この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
RAID 設定機能を使用して、オンボードまたは PCIe でサポートされる RAID コントローラ カードを設定できます。
システムに複数の RAID コントローラがある場合、UCS-SCU は、[RAID 設定(RAID Configuration)] ページに、すべての使用可能な RAID カードと、物理および論理ディスクのリストを表示します。
[RAID 設定(RAID Configuration)] ページの [物理ディスク(Physical Disks)] テーブルには、次の内容が一覧表示されます。
表 8-1 で、まざまなディスク ステータス状態について説明します。
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障害が発生したドライブが、ホット スペア ドライブの容量以下である場合に、ドライブ障害があるシステム内のアレイを修復するために使用されます。 |
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ドライブが、他のコントローラで作成されたアレイか、あるエンクロージャ内で作成され、同じコントローラの別のエンクロージャに移動されたアレイに属しています。設定を削除した後、新しいアレイの作成に使用できます。 |
[RAID 設定(RAID Configuration)] ページの論理ディスク ペインには、論理ディスクに関する情報が表示されます。
表 8-2 で、RAID アレイの属性について説明します。
未設定の正常なディスクのみを RAID 設定に使用できます。すでに RAID の一部になっているディスクは RAID 設定に使用できません。
カスタムまたは複数の RAID アレイを作成するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 左側のナビゲーション ペインで、[サーバの設定(Server Configuration)]をクリックし、[RAID 設定(RAID configuration)] をクリックします。
[RAID 設定(RAID Configuration)] ページに、物理ディスクおよび論理ディスクのリストが表示されます。
ステップ 2 ページの右上にある [RAID の設定(Configure RAID)]アイコンをクリックします。
[RAID 設定(RAID Configuration)] ページが表示されます。
ステップ 3 [RAID レベル(RAID level)] ドロップダウン リストから、次の RAID レベルのいずれかを選択します。
(注) 冗長性の有無に関係なく、自動セットアップは、すべての既存の RAID アレイを上書きします。
ステップ 4 [アレイの作成(Create Array)]をクリックします。
(注) [アレイの作成(Create Array)] ボタンは、最低限必要な数のドライブ グループが作成されている場合にのみ有効です。
経過表示バーが表示され、RAID 設定の完了を示す [RAID 設定(RAID Configuration)] ダイアログボックスが表示されます。
[RAID 設定(RAID Configuration)] ページが表示されます。次の内容を表示できます。
冗長性を伴わない自動セットアップでは、1 つ以上のハード ドライブが必要です。UCS-SCU はこのオプションで RAID 0 を作成します。
(注) HDD の数が 32 を越えている場合は、このオプションが機能しません。
表 8-3 に、冗長性を伴わない自動セットアップで表示されるデフォルト値を示します。
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(注) 共通パラメータは、合計サイズを除き、コントローラのデフォルト値です。
冗長性を伴う自動セットアップは、デフォルトの RAID 設定のオプションです。この設定では、少なくとも 2 台の物理ドライブが使用可能である必要があります。2 台の物理ディスクが使用できない場合、デフォルトの RAID 設定は、冗長性を伴わない自動セットアップになります。
(注) HDD の数が 32 を越えている場合は、このオプションが機能しません。
表 8-4 に、表示されるデフォルト値を示します。
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(注) 共通パラメータは、合計サイズを除き、コントローラのデフォルト値です。
Single-Level RAID を設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [RAID] ドロップダウン リストから、RAID レベルを選択します(0、1、5、6 のいずれか)。
[ドライブ グループ(Drive Groups)] ペインに物理ディスクおよびドライブ グループのリストが表示されます。物理ディスクの詳細を確認するには、ツールチップが表示されるまで、物理ディスクの上にカーソルを合わせます。
ステップ 2 [物理ディスク(Physical Disks)] リストから、[ドライブ グループ(Drive Groups)] リストに含める物理ディスクを選択します。
表 8-5 に、RAID レベルごとに必要な物理ディスクの最小数を示します。
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ステップ 3 [ドライブ グループの作成(Create Drive Group)]をクリックします。
(注) [ドライブ グループの作成(Create Drive Group)] ボタンは、RAID レベルに必要な最低限の数の物理ディスクを選択するまで無効なままになります。
