Cisco UCS S3260 CLI を使用して、サーバと Cisco UCS Manager リリース 4.0 との統合

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翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Cisco UCS S3260 CLI を使用して、サーバと Cisco UCS Manager リリース 4.0 との統合

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シャーシ プロファイル

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2019年4月24日

章のタイトル： シャーシ プロファイル

シャーシ プロファイル

シャーシ プロファイル Cisco UCS Manager

シャーシ プロファイルはシャーシのストレージ、ファームウェアとメンテナンスの特性を定義します。Cisco UCS S3260 シャーシ のシャーシ プロファイルを作成できます。シャーシ プロファイルがシャーシに関連付けられると、Cisco UCS Manager は自動的にシャーシ プロファイルで指定された設定に一致するようにシャーシを設定します。


重要

各 S3260 シャーシ は、いつの時点においても 1 つのシャーシ プロファイルだけに関連付けることができます。同様に、各シャーシ プロファイルは 1 度に 1 つの S3260 シャーシ だけに関連付けることができます。

シャーシ プロファイルには、次の情報が含まれます。

  • Chassis definition：プロファイルを割り当てる特定のシャーシを定義します。

  • Maintenance policy：プロファイルに適用されるメンテナンス ポリシーが含まれます。

  • [Firmware specifications]：このプロファイルによるシャーシに適用できるシャーシ ファームウェア パッケージを定義します。

  • [Disk zoning policy]：ストレージ ディスクに適用されるゾーン分割ポリシーが含まれます。

  • Compute Connection policy：プライマリ SIOC、補助 SIOC、およびサーバ間のデータパスを定義します。

シャーシ プロファイルに関するガイドラインおよび推奨事項

シャーシ プロファイルまたはシャーシ プロファイル テンプレートに含まれるポリシー（ディスク ゾーン分割ポリシーなど）に固有のガイドラインと推奨事項に加え、シャーシ プロファイルとシャーシを関連付ける機能に影響する以下のガイドラインと推奨事項も順守してください。

  • 各 S3260 シャーシ は、1 個のみシャーシ プロファイルに関連付けることが可能です。同様に、各シャーシ プロファイルは 1 度に 1 つの S3260 シャーシ だけに関連付けることができます。

  • シャーシ プロファイルは、Cisco UCS S3260 シャーシ 上でのみサポートされます。Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシは、シャーシ プロファイルをサポートしておらず、シャーシ プロファイルに関連付けることはできません。

  • Cisco UCS S3260 シャーシ では、S シリーズ サーバ ソフトウェアの Cisco UCS Manager リリース 3.1(2) より前のバンドルはサポートされません。

シャーシ プロファイルの作成

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # create chassis-profile profile-name instance
  3. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set descr description
  4. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set chassisfwpolicyname chassis-firmware-policy-name
  5. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set chassis-profile-maint-policy policy-name
  6. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set user-label label-name
  7. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set src-templ-name source-chassis-profile-template-name
  8. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set disk-zoning-policy disk-zoning-policy-name
  9. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set compute-conn-policy compute-conn-policy-name
  10. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set sas-expander-configuration-policy sas-expander-configuration-policy-name
  11. UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # create chassis-profile profile-name instance

指定したシャーシ プロファイル インスタンスを作成し、組織サービス プロファイル モードを開始します。

このシャーシ プロファイルを特定する一意の profile-name を入力します。

この名前には、1 ～ 16 文字の英数字を使用できます。-（ハイフン）、_（アンダースコア）、:（コロン）、および . （ピリオド）は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後にこの名前を変更することはできません。

ステップ 3

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set descr description

（任意）

シャーシ プロファイルの説明を提供します。

（注）   

説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。引用符は、 show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

ステップ 4

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set chassisfwpolicyname chassis-firmware-policy-name

（任意）

シャーシ プロファイルに指定されたシャーシ ファームウェア ポリシーを関連付けます。

ステップ 5

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set chassis-profile-maint-policy policy-name

（任意）

シャーシ プロファイルに指定されたシャーシ メンテナンス ポリシーを関連付けます。

ステップ 6

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set user-label label-name

（任意）

シャーシ プロファイルに関連付けられたユーザ ラベルを指定します。

ステップ 7

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set src-templ-name source-chassis-profile-template-name

（任意）

シャーシ プロファイルに指定されたシャーシ プロファイル テンプレートをバインドします。

ステップ 8

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set disk-zoning-policy disk-zoning-policy-name

