目次
この章では、Unified CCX をアップグレードする方法について説明します。
アップグレード ファイルは Cisco Options Package(COP)ファイルまたは ISO イメージとして利用できます。
コマンドライン インターフェイス(CLI)から、または Cisco Unified OS Administration の Web インターフェイスを介して COP ファイルを使用し、Unified CCX をアップグレードできます。 FTP/SFTP サーバから COP ファイルを適用できます。
Unified CCX は、次を介して ISO イメージを使用してアップグレードできます。
ISO イメージは、次を介して適用できます。
![]() (注) |
サポートされるアップグレードについては、http://docwiki.cisco.com/wiki/Compatibility_Matrix_for_Unified_CCX から入手できる『Compatibility Matrix for Unified CCX』を参照してください。 |
Unified CCX には、次のアップグレード オプションがあります。
アップグレード タイプ |
アップグレード パス |
説明 |
---|---|---|
Linux から Linux へのアップグレード |
10.5.x/10.5.xSUx1 から 10.6.x へ |
|
更新アップグレード(RU) |
10.0.x から 10.6.x へ |
アップグレードと後続のサーバ再起動時にサービスが中断されます。 |
9.x.x から 10.6.x へ |
アップグレードと後続のサーバ再起動時にサービスが中断されます。 |
|
8.5.x から 10.6.x へ |
アップグレードと後続のサーバ再起動時にサービスが中断されます。 |
|
COP ファイル 「COP ファイルの適用」を参照してください。 |
同じバージョンに対する修正 |
|
![]() (注) |
|
Unified CCX は仮想マシンのみにインストールします。 Unified CCX はベア メタル上では動作しません。
DNS は必須です。 アップグレードする前に、ドメイン名と DNS サーバ の IP が設定されていることを確認し、DNS サーバの正引き参照と逆引き参照が正しいことを確認します。
Unified CCX 10.0(1) 以降、メモリ要件が変更されています。 RAM 要件の詳細については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Virtualization_for_Cisco_Unified_Contact_Center_Express#Version_10.0.28x.29 を参照してください。
Unified CCX 10.0(1) 以降にアップグレードした後は、特殊文字、たとえば、ドル($)、アンパサンド(&)、一重引用符(` ')、コロン(:)、山カッコ(< >)、角カッコ([ ])、カッコ({})、二重引用符(" ")、ハッシュ(#)、パーセント(%)、セミコロン(;)、カンマ(,)、チルダ(~)、パイプ(|)、スラッシュ(/)、疑問符(?)、バックスラッシュ(\)を含むエージェント ID およびスーパーバイザ ID は無視されます。 Cisco Unified Communications Manager でこれらのエンド ユーザ ID を変更しようとすると、Unified CCX 10.0(1) はそれらを新しい ID と認識し、これらのエンド ユーザ ID は回復できなくなります。
Unified Intelligence Center が利用可能な唯一のレポート クライアントです。
変更はアップグレード後に失われるため、アップグレード中に設定に変更を加えないでください。
HA 設定では、最初のノードと 2 番目のノードの両方のバージョンを同時に切り替えないでください。 2 番目のノードのバージョン切り替えは、最初のノードでバージョンを切り替えてから行います。 そうしないと、アップグレードが失敗したり、データに不一致が生じることがあります。
Unified CCX のアップグレードは、サービスの中断を避けるため、オフピーク時またはメンテナンス期間中に行ってください。
Unified CCX と Cisco SocialMiner のアップグレードは、同じメンテナンス期間中で行います。その際、Cisco SocialMiner のアップグレードを最初に実行し、次に Unified CCX のアップグレードを実行します。
クラスタ内の両方のノードで同じリリースの Unified CCX を実行する必要があります。 ただし、クラスタ ソフトウェアのアップグレード中に限り、一時的な不一致は許可されます。
Cisco Agent Desktop クライアントをインストールするには、次の URL で入手可能な『Cisco Agent Desktop Installation Guide』を参照してください。
Cisco Agent Desktop、Cisco Supervisor Desktop および Cisco Desktop Administrator は、Cisco Unified CCX のアップグレード後にアップグレードする必要があります。 Cisco Agent Desktop クライアントは、システムのアップグレード後、ユーザがローカル管理者権限でコンピュータにログインし、CAD を最初に起動した場合、自動的にアップグレードされます。
バージョンを切り替えた後、最初の Unified CCX 再起動時、サービスの起動に 30 分ほどかかることがあります。 これは、アップグレード後のセキュリティ ポリシーの適用によって生じます。 この遅延は、その後の再起動では生じません。
ノードのアップグレードには約 90 分かかります。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1846/prod_maintenance_guides_list.html
