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目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS Director は、管理者が設定する事前定義済みポリシーを使用して、割り当てられたリソース プールから仮想マシン(VM)がプロビジョニングされるセルフサービス ポータルを提供します。
ポリシーは、システム リソースの可用性に基づいて、新しい VM がインフラストラクチャ内でプロビジョニングされる場所と方法を規定する規則のグループです。
Cisco UCS Director では、VM をプロビジョニングするために次のポリシーをセットアップする必要があります。
VM のプロビジョニングのポリシーをセットアップする前にクラウド アカウントが存在している必要があります。
コンピューティング ポリシーは、グループまたはワークロードの要件を満たし、プロビジョニング中に使用されるコンピューティング リソースを決定します。
管理者として、コンピューティング ポリシーのさまざまな条件を組み合わせて高度なポリシーを定義できます。
(注) |
条件の組み合わせによっては、セルフ サービス プロビジョニング中にホスト マシンが存在しない状況が発生する可能性があるため、コンピューティング ポリシーのすべてのフィールドについて十分に理解しておくことを推奨します。 |
データ コレクション ポリシーを作成して、各 VMware アカウントについて vCenter から取得できるパラメータ量を制御することができます。 データ コレクション ポリシーで指定される各パラメータは収集され、Cisco UCS Director の特定のトレンド レポートで使用されます。
(注) |
VMware は、サポートされている唯一の仮想アカウント タイプです。 VMware アカウントが追加されると、最初にデフォルトで default-data-collection-policy に関連付けられます。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||||
ステップ 2 | [データコレクションポリシー] タブを選択します。 | ||||||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 4 |
[追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 | [送信] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 |
ステップ 2 | [データコレクションポリシーの関連付け] タブを選択します。 |
ステップ 3 | 仮想(VMware)アカウントを選択して [編集] をクリックします。 |
ステップ 4 | [編集] ダイアログボックスで、[ポリシー] ドロップダウン リストから、「仮想アカウントのデータ コレクション ポリシーの設定」の項で設定したデータ コレクション ポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [送信] をクリックします。 VMware アカウントにデータ コレクション ポリシーが関連付けられました。 |
グループの共有ポリシーによって、ユーザはリソースと、他のユーザと共有するものを高度に制御できるようになります。 このポリシーでは、ユーザは現在自分だけに割り当てられているリソースを表示し、またユーザが属するすべてのグループに割り当てられているリソースを表示できます。
グループを作成する場合は、グループの共有ポリシーを定義して、どのグループが読み取り/書き込み権限を持つかを決定できます。 後にユーザがこのグループに追加されると、リソースに対するそのユーザのアクセス権は、グループに適用されるグループの共有ポリシーによって決定されます。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||
ステップ 2 | [グループ共有ポリシー] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||
ステップ 4 |
[ポリシーの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 | [送信] をクリックします。 |
ユーザ グループを編集してこのグループ共有ポリシーを指定できます。 権限に基づいて、それらのグループ内のユーザは、リソースに対する読み取り/書き込み権限を継承します。
ストレージ ポリシーは、データストアの範囲、使用するストレージの種類、容量、遅延などの最小条件といったリソースを定義します。
ストレージ ポリシーでは、複数ディスクの追加ディスク ポリシーを設定し、サービス リクエストの作成中に使用するデータストアを選択することもできます。
(注) |
Cisco UCS Director は、VM のプロビジョニングのためのサービス リクエストの作成中にデータストアを選択することをサポートしています。 サービス リクエストの作成中にエンド ユーザのデータストアの選択を有効または無効にするオプションがあります。 リストされるデータストアは、サービス リクエストの作成中に VDC に関連付けられたストレージ ポリシーで指定される範囲条件に依存します。 サービス リクエストの作成中にデータストアの選択機能を使用するには、VM のプロビジョニングに使用されるテンプレートに [システム] ディスク タイプが割り当てられている必要があります。 これは、単一または複数のディスクを含むテンプレートに適用されます。 |
