この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
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E シリーズ サーバ オプション 1(オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされていない E シリーズ サーバ)を購入し、ローカルの Redundant Array of Inexpensive Disks(RAID)にデータ ファイルを保存する場合、RAID を設定する必要があります。 |
この章は、次の項で構成されています。
E シリーズ サーバ のデータ ファイルをローカルの Redundant Array of Inexpensive Disks(RAID)に保存できます。 次の RAID レベルがサポートされています。
RAID 0 では、データは 1 台以上のディスク ドライブにわたるストライプ ブロックに冗長性(ミラーリング)なしで均等に保存されます。 すべてのディスク ドライブのデータは異なります。
RAID 1 と比較すると、RAID 0 では両方のディスク ドライブがデータの保存に使用されるため、記憶域が増加します。 2 台のディスク ドライブ内で読み取り操作と書き込み操作が並行して発生するため、パフォーマンスは向上します。
ただし、耐障害性、エラー チェック、ホット スペア、またはホット スワップには対応していません。 一方のディスク ドライブで障害が発生した場合は、アレイ全体のデータが破壊されます。 エラー チェックやホットスワップの機能がないため、アレイは回復不能なエラーの影響を受けやすくなります。
RAID 1 は、ディスク ドライブのミラー セットを作成します。この場合、両方のディスク ドライブ内でデータがまったく同じになるので、冗長性とハイ アベイラビリティが実現されます。 一方のディスク ドライブで障害が発生した場合は、他方のディスク ドライブが引き継ぎ、データは保持されます。
RAID 1 では、ホット スペアのディスク ドライブを使用できます。 ホット スペア ドライブは常にアクティブであり、フェイルオーバ時のホット スタンバイとして待機します。
RAID 1 は耐障害性とホットスワップに対応しています。 1 台のディスク ドライブで障害が発生した場合は、障害のあるディスク ドライブを取り外して新しいディスク ドライブに交換することができます。
ただし、RAID 0 と比べると、ストレージ用として使用できる潜在的なディスク容量の合計が半分しかなく、パフォーマンスに影響を及ぼします。
RAID 5 では、データがすべてのディスク ドライブにわたって保存され、各ドライブにパリティ データが分散されます。それにより、低コストで冗長性が実現されます。
RAID 5 は RAID 1 よりも多くのデータ ストレージ容量を提供すると共に、RAID 0 よりも優れたデータ保護を提供します。 ホット スワップもサポートしていますが、RAID 1 の方が優れたパフォーマンスを提供します。
コンピュータのディスク ドライブが RAID として設定されていない場合、コンピュータは非 RAID モードです。 非 RAID モードは、Just a Bunch of Disks または Just a Bunch of Drives(JBOD)とも呼ばれます。 非 RAID モードでは、耐障害性、エラー チェック、ホットスワップ、ホット スペア、または冗長性はサポートされません。
RAID オプション | 説明 | 利点 | 欠点 |
RAID 0 |
データはストライプ ブロックに均一に保存され、冗長性はありません |
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RAID 1 |
ミラーリングされたディスク ドライブと、オプションのホット スペア ディスク ドライブ |
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RAID 5 |
データはストライプ ブロックに保存され、パリティ データはすべてのディスク ドライブ全体に千鳥状に配置されます |
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非 RAID |
RAID 向けに設定されたディスク ドライブ JBOD とも呼ばれます |
KVM コンソールからアクセス可能な CIMC GUI または WebBIOS を使用し、RAID を設定します。
仮想ドライブの RAID レベル、ストリップ サイズ、ホスト アクセス権限、ドライブ キャッシング、および初期化パラメータを設定するには、次の手順を実行します。 この手順を使用して、ドライブをホット スペア ドライブに指定したり、ドライブをブート可能にしたりすることもできます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Server] タブの [Summary] をクリックします。 |
ステップ 3 |
[Actions] 領域で、[Launch KVM Console] をクリックします。 [KVM Console] が別ウィンドウで開きます。 |
ステップ 4 | [Server Summary] ページで、[Power Cycle Server] をクリックしてサーバをリブートします。 |
ステップ 5 | WebBIOS にアクセスするには、ブート中に Ctrl キーを押した状態で H を押します。 [LSI Logic] から [Adapter Selection] ページが表示されます。このページでは、RAID を設定できます。 このページの詳細については、LSI Logic のマニュアルを参照してください。 |
E シリーズ サーバ のオプション 1(オペレーティング システムまたはハイパーバイザがプレインストールされていない E シリーズ サーバ)を購入した場合は、オペレーティング システムをインストールします。 オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストールを参照してください。