このドキュメントでは、Cisco UCS Manager Release 1.0(2d) および 1.0(2h) と、これらのリリースに関連するブレード サーバとその他の Unified Computing System コンポーネント上のすべての関連ファームウェアの新機能、システム要件、および警告を説明します。このドキュメントは、「関連資料」の一覧にあるドキュメントと併せて使用します。
(注) 元のドキュメントの発行後に、ドキュメントを更新することがあります。そのため、Cisco.com 上のドキュメントが更新されているかどうかも確認してください。ドキュメントの更新と正誤表も、このリリース ノートに記載します。
(注) 表 1 に、このドキュメントのオンライン変更履歴を示します。
Cisco® Unified Computing System は、総所有コスト(TCO)を削減してビジネスの機敏性を向上するように設計された結合型システムに計算、ネットワーク、ストレージ アクセス、およびバーチャライゼーションを統合した次世代データセンター プラットフォームです。このシステムでは、低遅延で損失のない 10 ギガビット イーサネット統合ネットワーク ファブリックがエンタープライズクラスの x86 アーキテクチャ サーバと統合されます。このシステムは、統合されたスケーラブルなマルチシャーシ プラットフォームであり、このプラットフォームのすべてのリソースは統合管理ドメインに参加します。
Cisco UCS Manager クライアントは、次の最小システム要件を満たしているか、これを超えている必要があります。
• Cisco UCS Manager GUI は、Sun JRE 1.6 以降を必要とする Java ベースのアプリケーションです。
• UCS Manager では Web Start が使用され、次のブラウザがサポートされます。
– Microsoft Internet Explorer 6.0 以降
Cisco UCS ファームウェアを更新するには、次のマニュアルの「Firmware Management」の章を参照してください。
• 『 Cisco UCS Manager CLI Configuration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/sw/cli/config/guide/1.0.2/b_CLI_Config_Guide_1.0.2.html )
• 『 Cisco UCS Manager GUI Configuration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/sw/gui/config/guide/1.0.2/b_GUI_Config_Guide.html )
(注) Host Firmware Pack または Management Firmware Pack をすでに設定している場合、「Updating Firmware Through Service Profiles」セクションに従うか、または「Directly Updating Firmware at Endpoints」セクションを使用してください。
ストレージ スイッチ、オペレーティング システム、アダプタ、アダプタ ユーティリティ、およびストレージ アレイの相互運用性の詳細については、「 Hardware and Software Interoperability Matrix 」( http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/interoperability/matrix/hw_sw_interop_matrix.pdf )を参照してください。
(CSCtd32884 および CSC71310)サーバ内のアダプタのタイプが、サポートされている最大 MTU に影響します。ネットワーク MTU が最大を超えた場合、次のアダプタでパケットがドロップする原因になる可能性があります。
• Cisco UCS CNA M71KR アダプタがサポートする最大 MTU は 9216 です。
• Cisco UCS 82598KR-CI アダプタがサポートする最大 MTU は 14000 です。
(CSCta55689)破損した BIOS を回復しようとする前に、回復しようとする破損した BIOS があるサーバ上に取り付けまたはマップされている USB ストレージをそのサーバから取り外す、またはマップを解除します。外部 USB ドライブが vMedia からサーバに取り付けられた、またはマップされている場合、BIOS の回復に失敗します。
(CSCtc54935) [Configured Boot Order] タブには、サーバに割り当てられたブート順が表示されます。[Actual Boot Order] タブには、その設定内のさまざまなデバイスから何がブートされるかが正確に表示されます。