Cisco UCS Director は、複数データストア上の複数ディスクでの VM のプロビジョニングをサポートしています。
ディスクはシステム、データ、データベース、スワップ、ログという 5 つのタイプに分類されます。 最初にシステム ディスク ポリシーが設定され、他のディスクは必要に応じて設定できます。 各ディスク タイプに対して個別にディスク ポリシーを設定することも、各ディスクに対してデフォルトのシステム ディスク ポリシーを選択することもできます。
(注) |
複数のディスクを含むテンプレートに対するストレージ ポリシーの作成の詳細については、「複数ディスクの VM プロビジョニング」の章を参照してください。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | [VMwareストレージポリシー] タブを選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
[ストレージリソース割り当てポリシーの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドを入力します。
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ステップ 5 | [次へ] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | [追加のディスクポリシー] ペインで、設定するディスク タイプを選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 |
ディスク タイプを編集するには、[編集](鉛筆)をクリックします。
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ステップ 8 | ディスク ポリシーを設定するには、[Edit Policies Entry(ポリシー項目の編集)] ダイアログボックスで、[システムディスクポリシーと同じ] チェックボックスをオフにします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 9 | [送信] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 10 | [エントリの編集] ダイアログボックスで、追加のディスク ポリシーを設定します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 11 |
[送信] をクリックします。
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ストレージ ポリシーをカスタマイズするために仮想ストレージ カタログを使用できます。 仮想ストレージ カタログを使用して、複数のストレージ ポリシーを選択し、カスタム ストレージのエントリ名を指定できます。
ストレージ カタログは、カタログの作成中にそれを有効化することにより、カタログにマッピングします。 カタログを使用してサービス要求を出すとき、[Storage Tier(ストレージ階層)] を選択することができます。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 2 | [仮想ストレージのカタログ] タブを選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 4 |
[仮想ストレージのカタログ)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 | [次へ] をクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 6 |
[エントリの追加] ペインで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 7 | [送信] をクリックします。 |
ネットワーク ポリシーには、ネットワーク設定、DHCP、スタティック IP などのリソースが含まれ、このポリシーを使用してプロビジョニングされた VM に対して複数の vNIC を追加するためのオプションが含まれています。
ネットワーク ポリシーで使用できるスタティック IP プール ポリシーを設定できます。(オプション)
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||
ステップ 2 | [スタティックIPプールポリシー] タブを選択します。 | ||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||
ステップ 4 |
[静的IPプールポリシー情報] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 | [静的IPプール] セクションの [追加(+)] をクリックして、複数スタティック IP プールを追加して設定します。 | ||||||||
ステップ 6 |
