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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
シスコでは、さまざまな要件を満たすために幅広い音声ゲートウェイ モデルを提供しています。 これらのゲートウェイの多く(すべてではありません)は、Unified CVP での使用が認定されています。 現在サポートされているゲートウェイ モデルのリストについては、次の URL から入手可能な最新バージョンの『Hardware and System Software Specification for Cisco Unified CVP』(旧称『Bill of Materials』)を参照してください。
ゲートウェイは、Unified CVP で TDM から IP への変換および VoiceXML 命令の実行に使用されます。 ここでは、設計に組み込むゲートウェイの決定に役立つ情報を示します。
次の表に、この章に新しく追加されたトピック、またはこのマニュアルの以前のリリースから大幅に改訂されたトピックの一覧を示します。
説明 |
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このタイプの展開では、音声ゲートウェイが PSTN 音声ゲートウェイとして使用されます。 音声ゲートウェイでは、TDM 音声が IP に変換され、DTMF 番号が認識されて RFC2833 イベントに変換されます。 Unified CVP では、現在 SIP-Notify または KPML DTMF イベントの受け渡しがサポートされていません。
集中型 Unified CVP 展開では、VoiceXML 機能を入力ゲートウェイから分離して、独立した PSTN 入力レイヤを提供できます。 独立した PSTN レイヤと VoiceXML ファームにより、展開で大量の VoiceXML セッションと PSTN インターフェイスをサポートできます。 たとえば、Cisco AS5400XM で DS3 接続を受け入れて、最大 648 個の DSO をサポートできます。 ただし、それだけ多くの入力コールを処理するゲートウェイでは、同数の VoiceXML セッションも同時にサポートすることはできません。 このような場合は、VoiceXML セッションを別の VoiceXML 専用ゲートウェイ ファームにオフロードする必要があります。
(注) |
Cisco IOS ゲートウェイおよび CVP と互換性のある Cisco IOS バージョンでサポートされている任意の TDM インターフェイスを使用できます。 |
スタンドアロン VoiceXML ゲートウェイは、PSTN インターフェイスや DSP のない音声ゲートウェイです。 VoiceXML ゲートウェイを使用すると、DTMF トーンまたは ASR/TTS を介して Cisco IOS VoiceXML Browser とやりとりできます。 ゲートウェイには PSTN インターフェイスがないため、音声トラフィックはリアルタイム転送プロトコル(RTP)を介してゲートウェイに送信され、DTMF トーンはアウトオブバンド RFC2833 イベントを介して送信されます。
DTMF または ASR/TTS があり、PSTN はない VoiceXML を使用する音声ゲートウェイ展開では、展開の規模を拡大し、音声ゲートウェイ当たり数百の VoiceXML セッションをサポートできます。
集中型 Unified CVP 展開では、VoiceXML ファームを使用できます。 たとえば、300 ~ 10,000 以上の VoiceXML セッションをサポートする場合、使用可能な音声ゲートウェイとして Cisco AS5350XM ゲートウェイが含まれます。 スタンドアロン AS5350XM では、音声ゲートウェイ当たり多くの DTMF または ASR/TTS VoiceXML セッションをサポートできます。 また、AS5350XM ゲートウェイをスタックして大きな VoiceXML IVR ファームをサポートすることを推奨します。 ただし、パフォーマンスを向上させ、容量を増やし、スタックの必要性を回避するためには、3945 または 3945-E シリーズのゲートウェイを使用できます。 表 1を参照してください。
分散型 Unified CVP 展開では、拠点オフィスに追加の冗長レイヤを提供することを検討してください。 独立した PSTN ゲートウェイと VoiceXML ゲートウェイを展開して、追加の冗長レイヤを提供できます。 また、集中型 Cisco Unified Communications Manager 展開では、Survivable Remote Site Telephony(SRST)をサポートする必要があります。 Cisco 2800 シリーズと 3800 シリーズ、および新しい 2900 シリーズと 3900 シリーズ ルータは、SRST をサポートしているため、音声ゲートウェイとして最良の選択です。
各コーデックの利点および欠点についての詳細については、音声トラフィックを参照してください。
最も普及している音声ゲートウェイは、VoiceXML と PSTN インターフェイス ゲートウェイの組み合わせです。 また、集中型 Cisco Unified CM 導入では、Survivable Remote Site Telephony(SRST)をサポートする必要があります。 Cisco 2800 シリーズと 3800 シリーズ、および新しい 2900 シリーズと 3900 シリーズ ルータは、SRST をサポートしているため、音声ゲートウェイとして最良の選択です。
