この章は、次の項で構成されています。
Cisco UCS Director は、Cisco UCS Manager に代わるものではありません。Cisco UCS Director は、オーケストレーションを使用して、Cisco UCS ドメインの設定に必要なステップの一部を自動化します。このような方法で、Cisco UCS Director は、データの統計分析と各ポッドの統合ビューを提供します。
Cisco UCS ドメインを Cisco UCS Manager アカウントとして Cisco UCS Director に追加すると、Cisco UCS Director により Cisco UCS ドメインが完全に可視化されます。さらに、Cisco UCS Director を使用して、その Cisco UCS ドメインの管理や設定を行うことができます。
![]() (注) | Cisco UCS Manager アカウントの管理に使用可能な機能は、Cisco UCS Manager リリースによって異なります。Cisco UCS Director からアカウントを管理する前に、Cisco UCS Manager のリリース ノートを参照して、サポートされている機能を確認してください。 |
Cisco UCS Manager アカウント内のCisco UCS ドメインに Cisco UCS Mini が含まれている場合は、Cisco UCS Director を使用して Cisco UCS Mini を管理、設定、調整、監視、および報告できます。
Cisco UCS Mini の詳細については、『Cisco UCS Manager User Guides for Cisco UCS Mini』と『Cisco UCS 5108 Server Chassis Installation Guide』を参照してください。
Cisco UCS Director を使用して、Cisco UCS ドメイン内の物理デバイスと仮想デバイスの管理、モニタ、およびレポートのタスクを実行できます。
次のような Cisco UCS ハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントを Cisco UCS Director で作成および設定することができます。
Cisco UCS Director を使用して、次に示すような Cisco UCS ドメイン とそれらのコンポーネントをモニタおよびレポートすることもできます。
Cisco UCS Director を使用して、Cisco UCS ドメイン内で次のような特定のシステム管理タスクを実行することはできません。
Cisco UCS Director に用意されているオーケストレーション機能を使用すると、Cisco UCS Manager によって実行されるタスクの設定と管理を 1 つまたは複数のワークフローで自動化することができます。同じワークフローに Cisco UCS Manager、ネットワーク、およびストレージのタスクを含めることができます。
Cisco UCS Director でのオーケストレーションの詳細については、『Cisco UCS Director Orchestration Guide』を参照してください。
Cisco UCS Manager オーケストレーション タスクの完全なリストは、ワークフロー デザイナ、タスク ライブラリ、および [Cisco UCS タスク(Cisco UCS Tasks)] フォルダにあります。オーケストレーション タスクの説明を含むタスク ライブラリには、Cisco UCS Director の次の場所からアクセスできます。
Cisco UCS Manager オーケストレーション タスクには、次の項目を設定および管理するタスクが含まれます。