[静的IPプールへのエントリの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 7 | [Submit(送信)] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 8 | [スタティックIPポリシー情報] ダイアログボックスで [送信] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[ポリシー] > [仮想/ハイパーバイザポリシー] > [ネットワーク] の順に選択します。 | ||||||||||||||||
ステップ 2 | [VMwareネットワークポリシー] タブを選択します。 | ||||||||||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 4 |
[ネットワークポリシーの情報] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 |
複数の vNIC を追加して設定するには、[VMネットワーク] セクションで [追加](+)をクリックします。 これらの vNIC は、このポリシーを使用してプロビジョニングされる VM に適用できます。
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ステップ 6 |
[VMネットワークへのエントリの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 7 | [ポートグループ] セクションで、[追加](+)をクリックします。 [ポートグループへのエントリの追加] ダイアログボックスが表示されます。 | ||||||||||||||||
ステップ 8 | [選択] をクリックして、ポート グループ名を選択します。 | ||||||||||||||||
ステップ 9 |
[IPアドレスのタイプの選択] ドロップダウン フィールドで、[DHCP](デフォルト)または [固定] を選択します。
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ステップ 10 | [送信] をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 11 | [VMネットワークへのエントリの追加] ダイアログボックスで、[送信] をクリックします。 | ||||||||||||||||
ステップ 12 | [ネットワークポリシーの情報] ダイアログボックスで、[送信] をクリックします。 |
ネットワーク プロビジョニング ポリシーは、オーケストレーション ワークフローのタスクで使用されます。 このポリシーは、レイヤ 2 のネットワーク設定、およびネットワーク内のスイッチに対するアクセス コントロール リスト(ACL)を定義します。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | [ネットワークプロビジョニングポリシー] タブを選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [追加] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
[ポリシーの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 | [送信] をクリックします。 |
VLAN プール ポリシーはポッドに対する VLAN の範囲を定義します。 このポリシーは、ポリシーで指定された定義済み範囲からフリーの VLAN ID を生成するためにオーケストレーション ワークフローで使用されます。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||
ステップ 2 | [VLANプールポリシー] タブを選択します。 | ||||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 |
[ポリシーの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 | [送信] をクリックします。 |
システム ポリシーは、使用するテンプレート、タイム ゾーン、OS 情報など、システムに固有の情報を定義します。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | [VMWareシステムポリシー] タブを選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
[System Policy Information(システム ポリシー情報)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 |
次に示すオプションの [VM名のテンプレート] 機能から選択します。
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ステップ 6 | [ホスト名のテンプレート] の変数名を選択します。 例:${VMNAME} | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 |
