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(注) M5 サーバ ノードへの移行は、M4 サーバ ノードからの場合のみサポートされています。M3 サーバ ノードから M4 サーバ ノードへの古い移行手順も、この付録に記載されています。
表 E-1 に、Cisco UCS C3160 システムと Cisco UCS S3260 システムの違いを記載します。
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(注) S3260 から C3160 への移行はサポートされていません。C3160 を S3260 に移行した後に、再び C3160 に移行することはできません。
この手順では、C3X60 M4 サーバ ノードを 1 つ使用している Cisco UCS S3260 システムを、S3260 M5 サーバ ノードを 1 つ使用する Cisco UCS S3260 システムにアップグレードします。
(注) M4 サーバ ノードのすべての NVMe SSD 上の OS およびデータは、M5 サーバ ノードへのアップグレード時に失われます。M4 および M5 サーバ ノードには、それぞれ異なるフォーム ファクタ NVMe SSD があります。
(注) M5 サーバ ノードを搭載した S3260 への移行は、シャーシの部品番号バージョン 68-5286-06 以降でのみサポートされます。これらのシャーシ バージョンのマザーボードでは、M5 のすべてのシステム コンポーネントがサポートされます。
このユーティリティのダウンロード手順および使用方法については、 HUU ガイド [英語] で、ご使用のリリースのガイドに記載の手順を参照してください。
1. M4 サーバ ノードが搭載された S3260 システム全体が 3.0(3e) を実行していることを確認します。
2. すべての電源コードを抜き、システムから電源を取り外します。
3. M4 サーバ ノードを M5 サーバ ノードと交換します。
5. M5 サーバ ノードが搭載された S3260 システム全体を 3.1(3 x) にアップグレードします。
(注) この手順を開始する前に、Cisco IMC で Server SIOC Connectivity が [Single Server Single SIOC] に設定されていることを確認します。
手順 1 アップグレードを開始する前に、M4 サーバ ノードが搭載された Cisco S3260 システム全体が Cisco IMC 3.0(3e) ファームウェアを実行していることを確認します。
システムがそれより前のバージョンを実行している場合は、次のガイドを参照して、リリース 3.0(3e) の S3260 Host Upgrade Utility(HUU)をダウンロードして実行してください: HUU ガイド [英語]
手順 2 シャット ダウンして、システム全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
手順 3 既存の M4 サーバ ノードを取り外し、いずれかのサーバ ベイで新しい M5 サーバ ノードと交換します。
M5 サーバ ノードの上部に I/O エクスパンダが取り付けられている場合は、それをサーバ ノードに取り付けます。
手順については、サーバ ノードの交換を参照してください。
手順 4 システムに SIOC が 1 つしかない場合は、それが先ほど取り付けた M5 サーバ ノードと通信するための正しい SIOC ベイに配置されていることを確認します。
手順 5 システムに背面パネル SSD がある場合は、それが先ほど取り付けた M5 サーバ ノードと通信するための正しい SSD ベイに配置されていることを確認します。
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手順 6 システムに電源ケーブルを再度つなぎます。システムが起動するまで約 5 分間待ちます。
手順 7 3.1(3 x) 用の S3260 HUU を使用して、システム全体を Cisco IMC リリース 3.1(3 x) にアップグレードします。
(注) C3160 ダウンロード ページからではなく、S3260 ダウンロード ページからの HUU を使用してください。
手順 8 すべてのコンポーネントが Cisco IMC 3.1(3 x) にアップグレードされていることを確認します。
CMC、BMC、BIOS、SAS エクスパンダ、および SIOC アダプタのファームウェア バージョンを確認します。
手順 9 システムの背面にあるサーバ ノードの KVM コネクタに KVM ケーブル(Cisco PID N20-BKVM)を接続します(図 E-4 を参照)。USB キーボードと VGA モニタを KVM ケーブルに接続します。
手順 10 Cisco IMC 設定ユーティリティを開きます。
a. 前面パネルの電源ボタンを 4 秒間長押しして、システムを起動します。F8 を押すようにとのプロンプト画面が表示されるのを待ちます。
b. ブートアップ時に、Cisco IMC 設定ユーティリティを開くよう求められたら F8 を押します。
このユーティリティには 3 つのウィンドウがあり、F1 または F2 を押すことで切り替えることができます。
手順 11 ユーティリティによりデフォルトのユーザ パスワードを変更するよう求められます。続行する前に、デフォルトのユーザ パスワードを設定します。
– アルファベット以外の文字(!、@、#、$、%、^、&、*、-、_、=、")。
手順 12 すべての SIOC の CMC と、すべてのサーバ ノードの BMC を工場出荷時のデフォルトに設定します。
[Factory Default] チェックボックスには 2 つのオプションがありますが、この 2 つのリセットは次の順序で実行する必要があります。
