cisco Unified Communications Manager (SCCP and SIP)』を参照してください。 |
ステップ 9 |
エンド ユーザに対して、電話機の使用方法および電話機のオプションの設定方法を通知します。 ユーザが十分な情報を得て、Cisco Unified IP Phone を有効に活用できるようにします。 詳細については、社内のサポート Web サイトを参照してください。 |
この章では、Cisco Unified Communications ネットワークへの Cisco Unified IP Phone 7906G および 7911G の設置について説明します。
![]() (注) |
Cisco Unified IP Phone を設置する前に、ネットワーク内で電話機をどのように設定するかを決める必要があります。 その後、電話機を設置して機能を確認します。 詳細については、Cisco Unified IP Phone およびネットワークを参照してください。 |