Cisco Integrated 3G-324M Gateway(Video Gateway)では、3G(第 3 世代)モバイル ハンドセットと Cisco AS5xxx Universal Gateway 間のマルチメディア通信(H.324M)が可能です。 Cisco Integrated 3G-324M Gateway の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/docs/video/milticomm/3g324m.html を参照してください。
次の図は、Cisco Integrated 3G-H324M Gateway コール フロー モデルのトポロジとコール フローを示しています。
Unified CVP でのこの機能の設定の詳細については、リンク http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1006/products_installation_and_configuration_guides_list.html にある『Unified CVP Configuration and Administration (CAG) Guide』を参照してください。
Cisco AS5400XM Universal Gateway では、2 ラック ユニット(2 RU)で比類のない容量が実現され、クラス最高レベルの音声、Fax、およびリモート アクセス サービスが提供されます。 高密度(Voice over IP(VoIP)の 1 つの Channelized T3(CT3)および時分割多重方式(TDM)スイッチングの 2 つの CT3 まで)、低消費電力(G.711 CT3 当たり 48 VDC で最小 2.4 A)、高密度パケット音声デジタル シグナル プロセッサ(DSP)モジュール、ユニバーサル ポート DSP、および Session Border Control(SBC)機能により、Cisco AS5400XM Universal Gateway は、多くのネットワーク導入アーキテクチャに理想的です。共存環境やメガ Points of Presence(POP)では特に理想的です。
Cisco AS5350XM Universal Gateway は、2、4、8、または 16 ポート T1/12 ポート E1 コンフィギュレーションをサポートする 1 ラック ユニット(1 RU)ゲートウェイであり、どのポートでもユニバーサル ポート データ、音声、および Fax サービスを常に提供します。 Cisco AS5350XM Universal Gateway では、コンパクトなモジュラ設計で高いパフォーマンスと信頼性が実現されます。 このコスト効果の高いプラットフォームは、革新的なユニバーサル サービスを必要とするインターネット サービス プロバイダー(ISP)やエンタープライズ企業に最適です。
Cisco 2800 シリーズおよび 3800 シリーズと、新しい 2900 シリーズおよび 3900 シリーズ ルータでは、業界内の非常に幅広いパケット テレフォニー ベースの音声インターフェイスおよびシグナリング プロトコルがサポートされ、世界中の Private Branch Exchange(PBX; 構内交換機)および Public Switched Telephone Network(PSTN; 公衆電話交換網)接続ポイントの 90% 以上に接続サポートを提供しています。 シグナリング サポートには、T1/E1 Primary Rate Interface(PRI; 1 次群速度インターフェイス)、T1 Channel Associated Signaling(CAS; 個別線信号方式)、E1-R2、T1/E1 QSIG プロトコル、T1 Feature Group D(FGD; 機能グループ D)、Basic Rate Interface(BRI; 基本インターフェイス)、Foreign Exchange Office(FXO)、E&M、および Foreign Exchange Station(FXS)が含まれます。 Cisco 2800 シリーズおよび 3800 シリーズ ルータは、2 ~ 540 の音声チャネルをサポートするように設定できます。 Cisco 2900 シリーズおよび 3900 シリーズ ルータは、2 ~ 720 の音声チャネルをサポートするように設定できます。
さまざまな音声ゲートウェイでサポートされる各種デジタル(T1/E1)およびアナログ インターフェイスの最新情報については、次のサイトから入手可能な最新の製品マニュアルを参照してください。
Cisco Unified Border Element(CUBE)(以前は Cisco Multiservice IP-to-IP Gateway と呼ばれていました)は、SIP を使用して IP 音声ネットワーク間に接続性を提供するセッション ボーダー コントローラ(SBC)です。 CUBE はフロースルー モードのみでサポートされるため、すべてのコールが CUBE を介してルーティングされます。
(注) |
フロースルー モードとは異なり、フローアラウンド モードでは、DTMF インターワーキング、トランスコーディング、およびフロースルーでは可能な電話機やメディア機能などのその他の主要機能を使用できません。 |