(注) [Actual Boot Order] では、[Internal EFI Shell] は常にブート順リストの最下部に表示されます。
(CSCtc70962)大文字が 1 つ以上含まれる強力なパスワードを選択します。このパスワードは空にできません。空のパスワードが作成された場合、そのアカウントは使用できなくなります。
(CSCtb42606)初期設定後、管理 IP ポートと、関連するサブネット マスクを Cisco UCS Manager CLI で変更できます。この変更は、Cisco UCS Manager GUI で行うことはできません。
次に示す既知の問題は、これらのドキュメントの将来のバージョンで修正される予定です。
(CSCtc46121) USCM GUI および CLI の構成ガイドのネームド VLAN のセクションに、誤った予約 VLAN ID 範囲が指定されています。ここには、3968 から 4048 の ID を持つ VLAN を作成できないとの記載があります。この VLAN ID の範囲は予約されています。正しい範囲は 3968 から 4047 です。
(CSCtd86495) USCM GUI および CLI 構成ガイドでアップグレード シーケンスについて記載されているセクションに、Cisco UCS Manager ソフトウェアを更新およびアクティベーションする前に、ファブリック相互接続上のファームウェアを更新およびアクティベーションするとの記述がありますが、これは誤りです。正しい手順は、Cisco UCS Manager ソフトウェアを更新およびアクティベーションしてから、ファブリック相互接続上のファームウェアを更新およびアクティベーションします。
症状 ローカル ユーザ パスワードに "$" 文字を含められません。
対応策 "$" 文字はローカル ユーザ パスワードに含めないようにします。
症状 LDAP プロバイダーの完全修飾ドメイン名(FQDN)の使用時に、DNS で FQDN が解決されず、LDAP プロバイダーを使用したユーザ認証が機能しません。
対応策 LDAP プロバイダーの使用時には、FQDN でなく IP アドレスを使用します。
症状 IPMI ユーザ データベースが設定バックアップのエクスポート時に UCS Manager でバックアップされません。
対応策 設定のインポートの完了後、IPMI ユーザ プロファイルを手動で設定します。
症状 デフォルトのアダプタ ポリシーを使用する場合、VHBA 関連の設定が最適でないために Windows OS の起動に時間がかかることがあります。
対応策 最適な値のアダプタ ポリシーを作成し、サービス プロファイルでそのポリシーを使用します。
症状 QLogic または Emulex CNA と関連付けられたサービス プロファイルでファブリック フェールオーバーがイネーブルになっている場合、ファブリック相互接続が End Host モードで動作していると、ネットワークからホストに対する方向で潜在的なトラフィックの損失が発生します。損失の期間は、フェールオーバー後にホストがパケットをネットワークに対して送信する早さによって異なります。
対応策 フェールオーバー後にホストがパケットを送信したら、トラフィックの損失は即時になくなります。ホストがサイレント ホストの場合、ホストからネットワークに対してトラフィックを注入します。
症状 サービス プロファイルに 2 つの vNIC が格納されており、イネーブルになったフェールオーバーが QLogic または Emulex CNA に適用されている場合、2 番目の vNIC のアダプタ ポリシーに指定されたフェールバック タイムアウトが有効になりません。アダプタ ポリシーにフェールバック タイムアウトが指定されており、最初の vNIC に適用されている場合、このタイムアウトはアダプタ全体に適用され、両方の vNIC に対して有効です。
対応策 目的のフェールバック タイムアウトをアダプタ ポリシーに指定し、最初の vNIC に適用します。
症状 物理インターフェイス上の DCBXP ピアから、同じセッション内のプロトコル データ ユニットで 2 つの異なる固有識別情報が送信された場合、DCBXP プロセス エラーのためにポートがディセーブルになります。
対応策 次のコマンドを入力し、ポートが活動化するまで待ちます。
症状 さまざまなローカル ディスク設定で、LSI SAS Configuration Utility が BIOS 中に起動に失敗します。
対応策 LSI SAS Controller Utility を使用しないでください。すべてのローカル ディスク ポリシー オペレーションとサービス プロファイル オペレーションは UCSM を使用して実行する必要があります。
