この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
BIOS 設定
Cisco UCSでは、Cisco UCS ドメイン内のサーバ上の BIOS 設定をグローバルに変更する方法が 2 通り用意されています。サーバまたはサーバの集合のニーズに合う特定の BIOS 設定グループを含む BIOS ポリシーを 1 つ以上作成するか、特定のサーバ プラットフォームに対するデフォルトの BIOS 設定を使用できます。
BIOS ポリシーおよびサーバ プラットフォームのデフォルトの BIOS 設定のいずれを使用しても、Cisco UCS Manager によって管理されているサーバの BIOS 設定を微調整できます。
データセンターのニーズに応じて、一部のサービス プロファイルについては BIOS ポリシーを設定し、同じ Cisco UCS ドメイン内の他のサービス プロファイルについては BIOS のデフォルトを使用したり、そのいずれかのみを使用したりできます。また、Cisco UCS Manager を使用して、サーバの実際の BIOS 設定を表示し、それらが現在のニーズを満たしているかどうかを確認できます。
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できるメイン サーバ BIOS 設定の一覧を示します。
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できるプロセッサ BIOS 設定の一覧を示します。
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる Intel Directed I/O BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 | ||
---|---|---|---|
[VT for Directed IO] |
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。次のいずれかになります。
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[Interrupt Remap] |
プロセッサで Intel VT-d Interrupt Remapping をサポートするかどうか。次のいずれかになります。 |
||
[Coherency Support] |
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。次のいずれかになります。 |
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[ATS Support] |
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。次のいずれかになります。 |
||
[Pass Through DMA Support] |
プロセッサで Intel VT-d Pass-through DMA をサポートするかどうか。次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる RAS メモリの BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Memory RAS Config] |
サーバに対するメモリの Reliability, Availability, and Serviceability(RAS)の設定方法。次のいずれかになります。
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[NUMA] |
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。次のいずれかになります。 |
[Mirroring Mode] |
メモリ ミラーリングは、メモリに 2 個の同じデータ イメージを保存することにより、システムの信頼性を向上します。 このオプションは、[Memory RAS Config] で [mirroring] オプションを選択したときのみ使用可能です。次のいずれかを指定できます。 |
[Sparing Mode] |
スペアリングはメモリを予備に保持することで信頼性を最適化し、別の DIMM の障害発生時に使用できるようにします。このオプションは、メモリの冗長性を実現しますが、ミラーリングほどの冗長性は提供されません。使用可能なスペアリングのモードは、現在のメモリの数によって異なります。 このオプションは、[Memory RAS Config] で [sparing] オプションを選択したときのみ使用可能です。次のいずれかを指定できます。 |
[LV DDR Mode] |
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。次のいずれかになります。 |
[DRAM Refresh Rate] set dram-refresh-rate-config dram-refresh |
内部メモリ用の更新間隔レート。次のいずれかになります。 |
[DDR3 Voltage Selection] |
デュアル電圧 RAM に使用される電圧。次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できるシリアル ポートの BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Serial Port A] |
シリアル ポート A がイネーブルかディセーブルか。次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる USB BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Make Device Non Bootable] |
サーバが USB デバイスからブートできるかどうか。次のいずれかになります。 |
[Legacy USB Support] |
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。次のいずれかになります。 |
[USB System Idle Power Optimizing Setting] |
USB EHCI のアイドル時電力消費を減らすために USB システムにアイドル時電力最適化設定を使用するかどうか。この設定で選択した値によって、パフォーマンスが影響を受けることがあります。次のいずれかになります。
|
[USB Front Panel Access Lock] |
USB 前面パネル ロックは、USB ポートへの前面パネル アクセスをイネーブルまたはディセーブルにするために設定されます。次のいずれかになります。 |
[Port 60/64 Emulation] |
完全な USB キーボード レガシー サポートのために 60h/64h エミュレーションをシステムでサポートするかどうか。次のいずれかになります。 |
[USB Port:Front] |
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。次のいずれかになります。 |
[USB Port:Internal] |
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。次のいずれかになります。 |
[USB Port:KVM] |
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。次のいずれかになります。 |
[USB Port:Rear] |
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。次のいずれかになります。 |
[USB Port:SD Card] |
SD カード ドライブがイネーブルかディセーブルか。次のいずれかになります。 |
[USB Port:VMedia] |
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。次のいずれかになります。 |
[All USB Devices] |
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。次のいずれかになります。 |
[xHCI Mode Support] |
xHCI モードのサポートを有効または無効にします。次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる PCI 設定の BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 | ||||
---|---|---|---|---|---|
[Max Memory Below 4G] |
PAE サポートなしで動作しているオペレーティング システムのメモリ使用率を、BIOS がシステム設定に応じて 4GB 以下で最大化するかどうか。次のいずれかになります。 |
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[Memory Mapped IO Above 4Gb Config] |
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。次のいずれかになります。 |
||||
[VGA Priority] |
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。次のいずれかになります。
|
||||
BIOS での ASPM(アクティブ電源状態管理)サポートのレベルを設定できます。次のいずれかになります。 |
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができる QPI の BIOS 設定を示しています。
名前 | 説明 |
---|---|
[QPI Link Frequency] |
Intel QuickPath Interconnect(QPI)リンク周波数(ギガトランスファー/秒(MT/s)単位)。次のいずれかになります。 |
[QPI Snoop Mode] |
次のいずれかになります。
|
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる USB BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[PCIe Slot:SAS OptionROM] |
オプション ROM が SAS ポートで使用できるかどうか。次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n Link Speed] |
このオプションを使用すると、PCIe スロット n に装着されているアダプタ カードの最大速度を制限できます。次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n OptionROM] |
オプション ROM がポートで使用できるかどうか。次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:HBA OptionROM] |
オプション ROM が HBA ポートで使用できるかどうか。次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:MLOM OptionROM] |
オプション ROM が MLOM ポートで使用できるかどうか。次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:N1 OptionROM] |
オプション ROM がポートで使用できるかどうか。次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:N2 OptionROM] |
オプション ROM がポートで使用できるかどうか。次のいずれかになります。 |
[PCIe 10G LOM 2 Link] |
オプション ROM が 10G LOM ポートで使用できるかどうか。次のいずれかになります。 |
PCI ROM CLP set pci-rom-clp-support pci-rom-clp-config |
|
SIOC1 オプション ROM set sioc1-optionrom-config sioc1-optionrom |
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SIOC2 オプション ROM set sioc2-optionrom-config sioc2-optionrom |
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SB MEZZ1 オプション ROM set sbmezz1-optionrom-config sbmezz1-optionrom |
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IOE Slot1 オプション ROM set ioeslot1-optionrom-config ioeslot1-optionrom |
|
IOE MEZZ 1 オプション ROM set ioemezz1-optionrom-config ioemezz1-optionrom |
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IOE Slot2 オプション ROM set ioeslot2-optionrom-config ioeslot2-optionrom |
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IO ENVME1 オプション ROM set ioenvme1-optionrom-config ioenvme1-optionrom |
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IO ENVME2 オプション ROM set ioenvme2-optionrom-config ioenvme2-optionrom |
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SBNVME1 オプション ROM set sbnvme1-optionrom-config sbnvme1-optionrom |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して実行できるグラフィックス構成の BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Integrated Graphics] |
統合グラフィックスをイネーブルにします。次のいずれかになります。 |
