この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このサーバは、 表 C-1 に示されている RAID コントローラ オプション、ケーブル、RAID のバックアップ ユニットをサポートします。
(注) このサーバは、1 つの外部形式 PCIe RAID コントローラと最大 2 つの内部形式 PCIe RAID コントローラをサポートします。サーバでは、内部形式のコントローラを混在させないでください。外部コントローラと内部コントローラは混在させることができます。
(注) 組み込み RAID オプションは SFF の 16 ドライブ バックプレーンに限り使用可能です。これは、エクスパンダでは動作しません。
(注) このセクションのケーブルは、シングル CPU 構成とデュアル CPU 構成の両方に適用されます。
表 C-1 は、小型フォーム ファクタ(SFF)バージョンのサーバに関する RAID オプションを示しています。
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8 SAS3(内蔵) |
0、1、54、10 |
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SFF 24HDD: SFF 16 HDD: |
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SFF 24HDD: |
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表 C-2 は、大型フォーム ファクタ(LFF)バージョンのサーバに関する RAID オプションを示しています。
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(各 PID はケーブル ペア キットです)。 |
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RAID コントローラ カード上のファームウェアが、サーバに取り付けられている Cisco IMC および BIOS の現行バージョンと互換性があることを確認する必要があります。互換性がない場合は、Host Upgrade Utility(HUU)を使用して、RAID コントローラのファームウェアを互換性のあるレベルにアップグレードまたはダウングレードしてください。
このユーティリティをダウンロードする方法、およびこのユーティリティを使用してサーバ コンポーネントを互換性のあるレベルにする方法については、 HUU ガイド に用意されている、ご使用の Cisco IMC リリースに対応する HUU ガイドを参照してください。
表 C-3 では、RAID グループ内でハード ディスク ドライブ(HDD)とソリッド ステート ドライブ(SSD)のタイプを混在使用するための技術機能をリスト表示します。ただし、最高のパフォーマンスのために従うべきベスト プラクティスの推奨事項を参照してください。
(RAID グループ) |
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このサーバでは、SuperCap 電源モジュール(SCPM)を 2 つまで取り付けられます。SCPM はケージ内の冷却ファンの隣に取り付けます(図 C-2 を参照)。
SCPM は、LSI MegaRAID-CV コントローラ カードを使用する場合にのみサポートされます。この SuperCap モジュールは、キャッシュの NAND フラッシュへのオフロードによる急な電源喪失に備えてディスク ライトバック キャッシュ DRAM を約 3 年間バックアップします。
SCPM の交換方法については、SuperCap 電源モジュールの交換(RAID バックアップ ユニット)を参照してください。
このサーバは、ハードウェア RAID(PCIe コントローラ カード)と組み込みソフトウェア RAID をサポートします。サポートされる移行と移行手順の概要については、 表 C-4 を参照してください。
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1. 任意のアップグレード モジュールをマザーボードに取り付けます。 |
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ドライブにデータが存在する前のみ可(データ以降はサポートされません) |
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(注) VMware ESX/ESXi またはその他の仮想環境と組み込み MegaRAID コントローラとの併用はサポートされません。Hyper-V、Xen または KVM のようなハイパーバイザと組み込み MegaRAID コントローラとの併用はサポートされません。
(注) 組み込み RAID オプションは SFF の 16 ドライブ バックプレーンに限り使用可能です。これは、エクスパンダでは動作しません。
