Cisco UCS 管理パック リリース 2.6 リリース ノート
サポートされる Cisco UCS Manager リリース
SCOM 2012 R2 および UCSM リリース 2.2 (1) のサポート
このマニュアルでは、Cisco UCS 管理パック リリース 2.6 for Microsoft System Center Operations Manager 2012、2012 SP1 および 2012 R2 のシステム要件、新機能、画像についての情報、解決済みの警告、既知の警告、回避策について記載しています。このマニュアルには、技術文書の発行後に利用可能になった最新の情報も含まれます。
これらのリリース ノートは、ドキュメント ロード マップ( http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/b-series-doc )で示す他のマニュアルとともに補足として使用します。
Cisco.com で利用可能なその他のマニュアルを参照して、Cisco UCS 管理パック リリース 2.6 の最新情報を取得してください。
表 1 に、このドキュメントのオンライン変更履歴を示します。
System Center Operations Manager(SCOM)は、オペレーティング システムとハイパーバイザのためのクロス プラットフォームのデータセンター管理サーバです。SCOM では、コンピュータ システムのステータス、ヘルスおよびパフォーマンス情報を示す単一のインターフェイスを使用します。また、可用性、パフォーマンス、設定、または確認されたセキュリティ リスクに応じて生成されたアラートを提供します。このツールは、Microsoft Windows サーバと UNIX ベースのホストで動作します。
管理パックは定義ファイルであり、エージェントによる SCOM の特定のサービスやアプリケーションの監視を可能にする事前定義のモニタリング設定を含みます。事前定義の設定には検出情報が含まれ、SCOM が監視サービスおよびアプリケーションを自動的に検出して開始できます。また、エラーおよびトラブルシューティング情報、アラート、レポートを含むナレッジ ベースで構成され、環境内で検出された問題を解決するのに役立ちます。
Cisco UCS 管理パック リリース 2.6 では、既知の使いやすい単一インターフェイスにより、Cisco UCS のヘルス、パフォーマンス、および可用性を可視化します。管理パックには、シャーシ、ブレード サーバ、ラック サーバ、サービス プロファイルなどを複数の Cisco UCS システム全体で監視する規則が含まれます。
このセクションでは、Cisco UCS 管理パック 2.6 の各リリースで導入された新しい機能について簡単に説明します。記載されている機能についての詳細は、 Cisco Communityセクションのマニュアルを参照してください。
このリリースでは、Windows 2012 R2 オペレーティング システムへのインストールをサポートします。同時に、以前の Cisco UCSM SCOM 管理パック リリース 2.6.1 がサポートする他の機能もサポートします。
Cisco UCSM SCOM 管理パック リリース 2.6.2 は SCOM 2012 R2、SCOM 2012 および 2012 SP1 との動作が確認されています。また、Cisco UCS Manager リリース 2.2 (1) の最新のリリースとの動作も確認されています。
管理パック リリース 2.6.2 は Cisco UCS 管理サービス レベルの診断エラーのロギング機能をサポートします。管理パックをリリース 2.6.2 へアップグレードすると、既存の UCSM と新しく追加した UCSM でエラーのロギングが自動的に起動します。SCOM によって監視されている各 UCSM では、個別のログが作成され、保存されます。
(注) Cisco UCSM SCOM 管理パック リリース 2.6.2 は、前の Cisco UCSM SCOM 管理パック リリース 2.6.1 からのアップグレードをサポートしています。詳細については、 Cisco Communityセクションのユーザ ガイドを参照してください。
このセクションでは、Cisco UCS 管理パック リリース 2.6 で導入された新しい機能について簡単に説明します。記載されている機能についての詳細は、 Cisco Communityセクションのマニュアルを参照してください。
Cisco UCS 管理パック リリース 2.6 では、次の新機能を提供しています。
• 障害フィルタ
• 障害の自動解決
Cisco UCS 管理サービスは、Cisco UCS 管理パックの新しいコンポーネントです。この管理サービスは、管理パックと Cisco UCS ドメイン間のエージェントとして動作します。これは、登録されている Cisco UCS ドメインの通信セッションを保持します。Cisco UCS 管理サービスは、管理サーバにインストールする必要があります。導入環境に管理サーバのリソース プールがある場合は、Cisco UCS 管理サービスの複数のインスタンスをインストールできます。
Cisco UCS 管理パック リリース 2.6 には次の制限があります。
Cisco UCS 管理パック リリース 2.5 for SCOM からの直接アップグレードはサポートされていません。リリース 2.5 からのアップグレード方法については、『 Cisco UCS Management Pack User Guide, Release 2.6 for Microsoft System Center 2012, 2012 SP1 and 2012 R2 - Operations Manager 』を参照してください。
(注) 既知の制限は、今後のリリースには存在しない可能性があります。最新の情報について、最新のソフトウェア リリース ノートを確認してください。
このセクションでは、Cisco UCSM SCOM 管理パック v2.6 のサイジング要件について説明します。以下は、システムのハードウェア要件です。
• プロセッサ アーキテクチャ:2 コア以上を持つ x64 のみ
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn249696.aspx#BKMK_Hardware
Cisco Community はシスコの製品およびテクノロジーについての議論、情報共有、学習のためのプラットフォームです。パートナー エコシステムとの UCS 統合に関連するブログ、ディスカッション フォーラムおよび文書については、 https://communities.cisco.com/ucsintegrations を参照してください。
• 『Cisco UCS Documentation Roadmap』
• 『Cisco UCS Management Pack User Guide, Release 2.6 for Microsoft System Center 2012, 2012 SP1 and 2012 R2 - Operations Manager』
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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