Cisco Digital Media System リリース 5.1.
Cisco DMS アプライアンスをアップグレードするためのソフトウェア CD の入手
Digital Media Manager アプライアンスのアップグレード
Digital Media Manager アプライアンスのバックアップ
Digital Media Manager ソフトウェアのインストール
DMS-Admin への初回ログイン時にソフトウェアのアップグレードを確認
Cisco ACNS のコンテンツを事前に展開する将来のイベントのスケジュール設定
再生リストおよびプレゼンテーションを DMP に再送信するイベントのスケジュール設定
Cisco Video Portal アプライアンスのアップグレード
Cisco Video Portal アプライアンスに展開したファイルのダウンロード
Cisco Video Portal アプライアンスのバックアップ
Cisco Video Portal ソフトウェアのインストール
このマニュアルでは、Cisco DMS アプライアンスおよび Cisco Digital Media Player のエンドポイントを Cisco DMS 5.0.2 から 5.1. x にアップグレードする手順を説明します。
• 「Cisco DMS 5.1.x にアップグレードするための前提条件」
• 「Cisco DMS 5.1.x へのアップグレードに関する制約事項」
• 「Cisco DMS 5.1.x のアップグレード プロセス」
• 「Cisco DMS 5.1.x にアップグレードする方法」
(注) Cisco DMS 5.1.x のシステム要件や警告などの詳細については、Cisco.com で『Release Notes for Cisco Digital Media System 5.1.x』を参照してください。
• アップグレードするアプライアンスにモニタとキーボードを接続するか、リモートで設定を完了できる SSH クライアントがあることを確認してください。PuTTY などの SSH クライアントをポイントして、アプライアンスで使用する IP アドレスにリモート システムから安全にログインできます。
• Web ブラウザの言語プリファレンス設定は英語にする必要があります。また、組織内で DMM-DSM ユーザが Digital Signage に関するプレゼンテーションの設計や展開で使用する各 PC に Java Runtime Engine(JRE)1.6 がインストールされていることも必要です。さらに、これらの各 PC で、Cisco DMS でサポートするオペレーティング システムおよびブラウザを使用する必要もあります(Cisco.com で『 Release Notes for Cisco Digital Media System 5.1.x』を参照)。不適切な JRE がインストールされている場合や、JRE がインストールされていない場合は、PC に多くのエラー メッセージが表示される可能性があります。たとえば、「java.lang.UnsupportedClassVersionError: Bad version number in .class file.」(.class ファイルのバージョン番号が正しくありません)というエラー メッセージが表示される場合があります。また、このような PC には、authoring_tool.jnlp ファイルの保存を要求するメッセージが表示されることもあります。
• Cisco DME 1000 または DME 2000 をソフトウェア バージョン 5.2.187 にアップグレードする必要があります。これらのアップグレードを取得するには、 http://tools.cisco.com/support/downloads/pub/Redirect.x?mdfid=281723656 にアクセスして、Cisco.com アカウントにログインします。[Cisco Digital Media Encoder] > [Digital Media Encoder 1000 | 2000] > [DME System Software] > [Latest Releases] > [5.2(187)] の順にクリックします。アップグレードの手順は、Cisco.com の『 Upgrade Guide to Release 5.2.184.0 for Cisco Digital Media Encoder 1000』または『 Upgrade Guide to Release 5.2.180.0 for Cisco Digital Media Encoder 2000 』で確認できます。
(注) システム要件については、Cisco.com で『Release Notes for Cisco Digital Media System 5.1.x』を参照してください。
• 次の Cisco DMS 製品は、DMS 5.1. x のアップグレードのサポート対象です。
– H1、H2、または H3 シャーシを使用する Media Convergence Server アプライアンスで、DMS 5.0.2 ソフトウェアがインストールおよびライセンス供与されており、正常に動作しているもの。
– Cisco Digital Media Player 4300G、4305G、および 4400G エンドポイント。
