この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
VM-FEX 機能を Cisco UCS で使用するには、Cisco UCS M81KR Virtual Interface Card サーバに Cisco UCS をインストールし、VMware ESX の適切なソフトウェア バージョンと Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をインストールする必要があります。インストールするソフトウェアは、VM-FEX 機能を標準モードで使用するかハイパフォーマンス モードで使用するかによって変わります。詳細については、Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル の前提条件を参照してください。
Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をインストールする前に、次の前提条件を満たしていることを確認してください。
正しいバージョンの VMware ESX または ESXi ソフトウェアを Cisco UCS Manager ホストにインストールする必要があります。標準モードの VM-FEX の場合は、VMware ESX Version 4.0 Update 1 ソフトウェアまたはそれ以降のバージョンをインストールする必要があります。
シスコの [Download Software] ページか ら Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を取得する必要があります。
B シリーズの場合:http://software.cisco.com/download/navigator.html。 を選択し、[Unified Computing Systems (UCS) Drivers] をクリックします。このページで、[Latest Releases] または [All Releases] をクリックして必要なリリースを選択し、[Download] をクリックして [ISO image of UCS-related drivers] をダウンロードします。
C シリーズの場合:http://software.cisco.com/download/navigator.html。 を選択し、[Unified Computing Systems (UCS) Drivers] をクリックします。このページで、[Latest Releases] または [All Releases] をクリックして必要なリリースを選択し、[Download] をクリックして [ISO image of UCS-related drivers] をダウンロードします。
(注) | VEM ソフトウェア バンドルは、別の製品である Cisco Nexus 1000V スイッチのコンポーネントでもあります。VEM バンドルのインストール時にこの製品の参照を見かけた場合は、気にかける必要はありません。この参照は表面的なものであり、VM-FEX のインストールと実装の結果に影響を与えません。 |
VMware vSphere Update Manager(VUM)を使用して Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をインストールするには、VMware vSphere クライアントにログインし、VM-FEX ドライバ VIB またはバンドルを cisco.com からローカルにコピーして、VUM にインポートする必要があります。
VUM の設定については、VMware 製品のマニュアルを参照してください。
この手順を使用して、ホストを ESX/ESXi 4.0, Update 3 または 4.1, Update 1 にアップグレードするとともに Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル も同時にアップグレードが可能です。
(注) | この手順は、VMware VUM を使用して実行することもできます。詳細は、「VUM を使用した Cisco VM-FEX ドライバのインストールまたはアップグレード」およびVMwareのドキュメントを参照してください。 |
1. VM の電源を切断するか、すべての VM を別のホストに移行します。
2. vmk0 管理インターフェイスを vSwitch に移行します。
3. ホストをパススルー スイッチング(PTS)モードから削除します。
4. ESX または ESXi 4.0, Update 1 から ESX または ESXi 4.0, Update 3 にアップグレードする場合は、パススルー スイッチング(PTS)を可能にする VIB をアンインストールします。そうでない場合は、ステップ 6 に進みます。
5. ESX または ESXi 4.0, Update 1 から ESX または ESXi 4.0, Update 3 にホストをアップグレードする場合は、ESX または ESXi Patch 04(ESX400-201001001.zip)と ESX または ESXi Patch 05(ESX400-201003001.zip)を /tmp ディレクトリにコピーしてインストールします(まだこれらをインストールしていない場合)。そうでない場合は、ステップ 6 に進みます。
6. ESX または ESXi ホスト ソフトウェアと Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をコピーしたディレクトリに移動します。
7. ホストをメンテナンス モードにします。
8. vihostupdate コマンドを入力します。
9. ホストをリブートします。
10. インストールが成功したことを確認します。インストールに成功すると、正しい ESX または ESXi のバージョンと、インストールされている正しい Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル が表示されます。
11. ホストをメンテナンス モードから削除します。
12. ホストをパススルー スイッチング(PTS)モードにします。
13. vmk0 管理インターフェイスを元のホストに移行します。
14. VM の電源を投入するか、すべての VM を元のホストに移行します。
互換性のある Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を使用した ESXi 5.0 にホストをアップグレードするには、CD、DVD、または USB ドライブから対話形式でのアップグレードを使用するか、VMware vSphere Update Manager(VUM)を使用することができます(オンライン アップグレードとも呼びます)。
ESXi 5.0 ホスト ソフトウェアと Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドルを /tmp ディレクトリにコピーしておきます。使用すべき正しい Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドルを特定するには、『Hardware and Software Interoperability Matrix for B Series Servers』を参照してください。
1.
