サーバの NIC
NIC モード
NIC モード設定は、Cisco IMC に到達できるポートを決定します。プラットフォームに応じて、次のネットワーク モード オプションを使用できます。
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[専用(Dedicated)]:Cisco IMC へのアクセスに使用される管理ポート。
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Shared LOM:Cisco IMC にアクセスするために使用できる LOM(LAN On Motherboard)ポート。
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[Shared LOM 10G]:どの 10G LOM ポートも、Cisco IMC にアクセスするために使用できます。
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[Cisco カード(Cisco Card)]:Cisco IMC へのアクセスに使用できるアダプタ カード上のポート。Cisco アダプタ カードは、ネットワーク通信サービス インターフェイス プロトコル サポート(NCSI)のあるスロットに取り付ける必要があります。
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[共有 LOM 拡張(Shared LOM Extended)]—Cisco IMCへのアクセスに使用できる LOM ポートまたはアダプタ カードのポート。Cisco アダプタ カードは NCSI サポートのあるスロットに取り付ける必要があります。
(注)
[Shared LOM Extended] および [Shared LOM 10G] は、一部の UCS C シリーズ サーバでのみ使用できます。
NIC 冗長化
選択した NIC モードとプラットフォームに応じて、次の NIC 冗長化オプションを使用できます。
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[none]:設定されている NIC モードに関連付けられた各ポートは個別に動作します。問題が発生した場合、ポートはフェールオーバーしません。
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[active-active]:サポートされている場合、設定されている NIC モードに関連付けられたすべてのポートが同時に動作します。この機能により、スループットが増加し、Cisco IMC への複数のパスが提供されます。
(注)
[active-active] を使用する場合は、メンバー インターフェイスのアップストリーム スイッチに port-channel を設定しないでください。port-channel は、[active-standby] を使用する場合に設定できます。
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[active-standby]:設定されている NIC モードに関連付けられたポートで障害が発生した場合、トラフィックは、その NIC モードに関連付けられている他のポートの 1 つにフェールオーバーします。
(注)
このオプションを選択する場合は、設定されている NIC モードに関連付けられたすべてのポートが同じ VLAN に接続され、どのポートが使用されてもトラフィックの安全が保証されるようにする必要があります。
使用できる冗長化モードは、選択されているネットワーク モードとプラットフォームによって異なります。使用できるモードについては、次を参照してください、 『Hardware Installation Guide』 (HIG)を参照してください。C シリーズの HIG は、次の URL にあります。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/prod_installation_guides_list.html