Cisco UCS S3260 サーバと Cisco UCS Manager リリース 4.0 との統合

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Cisco UCS S3260 サーバと Cisco UCS Manager リリース 4.0 との統合

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UCSM 管理型への移行 Cisco UCS S3260

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2019年4月16日

章のタイトル： UCSM 管理型への移行 Cisco UCS S3260

UCSM 管理型への移行 Cisco UCS S3260

この章は、次の項で構成されています。

UCSM 管理型への移行 Cisco UCS S3260


（注）  

Cisco UCS C3160 の UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 への直接移行はサポートされていません。まずスタンドアロン Cisco UCS C3160 をスタンドアロン Cisco UCS S3260 に移行してから、UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 に移行します。

スタンドアロン Cisco UCS C3160 の UCSM 管理型への移行 Cisco UCS S3260

スタンドアロン Cisco UCS C3160 を UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 に移行するには、次を行います。

  1. スタンドアロン Cisco UCS C3160 をスタンドアロン Cisco UCS へ Cisco UCS S3260

  2. スタンドアロン Cisco UCS Cisco UCS S3260 を UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 へ

  3. Cisco UCS Manager を使用したサーバ ポートの設定

スタンドアロン Cisco UCS Cisco UCS S3260 の UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 への移行

スタンドアロン Cisco UCS Cisco UCS S3260 を UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 に移行するには、次を行います。

  1. スタンドアロン Cisco UCS Cisco UCS S3260 を UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 へ

  2. Cisco UCS Manager を使用したサーバ ポートの設定

スタンドアロン 3260 から UCSM 管理型 3260 への移行

スタンドアロン Cisco UCS S3260 から UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 へ移行に関する前提条件

移行手順を開始する前に、次の条件を満足していることを確認します。

  • M4 サーバについては、システムがそれより前のバージョンを実行している場合は、リリース 2.0(9) 以降の Cisco UCS S3260 Host Upgrade Utility（HUU）をダウンロードして実行してください。M4 サーバについては、システムHost Upgrade Utility のダウンロード手順と使用方法については、リリース 2.0(9) 以降の Host Upgrade Utility ユーザ ガイドを使用します。使用しているリリースの HUU ガイドの手順を参照してください。

  • M5 サーバについては、リリース 3.2(3) 以降の Cisco UCS S3260Host Upgrade Utility（HUU）をダウンロードして実行してください。Host Upgrade Utility のダウンロード手順と使用方法については、リリース 3.2(3) 以降の Host Upgrade Utility ユーザ ガイドを使用します。使用しているリリースの HUU ガイドの手順を参照してください。

  • DHCP サーバで設定されたか、スタティック IP アドレスとして手動で入力した、最大 5 個の IP アドレス。詳細については、「システム IP アドレス」を参照してください。

  • UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 へ移行する前に、既存のシステム設定のメモを作成することを推奨します。これらの設定には、次のようなものがあります。

    • サーバの UUID

    • ストレージ設定

    • ネットワーク コンフィギュレーション

    • ブート ポリシー

    • No. of vNICs

    • vNIC の配置

    • MAC アドレス

    • MTU

    移行後に Cisco UCS Manager を使用してこれらの構成を再度作成できます。

  • シャーシ HDD からシステム ブート ボリュームが作成されたら、シャーシ HDD からのブートを実行します。

シャーシ HDD からのブート

始める前に

UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 へ移行する前に、システム ブート ボリュームをシャーシ HDD から作成する場合にのみ、この手順を実行します。

手順の概要

  1. [Disk Zoning Policy] が [Preserve Config] に設定されているシャーシ プロファイルとシャーシを関連付けます。
  2. サーバのサービス プロファイル内では、[Prepare Claim Local LUN] オプションを使用して LUN とストレージ プロファイルを作成します。
  3. サービス プロファイルを関連付けた後、サービス プロファイルのストレージ プロファイルに移動して、[Reclaim orphaned LUN] を選択し、再要求する LUN（シャーシ HDD 上の LUN）を選択します。
  4. ブート ポリシーでは、手順 2 で書き留めたものと同じ名前のローカル LUN を定義します。

手順の詳細

ステップ 1

[Disk Zoning Policy] が [Preserve Config] に設定されているシャーシ プロファイルとシャーシを関連付けます。

詳細については、「Creating a Chassis Profile with the Wizard」（GUI の手順）または「Creating a Chassis Profile」（CLI の手順）を参照してください。

ステップ 2

サーバのサービス プロファイル内では、[Prepare Claim Local LUN] オプションを使用して LUN とストレージ プロファイルを作成します。

LUN の名前を書き留めます。ストレージ プロファイルの詳細については、#http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/ucs-manager/GUI-User-Guides/Storage-Mgmt/3-1/b_UCSM_GUI_Storage_Management_Guide_3_1/b_UCSM_GUI_Storage_Management_Guide_3_1_chapter_010000.html#d1049e1627a1635を参照してください。