（任意）

シャーシ プロファイルに指定されたディスク ゾーニング ポリシーを関連付けます。

ステップ 9

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set compute-conn-policy compute-conn-policy-name

（任意）
ステップ 10

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set sas-expander-configuration-policy sas-expander-configuration-policy-name

（任意）

シャーシ プロファイルに指定された SAS エクスパンダ設定ポリシーを関連付けます。

ステップ 11

UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例は、シャーシ プロファイル インスタンスを作成してトランザクションをコミットします。 

UCS-A# scope org /
UCS-A /org* # create chassis-profile ChassisProfile1 instance
UCS-A /org/chassis-profile* # set  descr "This is a chassis profile example."
UCS-A /org/chassis-profile* # set chassis-profile-maint-policy chassismaintpol4
UCS-A /org/chassis-profile* # set user-label mycplabel
UCS-A /org/chassis-profile* # set chassisfwpolicyname cfp1
UCS-A /org/chassis-profile* # set src-templ-name chassispt1
UCS-A /org/chassis-profile* # set disk-zoning-policy dzp1
UCS-A /org/chassis-profile* # set compute-conn-policy ccp1
UCS-A /org/chassis-profile* # set sas-expander-configuration-policy secp1
UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/chassis-profile #

次のタスク

シャーシ プロファイルを S3260 シャーシ に関連付けます。

シャーシ プロファイルの名前の変更

シャーシ プロファイルの名前を変更すると、次のことが起こります。

  • シャーシ プロファイルの以前の名前を参照するイベント ログと監査ログは、その名前のまま保持されます。

  • 名前変更の操作を記録する、新しい監査データが作成されます。

  • シャーシ プロファイルの以前の名前で生じたすべての障害データは、新しいシャーシ プロファイル名に転送されます。


（注）  

保留中の変更があるシャーシ プロファイルの名前は変更できません。

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name
  3. UCS-A /org/chassis-profile # rename-to new-profile-name

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name

指定されたシャーシ プロファイルの組織シャーシ プロファイル モードを開始します。

ステップ 3

UCS-A /org/chassis-profile # rename-to new-profile-name

指定されたシャーシ プロファイルの名前を変更します。

この名前には、1 ～ 16 文字の英数字を使用できます。-（ハイフン）、_（アンダースコア）、:（コロン）、および . （ピリオド）は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後にこの名前を変更することはできません。

このコマンドを入力すると、これはスタンドアロン操作であり、CLI セッションのコミットされていないすべての変更が失われることがあるという警告がされます。続行するには確認のため yes を入力します。

例

この例では、シャーシ プロファイルの名前を CP5 から CP10 に変更し、トランザクションをコミットする方法を示します。 

UCS-A# scope org /
UCS-A /org # scope chassis-profile CP5
UCS-A /org/chassis-profile # rename-to CP10
Rename is a standalone operation. You may lose any uncommitted changes in this CLI session.
Do you want to continue? (yes/no): yes
The managed object in the current mode no longer exists. Changing to mode: /org
UCS-A /org #

シャーシ プロファイルの削除

この手順では、シャーシ プロファイルを削除する方法について説明します。

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # delete chassis-profile profile-name
  3. UCS-A /org* # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # delete chassis-profile profile-name

指定されたシャーシ プロファイルを削除します。

ステップ 3

UCS-A /org* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

この例では、シャーシ プロファイル ChasInst90 を削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。 

UCS-A# scope org /
UCS-A /org delete chassis-profile ChasInst90
UCS-A /org* # commit-buffer
UCS-A /org #

シャーシ プロファイルの関連付け

シャーシ プロファイルとシャーシの関連付け

作成時にシャーシ プロファイルをシャーシに関連付けなかった場合、またはシャーシ プロファイルを関連付けるシャーシを変更する場合には、次の手順を実行します。

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name
  3. UCS-A /org/chassis-profile # associate chassis chassis-id [restrict-migration ]
  4. UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name

指定されたシャーシ プロファイルの組織シャーシ プロファイル モードを開始します。

ステップ 3

UCS-A /org/chassis-profile # associate chassis chassis-id [restrict-migration ]

シャーシ プロファイルを単一のシャーシに関連付けます。

オプションの restrict-migration キーワードを追加すると、シャーシ プロファイルは別のシャーシに移行されません。

ステップ 4

UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例は ChassisProf1 という名前のシャーシ プロファイルとシャーシ 1 を関連付け、トランザクションをコミットします。 