このサーバは、マザーボード上に 2 つの mini-SAS コネクタ付きの組み込み RAID コントローラを装備しています(図 C-1 を参照)。
(注) RAID コントローラ カードの使用から組み込みコントローラの使用へのダウングレードはできません(RAID コントローラの移行を参照)。ここには RAID コントローラまたはドライブのないサーバをアップグレードする場合の BIOS でのアップグレード モジュールの取り付けと組み込みコントローラのイネーブル化の手順が含まれます。
組み込み MegaRAID では次の RAID レベルがサポートされます。
(注) これらの RAID レベルのいずれにおいても同じサイズのドライブは必要ありません。アレー内の最小ドライブは VD のサイズを決定します。
(注) RAID 10 を使用していない場合、アレーは同じ RAID レベルの複数の VD に分割できます。アレーを混在使用することはできません。たとえば、3 つのドライブ アレーを RAID 0 と RAID 5 VD に設定することはできません。RAID 0、1、5 とは違い、同じアレーから複数の RAID 10 VD を作成することはできません。単一 RAID 10 VD はアレー全体を使い切ります。
SCU アップグレード ROM モジュールは、小型の回路基板にチップを含みます。このモジュールは、マザーボード ヘッダに取り付けます(図 C-1 を参照)。このチップは、最大 8 つのドライブに SAS のサポートを追加します。
(注) Cisco PID UCSC-RAID-ROM5:SCU のアップグレード ROM モジュールが含まれます。
Cisco PID UCSC-RAID-ROM55:SCU のアップグレード ROM モジュールと RAID 5 キーが含まれます。
SCU アップグレード ROM ジャンパを取り付けるには次の手順を実行します。
ステップ 1 SCU_ROM ヘッダの位置を確認します(図 C-1を参照)。
ステップ 2 SCU アップグレード ROM にあるコネクタとヘッダのピンの位置を合わせ、コネクタをピンに静かに押し込みます。
ステップ 4 サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。
ステップ 5 組み込み RAID 5 のサポートのためのソフトウェア RAID キー モジュールの取り付けまたはBIOS での統合型 RAID コントローラのイネーブル化に進みます。
図 C-1 マザーボードの SCU アップグレード ROM と RAID 5 キー ヘッダの位置
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ソフトウェア RAID キー モジュールは、小型の回路基板にチップを含みます。このモジュールは、マザーボード ヘッダに取り付けます。このチップは SAS のサポートをアップグレードし、RAID 5 のサポートを追加します(最大 8 つのドライブの RAID 0、1、5、10)図 C-1 を参照してください。
(注) RAID 5 キーを使用する前に RAID SCU のアップグレード ROM が取り付けられている必要があります。
RAID 5 ソフトウェア キー モジュールを取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 RAID_KEY ヘッダの位置を確認します(図 C-1 を参照)。
ステップ 2 RAID キー モジュールにあるコネクタとヘッダのピンの位置を合わせ、コネクタをピンに静かに押し込みます。
ステップ 4 サーバをラックの元の位置に戻し、ケーブルを再度接続したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源を入れます。
このコントローラを使用するには、サーバ BIOS でイネーブル化する必要があります。
ステップ 1 サーバを起動し、BIOS セットアップ ユーティリティの入力を指示された場合には F2 を押します。
ステップ 2 [Advanced] タブを選択し、[South Bridge] を選択します。
ステップ 3 Onboard SATA Controller を [Enabled] に設定します。
ステップ 5 F10 を押して変更内容を保存し、ユーティリティを終了します。
この統合型コントローラ カードの代わりに RAID コントローラ カードを使用する場合、サーバ BIOS で統合型コントローラをディセーブル化する必要があります。
ステップ 1 サーバを起動し、BIOS セットアップ ユーティリティの入力を指示された場合には F2 を押します。
ステップ 2 [Advanced] タブを選択し、[South Bridge] を選択します。
ステップ 3 Onboard SATA Controller を [Disabled] に設定します。
ステップ 4 F10 を押して変更内容を保存し、ユーティリティを終了します。
システムの起動中にプロンプトが表示された場合は、Ctrl+M を押してユーティリティを起動します。
組み込み MegaRAID ソフトウェアを使用したディスク アレーの設定の詳細については、『 LSI Embedded MegaRAID Software User Guide 』を参照してください。
