Cisco UCS Director オーケストレーション ガイド、リリース 5.5

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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Cisco UCS Director オーケストレーション ガイド、リリース 5.5

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アクティビティの使用

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2017年6月29日

章のタイトル： アクティビティの使用

アクティビティの使用

この章は、次の項で構成されています。

アクティビティ

アクティビティは、ワークフローの入力変数に抽象化層を提供します。抽象化は、実際の実装からワークフロー仕様を分離することによって、管理シナリオ（テナント オンボーディングやアプリケーション導入など）を効率的に実行できるようにします。アクティビティを使用すると、次のことが実行できます。

  • ワークフローの入力プロパティを定義し、それらのプロパティに 1 つ以上のワークフローを関連付けます。これにより、一致する条件に応じて、アクティビティが適切なワークフローをトリガーするようになります。

  • アクティビティをワークフロー タスクとして使用し、そのタスクを同様の、ただし異なる方法で実装された複数のユースケース シナリオで使用できるようにします。

  • アクティビティは、プログラムによってトリガーすることも、動的に入力を提供してトリガーすることもできます。

アクティビティの作成

アクティビティを作成するには、入力と出力を定義します。アクティビティを作成するには、次の手順を実行します。
    ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー（Policies）] > [オーケストレーション（Orchestration）] を選択します。
    ステップ 2   [アクティビティ（Activities）] タブをクリックします。
    ステップ 3   [追加（Add）] をクリックします。
    ステップ 4   [アクティビティの追加（Add Activity）] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
    名前 説明

    [名前（Name）] フィールド

    アクティビティ名。

    [ラベル（Label）] フィールド

    アクティビティのラベル。

    [説明（Description）] フィールド

    アクティビティの説明。
    ステップ 5   [次へ（Next）] をクリックします。
    ステップ 6   [ユーザ入力の追加] 画面で、[+] アイコンをクリックして、ワークフロー入力プロパティを追加します。
    1. [入力フィールドへのエントリの追加（Add Entry to Input Fields）] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
      名前 説明

      [入力名（Input Name）] フィールド

      アクティビティ ワークフロー入力の名前。

      [入力ラベル（Input Label）] フィールド

      アクティビティ ワークフロー入力のラベル。

      [オプション（Optional）] チェックボックス

      ワークフロー実行中に入力をオプションとして設定する場合は、このチェックボックスをオンにします。

      [入力タイプ（Input Type）] フィールド

      [選択（Select）] をクリックします。[選択（Select）] ダイアログボックスで、入力タイプを選択します。
    2. [送信（Submit）] をクリックします。
    ステップ 7   [次へ（Next）] をクリックします。
    ステップ 8   [ユーザ出力の追加（Add User Outputs）] 画面で、[+] アイコンをクリックして、ワークフロー出力プロパティを追加します。
    1. [出力フィールドへのエントリの追加（Add Entry to Output Fields）] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
      名前 説明

      [出力名（Output Name）] フィールド

      アクティビティ ワークフロー出力の名前。

      [出力ラベル（Output Label）] フィールド

      アクティビティ ワークフロー出力のラベル。

      [出力タイプ（Output Type）] フィールド

      [選択（Select）] をクリックします。[選択（Select）] ダイアログボックスで、出力タイプを選択します。
    2. [送信（Submit）] をクリックします。
    ステップ 9   [送信（Submit）] をクリックします。

    アクティビティとワークフローの関連付け

    アクティビティに 1 つ以上のワークフローを関連付けることによって、アクティビティをワークフローの一部として実行できます。関連付けられたアクティビティがワークフロー デザイナの [システム アクティビティ タスク（System Activity Tasks）] フォルダにカスタム ワークフロー タスクとして表示されます。

    はじめる前に

    アクティビティと、そのアクティビティが含まれる 1 つ以上のワークフローがあります。アクティビティの作成方法の詳細については、アクティビティの作成を参照してください。

      ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー（Policies）] > [オーケストレーション（Orchestration）] を選択します。
      ステップ 2   [ワークフロー（Workflows）] タブをクリックします。
      ステップ 3   [ワークフローの追加（Add Workflow）] をクリックします。
      ステップ 4   [ワークフローの追加（Add Workflow）] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
      名前 説明

      [ワークフロー名（Workflow Name）] フィールド
      ワークフロー名。
      （注）     

      ワークフロー名に、\、"、%、&、'、*、+、,、.、/、:、;、<、=、>、?、^、および | を含めることはできません。

      [説明（Description）] フィールド

      ワークフローの説明。

      [ワークフロー コンテキスト（Workflow Context）] ドロップダウン リスト

      ワークフローを使用可能なコンテキストを選択します。オーケストレータでは、次のオプションを使用できます。

      • [任意（Any）]：任意のコンテキストでワークフローを使用できます。

      • [選択済みの VM（Selected VM）]：VM を選択する場合にのみ、ワークフローを実行できます。

      [複合タスクとして保存（Save as Compound Task）] チェックボックス

      ワークフローを複合タスクとして定義する場合に、このチェックボックスをオンにします。

      [新しいフォルダに配置（Place in New Folder）] チェックボックス

      ワークフローを新しいフォルダに割り当てるには、このチェックボックスをオンにします。[フォルダ名（Folder Name）] フィールドが、[フォルダの選択（Select Folder）] ドロップダウン リストに置き換わります。新しいフォルダの名前を入力します。

      [フォルダの選択（Select Folder）] ドロップダウン リスト

      ワークフローを格納するフォルダを選択します。

      [開始ユーザに実行のステータスを通知する（Notify status of execution to initiating user）] チェックボックス
      電子メールを使用してワークフローの実行ステータスをユーザに通知する場合に、このチェックボックスをオンにします。オンにした場合は、[電子メール通知を送信する追加のユーザ（Additional User(s) to send Email Notification）] フィールドに追加の電子メール アドレスを入力します。ワークフローの実行ステータスは次のいずれかになります。

      • 完了ステータス

      • 実行失敗ステータス

      • 実行キャンセル ステータス
      ステップ 5   [次へ（Next）] をクリックします。
      ステップ 6   [ユーザ入力の追加（Add User Inputs）] 画面で、[アクティビティに関連付ける（Associate to Activity）] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 7   [アクティビティ（Activity）] ドロップダウン リストから、アクティビティを選択します。 選択されたアクティビティに基づいてユーザ入力テーブルが更新されます。
      ステップ 8   [次へ（Next）] をクリックします。

      [ユーザ出力の追加（Add User Outputs）] 画面で、選択されたアクティビティに基づいてユーザ出力が表示されます。

      ステップ 9   [送信（Submit）] をクリックします。 ワークフローが作成され、[ワークフロー（Workflows）] タブで使用可能になります。

      ワークフローへのアクティビティの追加

      1 つ以上のワークフローに関連付けられたアクティビティが、ワークフロー デザイナの [システム アクティビティ タスク（System Activity Tasks）] フォルダ内のカスタム ワークフロー タスクとして表示されます。選択したアクティビティを [ワークフロー デザイナ（Workflow Designer）] ウィンドウにドラッグ アンド ドロップすることによって、アクティビティをワークフローに追加します。ワークフローの [コンテキスト入力（Context Input）] テーブルで、アクティビティに関連付けられたワークフローの実行を制御するための条件を定義できます。

      はじめる前に

      アクティビティが [ワークフロー デザイナ（Workflow Designer）] の [システム アクティビティ タスク（System Activity Tasks）] フォルダ内のカスタム ワークフロー タスクとして表示されるように、アクティビティとワークフローを関連付ける必要があります。アクティビティとワークフローを関連付ける方法の詳細については、アクティビティの作成を参照してください。