[Aperture Size] |
統合グラフィックス コントローラのマップド メモリのサイズを設定できます。次のいずれかになります。 |
Onboard Graphics |
オンボード グラフィックス(KVM)をイネーブルにします。次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できるブート オプション BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Boot Option Retry] |
BIOS でユーザ入力を待機せずに非 EFI ベースのブート オプションを再試行するかどうか。次のいずれかになります。 |
[Intel Entry SAS RAID] |
Intel SAS Entry RAID モジュールがイネーブルかどうか。次のいずれかになります。 |
[Intel Entry SAS RAID Module] |
Intel SAS Entry RAID モジュールがどのように設定されるか。次のいずれかになります。 |
[Onboard SCU Storage Support] |
オンボード ソフトウェア RAID コントローラをサーバに使用できるかどうか。次のいずれかになります。 |
(注) | Cisco UCS Manager の BIOS パラメータ仮想化機能により、統合された一連のサービス プロファイルの BIOS 設定を実際の BIOS サポート パラメータにマッピングします。ただし、すべての BIOS 設定項目がすべてのサーバ モデルやプラットフォームに適用できるわけではありません。カスタム BIOS ポリシーを作成し、[Boot Option Retry] を選択したときに、ブート可能なオプションがない場合は、Cisco UCS B420 M3 または Cisco UCS B420 M4 サーバのリブートは失敗し、Cisco UCS Manager は次のメッセージを表示します。「Reboot and Select proper Boot device or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key」。ブート パスを修正した後には、手動でブート オプションを設定して、サーバが停電の後にリブートできるようにしておく必要があります。BIOS デフォルト サーバのポリシー、および BIOS オプションとそのデフォルト設定の詳細については、BIOS ポリシーおよびサーバ BIOS 設定を参照してください。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できるサーバ管理 BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Assert Nmi on Serr] |
システム エラー(SERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。次のいずれかになります。 |
[Assert Nmi on Perr] |
プロセッサ バス パリティ エラー(PERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。次のいずれかになります。 |
[OS Boot Watchdog Timer] |
BIOS が定義済みのタイム アウト値を持つウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。タイマーが切れる前にオペレーティング システムのブートを完了しない場合、CIMC はシステムをリセットし、エラーがログに記録されます。次のいずれかになります。
この機能には、オペレーティング システムのサポートまたは Intel 管理ソフトウェアが必要です。 |
[OS Boot Watchdog Timer Timeout Policy] |
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。次のいずれかになります。
このオプションは、[OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にだけ利用できます。 |
[OS Boot Watchdog Timer Timeout] |
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。次のいずれかになります。
このオプションは、[OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にだけ利用できます。 |
[FRB-2 Timer] |
POST 中にシステムがハングした場合に、システムを回復するために FRB-2 タイマーが使用されるかどうか。次のいずれかになります。 |
名前 | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Console Redirection] |
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。次のいずれかになります。
|
||
[Flow Control] |
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。次のいずれかになります。
|
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[BAUD Rate] |
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。[Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。次のいずれかになります。
|
||
[Terminal Type] |
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。次のいずれかになります。
|
||
[Legacy OS Redirect] |
シリアル ポートでレガシーなオペレーティング システム(DOS など)からのリダイレクションをイネーブルにするかどうか。次のいずれかになります。 |
||
PuTTY ファンクション キーおよびテンキーの最上段のキーのアクションを変更できます。次のいずれかになります。
|
|||
[Out of Band Management] |
Windows の Special Administration Control(SAC)で使用。 |
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[Redirection After BIOS POST] |
BIOS ポリシーは、サーバまたはサーバ グループに対する BIOS 設定の設定を自動化するポリシーです。ルート組織内のすべてのサーバに対して使用可能なグローバル BIOS ポリシーを作成するか、サブ組織の階層に対してだけ使用可能な BIOS ポリシーを作成できます。
BIOS ポリシーを使用するには、次の手順を実行します。
サービス プロファイルの関連付け時に、Cisco UCS Manager はサーバ上の BIOS 設定を BIOS ポリシー内の設定と一致するように変更します。BIOS ポリシーを作成せず、BIOS ポリシーをサービス プロファイルに割り当てていない場合は、サーバの BIOS 設定にそのサーバ プラットフォームのデフォルトが使用されます。
Cisco UCS Manager は、Cisco UCS がサポートするサーバの各タイプのための 1 セットのデフォルト BIOS 設定を含んでいます。デフォルト BIOS 設定は、ルート組織だけで使用でき、グローバルです。Cisco UCS でサポートされている各サーバ プラットフォームには、1 セットの BIOS 設定だけを適用できます。デフォルト BIOS 設定は変更できますが、デフォルト BIOS 設定の追加セットの作成はできません。
デフォルト BIOS 設定の各セットは、サポートされているサーバの特定のタイプに合わせて設計されており、サービス プロファイルに BIOS ポリシーが含まれていない、特定のタイプのすべてのサーバに適用されます。
Cisco UCS 実装にサーバ特定の設定によって満たされない特定の要件があるのでない限り、Cisco UCS ドメインのサーバの各タイプ用に設計されたデフォルト BIOS 設定を使用するよう推奨します。
Cisco UCS Manager により、これらのサーバ プラットフォーム固有の BIOS 設定が次のように適用されます。
Cisco UCS Manager によって提供されるデフォルト BIOS 設定は変更できます。ただし、デフォルトの BIOS 設定に対する変更は、その特定のタイプまたはプラットフォームのすべてのサーバに適用されます。特定のサーバの BIOS 設定だけを変更する場合は、BIOS ポリシーを使用することを推奨します。
(注) | Cisco UCS Manager は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定による BIOS 設定の変更を Cisco Integrated Management Controller(CIMC)バッファにプッシュします。これらの変更はバッファ内にとどまり、サーバがリブートされるまでは有効になりません。 設定するサーバで BIOS 設定のサポートを確認することをお勧めします。RAS メモリのミラーリング モードなどの一部の設定は、すべてのCisco UCS サーバでサポートされているわけではありません。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [BIOS Policies] を右クリックして [Create BIOS Policy] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create BIOS Policy] ウィザードの [Main] ページで [Name] フィールド に BIOS ポリシーの名前を入力します。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後にこの名前を変更することはできません。 |
ステップ 6 | [Create BIOS Policy] ウィザードで、次の手順を実行して BIOS 設定を実行します。 |
ステップ 7 | ポリシーの BIOS 設定がすべて完了したら、[Finish] をクリックします。 |
設定するサーバで BIOS 設定のサポートを確認することをお勧めします。RAS メモリのミラーリング モードなどの一部の設定は、すべてのCisco UCS サーバでサポートされているわけではありません。
Cisco UCS 実装にサーバ特定の設定によって満たされない特定の要件があるのでない限り、Cisco UCS ドメインのサーバの各タイプ用に設計されたデフォルト BIOS 設定を使用するよう推奨します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [BIOS Defaults] を展開して、デフォルトの BIOS 設定を変更するサーバのモデル番号を選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで該当するタブをクリックしてから、必要なオプション ボタンをクリックするか、ドロップダウン リストから選択してデフォルトの BIOS 設定を変更します。
各 BIOS 設定のオプションに関する説明および情報については、次のトピックを参照してください。すべての BIOS 設定がサーバの各タイプに使用できるわけではありません。
|
ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
サーバの実際の BIOS 設定を表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 実際の BIOS 設定を表示するサーバを選択します。 |
ステップ 4 | [Work] ペインで [Inventory] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Motherboard] サブタブをクリックします。 |
ステップ 6 | [BIOS Settings] 領域で、見出しの右側にある [Expand] アイコンをクリックして領域を開きます。
[BIOS Settings] 領域の各タブに、そのサーバ プラットフォームの設定が表示されます。いくつかのタブには追加情報を含むサブタブがあります。 |
トラステッド プラットフォーム モジュール
トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)は、サーバの認証に使用するアーティファクトを安全に保存できるコンポーネントです。これらのアーティファクトには、パスワード、証明書、または暗号キーを収録できます。プラットフォームが信頼性を維持していることを確認するうえで効果的なプラットフォームの尺度の保存でも、TPM を使用できます。すべての環境で安全なコンピューティングを実現するうえで、認証(プラットフォームがその表明どおりのものであることを証明すること)および立証(プラットフォームが信頼でき、セキュリティを維持していることを証明するプロセス)は必須の手順です。これは Intel の Trusted Execution Technology(TXT)セキュリティ機能の要件であり、TPM を搭載したサーバの BIOS 設定でイネーブルにする必要があります。Cisco UCS M4 以降のブレード サーバとラックマウント サーバは TPM をサポートしています。デフォルトでは、TPM はこれらのサーバで有効になっています。
Intel Trusted Execution Technology(TXT)を使用すると、ビジネス サーバ上で使用および保管される情報の保護機能が強化されます。この保護の主要な特徴は、隔離された実行環境および付随メモリ領域の提供にあり、機密データに対する操作をシステムの他の部分から見えない状態で実行することが可能になります。Intel TXT は、暗号キーなどの機密データを保管できる封印されたストレージ領域を提供し、悪意のあるコードからの攻撃時に機密データが漏洩するのを防ぐために利用できます。Cisco UCS M4 以降のブレード サーバとラックマウント サーバは TXT をサポートしています。デフォルトでは、TXT はこれらのサーバで無効になっています。
TXT は TPM、Intel Virtualization Technology(VT)、および Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)が有効になっている場合にだけ、有効にできます。TXT だけを有効にすると、暗黙的に TPM、VT、および VT-d も有効になります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | TPM を設定する組織のノードを展開します。 | ||||||||