(注) このコントローラに必要なドライバはインストール済みで、LSI SWRAID Configuration Utility ですぐに使用できます。ただし、このコントローラを Windows または Linux で使用する場合、これらのオペレーティング システム用の追加ドライバをダウンロードおよびインストールする必要があります。
この項では、次のサポートされるオペレーティング システムでの LSI MegaSR ドライバのインストール方法について説明します。
サポートされる特定の OS バージョンについては、サーバ リリースの『 Hardware and Software Interoperability Matrix 』を参照してください。
MegaSR ドライバは、サーバおよび OS の C-series ドライバ ISO に含まれます。ドライバを Cisco.com からダウンロードします。
ステップ 1 お使いのサーバに対応するドライバ ISO ファイルのダウンロードをオンラインで検索し、ワークステーションの一時保存場所にダウンロードします。
a. URL http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html を参照してください。
b. 中央のカラムで [Unified Computing and Servers] をクリックします。
c. 右側のカラムで [Cisco UCS C-Series Rack-Mount Standalone Server Software] をクリックします。
d. 右側のカラムでお使いのサーバのモデルをクリックします。
e. [Unified Computing System (UCS) Drivers] をクリックします。
g. [Download] をクリックしてドライバ ISO ファイルをダウンロードします。
h. 次のページで情報を確認後、[Proceed With Download] をクリックします。
i. 次の画面に進んでライセンス契約に同意し、ドライバ ISO ファイルを保存する場所を参照して表示します。
この項では、Windows のインストールで LSI MegaSR ドライバをインストールする手順を説明します。
サポートされる特定の OS バージョンについては、サーバ リリースの『 Hardware and Software Interoperability Matrix 』を参照してください。
新しい Windows Server 2008R2 オペレーティング システムで LSI MegaSR デバイス ドライバをインストールするには、次の手順を実行します。Windows オペレーティング システムは自動的にドライバを追加し、ドライバを適切なディレクトリに登録およびコピーします。
ステップ 1 このドライバを Windows にインストールする前に、LSI SWRAID Configuration ユーティリティを使用して RAID ドライブ グループを作成します。BIOS ポスト中に LSI SWRAID が使用された場合は、Ctrl+M を押してこのユーティリティを起動します。
ステップ 2 LSI MegaSR ドライバのダウンロードの説明に従って、Cisco UCS C-Series ドライバ ISO をダウンロードします。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. MegaSR ドライバ ファイルのあるフォルダを含む Zip ファイルを展開します。
ステップ 4 次のいずれかの方法を使用して Windows ドライバのインストールを開始します。
ステップ 5 Virtual KVM コンソール ウィンドウを起動し、[Virtual Media] タブを選択します。
a. [Add Image] をクリックし、リモート Windows インストール ISO ファイルを参照して選択します。
b. 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにし、マッピングが完了するまで待ちます。
ステップ 7 起動中に F6 プロンプトが表示されたら、F6 を押します。[Boot Menu] ウィンドウが開きます。
ステップ 8 [Boot Manager] ウィンドウで、物理ディスクまたは仮想 DVD を選択して Enter を押します。イメージが起動され、Windows のインストールが開始されます。
ステップ 9 「Press any key to boot from CD」というプロンプトが表示されたら Enter を押します。
ステップ 10 Windows インストール プロセスを監視し、必要に応じて好みや自社の標準に従ってウィザードのプロンプトに応答します。
ステップ 11 「Where do you want to install Windows?」というメッセージが表示されたら、まず組み込み MegaRAID 用のドライバをインストールします。
a. [Load Driver] をクリックします。[Load Driver] ダイアログが表示され、インストールするドライバの選択を求められます。