通常、Unified Border Element は、TDM 音声接続を SIP トランクなどの電話会社からの IP 音声トランクで置換するときに必要となります。 CUBE は、IP 音声トランク上で企業をサービス プロバイダーに接続するための機能豊富な境界ポイントとして機能します。
CUBE は次のシナリオでテストされており、これらのシナリオのいずれでも使用できます。
トポロジおよびコンフィギュレーションなど Unified CVP での CUBE の使用の詳細については、,mn,.nm,,mml' を参照してください
次の URL から入手可能な『Cisco Unified Border Element for Contact Center Solutions』
http://cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unified_communications/cubecc.html
(注) |
Cisco IOS の制限により、CUBE では、オーディオからビデオ、およびビデオからオーディオへの通話中のエスカレーションまたはデスカレーションはサポートされません。 |
CUBE が Unified CVP と SIP デバイスの間に展開されていない場合、SIP PSTN サービス プロバイダーなどのサードパーティ製の SIP デバイスに接続する際に、統合テストを行って両方の側に互換性があることを確認する必要があります。
CUBE を使用しない PSTN SIP トランキング サービスに接続する場合は、顧客とサービス プロバイダー間の接続をセキュリティ保護する方法、および NAT またはアドレス非表示、あるいはその両方を実現する方法を慎重に検討してください。 そうしないと、サービス プロバイダー ネットワークが顧客ネットワークへのフルアクセス権を持つようになる可能性があります。 CUBE はこの両方の考慮事項に対応しており、シスコが推奨するサービス プロバイダー相互接続インターフェイスになっています。
Cisco ASR 1000 シリーズの Unified Border Element としての使用方法
(注) |
ASR 1000 は新しい装置の導入を示すので、ASR 1000 の展開が正常に行われるように、ASR 1000 を利用する UCCE/CVP コンタクトセンターの統合にはすべて、Assessment to Quality(A2Q)レビューが必要です。 このレビューは、新しい UCCE カスタマー、および ASR 1000 への移動が必要な既存の UCCE カスタマーで必要となります。 |
Cisco ISR の Unified Border Element としての使用方法
(注) |
Cisco Unified CM と CVP 間での CUBE の使用はサポートされません。 これは、Cisco ASR 1000 シリーズまたは Cisco ISR の Unified Border Element としての使用にも適用されます。 |
(注) |
混在コーデックは、CUBE ASR 1000 でサポートされません。 |
CVP では、Cisco Unified Border Element および Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)を使用したスタンドアロンおよび包括 SIP 導入で G.711 および G.729 コーデックの混在がサポートされます。 SIP トランクを介してキャリアから Unified Border Element に入力されるコールには、混在コーデックのサポートに IOS 15.1(2)T 以降の T リリースが必要です。 コールのレッグではコーデックを任意に組み合わせて使用できます。 たとえば、発信者は G.729 コーデックを使用してコールを行い、G.711 コーデックを使用して再生される IVR プロンプトを聞き、G.729 コーデックを使用して最初のエージェントに転送されてから、G.711 コーデックを使用して 2 番目のエージェントに転送されることができます。
Unified CVP は、SIP メッセージでメディア情報をメディア ターミネーション ポイントに渡します。 メディア ターミネーション ポイントは、コールがエンド ポイントにルーティングされたときに別の方法では使用できない付加サービス(コール保留、コール転送、コール パーク、会議など)を拡張します。 Unified CVP で混在コーデックを使用するときは、レッグ間で一般的なコーデックをネゴシエートできない場合は、トランスコーダを使用して、1 つのコール レッグで使用されているコーデックを次のコール レッグで使用されているコーデックに変換する必要があります。 たとえば、発信者が G.711 をサポートするゲートウェイに接続されているシナリオでは、G.729 領域のエージェントへのウォーム転送を実行する場合、トランスコーダが必要です。 Unified CVP にはトランスコーダが含まれていません。 混在コーデックを使用する Unified CVP 導入には、Unified CM、Unified Border Element、または DSP ファームのいずれかを含める必要があります。
コーデックのトランスコーディングには、IOS 15.1(2)T 以降の T リリースが必要です。
G.711 コーデックと G.729 コーデックを使用する利点の比較については、G.729 と G.711 のコーデックのサポートを参照してください。