ステップ 1 | セキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)サーバ製品があることを確認します。 |
ステップ 2 | シスコのアップグレード DVD がない場合は、http://www.cisco.com から適切な ISO ファイルを取得します。 |
ステップ 3 | アップグレード ファイルの ISO イメージを作成し、必要に応じて DVD または FTP/SFTP サーバに配置します。 |
ステップ 4 | ライセンス ファイルを取得します。 Unified CCX ライセンスを参照してください。 |
ステップ 5 | 既存のすべてのデータをバックアップします。 http://www.cisco.com/en/US/partner/products/sw/custcosw/ps1846/products_installation_and_configuration_guides_list.html [英語] で入手可能な『Cisco Unified Contact Center Express Disaster Recovery System Administration Guide』を参照してください。 |
次の表に、単一ノード設定およびハイ アベイラビリティ(HA)設定のアップグレードに必要なタスクを示します。
アップグレードのシナリオ |
タスク |
|
---|---|---|
10.0.x から 10.6.x へ 9.x.x から 10.6.x へ 8.5.x から 10.6.x へ |
単一ノード設定:
|
|
HA 設定:
|
||
10.5.x/10.5.xSUx1 から 10.6.x へ |
単一ノード設定:
HA 設定:
|
COP ファイルとは Cisco Options Package ファイルのことです。 cop.sgn ファイル拡張子を持ち、シスコによって署名された圧縮 TAR ファイルまたは RPM ファイルです。 COP ファイルはアクティブなパーティションにインストールされます。 CLI を使用して COP ファイルを適用できます。
Finesse デスクトップのインターフェイスを英語以外の言語で使用する場合は、その言語の COP ファイルをダウンロードしてインストールします。
COP ファイルを適用する詳細な手順については、COP ファイルとともに提供されるマニュアルを参照してください。
COP ファイルをロールバックする場合は、シスコまでご連絡ください。
![]() (注) |
HA 設定では、COP のインストールが正常に完了してからノード 1 を再起動した後にのみ、ノード 2 に対してこの手順を繰り返します。 |
シスコに連絡し、COP ファイルを入手します。 8.x.x から現在のバージョンにアップグレードする場合は、Unified CCX のアップグレード シナリオ を参照してください。
お使いのサーバがアクセスできる FTP/STFP サーバに COP ファイルを配置します。
ステップ 1 | CLI を使用した Unified CCX のアップグレードのステップ 1 から 8 に従います。 |
ステップ 2 | utils system restart コマンドを入力し、サーバを再起動します。 |
ローカル DVD または FTP/SFTP サーバから Unified CCX をアップグレードできます。
![]() 注意 |
リカバリ CD から、初期バージョン切り替えを開始しないでください。 |
![]() (注) |
ステップ 1 | Web インターフェイスを使用してバージョンを確認して切り替えを実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 2 | CLI を使用してバージョンを確認して切り替えを実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 3 | バージョンの切り替えに失敗した場合は、次の手順を実行します。 |
![]() (注) |
HA 設定の場合は、両方のノードでバージョンを確認します。 |
ステップ 1 | Web インターフェイスを使用して Unified CCX のアクティブなバージョンと非アクティブなバージョンを 確認するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 2 | CLI を使用して Unified CCX のアクティブなバージョンと非アクティブなバージョンを確認するには、次の手順を実行します。 |
![]() (注) |
HA 設定の場合は、両方のノードでサービスを確認します。 |
ステップ 1 | SocialMiner のステータスを確認するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 2 | Web インターフェイスを使用してサービスのステータスを確認するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 3 | CLI を使用してサービスのステータスを確認するには、次の手順を実行します。 |
Cisco Agent Desktop クライアントをインストールするには、次の URL で入手可能な『Cisco Agent Desktop Installation Guide』を参照してください。
Unified CCX をアップグレードした後に、Unified CCX Editorをアップグレードする必要があります。 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(RTMT)は、アップグレード プロセス中に自動的にアップグレードされます。
ステップ 1 | Unified CCX Editor をアンインストールします。 |