b. ステップ 3 で準備した USB メモリをターゲット サーバに接続します。
c. 手順 a で表示した Windows の [Load Driver] ダイアログで [Browse] をクリックします。
d. ダイアログを使用して USB メモリ上のドライバ フォルダの場所を参照し、[OK] をクリックします。
選択したドライバがフォルダからロードされます。ロードが完了すると、「Select the driver to be installed」の下にドライバが一覧表示されます。
e. [Next] をクリックしてドライバをインストールします。
次の手順を実行し、Windows 用 LSI MegaSR ドライバを更新、またはこのドライバを標準の IDE ドライブから起動した既存のシステムにインストールします。
ステップ 1 [Start] をクリックして [Settings] にカーソルを合わせ、[Control Panel] をクリックします。
ステップ 2 [System] をダブルクリックし、[Hardware] タブをクリックして [Device Manager] をクリックします。[Device Manager] が起動します。
ステップ 3 [Device Manager] で [SCSI and RAID Controllers] をダブルクリックし、ドライバをインストールするデバイスを右クリックして [Properties] をクリックします。
ステップ 4 [Driver] タブで、[Update Driver] をクリックして [Update Device Driver] ウィザードを開き、ウィザードの指示に従ってドライバを更新します。
この項では、組み込み MegaRAID デバイス ドライバを Red Hat Enterprise Linux の取り付けまたは SuSE Linux Enterprise Server の取り付けでインストールする手順を説明します。
ドライバの取得の手順については、LSI MegaSR ドライバのダウンロードを参照してください。Linux ドライバは、組み込み MegaRAID スタックのブート イメージである dud-[
ドライバ バージョン ].img
の形式で提供されます。
(注) シスコが Red Hat Linux および SuSE Linux に提供する LSI MegaSR ドライバはそれらの配信の元の GA バージョンです。ドライバはこれらの OS カーネルのアップデートをサポートしません。
この項では、Windows オペレーティング システムまたは Linux オペレーティング システムを使用して、ドライバ イメージ ファイルから Linux 用物理インストール ディスケットを準備する方法について説明します。
(注) または、インストール手順で説明されているように dud.img
ファイルを仮想フロッピー ディスクとして取り付けることができます。
Windows オペレーティング システムでの物理インストール ディスケットの準備
Windows では、RaWrite フロッピー イメージ書き込みユーティリティを使用して、イメージ ファイルからディスク イメージを作成できます。次の手順を実行してインストール ディスケットを構築します。
ステップ 1 LSI MegaSR ドライバのダウンロード の説明に従って Cisco UCS C-Series ドライバ ISO をダウンロードし、ディスケット ドライブのある Windows システムに保存します。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. ドライバ ファイルのあるフォルダを含む Zip ファイルを展開します。
ステップ 3 ドライバ更新イメージ dud-[ドライバ バージョン].img
およびファイルの raw write.exe
をディレクトリにコピーします。
(注) RaWrite はドライバ パッケージに含まれません。
ステップ 4 必要な場合は、コマンド copy dud-[ ドライバ バージョン ].img dud.img を使用してドライバ更新ディスクのファイル名を 8 文字未満に変更します。
ステップ 5 [DOS Command Prompt] を開き、 raw write.exe
のあるディレクトリに移動します。
ステップ 6 コマンド raw write を入力してインストール ディスケットを作成します。
ステップ 10 フロッピー ディスクにフロッピー ディスケットを挿入し、 A: を入力します。
ステップ 12 再度 Enter を押し、ディスケットへのファイルのコピーを開始します。
ステップ 13 コマンド プロンプトが再度表示され、フロッピー ディスク ドライブの LED が消えたら、ディスケットを取り外します。
ステップ 14 ディスケットにイメージ名を示すラベルを付けます。
Linux オペレーティング システムでのインストール ディスクの準備
Red Hat Linux および SuSE Linux では、ドライバ ディスケット ユーティリティを使用して、イメージ ファイルからディスク イメージを作成できます。次のステップを実行してドライバ更新ディスクを作成します。