症状 BIOS スクラブ ポリシーがサービス プロファイルに対してイネーブルにされている場合に発生します。あるまれな状況では、BIOS クリアのために、関連付けまたは関連付けの解除時間が 15 分間にまで増加することがあります。
対応策 BIOS スクラブ ポリシーのデフォルトの設定は、[DISABLED] に設定されます。BIOS スクラブ ポリシーを使用するのでなく、すべての BIOS 設定をリセットするには、[Clear CMOS] を使用する必要があります。
症状 [Advanced] > [USB] を使用して USB 2.0 をディセーブルにすると、その特定のページ上にさまざまなアーティファクトが生成されます。一部のデバイスが予測どおりに表示されないことがあります。この結果によって、POST 中の機能的な低下はありません。
対応策 USB 2.0 をディセーブルにしない(現在これをディセーブルにする必要がある状況は確認されていません)、または結果のアーティファクトを BIOS セットアップ中に無視します。
症状 DIMM の削除によってメモリのミラーリング設定が破棄された場合、BIOS は Performance モードにスイッチし、ミラーリングがディセーブルになったメッセージはログに記録されません。
対応策 メモリのミラーリングのステータスを [BIOS Setup] > [Advanced] > [Memory Configuration] > [Memory RAS and Performance Configuration] でチェックします。
症状 障害が発生した DIMM でブレード サーバの電源がオンになった場合、BIOS POST で障害が発生した DIMM が検出され、2 つの SEL エントリが BMC に送信されます。1 つのエントリが各 DIMM についてログに記録されます。
対応策 BIOS セットアップを開始し、[Advanced] > [Memory Configuration] メニューに移動し、障害が発生した DIMM をネイバーから識別します。
症状 EFI Native SLES 11 のインストールは、現在このリリースではサポートされていません。
症状 UCS Manager サービス プロファイルのブート順で定義された 1 つの vNIC が 2 つの BIOS vNIC になっています。
対応策 異なるブート指示またはインストール指示がある 2 つの異なる pxelinux.cfg/<MAC> ファイルを定義しないようにします。ブート時に、両方の vNIC で同じ PXE 設定が実行される必要があります。
症状 [BIOS Setup] > [Advanced] > [USB] から USB デバイスを接続する、または取り外すときに、セットアップ ユーティリティがハングする場合があります。
症状 ファブリック相互接続がスタンドアロン モードからクラスタ モードに切り替わるときに、プライマリ ファブリック相互接続の帯域外の IP によってバーチャル IP が上書きされる場合があります。この問題は、モードがクラスタに変更される前に、OOB IP がスタンドアロン モードで変更された場合にだけ発生します。
対応策 クラスタのイネーブル オプションの使用後、クラスタ IP を再度変更してください。これでクラスタ IP は修正されます。
症状 ユーザが UCS Manager を使用して tftp コア エクスポータ IP アドレスを設定した場合、そのスイッチでは、アドレスの形式に問題があっても(たとえば 1.2.3.412)そのアドレスが受け入れられます。これにより、有効な IP アドレスを使用するコア エクスポータに機能上の影響が及ぶことはありません。
対応策 誤った形式のコア エクスポータ IP アドレスを削除します。
症状 ファブリック相互接続のブート時に、[startup-config won't be used until the next reboot] というメッセージがコンソールに表示されます。ファブリック相互接続設定は UCS Manager で制御されるため、このメッセージはファブリック相互接続設定では意味がなく、機能上の影響はありません。
症状 ピングループ設定がないと、サーバ インターフェイスはファブリック相互接続アップリンク インターフェイスに動的に固定され、ピニングはアップリンク インターフェイスがアップまたはダウンするにつれて再分散されます。ある状況では、アップリンク インターフェイス中のサーバ インターフェイスの分散は均等になりません。
症状 ファブリック相互接続上のコンソール ログイン ユーザ名では大文字と小文字が識別されません。たとえば、admin と ADMIN は区別されません。
症状 UCS Manager を使用して TFTP コア エクスポータ IP アドレスを設定した場合、ファブリック相互接続では、アドレスの形式に問題があっても(たとえば 1.2.3.412)そのアドレスが受け入れられます。これにより、有効な IP アドレスを使用するコア エクスポータに機能上の影響が及ぶことはありません。