選択した物理ディスクが [ドライブ グループ(Drive Groups)] リストに追加されます。
(注) [ドライブ グループの削除(Delete Drive Group)]ボタンは、ドライブ グループが作成されるまで無効なままになります。
ステップ 4 [物理ディスク(Physical Disks)] リストから、ホット スペア ドライブまたはスタンバイ ドライブとして使用するドライブを選択します。
ステップ 5 [ストライプ サイズ(Stripe Size)] リストから、RAID レベルのストライプ サイズを選択します。
ステップ 6 [読み取りポリシー(Read Policy)] リストから、 RAID レベル の読み取りポリシーを選択します。
ステップ 7 [書き込みポリシー(Write Policy)] リストから、RAID レベルの書き込みポリシーを選択します。
ステップ 8 [キャッシュ ポリシー(Cache Policy)] リストから、RAID レベルのキャッシュ ポリシーを選択します。
ステップ 9 [サイズ(MB)(Size (MB))] テキスト フィールドに、MB 単位で論理ディスクのサイズを入力します。
ネストされた RAID レベルには、プライマリとセカンダリの RAID レベルがあります。ネストされた RAID レベルには 2 つ以上のドライブ グループを作成する必要があり、各ドライブ グループには同じ数の物理ディスクが必要です。
ネストされた RAID レベルを設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [RAID] ドロップダウン リストから、ネストされた RAID レベルを選択します。
[ドライブ グループ(Drive Groups)] ペインに物理ディスクおよびドライブ グループのリストが表示されます。物理ディスクの詳細を確認するには、ツールチップが表示されるまで、物理ディスクの上にカーソルを合わせます。
ステップ 2 [物理ディスク(Physical Disks)] リストから、[ドライブ グループ(Drive Groups)] リストに含める物理ディスクを選択します。
表 8-6 に、必要な物理ディスクおよびデータ グループの最小数を示します。
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ステップ 3 [ドライブ グループの作成(Create Drive Group)]をクリックします。
(注) [ドライブ グループの作成(Create Drive Group)] ボタンは、RAID レベルに必要な最低限の数の物理ディスクを選択するまで無効なままになります。
選択した物理ディスクが [ドライブ グループ(Drive Groups)] リストに追加されます。
(注) [ドライブ グループの削除(Delete Drive Group)]ボタンは、ドライブ グループが作成されるまで無効なままになります。
ステップ 4 [ストライプ サイズ(Stripe Size)] リストから、RAID レベルのストライプ サイズを選択します。
ステップ 5 [読み取りポリシー(Read Policy)] リストから、 RAID レベル の読み取りポリシーを選択します。
ステップ 6 [書き込みポリシー(Write Policy)] リストから、RAID レベルの書き込みポリシーを選択します。
ステップ 7 [キャッシュ ポリシー(Cache Policy)] リストから、RAID レベルのキャッシュ ポリシーを選択します。
ステップ 8 [サイズ(MB)(Size (MB))] テキスト フィールドに、MB 単位で論理ディスクのサイズを入力します。
[RAID 設定(RAID Configuration)] ページを使用して、作成したすべての仮想ディスクまたは特定のディスクを削除してディスク領域を解放できます。
ステップ 1 左側のナビゲーション ペインで、[サーバの設定(Server Configuration)]をクリックし、[RAID 設定(RAID configuration)] をクリックします。
[RAID 設定(RAID Configuration)] ページに、物理ディスクおよび論理ディスクのリストが表示されます。
ステップ 2 ページの右上にある [設定のクリア(Clear Configuration)]アイコンをクリックします。
[RAID 設定(RAID Configuration)] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 [はい(Yes)]をクリックして操作を確定します。
[論理ディスク(Logical Disks)] のすべての仮想ディスクがクリアされ、ハード ディスクの状態が [未設定で良好(Unconfigured Good)] に変わります。
単一の RAID レベルおよびネストされた RAID レベルでは、未設定の正常な物理ディスクの数が、選択された RAID レベルに必要な最小数よりも少ない場合、[RAID 設定(RAID Configuration)] ダイアログボックスが表示され、物理ディスクを解放するために論理ディスクを削除する必要があることが示されます。
ステップ 1 表示される [RAID 設定(RAID Configuration)] ダイアログボックスで、[はい(Yes)] をクリックします。
[論理ディスクの削除(Delete Logical Disks)] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 削除する論理ディスクを選択します。論理ディスクに属する物理ディスクがダイアログボックスの下部に表示されます。
(注) 論理ディスクを削除すると、ディスクに保存されているすべての情報にアクセスできなくなります。