この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
障害収集ポリシーの設定
グローバル障害ポリシーは、障害がクリアされた日時、フラッピング間隔(障害発生とクリア状態の間の時間)、および保持間隔(システムで障害が発生していた時間)など、Cisco UCS ドメインの障害のライフサイクルを制御します。
Cisco UCS の障害には次のライフサイクルがあります。
ある状況がシステムで発生し、Cisco UCS Manager で障害が発生します。これはアクティブな状態です。
障害が軽減されると、フラッピングまたはフラッピングを防ぐことを目的としたソーキング間隔になります。障害が発生し、すぐに何度かクリアされると、フラッピングが発生します。フラッピング間隔のうち、グローバル障害ポリシーに指定されている期間は、障害の重要度が保持されます。
フラッピング間隔中に同じ条件が再発生した場合は、障害がアクティブ状態に戻ります。フラッピング間隔中に同じ条件が再発生しない場合は、障害がクリアされます。
クリアされた障害は保持期間になります。この期間があるため、障害が発生した状態が改善され、さらに障害が早々に削除されていない場合でも管理者が障害に気付くことができます。保持期間のうち、グローバル障害ポリシーに指定された期間はクリアされた障害が保持されます。
この状況が保持間隔中に再発生する場合は、障害がアクティブ状態に戻ります。この状況が再発生しない場合は、障害が削除されます。
障害抑制の設定
フォールト抑制を使用すると、予定されたメンテナンス時間中に SNMP トラップおよび Call Home 通知を抑制することができます。 フォールト抑制タスクを作成し、一時的な障害がレイズまたはクリアされるたびに通知が送信されることを防止できます。
障害は、期限切れになるか、フォールト抑制タスクがユーザによって手動で停止されるまで抑制されたままになります。 障害抑制が終了すると、Cisco UCS Manager はクリアされなかった未処理の抑制された障害に関する通知を送信します。
障害抑制では以下を使用します。
以下を使用して、障害を抑制するメンテナンス ウィンドウを指定することができます。
default-chassis-all-maint:シャーシ内のすべてのブレード サーバ、電源、ファン モジュール、および IOM の障害を抑制します。
このポリシーは、シャーシ レベルでのみ選択できます。
default-chassis-phys-maint:シャーシ内のすべてのファン モジュールおよび I/O モジュールの障害を抑制します。
このポリシーは、シャーシ レベルでのみ選択できます。
default-fex-all-maint:FEX 内のすべてのラックマウント サーバ、電源、ファン モジュール、および IOM の障害を抑制します。
このポリシーは、FEX レベルでのみ選択できます。
default-fex-phys-maint:FEX 内のすべてのファン モジュールおよび I/O モジュールの障害を抑制します。
このポリシーは、FEX レベルでのみ選択できます。
default-server-maint:すべてのブレード サーバおよびラックマウント サーバの障害を抑制します。
このポリシーは、シャーシ、FEX、組織、およびサービス プロファイル レベルで選択できます。
default-iom-maint:シャーシまたは FEX 内のすべての IOM の障害を抑制します。
このポリシーは、シャーシ、FEX および IOM レベルで選択できます。
これらのタスクを使用して、スケジュール設定または固定時間間隔と抑制ポリシーをコンポーネントに関連付けることができます。
(注) | 抑制タスクの作成後は、タスクの固定時間間隔またはスケジュールを と の両方で編集できるようになります。 ただし、変更できるのは固定時間間隔を使用するか でスケジュールを使用するかの切り替えのみです。 |
シャーシに対する障害抑制の設定
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||
ステップ 3 | 障害抑制タスクを作成するシャーシをクリックします。 | ||||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | [Actions] エリアで、[Start Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | [Start Fault Suppression] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
この手順では、シャーシに対する障害抑制タスクをすべて削除します。タスクを個別に削除するには、[Suppression Tasks] ダイアログボックスで、[Delete] ボタンを使用します。シャーシに対する障害抑制タスクの表示を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | すべての障害抑制タスクを削除するシャーシをクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Stop Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
I/O モジュールに対する障害抑制の設定
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | (任意)シャーシで IOM モジュールを選択するには、[Equipment] タブで、 の順に展開します。 | ||||||
ステップ 3 | (任意)FEX で IOM モジュールを選択するには、[Equipment] タブで、 の順に展開します。 | ||||||
ステップ 4 | 障害抑制タスクを作成する IOM をクリックします。 | ||||||
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 6 | [Actions] エリアで、[Start Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 7 | [Start Fault Suppression] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 8 | [OK] をクリックします。 |
この手順は、IOM の障害抑制タスクをすべて削除します。個別のタスクを削除するには、[Suppression Tasks] ダイアログボックスで [Delete] ボタンを使用します。IOM に対する障害抑制タスクの表示を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | (任意)シャーシで IOM モジュールを選択するには、[Equipment] タブで、 を展開します。 | ||
ステップ 3 | (任意)FEX で IOM モジュールを選択するには、[Equipment] タブで、 を展開します。 | ||
ステップ 4 | 障害抑制タスクをすべて削除する IOM をクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Stop Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 7 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | (任意)シャーシで IOM モジュールを選択するには、[Equipment] タブで、 の順に展開します。 |
ステップ 3 | (任意)FEX で IOM モジュールを選択するには、[Equipment] タブで、 の順に展開します。 |
ステップ 4 | 障害抑制タスク プロパティを表示する IOM をクリックします。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Suppression Task Properties] をクリックします。 [Suppression Tasks] ダイアログボックスでは、新しい障害抑制タスクの追加、既存の障害抑制タスクの削除、または既存の障害抑制タスクの変更を行えます。 |
FEX に対する障害抑制の設定
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 の順に展開します。 | ||||||
ステップ 3 | 障害抑制タスクを作成する FEX をクリックします。 | ||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Start Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | [Start Fault Suppression] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 の順に展開します。 |
ステップ 3 | 障害抑制タスク プロパティを表示する FEX をクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Suppression Task Properties] をクリックします。 [Suppression Tasks] ダイアログボックスでは、新しい障害抑制タスクの追加、既存の障害抑制タスクの削除、または既存の障害抑制タスクの変更を行えます。 |