a. [Chassis Controller Configuration] を選択し、変更を保存します。SIOC 内のどちらの CMC も工場出荷時のデフォルトに設定されます。
b. [Server Controller Configuration] を選択し、変更を保存します。サーバ ノードはその工場出荷時のデフォルト状態に戻され、サーバ/ホストがリブートします。
(注) デフォルトへのリセット後に BMC がリブートします。次の手順でサーバがリブートしたら、F8 を押してプロンプトが表示されるのを確認します。
手順 13 プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを再度起動します。
手順 14 システムの管理、CMC、および BMC IP アドレスを設定します。
(注) DHCP サーバを使用しており、QSFP ケーブルが SIOC に接続されていれば、管理 IP アドレスとネットワーク設定はすでに入力されています。DHCP をディセーブルにする場合は、ユーザ固有のスタティック管理 IP アドレスとネットワーク設定を設定する必要があります。
手順 15 スタティック IP を設定する(DHCP がディセーブルである)場合にのみ実行する手順 :CMC および BMC の内部 IP アドレスを、CMC および BMC のスタティックな内部 IP アドレスの設定の説明に従って、Cisco IMC インターフェイスを使用して設定します。
手順 16 Cisco IMC(GUI または CLI)を使用して、個々のサーバ ノードにハード ドライブをマップするハード ドライブのゾーン分割を定義します。
a. いずれかの SIOC で CMC の IP アドレスを使用して、Cisco IMC 管理ソフトウェアにログインします。
[Chassis] > [Inventory] > [Dynamic Storage] > [Zoning]
c. ドライブを選択し、サーバ 1 またはサーバ 2 に割り当てます。
Server#
scope chassis
Server /chassis/dynamic-storage#
assign-drive <server ID> <drive-slotid-list>
手順 17 システムに 2 番目のサーバ ノードまたは SIOC を追加する場合は、M5 サーバ ノードが搭載された S3260 システムへの 2 番目のサーバ ノードまたは SIOC の取り付けに進みます。
この手順では、C3X60 M4 サーバ ノード 2 つ使用している Cisco UCS S3260 システムを、C3X60 M5 サーバ ノードを 2 つ使用する Cisco UCS S3260 システムにアップグレードします。
(注) M4 サーバ ノードのすべての NVMe SSD 上の OS およびデータは、M5 サーバ ノードへのアップグレード時に失われます。M4 および M5 サーバ ノードには、それぞれ異なるフォーム ファクタ NVMe SSD があります。
(注) M5 サーバ ノードを搭載した S3260 への移行は、シャーシの部品番号バージョン 68-5286-06 以降でのみサポートされます。これらのシャーシ バージョンのマザーボードでは、M5 のすべてのシステム コンポーネントがサポートされます。
このユーティリティのダウンロード手順および使用方法については、 HUU ガイド [英語] で、ご使用のリリースのガイドに記載の手順を参照してください。
1. M4 サーバ ノードが搭載された S3260 システム全体が 3.0(3e) を実行していることを確認します。
2. すべての電源コードを抜き、システムから電源を取り外します。
3. M4 サーバ ノードを M5 サーバ ノードと交換します。
5. M5 サーバ ノードが搭載された S3260 システム全体を 3.1(3 x) にアップグレードします。
手順 1 アップグレードを開始する前に、M4 サーバ ノードが搭載された Cisco S3260 システム全体が Cisco IMC 3.0(3e) ファームウェアを実行していることを確認します。
システムがそれより前のバージョンを実行している場合は、次のガイドを参照して、リリース 3.0(3e) の S3260 Host Upgrade Utility(HUU)をダウンロードして実行してください: HUU ガイド [英語]
手順 2 シャット ダウンして、システム全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
手順 3 既存の M4 サーバ ノードを取り外し、新しい M5 サーバ ノードと交換します。
手順については、サーバ ノードの交換を参照してください。
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手順 4 システムに電源ケーブルを再度つなぎます。初回のブート時には、サーバ ノードが起動してスタンバイ電源モードになるまでに約 5 分かかります。
手順 5 3.1(3 x) 用の S3260 HUU を使用して、システム全体を Cisco IMC リリース 3.1(3 x) にアップグレードします。
SIOC 1 アダプタのファームウェアをアップグレードするにはサーバ ノード 1 の HUU を起動します。SIOC 2 のファームウェアをアップグレードするには、サーバ ノード 2 の HUU を起動します。
(注) SIOC アダプタのファームウェアをアップグレードするには、その SIOC を制御するサーバ ノードの HUU を起動する必要があります。SIOC 1 アダプタのファームウェアをアップグレードするにはサーバ ノード 1 の HUU を起動します。SIOC 2 のファームウェアをアップグレードするには、サーバ ノード 2 の HUU を起動します。
(注) C3160 ダウンロード ページからではなく、S3260 ダウンロード ページからの HUU を使用してください。
