Cisco UCSM と Microsoft SCVMM を使用したワークフローについて

1. Hyper-V ホストのサービス プロファイルのネットワーク設定を行います。
2. VLAN と IP プールを設定します。
3. ファブリック ネットワーク セット、ファブリック ネットワーク、ネットワーク サイト、ネットワーク セグメントを設定します。
4. ネットワーク セグメントに VM ネットワークを関連付けます。
5. Microsoft SCVMM プロバイダーを作成します。
6. 論理スイッチを作成します。
7. アップリンク ポート プロファイル（UPP）を設定します。
8. 仮想ポート プロファイル（VPP）を作成します（Microsoft 用のポート分類など）。
9. 仮想ポート プロファイル（VPP）のポート プロファイル クライアントを作成し、 Microsoft SCVMM プロバイダーに作成された論理スイッチを選択します。
10. SCVMM に Cisco UCS プロバイダー プラグインをインストールします。
11. プロバイダーにネットワーク サービス インスタンスを作成します。プロバイダーは Cisco UCSM からすべてのネットワーク定義を取得します。ユーザは定期的アップデートのポーリングをスケジュールできます。
12. SCVMM に論理スイッチを作成するために、[Enable single root I/O virtualization (SR-IOV)] チェックボックスをオンにして、Cisco UCSM の論理スイッチを拡張として追加します。適切なアップリンク ポート プロファイルと仮想ポート プロファイルを選択します。
13. VM ネットワークを SCVMM に作成し、ドロップダウン リストからネットワーク セグメントを選択します。
14. SCVMM に Hyper-V ホストを接続します。
15. Hyper-V ホストに論理スイッチを展開します。
16. SCVMM に VM インスタンスを作成します。VM ネットワークとポート分類に VM NIC を割り当てます。
17. VM に電源を入れ、VM に eNIC ドライバをロードします。eNIC ドライバは、 Cisco UCS ファブリック インターコネクト（FI）とのネットワーク リンクを確立するようになりました。FI は、割り当てられたポート プロファイルごとにポートの分類を適用します。
18. Cisco UCSM GUI で VM vNIC を確認します。

Cisco UCS クラスタで使用する Hyper-V ホストの前提条件として、まず、サービス プロファイルのネットワーク設定を行います。GUI の [Modify vNIC] ウィンドウで、スタティック vNIC に対するダイナミック vNIC 接続ポリシーを設定します。

• [Adapter Performance Profile] パネルで、スタティック vNIC の [SRIOV] アダプタ ポリシーを選択します。

• [Connection Policies] パネルで、使用する 1 つ以上のスタティック vNIC に対する [Dynamic vNIC] 接続ポリシーを選択します。

• [Connection Policies] パネルで、[Add] をクリックしてダイナミック vNIC 接続ポリシーを作成します。新しいウィンドウが開きます。

• ダイナミック vNIC のアダプタ ポリシーとして [windows] を選択します。

• ダイナミック vNIC の数を指定します。
• [OK] をクリックします。

このセクションで説明している手順を完了すると、vNIC で SR-IOV が有効になります。ポリシーの設定の詳細については、ポリシーの設定 を参照してください。

（注）	VM-FEX 設定のサービス プロファイルには、VM-FEX 用と、SCVMM との通信用に、ここで作成された 2 つ以上の eNIC が必要です。SRIOV を実装し、SCVMM と会話するサービス プロファイルに eNIC が 1 しかない場合、論理スイッチが eNIC に導入されると設定が機能しなくなります。

1.    [Navigation] ペインで [VM] をクリックします。

2.    [All] ノードの順に展開します。

3.    [Port Profiles] をクリックします。

4.    ポート プロファイルを選択します。

5.    ポート プロファイルを右クリックし、[Create Port Profile Client] オプションを選択します。

6.    [Name] フィールドに、ポート プロファイル クライアントの名前を入力します。

7.    （任意） [Description] フィールドに、ポート プロファイル クライアントの説明を入力します。

8.    [Distributed Virtual Switch] フィールドで論理スイッチを選択します。このフィールドでは、特定の論理スイッチまたはすべての論理スイッチを選択することができます。選択した論理スイッチの設定は、[Microsoft] -> [SCVMM provider] -> [Logical switch] で行います。

9.    [OK] をクリックします。