KVM コンソール
KVM コンソールは、Cisco UCS Manager GUI または KVM の直接接続をエミュレートする KVM Launch Manager からアクセスできるインターフェイスです。サーバに物理的に接続する必要がある KVM ドングルとは異なり、KVM コンソールを使用すると、ネットワーク上のリモート ロケーションからサーバに接続できます。
KVM コンソールを使用してサーバにアクセスする場合は、サーバまたはサーバに関連付けられているサービス プロファイルのいずれかに CIMC IP アドレスが設定されていることを確認する必要があります。KVM コンソールは、サーバまたはサービス プロファイルに割り当てられた CIMC IP アドレスを使用して、Cisco UCS ドメイン内の正しいサーバを識別し、そのサーバに接続します。
CD、DVD、またはフロッピー ドライブを使用してサーバに直接接続する代わりに、KVM コンソールでは仮想メディアを使用します。仮想メディアは、仮想 CD、DVD、またはフロッピー ドライブにマップされた実際のディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルです。次に示す任意の仮想ドライブをマップできます。
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お使いのコンピュータ上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
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コンピュータ上のディスク イメージ ファイル
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ネットワーク上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
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ネットワーク上のディスク イメージ ファイル
(注) |
物理サーバから KVM コンソールを起動すると、そのサーバがサービス プロファイルに関連付けられているか否かがチェックされます。関連付けられている管理 IP アドレスによってサーバがサービス プロファイルに関連付けられている場合は、その管理 IP アドレスを使用して KVM コンソールが起動されます。管理 IP アドレスがサービス プロファイルで関連付けられていない場合は、物理サーバを使用して KVM コンソールが起動されます。 |
サーバ OS のインストールに KVM コンソールを使用する場合の推奨事項
仮想 CD/DVD またはフロッピー ドライブから OS をインストールするには、その仮想 CD/DVD またはフロッピー ドライブがサービス プロファイルで最初のブート デバイスとして設定されている必要があります。
KVM コンソールを使用した OS のインストールは、KVM ドングルを使用する場合よりも時間がかかることがあります。これは、ネットワークを介してインストール ファイルをサーバにダウンロードする必要があるためです。ディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルをネットワーク共有から仮想ドライブにマップする場合は、インストールにさらに時間がかかることがあります。これは、インストール ファイルをネットワークから KVM コンソール(お使いのコンピュータ)にダウンロードした後、KVM コンソールからサーバにダウンロードする必要があるからです。このインストール方式を使用する場合は、KVM コンソールを搭載したシステムのできる限り近くにインストール メディアを配置することを推奨します。