この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Packaged CCE にサインインするには、https://<IP Address>/cceadmin にアクセスします。ここで、<IP Address> は、CCE データ サーバ(A 側または B 側)のアドレスか、オプションで導入した場合は追加の AW-HDS-DDS のアドレスとなります。
[サインイン(Sign-In)] ウィンドウには、次のフィールドがあります。
Role | 管理者は、[Active Directory ユーザとコンピュータ(Active Directory Users and Computers)] > [ユーザ(Users)] のグループに含まれます。 スーパーバイザは、スーパーバイザとして役割を果たすように設定されているエージェントです。 |
Domain | ドメイン ドロップダウン リストには、設定されているすべてのドメインと、定義されている代替 UPN サフィックスが表示されます。 |
Username | 管理者は、Active Directory のユーザ名を使用してサインインします。 スーパーバイザは、Agent ツールの [一般(General)] タブに設定されているエージェントのユーザ名を使用してサインインします。 |
Password | 管理者は、Active Directory のパスワードを使用してサインインします。 スーパーバイザは、Agent ツールの [一般(General)] タブに設定されているパスワードを使用してサインインします。 |
管理者が最初にサインインすると、[ホーム(Home)] メニューの [一般(General)] タブが開きます。
スーパーバイザが最初にサインインすると、[管理(Manage)] メニューが開きます。
言語パックがインストールされている場合、[サインイン(Sign-In)] ウィンドウには言語を選択できるドロップダウン メニューが表示されます。
Active Directory の Config Security グループまたは Setup Security グループに含まれる管理者は、Unified CCE Administration ツール(ユーザ インターフェイスと API の両方)および Unified CCE Configuration Manager へのフル アクセスが可能です。ただし、アクセスが制限されている場合を除きます。
Packaged CCE Unified CCE Administration で新規に作成されたスーパーバイザには、エージェント資格情報と、スーパーバイザ Active Directory 資格情報の両方がありますが、AD セキュリティ グループには含まれません。 スーパーバイザは、各自のスーパーバイザ AD 資格情報を使用して、監視するチームに関するレポートを実行する必要があります。 また、エージェント資格情報を使用してサインインする必要があります。スーパーバイザには、[管理(Manage)] メニュー上のツールに対するアクセス制限があります。
エージェントには、AD 資格情報がないので、Packaged CCE 管理ツールや Unified CCE Configuration Manager にはアクセスできません。
Packaged CCE 言語パックをインストールした後は、[サインイン(Sign-In)] ウィンドウに [言語(Language)] ドロップダウン メニューが含まれます。 ドロップダウンには、12 個以上の言語が用意されています。
初期のデフォルト言語は英語です。 他の言語でユーザ インターフェイスとオンライン ヘルプを表示するには、その言語を選択します。 それ以降のサインインでも、言語を再び変更するまでは選択した言語が保持されます。
正常にサインインした後に表示される項目は、ユーザ ロール(管理者またはスーパーバイザ)、展開タイプ、および資格情報に対して機能が使用不可になっているかどうか、または表示専用になっているかどうかによって異なります。
管理者には、次の項目が表示されます。
スーパーバイザには、[管理(Manage)] メニューしか表示されず、そのメニューにあるツールへのアクセスも制限されます。
Unified CCE Web Administration ウィンドウでは、次の共通アクション用に一貫性のあるインターフェイスを共有します。
どのツールでも、現在設定されているタイプのすべてのオブジェクトの行を示す一覧ウィンドウが開きます。 Teams ツールには、各チームの行を示す一覧があります。 Call Types ツールには、各コール タイプの行を示す一覧があります。 その他も同様です。 一覧ウィンドウには、標準化されたインターフェイスがあります。
一覧ウィンドウに対する権限は管理者とスーパーバイザで異なり、各ツールに関するマニュアルに記載されています。
オブジェクトを追加するには、一覧ウィンドウで [新規(New)] をクリックします。