ステップ 2 | Unified CCX のユーザ名とパスワードを使用して、Cisco Unified CCX Administration にログインします。 |
ステップ 3 | を選択します。 |
ステップ 4 | [Cisco Unified CCX Editor] をクリックし、Unified CCX Editor をダウンロードしてインストールします。 |
目次
- Unified CCX のアップグレード
- Unified CCX のアップグレード タイプ
- アップグレードに関する重要な考慮事項
- アップグレード前のタスク
- Unified CCX のアップグレード シナリオ
- COP ファイル
- COP ファイルの適用
- Web インターフェイスを使用した Unified CCX のアップグレード
- CLI を使用した Unified CCX のアップグレード
- バージョンの確認と切り替えの実行
- Unified CCX のバージョンの確認
- サービスのステータスの確認
- Unified CCX データベース レプリケーションの確認
- シスコ データベースのレプリケーションの確認
- Desktop クライアントのアップグレード
- Unified CCX クライアントのアップグレード
この章では、Unified CCX をアップグレードする方法について説明します。
- Unified CCX のアップグレード タイプ
- アップグレードに関する重要な考慮事項
- アップグレード前のタスク
- Unified CCX のアップグレード シナリオ
- COP ファイル
- Web インターフェイスを使用した Unified CCX のアップグレード
- CLI を使用した Unified CCX のアップグレード
- バージョンの確認と切り替えの実行
- Unified CCX のバージョンの確認
- サービスのステータスの確認
- Unified CCX データベース レプリケーションの確認
- シスコ データベースのレプリケーションの確認
- Desktop クライアントのアップグレード
- Unified CCX クライアントのアップグレード
Unified CCX のアップグレード タイプ
アップグレード ファイルは Cisco Options Package(COP)ファイルまたは ISO イメージとして利用できます。
コマンドライン インターフェイス(CLI)から、または Cisco Unified OS Administration の Web インターフェイスを介して COP ファイルを使用し、Unified CCX をアップグレードできます。 FTP/SFTP サーバから COP ファイルを適用できます。
Unified CCX は、次を介して ISO イメージを使用してアップグレードできます。
ISO イメージは、次を介して適用できます。
(注)
サポートされるアップグレードについては、http://docwiki.cisco.com/wiki/Compatibility_Matrix_for_Unified_CCX から入手できる『Compatibility Matrix for Unified CCX』を参照してください。
Unified CCX には、次のアップグレード オプションがあります。
表 1 アップグレードのタイプ アップグレード タイプ
アップグレード パス
説明
Linux から Linux へのアップグレード
10.5.x/10.5.xSUx1 から 10.6.x へ
更新アップグレード(RU)
10.0.x から 10.6.x へ
アップグレードと後続のサーバ再起動時にサービスが中断されます。
9.x.x から 10.6.x へ
アップグレードと後続のサーバ再起動時にサービスが中断されます。
8.5.x から 10.6.x へ
アップグレードと後続のサーバ再起動時にサービスが中断されます。
COP ファイル
「COP ファイルの適用」を参照してください。
同じバージョンに対する修正
(注)
アップグレードの詳細については、「Unified CCX のアップグレード シナリオ」を参照してください。
ロールバックについては、「Unified CCX のロールバック 」を参照してください。
アップグレードに関する重要な考慮事項
Unified CCX は仮想マシンのみにインストールします。 Unified CCX はベア メタル上では動作しません。
DNS は必須です。 アップグレードする前に、ドメイン名と DNS サーバ の IP が設定されていることを確認し、DNS サーバの正引き参照と逆引き参照が正しいことを確認します。
Unified CCX 10.0(1) 以降、メモリ要件が変更されています。 RAM 要件の詳細については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Virtualization_for_Cisco_Unified_Contact_Center_Express#Version_10.0.28x.29 を参照してください。
Unified CCX 10.0(1) 以降にアップグレードした後は、特殊文字、たとえば、ドル($)、アンパサンド(&)、一重引用符(` ')、コロン(:)、山カッコ(< >)、角カッコ([ ])、カッコ({})、二重引用符(" ")、ハッシュ(#)、パーセント(%)、セミコロン(;)、カンマ(,)、チルダ(~)、パイプ(|)、スラッシュ(/)、疑問符(?)、バックスラッシュ(\)を含むエージェント ID およびスーパーバイザ ID は無視されます。 Cisco Unified Communications Manager でこれらのエンド ユーザ ID を変更しようとすると、Unified CCX 10.0(1) はそれらを新しい ID と認識し、これらのエンド ユーザ ID は回復できなくなります。