ステップ 1 LSI MegaSR ドライバのダウンロード の説明に従って Cisco UCS C-Series ドライバ ISO をダウンロードし、ディスケット ドライブのある Linux システムに保存します。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. ドライバ ファイルのあるフォルダを含む Zip ファイルを展開します。
ステップ 3 ドライバ更新イメージ dud-[ドライバ バージョン].img
を Linux システムにコピーします。
ステップ 4 ブランク フロッピー ディスケットをフロッピー ドライブに挿入します。
ステップ 5 ファイルが選択したディレクトリにあることを確認します。
ステップ 6 次のコマンドを使用してドライバ更新ディスケットを作成します。
dd if=dud-[ ドライバ バージョン ].img of=/dev/fd0
ステップ 7 コマンド プロンプトが再度表示され、フロッピー ディスク ドライブの LED が消えたら、ディスケットを取り外します。
ステップ 8 ディスケットにイメージ名を示すラベルを付けます。
サポートされる特定の OS バージョンについては、サーバ リリースの『 Hardware and Software Interoperability Matrix 』を参照してください。
この項では、組み込み MegaRAID スタックを持つシステムへの Red Hat Enterprise Linux デバイス ドライバの新規インストールについて説明します。
ステップ 1 このドライバを OS にインストールする前に、LSI SWRAID Configuration ユーティリティを使用して RAID ドライブ グループを作成します。BIOS ポスト中に LSI SWRAID が使用された場合は、Ctrl+M を押してこのユーティリティを起動します。
ステップ 2 次のいずれかの方法で dud.img
ファイルを準備します。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. dud-<
ドライバ バージョン >.img
ファイルをワークステーションの一時保存場所にコピーします。
ステップ 4 次のいずれかの方法を使用して Linux ドライバのインストールを開始します。
ステップ 5 Virtual KVM コンソール ウィンドウを起動し、[Virtual Media] タブを選択します。
a. [Add Image] をクリックし、リモート RHEL インストール ISO ファイルを参照して選択します。
b. 再度 [Add Image] をクリックし、 dud.img
ファイルを選択します。
c. 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにし、マッピングが完了するまで待ちます。
ステップ 7 起動中に F6 プロンプトが表示されたら、F6 を押します。[Boot Menu] ウィンドウが開きます。
ステップ 8 [Boot Manager] ウィンドウで、物理ディスクまたは仮想 DVD を選択して Enter を押します。
イメージが起動され、RHEL のインストールが開始されます。
ステップ 9 Esc を押して、CLI ブート プロンプトに移動します。
ステップ 10 ブート プロンプトで次のいずれかのコマンドを入力します。
(注) noprobe の値は、ドライブ数に依存します。たとえば、3 つのドライブのある RAID 5 設定で RHEL 5.7 をインストールするには次を入力します。
linux dd blacklist=isci blacklist=ahci noprobe=ata1 noprobe=ata2 noprobe=ata3
ステップ 12 矢印キーを使用して [Yes] を選択し、Enter を押します。
ステップ 13 fd0 を選択し、ドライバのあるフロッピー ディスケットがあることを示します。
インストーラがデバイスのドライバの位置を確認してロードします。次のメッセージが表示されます。
ステップ 15 Red Hat Linux のインストール手順に従い、インストールを完了します。
サポートされる特定の OS バージョンについては、サーバ リリースの『 Hardware and Software Interoperability Matrix 』を参照してください。
この項は、組み込み MegaRAID スタックを持つシステムへの SuSE Linux Enterprise Server ドライバのインストールを説明します。
ステップ 1 このドライバを OS にインストールする前に、LSI SWRAID Configuration ユーティリティを使用して RAID ドライブ グループを作成します。BIOS ポスト中に LSI SWRAID が使用された場合は、Ctrl+M を押してこのユーティリティを起動します。
ステップ 2 次のいずれかの方法で dud.img
ファイルを準備します。
b. ドライバ フォルダのコンテンツを参照し、次の組み込み MegaRAID ドライバの場所を表示します。
c. dud-<
ドライバ バージョン >.img
