この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
Cisco UCS Manager から必須のユーザ アクセス機能を設定することで、同じドメインにある Cisco UCS 6332 40 GB ファイバ インターコネクト(FI)と UCS 6200 シリーズ 10 GB FI を 1 つのコンソールから管理できるようになります。環境で UCS 6324 40 GB ミニを使用している場合は、同じ Cisco UCS Manager 機能を使用してユーザ アクセス機能を管理できます。
環境内のユーザ アクセスを管理するために、次の基本的な管理設定を構成できます。
パスワード:デフォルトの管理ユーザ アカウントを初期セットアップする際にパスワードを選択すると共に、各ユーザ アカウントに対してシステムにアクセスするための一意のユーザ名とパスワードを作成します。
RBAC:ロールに従ってユーザのアクセス権限を委譲および制御して、マルチテナントなどのテナントに定義されている組織境界内でユーザ アクセスを制限します。
認証:UCS Manager のローカル ユーザ アカウント、または LDAP、RADIUS、TACACS+ プロトコルを使用してリモート ユーザ アカウントを作成します。
コミュニケーション サービス:サードパーティ製アプリケーションと Cisco UCS とのインターフェイスのために、CIM XML、HTTP、HTTPS、SMASH CLP、SNMP、SSH、Telnet を設定します。
組織:ポリシー、プール、サービス プロファイルのための組織を作成します。デフォルトのルート組織の下に複数のサブ組織を作成し、各サブ組織の下にサブ組織をネストすることができます。
CIMC:ユーザの KVM、vMedia、および SoL セッションを閉じます。UCS Manager が CIMC からイベントを受け取ると、そのセッション テーブルを更新し、すべてのユーザに情報を表示します。
バックアップと復元:システム設定の全体またはその一部のスナップショットを作成し、そのファイルをネットワーク上の場所にエクスポートします。Full State、すべての設定、システム設定、および論理設定のバックアップを設定できます。
Call Home:UCS のエラーや障害に関する電子メール アラート通知を設定します。Cisco TAC(事前定義済み)または他の受信者宛ての電子メール通知を設定できます。
遅延展開:サービス プロファイルの展開について、すぐに展開するか、または指定されたメンテナンス時間帯に展開するかを設定します。これを使用して、サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに対する中断を伴う設定変更の実装タイミングを制御します。
スケジューリング:あるスケジュールのワンタイム オカレンスや繰り返しオカレンスをスケジュールしたり、スケジュール削除したりします。
障害抑制:予定されたメンテナンス時間帯に SNMP トラップおよび Call Home 通知を抑制する障害抑制を有効にします。
Cisco UCS Manager では、次の表に示す、使用例を基本とした従来よりもコンパクトな新しいマニュアルが用意されています。
ガイド |
説明 |
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Cisco UCS アーキテクチャのほか、Cisco UCS Manager の初期設定や構成のベスト プラクティスなど、稼働前に必要な操作について説明しています。 |
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パスワード管理、ロール ベース アクセスの設定、リモート認証、通信サービス、CIMC セッション管理、組織、バックアップと復元、スケジューリング オプション、BIOS トークン、および遅延展開について説明しています。 |
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Cisco UCS Manager によって使用および管理される物理インフラストラクチャと仮想インフラストラクチャのコンポーネントについて説明します。 |
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ファームウェアのダウンロードと管理、自動インストール によるアップグレード、サービス プロファイルによるアップグレード、ファームウェアの自動同期によるエンドポイントでの直接アップグレード、機能カタログの管理、展開シナリオ、およびトラブルシューティングについて説明しています。 |
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新しいライセンス、Cisco UCS Central への Cisco UCS ドメインの登録、電力制限、サーバのブート、サーバ プロファイルおよびサーバ関連ポリシーについて説明しています。 |
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Cisco UCS Manager の SAN や VSAN など、ストレージ管理のあらゆる側面について説明しています。 |
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Cisco UCS Manager の LAN や VLAN 接続など、ネットワーク管理のあらゆる側面について説明しています。 |
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Cisco UCS Manager における、システム統計を含むシステムおよびヘルス モニタリングのあらゆる側面について説明しています。 |