この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
[展開の設定(Configure Deployment)] は、[設定(Settings)] メニューのオプションです。
Packaged CCE 管理者は、次の理由で [展開の設定(Configure Deployment)] にアクセスする場合があります。
このウィンドウに表示されるフィールドは、展開タイプによって異なります。 Packaged CCE の場合、このウィンドウには次のフィールドが表示されます。
展開タイプ
このフィールドは、現在システムで認識されている展開タイプを示します。 アイコンをクリックして、ドロップダウンから別の展開タイプを選択します。
13 個の展開タイプから選択できます。 それぞれ独自の機能、容量、設定の制限値があります。 システム展開タイプは最初に、サインインした 1 人目の管理者によって設定されます。 管理者はその後も、このツールで展開タイプを変更できます。
展開タイプを変更すると、呼処理キャパシティ、設定の制限値、アクセスできる機能とコンフィギュレーション ツールに著しく影響を与える場合があります。 変更する前に、展開タイプの変更について十分に理解しておく必要があります。
[輻輳処理モード(Congestion Treatment Mode)]:展開タイプが Packaged CCE: CCE-PAC-M1 の場合、このフィールドには [ダイアログ エラー/ルートエンドにより終了(Terminate with Dialog Fail/RouteEnd)] が示されます。
[システムのデフォルト ラベル(System Default Label)]:展開タイプが Packaged CCE: CCE-PAC-M1 の場合、このフィールドは空白になります。
[容量(Capacity)]:このフィールドは、展開の 1 秒当たりの最大コール数の現在値を示します。 展開タイプが Packaged CCE: CCE-PAC-M1 の場合、このフィールドは 8 に設定され、変更できません。
各列の右側にある矢印アイコンから開くページで、オブジェクトを表示、追加、編集、および削除して容量を維持できます。
機能/コンポーネント | 設定可能な最大容量 |
---|---|
エージェント |
6000 |
エージェントとエージェント トレース |
100 |
属性 |
10,000 |
エージェントごとの属性 |
50 |
バケット間隔 |
1000 |
一括ジョブ |
200 |
コール タイプ |
1000 |
デスク設定 |
1000 |
ダイヤル番号(内部音声) |
1000 |
ダイヤル番号(外部音声) |
1000 |
ダイヤル番号(マルチチャネル) |
500 |
拡張コール変数:配列 |
0 |
拡張コール変数:固定 |
20 |
ネットワーク VRU スクリプト |
1000 |
プレシジョン キュー |
2000 |
プレシジョン キュー手順 |
5000 |
理由コード |
100 |
レポーティング ユーザ |
600 |
スキル グループ |
3000 |
エージェントごとのスキル グループおよびプレシジョン キュー |
15 |
スーパーバイザ |
600 |
チーム当たりのスーパーバイザ数 |
10 |
チーム |
600 |
チーム メンバーシップ |
エージェントまたはスーパーバイザ当たり 1 つ |
スーパーバイザが監視できるチーム |
20 |
Packaged CCE は、特定のソフトウェア仕様内で動作するよう制限されています。
この表示専用のタブには、仕様ルールや、システム上の実際の値、ルールに対するシステムの妥当性が示されます。 すべての行を昇順/降順で並べ替えることができます。
システムが無効な場合(いずれかのルールを超過しているか、ルールを満たせるよう設定されていない場合)、基礎となるソフトウェア仕様を修正しなければ、Packaged CCE で作業を行ったり、ツールにアクセスしたりすることはできません。 既存のシステムを Packaged CCE システムとして再導入することを目標としている場合は、パートナーやシスコ テクニカル サポート担当者は、このページを使用してシステムを有効な状態にできます。
エージェント トレースを有効にすると、エージェントが通過するあらゆる状態を追跡して、報告できます。 1 つ以上のエージェントの生産性またはパフォーマンスに懸念がある場合に、これを実施することがあります。
トレースを有効にすると、ネットワーク帯域幅とデータベース領域が余分に必要になるため、システム パフォーマンスに影響を与えることがあります。 通常、この機能は特定のエージェントを短期間追跡する場合に使用します。 システムにより、トレースを有効にできるエージェント数に設定上の制限が課せられます。
[エージェント トレース(Agent Trace)] は、[設定(Settings)] メニューのオプションです。
このツールを開き、エージェント トレースが有効化されているエージェントの表示、追加、および削除を行います。
Unified CCE Administration インターフェイスから 2 つのタイプの Packaged CCE ログ ファイルをダウンロードできます。
展開を設定する際に、サーバまたは VM のいずれかが要件を満たしていない場合、接続問題を示すメッセージが表示されます。 このメッセージには、ログ ファイルへのリンクがあります。 このファイルを開くと、サーバが有効かどうか、およびすべての VM が展開プロファイルに一致しているかどうかを確認できます。
無効な結果の要約を示すサンプル ログ ファイル
VM Validation Results: Wed Aug 20 08:05:36 EDT 2012 Overall: false Valid Systems: 0 of 1 Summary: ESX Server: sideB ESX Server Properties Valid: true VM Layout Valid: false.