Cisco UCS をリリース 1.4 にアップグレードし、ESX または ESXi ホストを次のいずれかのリリースにアップグレードします。
2. Cisco UCS をリリース 2.0 にアップグレードします。
3. VMware 用 VM-FEX にはカスタム .vib ファイルを必要とする Cisco VM-FEX ドライバが含まれているので、 Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を含むカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルを作成します。このカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルは、ESXi 5.0 ホスト アップグレードの一部としてインストールされます。
4. ホストを ESXi 5.0 にアップグレードし、カスタム ESX インストール可能 ISO ファイルをインストールします。
ステップ 1 | Cisco UCS をリリース 1.4 にアップグレードし、ESX または ESXi ホストを次のいずれかのリリースにアップグレードします。
詳細については、ESX または ESXi 4.0, Update 3 か、ESX または ESXi 4.1, Update 1 および互換性のある Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル へのホストのアップグレードを参照してください。 | ||
ステップ 2 | Cisco UCS をリリース 2.0 にアップグレードします。
詳細については、『Upgrading Cisco UCS from Release 1.4 to Release 2.0』を参照してください。 | ||
ステップ 3 | VMware 用 VM-FEX にはカスタム .vib ファイルを必要とする Cisco VM-FEX ドライバが含まれているので、 Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を含むカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルを作成します。このカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルは、ESXi 5.0 ホスト アップグレードの一部としてインストールされます。
詳細については、VMware の vSphere 5.0 用『vSphere Upgrade』マニュアルの「Upgrading Hosts That Have Third-Party Custom VIBs」のセクションを参照してください。 | ||
ステップ 4 | ホストを ESXi 5.0 にアップグレードし、カスタム ESX インストール可能 ISO ファイルをインストールします。
詳細については、VMware の vSphere 5.0 用『vSphere Upgrade』マニュアルを参照してください。
|
互換性のある Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を使用した ESXi 5.1 にホストをアップグレードするには、CD、DVD、または USB ドライブから対話形式でのアップグレードを使用するか、VMware vSphere Update Manager(VUM)を使用することができます(オンライン アップグレードとも呼びます)。
ESXi 5.1 ホスト ソフトウェアと Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドルを /tmp ディレクトリにコピーしておきます。使用すべき正しい Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドルを特定するには、『Hardware and Software Interoperability Matrix for B Series Servers』を参照してください。
1.
Cisco UCS をリリース 1.4 にアップグレードし、ESX または ESXi ホストを次のいずれかのリリースにアップグレードします。
2. Cisco UCS をリリース 2.0 にアップグレードします。
3. VMware 用 VM-FEX にはカスタム .vib ファイルを必要とする Cisco VM-FEX ドライバが含まれているので、 Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を含むカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルを作成します。このカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルは、ESXi 5.1 ホスト アップグレードの一部としてインストールされます。
4. ホストを ESXi 5.1 にアップグレードし、カスタム ESX インストール可能 ISO ファイルをインストールします。
ステップ 1 | Cisco UCS をリリース 1.4 にアップグレードし、ESX または ESXi ホストを次のいずれかのリリースにアップグレードします。
詳細については、ESX または ESXi 4.0, Update 3 か、ESX または ESXi 4.1, Update 1 および互換性のある Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル へのホストのアップグレードを参照してください。 | ||
ステップ 2 | Cisco UCS をリリース 2.0 にアップグレードします。
詳細については、『Upgrading Cisco UCS from Release 1.4 to Release 2.0』を参照してください。 | ||
ステップ 3 | VMware 用 VM-FEX にはカスタム .vib ファイルを必要とする Cisco VM-FEX ドライバが含まれているので、 Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を含むカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルを作成します。このカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルは、ESXi 5.1 ホスト アップグレードの一部としてインストールされます。