Unified CVP では、TDM 入力と VoiceXML レンダリングの 2 つの目的でゲートウェイを使用します。 Unified CVP でサポートされている Cisco ゲートウェイは、通常は一方または両方の目的に使用できます。 ただし、展開モデルによっては、一方の機能のみ必要な場合があります。
入力と VoiceXML の両方が必要な場合は、同じゲートウェイで両方の機能を実行することも、一部のゲートウェイを入力用に指定し、その他のゲートウェイを VoiceXML 用に指定することもできます。 次のガイドラインを使用して、機能を組み合わせるか分割するかを決定してください。
次に、Cisco Integrated Service Router(ISR)ゲートウェイ(Cisco 2800、2900 シリーズ ルータ)、ISGR-G2(3800、または 3900 シリーズ ルータ)、Cisco AS5x00 シリーズ ゲートウェイのいずれを使用するかを決定します。 ガイドラインには、ISR ゲートウェイはブランチ オフィス サイトのみで使用するのに対して、AS5x00 シリーズ ゲートウェイは集中型のデータセンター サイトで使用する必要があると示されています。
Cisco AS5x00 シリーズ ゲートウェイの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/hw/univgate/ps501/index.html から入手可能な技術仕様を参照してください。
Cisco Integrated Service Router(ISR)の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/index.html で入手可能なマニュアルを参照してください。
個々の Cisco ゲートウェイは、コールが実行するのが入力のみか、VoiceXML のみか、あるいはこの 2 つの組み合わせかによって、さまざまなコール ボリュームを処理できます。 また、VoiceXML アクティビティを行うゲートウェイは、ASR または TTS アクティビティをサポートするかどうかや、実行されている VoiceXML アプリケーションのタイプに応じて、コール容量が異なります。 たとえば、JavaScript を多用するアプリケーションではコール容量が少なくなります。 HTTPS エクスペリエンスを実行するゲートウェイでは、HTTP に比べてコール容量が少なくなります。
通常、入力のみ実行するゲートウェイは、接続できる TDM ケーブル数に従ってサイジングできます。 入力と VoiceXML の組み合わせ、または VoiceXML のみのゲートウェイでは、CPU 使用率全体が平均で 75% 未満に必ずなるようにすることが重要です。 次の表の数値は、Unified CVP VoiceXML ドキュメントに基づいています。より複雑な VoiceXML ドキュメントを生成する他のアプリケーションでは、パフォーマンスに対する影響が大きくなります。 次の要因が CPU 使用率に影響します。
音声ゲートウェイをサイジングする前に、Unified CCE Resource Calculator を使用して、ソリューション全体をサポートするために必要な最大トランク数(DS0)と、VoiceXML IVR ポート数を判断してください。
ほぼすべての Unified CVP 展開モデルでは、サイジングは同時 VoiceXML セッションおよび VoIP コールの最大数に基づいて行います。 次の各表に、さまざまな IOS リリース バージョンに対するこの情報を示します。
IOS 15.1.1T 以降の T リリースでの VXML ゲートウェイ CPU 容量 |
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ISO 15.1.1T、G.711、基本コール、Ethernet 出力、CPU NTE 75%(5000XM 80%)に基づく |
AS5350XM1 |
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AS5350XM2 |
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AS5350XM3 |
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AS5400XM ゲートウェイ サイジング |
(注) |
次の注意事項は、Cisco IOS Release 15.0.1M および IOS 15.1.1T には適用されません。 |
(注) |
音声ゲートウェイおよび VoiceXML ゲートウェイの機能が同じルータに存在する場合(共存展開)は、Cisco 3825 シリーズおよび 3845 シリーズ Integrated Services Router(ISR)のパフォーマンス数値が向上します。 コールが入力音声ゲートウェイから VoiceXML ゲートウェイに接続している場合、メディアは 2 つの間を直接流れます。 共存展開では、ゲートウェイは RTP パケットのパケット化およびパケット化解除に CPU サイクルを消費する必要がありません。 このため、これらの CPU サイクルを節約することで、ゲートウェイはより多くの VoiceXML セッションをサポートできます。 |