Unified Intelligence Center が利用可能な唯一のレポート クライアントです。
変更はアップグレード後に失われるため、アップグレード中に設定に変更を加えないでください。
HA 設定では、最初のノードと 2 番目のノードの両方のバージョンを同時に切り替えないでください。 2 番目のノードのバージョン切り替えは、最初のノードでバージョンを切り替えてから行います。 そうしないと、アップグレードが失敗したり、データに不一致が生じることがあります。
Unified CCX のアップグレードは、サービスの中断を避けるため、オフピーク時またはメンテナンス期間中に行ってください。
Unified CCX と Cisco SocialMiner のアップグレードは、同じメンテナンス期間中で行います。その際、Cisco SocialMiner のアップグレードを最初に実行し、次に Unified CCX のアップグレードを実行します。
クラスタ内の両方のノードで同じリリースの Unified CCX を実行する必要があります。 ただし、クラスタ ソフトウェアのアップグレード中に限り、一時的な不一致は許可されます。
Cisco Agent Desktop クライアントをインストールするには、次の URL で入手可能な『Cisco Agent Desktop Installation Guide』を参照してください。
Cisco Agent Desktop、Cisco Supervisor Desktop および Cisco Desktop Administrator は、Cisco Unified CCX のアップグレード後にアップグレードする必要があります。 Cisco Agent Desktop クライアントは、システムのアップグレード後、ユーザがローカル管理者権限でコンピュータにログインし、CAD を最初に起動した場合、自動的にアップグレードされます。
バージョンを切り替えた後、最初の Unified CCX 再起動時、サービスの起動に 30 分ほどかかることがあります。 これは、アップグレード後のセキュリティ ポリシーの適用によって生じます。 この遅延は、その後の再起動では生じません。
ノードのアップグレードには約 90 分かかります。
- Unified CCX 10.0(1) 以降のバージョンでは、VMware のインストール情報に、ディスク パーティションがアライメントされているかどうかの情報が追加されます。 ディスク パーティションがアライメントされている場合は、VMware インストール情報に "パーティション アライメント済み(Partitions aligned)"が表示されます。 アップグレード後、VMware インストール情報に"エラー-サポート対象外:アライメントされていないパーティション(ERROR-UNSUPPORTED: Partitions unaligned.)"が表示された場合は、パフォーマンス問題に対するサポートが提供されません。 アライメントされていないパーティションがある仮想マシンを修正するには、次の URL で入手可能な『Cisco Unified Contact Center Express Operations Guide』を参照し、該当する復元シナリオ(再構築)を実行する必要があります。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1846/prod_maintenance_guides_list.html
アップグレード前のタスク
手順
ステップ 1 セキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)サーバ製品があることを確認します。 ステップ 2 シスコのアップグレード DVD がない場合は、http://www.cisco.com から適切な ISO ファイルを取得します。 ステップ 3 アップグレード ファイルの ISO イメージを作成し、必要に応じて DVD または FTP/SFTP サーバに配置します。 ステップ 4 ライセンス ファイルを取得します。 Unified CCX ライセンスを参照してください。 ステップ 5 既存のすべてのデータをバックアップします。 http://www.cisco.com/en/US/partner/products/sw/custcosw/ps1846/products_installation_and_configuration_guides_list.html [英語] で入手可能な『Cisco Unified Contact Center Express Disaster Recovery System Administration Guide』を参照してください。
Unified CCX のアップグレード シナリオ
次の表に、単一ノード設定およびハイ アベイラビリティ(HA)設定のアップグレードに必要なタスクを示します。
表 2 アップグレードのシナリオ アップグレードのシナリオ
タスク
10.0.x から 10.6.x へ
9.x.x から 10.6.x へ
8.5.x から 10.6.x へ
単一ノード設定:
COP ファイルの適用を実行し、後でアップグレードしたときに、システムがアップグレードが RU かどうかを検出できるようにします。
URL http://software.cisco.com/download/navigator.html へ移動します。
ユーザ名とパスワードを入力して、[ログイン(Log In)] をクリックします。
リストから
を選択します。[Cisco Customer Response Solution Softwareのリリース(Cisco Customer Response Solution Software Releases)] をクリックします。
リストから [10.6(1)] を選択し、COP ファイルをダウンロードします。