一覧ウィンドウ内のオブジェクトを編集するには、そのオブジェクトの行にあるハイパーリンク付きの名前をクリックします。 これにより、変更を行い保存できるウィンドウが開きます。 各オブジェクトに対する [編集(Edit)] ウィンドウには、編集可能なフィールドが示されます。
多くの [追加(Add)] および [編集(Edit)] ウィンドウに、そのツールに該当する項目を検索して、選択するポップアップがあります。 虫眼鏡アイコンをクリックすると、ポップアップが表示されます。ここで、設定された項目を見つけ、選択できます。 たとえば [スキル グループ メンバー(Skill Group Members)] タブで、ポップアップを開いて 1 つ以上のエージェントを検索して、そのスキル グループにすべて追加できます。
すべてのツールについて、ウィンドウの右上にある [検索(Search)] フィールドに [名前(Name)](もしくは [ダイヤル番号の文字列(DialedNumberString)] や [テキスト(Text)] など名前と同等のもの)または [説明(Description)] のすべてまたは一部を入力して、一覧ウィンドウのオブジェクトを検索し、一致するものを見つけることができます。 [検索(Search)] フィールドからテキストを削除して、検索をクリアします。
Agents ツールの [検索(Search)] フィールドは、高度で柔軟性のある検索を実現しています。[検索(Search)] フィールドの右端にある [+] をクリックすると開かれるポップアップ ウィンドウで、次のことを行えます。
一覧ウィンドウの列の列ヘッダーに矢印アイコンがある場合、その矢印をクリックして、昇順または降順にソートします。
最も頻繁に使用するツールは、[管理(Manage)] メニューにまとめられています。このメニューからは 3 つのサブメニュー([エージェント(Agent)]、[コール(Call)]、および [その他(Other)] が開きます。 各サブメニューには、コール センターの運用に不可欠な設定を作成し、維持するツールを開くリンクがあります。 ツールをクリックすると、そのインターフェイスが開きます。
展開タイプや、各自の資格情報に割り当てられた機能制御セットによって、一部のツールが表示されない場合や、表示専用になる場合があります。 ツールごとに API が存在します。
これらのツールを使用して、人員やその専門分野を設定します。
ツール | 用途 | 参照先 |
---|---|---|
エージェント(Agents) |
このツールを開いて、エージェントの作成と保持、エージェントへの属性の割り当て、スキル グループへのエージェントの追加、およびスーパーバイザとしての設定を行います。 |
|
属性(Attributes) |
このツールを開いて、エージェントに割り当てることのできる属性を作成し、保持します。 |
|
デスク設定(Desk Settings) |
このツールを開いて、エージェントに割り当てることのできるデスク設定を作成し、保持します。 |
|
プレシジョン キュー(Precision Queues) |
このツールを開いて、エージェントが対象になり得るプレシジョン キューを作成し、保持します。 プレシジョン キュー内のエージェントの属性によってそのキューに適任と判断される場合、コールはそのエージェントにルーティングされます。 |
|
理由コード(Reason Codes) |
このツールを開いて、エージェントがアイドル状態(または「待受停止」状態)になるときに、エージェントがデスクトップに入力する理由コードを作成し、保持します。 |
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スキル グループ(Skill Groups) |
このツールを開いて、スキル グループの作成と保持、およびスキル グループのメンバーとしてのエージェントの追加を行います。 |
|
チーム(Teams) |
このツールを開いて、チームの作成、チームへのエージェントの追加、およびチームのスーパーバイザの割り当てを行います。 |
これらのツールを使用して、コールの整理、送信、およびレポーティングの方法を設定します。
ツール | 用途 | 参照先 |
---|---|---|
バケット間隔(Bucket Intervals) |
このツールを開いて、コール処理アクティビティを分割する「バケット」または時間間隔を定義します。 バケット間隔は、コール タイプ、スキル グループ、およびプレシジョン キューに関連付けることができ、多くの Cisco Unified Intelligence Center レポートに使用されます。 |
|
コール タイプ(Call Types) |
このツールを開いて、コールのカテゴリ(「タイプ」)を作成し、保持します。 たとえば、スーパーバイザの支援を求めるコールのコール タイプが必要になる場合があります。 |
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ダイヤル番号(Dialed Numbers) |