Cisco IOS Release 15.1.1T 以上での、Cisco Voice Gateway でサポートされる VoiceXML セッションの最大数、Cisco IOS Release 15.1.1T 以上での、JavaScript を多用するアプリケーションを実行する Cisco Voice Gateway でサポートされる VoiceXML セッションの最大数、およびCisco IOS Release 15.1.1T 以上での、HTTPS を使用する Cisco Voice Gateway でサポートされる VoiceXML セッションの最大数の数値は、ゲートウェイ上で実行されているアクティビティが基本的なルーティングと IP 接続を行う VXML のみであることを想定しています。 Fax、セキュリティ、通常のビジネス コールなどの追加アプリケーションを実行する場合は、ここに示されている容量の数値を適宜比例配分する必要があります。 「音声ゲートウェイと VoiceXML」の列に示されている数値は、示されている数の VoiceXML セッションと音声コールを同じゲートウェイで同時にサポートできることを意味します。 たとえば、Cisco IOS Release 15.1.1T 以上での、Cisco Voice Gateway でサポートされる VoiceXML セッションの最大数では、AS5350XM が最大 240 の PSTN コールを終了でき、これらの 240 の PSTN コールは、240 の対応する VoiceXML セッションを同時にサポートできます。
数値は、Unified CVP VXML Server で実行されている Unified CVP Studio で生成されたスクリプトでのパフォーマンスを表します。 他の VoiceXML アプリケーションではパフォーマンスが異なる場合があります。 これらの数字は、CPU 使用率が 75% を超えず、音声アクティビティ検出(VAD)がオフで、システムが Cisco IOS Release 15.1.1T 以降で VoiceXML v2.0 および MRCP v2 を実行している場合に適用されます。 Cisco 1861 Integrated Services Router では Cisco IOS 15.1.1T 以上が必要です。
(注) |
これらのパフォーマンスの数値は、Cisco コール サーバまたは Cisco Unified CVP VXML Server で使用される場合に正確です。 多くの場合、異なるアプリケーションではパフォーマンスが異なります。 外部 VoiceXML アプリケーション(Nuance OSDM など)のパフォーマンスは、シスコ以外のアプリケーションと相互運用するときに典型的なパフォーマンスにならないことがあります。 外部 VoiceXML アプリケーションを実行している場合は、CPU 使用率が平均 75% 未満であり、完全負荷状態の Cisco ゲートウェイで十分なメモリ量が使用可能であることを確認する必要があります。 パフォーマンスと可用性の情報については、目的の VoiceXML アプリケーションのアプリケーション プロバイダーに問い合わせる必要があります。 外部 VoiceXML アプリケーションはシスコによって提供されておらず、シスコ環境で相互運用する場合にアプリケーションのパフォーマンス、安定性、または機能についてシスコは何も主張または保証しないことに注意してください。 |
(注) |
トラフィックには無限の組み合わせがあるため、シスコはトラフィックの混在を明示的にはテストまたは認定しません。 すべての数値はガイドラインとしてのみ参照する必要があり、コンフィギュレーションとトラフィック パターンに基づいて実装ごとに異なります。 VXML ゲートウェイに対して行われるコールの種類が不明な場合、または予測できない場合は、最悪ケースのトラフィック(すべて ASR)に対してシステムを設計することを推奨します。 Cisco 1800、2800、3800、2900、3900 シリーズ ゲートウェイのいずれかで VoiceXML を実行する場合は、追加のライセンス(FL-VXML-1 または FL-VXML-12)が必要です。 |
次のリンクも参照して、同時コールの負荷およびコール到着率が一覧にある容量を超えないようにしてください。
これらの容量に加えて、注文する DRAM とフラッシュ メモリの量も検討してください。 マシンにデフォルトで付属している容量は、通常、ほとんどの目的に十分です。 ただし、アプリケーションで(複雑なセルフサービス アプリケーションなどの)大量の異なる .wav ファイルが必要な場合、またはアプリケーションに(大量の音声メッセージや音楽ファイルのように)非常に大きな .wav ファイルがある場合は、より大きなキャッシュ スペースに対応するために DRAM 量を増やすことが必要な場合があります。 .wav ファイルは 8 kbps で録音されます。 また、メディア サーバではなくフラッシュ メモリ自体を使用してメディア ファイルを収容することを計画している場合は、注文するフラッシュ メモリ量を増やすことが必要な場合があります。 プロンプト キャッシングでの DRAM の使用については、メディア ファイル オプションの章を参照してください。
4Cisco Unified CVP では、SIP ゲートウェイを導入する必要があります。 ただし、オーバーラップ送信、NSF、および Q.SIG サポートの目的で、Unified CM を使用する MGCP 0.1 ゲートウェイの導入を使用する必要がある場合があります。 次の設計上の考慮事項は、この環境での Cisco Unified CVP の展開に適用されます。
Unified CM を介してコールを Unified CVP に送信する場合は、次のガイドラインが適用されます。