次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 8 | [追加] をクリックします。 |
Cisco UCS Director は、ユーザが Windows OS ライセンスを追加するためのオプションを提供しています。 これらのライセンスは、カタログの作成時に Windows イメージにマッピングされます。 VMware システム ポリシーで Windows イメージに対して Windows OS ライセンスを提供する、またはカタログの作成時に OS バージョン フィールドからキーを選択する、というオプションがあります。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 2 | [OSライセンス] タブを選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 4 |
[ライセンスの詳細の追加] ページで、次のフィールドを入力します。
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ステップ 5 | [送信] をクリックします。 |
エンド ユーザ セルフサービス ポリシーは、ユーザが vDC で実行できるアクションまたはタスクを制御します。 このポリシーを作成するには、最初にたとえば VMware などのアカウント タイプを指定します。 アカウント タイプを指定したら、続いてポリシーを作成します。 ポリシーを作成したら、同じアカウント タイプを使用して作成した vDC に、そのポリシーを割り当てる必要があります。 たとえば VMware 用のエンド ユーザ ポリシーを作成した場合は、VMware vDC を作成する場合にこのポリシーを指定できます。 他のアカウント タイプ用に作成したポリシーを表示したり割り当てたりすることはできません。
Cisco UCS Director では、エンド ユーザ セルフサービス ポリシーの作成に加えて、次のタスクを実行できます。
[表示] — ポリシーの概要を表示します。
[編集] — [エンド ユーザ ポリシー] ダイアログ ボックスが開き、説明またはエンド ユーザ セルフサービス オプションを変更できます。
[複製] — [エンド ユーザ ポリシー] ダイアログ ボックスが開き、別のポリシーで指定したオプションを使用して新しくポリシーを作成できます。
[削除] — システムからポリシーを削除します。 ただし、このポリシーに vDC を割り当てる必要はありません。
vDC へのポリシーの割り当ては、ユーザが vDC で実行するタスクを制御できる唯一の方法です。 従来のバージョンでは、vDC の作成中にタスクを有効または無効にしていました。 最新リリースにアップグレードすると、以前に設定していた権限とオプションが vDC の名前を使用してエンド ユーザ ポリシーとして自動的にグループ化され、vDC に割り当てられます。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||
ステップ 2 | [エンド ユーザ セルフサービス ポリシー] タブを選択します。 | ||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||
ステップ 4 | [エンド ユーザ ポリシーの追加] ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストからアカウント タイプを選択します。 | ||||||||
ステップ 5 | [送信] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 6 |
[エンド ユーザ ポリシー] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
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ステップ 7 | [送信] をクリックします。 |
このエンド ユーザ ポリシーを vDC に割り当てます。 詳細については、仮想データセンターの追加を参照してください。
目次
- ポリシーの管理
- ポリシー
- コンピューティング ポリシー
- コンピューティング ポリシーの作成
- データ コレクション ポリシー
- 仮想アカウントのデータ コレクション ポリシーの設定
- 仮想アカウントのデータ コレクション ポリシーの関連付け
- グループの共有ポリシーについて
- グループ共有ポリシーの作成
- ストレージ ポリシー
- 複数ディスク VM のストレージ ポリシー
- ストレージ ポリシーの追加と設定
- 仮想ストレージ カタログ
- 仮想ストレージ カタログの設定
- ネットワーク ポリシー
- スタティック IP プール ポリシーの追加
- ネットワーク ポリシーの追加
- ネットワーキング プロビジョニング ポリシー
- ネットワーク プロビジョニング ポリシーの設定
- VLAN プール ポリシー
- VLAN プール ポリシーの設定
- システム ポリシー
- システム ポリシーの設定
- OS ライセンス
- OS ライセンスの追加
- エンド ユーザ セルフサービス ポリシーについて
- エンド ユーザ ポリシーの作成
この章は、次の内容で構成されています。
ポリシー
