この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、このマニュアルの対象読者、目的、構成、および表記法について説明します。関連資料の一覧、テクニカル サポートの利用方法なども紹介します。
このマニュアルでは、Cisco uBR10012ユニバーサル ブロードバンド ルータの最初のハードウェア インストレーション手順および基本的な設定手順について説明します。ルータ ハードウェアを設置し、基本的なソフトウェア コンフィギュレーション ファイルを作成し、ルータを起動するまでの手順を扱います。このマニュアルで説明するインストレーション手順および基本的な設定手順の完了後、該当する付属マニュアルを使用して、システムをさらに細かく設定してください。マニュアルの一覧については、「関連資料」を参照してください。
このマニュアルを使用するには、シスコのルータ ハードウェアおよびケーブル接続のほか、電子回路、配線手順についても十分理解している必要があります。基本的なネットワーク設定作業ができるほか、電子機器または電気機械の技術者としての知識と経験が望まれます。
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
警告 必ず、インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。
このマニュアルで使用するあらゆる警告に関する各国語版については、 付録E「適合規格および安全に関する情報」 を参照してください。
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第1章 |
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第 2 章 |
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第 3 章 |
ルータ ハードウェアの設置、システム ケーブルの接続、システムの初回起動、およびシステム動作の確認手順について説明します。 |
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第 4 章 |
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第 5 章 |
Cisco uBR10012ルータの日常のメンテナンス、Field-Replaceable Unit(FRU)の取り外しおよび交換手順について説明します。 |
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付録 A |
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付録 B |
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付録 C |
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付録 D |
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付録 E |
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次に、Cisco uBR10012ルータ マニュアル セットに含まれるマニュアルの一覧を紹介します。
• 『 Cisco uBR10012ブロードバンド ルータ ハードウェア インストレーション ガイド 』(このマニュアル)
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/hig/index.htm
• 次のURLにある『 Cisco uBR10012 Universal Broadband Router Software Configuration Guide 』
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/scg/index.htm
• Cisco Documentation CD-ROMパッケージ(詳細は、マニュアルの入手方法を参照)。
• Cisco.com(詳細については、Cisco.comを参照)。
• フラッシュ メモリなど、Cisco uBR10012ルータのFRUの取り付け/取り外し手順については、次のURLにある各FRUの資料を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ubr10012/frus/index.htm
• フラッシュ ディスクの使用方法については、次のURLにある『Using the Flash Disk』を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/7200vx/72vxfru/5819fdsk.htm
• Cisco IOSソフトウェア コンフィギュレーションの詳細およびサポートについては、シスコ ハードウェアにインストールされているソフトウェア リリースに対応するCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション マニュアル セットから、モジュラ コンフィギュレーション マニュアルおよびコマンド リファレンスを参照してください(次のURLを参照)。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/
–Quality of Service(QoS;サービス品質)の設定については、『Quality of Service Solutions Configuration Guide』および『Quality of Service Solutions Command Reference』を参照してください。
–暗号化については、『Security Configuration Guide』および『Security Command Reference』を参照してください。
–インターフェイスについては、『Cisco IOS Interface Configuration Guide』および『Cisco IOS Interface Command Reference』を参照してください。
–IPについては、『Network Protocols Configuration Guide, Part 1』および『Network Protocols Command Reference, Part 1』を参照してください。
Cisco uBR10012ルータ上のソフトウェア バージョンに対応するCisco IOSソフトウェア リリース ノートも参照してください。Cisco uBR10012ルータのリリース ノートは、次のURL上にあります。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/cable/ubr10k/ub10krns/index.htm
(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。
ワンポイント・アドバイス 「時間の節約に役立つ操作」です。記述されている操作を実行すると時間を節約することができます。
このマニュアルに関する各国語で記述された安全上の警告については、 付録E「適合規格および安全に関する情報」 を参照してください。
警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。
このマニュアルの内容を十分に理解するには、次の用語および略語を知っておく必要があります。
(注) 用語および略語の総合的なリストについては、『Internetworking Terms and Acronyms』を参照してください。Cisco.comおよびDocumentation CD-ROMから入手できます。
• ABR ― Available Bit Rate:アベイラブル ビット レート
• AAL5 ― ATM Adaptation Layer 5:ATMアダプテーション レイヤ5
• CoS ― Class of service:サービス クラス
• CPE ― Customer Premises Equipment:顧客宅内機器
• CRC ― Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査
• CSU ― Channel Service Unit:チャネル サービス ユニット
• DCD ― Data Carrier Detect:データ キャリア検知
• DCE ― Data Communications Equipment:データ通信装置
• DIMM ― Dual In-line Memory Module
• DSR ― Data Set Ready:データ セット レディ
• DSU ― Data Service Unit:データ サービス ユニット
• DTE ― Data Terminal Equipment:データ端末装置
• DTR ― Data Terminal Ready:データ端末動作可能
• EMC ― Electromagnetic Compliance:電磁適合性
• EMI ― Electromagnetic Interference:電磁波干渉
• ESD ― Electrostatic Discharge:静電気放電
• FRU ― Field-Replaceable Unit(シスコ認定サービス プロバイダーでなくても交換できるルータ コンポーネント)