詳細については、VMware の vSphere 5.1 用『vSphere Upgrade』マニュアルの「Upgrading Hosts That Have Third-Party Custom VIBs」のセクションを参照してください。 | ||
ステップ 4 | ホストを ESXi 5.1 にアップグレードし、カスタム ESX インストール可能 ISO ファイルをインストールします。
詳細については、VMware の vSphere 5.1 用『vSphere Upgrade』マニュアルを参照してください。
|
互換性のある Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を使用した ESXi 5.1 にホストをアップグレードするには、CD、DVD、または USB ドライブから対話形式でのアップグレードを使用するか、VMware vSphere Update Manager(VUM)を使用することができます(オンライン アップグレードとも呼びます)。
ESXi 5.1 ホスト ソフトウェアと Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドルを /tmp ディレクトリにコピーしておきます。使用すべき正しい Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドルを特定するには、『Hardware and Software Interoperability Matrix for B Series Servers』を参照してください。
ステップ 1 | Cisco UCS をリリース 1.4 にアップグレードし、ESX または ESXi ホストを次のいずれかのリリースにアップグレードします。
詳細については、ESX または ESXi 4.0, Update 3 か、ESX または ESXi 4.1, Update 1 および互換性のある Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル へのホストのアップグレードを参照してください。 | ||||
ステップ 2 | Cisco UCS をリリース 2.0 にアップグレードします。 詳細については、『Upgrading Cisco UCS from Release 1.4 to Release 2.0』を参照してください。 | ||||
ステップ 3 | VMware 用 VM-FEX には、カスタム .vib ファイルが必要な Cisco VEM があるため、 Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル を含むカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルを作成します。このカスタム ESX インストール可能 ISO ファイルは、ESXi 5.1 ホスト アップグレードの一部としてインストールされます。 詳細については、VMware の vSphere 5.0 用『vSphere Upgrade』マニュアルの「Upgrading Hosts That Have Third-Party Custom VIBs」のセクションを参照してください。 | ||||
ステップ 4 | ホストを ESXi 5.1 にアップグレードし、カスタム ESX インストール可能 ISO ファイルをインストールします。 詳細については、VMware の vSphere 5.1 用『vSphere Upgrade』マニュアルを参照してください。
|
ホスト上に Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をインストールするには、次の手順に従います。
(注) | この手順は、VMware VUM を使用して実行することもできます。詳細は、「VUM を使用した Cisco VM-FEX ドライバのインストールまたはアップグレード」およびVMwareのドキュメントを参照してください。 |
1. ESX または ESXi ホスト ソフトウェアと Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をコピーしたディレクトリに移動します。
2.
ホストが ESXi Release 5 にある場合は、ステップ 3 に進みます。ホストが ESX または ESXi Release 4.0 または 4.1 にある場合は、次のいずれかを実行します。
3.
ホストが ESXi Release 5.0 にある場合は、次のいずれかを実行します。
4. (任意) 次のコマンドを使用して、 Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル のインストールまたはアップグレードが ESX または ESXi 4.0、4.1、5.0 ホスト上で成功したことを確認します。
ホストから Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をアンインストールするには、次の手順に従います。使用するコマンドは、ホストからソフトウェアを削除し、カーネル モジュールを削除し、実行システムで VEM Agent を停止します。
1. ホストが ESXi リリース 5.0 にある場合は、ステップ 2 に進みます。ホストが ESX または ESXi リリース 4.0 または 4.1 にある場合は、esxupdate remove -b VEM_name コマンドを使用して Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をアンインストールします。
2. ESXi 5.0 ホストの場合は、esxcli software vib remove -n --maintenance-mode [Cisco VM-FEX Driver bundle software name] コマンドを使用して Cisco VM-FEX ドライバ ソフトウェア バンドル をアンインストールします。
3. ホストが ESXi リリース 5.0 にある場合は、ステップ 4 に進みます。ホストが ESX または ESXi リリース 4.0 または 4.1 にある場合は、 esxupdate query --v |grep cisco コマンドの出力を確認して、ソフトウェアが正常にアンインストールされたことを確認します。
4. ESXi 5.0 ホストの場合は、 esxcli software vib get | grep cisco コマンドの出力を確認して、ソフトウェアが正常にアンインストールされたことを確認します。
5. システムをリブートします。