Web インターフェイスを使用した Unified CCX のアップグレードまたは CLI を使用した Unified CCX のアップグレード
10.0.x から 10.6.x へのアップグレードの場合、Cisco Finesse がアクティブになっている場合は、Finesse のデフォルトのデスクトップ レイアウト XML を <gadget>https://localhost/agentdesktop/gadgets/chatControl.xml</gadget> から <gadget>https://localhost/agentdesktop/gadgets/NonVoiceControl.xml</gadget> に変更し、Finesse エージェント デスクトップにチャットおよび電子メールの制御ガジェットを追加します。 詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-contact-center-express/products-installation-and-configuration-guides-list.html にある『Cisco Unified CCX Administration Guide』の「Cisco Finesse」の項を参照してください。
HA 設定:
COP ファイルの適用を実行し、後でアップグレードしたときに、システムがアップグレードが RU か MR かを検出できるようにします。
Web インターフェイスを使用した Unified CCX のアップグレードまたは CLI を使用した Unified CCX のアップグレード
(注) 2 番目のノードでバージョンの切り替えが完了した後に、最初のノードの [Unified CCX Administration] ページを開き、そのページがライセンスを要求していることを確認します。 最初のノードのライセンスを指定します。 10.0.x から 10.6.x へのアップグレードの場合、Cisco Finesse がアクティブになっている場合は、Finesse のデフォルトのデスクトップ レイアウト XML を <gadget>https://localhost/agentdesktop/gadgets/chatControl.xml</gadget> から <gadget>https://localhost/agentdesktop/gadgets/NonVoiceControl.xml</gadget> に変更し、Finesse エージェント デスクトップにチャットおよび電子メールの制御ガジェットを追加します。 詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-contact-center-express/products-installation-and-configuration-guides-list.html にある『Cisco Unified CCX Administration Guide』の「Cisco Finesse」の項を参照してください。
10.5.x/10.5.xSUx1 から 10.6.x へ
単一ノード設定:
Web インターフェイスを使用した Unified CCX のアップグレードまたは CLI を使用した Unified CCX のアップグレード。
Finesse のデフォルトのデスクトップ レイアウト XML を <gadget>https://localhost/agentdesktop/gadgets/chatControl.xml</gadget> から <gadget>https://localhost/agentdesktop/gadgets/NonVoiceControl.xml</gadget> に変更し、Finesse エージェント デスクトップにチャットおよび電子メールの制御ガジェットを追加します。 詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-contact-center-express/products-installation-and-configuration-guides-list.html にある『Cisco Unified CCX Administration Guide』の「Cisco Finesse」の項を参照してください。
HA 設定:
Web インターフェイスを使用した Unified CCX のアップグレードまたは CLI を使用した Unified CCX のアップグレード
Finesse のデフォルトのデスクトップ レイアウト XML を <gadget>https://localhost/agentdesktop/gadgets/chatControl.xml</gadget> から <gadget>https://localhost/agentdesktop/gadgets/NonVoiceControl.xml</gadget> に変更し、Finesse エージェント デスクトップにチャットおよび電子メールの制御ガジェットを追加します。 詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-contact-center-express/products-installation-and-configuration-guides-list.html にある『Cisco Unified CCX Administration Guide』の「Cisco Finesse」の項を参照してください。
COP ファイル
COP ファイルとは Cisco Options Package ファイルのことです。 cop.sgn ファイル拡張子を持ち、シスコによって署名された圧縮 TAR ファイルまたは RPM ファイルです。 COP ファイルはアクティブなパーティションにインストールされます。 CLI を使用して COP ファイルを適用できます。