対応策 誤った形式のコア エクスポータ IP アドレスを削除します。
症状 ポート フラッピングの繰り返し(ポートがすばやくアップダウンする)とデフォルト(ネイティブ)の VLAN 変更でシステムに高い負荷がかかった状態にある場合、FWM プロセスに障害が発生し、ファブリック相互接続がリロードされることがあります。
症状 FCoE トラフィックのサービス値の QoS クラスを変更すると、FCoE トラフィックに悪影響が出る可能性があります。FC I/O はドロップします。
対応策 QoS アーキテクチャは導入前に計画する必要があります。FCoE トラフィックのサービス値のクラスに変更を加えると、FCoE トラフィックに悪影響を与える可能性があることに注意してください。
症状 show cdp neighbor CLI コマンドで、管理インターフェイスから CDP ネイバーの情報が表示されず、その管理インターフェイスに対応するファブリック相互接続 CDP 情報も表示されません。
症状 ある状況では、ロギングが端末のモニタ上でグローバルにイネーブルになっており、特定のセッション上でイネーブルになっていても、syslog メッセージが端末のモニタに表示されません。
対応策 コンソール、リモート サーバ、またはローカル ログ ファイルなど、syslog に別の宛先を使用します。
症状 複数の SNMP トラップ ホストが設定されている場合、SNMP トラップは最初のホストにだけ送信されます。
回避策 1 台の SNMP トラップ ホストだけを設定します。
症状 POST エラーがシャーシにない場合でも、UCS Manager でシャーシ全体のステータスが POST エラーと表示される場合があります。
対応策 シャーシの POST メッセージにエラーがあるかどうかをチェックし、なかった場合は UCS Manager のステータス メッセージを無視してください。
症状 まれなケースに、内部コンポーネント収集中にファブリック相互接続サーバ ポートとファブリック拡張との間でリンクの欠如障害が UCS Manager で報告される場合があります。次に、このような障害の例を挙げます。
対応策 障害メッセージを無視すると、メッセージは 1 分間で自動的にクリアされます。データ パスに影響を与えることはありません。
症状 IOM がリブートされていない場合でも、IOM アクティベーション ステータスがリブート中のままになります。IOM に [set-startup-only] オプションを使用したアクティベーションと使用しなかった解除が繰り返された場合に、この状態が発生することがあります。
対応策 対処の必要はありません。これが IOM の機能性に悪影響を与えることはありません。IOM は通常どおりに更新およびアクティベーションできます。また、アクティベーション ステータスは、スイッチまたは IOM リブートがある場合はコンバージします。
症状 5 台以上のシャーシがあるシステムでは、次のイベント シーケンスのために、システムが 5 分間まで HA レディになりません。
症状 プライマリ ファブリック相互接続の全面的な復元後、次の メッセージが表示されて下位のファブリック相互接続のインストールに一時的に失敗することがあります。
症状 次のイベント ログが出力され、HTTPD 処理がクラッシュします。
Process crashed.Core file 1253640662_SAM_ucs-6120-1-A_httpd_log.3114.tar.gz (SAM/Switch Core Dump) detected on fabric interconnect A
症状 ファブリック相互接続コンポーネントのハードウェアのリビジョン番号が UCS Manager で生成されません。
対応策 次の手順を実行し、ファブリック相互接続コンポーネントのリビジョン番号を判断します。
1. connect nxos コマンドを入力し、ネイティブ NX-OS CLI に接続します。
2. 適切な show sprom component コマンドを入力し、 H/W Version: フィールドをコマンド出力の中から探します。
症状 すべての DIMM は、配列 1 内に入ると報告され、1 つのブレードの最大メモリは 192 GB と報告されます。
対応策 DIMM は物理的に配列 1 または配列 2 にある可能性があり、最大メモリは 96 GB です。これは表示上だけの問題で、機能性に影響はありません。
症状 RHEL 5.3 XEN カーネルがブートされ、[MCFG area at a0000000 is not E820 reserved] というエラー メッセージがブート メッセージの一部として表示されます。