• Cisco DMS 5.0.2 から 5.1. x へのアップグレードのみサポートされます。5.0.2 よりも前のリリースをアプライアンスで使用している場合は、まず 5.0.2 にアップグレードしてから 5.1. x にアップグレードする必要があります。以前のリリースのアップグレードの詳細については、Cisco.com で該当するリリースの『 Upgrade Guide for Cisco Digital Media System 』を参照してください。
• メディア アセットはアップグレードでバックアップされません。
• DMS 5.1. x から DMS 5.0.2 へのダウングレードはサポートされません。
• DMP ファームウェアのバージョン 5.1. x からバージョン 5.0.2 へのダウングレードはサポートされません。
• カスタム JavaScript アプリケーションは複雑で、多くの異なるメソッドやスタイルが同じ結果になることがあるため、Cisco TAC ではカスタム JavaScript アプリケーションの開発や移行をサポートしません。
Cisco Video Portal アプライアンスへのコンテンツ ファイルの展開や保存はサポートされません。Video Portal アプライアンスにファイルを展開した場合は、今回のアップグレードにより すべてのファイルが自動的に削除されます 。削除されたファイルは、あとで取得または使用することはできません。Video Portal のファイルのコピーをダウンロードする場合の詳細については、「Cisco Video Portal アプライアンスに展開したファイルのダウンロード」を参照してください。
Cisco DMS 5.1. x のアップグレード プロセスによりアップデートされるソフトウェアは、Cisco Digital Media Manager(DMM)ソフトウェア、Cisco Video Portal および Video Portal Reports ソフトウェア、Digital Media Player Device Manager(DMPDM)ソフトウェア、アプライアンス管理インターフェイス(AAI)コマンド シェルです。
アップグレード プロセスでは、実際に行う展開の必要に応じて、次のタスクを示されている順序で実行する必要があります。
• 今回のリリースの要件、前提条件、および変更内容を理解する。 • アップグレード CD、新しい DMS 5.1. x のライセンス(これまでライセンス供与されていなかった機能を今回のリリースで購入した場合)、および DMP ファームウェアを入手する。 |
• Cisco.com の『 Release Notes for Cisco DMS 5.1. x 』 • 「Cisco DMS 5.1.x にアップグレードするための前提条件」 |
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Digital Media Manager アプライアンスのアップグレード 注 DMM アプライアンスをアップグレードせずに Video Portal アプライアンスをアップグレードする場合は、Video Portal アプライアンスを再起動する必要があります。 |
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• CIFS プロトコルをサポートするように、DMP 4300G および 4305G エンドポイントのカーネルをアップグレードする。 |
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Cisco DMS 5.1. x にアップグレードするには、実際に行う展開の必要に応じて、次の手順を示されている順序で実行します。
• 「Cisco DMS 5.1.x へのアップグレードの準備」
• 「Digital Media Manager アプライアンスのアップグレード」
• 「Digital Signage ネットワークのアップデート」
• 「Cisco Video Portal アプライアンスのアップグレード」
アップグレードの準備をするには、実際に行う展開の必要に応じて、次の手順を実行します。
アップグレード プロセスにより、Cisco DMS 5.0.2 のライセンスが自動的に移行されます。Cisco DMS 5.1. x の追加機能を購入された場合は、ここで説明する手順に従ってライセンスを取得します。
新規ライセンスを購入していない場合や、アップグレードした直後に新規ライセンスをインストールする予定ではない場合は、「Cisco DMS アプライアンスをアップグレードするためのソフトウェア CD の入手」に進みます。
アップグレード対象の Cisco DMS ソフトウェア モジュールおよび DMP ライセンス パックの初回購入時に Cisco が使用した発注(SO)番号を入手します。
ステップ 1 次の情報を含む E メールを dms-softwarekeys@cisco.com まで送信します。
• 10 桁の DMM サーバ アプライアンス シリアル番号
• DMM モジュールおよび個々の Cisco 発注番号:SNMP Notification モジュール、Video Portal モジュール、Live Event モジュール、Digital Signage モジュール、DMM 10、100、1000 用 Digital Media Player ライセンスパック、および Enterprise TV モジュール