Cisco UCS Director は、管理者が設定する事前定義済みポリシーを使用して、割り当てられたリソース プールから仮想マシン(VM)がプロビジョニングされるセルフサービス ポータルを提供します。
ポリシーは、システム リソースの可用性に基づいて、新しい VM がインフラストラクチャ内でプロビジョニングされる場所と方法を規定する規則のグループです。
Cisco UCS Director では、VM をプロビジョニングするために次のポリシーをセットアップする必要があります。
重要:VM のプロビジョニングのポリシーをセットアップする前にクラウド アカウントが存在している必要があります。
コンピューティング ポリシー
コンピューティング ポリシーは、グループまたはワークロードの要件を満たし、プロビジョニング中に使用されるコンピューティング リソースを決定します。
管理者として、コンピューティング ポリシーのさまざまな条件を組み合わせて高度なポリシーを定義できます。
(注)
条件の組み合わせによっては、セルフ サービス プロビジョニング中にホスト マシンが存在しない状況が発生する可能性があるため、コンピューティング ポリシーのすべてのフィールドについて十分に理解しておくことを推奨します。コンピューティング ポリシーの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、 の順に選択します。 ステップ 2 [VMwareコンピューティングポリシー] タブを選択します。 ステップ 3 [追加](+)をクリックします。 ステップ 4 [コンピューティングポリシーの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名称
説明
[ポリシー名] フィールド
ポリシーの名前。
(注) この名前は、カタログの定義で使用されます [ポリシーの説明] フィールド
ポリシーの説明。
[クラウド名] ドロップダウン リスト
リソース割り当てを行うクラウドを選択します。 [ホストノードまたはクラスタスコープ] ドロップダウン リスト
導入のスコープを選択します。
(注) すべてのオプションを使用するか、選択したオプションを含めるか、または選択したオプションを除外するかを指定して、導入のスコープを絞り込むことができます。 選択した内容に基づいて、必要なホストまたはクラスタを選択できる新しいフィールドが表示されます。 [リソースプール] ドロップダウン リスト
リソース プールを選択します。 [ESXタイプ] ドロップダウン リスト
ESX のインストール タイプ(ESX、ESXi、または両方)を選択します。 [ESXバージョン] ドロップダウン リスト
ESX のバージョンを選択します。 [条件の最小値] チェックボックス
満たしている必要がある 1 つ以上の条件のチェックボックスをオンにします。 これらの条件を満たしていないホストは検討から除外されます。 複数の条件を選択した場合は、選択した条件すべてを満たしている必要があります。 導入オプション [テンプレートのオーバーライド] チェックボックス
テンプレートのプロパティをオーバーライドするには、このチェックボックスをオンにします。 CPU とメモリのカスタム設定を入力できるオプションも用意されています。
[vCPU数] フィールド
vCPU のカスタム数。 VM に対して指定する vCPU の数は、選択されているホスト ノードまたはクラスタのスコープの総コア数を超えてはいけません。
(注) このオプションは、[テンプレートのオーバーライド] を選択した場合に表示されます。 [CPU予約(MHz)] フィールド
VM の CPU 予約。 予約は、指定した vCPU の数によって異なります。
(注) このオプションは、[テンプレートのオーバーライド] を選択した場合に表示されます。 [CPUの制限(MHz)] フィールド
VM に対する CPU の制限。 CPU の制限は、選択されたホスト ノードまたはクラスタのスコープに基づいています。
[CPU共有] ドロップダウン リスト
CPU 共有([低]、[ノーマル]、または [高])を選択します。 CPU 共有により、VM 間で競合が発生した場合に、どの VM が CPU リソースを取得するかが決定します。
(注) このオプションは、[テンプレートのオーバーライド] を選択した場合に表示されます。 [メモリ] フィールド
VM のカスタム メモリ。
(注) このオプションは、[テンプレートのオーバーライド] を選択した場合に表示されます。 [メモリ予約(MB)] フィールド
VM のメモリ予約。 予約は、指定したメモリによって異なります。
(注) このオプションは、[テンプレートのオーバーライド] を選択した場合に表示されます。 [メモリ制限(MB)] フィールド
VM に対するメモリの制限。 メモリの制限は、選択されたホスト ノードまたはクラスタのスコープに基づいています。
(注) このオプションは、[テンプレートのオーバーライド] を選択した場合に表示されます。 [メモリ共有] ドロップダウン リスト
メモリ共有([低]、[ノーマル]、または [高])を選択します。メモリ共有により、VM 間で競合が発生した場合に、どの VM がメモリ リソースを取得するかが決定します。
(注) このオプションは、[テンプレートのオーバーライド] を選択した場合に表示されます。 サイズ変更オプション [VMのサイズ変更を許可] チェックボックス