手順 6 すべてのコンポーネントが Cisco IMC 3.1(3 x) にアップグレードされていることを確認します。
CMC、BMC、BIOS、SAS エクスパンダ、および両方の SIOC アダプタのファームウェア バージョンを確認します。
手順 7 システムの背面にあるいずれかのサーバ ノードの KVM コネクタに KVM ケーブル(Cisco PID N20-BKVM)を接続します(図 E-4 を参照)。USB キーボードと VGA モニタを KVM ケーブルに接続します。
手順 8 Cisco IMC 設定ユーティリティを開きます。
a. 前面パネルの電源ボタンを 4 秒間長押しして、システムを起動します。F8 を押すようにとのプロンプト画面が表示されるのを待ちます。
b. ブートアップ時に、Cisco IMC 設定ユーティリティを開くよう求められたら F8 を押します。
このユーティリティには 3 つのウィンドウがあり、F1 または F2 を押すことで切り替えることができます。
手順 9 ユーティリティによりデフォルトのユーザ パスワードを変更するよう求められます。続行する前に、デフォルトのユーザ パスワードを設定します。
手順 10 すべての SIOC の CMC と、すべてのサーバ ノードの BMC を工場出荷時のデフォルトに設定します。
[Factory Default] チェックボックスには 2 つのオプションがありますが、この 2 つのリセットは次の順序で実行する必要があります。
a. [Chassis Controller Configuration] を選択し、変更を保存します。SIOC 内のどちらの CMC も工場出荷時のデフォルトに設定されます。
b. [Server Controller Configuration] を選択し、変更を保存します。サーバ ノードはその工場出荷時のデフォルト状態に戻され、サーバ/ホストがリブートします。
(注) デフォルトへのリセット後に BMC がリブートします。次の手順でサーバがリブートしたら、F8 を押してプロンプトが表示されるのを確認します。
(注) 2 番目のサーバ ノードの BMC も工場出荷時のデフォルトに設定します。
手順 11 プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを再度起動します。
手順 12 プロンプトが表示されたら、新しい Cisco IMC のパスワードを設定します。
手順 13 システムの管理、CMC、および BMC IP アドレスを設定します。
(注) DHCP サーバを使用しており、QSFP ケーブルが SIOC に接続されていれば、管理 IP アドレスとネットワーク設定はすでに入力されています。DHCP をディセーブルにする場合は、ユーザ固有のスタティック管理 IP アドレスとネットワーク設定を設定する必要があります。
手順 14 スタティック IP を設定する(DHCP がディセーブルである)場合にのみ実行する手順 :CMC および BMC の内部 IP アドレスを、CMC および BMC のスタティックな内部 IP アドレスの設定の説明に従って、Cisco IMC インターフェイスを使用して設定します。
手順 15 Cisco IMC(GUI または CLI)を使用して、個々のサーバ ノードにハード ドライブをマップするハード ドライブのゾーン分割を定義します。Cisco IMC GUI または Cisco IMC CLI を使用:
a. システムの管理 IP アドレスを使用して、Cisco IMC 管理ソフトウェアにログインします。
[Chassis] > [Inventory] > [Dynamic Storage] > [Zoning]
c. ドライブを選択し、サーバ 1 またはサーバ 2 に割り当てます。
Server#
scope chassis
Server /chassis/dynamic-storage#
assign-drive <server ID> <drive-slotid-list>
重要な点として、新しい S3260 SIOC の CMC ファーウェアは、既存の SIOC の CMC ファームウェアと同じバージョンでなければなりません。CMC のバージョンが異なる場合は、バージョンが一致するように CMC をアップグレードする必要があります。
(注) 2 番目の SIOC が挿入されると、そのシャーシ管理コントローラ(CMC)はスタンバイ CMC になります。あるシャーシから別のシャーシに S3260 SIOC を移動すると、SIOC の CMC 構成は互換性のないものとして扱われ、自動的に削除されます。新しい SIOC CMC は、既存の SIOC のアクティブな CMC と同期されます。
手順 1 2 番目の S3260 SIOC は、システムの電源を切らずに設置できます。
a. 内部バックプレーンに突き当たるまで、SIOC を空の SIOC ベイに押し込みます。
b. SIOC の 2 つのイジェクト レバーを閉じ、SIOC コネクタとミッドプレーン コネクタを十分にかみ合わせます。
手順 2 QSFP ケーブルを、2 番目の SIOC 上の QSFP ポートに接続します。
(注) 専用 NIC モードを使用している場合は、RJ-45 イーサネット ケーブルを専用の管理ポートに接続します。
手順 3 新しい SIOC に CMC IP アドレスを割り当てます。
手順 4 SIOC の CMC とアダプタ ファームウェアが他の SIOC のファームウェアと一致することを確認します。一致していない場合は、SIOC のファームウェアを更新します。
手順 1 ターゲット S3260 システムが Cisco IMC 3.1(3 x) 以降のファームウェアを実行していることを確認します。
手順 2 2 番目のサーバ ノードは、システムの電源を切らずに設置できます。
a. システムにドライブ エクスパンダ モジュールまたは I/O エクスパンダがある場合は、システムから取り外します。
b. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
c. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシの表面と同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
d. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
手順 3 S3260 Cisco IMC CLI または GUI からサーバ ノードを管理できることを確認します。新しいサーバが CLI または GUI に表示されない場合、サーバを工場出荷時のデフォルトにリセットする必要があります。
S3260-Server#
scope chassis
S3260-Server /chassis#
show server
<Server ID> <Power state> <Serial number> <Product name> <PID> <UUID>
1 on FCH1848793G UCS S3260 UCSC-C3K-M4SRB 36399C1B-6E9A-4E95-BEAC-B9003DCA6C7F
2 on FCH18407MY2 UCS S3260 UCSC-C3K-M4SRB C00E5CEO-A596-45E0-82CD-0B2F0A395FAC
a. KVM ケーブルを使用して、先ほど挿入したサーバの背面にある KVM コネクタにモニタとキーボードを接続します。
b. サーバ ノードを起動し、プロンプトが表示されたら、F8 を押して Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。
c. F1 を押して、ユーティリティの 2 番目の画面に移動します。
d. [Server Controller Configuration] の [Factory Default] オプションを選択します。選択したサーバ ノードはその工場出荷時のデフォルト状態に戻され、選択したサーバ/ホストがリブートします。
e. F10 キーを押して変更を保存し、サーバの BMC をリブートします。
手順 4 新しいサーバ ノードに BMC IP アドレスを割り当てます。
S3260-Server#
scope network
S3260-Server /cimc/network#
set v4-addr-bmc<n> <v4 ip-address>
S3260-Server /cimc/network#
set v6-addr-bmc<n> <v6 ip-address>
詳細については、『 Cisco UCS C-Series Integrated Management Controller GUI Configuration Guide for S3260 Servers 』または『 Cisco UCS C-Series Integrated Management Controller CLI Configuration Guide for S3260 Servers 』を参照してください。各種構成ガイドのリストは こちら です。
2 番目の M5 サーバ ノードが S3260 システムで使用できる状態になりました。
このセクションでは、M3 サーバ ノードから M4 サーバ ノードへの移行手順について説明しています。
この手順では、C3X60 M3 サーバ ノードを 1 つ使用している Cisco UCS S3260 システムを、C3X60 M4 サーバ ノードを 1 つ使用する Cisco UCS S3260 システムにアップグレードします。
(注) M4 サーバ ノードを搭載した S3260 への移行は、シャーシの部品番号バージョン 68-5286-06 以降でのみサポートされます。これらのシャーシ バージョンのマザーボードでは、M4 のすべてのシステム コンポーネントがサポートされます。
このユーティリティのダウンロード手順および使用方法については、 HUU ガイド [英語] で、ご使用のリリースのガイドに記載の手順を参照してください。
1. M3 サーバ ノードが搭載された S3260 システム全体が 2.0(7) または 2.0(9) を実行していることを確認します。
2. M3 サーバ ノードが搭載された S3260 システム全体を 2.0(13) にアップグレードします。
3. すべての電源コードを抜き、システムから電源を取り外します。
4. M3 サーバ ノードを M4 サーバ ノードと交換します。
手順 1 アップグレードを開始する前に、M3 サーバ ノードが搭載された Cisco S3260 システム全体が Cisco IMC 2.0(7) または 2.0(9) ファームウェアを実行していることを確認します。
システムがそれより前のバージョンを実行している場合は、リリース 2.0(7) または 2.0(9) の S3260 Host Upgrade Utility(HUU)をダウンロードして実行してください。Host Upgrade Utility のダウンロード手順と使用方法については、 HUU ガイド [英語] に用意されている、リリース 2.0(7) または 2.0(9) の Host Upgrade Utility ユーザ ガイドを参照してください。
手順 2 2.0(13) 用の S3260 HUU を使用して、システム全体を Cisco IMC リリース 2.0(13) にアップグレードします。
(注) C3160 ダウンロード ページからではなく、S3260 ダウンロード ページからの 2.0(13) HUU を使用してください。
手順 3 すべてのコンポーネントが Cisco IMC 2.0(13) にアップグレードされていることを確認します。
CMC、BMC、BIOS、SAS エクスパンダ、および SIOC アダプタのファームウェア バージョンを確認します。
手順 4 シャット ダウンして、システム全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
