5.3.0 の新機能と変更点
Cisco MXE 3500 Release 3.3 のサポート
Cisco Show and Share は、Cisco Media Experience Engine(MXE)3500 Release 3.3 をサポートするようになりました。Cisco MXE 3500 Release 3.3 は、パルス ビデオ分析機能セットや、追加のビデオ アップロード形式のサポートなどの追加機能を Cisco Show and Share に提供します。
詳細については、「ビデオ トランスコーディングおよびパルス ビデオ分析のための Cisco MXE 3500 の統合」を参照してください。
複数のビデオ解像度
管理者は、360p/480p/720p でアップロードされ記録されたビデオをトランスコードするように Cisco Show and Share を設定できます。このため、ユーザは利用可能な帯域幅に適合する再生品質を選択できます。より低速接続のユーザは、より低い解像度を選択して途切れ途切れのビデオ再生を避けることができます。
この機能には、Cisco MXE 3500 が Cisco Show and Share に関連付けられていること、およびトランスコーディングが有効になっていることが必要です。Cisco MXE 3500 は、Release 3.3 ソフトウェアまたは、更新済みトランスコーディング プロファイルを適用した Release 3.2 ソフトウェアを実行している必要があります。
詳細については、「ビデオ トランスコーディングおよびパルス ビデオ分析のための Cisco MXE 3500 の統合」を参照してください。
モバイル クライアント アプリケーションのサポート
Cisco Show and Share 5.3 は、モバイル アプリケーションによるアクセスをサポートします。管理者は、モバイル アプリケーション アクセスを有効または無効にすることができます。モバイル アプリケーション アクセスには、Release 3.3 ソフトウェアを実行している Cisco MXE 3500 が Cisco Show and Share と統合されていることが必要です。
詳細については、「モバイル アプリケーション アクセスの有効化」を参照してください。
パルス キーワードおよび話者の識別
管理者は、Cisco Show and Share に対してパルス ビデオ分析機能セットを有効にすることができます。パルス ビデオ分析機能セットは、Cisco Show and Share でアップロードされ記録されたビデオにおける話者および音声単語の識別機能で構成されます。有効にすると、新しいタブ [Pulse] がビデオ再生ウィンドウに表示されます。
パルス ビデオ分析機能セットには、リリース 3.3 ソフトウェアを実行している Cisco MXE 3500 が Cisco Show and Share と統合されていることが必要です。
詳細については、「パルス音声キーワードおよびスピーカー識別の有効化」を参照してください。
Quicktime プラグイン ダウンロード制御
Cisco Show and Share は、Quicktime ブラウザ プラグインを使用してライブ イベント ビデオを再生します。デフォルトでは、プラグインがクライアント ブラウザになければ、Cisco Show and Share はインターネットからそのダウンロードを自動的に試みます。
管理者は、Quicktime プラグインの自動ダウンロードを無効にすることができるようになりました。
詳細については、「システム全体の設定の管理」を参照してください。
許容可能なユーザ リンクのカスタマイズ
管理者は、Cisco Show and Share ページ下部の [Warranty and End User License Agreement] リンクのターゲットを変更して、ユーザ企業の許容可能な使用契約書を指すようにできます。
詳細については、「システム全体の設定の管理」を参照してください。
システム全体の設定画面の再設計
システム全体の設定画面が再設計されて、機能の有効化または無効化がより簡単になりました。
詳細については、「システム全体の設定の管理」を参照してください。