プロビジョニング前の VM サイズの変更や、既存の VM のサイズの変更を許可するには、このチェックボックスをオンにします。
[vCPUの許容値] フィールド
VM のプロビジョニング中、または既存の VM のサイズの変更中に使用する vCPU の範囲。 8 よりも大きい範囲は、VM のプロビジョニングまたはサイズ変更中に表示されます。 選択したクラウド(vCenter)が 5 以上であり、かつ VM バージョン 8 を使用している場合のみ。 このボックスで指定された値だけが表示されます。
(注) このオプションは、[VMのサイズ変更を許可] を選択した場合に表示されます。 [メモリの許容値(MB単位)] フィールド
VM のプロビジョニング中、または既存の VM のサイズの変更中に使用するメモリの範囲。 例:512、768、1024、1536、2048、3072、4096 など。 このボックスで指定された値だけが表示されます。
(注) このオプションは、[VMのサイズ変更を許可] を選択した場合に表示されます。 [フォルダに展開] フィールド
このポリシーを使用して作成され、カスタム フォルダに展開できる VM。 Cisco UCS Director では、Cisco UCS Director に付属のマクロまたはグループ名に基づいてフォルダ名を自動的に作成できます。 詳細については、『Cisco UCS Director Orchestration Guide(Cisco UCS Director オーケストレーション ガイド)』を参照してください。
${GROUP_NAME} を指定すると、このポリシーを使用するグループ名に基づいてフォルダが作成されます。 新しいフォルダ名または既存のフォルダ名を指定できます。
ステップ 5 [追加] をクリックします。
データ コレクション ポリシー
データ コレクション ポリシーを作成して、各 VMware アカウントについて vCenter から取得できるパラメータ量を制御することができます。 データ コレクション ポリシーで指定される各パラメータは収集され、Cisco UCS Director の特定のトレンド レポートで使用されます。
(注)
VMware は、サポートされている唯一の仮想アカウント タイプです。 VMware アカウントが追加されると、最初にデフォルトで default-data-collection-policy に関連付けられます。仮想アカウントのデータ コレクション ポリシーの設定
手順
ステップ 1 メニュー バーで、 の順に選択します。 ステップ 2 [データコレクションポリシー] タブを選択します。 ステップ 3 [追加](+)をクリックします。 ステップ 4 [追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名称 説明 [名前] フィールド
データ コレクション ポリシーの名前。
(注) この名前は、カタログの定義中に使用されます。 [説明] フィールド
ポリシーの説明
[アカウントタイプ] ドロップダウン リスト
VMware 仮想アカウントが選択されます。
[リソース] ウィンドウ
vCenter パラメータを含むデータ収集グループを選択します。 たとえば、CPU などです。 データ収集グループを編集するには、鉛筆アイコンをクリックします。 データ収集を有効または無効にするには、[Edit Resource Entry(リソース エントリの編集)] ダイアログボックスの [Enable Collection(コレクションを有効にする)] チェックボックスをオンまたはオフにします。
ステップ 5 [送信] をクリックします。
グループの共有ポリシーについて
グループの共有ポリシーによって、ユーザはリソースと、他のユーザと共有するものを高度に制御できるようになります。 このポリシーでは、ユーザは現在自分だけに割り当てられているリソースを表示し、またユーザが属するすべてのグループに割り当てられているリソースを表示できます。
グループを作成する場合は、グループの共有ポリシーを定義して、どのグループが読み取り/書き込み権限を持つかを決定できます。 後にユーザがこのグループに追加されると、リソースに対するそのユーザのアクセス権は、グループに適用されるグループの共有ポリシーによって決定されます。
ストレージ ポリシー
ストレージ ポリシーは、データストアの範囲、使用するストレージの種類、容量、遅延などの最小条件といったリソースを定義します。
ストレージ ポリシーでは、複数ディスクの追加ディスク ポリシーを設定し、サービス リクエストの作成中に使用するデータストアを選択することもできます。
(注)
Cisco UCS Director は、VM のプロビジョニングのためのサービス リクエストの作成中にデータストアを選択することをサポートしています。 サービス リクエストの作成中にエンド ユーザのデータストアの選択を有効または無効にするオプションがあります。 リストされるデータストアは、サービス リクエストの作成中に VDC に関連付けられたストレージ ポリシーで指定される範囲条件に依存します。
サービス リクエストの作成中にデータストアの選択機能を使用するには、VM のプロビジョニングに使用されるテンプレートに [システム] ディスク タイプが割り当てられている必要があります。 これは、単一または複数のディスクを含むテンプレートに適用されます。
複数ディスク VM のストレージ ポリシー