この手順では、FEX に対する障害抑制タスクをすべて削除します。タスクを個別に削除するには、[Suppression Tasks] ダイアログボックスで、[Delete] ボタンを使用します。FEX に対する障害抑制タスクの表示を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | すべての障害抑制タスクを削除する FEX をクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Stop Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
サーバに対する障害抑制の設定
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||
ステップ 3 | 障害抑制タスクを作成するサーバをクリックします。 | ||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 5 | [Actions] エリアで、[Start Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | [Start Fault Suppression] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||
ステップ 3 | 障害抑制タスクを作成するサーバをクリックします。 | ||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 5 | [Actions] エリアで、[Start Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | [Start Fault Suppression] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
この手順では、ブレード サーバのすべての障害抑制タスクを削除します。個別のタスクを削除するには、[Suppression Tasks] ダイアログボックスの [Delete] ボタンを使用します。ブレード サーバに対する障害抑制タスクの表示を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | すべての障害抑制タスクを削除するサーバをクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Stop Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
この手順では、ラック サーバのすべての障害抑制タスクを削除します。個別のタスクを削除するには、[Suppression Tasks] ダイアログボックスの [Delete] ボタンを使用します。ラック サーバの障害抑制タスクの表示を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Equipment] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | すべての障害抑制タスクを削除するサーバをクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Stop Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
サービス プロファイルに対する障害抑制の設定
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||
ステップ 3 | 障害抑制タスクを作成するサービス プロファイルをクリックします。 | ||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 5 | [Actions] エリアで、[Start Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | [Start Fault Suppression] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
この手順では、サービス プロファイルに対する障害抑制タスクをすべて削除します。タスクを個別に削除するには、[Suppression Tasks] ダイアログボックスで、[Delete] ボタンを使用します。サービス プロファイルに対する障害抑制タスクの表示を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||
ステップ 3 | すべての障害抑制タスクを削除するサービス プロファイルをクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Stop Fault Suppression] をクリックします。
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ステップ 6 | 確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
組織に対する障害抑制の設定
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Servers] をクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||
ステップ 3 | 障害抑制タスクを作成する組織をクリックします。 | ||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 5 | [Actions] エリアで、[Start Fault Suppression] をクリックします。 | ||||||
ステップ 6 | [Start Fault Suppression] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
この手順では、組織に対する障害抑制タスクをすべて削除します。タスクを個別に削除するには、[Suppression Tasks] ダイアログボックスで、[Delete] ボタンを使用します。組織に対する障害抑制タスクの表示を参照してください。
Core File Exporter の設定
ファブリック インターコネクトまたは I/O モジュールなどの Cisco UCS コンポーネントの重大な障害により、システムにコアダンプ ファイルが作成される場合があります。Cisco UCS Manager は、Core File Exporter を使用して、ネットワーク上の指定したロケーションに TFTP 経由で即座にコアダンプをエクスポートします。この機能を使用することにより、tar ファイルをコア ダンプ ファイルのコンテンツと一緒にエクスポートできます。Core File Exporter は、システムをモニタリングし、TAC Case に含める必要のあるコア ダンプ ファイルを自動的にエクスポートします。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Admin] をクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | [Settings] をクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで [TFTP Core Exporter] タブをクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 5 | [TFTP Core Exporter] タブで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインで [Admin] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | の順に展開します。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [Syslog] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | [Work] ペインで [Syslog] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 | [Local Destinations] 領域で、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [Remote Destinations] エリアで、次のフィールドに情報を入力し、Cisco UCS コンポーネントにより生成されたメッセージを保存できる外部ログを最大で 3 つまで設定します。
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ステップ 7 | [Local Sources] エリアで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 8 | [Save Changes] をクリックします。 |
この [Audit Logs] ページに表示される監査ログを表示、エクスポート、印刷、または更新できます。