このツールを開いて、コールをエージェントに送信するためのルーティング スクリプトの選択に使用する、ダイヤル番号スクリプトを作成し、保持します。 |
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拡張コール変数(Expanded Call Variables) |
このツールを開いて、コールと一緒に送信され、コールを受信したエージェントが使用できるコール変数データを作成し、保持します。 |
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ネットワーク VRU スクリプト(Network VRU Scripts) |
このツールを開いて、コールの送信で Unified Customer Voice Portal に指示するスクリプトを作成し、保持します。 |
ツール | 用途 | 参照先 |
---|---|---|
一括ジョブ(Bulk Jobs) |
これは、[その他(Other)] にある唯一のツールです。 このツールを開いて、1 回の操作で複数のエージェントおよびダイヤル番号レコードを作成し、編集する一括ジョブを作成します。 |
[ホーム(Home)] メニューには、[一般(General)]、[容量情報(Capacity Info)]、[システム検証(System Validation)] の 3 つのタブがあります。 サインインすると、管理者は [一般(General)] タブに移動します。このタブには、システムの現在の展開タイプとソフトウェア バージョンが表示されます。
[容量情報(Capacity Info)] タブと [システム検証(System Validation)] タブは、メトリックおよび検証ルールを追跡し、システムがそれらに一致しているか、超過しているか、または違反しているかどうかを示します。 これらのタブは、重要な診断とモニタリング情報を提供します。
このメニューには、[展開の設定(Configure Deployment)] と [エージェント トレース(Agent Trace)] の 2 つの項目があります。
ツール | 用途 | 参照先 |
---|---|---|
展開の設定(Configure Deployment) |
このツールを使用して、展開タイプの変更やコール容量の設定を行います。 |
|
エージェント トレース(Agent Trace) |
このツールを使用して、エージェントが通過するすべての状態を追跡し、報告します。 |
テキスト フィールド以外の場所で疑問符(?)キーを押すと、現在のツールに使用できるキーボードのショートカットを示す画面が表示されます。
表示されるキーボードのショートカットは、そのツールと各自のロールに適したものになります。
スーパーバイザには、[管理(Manage)] という 1 つのメニューを持つインターフェイスが表示されます。
スーパーバイザは、管理ツールに対して次のように制限されます。
ツール | 権限 |
---|---|
エージェント(Agent) |
[エージェントの一覧(Agent List)] ウィンドウでは、スーパーバイザは、監視しているチームに属するエージェントを表示し、編集できます。 [一般(General)] タブ:スーパーバイザは、[パスワード(Password)] フィールドと [パスワードの再入力(Re-enter password)] フィールドを編集できます。 その他のフィールドは保護されます。 [属性(Attributes)] タブ:スーパーバイザは、監視しているチームに属するエージェントの属性を追加、変更、および削除できます。 [スキル グループ(Skill Groups)] タブ:スーパーバイザは、スキル グループ内のエージェントのメンバーシップを追加および削除でき、エージェントのデフォルトのスキル グループを変更できます。 [スーパーバイザ(Supervisor)] タブ:スーパーバイザには使用できません。 |
属性(Attributes) |
読み取り専用 |
プレシジョン キュー(Precision Queues) |
読み取り専用 |
スキル グループ(Skill Groups) |
[スキル グループの一覧(Skill Group List)] ウィンドウでは、スーパーバイザはすべてのスキル グループを表示し、編集できます。 スーパーバイザは、スキルグループを追加したり、削除したりできません [一般(General)] タブ:フィールドは保護されます。 [メンバー(Members)] タブ:スーパーバイザは、監視しているチームに属するエージェントのスキル グループを追加および削除できます。 |
チーム(Teams) |
読み取り専用 |
コンタクト センターの基本設定には Unified CCE Administration の [管理(Manage)] メニューにあるツールで十分ですが、一部の設定については CCE データ サーバ上の Unified CCE Configuration Manager にあるツールにアクセスする必要があります。 Configuration Managerを参照してください。