Linux 上で RoCEv2 を持つファブリック上の NVMe を使用する際の ガイドライン
一般的なガイドラインと制限事項
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Cisco UCS Manager リリース 4.1.x 以降のリリースでは、Linux Z-Kernel 3.10.0 957.27.2 を使用した Redhat Enterprise Linux 7.6 で RoCEv2 がサポートされています。
(注)
追加の Linux 配信は、以降の UCS Manager 4.1(1x) リリースでサポートされます。
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Cisco では、UCS Manager リリースに固有の UCS ハードウェアとソフトウェアの互換性をチェックして、NVMeoF のサポートを確認することを推奨します。NVMeoF は、UCS M5 以降の B シリーズおよび C シリーズ サーバでサポートされています。
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RoCEv2 を使用した RDMA 上の NVMe は、第 4 世代のCisco UCS VIC 1400 シリーズ アダプタでのみサポートされています。RDMA 上の NVMe は、UCS 6324 ファブリック インターコネクトまたは UCS VIC 1200 シリーズおよび 1300 シリーズ アダプタではサポートされていません。UCS 6324 ファブリック インターコネクトを除くすべてのファブリック インターコネクトでサポートされています。
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RoCEv2 インターフェイスを作成するとき、Cisco UCS Manager 提供 Linux-NVMe-RoCE アダプタ ポリシーを使用します。
(注)
RoCEv2 では、デフォルトの Linux アダプタ ポリシーは使用しないでください。RoCEv2 インターフェイスは、OS では作成されません。
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RoCEv2 インターフェイスを設定する場合は、Cisco.com からダウンロードした enic と enic_rdma の両方のバイナリドライバを使用して、一致する enic と enic_rdma ドライバのセットをインストールします。inbox enic ドライバを使用して Cisco.com からダウンロードしたバイナリ enic_rdma ドライバを使用しようとしても、機能しません。
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RoCEv2 は、アダプタごとに最大 2 個の RoCEv2 対応インターフェイスをサポートします。
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NVMeoF ネームスペースからのブートはサポートされていません。
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レイヤ 3 ルーティングはサポートされていません。
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RoCEv2 は、結合をサポートしていません。
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システム クラッシュ時に crashdump を NVMeoF ネームスペースに保存することはサポートされていません。
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NVMeoF は、usNIC、VMFEX、VxLAN、VMQ、VMMQ、NVGRE、および DPDK の機能では使用できません。
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NetFlow モニタリングは、 RoCEv2 インターフェイスではサポートされません。
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Linux-NVMe-RoCE ポリシーでは、キュー ペア、メモリ領域、リソース グループ、および優先度の設定値を、Cisco が提供するデフォルト値以外に変更しないでください。キュー ペア、メモリ領域、リソース グループ、および優先度の設定が異なると、NVMeoF の機能が保証されない可能性があります。
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QoS No Drop クラス設定は、Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチなどのアップストリーム スイッチで適切に設定する必要があります。QoS の設定は、異なるアップストリーム スイッチ間で異なります。
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アップストリーム スイッチの VLAN および QoS ポリシーで、MTU サイズを正しく設定します。
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スパニング ツリー プロトコル (STP) によって、フェールオーバまたはフェールバック イベントが発生したときに、ネットワーク接続が一時的に失われる可能性があります。この問題が発生しないようにするには、アップリンクスイッチで STP を無効にします。
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UCS Manager は、RoCEv2 対応の vNIC に対してファブリック フェールオーバーをサポートしません。
Interrupts
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Linux RoCEv2 インターフェイスは、MSIx 割り込みモードのみをサポートしています。RoCEv2 プロパティを使用してインターフェイスが設定されている場合、Cisco では割り込みモードを変更しないことを推奨します。
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Linux を使用した RoCEv2 を使用するための最小割り込み数は 8 です。
ダウングレードに関する制限事項:
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Cisco では、サポートされていない RoCEv2 リリースにダウングレードする前に、RoCEv2 の設定を削除することを推奨しています。