ログの最上部の情報は、結果の要約です。 このログは、サーバが有効であるものの、VM レイアウトが無効であることを示しています。
無効なサーバを示すサンプル ログ
このログは、サーバの CPU コア数が不足していることを示しています。
Server Result: Required Version: 5.0.0 Required Min CPU Cores: 20 Required Min Memory (MB): 95000 Required HD(s) (GB): [1392, 1949, 273] Required Bios <Major version>: C260 Required Vendor: Cisco Systems Inc Found Version: 5.0.0 Found CPU Cores: 10 Found Memory (MB): 98185 Found HD(s) (GB): [1392, 273, 1949] Found Bios: C260.1.4.2b.0.102620111637 Found Vendor: Cisco Systems Inc
無効な VM を示すサンプル ログ
Virtual Machines Matching Defined Profiles: VM: BB-CCE-DataSvr-A Profile: Unified CCE Data Server OS: Microsoft Windows Server 2008 R2 (64-bit) CPU Cores: 4 Reservation: 5100 RAM (MB): 8192 HD(s) (GB): [80, 750] VMWare Tools Version: 8384
ログ ファイルは、一括ジョブごとに生成されます。 ログ ファイルは一括ジョブが削除されるまで保持され、実行された各操作の詳細だけでなく、一括ジョブが正常に完了したか、障害が発生したかどうかを示す要約が含まれています。
ログを開くには、次の手順を実行します。
2012-08-03T14:31:05-04:00 - Job created 2012-08-03T14:31:05-04:00 - Job started 2012-08-03T14:31:05-04:00 - Processing line 1: Header 2012-08-03T14:31:05-04:00 - Processing line 2: operation=CREATE, agentId=1000, userName=asmith, firstName=Agent, lastName=Smith, password=secret, loginEnabled=true, description=Agent Smith, agentStateTrace=false,agentDeskSettingsName=Default_Agent_Desk_Settings, agentTeamName=robots, skillGroups=sg1;sg2, defaultSkillGroup=sg1, attributes=, supervisorUserName=, domainName=, supervisorTeams= 2012-08-03T14:31:06-04:00 - Created /unifiedconfig/config/agentteam/5097 2012-08-03T14:31:08-04:00 - Created /unifiedconfig/config/skillgroup/12867 2012-08-03T14:31:09-04:00 - Created /unifiedconfig/config/skillgroup/12868 2012-08-03T14:31:11-04:00 - Created /unifiedconfig/config/agent/12869 2012-08-03T14:31:11-04:00 - Processing line 3: operation=UPDATE, agentId=, userName=neo, firstName=Mister, lastName=Anderson, password=passw0rd, loginEnabled=true, description=Neo, agentStateTrace=true, agentDeskSettingsName=~, agentTeamName=~, skillGroups=, defaultSkillGroup=~, attributes=kungFu=9;actuallyKnowsKungFu=false, supervisorUserName=neo, domainName=foo.com, supervisorTeams=team1;team2 2012-08-03T14:31:11-04:00 - Error processing line 3: agentUserName: The specified agent userName does not exist neo. 2012-08-03T14:31:11-04:00 - Processing line 4: operation=UPDATE, agentId=1001, userName=, firstName=, lastName=, password=, loginEnabled=, description=, agentStateTrace=,agentDeskSettingsName=, agentTeamName=, skillGroups=, defaultSkillGroup=, attributes=, supervisorUserName=, domainName=, supervisorTeams= 2012-08-03T14:31:11-04:00 - Error processing line 4: agentId: The specified agent Id does not exist 1001. 2012-08-03T14:31:11-04:00 - Job partially completed due to errors 2012-08-03T14:31:11-04:00 - 3 lines processed, 1 succeeded, 2 failed 2012-08-03T14:31:11-04:00 - 1 agents created, 2 skill groups created, 1 agent teams created