ファイルをワークステーションの一時保存場所にコピーします。
ステップ 4 次のいずれかの方法を使用して Linux ドライバのインストールを開始します。
ステップ 5 Virtual KVM コンソール ウィンドウを起動し、[Virtual Media] タブを選択します。
a. [Add Image] をクリックし、リモート RHEL インストール ISO ファイルを参照して選択します。
b. 再度 [Add Image] をクリックし、 dud.img
ファイルを選択します。
c. 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにし、マッピングが完了するまで待ちます。
ステップ 7 起動中に F6 プロンプトが表示されたら、F6 を押します。[Boot Menu] ウィンドウが開きます。
ステップ 8 [Boot Manager] ウィンドウで、物理ディスクまたは仮想 DVD を選択して Enter を押します。イメージが起動され、SLES のインストールが開始されます。
ステップ 9 最初の SLES 画面が表示されたら、メニューの [Installation] を選択します。
ステップ 10 [Boot Options] フィールドで次のいずれかを入力します。
ステップ 11 ドライバの F6 を押し、[ Yes ] を選択します。
ステップ 13 [Installation] を選択し、Enter キーを押します。
「LSI Soft RAID Driver Updates added」というメッセージが表示されます。
ステップ 15 メニューでドライバ更新メディアを選択し、[Back] ボタンを押します。
ステップ 16 プロンプトに従い、インストール手順を続行および完了します。
このサーバの RAID コントローラの接続を図 C-2 に示します。色付きの線は、SAS エクスパンダまたはバックプレーンから使用可能なコントローラのロケーションへの推奨されるケーブル配線経路を示しています。
(注) サーバの稼働時に適切なエアー フローを確保するために、フォーム ラバーのエアダムを以下の位置(項目 4)に設置する必要があります。エアダムの下側には、ケーブルを下に通すことができる開口部があります。
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サーバは、3 種類の前面パネル/バックプレーン構成のうちそれぞれ 1 種類を持つ、3 種類のバージョンでオーダー可能です。
(注) SAS エクスパンダは SFF 24 のドライブ オプションと LFF 12 のドライブ オプションに必要です。
SFF 16 ドライブ オプションは SAS エクスパンダを使用しません。
必須の UCSC-CABLE-A6 ケーブル キットには 2 本のケーブルが含まれています。ケーブル 1 はドライブ 1 ~ 8、ケーブル 2 はドライブ 9 ~ 16 を制御します。
ステップ 1 SAS ケーブル 1 をカード コネクタ SAS 0 からエクスパンダの Port0 コネクタに接続します。
ステップ 2 カードのカード コネクタ SAS 1 とエクスパンダの Port1 コネクタを SAS ケーブル 2 で接続します。
必須の UCSC-CABLE-A6 ケーブル キットには 2 本のケーブルが含まれています。ケーブル 1 はドライブ 1 ~ 12、ケーブル 2 はドライブ 13 ~ 24 を制御します。
ステップ 1 SAS ケーブル 1 をカード コネクタ SAS 0 からエクスパンダの Port0 コネクタに接続します。
ステップ 2 カードのカード コネクタ SAS 1 とエクスパンダの Port1 コネクタを SAS ケーブル 2 で接続します。
ステップ 3 9265CV-8i カードを使用している場合、RAID バックアップ用に SCPM を取り付けることもできます。SCPM を取り付け(SuperCap 電源モジュールの交換(RAID バックアップ ユニット)を参照)、その後、ケーブルをカードから SCPM に接続します。
SFF ドライブ 16 台のオプションは SAS エクスパンダを使用しないため、コントローラからバックプレーンへの接続は直接行われます。各タイプのコントローラに必要なケーブル接続を次に示します。
このオプションは最大 8 台のドライブを制御します。このコントローラはエクスパンダを使用して作動しないため、このオプションは SFF 16HDD バージョンのサーバでのみ使用できます。
必須の UCSC-CABLE-A7 ケーブル キットには 2 本の mini-SAS ケーブルが含まれています。ケーブル 1 はドライブ 1 ~ 4、ケーブル 2 はドライブ 5 ~ 8 を制御します。
ステップ 1 mini-SAS ケーブル 1 をマザーボード コネクタ SCU_PORT_0 からバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 コネクタに接続します。
ステップ 2 「S1」のラベルのついたケーブル 1 SGPIO コネクタをバックプレーン コネクタに接続します。