手順 5 既存の M3 サーバ ノードを取り外し、いずれかのサーバ ベイで新しい M4 サーバ ノードと交換します。
M4 サーバ ノードの上部に I/O エクスパンダが取り付けられている場合は、それらをサーバ ベイ 2 にサーバ ノードとともに取り付けます。
手順については、サーバ ノードの交換を参照してください。
手順 6 システムに SIOC が 1 つしかない場合は、それが先ほど取り付けた M4 サーバ ノードと通信するための正しい SIOC ベイに配置されていることを確認します。
手順 7 システムに背面パネル SSD がある場合は、それが先ほど取り付けた M4 サーバ ノードと通信するための正しい SSD ベイに配置されていることを確認します。
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手順 8 システムに電源ケーブルを再度つなぎます。システムが起動するまで約 5 分間待ちます。
手順 9 システムの背面にあるサーバ ノードの KVM コネクタに KVM ケーブル(Cisco PID N20-BKVM)を接続します(図 E-4 を参照)。USB キーボードと VGA モニタを KVM ケーブルに接続します。
手順 10 Cisco IMC 設定ユーティリティを開きます。
a. 前面パネルの電源ボタンを 4 秒間長押しして、システムを起動します。F8 を押すようにとのプロンプト画面が表示されるのを待ちます。
b. ブートアップ時に、Cisco IMC 設定ユーティリティを開くよう求められたら F8 を押します。
このユーティリティには 3 つのウィンドウがあり、F1 または F2 を押すことで切り替えることができます。
手順 11 ユーティリティによりデフォルトのユーザ パスワードを変更するよう求められます。続行する前に、デフォルトのユーザ パスワードを設定します。
手順 12 すべての SIOC の CMC と、すべてのサーバ ノードの BMC を工場出荷時のデフォルトに設定します。
[Factory Default] チェックボックスには 2 つのオプションがありますが、この 2 つのリセットは次の順序で実行する必要があります。
a. [Chassis Controller Configuration] を選択し、変更を保存します。SIOC 内のどちらの CMC も工場出荷時のデフォルトに設定されます。
b. [Server Controller Configuration] を選択し、変更を保存します。サーバ ノードはその工場出荷時のデフォルト状態に戻され、サーバ/ホストがリブートします。
(注) デフォルトへのリセット後に BMC がリブートします。次の手順でサーバがリブートしたら、F8 を押してプロンプトが表示されるのを確認します。
手順 13 プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを再度起動します。
手順 14 プロンプトが表示されたら、新しい Cisco IMC のパスワードを設定します。
手順 15 システムの管理、CMC、および BMC IP アドレスを設定します。
(注) DHCP サーバを使用しており、QSFP ケーブルが SIOC に接続されていれば、管理 IP アドレスとネットワーク設定はすでに入力されています。DHCP をディセーブルにする場合は、ユーザ固有のスタティック管理 IP アドレスとネットワーク設定を設定する必要があります。
手順 16 スタティック IP を設定する(DHCP がディセーブルである)場合にのみ実行する手順 :CMC および BMC の内部 IP アドレスを、CMC および BMC のスタティックな内部 IP アドレスの設定の説明に従って、Cisco IMC インターフェイスを使用して設定します。
手順 17 Cisco IMC(GUI または CLI)を使用して、個々のサーバ ノードにハード ドライブをマップするハード ドライブのゾーン分割を定義します。
a. いずれかの SIOC で CMC の IP アドレスを使用して、Cisco IMC 管理ソフトウェアにログインします。
[Chassis] > [Inventory] > [Dynamic Storage] > [Zoning]
c. ドライブを選択し、サーバ 1 またはサーバ 2 に割り当てます。
Server#
scope chassis
Server /chassis/dynamic-storage#
assign-drive <server ID> <drive-slotid-list>
手順 18 システムに 2 番目のサーバ ノードおよび SIOC を追加する場合は、M4 サーバ ノードが搭載された S3260 システムへの 2 番目のサーバ ノードまたは SIOC の取り付けに進みます。
この手順では、C3X60 M3 サーバ ノード 2 つ使用している Cisco UCS S3260 システムを、C3X60 M4 サーバ ノードを 2 つ使用する Cisco UCS S3260 システムにアップグレードします。
(注) M4 サーバ ノードを搭載した S3260 への移行は、シャーシの部品番号バージョン 68-5286-06 以降でのみサポートされます。これらのシャーシ バージョンのマザーボードでは、M4 のすべてのシステム コンポーネントがサポートされます。
このユーティリティのダウンロード手順および使用方法については、 HUU ガイド [英語] で、ご使用のリリースのガイドに記載の手順を参照してください。
1. M3 サーバ ノードが搭載された S3260 システム全体が 2.0(7) または 2.0(9) を実行していることを確認します。
2. M3 サーバ ノードが搭載された S3260 システム全体を 2.0(13) にアップグレードします。
3. すべての電源コードを抜き、システムから電源を取り外します。