UCS-A# scope org /
UCS-A /org* # scope chassis-profile ChassisProf1
UCS-A /org/chassis-profile # associate chassis 1
UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/chassis-profile #

シャーシ プロファイルとシャーシの関連付け解除

この手順は、シャーシからシャーシ プロファイルの関連付けを解除する方法を説明します。


（注）  

シャーシのシャーシ プロファイルからの関連付けを解除するとき、ディスク ゾーニング ポリシーの効果は引き続きシャーシに残ります。

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name
  3. UCS-/org/chassis-profile # disassociate
  4. UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、org-name に / と入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name

指定されたシャーシ プロファイルの組織シャーシ プロファイル モードを開始します。

ステップ 3

UCS-/org/chassis-profile # disassociate

シャーシからシャーシ プロファイルの関連付けを解除します。

ステップ 4

UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例は ChassisProf1 という名前のシャーシ プロファイルとシャーシ の関連付けを解除し、トランザクションをコミットします。 

UCS-A# scope org /
UCS-A /org* # scope chassis-profile ChassisProf1
UCS-A /org/chassis-profile # disassociate
UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/chassis-profile #

シャーシ プロファイル テンプレート

シャーシ プロファイル テンプレートの作成

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # create chassis-profile profile-name {initial-template | updating-template }
  3. （任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set descr description
  4. UCS-A /org/chassis-profile* # set chassisfwpolicyname chassis-firmware-policy-name
  5. UCS-A /org/chassis-profile* # set chassis-profile-maint-policy policy-name
  6. UCS-A /org/chassis-profile* # set user-label label-name
  7. UCS-A /org/chassis-profile* # set src-templ-name source-chassis-profile-template-name
  8. UCS-A /org/chassis-profile* # set disk-zoning-policy disk-zoning-policy-name
  9. UCS-A /org/chassis-profile* # set compute-conn-policy compute-conn-policy-name
  10. UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の設定モードに入ります。ルート組織モードを開始するには、org-name に / を入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # create chassis-profile profile-name {initial-template | updating-template }

指定したシャーシ プロファイル テンプレートを作成し、組織サービス プロファイル モードを開始します。

このシャーシ プロファイルを特定する一意の profile-name を入力します。

この名前には、1 ～ 16 文字の英数字を使用できます。-（ハイフン）、_（アンダースコア）、:（コロン）、および . （ピリオド）は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後にこの名前を変更することはできません。

シャーシ プロファイル テンプレート タイプ:

  • initial-template —このテンプレートが更新される場合、インスタントは自動的に更新されません。

  • updating-template —テンプレートが更新される場合、インスタンスは自動的に更新されます。

ステップ 3

（任意） UCS-A /org/chassis-profile* # set descr description

（任意）

シャーシ プロファイル テンプレートの説明を示します。

（注）   

説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。引用符は、 show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

ステップ 4

UCS-A /org/chassis-profile* # set chassisfwpolicyname chassis-firmware-policy-name

シャーシ プロファイル テンプレートと指定されたシャーシ ファームウェア ポリシーを関連付けます。

ステップ 5

UCS-A /org/chassis-profile* # set chassis-profile-maint-policy policy-name

シャーシ プロファイル テンプレートと指定されたシャーシ メンテナンス ポリシーを関連付けます。

ステップ 6

UCS-A /org/chassis-profile* # set user-label label-name

シャーシ プロファイルに関連付けられるユーザ ラベルを指定します。

ステップ 7

UCS-A /org/chassis-profile* # set src-templ-name source-chassis-profile-template-name

シャーシ プロファイルに指定されたシャーシ プロファイル テンプレートをバインドします。

ステップ 8

UCS-A /org/chassis-profile* # set disk-zoning-policy disk-zoning-policy-name

シャーシ プロファイル テンプレートに指定されたディスク ゾーン分割ポリシーを関連付けます。

ステップ 9

UCS-A /org/chassis-profile* # set compute-conn-policy compute-conn-policy-name

シャーシ プロファイル テンプレートに指定されたコンピューティング接続ポリシーを関連付けます。

ステップ 10

UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例は、シャーシ プロファイル テンプレートを作成してトランザクションをコミットします。 