ステップ 2 Cisco から E メールで送信された Cisco DMS 5.0 ライセンスのコピーを保存します。
• 以前のリリースの Cisco DMS で有効な SAS 契約を結ばれた場合は、無料でアップグレードすることができます。 http://www.cisco.com/upgrade にアクセスして、製品アップグレード ツールを使用してください。SAS 契約番号を入力して、受け取り資格のある CD または DVD を注文してください。弊社にてお客様のご注文を処理のうえ、ディスクを発送いたします。
• 今回のリリースへのアップグレードをご購入ください。弊社にてお客様のご注文を処理のうえ、アップグレード ディスクを発送いたします。
DMM Video Portal Module Live Event Module V5.1 Perptl.SW Lic., Spare |
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Cisco Digital Media Manager V5.1 Upgrade from V5.0 for MCS-7835 |
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ステップ 2 使用するアプライアンス アップグレードのインストール ユーティリティの場所を確認します。
• Digital Signage を使用している場合は、「DMP 用 5.1.x ファームウェアおよびカーネル ファイルの入手」に進みます。
• Cisco Video Portal のみ使用している場合は、「Digital Media Manager アプライアンスのアップグレード」に進みます。
Cisco Digital Signage または Enterprise TV を使用していない場合は、「Digital Media Manager アプライアンスのアップグレード」に進みます。
• 以前のリリースの Cisco DMS で有効な SAS 契約を結ばれた場合は、無料でアップグレードすることができます。 http://www.cisco.com/upgrade にアクセスして、製品アップグレード ツールを使用してください。SAS 契約番号を入力して、受け取り資格のある CD または DVD を注文してください。弊社にてお客様のご注文を処理のうえ、ディスクを発送いたします。
• 今回のリリースへのアップグレードをご購入ください。弊社にてお客様のご注文を処理のうえ、アップグレード ディスクを発送いたします。
ステップ 2 使用している DMP モデル タイプごとに、アップグレードするファームウェア ファイルとカーネル ファイルの場所を確認します。
DMP 4400G
1
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1.DMP 4400G エンドポイントのカーネルは、今回のリリースの Cisco DMS で使用するためにアップグレードする必要はありません。 |
DMM アプライアンスをアップグレードするには、必要に応じて、次の手順を示されている順序で実行します。
• 「Digital Media Manager アプライアンスのバックアップ」
• 「Digital Media Manager ソフトウェアのインストール」
次の手順に従って、使用している DMM アプライアンスの設定、構成、およびメタデータをバックアップします。
ステップ 2 [DMM_CONTROL] > [BACKUP_DMM] > [USB] の順に選択します。
DMM アプライアンスにアップグレードをインストールするには、次の手順に従います。インストールに要する時間はおよそ 15 分です。
DMM アプライアンスをバックアップします。詳細については、「Digital Media Manager アプライアンスのバックアップ」を参照してください。
ステップ 2 AAI で、[APPLIANCE_CONTROL] > [SOFTWARE_UPDATE] を選択します。
ステップ 3 画面の指示に従ってソフトウェアをアップデートします。
ステップ 4 Enter キーを押してアップグレード プロセスを終了します。アップグレードが完了すると、アプライアンスが再起動します。
アップグレード後初めて DMS-Admin にログインするとき、次の手順に従って、アップグレードが正常に行われたことを確認します。
ステップ 2 Cisco DMS 5.0.2 で設定したアカウント認定証を使用し、 スーパーユーザ としてログインします。
スーパーユーザ アカウントがない場合は、次のデフォルト ログインを入力し、プロンプトが表示されたら認定証を変更します。
ステップ 3 スプラッシュ画面が表示されたら、Digital Media Manager 5.1. x . が明示的に示されていることを確認します。
(注) バージョンが 5.1.x ではない場合は、Cisco TAC にご連絡ください。
次の手順に従って、ライセンス供与されている Cisco DMS ソフトウェア フィーチャ モジュールごとに、既存のライセンスが正しくアップグレードされたことを確認します。
ステップ 1 グローバル ナビゲーションから [Administration] を選択します。
ステップ 2 [Licensing] > [View Licensing] を選択します。インストールされたライセンスが示されます。