4. M3 サーバ ノードを M4 サーバ ノードと交換します。
手順 1 アップグレードを開始する前に、M3 サーバ ノードが搭載された Cisco S3260 システム全体が Cisco IMC 2.0(7) または 2.0(9) ファームウェアを実行していることを確認します。
システムがそれより前のバージョンを実行している場合は、リリース 2.0(7) または 2.0(9) の S3260 Host Upgrade Utility(HUU)をダウンロードして実行してください。Host Upgrade Utility のダウンロード手順と使用方法については、 HUU ガイド [英語] に用意されている、リリース 2.0(7) または 2.0(9) の Host Upgrade Utility ユーザ ガイドを参照してください。
手順 2 2.0(13) 用の S3260 HUU を使用して、システム全体を Cisco IMC リリース 2.0(13) にアップグレードします。
SIOC 1 アダプタのファームウェアをアップグレードするにはサーバ ノード 1 の HUU を起動します。SIOC 2 のファームウェアをアップグレードするには、サーバ ノード 2 の HUU を起動します。
(注) SIOC アダプタのファームウェアをアップグレードするには、その SIOC を制御するサーバ ノードの HUU を起動する必要があります。SIOC 1 アダプタのファームウェアをアップグレードするにはサーバ ノード 1 の HUU を起動します。SIOC 2 のファームウェアをアップグレードするには、サーバ ノード 2 の HUU を起動します。
(注) C3160 ダウンロード ページからではなく、S3260 ダウンロード ページからの 2.0(13) HUU を使用してください。
手順 3 すべてのコンポーネントが Cisco IMC 2.0(13) にアップグレードされていることを確認します。
CMC、BMC、BIOS、SAS エクスパンダ、および両方の SIOC アダプタのファームウェア バージョンを確認します。
手順 4 シャット ダウンして、システム全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
手順 5 既存の M3 サーバ ノードを取り外し、新しい M4 サーバ ノードと交換します。
手順については、サーバ ノードの交換を参照してください。
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手順 6 システムに電源ケーブルを再度つなぎます。初回のブート時には、サーバ ノードが起動してスタンバイ電源モードになるまでに約 5 分かかります。
手順 7 システムの背面にあるいずれかのサーバ ノードの KVM コネクタに KVM ケーブル(Cisco PID N20-BKVM)を接続します(図 E-4 を参照)。USB キーボードと VGA モニタを KVM ケーブルに接続します。
手順 8 Cisco IMC 設定ユーティリティを開きます。
a. 前面パネルの電源ボタンを 4 秒間長押しして、システムを起動します。F8 を押すようにとのプロンプト画面が表示されるのを待ちます。
b. ブートアップ時に、Cisco IMC 設定ユーティリティを開くよう求められたら F8 を押します。
このユーティリティには 3 つのウィンドウがあり、F1 または F2 を押すことで切り替えることができます。
手順 9 ユーティリティによりデフォルトのユーザ パスワードを変更するよう求められます。続行する前に、デフォルトのユーザ パスワードを設定します。
手順 10 すべての SIOC の CMC と、すべてのサーバ ノードの BMC を工場出荷時のデフォルトに設定します。
[Factory Default] チェックボックスには 2 つのオプションがありますが、この 2 つのリセットは次の順序で実行する必要があります。
a. [Chassis Controller Configuration] を選択し、変更を保存します。SIOC 内のどちらの CMC も工場出荷時のデフォルトに設定されます。
b. [Server Controller Configuration] を選択し、変更を保存します。サーバ ノードはその工場出荷時のデフォルト状態に戻され、サーバ/ホストがリブートします。
(注) デフォルトへのリセット後に BMC がリブートします。次の手順でサーバがリブートしたら、F8 を押してプロンプトが表示されるのを確認します。
(注) 2 番目のサーバ ノードの BMC も工場出荷時のデフォルトに設定します。
手順 11 プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを再度起動します。
手順 12 プロンプトが表示されたら、新しい Cisco IMC のパスワードを設定します。
手順 13 システムの管理、CMC、および BMC IP アドレスを設定します。
(注) DHCP サーバを使用しており、QSFP ケーブルが SIOC に接続されていれば、管理 IP アドレスとネットワーク設定はすでに入力されています。DHCP をディセーブルにする場合は、ユーザ固有のスタティック管理 IP アドレスとネットワーク設定を設定する必要があります。
手順 14 スタティック IP を設定する(DHCP がディセーブルである)場合にのみ実行する手順 :CMC および BMC の内部 IP アドレスを、CMC および BMC のスタティックな内部 IP アドレスの設定の説明に従って、Cisco IMC インターフェイスを使用して設定します。
手順 15 Cisco IMC(GUI または CLI)を使用して、個々のサーバ ノードにハード ドライブをマップするハード ドライブのゾーン分割を定義します。Cisco IMC GUI または Cisco IMC CLI を使用:
a. システムの管理 IP アドレスを使用して、Cisco IMC 管理ソフトウェアにログインします。