UCS-A# scope org /
UCS-A /org* # create chassis-profile ChassisProTemp1 updating-template
UCS-A /org/chassis-profile* # set  descr "This is a chassis profile template example."
UCS-A /org/chassis-profile* # set chassis-profile-maint-policy chassismaintpol2
UCS-A /org/chassis-profile* # set user-label mycptlabel
UCS-A /org/chassis-profile* # set chassisfwpolicyname cptf1
UCS-A /org/chassis-profile* # set src-templ-name chassispt1
UCS-A /org/chassis-profile* # set disk-zoning-policy dzp1
UCS-A /org/chassis-profile* # set compute-conn-policy ccp1
UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/chassis-profile #

次のタスク

シャーシ プロファイル テンプレートからシャーシ プロファイル インスタンスを作成します。

シャーシ プロファイル テンプレートからのシャーシ プロファイル インスタンスの作成

始める前に

シャーシ プロファイル インスタンスを作成するためのシャーシ プロファイル テンプレートがあることを確認します。

手順の概要

  1. UCSC(resource-mgr)# scope org org-name
  2. UCSC(resource-mgr) /org # create chassis-profile profile-name instance
  3. UCSC(resource-mgr) /org/chassis-profile* # set src-templ-name profile-name
  4. Ucsc (resource-mgr)/組織/シャーシ-プロファイル * # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCSC(resource-mgr)# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCSC(resource-mgr) /org # create chassis-profile profile-name instance

指定したシャーシ プロファイル インスタンスを作成し、組織サービス プロファイル モードを開始します。

このシャーシ プロファイルを特定する一意の profile-name を入力します。

この名前には、1 ～ 16 文字の英数字を使用できます。-（ハイフン）、_（アンダースコア）、:（コロン）、および . （ピリオド）は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後にこの名前を変更することはできません。

ステップ 3

UCSC(resource-mgr) /org/chassis-profile* # set src-templ-name profile-name

元になるシャーシ プロファイル テンプレートを指定してシャーシ プロファイル インスタンスに適用します。シャーシ プロファイル テンプレートからのすべての設定が、シャーシ プロファイル インスタンスに適用されます。

ステップ 4

Ucsc (resource-mgr)/組織/シャーシ-プロファイル * # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例は、ChassisProf02 という名前のシャーシ プロファイル インスタンスを作成し、ChassisProfTemp2 という名前のshがーし プロファイル テンプレートを適用し、トランザクションをコミットします。 

UCSC(resource-mgr)# scope org /
UCSC(resource-mgr) /org* # create chassis-profile ChassisProf02 instance
UCSC(resource-mgr) /org/chassis-profile* # set src-templ-name ChassisProfTemp2
UCSC(resource-mgr) /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCSC(resource-mgr) /org/chassis-profile #

次のタスク

シャーシ プロファイルをシャーシに関連付けます。

シャーシ プロファイル テンプレートへのシャーシ プロファイルのバインディング

シャーシ プロファイルをシャーシ プロファイル テンプレートにバインドすることができます。シャーシ プロファイルをテンプレートにバインドした場合、Cisco UCS Manager により、シャーシ プロファイル テンプレートに定義された値を使って、シャーシ プロファイルが設定されます。既存のシャーシ プロファイル設定がテンプレートに一致しない場合、Cisco UCS Manager により、シャーシ プロファイルが再設定されます。バインドされたシャーシ プロファイルの設定は、関連付けられたテンプレートを使用してのみ変更できます。

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name
  3. UCS A/org/chassis-profile # set src-templ-name chassis-profile-template-name
  4. UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name

指定されたシャーシ プロファイルの組織シャーシ プロファイル モードを開始します。

ステップ 3

UCS A/org/chassis-profile # set src-templ-name chassis-profile-template-name

シャーシ プロファイルに指定されたシャーシ プロファイル テンプレートをバインドします。

ステップ 4

UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例では、ChassisProfileTemplate1 に ChassisProf1 という名前のシャーシ プロファイルをバインドし、トランザクションをコミットします。 

UCS-A# scope org
UCS-A /org # scope chassis-profile ChassisProf1
UCS-A /org/chassis-profile # set src-templ-name ChassisProfileTemplate1
UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/chassis-profile #