ステップ 3

サービス プロファイルを関連付けた後、サービス プロファイルのストレージ プロファイルに移動して、[Reclaim orphaned LUN] を選択し、再要求する LUN（シャーシ HDD 上の LUN）を選択します。

ステップ 4

ブート ポリシーでは、手順 2 で書き留めたものと同じ名前のローカル LUN を定義します。

次のタスク

スタンドアロン Cisco UCS S3260 から UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 への移行 に進みます。

スタンドアロン Cisco UCS S3260 から UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 への移行


重要

システムが 2.0(13) 以前のバージョンで実行している場合、スタンドアロン Cisco UCS S3260 を UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 に移行するには、次の手順を実行します。

手順の概要

  1. 2.0(13) 用の Cisco UCS S3260 HUU を使用して、システム全体を Cisco IMC リリース 2.0(13) にアップグレードします。Cisco UCS S3260 システム内のすべてのサーバ ノードに対して HUU を実行します。
  2. シャット ダウンして、シャーシ全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
  3. システムにキーボードとモニタを接続します。
  4. 電源コードを接続し、システムの電源をオンにします。F8 の押下を求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。
  5. プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。
  6. 目的の IP アドレス、NIC モード、NIC 冗長化に応じてネットワーク プロパティを設定します。
  7. Cisco UCS Host Upgrade Utility を使用して、残りのシステム コンポーネントを Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降にアップグレードします。
  8. F8 を押すことを求めるプロンプトが表示されたら、F8 を押して Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。
  9. サーバを工場出荷時のデフォルトに設定するか、またはユーティリティを使用する次の手順を実行してサーバ コントローラを工場出荷時のデフォルトに設定するには、『Resetting Cisco IMC to Factory Defaults』を参照してください。
  10. SIOC の 40G ポートを、ファブリック インターコネクトまたは FEX モジュールに接続できます。

手順の詳細

ステップ 1

2.0(13) 用の Cisco UCS S3260 HUU を使用して、システム全体を Cisco IMC リリース 2.0(13) にアップグレードします。Cisco UCS S3260 システム内のすべてのサーバ ノードに対して HUU を実行します。

ステップ 2

シャット ダウンして、シャーシ全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。

ステップ 3

システムにキーボードとモニタを接続します。

  1. システムの背面にあるサーバ ノードの外部 KVM コネクタに KVM ケーブル（Cisco PID N20-BKVM）を接続します。

  2. VGA モニタと USB キーボードを KVM ケーブルのコネクタに接続します。

ステップ 4

電源コードを接続し、システムの電源をオンにします。F8 の押下を求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。

ステップ 5

プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。

ステップ 6

目的の IP アドレス、NIC モード、NIC 冗長化に応じてネットワーク プロパティを設定します。

  1. 5 つの IP アドレスを設定するという、Cisco UCS S3260 システムの要件に注意します。詳細については、「システム IP アドレス」を参照してください。手順のこの時点では、システムは次の 3 つのアドレスを必要とします。

    • 1 つの管理 IP アドレス

    • 各 SIOC 用に 1 つの CMC アドレス

    • 各サーバ ノード用に 1 つの BMC アドレス
      （注）   

      DHCP サーバを使用している場合、アドレスは DHCP サーバによって定義されます。DHCP をディセーブルにした場合は、ユーザ固有のスタティック管理 IP アドレスとネットワーク設定を指定する必要があります。

  2. ネットワーク設定は、ブート時に F8 を押すと開かれる Cisco IMC 設定ユーティリティを使用して行います。http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/s/hw/S3260/install/S3260.htmlの「Setting Up the System Using the Cisco IMC Configuration Utility」を参照してください。

  3. CMC および BMC コントローラのスタティック IP アドレスを設定する場合は、Cisco IMC 管理インターフェイスを使用することが求められています。http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/s/hw/S3260/install/S3260.html の「Setting Static CMC and BMC Internal IP Addresses」を参照してください。

ステップ 7

Cisco UCS Host Upgrade Utility を使用して、残りのシステム コンポーネントを Cisco IMC リリース 2.0(13) 以降にアップグレードします。

ユーティティのダウンロード手順と使用方法については、リリース 2.0(13) 以降の Host Upgrade Utility ユーザ ガイド（『HUU Guides』）を使用してください

アップグレードが完了したら、Cisco UCS S3260 システムの UCSM 統合への準備が完了します。

ステップ 8

F8 を押すことを求めるプロンプトが表示されたら、F8 を押して Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。

ステップ 9

サーバを工場出荷時のデフォルトに設定するか、またはユーティリティを使用する次の手順を実行してサーバ コントローラを工場出荷時のデフォルトに設定するには、『Resetting Cisco IMC to Factory Defaults』を参照してください。