ステップ 3 mini-SAS ケーブル 2 をマザーボード コネクタ SCU_Port_1 からバックプレーンのドライブ 5 ~ 8 コネクタに接続します。
ステップ 4 「S2」のラベルのついたケーブル 2 SGPIO コネクタをバックプレーン コネクタに接続します。
これらのオプションでは、1 つのコントローラを使用して、最大 8 台のドライブを制御できます。2 つのコントローラと 2 つのケーブル キットを使用して、最大 16 台のドライブを制御できます。
最初のコントローラ(ドライブ 1 ~ 8、ケーブル UCSC-CABLE-A7):
必須の UCSC-CABLE-A7 ケーブル キットには 2 本の mini-SAS ケーブルが含まれています。ケーブル 1 はドライブ 1 ~ 4、ケーブル 2 はドライブ 5 ~ 8 を制御します。最初のコントローラ カードに次の接続を行います。
ステップ 1 mini-SAS ケーブル 1 をカード コネクタ SAS1 からバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 コネクタに接続します。
ステップ 2 「S1」のラベルのついたケーブル 1 SGPIO コネクタをバックプレーン コネクタに接続します。
ステップ 3 mini-SAS ケーブル 2 をカード コネクタ SAS2 からバックプレーンのドライブ 5 ~ 8 コネクタに接続します。
ステップ 4 「S2」のラベルのついたケーブル 2 SGPIO コネクタをバックプレーン コネクタに接続します。
2 番目のコントローラ(ドライブ 9 ~ 16 ケーブル UCSC-CABLE-A8):
必須の UCSC-CABLE-A8 ケーブル キットには 2 本の mini-SAS ケーブルが含まれています。この構成で 16 台のドライブを制御するには、ドライブ 9 ~ 16 を制御するために 2 番目のコントローラ カードを追加する必要があります。ケーブル 3 はドライブ 9 ~ 12、ケーブル 4 はドライブ 13 ~ 16 を制御します。2 番目のコントローラ カードに次の接続を行います。
ステップ 1 mini-SAS ケーブル 1 をカード コネクタ SAS1 からバックプレーンのドライブ 9 ~ 12 コネクタに接続します。
ステップ 2 「S1」のラベルのついたケーブル 1 SGPIO コネクタをバックプレーン コネクタに接続します。
ステップ 3 mini-SAS ケーブル 2 をマザーボード コネクタ SAS2 からバックプレーンのドライブ 13 ~ 16 コネクタに接続します。
ステップ 4 「S2」のラベルのついたケーブル 2 SGPIO コネクタをバックプレーン コネクタに接続します。
LSI MegaRAID SAS 9266CV-8i、SAS 9220-8i、または SAS 9240-8i PCIe カード(ケーブル UCSC-CABLE-11)
必須の UCSC-CABLE-11
ケーブル キットには 2 本のケーブルが含まれています。ケーブル 1 はドライブ 1 ~ 6、ケーブル 2 はドライブ 7 ~ 12 を制御します。
ステップ 1 カードのコネクタ SAS1 とエクスパンダの SAS1 コネクタを mini-SAS ケーブル 1 で接続します。
ステップ 2 カードのコネクタ SAS2 とエクスパンダの SAS2 コネクタを mini-SAS ケーブル 2 で接続します。
RAID コントローラを交換すると、コントローラに保存されている RAID 設定が失われます。次の手順を使用して、新しい RAID コントローラに RAID 設定を復元します。
ステップ 1 RAID コントローラを交換します。PCIe カードの交換を参照してください。
ステップ 2 シャーシ全体を交換する場合は、すべてのドライブを前のシャーシと同じ順序で新しいドライブ ベイに取り付けます。
ステップ 3 サーバをリブートし、F を押すように求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。
(注) 新しい RAID コントローラの場合は、F の押下を求められることはありません。RAID 設定は自動的にインポートされます。この場合は、ステップ 6 に進みます。
ステップ 4 次のプロンプトが画面に表示されたら、F を押します。
ステップ 5 次のプロンプトが画面に表示されたら、(C 以外の)任意のキーを押します。
ステップ 6 その次の画面で、RAID 設定が正常にインポートされたことを確認します。
LSI ユーティリティには、詳細な使用法に関するヘルプ マニュアルが用意されています。
RAID に関する基本情報および RAID コントローラ カード用ユーティリティの使用については、『 Cisco UCS Servers RAID Guide 』を参照してください。
組み込み MegaRAID ソフトウェアを使用したディスク アレーの設定の詳細については、『 LSI Embedded MegaRAID Software User Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/3rd-party/lsi/mrsas/userguide/LSI_MR_SAS_SW_UG.pdf