Finesse デスクトップのインターフェイスを英語以外の言語で使用する場合は、その言語の COP ファイルをダウンロードしてインストールします。
COP ファイルの適用
注目:COP ファイルを適用する詳細な手順については、COP ファイルとともに提供されるマニュアルを参照してください。
注目:COP ファイルをロールバックする場合は、シスコまでご連絡ください。
(注)
HA 設定では、COP のインストールが正常に完了してからノード 1 を再起動した後にのみ、ノード 2 に対してこの手順を繰り返します。
はじめる前に手順
シスコに連絡し、COP ファイルを入手します。 8.x.x から現在のバージョンにアップグレードする場合は、Unified CCX のアップグレード シナリオ を参照してください。
お使いのサーバがアクセスできる FTP/STFP サーバに COP ファイルを配置します。
ステップ 1 CLI を使用した Unified CCX のアップグレードのステップ 1 から 8 に従います。 ステップ 2 utils system restart コマンドを入力し、サーバを再起動します。
Web インターフェイスを使用した Unified CCX のアップグレード
手順
ステップ 1 管理者のユーザ名とパスワードを使用して、Cisco Unified CCX Administration にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 [ソース(Source)] リストから [DVD/CD] または [リモートファイルシステム(Remote Filesystem)] のいずれかをソースとして選択します。 ステップ 4 [ディレクトリ(Directory)] フィールドにアップグレード ファイルのパスを入力します。 [リモートファイルシステム(Remote Filesystem)] の場合は、スラッシュ(/)を入力してからディレクトリ パスを続けます。 ステップ 5 [リモートファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択した場合は、画面の指示に従うか、ステップ 6 までスキップします。 ステップ 6 [次へ(Next)] をクリックし、利用可能なアップグレードのリストを表示します。 ステップ 7 適切なアップグレード ファイルを選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 8 電子メール通知機能を使用する場合は、[電子メールの宛先(Email Destination)] フィールドと [SMTPサーバ(SMTP server)] フィールドに関連情報を入力します。 ステップ 9 [次へ(Next)] をクリックし、アップグレード プロセスを開始します。
CLI を使用した Unified CCX のアップグレード
手順
ステップ 1 管理者のユーザ名とパスワードを使用して、Cisco Unified Communications OS プラットフォーム CLI にログインします。 ステップ 2 show version active コマンドを入力して現在のバージョンを確認します。 ステップ 3 utils system upgrade status コマンドを入力し、ノードにアップグレードの準備が整っていることを確認します。 ステップ 4 utils system upgrade initiate コマンドを入力し、アップグレード プロセスを開始します。 ステップ 5 アップグレード ファイルを配置するソースを選択します。 ステップ 6 画面に表示される指示に従います。 エントリが検証され、利用可能なファイルのリストが表示されます。
ステップ 7 利用可能リストから適用する ISO イメージまたはCOP ファイルを選択し、確認が求められたらインストールを確認します。 ステップ 8 show version active コマンドを入力してアップグレードのバージョンを確認します。
バージョンの確認と切り替えの実行
Unified CCX のバージョンの確認
サービスのステータスの確認
Unified CCX データベース レプリケーションの確認
手順
ステップ 1 管理者のユーザ名とパスワードを使用して、Cisco Unified CCX Serviceability にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 サーバがアクティブで接続済みの状態になっており、オペレーティング システムのデータベース レプリケーションが最初のノードと 2 番目のノードとの間で機能していることを確認します。 ステップ 4 レプリケーションに問題がある場合は、続行するか、ステップ 5 までスキップします。
- Unified CCX のユーザ名とパスワードを使用して、Unified CCX CLI にログインします。
- utils uccx dbreplication status コマンドを入力し、エラーの場所と原因を特定します。
- ノード(複数可)で utils uccx dbreplication repair {all|database_name} コマンドを入力し、ノード間のデータの不一致を排除します。
- utils uccx dbreplication status コマンドを入力し、ステータスにレプリケーションが正しく動作していることが示されていることを確認します。 失敗が続く場合は、続行するか、ステップ 5 までスキップします。
- utils uccx dbreplication teardown コマンドを入力し、データベース レプリケーションを削除します。
- utils uccx dbreplication setup コマンドを入力し、データベース レプリケーションを設定します。
- utils uccx dbreplication status コマンドを入力し、ステータスにレプリケーションが正しく動作していることが示されていることを確認します。
