サーバのブート順
Cisco IMC を使用して、使用可能なブート デバイス タイプからサーバがブートを試行する順序を設定できます。レガシー ブート順の設定では、Cisco IMC によりデバイス タイプの並び替えが許可されますが、デバイス タイプ内のデバイスの並べ替えはできません。高精度ブート順の設定により、デバイスの線形順序付けができます。Web UI または CLI では、ブート順およびブート モードの変更、各デバイス タイプ下への複数のデバイスの追加、ブート順の並び替え、各デバイス タイプのパラメータの設定ができます。
ブート順の設定を変更すると、Cisco IMC は、サーバが次にリブートされるときに、設定されたブート順を BIOS に送信します。新しいブート順を実装するには、設定の変更後にサーバをリブートします。新しいブート順は以降のリブートで反映されます。設定されたブート順は、設定が Cisco IMC または BIOS 設定で再度変更されるまで保持されます。
![]() (注) |
次のいずれかの条件が発生すると、実際のブート順は設定されたブート順と異なります。
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高精度ブート順の設定
始める前に
サーバのブート順を設定するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
手順
ステップ 1 |
[Navigation] ペインの [Compute] メニューをクリックします。 |
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ステップ 2 |
[BIOS] タブで [Configure Boot Order] タブをクリックします。 |
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ステップ 3 |
[BIOS Properties] 領域の [Configure Boot Order] をクリックします。 ブート順の説明が示されたダイアログボックスが表示されます。 |
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ステップ 4 |
[Configure Boot Order] ダイアログボックスで、次のプロパティを更新します。
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ステップ 5 |
[Save Changes] をクリックします。 サーバに接続しているデバイスによっては、実際のブート順に追加のデバイス タイプが付加される場合があります。 |
次のタスク
サーバを再起動して、新しいブート順でブートします。
ブート デバイスの管理
始める前に
デバイス タイプをサーバのブート順に追加するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
手順
ステップ 1 |
[Navigation] ペインの [Compute] メニューをクリックします。 |
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ステップ 2 |
[BIOS] タブで [Configure Boot Order] タブをクリックします。 |
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ステップ 3 |
[BIOS Properties] 領域の [Configure Boot Order] をクリックします。 ブート順の説明が示されたダイアログボックスが表示されます。 |
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ステップ 4 |
[Configure Boot Order] ダイアログボックスで、[Add Boot Device] テーブルからブート順に追加するデバイスを選択します。 ローカル HDD デバイスを追加するには、[ローカル HDD の追加(Add Local HDD)] をクリックし、次のパラメータを更新します。
PXE デバイスを追加するには、[Add PXE] をクリックし、次のパラメータを更新します。
SAN ブート デバイスを追加するには、[SANブートの追加(Add SAN Boot)] をクリックし、次のパラメータを更新します。
iSCSI ブート デバイスを追加するには、[iSCSIブートの追加(Add iSCSI Boot)] をクリックし、次のパラメータを更新します。
SD カードを追加するには、[Add SD Card] をクリックし、次のパラメータを更新します。
USB デバイスを追加するには、[Add USB] をクリックし、次のパラメータを更新します。
仮想メディアを追加するには、[Virtual Media] をクリックし、次のパラメータを更新します。
PCH ストレージ デバイスを追加するには、[PCH Storage] をクリックし、次のパラメータを更新します。
UEFI シェル デバイスを追加するには、[Add UEFI Shell] をクリックし、次のパラメータを更新します。
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サーバの実際のブート順の表示
サーバの実際のブート順とは、サーバが最後にブートされたときに BIOS によって実際に使用されたブート順です。実際のブート順は、 で設定されたブート順とは異なる場合があります。
手順
ステップ 1 |
[Navigation] ペインの [Compute] メニューをクリックします。 |
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ステップ 2 |
[BIOS] タブで [Configure Boot Order] タブをクリックします。 |
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ステップ 3 |
[BIOS Properties] 領域の [Configure Boot Order] をクリックします。 この領域には、Cisco IMC を介して設定されたブート順のデバイスと、サーバ BIOS によって使用される実際のブート順が表示されます。 [Configured Boot Devices] セクションには、Cisco IMC を介して設定されたブート順([Basic] または [Advanced])が表示されます。この設定が変更されると、次回そのサーバがブートしたときに、Cisco IMC がこのブート順を BIOS に送信します。基本設定では、デバイス タイプのみを指定できます。詳細設定では、スロット、ポート、LUN などの特定のパラメータを使用してデバイスを設定できます。 設定されたブート順を変更したり、以前に設定されたブート順を復元したりするには、管理者は [Configure Boot Order] ボタンをクリックできます。これらの変更をただちに有効にするには、サーバをリブートします。[BIOS] タブを更新することで、新しいブート順を確認できます。
[Actual Boot Devices] セクションには、サーバが最後にブートされたときに BIOS によって実際に使用されたブート順が表示されます。次のいずれかの条件が発生すると、実際のブート順は設定されたブート順と異なります。
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ワンタイム ブート デバイスでブートするようにサーバを設定する
現在設定されているブート順序を中断することなく、次回のサーバのブートに対してのみ、特定のデバイスから起動するようにサーバを設定できます。ワン タイム ブート デバイスからサーバを起動すると、事前に設定されているブート順で以降のすべてのリブートが行われます。
始める前に
サーバのブート順を設定するには、admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
手順
ステップ 1 |
[Navigation] ペインの [Compute] メニューをクリックします。 |
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ステップ 2 |
[BIOS] タブで [Configure Boot Order] タブをクリックします。 |
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ステップ 3 |
[BIOS Properties] 領域で、[Configured One Time Boot Device] ドロップダウンからオプションを選択します。
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