      [ワークフロー デザイナ（Workflow Designer）] でワークフローを開きます。

        ステップ 1   [システム アクティビティ タスク（System Activity Tasks）] フォルダからアクティビティを選択します。
        ステップ 2   選択したアクティビティを [ワークフロー デザイナ（Workflow Designer）] ウィンドウにドラッグ アンド ドロップします。 [タスクの追加（Add Task）] ダイアログボックスが表示されます。
        ステップ 3   [タスク情報（Task Information）] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
        名前 説明

        [タスク名（Task Name）] フィールド

        タスクの名前。

        [タスクカテゴリ（Task Category）] フィールド

        タスクのカテゴリの名前（選択済みの情報）。

        [タスクタイプ（Task Type）] フィールド

        タスクのタイプの名前（選択済みの情報）。

        [コメント（Comments）] フィールド

        その他のタスク情報を入力します。

        [再試行の実行（Retry Execution）] チェックボックス

        タスクが失敗した場合に、後でタスクを再試行するには、このチェックボックスをオンにします。この機能は、リソースの状態が不明で、タスクの再試行がその状態に依存する場合に役に立ちます。

        [再試行回数（Retry Count）] ドロップダウン リスト

        再試行回数を選択します。

        [再試行の頻度（Retry Frequency）] ドロップダウン リスト

        再試行間隔を選択します。タスクが成功するまで、または [再試行の頻度（Retry Frequency）] に指定された回数失敗するまで、ワークフローは失敗したタスクの先には進みません。これはワークフローの次のタスクに進むか、完了します。
        ステップ 4   [次へ（Next）] をクリックします。 [ユーザ入力マッピング（User Input Mapping）] 画面に、アクティビティ用に定義された入力が表示されます。
        ステップ 5   ワークフロー内の対応する入力を使用する場合は、[ユーザ入力にマッピング（Map to User Input）] チェックボックスをオンにします。
        ステップ 6   [コンテキスト入力（Context Input）] テーブルで、[+] アイコンをクリックしてコンテキスト入力を追加します。
        1. [入力フィールドへのエントリの追加（Add Entry to Input Fields）] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
          名前 説明

          [ユーザ入力（User Inputs）] ドロップダウン リスト

          条件を適用する入力を選択します。

          [最小条件（Minimum Condition）] ドロップダウン リスト

          入力に適用する条件を選択します。

          [値（Value）] フィールド

          条件に対して設定する値。

          [関連ワークフロー（Associated Workflow）] ドロップダウン リスト

          選択した条件を入力が満たした場合に実行するワークフローを選択します。
        2. [次へ（Next）] をクリックします。
        ステップ 7   [再検証（Revalidate）] をクリックして現在の値を再検証します。
        ステップ 8   [次へ（Next）] をクリックします。 [ユーザ出力マッピング（User Output Mapping）] 画面に、アクティビティ用に定義された出力が表示されます。
        ステップ 9   ワークフロー内の対応する出力を使用する場合は、[ユーザ出力にマッピング（Map to User Output）] チェックボックスをオンにします。
        ステップ 10   [送信（Submit）] をクリックします。

        アクティビティのインポートおよびエクスポート

        ワークフロー、カスタム タスク、およびスクリプト モジュールをインポートおよびエクスポートするために使用する [インポート（Import）] および [エクスポート（Export）] アクションを使用して、アクティビティをインポート、エクスポートすることもできます。

        アクティビティをインポートする場合は、ワークフロー、カスタム タスク、スクリプト モジュール、およびアクティビティのインポートを参照してください。

        アクティビティをエクスポートする場合は、ワークフロー、カスタム タスク、スクリプト モジュール、およびアクティビティのエクスポートを参照してください。

        アクティビティの削除

        アクティビティを削除できます。
          ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー（Policies）] > [オーケストレーション（Orchestration）] を選択します。
          ステップ 2   [アクティビティ（Activities）] タブをクリックします。
          ステップ 3   削除するアクティビティを選択します。
          ステップ 4   [削除（Delete）] をクリックします。 アクティビティの削除を確認するための [アクティビティ（Activities）] ダイアログボックスが表示されます。
          ステップ 5   [削除（Delete）] をクリックします。

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