ステップ 4 | [BIOS Policies] を展開し、TPM を設定する BIOS ポリシーを選択します。 | ||||||||
ステップ 5 | [Work] ペインで [Advanced] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 6 | [Trusted Platform] サブタブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 7 | TPM を設定するには、次のいずれかをクリックします。
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ステップ 8 | TPM を設定するには、次のいずれかをクリックします。
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ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | TPM を設定する組織のノードを展開します。 | ||||||||
ステップ 4 | [BIOS Policies] を展開し、TPM を設定する BIOS ポリシーを選択します。 | ||||||||
ステップ 5 | [Work] ペインで [Advanced] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 6 | [Trusted Platform] サブタブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 7 | TPM を設定するには、次のいずれかをクリックします。
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ステップ 8 | TPM を設定するには、次のいずれかをクリックします。
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ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
オペレーティング システムが一貫した方法でイーサネット インターフェイスに命名できるメカニズムがない場合は、サーバの構成が変更されたネットワーク接続の管理は困難になります。Cisco UCS Manager リリース 2.2(4) で導入された一貫したデバイスの命名(CDN)を使用すると、イーサネット インターフェイスに一貫した方法で名前を付けることができます。これにより、アダプタまたは他の設定が変更された場合でも、イーサネット インターフェイスの名前がより永続的になります。
vNIC の CDN を設定するには、次の手順を実行します。
一貫したデバイスの命名(CDN)は Windows 2012 R2 でのみサポートされます。その他のオペレーティング システムではサポートされません。
CDN は、M3 以降のすべてのブレード サーバとラックマウント サーバでサポートされます。
CDN をサポートするには、BIOS とアダプタ ファームウェアがリリース 2.2(4) バンドルに組み込まれている必要があります。
Cisco UCS Manager リリース 3.1 以降のリリースでは、次のアダプタで CDN がサポートされています。
Cisco UCS Manager リリース 2.2(4) では、CDN は次のアダプタでのみサポートされます。
CDN は vNIC テンプレートおよびダイナミック vNIC でサポートされています。
同じサービス プロファイル内の複数の vNIC に同じ CDN 名を指定することはできません。
CDN 名が vNIC に指定されていない場合は、vNIC 名が CDN 名として使用されます。
vNIC に設定する CDN 名は、[Admin CDN Name] として表示されます。vNIC に最後に適用された CDN 名は、[Oper CDN Name] として表示されます。たとえば、「vnic0」という名前の vNIC の [Admin CDN Name] が cdn0 の場合、この vNIC の [Oper CDN Name] は cdn0 になりますが、同じ vNIC でも [Admin CDN Name] が指定されていない場合は [Oper CDN Name] は vnic0 になります。
Cisco UCS Manager リリース 3.1 以降では、CDN 対応の BIOS ポリシーがサーバに割り当てられている場合、アダプタ ファームウェアのダウングレードは禁止されています。
Cisco UCS Manager リリース 2.2(4) では、CDN が関連付けられたサーバに割り当てられた BIOS ポリシーで有効な場合、Cisco UCS Manager のダウングレードは禁止されています。
Cisco UCS Manager リリース 2.2(4) では、CDN 対応 BIOS ポリシーがサーバに割り当てられている場合は、BIOS ファームウェアのダウングレードは禁止されています。
Cisco UCS Manager リリース 2.2(4) では、CDN 対応 BIOS ポリシーがサーバに割り当てられている場合は、アダプタ ファームウェアのダウングレードは禁止されています。
適用された BIOS ポリシーが CDN 非対応から CDN 対応に、または CDN 対応から CDN 非対応に変更された場合は、BIOS 更新プログラムのリブートが有効かどうかに関係なく、警告が表示されホストがリブートします。
Windows オペレーティング システムをインストールする前に、BIOS ポリシーで CDN を有効にし、vNIC に CDN 名を追加しておくことを推奨します。
Windows オペレーティング システムがすでにサーバにインストールされ、CDN が BIOS ポリシーで有効な場合は、次の手順を実行します。
ネットワーク ドライバをアンインストールします。
システムで非表示のデバイスをスキャンし、それらをアンインストールします。
システムで新しいハードウェアを再スキャンし、ネットワーク ドライバを再インストールします。
これを行わないと、vNIC が設定された CDN 名で認識されません。
サービス プロファイルで、適用された BIOS ポリシーが CDN 非対応から CDN 対応に、または CDN 対応から CDN 非対応に変更された場合は、次の手順を実行します。
ネットワーク ドライバをアンインストールします。
システムで非表示のデバイスをスキャンし、それらを削除します。
システムで新しいハードウェアを再スキャンし、ネットワーク ドライバを再インストールします。
(注) | BIOS ポリシーが CDN 対応から CDN 非対応に変更された場合は、CDN 名がシステム上のすべての vNIC から削除されたことを確認します。 |
vNIC に変更が加えられた場合、システム上のすべてのデバイスの BDF も変更されます。次に、システムに存在するすべての vNIC の BDF の変更をトリガするいくつかのシナリオを示します。
これらの変更がシステムに加えられた場合は、次の手順を実行します。
存在するすべてのネットワーク インターフェイスからネットワーク ドライバをアンインストールします。
システムで非表示のデバイスをスキャンし、それらをアンインストールします。
システムで新しいハードウェアを再スキャンし、ネットワーク コントローラにネットワーク ドライバを再インストールします。
非表示のデバイスが削除されないと、ネットワーク アダプタの CDN 名は Cisco UCS Manager に設定されたとおりに表示されません。
CDN 名が CDN がサポートされているアダプタと CDN がサポートされていないアダプタが混在するシステム内の vNIC に設定されると、システム配置において、CDN が設定された vNIC が CDN をサポートするアダプタに配置されない場合があります。
CDN が BIOS ポリシーで有効であり、システム配置によって、CDN が設定された vNIC(Admin CDN 設定済み)が CDN をサポートしていないアダプタに配置された場合は、情報エラーが発生しますが、サービス プロファイルの設定問題は無視されます。
CDN が BIOS ポリシーで有効であり、システム配置によって、vNIC(Admin CDN 未設定)が CDN をサポートしていないアダプタに配置された場合は、情報エラーが発生しますが、サービス プロファイルの設定問題は無視されます。この場合、[Oper CDN Name] は空になり、vNIC 名から派生されません。
CDN 名をサーバのホスト ネットワーク インターフェイス名として展開する場合は、サポートされるアダプタに手動で vNIC を配置する必要があります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | [root] を展開します。 | ||||||||
ステップ 4 | [BIOS Policies] を展開します。 | ||||||||
ステップ 5 | CDN を設定する BIOS ポリシーを選択します。 | ||||||||
ステップ 6 | [Main] タブの [Consistent Device Naming] フィールドで次のいずれかをクリックして、CDN を設定します。
| ||||||||
ステップ 7 | [Save Changes] をクリックします。 |
CDN 名が vNIC に指定されていない場合は、vNIC 名が CDN 名として使用されます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | CDN 名を設定する vNIC を含む組織のノードを展開します。 | ||
ステップ 4 | CDN 名を設定する vNIC を含むサービス プロファイルと [vNICs] ノードを展開します。 | ||
ステップ 5 | vNIC を選択します。 | ||
ステップ 6 | [General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 7 | [Properties] 領域で [CDN Source] として [User Defined] を選択します。 | ||
ステップ 8 | vNIC の CDN 名を [CDN Name] フィールドに入力します。
| ||
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
Cisco UCS Manager は、セキュリティを強化するために次のポリシーを提供しています。
このポリシーでは、IP アドレスを使用して、IPMI コマンドを直接サーバに送信できるかどうかを決定することができます。たとえば、CIMC からセンサー データを取得するためのコマンドを送信することができます。このポリシーは、サーバでローカルに認証可能なユーザ名とパスワードを含む IPMI アクセス、およびこのアクセスが読み取り専用か、読み取りと書き込みであるかを定義します。
また、IPMI アクセス プロファイルで IPMI over LAN をディセーブルまたはイネーブルにして、リモート接続を制限することもできます。IPMI over LAN は、関連しないすべてのサーバおよび IPMI アクセス ポリシーのないすべてのサーバでデフォルトによりディセーブルになります。IPMI アクセス ポリシーを作成すると、IPMI over LAN はデフォルトでイネーブルに設定されます。値を変更してディセーブルにしない場合、IPMI over LAN は関連するすべてのサーバでイネーブルになります。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
IPMI プロファイルは、次のリソースの 1 つ以上がシステムにすでに存在していることを前提にしています。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [IPMI Access Profiles] を右クリックし、[Create IPMI Access Profile] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create IPMI Access Profile] ダイアログボックスで次の手順を実行します。 |
ステップ 6 | ナビゲータの [IPMI Users] 領域で、[+] をクリックします。 |
ステップ 7 | [Create IPMI User] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。 |
ステップ 8 | 別のユーザを追加するには、ステップ 6 および 7 を繰り返します。 |
ステップ 9 | [OK] をクリックして、[Work] ペインの IPMI プロファイルに戻ります。 |
IPMI プロファイルはサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方にインクルードします。
KVM 管理ポリシーを使用して、KVM 経由でサーバにアクセスするときに仮想メディア(vMedia)暗号化を有効にするかどうかを指定できます。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
(注) | KVM 仮想メディア(vMedia)セッションがマッピングされた後、KVM 管理ポリシーを変更すると、仮想メディア(vMedia)セッションは失われます。KVM 仮想メディア(vMedia)セッションを再度マッピングする必要があります。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||
ステップ 4 | [KVM Management Policies] を右クリックし、[Create KVM Management Policy] を選択します。 | ||
ステップ 5 | [Create KVM Management Policy] ダイアログ ボックスで次の手順を実行します。
|
Cisco UCS Manager リリース 3.1(3) ではグラフィックス カードのサポートが拡張され、グラフィックス カード モードを変更する機能が追加されました。グラフィックス カード ポリシーを使用してグラフィックス カード モードを設定できます。グラフィックス カード モードを次に示します。
(注) | Cisco UCS Manager は、GPU の設定変更を、グラフィックス カード ポリシーを介して Processor Node Utility Operating System(PNuOS)にプッシュします。これらの変更は、サーバがリブートされるまで有効になりません。 |
ローカル ディスク ポリシー