  1. F1 を押して、ユーティリティの 2 番目の画面に移動します。

  2. [Factory Default] の下の [Chassis Controller Configuration] オプションを選択します。[Server Controller Configuration] は選択しないでください。

  3. F10 キーを押して変更を保存し、BMC をリブートします。

  4. リブートが完了するまで待ちます（約 5 分）。

ステップ 10

SIOC の 40G ポートを、ファブリック インターコネクトまたは FEX モジュールに接続できます。

各 SIOC で、1 つのポートが FI-A/FEX-A に接続され、他のポートが FI-B/FEX-B に接続されます。各 SIOC からのトラフィックは、どちらの FI/FEX にも到達できます。「Cisco UCS S3260 システム アーキテクチャ概要」を参照してください。

次のタスク

サーバ ポートを設定します。「Cisco UCS Manager を使用したサーバ ポートの設定」を参照してください。

スタンドアロン Cisco UCS S3260 から UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 [2.0(13) 以降のバージョン] への移行


重要

システムがすでに 2.0(13) 以降のバージョンで実行している場合、スタンドアロン Cisco UCS S3260 を UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 に移行するには、次の手順を実行します。

手順の概要

  1. シャット ダウンして、シャーシ全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
  2. システムにキーボードとモニタを接続します。
  3. 電源コードを接続し、システムの電源をオンにします。F8 の押下を求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。
  4. プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。
  5. サーバを工場出荷時のデフォルトに設定するか、またはユーティリティを使用する次の手順を実行してサーバ コントローラを工場出荷時のデフォルトに設定するには、『Resetting Cisco IMC to Factory Defaults』を参照してください。
  6. SIOC の 40G ポートを、ファブリック インターコネクトまたは FEX モジュールに接続できます。

手順の詳細

ステップ 1

シャット ダウンして、シャーシ全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。

ステップ 2

システムにキーボードとモニタを接続します。

  1. システムの背面にあるサーバ ノードの外部 KVM コネクタに KVM ケーブル（Cisco PID N20-BKVM）を接続します。

  2. VGA モニタと USB キーボードを KVM ケーブルのコネクタに接続します。

ステップ 3

電源コードを接続し、システムの電源をオンにします。F8 の押下を求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。

ステップ 4

プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。

ステップ 5

サーバを工場出荷時のデフォルトに設定するか、またはユーティリティを使用する次の手順を実行してサーバ コントローラを工場出荷時のデフォルトに設定するには、『Resetting Cisco IMC to Factory Defaults』を参照してください。

  1. F1 を押して、ユーティリティの 2 番目の画面に移動します。

  2. [Factory Default] の下の [Chassis Controller Configuration] オプションを選択します。[Server Controller Configuration] は選択しないでください。

  3. F10 キーを押して変更を保存し、BMC をリブートします。

  4. リブートが完了するまで待ちます（約 5 分）。

ステップ 6

SIOC の 40G ポートを、ファブリック インターコネクトまたは FEX モジュールに接続できます。

各 SIOC で、1 つのポートが FI-A/FEX-A に接続され、他のポートが FI-B/FEX-B に接続されます。各 SIOC からのトラフィックは、どちらの FI/FEX にも到達できます。「Cisco UCS S3260 システム アーキテクチャ概要」を参照してください。

次のタスク

サーバ ポートを設定します。「Cisco UCS Manager を使用したサーバ ポートの設定」を参照してください。

システム IP アドレス

Cisco UCS S3260 システム システムは、最大 5 つの IP アドレスを設定できます。


（注）  

システム内に存在するすべてのコントローラは、相互に通信するために、割り当てられた IP アドレスが必要です。すべての IP アドレスは DHCP サーバで割り当てることができます。ユーザが固定 IP アドレスを割り当てることもできます。

  • 管理 IP：これは、システム全体の仮想 IP アドレスです。このアドレスには、システムの Cisco IMC インターフェイスに、SIOC 1 または SIOC 2 のアクティブ シャーシ管理コントローラへの LAN 接続経由でアクセスするときにログインします。

  • SIOC 1 CMC IP：これは SIOC 1 のシャーシ管理コントローラ（CMC）の内部アドレスです。このアドレスは DHCP サーバによって割り当てることができます。または、Cisco IMC インターフェイスを使用してスタティック アドレスを設定することもできます。

  • SIOC 2 CMC IP：これは SIOC 2 の CMC の内部アドレスです（インストールされている場合）。このアドレスは DHCP サーバによって割り当てることができます。または、Cisco IMC インターフェイスを使用してスタティック アドレスを設定することもできます。

  • サーバ 1 BMC IP：これはサーバ ノード 1 のボード管理コントローラ（BMC）の内部アドレスです。このアドレスは DHCP サーバによって割り当てることができます。または、Cisco IMC インターフェイスを使用してスタティック アドレスを設定することもできます。