対応策 これは既知の問題であり、誤解を招くエラー文です(Red Hat 5.5 リリースで削除予定)。システムの機能性に影響はありません。エラー メッセージを無視してください。
症状 End Host モードでは、サーバの MAC アドレスはサーバ側インターフェイスでだけ読み取られ、ネットワーク側インターフェイスでは読み取られません。MAC アドレスが UCS-6100 の外に移動する際に、元のスイッチからの MAC のフラッシュは、新しい場所から送信されて元のスイッチが受信する gratuitous ブロードキャスト パケットによって左右されます。移動のバーストが高い場合、元のスイッチ上の通知メカニズムはそのイベントに追いつけない場合があります。このような移動イベントの損失が原因で、MAC が元のスイッチからフラッシュされず、同じスイッチ上でこの MAC と通信しようとするホストに対してトラフィックのブラックホールが生じます。
対応策 MAC アドレスの経過時間は、NX-OS show mac address-table CLI コマンドの出力で表示されます。重複した MAC アドレスが複数のスイッチに表示された場合、 clear mac address コマンドを使用し、使用されていないアドレスを削除できます。
症状 UCS Manager GUI では、ポート チャネルと個別のアップリンク ポートだけをピン ターゲットとして選択できますが、UCS Manager CLI では、ポート チャネル メンバ ポートもピン ターゲットとして選択できます。
対応策 ポート チャネル メンバ ポートは、UCS Manager CLI で選択できても、ピン ターゲットとして選択しないでください。
症状 動的プールでのプールに対するサーバの割り当てが、動的に割り当てられません。サーバがプールに割り当てられるようにするには、再認識される必要があります。この再割り当ては、サーバ プール ポリシーの資格がプールに割り当てられると、資格に基づいて即時に自動的に行われます。
対応策 サーバが再認識されると、プールの割り当て候補としてサーバがイネーブルになります。
症状 ディスク スクラブ ポリシーがDOD 準拠性に適合していません。
症状 ローカル ディスク と SAN ブート ターゲットは同時に混在させられません。
対応策 ストレージ タイプでは、一度に 1 つのブート オプションを定義します。
対応策 [Re-Acknowledge Server] オプションを UCS Manager GUI で選択し、サーバを検出します。
症状 いくつかの KVM コンソールが起動した際に、SUN JRE でエラーが報告され、KVM コンソールの起動に失敗することがあります。
症状 SNMP でシステム名でなくファブリック相互接続が示されます。
症状 SNMP ユーザ名をローカル ユーザ名と同じにできません。
対応策 どのローカル ユーザ名とも一致していない SNMP ユーザ名を選択します。
症状 誤ったオプションを指定して SMASH コマンドを入力すると、[INVALID OPTION] エラー メッセージが表示されるはずです。
症状 UCS Manager CLI を使用して統計カウンタをクリアできません。
対応策 UCS Manager GUI を使用してカウンタをクリアします。
症状 10 件を超える GUI セッションが長時間(通常は 2 ~ 3 時間)リモート認証で同時に開始されているときに、GUI セッションの 1 件が再認証に失敗したことが確認されました。これにより、再認証に失敗したセッションは終了されます。ローカル認証が使用されているときは問題は発生しません。
症状 スリープからの復帰時に、JRE にスリープ検出メカニズムがないために、UCS Manager GUI がイベント シーケンス エラーを検出し、[Event Sequencing is skewed] というエラーが表示されます。
対応策 コンピュータをスリープにするときは、必ず UCSM GUI をシャットダウンします。
症状 VHBA テンプレートが変更された場合、そのテンプレートにバインドされている影響を受ける VHBA インスタンスに変更内容が伝送されるまでに、数分間かかることがあります。
症状 Service Profile Navigator GUI で、ブート ポリシーなしから具体的にブート ポリシーを作成するなど、ポリシー タイプを変更する際に、[Reset Values] をクリックすると、ページの初期ステータスへのリセットに失敗します。
対応策 ルート オーガナイゼーションなどの別のオブジェクトをナビゲーション ツリーで選択してから、サービス プロファイルを再度選択します。
症状 UCS Manager GUI で、[Reboot on boot Order Change] チェックボックスがブート ポリシーについて選択されており、CD-ROM またはフロッピーがブート順の最後のデバイスの場合に、デバイスを取り外すか、装着すると、ブート順に直接効力がなく、サーバがリブートされません。