ステップ 3 ライセンス供与されたすべてのフィーチャ モジュール(たとえば、Video Portal や Digital Signage などのフィーチャ モジュール)が有効になっていることを確認します。
(注) 無効なライセンスがある場合は、Cisco TAC にご連絡ください。サポート エンジニアから Tomcat ログファイルのコピーを送信するように依頼された場合は、使用している Cisco DMS のリリース バージョンの『Appliance Administration Guide』を Cisco.com で検索し、「Obtaining or Transferring a Copy of the System Log」のトピックを参照してください。
• DMS 5.1. x のライセンスを新規に購入した場合は、「DMS 5.1.x ライセンスのインストール」に進みます。
• Digital Signage を使用している場合は、「Digital Signage の情報の確認」に進みます。
• Cisco Video Portal のみ使用している場合は、「Video Portal の情報の確認」に進みます。
Cisco DMS 5.1. x のライセンスを購入した場合は、次の手順に従ってインストールします。
Enterprise TV モジュールおよび SNMP モジュールの使用の詳細については、Cisco.com の 『 User Guide for Cisco Digital Media System 5.1.x 』を参照してください。
新規に購入した Cisco DMS ソフトウェア フィーチャ モジュールごとにライセンスを取得します。「Cisco DMS 5.1.x ライセンスの取得」を参照してください。
ステップ 1 グローバル ナビゲーションから [Administration] を選択します。
ステップ 2 [Licensing] > [Install/Upgrade Licensing] を選択します。
ステップ 3 [Browse] をクリックし、ライセンス ファイルを指定して [Open] をクリックします。
ステップ 4 [Install License] をクリックします。
• Digital Signage を使用している場合は、「Digital Signage の情報の確認」に進みます。
• Cisco Video Portal のみ使用している場合は、「Video Portal の情報の確認」に進みます。
アップグレード中に Video Portal の設定が正常に移行されたことを確認する、または設定を変更するには、次の手順を実行します。
• 「Video Portal のコンテンツの展開ロケーションの確認」
• 「Video Portal でサポートされるメディア フォーマットの確認」
Cisco Video Portal の機能を使用しない場合は、「Digital Signage の情報の確認」に進みます。
次の手順に従って、Video Portal の展開値が正しいことを DMM-VPM で確認します。
ステップ 1 グローバル ナビゲーションから [Video Portal] を選択します。
ステップ 2 [Setup] > [Deployment Locations] を選択します。
ステップ 3 Flash Video、Windows Media Video、MPEDG4/H.264、およびサポート領域で使用する展開のタイプの値を確認または変更します。値が欠落していたり、間違っていたりすると、Video Portal の展開が失敗する原因になります。
ステップ 4 ページの一番下の [Save Deployment Locations] をクリックします。
次の手順に従って、お使いの Video Portal でサポートするメディア フォーマット(つまり、Video Portal のユーザが使用できるフォーマット)について DMM-VPM を確認します。フォーマットを有効にするには、常にコンテンツをそのフォーマットで提供しておくことが必要です。
ステップ 2 [Setup] > [Video Portal] を選択します。
ステップ 3 [Supported Media Formats] 領域で、関連するチェックボックスをオンにします。
ステップ 4 サポートされるメディア フォーマットを Video Portal および埋め込み型ビデオ プレーヤーで再生する順序を、[Media Preferences by Browser] 領域で指定します。
ステップ 5 [Save Portal Parameters] をクリックします。
• Digital Signage を使用している場合は、「Digital Signage の情報の確認」に進みます。
• Cisco Video Portal のみ使用している場合は、「Cisco Video Portal アプライアンスのアップグレード」に進みます。
Digital Signage の情報が正常に移行されたことを確認する、または設定を変更するには、次の手順を実行します。
• 「DMP コンポーネントおよびネットワーク ステータスの確認」
Digital Signage の機能を使用しない場合は、「Cisco Video Portal アプライアンスのアップグレード」に進みます。
次の手順に従って、外部展開サーバのロケーションが正しいかどうかについて DMM-DSM を確認します。