ステップ 5 Unified CCX のユーザ名とパスワードを使用して、Unified CCX Administration にログインします。 ステップ 6 設定データが両方のノードにあることを確認します。
シスコ データベースのレプリケーションの確認
手順
ステップ 1 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(RTMT)を実行します。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 必要に応じて、[ノード1(Node1)] オプション ボタンまたは [ノード2(Node2)] オプション ボタンをクリックします。 ステップ 4 [作成した複製の数と状態(Number of Replicates Created and State of Replication)] オプション ボタンをクリックします。 ステップ 5 [Replicate_State] をダブルクリックします。 ステップ 6 [ReplicateCount] を選択し、[追加(Add)] をクリックします。 "パフォーマンス カウンタ"グラフが右側のウィンドウに表示されます。
ステップ 7 データベース レプリケーションの状態を監視するには、次のリストを使用します。 ステップ 8 レプリケーションに問題がある場合は、次の手順を実行します。
- 管理者のユーザ名とパスワードを使用して、Cisco Unified Communications OS プラットフォーム CLI にログインします。
- utils dbreplication status{all|node|replicate} コマンドを入力し、エラーの場所と原因を特定します。
- ノード(複数可)で utils dbreplication repair{nodename|all} コマンドを入力し、ノード間のデータの不一致を排除します。
- utils dbreplication status コマンドを入力し、ステータスにレプリケーションが正しく動作していることが示されていることを確認します。
Desktop クライアントのアップグレード
手順Cisco Agent Desktop クライアントをインストールするには、次の URL で入手可能な『Cisco Agent Desktop Installation Guide』を参照してください。
ステップ 1 プラットフォームのクレデンシャルを使用して、Cisco Unified CCX Administration にログインします。 ステップ 2 を選択します。 ステップ 3 [Cisco Unified CCX Desktop Suites] をクリックします。 ステップ 4 [Cisco Unified CCX Client Configuration Tool] をクリックしてダウンロードし、実行します。 ステップ 5 入力するよう求められたら、Unified CCX サーバの IP アドレスを入力し、[次へ(Next)] をクリックして、Cisco Unified CCX Desktop Product Suite をダウンロードします。
(注) HA 設定の場合、両方のノードが動作可能になった後にのみコールを取得する場合は、Unified CCX Desktop Client Configuration Tool を 1 回のみ実行します。 それ以外の場合は、2 回実行します(最初のノードが動作可能になった後に 1 回、2 番目のノードが動作可能になった場合に 1 回)。
ステップ 6 Cisco Unified CCX Desktop Administrator、Cisco Unified CCX Supervisor Desktop、または Cisco Unified CCX Agent Desktop を起動すると、次のメッセージが表示されます。
- 「サーバはデスクトップにある CAD とは異なるバージョンを実行しています。 [OK] をクリックして、バージョンをサーバと同期してください。(The servers are running a different version of CAD than is on your desktop.Click OK to synchronize your version with the servers.)」。 [OK] をクリックします。
- 「設定で、システムの稼動中に更新できないファイルまたはサービスを更新する必要があります。 続行する場合は、設定を実行するにはリブートする必要があります。(The setup must update files or services that cannot be updated while the system is running.If you choose to continue, a reboot will be required to complete the setup.)」。 [OK] をクリックします。
Unified CCX クライアントのアップグレード
手順Unified CCX をアップグレードした後に、Unified CCX Editorをアップグレードする必要があります。 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(RTMT)は、アップグレード プロセス中に自動的にアップグレードされます。
ステップ 1 Unified CCX Editor をアンインストールします。 ステップ 2 Unified CCX のユーザ名とパスワードを使用して、Cisco Unified CCX Administration にログインします。 ステップ 3 を選択します。 ステップ 4 [Cisco Unified CCX Editor] をクリックし、Unified CCX Editor をダウンロードしてインストールします。