このポリシーは、ローカル ドライブのオンボード RAID コントローラを通じて、サーバ上にインストールされているオプションの SAS ローカル ドライブを設定します。このポリシーでは、ローカル ディスク設定ポリシーをインクルードしているサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバに対してローカル ディスク モードを設定できます。
ローカル ディスク モードには次のものがあります。
No Local Storage:ディスクレス サーバまたは SAN 専用の設定で使用します。このオプションを選択する場合、このポリシーを使用する任意のサービス プロファイルを、ローカル ディスクを持つサーバに関連付けることができません。
[RAID 0 Striped]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化され、高速スループットを提供します。データの冗長性はなく、いずれかのディスクで障害が発生すると、すべてのデータが失われます。
RAID 1 Mirrored:データが 2 つのディスクに書き込まれ、1 つのディスクで障害が発生した場合に完全なデータ冗長性を提供します。最大アレイ サイズは、2 つのドライブの小さい方の空き容量に等しくなります。
Any Configuration:変更なしのローカル ディスク設定を転送するサーバ設定で使用します。
No RAID:RAID を削除し、ディスク MBR およびペイロードを変更しない状態のままにするサーバ設定で使用します。
No RAID を選択し、このポリシーをすでに RAID ストレージが設定されているオペレーティング システムを使用するサーバに適用した場合、システムによってディスクの内容が削除されません。そのため、[No RAID] モードの適用後にサーバでの違いがわからないことがあります。よって、ポリシーの RAID 設定と、サーバの タブに表示される実際のディスク設定とが一致しない場合があります。
以前のすべての RAID 設定情報をディスクから削除させるには、No RAID コンフィギュレーション モードの適用後にすべてのディスク情報を削除するスクラブ ポリシーを適用します。
RAID 5 Striped Parity:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化されます。各ディスクの容量の一部に、ディスクの障害発生時にデータの再構築に使用できるパリティ情報が格納されます。RAID 5 は、高い読み取り要求レートで、アプリケーションに適切なデータ スループットを提供します。
[RAID 6 Striped Dual Parity]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化され、2 つのパリティ ディスクを使用して、最大 2 つの物理ディスクの障害に対する保護を提供します。データ ブロックの各行に、2 セットのパリティ データが格納されます。
[RAID 10 Mirrored and Striped]:RAID 10 はミラー化されたディスクのペアを使用して、完全なデータ冗長性と高いスループット レートを提供します。
[RAID 50 Striped Parity and Striped]:データが複数のストライプ化されたパリティ ディスク セットにストライプ化され、高いスループットと複数のディスク故障耐性を提供します。
[RAID 60 Striped Dual Parity and Striped] :データが複数のストライプ化されたパリティ ディスク セットにストライプ化され、高いスループットと優れたディスク故障耐性を提供します。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また、このポリシーを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
(注) | 組み込みオンボード RAID コントローラを搭載した Cisco UCS Manager と統合された Cisco UCS C シリーズ サーバの場合、ローカル ディスク モードは常に [Any Configuration] でなければならず、RAID はコントローラ上で直接設定する必要があります。 |
ローカル ディスク設定ポリシーを作成する前に、次のガイドラインを考慮してください。
1 台のサーバや RAID 設定に、HDD と SSD を使用しないでください。
B200 M1 および M2 サーバと B200 M3 サーバのストレージ コントローラで提供される RAID/JBOD サポートは異なっているため、B200M1 または M2 サーバのデフォルト ローカル ディスク設定ポリシーを含むサービス プロファイルを B200 M3 サーバに割り当てたり、再割り当てを行ったりすることはできません。デフォルトのローカル ディスク設定ポリシーには、[Any Configuration] モードまたは JBOD 設定が含まれます。
B200 M3 サーバでは、ローカル ディスクの JBOD モードがサポートされています。
(注) | ローカル ディスクの JBOD モードをサポートしているのは、B200 M1、B200 M2、B200 M3、B250 M1、B250 M2、B22 M3 ブレード サーバのみです。 |
ブレード サーバまたは統合されたラックマウント サーバに MegaRAID コントローラが搭載されている場合、そのサーバのサービス プロファイルに含まれるローカル ディスク設定ポリシーでドライブの RAID 設定を設定する必要があります。これを実行するには、そのサーバに定義されている RAID モードのいずれかを使用して、サービス プロファイルのローカル ディスク設定ポリシーを設定するか、[Any Configuration] モードと LSI ユーティリティ ツールセットを使用して、RAID ボリュームを作成します。
OS をインストールする前に RAID LUN を設定していないと、インストール時にディスク検出エラーが発生し、「No Device Found」といったエラー メッセージが表示される可能性があります。
RAID 1 クラスタの移行後、サービス プロファイルをサーバに関連付ける必要があります。サービス プロファイル内のローカル ディスク設定ポリシーに RAID 1 ではなく [Any Configuration] モードが設定されていると、RAID LUN は、関連付け中およびその後も「非アクティブ」状態のままになります。その結果、サーバは起動できなくなります。
この問題を回避するには、サーバに関連付けるサービス プロファイルに、移行前の元のサービス プロファイルとまったく同じローカル ディスク設定ポリシーが含まれるようにし、[Any Configuration] モードは含まれないようにします。
MegaRAID ストレージ コントローラが搭載されたブレード サーバまたは統合ラックマウント サーバ上で JBOD モードまたは JBOD 操作を設定または使用しないでください。JBOD モードと操作は、このサーバで完全に機能するよう設計されていません。
Cisco UCS Manager と統合されているラックマウント サーバは、Cisco UCS Centralサーバ上に存在するハード ドライブの数とは関係なく、RAID ボリュームを 1 つまでしか設定できません。
統合されたラックマウント サーバ内のローカル ハード ドライブは、1 つの RAID コントローラのみにすべて接続される必要があります。Cisco UCS Manager との統合では、ローカル ハード ドライブが単一のラックマウント サーバ内の複数の RAID コントローラに接続することはサポートされていません。そのため、Cisco UCS Manager と統合されるラックマウント サーバを発注する際は、単一の RAID コントローラ構成を要求することを推奨します。
また、サードパーティ製のツールを使用して、ラックマウント サーバ上に複数の RAID LUN を作成しないでください。Cisco UCS Manager では、そのような設定はサポートされていません。
ブレード サーバは、サーバ内に存在するドライブの数とは関係なく、RAID ボリュームを 1 つまでしか設定できません。ローカル ハード ドライブは、1 つの RAID コントローラのみにすべて接続される必要があります。たとえば、B200 M3 に LSI コントローラと Intel Patsburg コントローラが搭載されていても、LSI コントローラだけが RAID コントローラして使用できます。
また、サードパーティ製のツールを使用して、ブレード サーバ上に複数の RAID LUN を作成しないでください。Cisco UCS Manager では、そのような設定はサポートされていません。
ミラー RAID で選択されたディスクの数が 2 つを超えると、RAID 1 は RAID 10 LUN として作成されます。この問題は、Cisco UCS B440 M1 サーバと B440 M2 サーバで発生する可能性があります。
一部の Cisco UCS サーバには、特定の RAID 設定オプションのライセンスが必要です。Cisco UCS Manager で、このローカル ディスク ポリシーを含むサービス プロファイルとサーバを関連付けると、Cisco UCS Manager によって選択された RAID オプションに適切なライセンスが備わっているかが確認されます。問題がある場合は、サービス プロファイルを関連付ける際に、Cisco UCS Manager に設定エラーが表示されます。
特定の Cisco UCS サーバの RAID ライセンス情報については、そのサーバの『Hardware Installation Guide』を参照してください。
B420 M3 サーバでは、ローカル ディスク設定ポリシーで、次のような設定オプションはサポートされていません。
また、B420 M3 では JBOD モードや操作はサポートされていません。
シングル ディスク RAID 0 設定は、次のブレード サーバではサポートされていません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | [Local Disk Config Policies] を右クリックし、[Create Local Disk Configuration Policy] を選択します。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 | [Create Local Disk Configuration Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
この手順は、関連付けられた サービス プロファイル からローカル ディスク設定ポリシーを変更するものです。[Servers] の [Policies] ノードからローカル ディスク設定ポリシーを変更することもできます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | 変更するローカル ディスク設定ポリシーを持つサービス プロファイルを含む組織を展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | 変更するローカル ディスク設定ポリシーを含む サービス プロファイル をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Work] ペインで、[Storage] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Change Local Disk Configuration Policy] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 7 | [Change Local Disk Configuration Policy] ダイアログボックスで、[Select the Local Disk Configuration Policy] ドロップダウン リストから次のいずれかのオプションを選択します。
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ステップ 8 | [OK] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 9 | (任意) [Local Disk Configuration Policy] 領域を展開し、変更が行われたことを確認します。 |
Cisco UCS B シリーズ サーバ、C シリーズ M3 以降のサーバ、S シリーズ M4 サーバは、内部セキュア デジタル(SD)メモリ カードをサポートしています。SD カードは、Cisco Flexible Flash ストレージ コントローラ(SD カード用スロットが 2 つある PCI ベースのコントローラ)によってホストされます。カードには、HV と呼ばれる単一のパーティションが含まれます。FlexFlash がイネーブルの場合、Cisco UCS Manager には、BIOS とホスト オペレーティング システムの両方に対する USB ドライブとして HV パーティションが表示されます。
提供される一方または両方の SD カード スロットを装着できます。SD カードが 2 つ装着されている場合は、ミラー化モードで使用できます。
(注) | サーバ内で異なる容量のカードを混在させないでください。 |
SD カードはオペレーティング システムのブート イメージやその他の情報を保存するために使用できます。次の図に、SD カード スロットを示します。
FlexFlash はデフォルトでディセーブルになっています。サービス プロファイルで使用されるローカル ディスク ポリシーで FlexFlash をイネーブルにできます。FlexFlash がローカル ディスク ポリシーでイネーブルと定義され、サーバが SD カードをサポートしている場合、FlexFlash コントローラはサービス プロファイルを関連付ける際にイネーブルになります。サーバが SD カードをサポートしていない場合や CIMC バージョンが古い場合は、構成エラーメッセージが表示されます。
サポートされるサーバの FlexFlash を無効にすると、ハイパーバイザまたは HV パーティションはホストからすぐに切断されます。FlexFlash コントローラは、関連サービス プロファイルの関連付け解除の一環としてもディセーブルになります。
FlexFlash コントローラはデュアル SD カード用の RAID-1 をサポートします。FlexFlash スクラブ ポリシーは、両方のカードの HV パーティションを削除し、そのカードを正常な RAID 状態にすることができます。
RAID ペアの新しい SD カードを設定し、次の方法のいずれかを使用してそれらをフォーマットすることができます。
SD カードをフォーマットします。 SD カードのフォーマット には、詳細情報が掲載されています。
関連付けられているサーバの場合、FlexFlash スクラブ ポリシーを作成し、サーバからサービス プロファイルの関連付けを解除します。関連付けられていないサーバの場合、FlexFlash スクラブ ポリシーを作成し、デフォルトのスクラブのポリシーを変更した後でサーバを再認識させます。