症状 ファイバ チャネル ポートとサーバ ポート イベントがファイバ チャネル ポートとサーバ ポートの [Events] タブに表示されません。
対応策 管理者用のファイバ チャネル ポートとサーバ ポート イベントの [Events] タブを見ます。
症状 UUID が固有であることをチェックする際、現在は UUID サフィクスだけがチェックされます。
症状 時間ベースでの UUID 生成方式が uuidgen ツールで使用されている場合、UUID がサフィクスに基づいて確認されるため、タイムスタンプ方式で固有のプレフィクスを持つ UUID が作成されるにもかかわらず、サフィクスが固有ではないために、システムで UUID の重複が報告されます。
対応策 uuidgen ツールでランダム方式を使用し、サフィクスが固有になるようにします。
症状 TFTP が使用されていると、ダウンロードが遅くなることがあります。
対応策 TFTP のパフォーマンスが遅い場合、SCP またはその他のプロトコルを使用します。
• CSCtd65852 BIOS スクラブが正しく動作しませんでした。GUI および CLI で BIOS スクラブを設定できなくなったため、スクラブ ポリシーが現在構成されていても、実行されなくなります。
• CSCtd44556 すべてのブレード検出されず、検出中のままになることがありました。これは、UCSM とブレードとの間の RPC ブロックが不正確なために発生しました。RPC タイムアウト メカニズムが修正されたため、ブレードが検出中のままになることはなくなりました。
• CSCtc91207 LDAP ユーザは現在パスワードを要求され、空にすることはできません。
ここでは、1.0(2d) リリースで解決された Release 1.0(1e) の警告を示します。
• CSCsz91123 show configuration コマンド内の keyring コマンドの出力は、現在予測されるシーケンスで行われます。
• CSCsz91527 デフォルトの keyring では、信頼できるポイント名を設定できなくなりました。
• CSCta91396 LDAP プロバイダーの設定時に、認定者名(DN)にスペースを含められます。
• CSCta29118 既知の制限事項:メザニン カードで 64 個を超えるマルチキャスト IDX はサポートされません。
• CSCta49993 [non-virtualized-eth] を選択することで、サーバ アダプタを修飾できるようになりました。
• CSCsz37847 ブレード サーバのブート順を希望どおりに指定できるようになりました。
• CSCsz47261 ブート デバイスの選択が設定どおりに実行されます。ただし、ブート順にブート可能なデバイスを 2 つ以上用意することをお勧めします。
• CSCsz49172 BIOS を回復しても、GUI の [Boot Server] と [Shutdown Server] の両方がグレー表示にならなくなりました。
• CSCta60324 ブート順を変更して変更内容を保存したあと、GUI のポップアップが表示されなくなりました。
• CSCta65166 以前のバージョンのソフトウェアからアップグレードしても、BMC コントローラに誤ったソフトウェア イメージが報告されなくなります。
• CSCsz83593 下位のファブリック相互接続に対してコマンドを入力するまでに、5 分間の遅延時間が必要なくなりました。
• CSCsz88780 ホストで CDP ネイバー情報をファブリック相互接続から取得できるようになりました。
• CSCta29227 ファブリック相互接続管理インターフェイス IP アドレスは、アップストリーム MDS ファイバ チャネル スイッチに適切に伝送されるようになりました。
• CSCtc69186 [Update Firmware ALL] の実行を試行しても、展開された FW パックに依存してエラーにならなくなりました。
• CSCta04662 [set startup only] を選択して IOM をアクティベーションしたあとに、SAM Manager でアクティベーションした場合、IOM がリブートされなくても、フラグが [pending-next-boot] から [ready] に変更されなくなりました。
• CSCta10001 HTTP または HTTPS サービスが、すでに別のサービスに使用されているポートに設定された場合、Web プロセスは再開されます。
• CSCta57665 アダプタ ポリシーの用語が CLI と GUI で統一されました。
• CSCta76741 テンプレートの更新中にストレージのブート順から VHBA を削除すると、サービス プロファイル インスタンスのブート順が更新されるようになりました。