• FTP ― Foil Twisted-Pair:フォイル ツイストペア
• HDLC ― High-Level Data Link Control:ハイレベル データリンク制御
• IPSec ― IP Security Protocol
• MAC ― Media Access Control:メディア アクセス制御
• nrt-VBR ― non-real time Variable Bit Rate:ノンリアルタイム可変ビット レート
• NVRAM ― Nonvolatile Random-Access Memory:不揮発性RAM
• OAM AIS ― Operation, Administration, and Maintenance Alarm Indication Signal:OAMアラーム表示信号
• OIR ― Online Insertion and Removal:ホットスワップ
• PCI ― Peripheral Component Interconnect
• PCMCIA ― Personal Computer Memory Card International Association:パーソナル コンピュータ メモリ カード国際協会
• PPP ― Point-to-Point Protocol:ポイントツーポイント プロトコル
• QoS ― Quality of Service:サービス品質
• RFI ― Radio Frequency Interference:無線周波干渉
• RIP ― Routing Information Protocol
• RISC ― Reduced Instruction Set Computing:縮小命令セット コンピューティング
• SDRAM ― Synchronous Dynamic Random-Access Memory:同期ダイナミックRAM
• SIMM ― Single In-line Memory Module
• SMI ― Single-Mode Intermediate reach:シングルモード中距離
• SNMP ― Simple Network Management Protocol:簡易ネットワーク管理プロトコル
• TCP/IP ― Transmission Control Protocol/Internet Protocol
• TDM ― Time-Division Multiplexing:時分割多重
• TFTP ― Trivial File Transfer Protocol:簡易ファイル転送プロトコル
• UBR ― Unspecified Bit Rate:無規定ビット レート
• UDP ― User Datagram Protocol
• UNI ― User-Network Interface
• UTP ― Unshielded Twisted-Pair:シールドなしツイストペア
• VPN ― Virtual Private Network:仮想私設網
ここでは、シスコ製品のマニュアルを入手する方法について説明します。
シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属のCisco Documentation CD-ROMパッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROMは毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。このCD-ROMパッケージは、単独または年間契約で入手することができます。
• Cisco.com登録ユーザの場合(Cisco Direct Customersに登録されている場合)、Networking Products MarketPlaceからシスコ製品のマニュアルを発注できます。次のURLにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/cgi-bin/order/order_root.pl
• Cisco.com登録ユーザの場合、Subscription StoreからオンラインでDocumentation CD-ROMを発注できます。次のURLにアクセスしてください。
シスコシステムズでは、技術上のあらゆる問題の支援窓口としてCisco.comを運営しています。お客様およびパートナーは、Technical Assistance Center(TAC)Webサイトのオンライン ツールからマニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.comにご登録済みのお客様は、TAC Webサイトで提供するすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。Cisco.comへのご登録については、製品を購入された代理店へお問い合わせください。
Cisco.comは、いつでもどこからでも、シスコシステムズの情報、ネットワーキング ソリューション、サービス、プログラム、およびリソースにアクセスできる対話形式のネットワーク サービスです。
Cisco.comは統合インターネット アプリケーションであり、優れた使いやすいツールとして、広範囲の機能やサービスを通してお客様に次のような利点を提供します。
• スキル査定、トレーニング、認定プログラムへのオンライン登録
また、Cisco.comに登録することにより、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。Cisco.comには、次のURLからアクセスしてください。
シスコの製品、テクノロジー、またはソリューションについて技術的な支援が必要な場合には、TACをご利用いただくことができます。TACでは、2種類のサポートを提供しています。TAC WebサイトとTAC Escalation Centerです。
• プライオリティ レベル4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。
• プライオリティ レベル3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下している。ネットワークが十分に機能していないが、ほとんどの業務運用は継続できる場合。
• プライオリティ レベル2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため業務に重大な影響があるにもかかわらず、対応策が見つからない場合。
• プライオリティ レベル1(P1) ― ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ業務に致命的な損害が発生するにもかかわらず、対応策が見つからない場合。
P3およびP4レベルの問題については、TAC Webサイトを利用して、お客様ご自身で問題を解決し、コストと時間を節約することができます。このサイトでは各種のオンライン ツール、ナレッジ ベース、およびソフトウェアを、いつでも必要なときに利用できます。TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。
シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラーは、TAC Webサイトのすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログインIDまたはパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。
http://www.cisco.com/register/
Cisco.com登録ユーザは、TAC Webサイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Openツールのオンライン サービスを利用することができます。TAC Case OpenツールのURLは次のとおりです。
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次のURLからアクセスしてください。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。
Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログインID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。
TAC Escalation CenterではP1およびP2レベルの問題に対応しています。このレベルに分類されるのは、ネットワークの機能が著しく低下し、業務の運用に重大な影響がある場合です。TAC Escalation Centerにお問い合わせいただいたP1またはP2の問題には、TACエンジニアが対応します。
TACフリーダイヤルの国別電話番号は、次のURLを参照してください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml
ご連絡に先立って、お客様が契約しているシスコ サポート サービスがどのレベルの契約となっているか(たとえば、SMARTnet、SMARTnet Onsite、またはNetwork Supported Accounts [NSA;ネットワーク サポート アカウント]など)、お客様のネットワーク管理部門にご確認ください。また、お客様のサービス契約番号およびご使用の製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。