『Cisco UCS Manager Server Management Guide』の「Scrub Policy Settings」セクションには、スクラブ ポリシーの使用方法に関する詳細情報が記載されています。
(注) | ペアリングが完了したらすぐにスクラブ ポリシーをディセーブルにします。 |
HV パーティションから起動するには、SD カードがサービス プロファイルで使用されるブート ポリシーで定義されている必要があります。
FlexFlash コントローラ ファームウェアは、CIMC イメージの一部としてバンドルされます。CIMC をアップグレードする際に、最新のファームウェア バージョンが FlexFlash コントローラで使用可能な場合、コントローラは管理されなくなり、FlexFlash インベントリには、[Controller State] が [Waiting For User Action] として、[Controller Health] が [Old Firmware Running] として表示されます。FlexFlash コントローラのファームウェアをアップグレードするには、ボード コントローラの更新を行う必要があります。詳細については、該当する『Cisco UCS B-Series Firmware Management Guide』を参照してください。次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10281/products_installation_and_configuration_guides_list.html
Cisco Flexible Flash ストレージ コントローラは 16 GB、32 GB および 64 GB の SD カードのみをサポートしています。
(注) | 16 GB および 32 GB カードは B200-M3 ブレード サーバでのみサポートされ、64 GB SD カードは B200-M4 ブレード サーバでのみサポートされます。 |
ラック サーバの SD カードをブレード サーバで使用したり、ブレード サーバの SD カードをラック サーバで使用することは推奨されません。サーバ タイプ間での SD カードの交換は SD カードのデータ損失につながる可能性があります。
一部の Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバには、4 つのパーティション(HV、HUU、SCU、ドライバ)を持つ SD カードが搭載されています。Cisco UCS Manager では HV パーティションのみが表示されます。FlexFlash スクラブ ポリシーを使用して、4 つのパーティションを持つ SD カードを単一 HV パーティション カードに移行できます。
FlexFlash コントローラは RAID-1 同期(ミラー再構築)をサポートしません。SD カードが RAID デグレード状態である場合、あるいはメタデータ エラーがコントローラによって報告された場合は、FlexFlash スクラブ ポリシーを実行して RAID のためのカードを組み合わせる必要があります。FlexFlash のスクラブ ポリシーの詳細については、「サーバ関連ポリシー」を参照してください。次の条件によって RAID デグレードやメタデータ エラーが引き起こされる可能性があります。
サーバのファームウェア バージョンは、2.2(1a) 以上が必要です。
リリース 2.2(3) 以降、Cisco UCS Manager では FX3S コントローラによる追加の FlexFlash サポートが可能になりました。FX3S コントローラは次のサーバ上に存在します。
FX3S 制御を使用した FlexFlash 操作は、Cisco Flexible Flash ストレージ コントローラでの操作と同じです。FlexFlash はデフォルトでは無効で、ローカル ディスク ポリシーを使用して有効化されます。また、コントローラをリセットし、SD カードをフォーマットして、一対の SD カードを自動同期させることもできます。
FX3S コントローラの SD カードには、ハイパーバイザと呼ばれる単一のパーティションが含まれています。
注意 | FlexFlash をすでに使用している状態で次の手順を使用すると、カードからすべてのデータが失われます。 |
(注) | この手順では、FlexFlash カードの使用方法や、FlexFlash システムのその他の機能は扱っていません。 |
ステップ 1 | の順に展開します。 |
ステップ 2 | [Work] ペインで、[FlexFlash Controller] ウィンドウ内の FlexFlash カードの詳細情報を確認します。 |
ステップ 3 | の順に展開します。 |
ステップ 4 | プールを含む組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
ステップ 5 | サービス プロファイルを含む組織のノードを展開し、[Storage] をクリックします。 |
ステップ 6 | [Work] ペインで、[Actions] 領域の [Change Local Disk Configuration Policy] をクリックし、[Create Local Disk Configuration Policy] リンクを展開します。ローカル ディスク設定ポリシーの作成の手順に従ってローカル ディスクの設定ポリシーを作成します。
FlexFlash ポリシー名には、空白や特殊文字を使用することはできません。 |
ステップ 7 | [Change Disk Local Configuration Policy] を展開し、作成したポリシーを選択し、[OK] をクリックします。 |
ステップ 8 | の順に展開します。 |
ステップ 9 | スクラブ ポリシーの作成の手順に従って Scrub-FF-name などの名前でポリシーを作成し、[OK] をクリックします。
スクラブ ポリシー名には、空白や特殊文字を使用することはできません。 |
ステップ 10 | ドロップダウン ボックスから作成したポリシーを選択します。 |
ステップ 11 | の順に展開します。 |
ステップ 12 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックし、[Actions] 領域から [Server Maintenance] を選択します。 |
ステップ 13 | [Maintenance Server] ダイアログボックスで [Re-acknowledge] オプション ボタンをクリックし、[OK] をクリックします。 |
ステップ 14 | [Action] 領域の [Server Maintenance] をクリックし、[Re-acknowledge] オプション ボタンをもう一度クリックします。 |
ステップ 15 | [Inventory] タブで [Storage] サブタブを選択します。 [Work] 領域の [FlexFlash Controller] ウィンドウで、有効な FlexFlash カードの詳細情報を確認できます。 |
ステップ 16 | KVM Manager を起動してオペレーティング システムにログオンします。デバイスとドライブ フォルダのハイパーバイザ パーティションの詳細を確認します。カード サイズによって、HV パーティションには 32GB または 64GB のいずれかの詳細情報が表示されます。 FlexFlash カードは同期され、使用可能になりました。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Local Disk Config Policies] を展開し、FlexFlash サポートをイネーブルにするローカル ディスク設定ポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [FlexFlash State] フィールドで、[Enable] オプション ボタンをクリックします。 |
ステップ 7 | [FlexFlash RAID Reporting State] フィールドで、[Enable] オプション ボタンをクリックします。 |
ステップ 8 | [Save Changes] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | 自動同期を有効にするサーバをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [Inventory] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Storage] サブタブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Enable Auto-sync] をクリックします。 |
ステップ 7 | [Enable Auto-sync] ダイアログボックスで、プライマリとして使用する SD カードの [Admin Slot Number] を選択します。 |
ステップ 8 | [OK] をクリックします。 |
スクラブ ポリシー
このポリシーは、ディスカバリ プロセス中にサーバのローカル データおよび BIOS 設定に何が起こるか、サーバがいつ再認識されるか、またはサーバとサービス プロファイルの関連付けがいつ解除されるかを決定します。
(注) | ローカル ディスク スクラブ ポリシーは、Cisco UCS Manager によって管理されるハード ドライブにのみ適用され、USB ドライブなど他のデバイスには適用されません。 |
スクラブ ポリシーの設定によっては、そのようなときに次の処理が行われます。
ローカル ドライブのデータに対しては、アソシエーションが解除されるときに、次のいずれかが発生します。
BIOS 設定に対しては、スクラブ ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバからアソシエーション解除されるときに、次のいずれかが発生します。
FlexFlash スクラブにより、新規またはデグレード SD カードの組み合わせ、FlexFlash メタデータの設定エラーの解決、およびパーティションが 4 つの旧式 SD カードから単一パーティション SD カードへの移行が可能になります。SD カードに対しては、スクラブ ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバからアソシエーション解除されるとき、またはサーバが再認識されるときに、次のいずれかが発生します。
イネーブルの場合、SD カードの HV パーティションは PNUOS フォーマット ユーティリティによりフォーマットされます。SD カードが 2 つある場合、そのカードは RAID-1 ペアされており、両方のカードの HV パーティションは有効とマークされます。スロット 1 のカードはプライマリとマークされ、スロット 2 のカードはセカンダリとしてマークされます。
ディセーブルの場合、既存の SD カード設定が保持されます。
(注) |
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ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||||
ステップ 4 | [Scrub Policies] を右クリックし、[Create Scrub Policy] を選択します。 | ||||||||||||
ステップ 5 | [Create Scrub Policy] ウィザードで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。
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DIMM エラー管理
Cisco UCS Manager では、DIMM が事前定義されたウィンドウにおいて修正可能な重大エラーに遭遇した場合、ステータスが Degraded と表され、機能しないデバイスと見なされます。
DIMM の修正可能なエラー処理機能により、サーバ内のすべての DIMM に関する修正可能および修正不可能なメモリ エラーをすべてリセットできます。エラー設定をリセットすると、当該 DIMM のエラー数はクリアされ、ステータスは操作可能に変わり、DIMM のセンサー状態がリセットされます。
Cisco UCS Manager とベースボード管理コントローラ(BMC)で発生したすべての修正可能および修正不可能なメモリ エラーをリセットするには、この手順を使用します。
Cisco UCS Manager で、デュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)の状態は、SEL イベント レコードに基づいています。メモリ テストの実行中に BIOS で修正不可能なメモリ エラーに遭遇した場合、DIMM は不良としてマークされます。不良な DIMM は機能しないデバイスと見なされます。
DIMM のブラックリスト化を有効にすると、Cisco UCS Manager はメモリ テスト実行メッセージをモニタし、DIMM SPD データ内でメモリ エラーに遭遇した DIMM をブラックリストに載せます。これにより、ホストは修正不可能な ECC エラーに遭遇した DIMM をマップから外すことができます。
メモリ ポリシーは、Cisco UCS ドメイン の既存のサーバ、およびメモリ ポリシーを設定した後で追加されたサーバに適用できるグローバル ポリシーです。
(注) |
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DIMM のブラックリストは、ドメイン レベル ポリシーでイネーブルにされ、これらの変更は、その特定のドメイン内のすべてのサーバに適用されます。
(注) | サーバの Cisco IMC が DIMM のブラックリストをサポートしない場合、情報レベルのエラーが生成されます。 |
Serial over LAN ポリシー設定
このポリシーは、このポリシーを使用するサービス プロファイルと関連付けられているすべてのサーバに対する Serial over LAN 接続の設定を行います。デフォルトでは、Serial over LAN 接続はディセーブルにされています。
Serial over LAN ポリシーを実装する場合、IPMI プロファイルを作成することも推奨します。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | [Serial over LAN Policies] を右クリックし、[Create Serial over LAN Policy] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Create Serial over LAN Policy] ウィザードで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