• CSCsz01075 サービス プロファイルがすでに関連付けられているサーバに対し、サービス プロファイルが割り当てられた場合、警告が表示されるようになりました。
• CSCsz84016 バーチャル IP アドレスに対する Telnet 接続と SSH 接続は、管理者のフェールオーバーが複数回のループで実行された場合に即時にクリアされるようになりました。
• CSCta14482 DNS、ドメイン名、またはタイム ゾーン設定を作成、削除、または変更した場合、操作が監査ログ レコードの一覧に表示されます。
• CSCta19783 統計情報の平均値、最大値、および最小値に値の変更が表示されます。
• CSCta30226 アソシエーション中のサーバに表示される際、ノード WWNN オブジェクトの設定状態は [applied] になります。
• CSCta32500 サービス プロファイルの UUID の変更後、UCS Manager によってサーバの電源は自動的にオフになります。
• CSCta67441 内部的に、タイムスタンプ プロパティ(障害と統計情報)はミリ秒で表されます。ただし、文字列値は YYYY-MM-DDTHH:MM:SS の形式で表されます。文字列値での精度の低下により、XML API の等式フィルタをクエリーの解決に使用できるようになりました。
• CSCta67637 サービス プロファイルがサーバと関連付けられたあとに vHBA 上でハード ピニングの設定を試行しても、失敗しないようになりました。
• CSCta71657 VSAN、SAN ピン グループ、VLAN、または LAN ピン グループが変更されると、サーバは必要に応じてリブートします。
• CSCta43209 I/O モジュール(IOM)温度センサー統計情報に正しい値が表示されます。
• CSCta40269 管理および運用サーバの電源状態は、サーバがクラッシュした、前面の電源ボタンが使用された、またはサーバを OS からシャットダウンした場合に同期したままになります。
• CSCta76469 すべてのシステムと論理設定のバックアップ時に、vNIC テンプレートがエクスポートされます。
• CSCta76749 統計情報しきい値を特定の方向(標準を超える、または標準を下回る)で定義する際に、現在の更新が反対の方向だった場合、反対方向の無効な障害が発生しなくなりました。
• CSCta84769 UCS 6100 ファブリック相互接続と UCS 2100 ファブリック拡張との間のリンクによって、誤った [FEX-fabric sfp invalid] エラーが発生することがなくなります。
• CSCsz91750 ホットスワップまたは HDD の取り外しと再取り付け後、HDD メトリックが表示されるようになりました。
• CSCta19830 vNIC または vHBA レベルに設定されたユーザ定義の統計情報しきい値は、vNIC およびポート統計情報に対して評価されます。
• CSCsq23360 KVM ビューアの起動時に、"BadFieldException" が Java Web Start で表示されなくなりました。
• CSCta11597 サーバ自動設定またはサーバの継承ポリシーによってサービス プロファイルを作成した場合、ポリシーで以前に作成されたサービス プロファイルが削除されるようになりました。
• CSCta29147 サービス プロファイルの編集時に、新しいダイナミック接続ポリシーの値が表示されるようになりました。
• CSCta30015 サービス プロファイルの Serial Over LAN SOL ポリシーを変更すると、Serial Over LAN ポリシー ドロワに新しい値が即時に反映されるようになります。
• CSCsz01075 サービス プロファイルがすでに関連付けられているサーバに対し、サービス プロファイルが割り当てられた場合、警告が表示されるようになりました。
• CSCta74115 サーバ プールと関連付けられたテンプレートに基づいてサーバ自動設定ポリシーでサービス プロファイルが作成された場合、そのテンプレートへの変更がサーバ上で適用されます。
• CSCta76741 サービス プロファイル テンプレートの更新時にストレージ ブート順から vHBA を削除すると、テンプレートに基づくサービス プロファイル インスタンスのブート順が更新されます。
• Cisco UCS Documentation Roadmap
• Cisco UCS Manager Troubleshooting Guide
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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