シャーシ プロファイル テンプレートからのシャーシ プロファイルのバインド解除

シャーシ プロファイル テンプレートからシャーシ プロファイルをアンバインドするには、空の値（スペースなしの引用符）にシャーシ プロファイルをバインドします。

手順の概要

  1. UCSC # scope org org-name
  2. UCSC /org # scope chassis-profile profile-name
  3. UCSC/org/chassis-profile # set src-templ-name ""
  4. UCSC /org/chassis-profile* # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCSC # scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCSC /org # scope chassis-profile profile-name

指定されたシャーシ プロファイルの組織シャーシ プロファイル モードを開始します。

ステップ 3

UCSC/org/chassis-profile # set src-templ-name ""

シャーシ プロファイル テンプレートからのシャーシ プロファイルのバインド解除

ステップ 4

UCSC /org/chassis-profile* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例では、ChassisProf1 という名前のシャーシ プロファイルをバインド解除し、トランザクションをコミットします。 

UCSC# scope org
UCSC /org # scope chassis-profile ChassisProf1
UCSC /org/chassis-profile # set src-templ-name ""
UCSC /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCSC /org/chassis-profile #

メンテナンス ポリシー

シャーシ プロファイル メンテナンス ポリシーの作成

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # create chassis-profile-maint-policy policy-name
  3. UCS A/org/chassis-profile-maint-ポリシー * # set reboot-policy user-ack
  4. （任意） UCS-/org/chassis-profile-maint-policy * # set descr description
  5. （任意） UCS A/org/chassis-profile-maint-ポリシー * # set policy-owner global | local
  6. UCS-A /org/maint-policy #* commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # create chassis-profile-maint-policy policy-name

指定されたメンテナンス ポリシーを作成し、メンテナンス ポリシー モードを開始します。

ステップ 3

UCS A/org/chassis-profile-maint-ポリシー * # set reboot-policy user-ack

ポリシーがシャーシに関連付けられると、シャーシは関連付けを完了するために再確認する必要があります。ユーザは、変更が適用される前に apply pending-changes コマンドを使用して変更を明示的に確認する必要があります。

ステップ 4

（任意） UCS-/org/chassis-profile-maint-policy * # set descr description

（任意）

ポリシーの説明。ポリシーを使用する場所とタイミングについての情報を含めることを推奨します。

ステップ 5

（任意） UCS A/org/chassis-profile-maint-ポリシー * # set policy-owner global | local

（任意）

メンテナンス ポリシーの所有者を指定します。

  • global - グローバル ポリシーの所有権は Cisco UCS Central にあるため、Cisco UCS Manager を使用してこのポリシー所有権を変更することはできません。1 つ以上の登録済み Cisco UCS ドメイン内のシャーシ-にグローバル ポリシーを関連付けることができます。

  • local - 同じドメインのローカル ポリシーでのみシャーシを関連付けることができます。

ステップ 6

UCS-A /org/maint-policy #* commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例は、「maintenance」という名前のメンテナンス ポリシーを作成し、トランザクションをコミットします。 

UCS-A# scope org /
UCS-A /org # create chassis-profile-maint-policy maintenance
UCS-A /org/chassis-profile-maint-policy* # set reboot-policy user-ack
UCS-A /org/chassis-profile-maint-policy* # commit-buffer
UCS-A /org/maint-policy #

シャーシ プロファイル /シャーシ プロファイル テンプレートのメンテナンス ポリシーの設定

手順の概要

  1. UCS-A# scope org org-name
  2. UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name|template-name
  3. UCS A/org/chassis-profile # set chassis-profile-maint-policy maintenance-policy-name
  4. UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org org-name

指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、[org-name] に / を入力します。

ステップ 2

UCS-A /org # scope chassis-profile profile-name|template-name

指定されたシャーシ プロファイルの組織シャーシ プロファイルまたはシャーシ プロファイル テンプレート モードを開始/シャーシ プロファイル テンプレート/。

ステップ 3

UCS A/org/chassis-profile # set chassis-profile-maint-policy maintenance-policy-name

指定されたメンテナンス ポリシーを chassis profile//chassis profile template に関連付けます。

既存のメンテナンス ポリシー名を使用するか、新しいポリシーを入力します。

ステップ 4

UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

次の例では、シャーシ プロファイルにメンテナンス ポリシーを関連付け、トランザクションをコミットします。 

UCS-A# scope org
UCS-A /org # scope chassis-profile ChassisProfile1
UCS-A /org/chassis-profile # set chassis-profile-maint-policy default
UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/chassis-profile #