サーバ自動構成ポリシー
Cisco UCS Manager では、このポリシーを使用して、新しいサーバの設定方法を決定します。サーバ自動構成ポリシーを作成すると、新しいサーバの起動時に次の処理が行われます。
このポリシーは、次のリソースの 1 つ以上がシステムにすでに存在していることを前提にしています。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 2 | [Equipment] ノードをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 3 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 4 | [Autoconfig Policies] サブタブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 5 | テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。
[+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。 | ||||||||||||
ステップ 6 | [Create Autoconfiguration Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
サーバ ディスカバリ ポリシー設定
サーバ ディスカバリ ポリシーにより、新しい UCS ブレード サーバや UCS Mini を追加したときの UCS Manager の対応方法を定義します。サーバ ディスカバリ ポリシーを作成する場合、サーバがシャーシに追加されたときに、システムにより詳細なディスカバリを行うのか、または、ユーザがまず新しいサーバを確認する必要があるのかどうかを制御できます。デフォルトでは、システムにより完全なディスカバリが実行されます。
サーバ ディスカバリ ポリシーを作成した場合は、新しいサーバを起動すると次の処理が行われます。
ハードウェアの挿入、削除、または交換によって自動的に詳細なディスカバリがトリガーされると、以下が実行されます。
サーバが「保留アクティビティ」リストに移動されます。
サーバで重大なハードウェア不一致エラーが発生し、ハードウェアの不一致が UCSM により検出されたことが示されます。
詳細なディスカバリをトリガーするには、サーバを明示的に認識する必要があります。
Cisco UCS Manager リリース 2.2(4) では、ブロック サイズが 4K のドライブはブレード サーバではサポートされませんが、ラックマウント サーバではサポートされます。ブロック サイズが 4 K のドライブがブレード サーバに挿入された場合、検出は失敗し、次のエラー メッセージが表示されます。
Unable to get Scsi Device Information from the system(システムからSCSIデバイス情報を取得できません)このエラーが発生した場合は、次の手順を実行します。
サーバを再認識するとサーバがリブートし、その結果、サービスが失われます。
このポリシーとサーバ プールを関連付ける予定がある場合は、サーバ プール ポリシー資格情報を作成します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 |
ステップ 3 | [Server Discovery Policies] サブタブをクリックします。 |
ステップ 4 | テーブル アイコン バーの [+] アイコンをクリックして、[Create Server Discovery Policy] ダイアログボックスを開きます。 |
ステップ 5 | [Description] フィールドに、ディカバリ ポリシーの説明を入力します。 |
ステップ 6 | [Action] フィールドで、次のオプションのいずれかを選択します。 |
ステップ 7 | (任意) このポリシーをサーバ プールに関連付けるには、[Qualification] ドロップダウン リストでサーバ プール ポリシーの資格情報を選択します。 |
ステップ 8 | (任意) スクラブ ポリシーを含めるには、[Scrub Policy] ドロップダウン リストでポリシーを選択します。 |
ステップ 9 | [OK] をクリックします。 |
サーバ ディスカバリ ポリシーはサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方にインクルードします。
ハードウェア変更検出は、ハードウェア コンポーネントの変更が生じた場合の Cisco UCS Managerの動作を設定するためのグローバル ポリシーです。ポリシーには次の 2 つの値があります。
[User Acknowledged]:ハードウェア インベントリ不一致エラーをすべてクリアするには、サーバを確認する必要があります。
[Auto Acknowledged]:ハードウェア コンポーネントの変更が検出されると、自動の詳細なディスカバリがトリガーされます。
UCSM がサーバ ハードウェア コンポーネントの変更を検出すると、クリティカル ハードウェア インベントリ不一致エラーがサーバで発生します。エラーをクリアしてハードウェア インベントリを完了するには、手動でサーバを確認する必要があります。サーバを確認すると、詳細なディスカバリと詳細な関連付けがトリガーされます。
ラック サーバの場合、エラーをクリアしてハードウェア インベントリを完了するには、サーバを解放してから、再稼働する必要があります。
ハードウェア インベントリ不一致エラーがある場合には、ポリシーを変更できません。
サーバ継承ポリシー設定
このポリシーは、サーバ用のサービス プロファイルを作成するために、サーバ ディスカバリ プロセス中に呼び出されます。このポリシーから作成されたサービス プロファイルはすべて、製造元でブレードに設定された値を使用します。このポリシーは次の機能を実行します。
このポリシーを使って作成したサービス プロファイルは他のサーバに移行できません。
VIC アダプタが搭載されたブレード サーバまたはラックマウント サーバ(Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードなど)、サーバのアイデンティティ値が製造時にサーバ ハードウェアに書き込まれていません。その結果、アダプタのアイデンティティは、デフォルト プールから取得する必要があります。デフォルト プールに、サーバに割り当てるのに十分なエントリが格納されていない場合、サービス プロファイルの関連付けが設定エラーで失敗します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 3 | [Server Inheritance Policies] サブタブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | テーブルの下部にあるアイコン バーで、[+ Add] をクリックします。
[+ Add] が無効になっている場合は、テーブルのエントリをクリックして有効にします。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Create Server Inheritance Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
サーバ プール ポリシー設定
このポリシーはサーバ ディスカバリ プロセス中に呼び出されます。これは、サーバ プール ポリシー資格情報により、サーバと、ポリシーで指定されたターゲット プールが一致した場合にどのような処理が行われるかを定義します。
サーバが複数のプールに適合したときに、これらのプールにサーバ プール ポリシーがあった場合、このサーバはこれらすべてのプールに追加されます。
このポリシーは、次のリソースの 1 つ以上がシステムにすでに存在していることを前提にしています。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | [Server Pool Policies] を右クリックし、[Create Server Pool Policy] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Create Server Pool Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
サーバ プール ポリシー資格情報設定
このポリシーは、ディスカバリ プロセス中に実行されたサーバのインベントリに基づいて、サーバを資格認定します。資格情報は、サーバが選択基準を満たすかどうかを判断するために、ポリシーで設定されたルールです。たとえば、データセンター プールのサーバの最小メモリ容量を指定するルールを作成できます。
資格情報は、サーバ プール ポリシーだけではなく、その他のポリシーでも、サーバを配置するために使用されます。たとえば、サーバがある資格ポリシーの基準を満たしている場合、このサーバを 1 つ以上のサーバ プールに追加したり、自動的にサービス プロファイルと関連付けたりできます。
サーバ プール ポリシー資格情報を使用すると、次の基準に従ってサーバを資格認定できます。
実装によっては、サーバ プール ポリシー資格情報を使用して、次を含む複数のポリシーを設定する必要があります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Server Pool Policy Qualifications] ノードを右クリックし、[Create Server Pool Policy Qualification] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create Server Pool Policy Qualification] ダイアログボックスに、ポリシーの一意の名前および説明を入力します。 |
ステップ 6 | (任意)
このポリシーを使用して、アダプタ構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 7 | (任意)
このポリシーを使用して、サーバが物理的に存在するシャーシに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 8 | (任意)
このポリシーを使用して、サーバが物理的に存在するシャーシとスロットの両方に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 9 | (任意)
このポリシーを使用して、メモリ構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 10 | (任意)
このポリシーを使用して、CPU/コア構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 11 | (任意)
このポリシーを使用して、ストレージ構成および容量に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 12 | (任意) このポリシーを使用して、サーバのモデルに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 13 | (任意) このポリシーを使用して、電源グループに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 14 | (任意)
このポリシーを使用して、関連付けられたサーバ プールに追加できるラックマウント サーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 15 | テーブル内の資格を確認し、必要に応じて修正します。 |
ステップ 16 | [OK] をクリックします。 |
1 つまたは複数の資格のセットを削除してサーバ プール ポリシーの資格情報を変更するには、この手順を使用します。
vNIC/vHBA 配置ポリシー設定
vNIC/vHBA 配置ポリシーは、次のことを決定するために使用されます。
各 vNIC/vHBA 配置ポリシーには、物理アダプタの仮想表現である vCon が含まれます。vNIC/vHBA 配置ポリシーがサービス プロファイルに割り当てられ、サービス プロファイルがサーバに関連付けられると、vNIC/vHBA 配置ポリシー内の vCon が物理アダプタに割り当てられ、vNIC および vHBA がそれらの vCon に割り当てられます。
1 つのアダプタを持つブレード サーバやラック サーバの場合は、Cisco UCS がすべての vCon をそのアダプタに割り当てます。4 つのアダプタを持つサーバの場合は、Cisco UCS が vCon1 をアダプタ 1 に、vCon2 をアダプタ 2 に、vCon3 をアダプタ 3 に、vCon4 をアダプタ 4 に割り当てます。
2 つまたは 3 つのアダプタを搭載したブレード サーバまたはラック サーバの場合、Cisco UCS は、サーバのタイプと選択された仮想スロット マッピング スキーム(ラウンド ロビンまたは線形順序)に基づいて vCon を割り当てます。使用可能なマッピング スキームの詳細については、vCon のアダプタへの配置を参照してください。
(注) | vHBA の PCI 順序を指定できますが、任意の順序は、vNIC または vHBA など、相互間ではなく、デバイスのクラス内で機能します。アダプタ内で、vNIC は vHBA よりも常に前に配置されます。 |
[All]:設定されたすべての vNIC と vHBA は、明示的な割り当て、割り当て解除、動的のいずれかで vCon に割り当てられます。これはデフォルトです。
[Assigned Only]:vNIC と vHBA を vCon に明示的に割り当てる必要があります。サービス プロファイルや vNIC または vHBA のプロパティにより、明示的に割り当てることができます。
[Exclude Dynamic]:動的な vNIC や vHBA を vCon に割り当てることはできません。vCon は静的な vNIC と vHBA に使用可能で、割り当て解除または明示的な割り当てを行います。
[Exclude Unassigned]:割り当て解除された vNIC や vHBA を vCon に割り当てることはできません。vCon は動的な vNIC や vHBA の他、明示的に割り当てられた静的な vNIC や vHBA に使用できます。
[Exclude usNIC]:Cisco usNIC を vCon に割り当てることはできません。vCon は、明示的に割り当てられている、割り当てられていない、または動的であっても、その他すべての設定された vNIC と vHBA に使用できます。