ステップ 2 [Settings] > [External] を選択します。
次の手順に従い、アップグレード前から存在していた DMP のコンポーネントに損傷がなく、DMP のステータスが表示されていることを確認します。
ステップ 1 グローバル ナビゲーションから [Digital Signage] を選択します。
ステップ 2 [Digital Media Players] > [DMP Manager] を選択します。
ステップ 3 すべての DMP の [Status] カラムに緑色のチェックマークが示されていることを確認します。
デバイスのコンポーネント管理オプションおよび機能は複雑です。コンポーネント管理については、Cisco.com で『 User Guide for Cisco Digital Media Manager 5.1.x 』の「Managing and Grouping DMPs」セクションを参照してください。
DMM アプライアンスを 5.1. x にアップグレードした後、そのデバイス コンポーネントには 5.0.2 で中央管理されていた DMP が示されています。これらの DMP は、そのファームウェアおよびカーネルのバージョンを 5.1. x にアップグレードするまで DMM-DSM 5.1. x の機能と互換性がありません。
(注) 今回のリリースの DMS との互換性のために DMP ファームウェアをアップグレードする前に、「Digital Media Manager アプライアンスのアップグレード」の説明に従って DMM アプライアンスをアップグレードする必要があります。
Digital Signage ネットワークをアップデートするには、次の手順を示されている順序で実行します。
• 「DMP 上のファームウェアおよびカーネルのアップグレード」
DMP をアップグレードする前に、DMP Startup URL の高度なタスクを使用して、すべてのアプリケーションを停止する必要があります。
(注) DMP Startup URL の高度なタスクを使用して DMP Startup URL をクリアし、DMP をリブートします。「すべてのアプリケーションを停止(Stop All Applications)」システム タスクは使用しないでください。
DMM-DSM で指定されたものと異なるユーザ認定証を指定して DMP にタスクを送信することはできません。このため、アップグレードする DMP の認定証が DMM-DSM の [Settings] > [Server Settings] で指定された認定証と同じであることを確認してください。この両者が異なる場合は、DMPDM を使用し、アップグレードする DMP にログインして、DMM-DSM で設定された認定証と一致するようにユーザ名とパスワードを手動で変更します。あるいは、DMP のクイック スタート ガイドを参照し、管理している DMP のログイン認定証をすべて同時に変更する方法を確認してください。
ステップ 2 [Digital Media Players] > [Advanced Tasks] を選択します。
a. [DMP Startup URL] をクリックします。
b. [Add New Application] をクリックします。
c. [Name] フィールドと [Description] フィールドに「 Startup URL Empty & Reboot 」と入力します。
d. [Video] フィールドと [Browser URL] フィールドには何も入力しません。
e. [Reboot Necessary] チェックボックスをオンにします。
ステップ 4 タスクを DMP に送信するイベントのスケジュールを設定します。
a. [Schedules] > [Play Now] を選択します。
b. [Select an Event Type] リストから [System Tasks] を選択し、[Select] をクリックします。
c. [Select Event] 領域で [DMP Startup URL] > [Startup URL Empty & Reboot] を選択し、[OK] をクリックします。
d. [DMP Groups] 領域で DMP グループの名前をクリックして、そのメンバー DMP を DMP リストで確認します。
e. [DMP List] 領域で、展開を受け取る各 DMP の名前をクリックします。
f. [Submit] をクリックし、正常に送信されたことを知らせるメッセージが表示されたら [OK] をクリックします。
次の手順を繰り返し、DMP のファームウェアとカーネルをアップグレードします。
ファームウェアとカーネルのアップグレードは 個別に 実行され、 それぞれ 約 30 分で完了します。アップグレードの順序は、カーネルまたはファームウェアのいずれが先でも構いません。
(注) DMP 4400G エンドポイントのカーネルは、今回のリリースの Cisco DMS で使用するためにアップグレードする必要はありません。
• Digital Media Manager アプライアンスを DMS 5.1. x にアップグレードします。「Digital Media Manager アプライアンスのアップグレード」を参照してください。
• アップグレードする DMP 上のすべてのアプリケーションを停止します。「DMP 上のすべてのアプリケーションの停止」を参照してください。