[Chassis] > [Inventory] > [Dynamic Storage] > [Zoning]
c. ドライブを選択し、サーバ 1 またはサーバ 2 に割り当てます。
Server#
scope chassis
Server /chassis/dynamic-storage#
assign-drive <server ID> <drive-slotid-list>
この手順では、C3X60 M3 サーバ ノードを 1 つ使用している Cisco UCS C3160 システムを、C3X60 M4 サーバ ノードを 1 つ使用する Cisco UCS S3260 システムにアップグレードします。
(注) M4 サーバ ノードを搭載した S3260 への移行は、シャーシの部品番号バージョン 68-5286-06 以降でのみサポートされます。これらのシャーシ バージョンのマザーボードでは、M4 のすべてのシステム コンポーネントがサポートされます。
このユーティリティのダウンロード手順および使用方法については、 HUU ガイド [英語] で、ご使用のリリースのガイドに記載の手順を参照してください。
1. C3160 システム全体が Cisco IMC 2.0(8) または 2.0(9) を実行していることを確認します。
2. C3160 システム全体を 2.0(13) にアップグレードします。
3. すべての電源コードを抜き、システムから電源を取り外します。
4. C3160 SIOC を S3260 SIOC( UCSC-S3260-SIOC
)と交換します。
5. M3 サーバ ノードを M4 サーバ ノードと交換します。
手順 1 移行を開始するには、Cisco C3160 システム全体が Cisco IMC 2.0(8) または 2.0(9) を実行している必要があります。
(注) 2.0(8) よりも前のリリースを実行している場合には、システム ファームウェアのアップグレードが必要になることがあります。
システムがそれより前のバージョンを実行している場合は、リリース 2.0(8) または 2.0(9) の C3160 Host Upgrade Utility(HUU)をダウンロードして実行してください。Host Upgrade Utility のダウンロード手順と使用方法については、 HUU ガイド [英語] に用意されている、リリース 2.0(8) または 2.0(9) 以降の Host Upgrade Utility ユーザ ガイドを参照してください。
手順 2 2.0(13) 用の C3160 HUU を使用して、システム全体を Cisco IMC リリース 2.0(13) にアップグレードします。
手順 3 シャット ダウンして、システム全体の電源を切ります。完全に電源を切るためには、すべての電源コードを抜く必要があります。
手順 4 既存のすべての C3160 SIOC をシステムから取り外します。
手順 5 SIOC ベイ 1(サーバ背面に向かって左側のベイ。図 E-5 を参照)に、1 つの新しい S3260 SIOC( UCSC-S3260-SIOC=
)を設置します。
手順 6 既存の M3 サーバ ノードを取り外し、いずれかのサーバ ベイで新しい M4 サーバ ノードと交換します。
M4 サーバ ノードの上部に I/O エクスパンダが取り付けられている場合は、それらをサーバ ベイ 2 にサーバ ノードとともに取り付けます。
手順については、サーバ ノードの交換を参照してください。
手順 7 必要に応じて、ネットワーク ケーブルを新しい SIOC ポートに接続します。
a. システムの背面にあるサーバ ノードの外部 KVM コネクタに KVM ケーブル(Cisco PID N20-BKVM)を接続します(コネクタの位置については、図 E-5 を参照)。
b. VGA モニタと USB キーボードを KVM ケーブルのコネクタに接続します。
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手順 9 電源コードを接続し、システムの電源をオンにします。F8 の押下を求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。
手順 10 プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。
このユーティリティには 3 つのウィンドウがあり、F1 または F2 を押すことで切り替えることができます。
手順 11 ユーティリティによりデフォルトのユーザ パスワードを変更するよう求められます。続行する前に、デフォルトのユーザ パスワードを設定します。
手順 12 SIOC の CMC と、サーバ ノードの BMC を工場出荷時のデフォルトに設定します。
[Factory Default] チェックボックスには、次の 2 つのオプションがあります。
(注) デフォルトへのリセット後に BMC および CMC がリブートします。次のステップに進む前に、リブートが完了するまで待ちます。
リブートが完了すると、システムは S3260 シャーシとして動作します。
手順 13 プロンプトが表示されたら、F8 を押して、Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。
手順 14 目的の IP アドレス、NIC モード、NIC 冗長化に応じてネットワーク プロパティを設定します。
a. 5 つの IP アドレスを設定するという、S3260 システムの要件に注意します。詳細については、「システム IP アドレス」を参照してください。
手順のこの時点では、システムは次の 3 つのアドレスを必要とします。
(注) DHCP サーバを使用している場合、アドレスは DHCP サーバによって定義されます。DHCP をディセーブルにした場合は、ユーザ固有のスタティック管理 IP アドレスとネットワーク設定を指定する必要があります。
