ライセンス
各 Cisco UCS ファブリック インターコネクトにはいくつかのポート ライセンスが付属しています。これらはプレインストールされ、ハードウェアとともに出荷されます。ファブリック インターコネクトは、完全ライセンスまたは部分ライセンスで購入できます。また、納入後に追加ライセンスを購入することもできます。
次の 4 つの新しいライセンスは 6300 シリーズ FI 向けに追加され、6332 および 6332-16UP FI でのみ有効です。
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40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG:40 GB イーサネット ポート用ライセンス
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40G_ETH_C_PORT_ACTIVATION_PKG:ラック サーバに直接接続された(C ダイレクト)40 GB イーサネット ポート用ライセンス
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10G_C_PORT_ACTIVATION_PKG:ラック サーバに直接接続された(C ダイレクト)6332-16UP の最初の 16 個の 10 GB ユニファイド ポート用ライセンス
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10G_PORT_ACTIVATION_PKG:6332-16UP の最初の 16 個の 10 GB ユニファイド ポート用ライセンス
(注)
10G_PORT_ACTIVATION_PKG および 10G_C_PORT_ACTIVATION_PKG ライセンスは 6332-16UP FI でのみ有効で、それらにだけインストールできます。
次のライセンスは、S3260 システム がアプライアンス(アプライアンス ポート)または Cisco UCS Manager 管理ノード(サーバ ポート)として FI に接続されている場合に使用されます。
FI モデル |
ライセンス |
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6200 |
ETH_PORT_ACTIVATION_PKG |
6332 |
40G_ETH_PORT_ACTIVATION_PKG |
6332-16UP |
10G_PORT_ACTIVATION_PKG |
各ファブリック インターコネクトは、少なくとも次のカウントされたライセンスがプリインストールされた状態で出荷されます。
ファブリック インターコネクト |
デフォルトの基本ライセンス |
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Cisco UCS 6248(ユニファイド ポート) |
拡張モジュールの最初の 12 個の有効なイーサネット ポートおよび任意のファイバ チャネル ポート用。 |
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Cisco UCS 6296(ユニファイド ポート) |
拡張モジュールの最初の 18 個の有効なイーサネット ポートおよび任意のファイバ チャネル ポート用。 |
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Cisco UCS 6324 |
4 個の非ブレークアウト ポート専用。ライセンスを含まない 5 番目のポートは、さらに 4 個の 10 GB ポートに分割されます。 |
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Cisco UCS 6332 16UP |
4 個の 40 GB ポートと 8 個の 10 GBポート用。
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Cisco UCS 6332 |
8 個の 40 GB ポート用。 |
ポート ライセンスは物理ポートにバインドされません。ライセンスされているポートを無効にすると、そのライセンスは次に有効にされたポートで使用するために保持されます。追加の固定ポートを使用するには、それらのポート用のライセンスを購入し、インストールする必要があります。タイプ(ファイバ、イーサネット)に関係なく、ポートが有効な場合は、すべてのポートがライセンスを使用します。
6332 および 6332-16UP プラットフォームで使用可能なブレークアウト対応ポートの場合は、ポートがブレークアウト ポートで、そのポートが引き続き 40 GB ライセンスを 1 つだけ使用する場合でも、40 GB のライセンスがメイン ポートに適用されたままになります。
(注) |
ポートの初期設定でそれを有効にし、ライセンスを使用します。 |
重要 |
製品の世代間でライセンスを移動させることはできません。6200 シリーズ ファブリック インターコネクト用に購入したライセンスを使用して 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのポートを有効にすることはできません。その逆も同様です。 |
各 Cisco UCS 6324 Fabric Interconnect にはポート ライセンスが付属します。このライセンスは工場でインストールされ、ハードウェアと共に出荷されます。このライセンスは 8 個の 40 GB ユニファイド ポートに対応し、サポートされているあらゆる用途に使用できます。C ダイレクト ポート ライセンスは猶予期間にプレインストールされ、Cisco UCS ラック サーバで使用できます。
猶予期間
ライセンスがインストールされていないポートを使用しようとすると、Cisco UCS は 120 日間の猶予期間を開始します。猶予期間は、最初にライセンスなしでポートを使用した時点から測定され、有効なライセンス ファイルがインストールされると一時停止されます。猶予期間中に使用された時間数はシステムに保存されます。
(注) |
各物理ポートには固有の猶予期間があります。1 つのポートで猶予期間を開始しても、すべてのポートの猶予期間が開始するわけではありません。 |
ライセンスされているポートの設定を解除すると、そのライセンスは、猶予期間内で機能しているポートに移行されます。複数のポートが猶予期間内で動作している場合、ライセンスは猶予期間の終了が最も近いポートに移動されます。
ハイ アベイラビリティ コンフィギュレーション
フェールオーバー中の不整合を避けるため、クラスタ内の両方のファブリック インターコネクトに同数のライセンスされたポートを用意することを推奨します。均衡が保たれていない状態でフェールオーバーが発生すると、Cisco UCS は欠けているライセンスを有効化して、フェールオーバー ノードで使用される各ポートに対して猶予期間を開始します。