• ACNS を使用している場合は、DMP ファームウェアおよびカーネルのファイルを ACNS サーバに送信し、今すぐ実行するイベントではなく将来のイベントとしてアップグレードを展開することをお勧めします。
• アップグレードを DMP に直接展開する場合は、最初に 1 つの DMP だけをアップグレードするか、または小さなグループの DMP だけをアップグレードして結果を確認してから、ファームウェアとカーネルを各 DMP に送信することをお勧めします。
• 一度にまとめてアップグレードする DMP は 20 以下にし、アップグレードはすべて営業時間外に行うことをお勧めします。
ステップ 2 ファームウェアのイメージまたはカーネル ファイルをアセットとしてメディア ライブラリに追加します。
a. [Media Library] > [Add Media Asset] を選択します。
b. ソースの場合は、[Local File] をクリックします。
c. [Browse] をクリックし、ソフトウェア アップグレード CD からファームウェアのイメージを選択して [Open] をクリックします。
d. わかりやすい説明を [Title] フィールドに入力します。
e. カーネル ファイルをアップロードする場合は、[Is Kernel Upgrade?] チェックボックスをオンにします。ファームウェアをアップロードする場合は、このチェックボックスをオフにします。
f. ファイル タイプが [Firmware] であることを確認して、[Save] をクリックします。
アップロードが終了するまでは、別のボタンをクリックしたり、このページから移動したりしないでください。アップロードが終了すると、ページは自動的にリフレッシュされます。ファームウェア ファイルの説明がページのテーブルに追加されています。
ステップ 3 (任意)アップロードが正常に終了したことを確認するには、[Size] カラムに示されているファームウェア ファイルのサイズとソフトウェア アップグレード CD に収録されているソース ファイルのサイズを比較します。
a. [Digital Media Players] > [Advanced Tasks] を選択し、[DMP Firmware Upgrade] をクリックします。
b. [Application] 領域のタイトルバーで [Add New Application] をクリックします。
c. [Name] フィールドに、「 DMP_Firmware_Upgrade (または DMP_Kernel_Upgrade )」と入力します。
d. Media Categories ツリーから、ファームウェアまたはカーネルを含むカテゴリを選択します。
e. [Available Content] テーブルでファームウェア ファイルまたはカーネル ファイルをクリックして強調表示し、[Submit] をクリックします。
ステップ 5 DMP をアップグレードするイベントのスケジュールを設定します。
ヒント アップグレードのステータスをチェックするには、関連する DMP グループに「アップグレード ステータス(Upgrade Status)」というシステム タスクを展開します。
ステップ 6 (オプション)アップグレードが終了してブラウザをリフレッシュしたら、[DMP Manager] タブの [DMP List] 領域で、アップグレードした DMP の [Version] カラムに 5.1 が示されていることを確認します。
• ACNS を使用する場合は、「Cisco ACNS のコンテンツを事前に展開する将来のイベントのスケジュール設定」に進みます。
• ACNS を使用しない場合は、「再生リストおよびプレゼンテーションを DMP に再送信するイベントのスケジュール設定」に進みます。
Cisco ACNS を使用して Digital Signage ネットワークにコンテンツを展開する場合は、次の手順に従って将来のイベントのスケジュールを設定します。この処理により、DMP と CDM の再生リストとマニフェスト ファイルが生成されます。
• ACNS が事前に展開されていないと DMP はプレゼンテーションを再生できないため、少なくとも 1 時間の余裕を持たせてイベントのスケジュールを設定するようにしてください。
• [Settings] > [ACNS] を選択し、DMM-DSM で ACNS の設定を確認します。DMM は、これらの設定で選択されている Digital Signage コンテンツのデフォルトの ACNS を示します。
ステップ 2 [Schedules] > [Play in Future] を選択します。
ステップ 3 DMP 上でコンテンツを再生するタスクのスケジュールを設定します。
b. [DMP Groups] をクリックして、グループを選択します。
c. [Digital Signage] をクリックして、プレゼンテーションまたは再生リストを選択します。
ステップ 4 [Save All] をクリックしてスケジュールを保存します。
ステップ 5 [Publish All] をクリックしてスケジュールを公開します。
ステップ 6 (オプション)Cisco ACNS で定義したマニフェスト ファイルの Web サイトで、このスケジュールが DMM によって自動的にアップデートされたことを確認します。
Video Portal アプライアンスを使用する場合は、「Cisco Video Portal アプライアンスのアップグレード」に進みます。