b. ネットワーク設定は、ブート時に F8 を押すと開かれる Cisco IMC 設定ユーティリティを使用して行います。Cisco IMC 設定ユーティリティを使用したシステムのセットアップを参照してください。
c. CMC および BMC コントローラのスタティック IP アドレスを設定する場合は、CMC および BMC のスタティックな内部 IP アドレスの設定に説明されているとおり、Cisco IMC 管理インターフェイスを使用することが求められています。
手順 15 任意:この時点で、2 番目のサーバ ノードと 2 番目の SIOC を Cisco S3260 シャーシに設置できます。M4 サーバ ノードが搭載された S3260 システムへの 2 番目のサーバ ノードまたは SIOC の取り付けを参照してください。
重要な点として、新しい S3260 SIOC の CMC ファーウェアは、既存の SIOC の CMC ファームウェアと同じバージョンでなければなりません。CMC のバージョンが異なる場合は、バージョンが一致するように CMC をアップグレードする必要があります。
(注) 2 番目の SIOC が挿入されると、そのシャーシ管理コントローラ(CMC)はスタンバイ CMC になります。あるシャーシから別のシャーシに S3260 SIOC を移動すると、SIOC の CMC 構成は互換性のないものとして扱われ、自動的に削除されます。新しい SIOC CMC は、既存の SIOC のアクティブな CMC と同期されます。
手順 1 2 番目の S3260 SIOC は、システムの電源を切らずに設置できます。
a. 内部バックプレーンに突き当たるまで、SIOC を空の SIOC ベイに押し込みます。
b. SIOC の 2 つのイジェクト レバーを閉じ、SIOC コネクタとミッドプレーン コネクタを十分にかみ合わせます。
手順 2 QSFP ケーブルを、2 番目の SIOC 上の QSFP ポートに接続します。
(注) 専用 NIC モードを使用している場合は、RJ-45 イーサネット ケーブルを専用の管理ポートに接続します。
手順 3 新しい SIOC に CMC IP アドレスを割り当てます。
手順 4 SIOC の CMC とアダプタ ファームウェアが他の SIOC のファームウェアと一致することを確認します。一致していない場合は、SIOC のファームウェアを更新します。
手順 1 ターゲット S3260 システムが Cisco IMC 2.0(13) 以降のファームウェアを実行していることを確認します。
手順 2 2 番目のサーバ ノードは、システムの電源を切らずに設置できます。
a. システムにドライブ エクスパンダ モジュールまたは I/O エクスパンダがある場合は、システムから取り外します。
b. 2 つのイジェクト レバーを開き、新しいサーバ ノードを空のベイの位置に合わせます。
c. サーバ ノードがミッドプレーン コネクタとかみ合い、シャーシの表面と同じ高さになる位置まで、サーバ ノードをベイに押し込みます。
d. 両方のイジェクト レバーが平らになり、ラッチがサーバ ノードの背面にロックされるまで、両方のイジェクト レバーを中央に向けて回転させます。
手順 3 S3260 Cisco IMC CLI または GUI からサーバ ノードを管理できることを確認します。新しいサーバが CLI または GUI に表示されない場合、サーバを工場出荷時のデフォルトにリセットする必要があります。
S3260-Server#
scope chassis
S3260-Server /chassis#
show server
<Server ID> <Power state> <Serial number> <Product name> <PID> <UUID>
1 on FCH1848793G UCS S3260 UCSC-C3K-M4SRB 36399C1B-6E9A-4E95-BEAC-B9003DCA6C7F
2 on FCH18407MY2 UCS S3260 UCSC-C3K-M4SRB C00E5CEO-A596-45E0-82CD-0B2F0A395FAC
a. KVM ケーブルを使用して、先ほど挿入したサーバの背面にある KVM コネクタにモニタとキーボードを接続します。
b. サーバ ノードを起動し、プロンプトが表示されたら、F8 を押して Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。
c. F1 を押して、ユーティリティの 2 番目の画面に移動します。
d. [Server Controller Configuration] の [Factory Default] オプションを選択します。選択したサーバ ノードはその工場出荷時のデフォルト状態に戻され、選択したサーバ/ホストがリブートします。
e. F10 キーを押して変更を保存し、サーバの BMC をリブートします。
手順 4 新しいサーバ ノードに BMC IP アドレスを割り当てます。
S3260-Server#
scope network
S3260-Server /cimc/network#
set v4-addr-bmc<n> <v4 ip-address>
S3260-Server /cimc/network#
set v6-addr-bmc<n> <v6 ip-address>
詳細については、『 Cisco UCS C-Series Integrated Management Controller GUI Configuration Guide for S3260 Servers 』または『 Cisco UCS C-Series Integrated Management Controller CLI Configuration Guide for S3260 Servers 』を参照してください。各種構成ガイドのリストは こちら です。
2 番目の M4 サーバ ノードが S3260 システムで使用できる状態になりました。