Cisco uBR10-MC5X20S/U/H Cable Interface Line Card の
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警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
Cisco uBR10-MC5X20S/U/H Cable Interface Line Card は、75 Ω の高精度なビデオ同軸ケーブルと 75 Ω MCX コネクタを使用して Cable Modem Termination System(CMTS; ケーブル モデム ターミネーション システム)を接続します。
このマニュアルでは、ケーブルおよび第 1 世代 Universal Cable Holder(UCH)(UCH1)の取り付けおよび取り外し手順を説明します。
図1 は、Cisco uBR10012 ルータに搭載されたカードを示します。
図1 Cisco uBR10-MC5X20S/U/H カード
ケーブルはキットに含まれており、キットにはケーブル セットとスペアの F コネクタが入っています。
MC5X20 デュアルシールド ケーブル キットの内容は次のとおりです。
• 10 バンドル MCX- 「F」接続用 3 m ケーブル× 2
• 5 バンドル MCX- 「F」接続用 3 m ケーブル× 1
MC5X20 クワッドシールド ケーブル キットの内容は次のとおりです。
• 5 バンドル MCX- 「F」接続用 3 m ケーブル× 5
ケーブル キットには UCH は含まれていませんが、ラインカード アクセサリ キットおよびスペア カードに含まれています。または、スペアとして UCH2 をご利用いただけます。
(注) ヨーロッパ市場に限り、Cisco uBR10-MC5X20H にはクワッドシールド ケーブル キットを使用する必要があります。
• 1/4 インチ マイナス ドライバおよび T-10 TORX ドライバ
「 工具の製造元と製品番号 」も参照してください。
あらゆる Cisco uBR10-MC5X20S/U/H ラインカード ケーブルの接続に UCH を使用します。UCH を使用しない場合、ラインカード コネクタが修復不能な損傷を受け、RF 出力が低下するかまったく得られなくなる可能性があります。
ステップ1 UCH1 のケーブル クランプ バーを外します。図2 を参照してください。
ステップ2 ケーブルから ESD キャップを取り外し、UCH に挿入します。図3 を参照してください。 表1 に示すように、ケーブルを UCH に取り付けることを推奨します。
US0 ~ US9 ― (順番に)レッド、ホワイト、ブルー、グリーン、イエロー、バイオレット、オレンジ、ブラック、グレー、ブラウン |
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US10 ― グレー、US11 ― ブラウン、US12 ~ US19 ― (順番に)レッド、ホワイト、ブルー、グリーン、イエロー、バイオレット、オレンジ、ブラック |
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US0 ~ US9 ― (順番に)レッド、ホワイト、ブルー、グリーン、イエロー、レッド、ホワイト、ブルー、グリーン、イエロー |
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US10 ~ US19 ― (順番に)レッド、ホワイト、ブルー、グリーン、イエロー、レッド、ホワイト、ブルー、グリーン、イエロー |
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ステップ3 コネクタが UCH にしっかりはまるまで、ケーブルを小刻みに動かしながら差し込みます。
ステップ5 ケーブルを UCH1 のスロットとクランプ バーに合わせ、クランプ バーを元に戻します。
ステップ6 T-10 TORX ドライバでクランプ バーのネジを締めます(最大トルク ― 10 インチポンド)。図2 を参照してください。
UCH にケーブルを取り付けたら、次の手順に従ってラインカードが静電破壊を受けないようにします。
(注) 作業を進める前に、ラインカード DS ポートの保護シールをはがします。
ステップ1 静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを必ず着用し、人体がアースされていることを確認してください。
ステップ2 シャーシのアースにジャンパケーブルを取り付けます。
ステップ3 ジャンパ ケーブルをそれぞれのケーブルの中央コネクタに一瞬接触させて、蓄電された潜在的な静電気を除去します。
ステップ4 UCH のレッドのラインと前面プレートの赤い三角形を合わせます。
ステップ5 端のピンを前面プレートのピン穴に合わせ、UCH を前面プレートの適切な位置に合わせます。
ステップ6 ケーブルと UCH の位置がずれないように押さえながら、指で主ネジを締めます。ケーブルを直角に曲げないでください。
ステップ7 フラットヘッド ドライバを使って、主ネジ(10 インチポンド)を締めます(最大トルク ― 15 インチポンド)。
UCH1 がしっかりはめ込まれると、引き込み式のシュラウドとブラックのラインがぴったり合います。図5 を参照してください。
ステップ1 静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを必ず着用し、人体がアースされていることを確認してください。
ステップ2 前面プレートから外れるまで、主ネジを緩めます(左回り)。
ステップ3 前面プレートから UCH をまっすぐにゆっくりと引き抜きます。
(注) UCH をカードからなかなか引き抜けない場合は、再度、完全に前面プレートから外れるまで主ネジを緩めてください。
ステップ1 T-10 TORX ドライバを使って、ケーブルのクランプ バーを外します。
ステップ2 UCH1 をしっかり持って、取り外し用工具を取り外すコネクタに合わせます。図6 を参照してください。
ステップ3 取り外し用工具を慎重に押し込み、少し回してスプリングを外します。
ステップ4 ケーブルを穴から押し出します。スプリングが UCH1 から外れるとカチッと音がします。
2. シュラウドが前面プレートにぴったり付いていることを確認します(切り込み部分が閉じている)。
3. ケーブルが正しい位置で UCH に固定されていることを確認します。
ダウンストリームの RF 出力を測定する場合は、次の静電気防止手順に従って、製品が損傷しないようにします。
1. ケーブルを接続する前に、機器とシャーシが正しくアース接続されていることを確認します。
2. 使用するすべてのテスト機器とテスト対象装置間に共通のアースがあることを確認します。
3. 静電気の蓄電を制限するために、テスト ケーブルはできるだけ短くします。
4. テスト対象装置にテスト ケーブルを接続する前に、テスト ケーブルの中央ピンを瞬間的にアースして、蓄電された潜在的な静電気を除去します。
詳細は Cisco TAC にお問い合わせください。Cisco TAC の URL は次のとおりです。
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
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• 『 Cisco uBR10-MC5X20S Cable Interface Line Card for the Cisco uBR10012 Router 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/index.htm