(注) | [Exclude usNIC] に設定されている vCon に明示的に割り当てられている SRIOV usNIC は、引き続きその vCon に割り当てられたままになります。 |
サービス プロファイルにvNIC/vHBA 配置ポリシーを含めない場合、Cisco UCS Manager はデフォルトの [Round Robin] の vCon マッピング方式と [All] の vNIC/vHBA 選択プリファレンスに従い、各アダプタの機能と相対容量に基づいてアダプタ間で vNIC と vHBA を配布します。
Cisco UCS は、サービス プロファイル内のすべての vCon をサーバ上の物理アダプタにマッピングします。マッピングの実行方法、およびサーバ内の特定のアダプタへの vCon の割り当て方法は、次の条件によって決まります。
サーバのタイプ。2 つのアダプタ カードを搭載した N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバは、他のサポートされるラック サーバまたはブレード サーバとは異なるマッピング スキームを使用します。
サーバ内のアダプタの数。
vNIC/vHBA 配置ポリシー内の仮想スロット マッピング スキームの設定(該当する場合)。
vNIC および vHBA を vCon に割り当てるための vNIC/vHBA 選択環境設定を設定するときは、この配置を検討する必要があります。
(注) | vCon のアダプタへの配置は、アダプタの PCIE スロット番号とは関係ありません。vCon の配置のために使用されるアダプタ番号は、アダプタの PCIE スロット番号ではなく、サーバ検出中にそれらに割り当てられる ID です。 |
N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバの場合は、2 つのアダプタを左から右に、vCon を右から左に数えます。これらのブレード サーバの 1 台が 1 つのアダプタを持つ場合は、Cisco UCS がすべての vCon をそのアダプタに割り当てます。サーバが 2 つのアダプタを持つ場合は、vCon の割り当ては仮想スロット マッピング スキームに基づいて行われます。
N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバに加え、Cisco UCS によりサポートされるその他すべてのサーバでは、vCon の割り当ては、サーバに搭載されるアダプタ数と仮想スロット マッピング スキームに応じて異なります。
1 つのアダプタを持つブレード サーバやラック サーバの場合は、Cisco UCS がすべての vCon をそのアダプタに割り当てます。4 つのアダプタを持つサーバの場合は、Cisco UCS が vCon1 をアダプタ 1 に、vCon2 をアダプタ 2 に、vCon3 をアダプタ 3 に、vCon4 をアダプタ 4 に割り当てます。
2 つまたは 3 つのアダプタを搭載したブレード サーバまたはラック サーバの場合、Cisco UCS は、選択した仮想スロット マッピング スキーム(ラウンド ロビンまたは線形順序)に基づいて vCons を割り当てます。
アダプタの数 | vCon1 の割り当て | vCon2 の割り当て | vCon3 の割り当て | vCon4 の割り当て |
---|---|---|---|---|
1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
2 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
3 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ3 |
アダプタ2 |
4 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ3 |
アダプタ4 |
ラウンド ロビンはデフォルトのマッピング スキームです。
アダプタの数 | vCon1 の割り当て | vCon2 の割り当て | vCon3 の割り当て | vCon4 の割り当て |
---|---|---|---|---|
1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
2 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ2 |
3 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ3 |
アダプタ3 |
4 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ3 |
アダプタ4 |
(注) | Cisco UCS B440 M2 ブレード サーバに搭載された 2 つのアダプタで vCon ポリシーを使用している場合は、次のマッピングに注意してください。 |
Cisco UCS Manager には、vNIC/vHBA 配置ポリシーを使用して vNIC および vHBA を vCon に割り当てるオプションが 2 つあります。つまり、明示的割り当てと暗黙的割り当てです。
明示的割り当てでは、vCon を指定してから、vNIC または vHBA を割り当てるアダプタを指定します。この割り当てオプションは、サーバ上のアダプタ間への vNIC および vHBA の配布方法を決定する必要がある場合に使用します。
vNIC や vHBA をそれらのタイプに設定されていないvCon に割り当てようとすると、Cisco UCS Manager によって設定エラーが発生したことを示すメッセージが表示されます。
サービス プロファイルの関連付け中に、Cisco UCS Manager は、設定済みの vNIC および vHBA の割り当てを、サーバ内の物理的なアダプタ数および機能と比較して検証し、その後でポリシー内の設定に従って vNIC および vHBA を割り当てます。負荷分散は、このポリシーで設定された vCon およびアダプタへの明示的な割り当てに基づいています。
アダプタが 1 つ以上の vNIC または vHBA の割り当てをサポートしていない場合は、Cisco UCS Manager によってサービス プロファイルに対するエラーが生成されます。
(注) | vHBA の PCI 順序を指定できますが、任意の順序は、vNIC または vHBA など、相互間ではなく、デバイスのクラス内で機能します。アダプタ内で、vNIC は vHBA よりも常に前に配置されます。 |
暗黙的割り当てでは、Cisco UCS Manager は vCon を決定した後で、アダプタの機能とそれらの相対的な処理能力に基づいて vNIC または vHBA を割り当てるアダプタを決定します。この割り当てオプションは、vNIC または vHBA が割り当てられるアダプタがシステム設定で重要ではない場合に使用します。
暗黙的割り当ての場合に vCon を設定するには、次の手順を実行します。
vCon 設定を [All]、[Exclude Dynamic]、または [Exclude Unassigned] に設定します。vCon は、vNIC/vHBA 配置ポリシーを使用して設定するか、サーバに関連付けられているサービス プロファイルで設定できます。
vCon を [Assigned Only] に設定しないでください。この設定を使用して暗黙的割り当てを実行することはできません。
vNIC または vHBA を vCon に割り当てないでください。
サービス プロファイルの関連付け中に、Cisco UCS Manager は、サーバ内の物理的なアダプタ数および機能を検証し、必要に応じて vNIC および vHBA を割り当てます。負荷分散はアダプタの機能に基づいており、vNIC および vHBA の配置は、システムによって決定される実際の順番に従って実行されます。たとえば、あるアダプタが他のアダプタより多くの vNIC に対応できる場合、そのアダプタにはより多くの vNIC が割り当てられます。
サーバに設定されている数の vNIC および vHBA をアダプタでサポートできない場合、Cisco UCS Manager は、サービス プロファイルに対する障害を生成します。
各スロットにアダプタ カードが搭載されたデュアル スロット サーバで暗黙的な vNIC 割り当てを使用する場合、Cisco UCS Manager は通常 vNIC/vHBA を次のように割り当てます。
サーバの両方のスロットに同じアダプタがある場合、Cisco UCS Manager は vNIC の半分と vHBA の半分を各アダプタに割り当てます。
サーバに 1 つの 非 VIC アダプタと 1 つの VIC アダプタがある場合、Cisco UCS Manager は、2 つの vNIC と 2 つの vHBA を非 VIC アダプタに割り当て、残りの vNIC と vHBA を VIC アダプタに割り当てます。
サーバに 2 つの異なる VIC アダプタがある場合、Cisco UCS Manager は、2 つのアダプタの相対的な処理能力に基づいて、vNIC と vHBA を比例的に割り当てます。
次の例は、サポートされるアダプタ カードのさまざまな組み合わせに対して、Cisco UCS Manager が vNIC と vHBA をどのように割り当てるのか、その一般的な方法を示しています。
4 つ の vNIC と、2 つの Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711アダプタ(それぞれ 2 つの vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は 2 つの vNIC を各アダプタに割り当てます。
50 の vNIC と、Cisco UCS CNA M72KR-Eアダプタ(2 つの vNIC)および Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタ(128 の vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は、2 つの vNIC を Cisco UCS CNA M72KR-Eアダプタに割り当て、48 の vNIC を Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当てます。
150 の vNIC と、Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタ(128 の vNIC)および Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カードアダプタ(256 の vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は、50 の vNIC を Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当て、100 の vNIC を Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当てます。
(注) | vNIC をファブリック フェールオーバー用に設定し、ダイナミック vNIC をサーバ用に設定した場合に、この暗黙的な割り当てに対する例外が発生します。 |
vNIC ファブリックのフェールオーバーが含まれる設定で、1 つのアダプタが vNIC のフェールオーバーをサポートしない場合、Cisco UCS Manager は、ファブリックのフェールオーバーが有効になっているすべての vNIC を、それらをサポートするアダプタに割り当てます。ファブリックのフェールオーバー用に設定された vNIC のみが設定に含まれる場合、それらをサポートしないアダプタに割り当てられる vNIC はありません。ファブリックのフェールオーバー用に設定された vNIC と設定されていない vNIC がある場合、Cisco UCS Manager は、すべてのフェールオーバー vNIC を、それらをサポートするアダプタに割り当て、上記の比率に従って、少なくとも 1 つの非フェールオーバー vNIC を、それらをサポートしないアダプタに割り当てます。
ダイナミック vNIC が含まれる設定では、同様の暗黙的な割り当てが発生します。Cisco UCS Manager は、すべてのダイナミック vNIC をそれらをサポートするアダプタに割り当てます。ただし、ダイナミック vNIC とスタティック vNIC の組み合わせでは、少なくとも 1 つのスタティック vNIC がダイナミック vNIC をサポートしていないアダプタに割り当てられます。
vNIC/vHBA 配置ポリシーまたはサービス プロファイルで次のいずれかの値を使用して、vCon を設定します。
vCon で [All] が設定されている場合、vNIC または vHBA をその vCon に明示的に割り当てることができます。しかし、この設定ではほとんど制御ができません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||
ステップ 3 | vNIC を、明示的に vCon に割り当てるサービス プロファイルを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||
ステップ 4 | の順に展開します。 | ||||||
ステップ 5 | 明示的に vCon に割り当てる vNIC をクリックします。 | ||||||
ステップ 6 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 7 | [Virtual Host Interface Placement] セクションで、次のフィールドに入力します。
vNIC をその vNIC タイプ用に設定されていない vCon に割り当てようとすると、Cisco UCS Manager は設定エラーを知らせるメッセージ ボックスを表示します。別の vCon に vNIC を割り当てるか、サービス プロファイルの vCon 設定を変更する必要があります。 | ||||||
ステップ 8 | [Order] セクションで、次のフィールドに入力します。
| ||||||
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
vNIC/vHBA 配置ポリシーまたはサービス プロファイルで次のいずれかの値を使用して、vCon を設定します。
vCon で [All] が設定されている場合、vNIC または vHBA をその vCon に明示的に割り当てることができます。しかし、この設定ではほとんど制御ができません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||
ステップ 3 | vHBA を明示的に vCon に割り当てるサービス プロファイルを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||