コンピューティング接続ポリシー

コンピューティング接続ポリシーは、サーバ SIOC 接続のユーザ設定を保存するために使用されます。これらの設定は、[Server SIOC Connectivity] プロパティを使用して行われます。このプロパティは次のいずれかに設定できます。

  • [single-server-single-sioc]（デフォルト）：シャーシに単一サーバと単一 SIOCまたはデュアル サーバとデュアル SIOC が装着されている場合に、1 つの SIOC を経由するデータ パスを設定します。

  • [single-server-dual-sioc]：有効な場合は、シャーシに単一サーバとデュアル SIOC が装着されていると、プライマリ SIOC および補助 SIOC の両方を経由するデータ パスを設定できます。詳細については、Server SIOC Connectivity 機能を参照してください。

コンピューティング接続ポリシーの作成

手順の概要

  1. UCS-A# scope org
  2. UCS-/org # create compute-conn-policy compute-conn-policy-name
  3. （任意） UCS-A /org/compute-conn-policy* # set descr description
  4. UCS-A /org/compute-conn-policy* # set server-sioc-connectivity {single-server-dual-sioc | single-server-single-sioc
  5. UCS A/org/compute-conn-policy # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org

ルート組織モードを開始します。

ステップ 2

UCS-/org # create compute-conn-policy compute-conn-policy-name

指定されたコンピューティング接続ポリシーを作成します。
ステップ 3

（任意） UCS-A /org/compute-conn-policy* # set descr description

（任意）

ポリシーの説明を記します。

（注）   

説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明の前後に引用符を付ける必要があります。引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。
ステップ 4

UCS-A /org/compute-conn-policy* # set server-sioc-connectivity {single-server-dual-sioc | single-server-single-sioc

  • [single-server-single-sioc (デフォルト)]：シャーシに単一サーバと単一 SIOCまたはデュアル サーバとデュアル SIOC が装着されている場合に、1 つの SIOC を経由するデータ パスを設定します。

  • [single-server-dual-sioc]：有効な場合は、シャーシに単一サーバとデュアル SIOC が装着されていると、プライマリ SIOC および補助 SIOC の両方を経由するデータ パスを設定できます。詳細については、Server SIOC Connectivity 機能を参照してください。

ステップ 5

UCS A/org/compute-conn-policy # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

UCS-A# scope org
UCS-A /org # create compute-conn-policy ccptest
UCS-A /org/compute-conn-policy* # set descr "This is an example policy."
UCS-A /org/compute-conn-policy* # set server-sioc-connectivity single-server-dual-sioc
UCS-A /org/compute-conn-policy* # commit-buffer
UCS-A /org/compute-conn-policy #

コンピューティング接続ポリシーとシャーシ プロファイルの関連付け

手順の概要

  1. UCS-A# scope org
  2. UCS-/org # scope chassis_profile chassis-profile-name
  3. UCS-A /org/chassis-profile# set compute-conn-policy compute-conn-policy-name
  4. UCS-/org/chassis-profile # commit-buffer
  5. UCS-/org/chassis-profile # apply pending-changes immediate
  6. UCS-/org/chassis-profile # commit-buffer

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

UCS-A# scope org

ルート組織モードを開始します。

ステップ 2

UCS-/org # scope chassis_profile chassis-profile-name

シャーシ プロファイル モードを開始します。

ステップ 3

UCS-A /org/chassis-profile# set compute-conn-policy compute-conn-policy-name

シャーシ プロファイルに指定されたコンピューティング接続ポリシーに関連付けます。
ステップ 4

UCS-/org/chassis-profile # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

ステップ 5

UCS-/org/chassis-profile # apply pending-changes immediate

保留中の変更を確認し、プロファイルの関連付けをトリガーします。

（注）   

コンピューティング接続ポリシーの設定を変更すると、保留イベントが発生します。この保留イベントを確認した後でのみ、シャーシ プロファイルの関連付けが自動的に開始します。
ステップ 6

UCS-/org/chassis-profile # commit-buffer

トランザクションをシステムの設定にコミットします。

例

UCS-A# scope org
UCS-A /org # scope chassis-profile chassisprofile1
UCS-A /org/chassis-profile # set compute-conn-policy compconpolicy1
UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer
UCS-A /org/chassis-profile # apply pending-changes immediate
UCS-A /org/chassis-profile* # commit-buffer

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