ACNS を使用しない場合は、次の手順に従って今すぐ実行するイベントのスケジュールを設定し、再生リストとプレゼンテーションを DMP に再送信します。
ヒント 将来のイベントのスケジュールを設定することもできます。手順については、「Cisco ACNS のコンテンツを事前に展開する将来のイベントのスケジュール設定」のスケジューリング手順を参照してください。
ステップ 2 [Schedules] > [Play Now] を選択します。
ステップ 3 [Select an Event Type] リストから [Digital Signage] を選択します。
ステップ 4 [Select Content] 領域でプレゼンテーションまたは再生リストの名前をクリックして、[OK] をクリックします。
ステップ 5 [Select a DMP] 領域で DMP グループ名をクリックします。
ステップ 6 [Submit] をクリックし、正常に送信されたことを知らせるメッセージが表示されたら [OK] をクリックします。
Video Portal アプライアンスを使用する場合は、「Cisco Video Portal アプライアンスのアップグレード」に進みます。
Cisco Video Portal をアップグレードするには、実際に行う展開の必要に応じて、次のタスクを示されている順序で実行します。
• 「Cisco Video Portal アプライアンスに展開したファイルのダウンロード」
Cisco Video Portal アプライアンスに展開したファイルのコピーを保存していない場合は、これらのファイルのローカル コピーをダウンロードして保存してからアップグレードするようにしてください。この操作は、お使いのブラウザで、ディレクトリ リストを示す HTTP URL から行うことができます(図 1 を参照)。URL は Video Portal でサポートするメディア タイプごとに 1 つずつあります。
次の手順に従って、アプライアンスの HTTP URL が示すディレクトリ リストの内容を確認します。
ステップ 2 [Setup] > [Deployment Locations] を選択します。
ステップ 3 [Root URL Path] フィールドで、お使いの Cisco Video Portal でサポートする各メディア タイプの URL をコピーします。
ステップ 4 1 つのメディア タイプのディレクトリ リストをブラウザにロードします。
a. URL を入力するブラウザ フィールドを使用するには、 Ctrl キーを押した状態で L キーを押します。
b. 対応する URL をブラウザのフィールドに貼り付けるには、 Ctrl キーを押した状態で V キーを押します。
c. ディレクトリ リストをブラウザにロードするには、 Enter キーを押します。
ステップ 5 保存する各ファイルをダウンロードしてから、各ファイル名を編集して、数字のプレフィクスを削除します。
ステップ 6 将来のアップグレードでファイルが削除されないようにするため、次の操作を行うことをお勧めします。
a. コンテンツ ファイルをホストする専用のストレージ サーバを選択して用意します。
b. 「Cisco Video Portal アプライアンスのアップグレード」で説明している Cisco Video Portal アプライアンスのアップグレードを実行します。
c. 『 User Guide for Cisco Digital Media Manager 5.1.x 』の説明に従って、DMM-VPM の展開ロケーションを再設定します。
d. DMM-VPM を使用して、コンテンツ ファイルを専用のストレージ サーバに再展開します。
次の手順に従って、Cisco Video Portal アプライアンスをバックアップします。このバックアップで作成されるファイルには、アプライアンスのデータベースおよび設定情報のみ含まれます。
ステップ 1 管理者 としてアプライアンス管理インターフェイス(AAI)にログインします。
ステップ 2 [VP_CONTROL] > [BACKUP_VP] > [USB] を選択します。
Video Portal ISO イメージを取得します。「Cisco DMS アプライアンスをアップグレードするためのソフトウェア CD の入手」を参照してください。
ステップ 1 CD をシャーシの CD-ROM ドライブに挿入します。
ステップ 2 管理者 としてアプライアンス管理インターフェイス(AAI)にログインします。
ステップ 3 [APPLIANCE_CONTROL] > [SOFTWARE_UPDATE] を選択します。
ステップ 4 画面の指示に従ってソフトウェアをアップデートします。
ステップ 5 Enter キーを押してアップグレード プロセスを終了します。アップグレードが完了すると、アプライアンスが再起動します。
ステップ 6 (任意)アップグレードをテストする展開のスケジュールを設定します。
すべての Cisco DMS 製品のドキュメントを検索するには、次の URL で「 Guide to Documentation for the Cisco Digital Media System 」を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6681/products_documentation_roadmaps_list.html