ステップ 4 | [Service_Profile_Name] を展開します。 | ||||||
ステップ 5 | 明示的に vCon に割り当てる vHBA をクリックします。 | ||||||
ステップ 6 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 7 | [Virtual Host Interface Placement] セクションで、次のフィールドに入力します。
vHBA をその vHBA タイプ用に設定されていない vCon に割り当てようとすると、Cisco UCS Manager は設定エラーを知らせるメッセージ ボックスを表示します。別の vCon に vHBA を割り当てるか、サービス プロファイルの vCon 設定を変更する必要があります。 | ||||||
ステップ 8 | [Order] セクションで、次のフィールドに入力します。
| ||||||
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
最適なパフォーマンスを得るために、スタティック vNIC とスタティック vHBA は、PCIe バス上のダイナミック vNIC の前に配置する必要があります。スタティック vNIC は、スタティック vNIC および vHBA の両方を参照します。Cisco UCS Manager リリース 2.1 は、スタティックおよびダイナミック vNIC の順序に関する次の機能を備えています。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 にアップグレードした後、既存のサービス プロファイル(Cisco UCS Manager リリース 2.1 以前のリリースで定義されたプロファイル)に変更がない場合は、vNIC の順序は変更されません。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 へのアップグレード後、vNIC 関連の変更によって vNIC マップの順序が変更される場合があります。その場合、結果としてすべてのダイナミック vNIC がスタティック vNIC の後に配置されます。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 で新しく作成されたサービス プロファイルでは、スタティック vNIC が常にダイナミック vNIC の前に順序付けられます。
上記の動作は、スタティック vNIC またはダイナミック vNIC の作成または削除の順番に依存しません。
SRIOV 対応のサービス プロファイルの場合は、UCSM によって対応する仮想関数(VF)の前に vNIC 物理関数(PF)が挿入されます。この方式では、VF が PCIe バスおよび BDF 上の親 PF vNIC の近くに配置され、VF の継続的な増分順序になることが保証されます。
dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2
dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2 eth-vNIC-1 3 eth-vNIC-2 4
dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2 eth-vNIC-1 3 eth-vNIC-2 4
dyn-vNIC-1 3
dyn-vNIC-2 4
eth-vNIC-1 1
eth-vNIC-2 2
dyn-vNIC-3 5
dyn-vNIC-4 6
Cisco UCS Manager バージョン 2.1 は、0 機能デバイス(すべてのスタティック vNIC に対応する新しい BUS)としてスタティック vNIC をプロビジョニングします。多機能ダイナミック vNIC は、新しいバス スロットから最後のスタティック vNIC/vHBA の後に配置されます。
(注) | Cisco UCS Manager バージョン 2.1 は、新しい StaticZero モードをサポートしています。 |
Cisco UCS Manager | ||
---|---|---|
バージョン 1.4 方式:ZeroFunction |
バージョン 2.0 方式:ZeroFunction/MultiFunction |
バージョン 2.1 方式:ZeroFunction/MultiFunction/StaticZero |
スタティックおよびダイナミック vNIC はすべて、バス [0-57]、関数 [0] 上にあります。 < ZeroFunction モード > |
スタティック vNIC およびダイナミック vNIC は、バス [0-57]、関数 [0-7] 上にありますバス 0、関数 0 バス 0、関数 7 バス 1、関数 0 < MultiFunction モード > |
スタティック vNIC または PF は、バス [0-57]、関数 [0] 上にあります。SRIOV:対応する VF が同一バスおよび関数 [1-255] 上にあります。No-SRIOV:ダイナミック vNIC は、バス [0-57]、関数 [0-7] 上にあります。 < StaticZero モード> |
Balboa からのアップグレードでは、バスが <= 57 になるまで BDF の番号の付け直しは行われません(ZeroFunction モードのまま)。 デバイスが 58 台を超えると、MultiFunction モードに切り替わります。 |
Balboa からのアップグレードでは、バスが <= 57 になるまで BDF の番号の付け直しは行われません(ZeroFunction モードのまま)。デバイスが 58 台またはプラットフォーム固有の最大 PCIe バス数を超えるか、SRIOV 設定に変更されると、StaticZero モードに切り替わります。 | |
Cisco UCS Manager バージョン 2.0 からのアップグレードでは、BDF の番号の付け直しは行われません(ZeroFunction/MultiFunction モードのまま)。デバイスが 58 台またはプラットフォーム固有の最大 PCIe バス数を超えるか、SRIOV 設定に変更されると、StaticZero モードに切り替わります。 |
(注) | Cisco UCS VIC 1340 および VIC 1380 アダプタをサポートするサーバへの vNIC/vHBA ホスト ポート配置を実行できます。 |
vNIC/vHBA のホスト ポート配置により、アダプタの vNIC/vHBA の順序が決まります。最初のホスト ポートに配置された vNIC/vHBA は最初に列挙され、2 番目のホスト ポートの vNIC/vHBA がそれに続きます。
Cisco UCS VIC 1340 および VIC 1380 アダプタと Cisco UCS VIC 1385 および Cisco UCS VIC 1387 アダプタをサポートするサーバで、vNIC のホスト ポートの配置を設定できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | ホスト ポートに配置する vNIC と関連付けるサービス プロファイルを選択します。 |
ステップ 4 | の順に展開します。 |
ステップ 5 | [vNICs] サマリー テーブルの下で、設定する vNIC の [Admin Host Port] の値をダブルクリックし、次のいずれかを選択します。
[Actual Host Port] には、ホスト ポートの vNIC の実際の割り当てが表示されます。この機能がサポートされていない場合は、[None] と表示されます。 |
ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
Cisco UCS Manager では、リモート UCS サーバの vMedia デバイス ISO イメージをプロビジョニングできます。スクリプト可能な vMedia を使用して、リモート サーバに IMG または ISO イメージをマウントするようにプログラミングできます。CIMC マウント vMedia を使用すると、メディア接続を追加することなく、データセンター内の他のマウント メディア間で通信できるようになります。スクリプト可能な vMedia を使用すると、ブラウザを使用せずに仮想メディア デバイスを制御して、手動で各 UCS サーバを個別にマッピングできます。
スクリプト可能な vMedia は、NFS、CIFS、HTTP、および HTTPS の共有など、複数の共有タイプをサポートします。スクリプト可能な vMedia は BIOS 設定によって有効になり、Web GUI および CLI インターフェイスを介して設定されます。
Cisco UCS Manager のスクリプト可能な vMedia は次の機能をサポートしています。
(注) | Cisco UCS Manager によるスクリプト可能な vMedia のサポートは、CIMC にマッピングされているデバイスにのみ適用されます。既存の KVM ベースの vMedia デバイスはサポートされません。 |
次の条件に合致する場合、vMedia のマウントは失敗します。
これは、サービス プロファイルの名前を変更しても、vMedia ポリシー内のリモート vMedia イメージ ファイル名は変更されないためです。イメージ ファイル名は引き続き、リモート デバイス上の古いイメージをポイントするため、検出できません。
(注) | Cisco UCS B200M2 ブレード サーバおよび Cisco UCS B230 M2 ブレード サーバでは、vMedia ポリシーがこれらのブレード サーバでサポートされていないため使用することはできません。 |
リモートの vMedia デバイスのマッピング情報を設定するために、vMedia ポリシーが使用されます。1 つの vMedia ポリシーで、CD 用と HDD 用の 2 つの vMedia デバイスとマッピングを使用できます。同時に、1 つの ISO と 1 つの IMG を設定できます。ISO 構成は CD ドライブに、IMG 構成は HDD デバイスにマッピングします。
(注) | デバイスをリモート フォルダにマッピングする場合、IMG を作成し、HDD デバイスとしてマッピングします。 |
次にアクセスできることを確認します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | [vMedia Policies] ポリシーを右クリックし、[Create vMedia Policy] を選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 | [Create vMedia Policy] ダイアログ ボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 | [Create vMedia Mount ] ダイアログ ボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 8 | [OK] をクリックします。 リモート サーバの詳細は、[Create vMedia Mount] ダイアログ ボックスの [vMedia Mounts] 領域に一覧表示されます。 |
vMedia ブート ポリシーを作成します。
Scriptable vMedia を使用する前に、vMedia および Boot ポリシーをサービス プロファイルに追加する必要があります。vMedia ポリシーとブート ポリシーがサービス プロファイルに追加された後、そのサービス プロファイルを Cisco UCS サーバに関連付けることができます。次の手順に、vMedia ポリシーをサービス プロファイルに追加する方法を示します。
サービス プロファイルに追加する vMedia ポリシーを設定します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | サービス プロファイルを作成する組織のノードを展開します。
システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | 組織を右クリックし、[Create Service Profile (expert)] を選択します。 [Unified Computing System Manager] ペインが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 5 | [Name] フィールドに、サービス プロファイルの識別に使用できる一意の名前を入力します。
この名前には、2 ~ 32 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。この名前は、同じ組織内のすべてのサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートで一意であることが必要です。 この名前は、サービス プロファイルを作成する組織またはサブ組織内で一意である必要があります。 | ||||||||||
ステップ 6 | [UUID Assignment] ドロップダウン リストで、次のいずれかの手順を実行します。
| ||||||||||
ステップ 7 | (任意) XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXXオプションを選択した場合は、次の手順を実行します。 | ||||||||||
ステップ 8 | (任意) このサービス プロファイルで使用する新しい UUID 接尾辞プールを作成する場合は、[Create UUID Suffix Pool] をクリックし、[Create UUID Suffix Pool] ウィザードのフィールドに値を入力します。 | ||||||||||
ステップ 9 | (任意)
テキスト ボックスに、このサービス プロファイルの説明を入力します。
このサービス プロファイルのユーザ定義による説明。 256 文字以下で入力します。次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(バックスラッシュ)、^(キャラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または '(一重引用符)は使用できません。 | ||||||||||
ステップ 10 | [Next] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 11 | [vMedia] ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
| ||||||||||
ステップ 12 | すべてのサービス プロファイルおよびテンプレートにアクセスできる新しい vMedia ポリシーを作成したら、[vMedia] ドロップダウン リストからそのポリシーを選択します。 | ||||||||||
ステップ 13 | [Next] をクリックします。 |
vMedia ポリシーを設定しておきます。