  • サーバ 2 BMC IP：これはサーバ ノード 2 の BMC の内部アドレスです（インストールされている場合）。このアドレスは DHCP サーバによって割り当てることができます。または、Cisco IMC インターフェイスを使用してスタティック アドレスを設定することもできます。

Cisco UCS Manager を使用したサーバ ポートの設定

サーバ ポートとしてイーサネット ポートを設定するには、次の手順を実行します。ポートをサーバ ポートとして設定すると、移行プロセスは完了です。


（注）  

スタンドアロン Cisco UCS S3260 に接続されたイーサネット ポートがアプライアンス ポートとしてすでに設定されていれば、サーバ ポートとして再設定します。

手順の概要

  1. [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。
  2. [Equipment] > [Fabric Interconnects] > [Fabric_Interconnect_Name] > [Fixed Module] > [Ethernet Ports] の順に展開します。
  3. [Ethernet Ports] ノードの下のポートをクリックします。
  4. [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。
  5. [Actions] 領域で、[Reconfigure] をクリックします。
  6. ドロップダウン リストから [Configure as Server Port] を選択します。

手順の詳細

ステップ 1

[Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。

ステップ 2

[Equipment] > [Fabric Interconnects] > [Fabric_Interconnect_Name] > [Fixed Module] > [Ethernet Ports] の順に展開します。

ステップ 3

[Ethernet Ports] ノードの下のポートをクリックします。

ステップ 4

[Work] ペインで、[General] タブをクリックします。

ステップ 5

[Actions] 領域で、[Reconfigure] をクリックします。

ステップ 6

ドロップダウン リストから [Configure as Server Port] を選択します。

次のタスク

これで移行プロセスを完了します。Cisco UCS Manager は自動的に S3260 シャーシ を検出します。シャーシ ディスカバリ ポリシー は、シャーシ ディスカバリについて詳細を説明します。サーバ管理 では、Cisco UCS Manager を使用してサーバを管理する方法を説明します。

スタンドアロン Cisco UCS S3260 内に存在する設定を Cisco UCS Manager を使用して再設定できます。このマニュアルの使用方法 に一覧になっている Cisco UCS Manager 設定ガイドで詳細を説明しています。

管理対象の UCSM から移行Cisco UCS S3260管理 UCSM を M4 Cisco UCS S3260 M5

始める前に

移行手順を開始する前に、次の条件を満足していることを確認します。

  • システムがそれより前のバージョンを実行している場合は、リリース 3.2(3) 以降の Cisco UCS S3260 Host Upgrade Utility（HUU）をダウンロードして実行してください。Host Upgrade Utility のダウンロード手順と使用方法については、リリース 3.2(3) 以降の Host Upgrade Utility ユーザ ガイドを使用します。使用しているリリースの HUU ガイドの手順を参照してください。

  • PCIe スロットを持つ新しい SIOC を使用する場合は、BMC がバージョン 4.0 以降であることを確認します。

手順の概要

  1. シャーシから Cisco UCS S3260 M4 サーバを使用停止にします。
  2. シャット ダウンして、システム全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
  3. 既存の M4 サーバ ノードを取り外し、いずれかのサーバ ベイで新しい M5 サーバ ノードと交換します。
  4. 電源コードを接続し、システムの電源をオンにします。

手順の詳細

ステップ 1

シャーシから Cisco UCS S3260 M4 サーバを使用停止にします。

Cisco UCS S3260 サーバ ノードの稼働停止　を参照してください。

ステップ 2

シャット ダウンして、システム全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
ステップ 3

既存の M4 サーバ ノードを取り外し、いずれかのサーバ ベイで新しい M5 サーバ ノードと交換します。

ステップ 4

電源コードを接続し、システムの電源をオンにします。

次のタスク

スロットを再認識して、Cisco UCS Manager にこのサーバを再検出させる必要があります。

UCSM 管理型 Cisco UCS S3260 からスタンドアロン Cisco UCS S3260 への移行

手順の概要

  1. シャーシの稼働を中止します。「シャーシ管理」の章の「シャーシの稼働中止」の手順を参照してください。
  2. SIOC ケーブルを取り外します。

手順の詳細

ステップ 1

シャーシの稼働を中止します。「シャーシ管理」の章の「シャーシの稼働中止」の手順を参照してください。

ステップ 2

SIOC ケーブルを取り外します。

次のタスク

これで移行プロセスは完了です。シャーシをスタンドアロン モードで使用できるようになりました。詳しい設定については、Cisco UCS S3260 システム の構成ガイドでサーバの管理について参照してください。Cisco UCS S3260 システム の構成ガイドは http://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-c-series-integrated-management-controller/products-installation-and-configuration-guides-list.html にあります。

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