Cisco UCS Director は、複数データストア上の複数ディスクでの VM のプロビジョニングをサポートしています。
ディスクはシステム、データ、データベース、スワップ、ログという 5 つのタイプに分類されます。 最初にシステム ディスク ポリシーが設定され、他のディスクは必要に応じて設定できます。 各ディスク タイプに対して個別にディスク ポリシーを設定することも、各ディスクに対してデフォルトのシステム ディスク ポリシーを選択することもできます。
(注)
複数のディスクを含むテンプレートに対するストレージ ポリシーの作成の詳細については、「複数ディスクの VM プロビジョニング」の章を参照してください。
ストレージ ポリシーの追加と設定
手順
ステップ 1 メニュー バーで、 の順に選択します。 ステップ 2 [VMwareストレージポリシー] タブを選択します。 ステップ 3 [追加](+)をクリックします。 ステップ 4 [ストレージリソース割り当てポリシーの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドを入力します。
名称
説明
[ポリシー名] フィールド
リソース割り当てが発生するクラウドを選択します。
[ポリシーの説明] フィールド
導入のスコープを限定する場合は、すべてのデータストア、選択したデータストアのみ、もしくは、選択した以外のデータストアを導入するのかを選択します。
[クラウド名] ドロップダウン リスト
リソース割り当てが発生するクラウドを選択します。 システム ディスク スコープ
[データストアのスコープ] ドロップダウン リスト
導入のスコープを限定する場合は、すべてのデータストア、選択したデータストアのみ、もしくは、選択した以外のデータストアを導入するのかを選択します。
[共有データストアのみの使用] チェックボックス
共有データストアのみを使用するには、このチェックボックスをオンにします。
ストレージ オプション
[ローカルストレージの使用] チェックボックス
ローカル ストレージを使用するには、このチェックボックスをオンにします。 デフォルトでは、このフィールドはオンです。
[NFSの使用] チェックボックス
NFS ストレージを使用するには、このチェックボックスをオンにします。 デフォルトでは、このフィールドはオンです。
[SANの使用] チェックボックス
SAN ストレージを使用するには、このチェックボックスをオンにします。 デフォルトでは、このフィールドはオンです。
[条件の最小値] チェックボックス
一致する必要がある 1 つ以上の条件を選択してチェックボックスをオンにします。 これらの基準に一致しないすべてのデータストアは、考慮事項から除外されます。 複数の条件を選択する場合、すべての条件が一致する必要があります。
[テンプレートのオーバーライド] チェックボックス
テンプレートのプロパティをオーバーライドするには、このチェックボックスをオンにします。 シン プロビジョニングの使用やカスタム ディスク サイズなど、カスタム設定を入力するオプションが提供されます。
VM ライフサイクルのサイズ変更オプション
[Allow Resizing of Disk(ディスクのサイズ変更を許可)] チェックボックス
[ディスクのサイズ変更を許可] チェック ボックスをオンにすると、プロビジョニングする前に VM ディスク サイズを選択するようエンド ユーザに求めるオプションが提供されます。
[ディスクの許容値(GB単位)] フィールド
VM のプロビジョニング中に選択したディスク サイズ値のカスタム範囲。 たとえば、1、5、10、50、100、500、1024、5120、10240 などです。 このオプションは、[All Resizing of Disk(ディスクのサイズ変更を許可)] がオンの場合に表示されます。
[Allow user to select datastore from scope(スコープからのデータストアの選択をユーザに許可する)] チェックボックス
エンド ユーザにサービス要求の作成中にデータストアを選択するよう求めるオプションを提供するには、このチェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [次へ] をクリックします。 ステップ 6 [追加のディスクポリシー] ペインで、設定するディスク タイプを選択します。 ステップ 7 ディスク タイプを編集するには、[編集](鉛筆)をクリックします。
(注) デフォルトでは、ディスクのディスク ポリシーは、[システムディスクポリシー] と同じです。
ステップ 8 ディスク ポリシーを設定するには、[Edit Policies Entry(ポリシー項目の編集)] ダイアログボックスで、[システムディスクポリシーと同じ] チェックボックスをオフにします。 ステップ 9 [送信] をクリックします。 ステップ 10 [エントリの編集] ダイアログボックスで、追加のディスク ポリシーを設定します。 ステップ 11 [送信] をクリックします。
(注) 追加ディスク ポリシーを使用して作成されるストレージ ポリシーを使用するには、VM のプロビジョニングに使用される VDC とポリシーを関連付ける必要があります。
設定された追加ディスク ポリシーをポリシーで使用する場合は、複数ディスク テンプレートのカタログ作成中に、[単一データストアのすべてのディスクをプロビジョニングします] チェックボックスを必ずオフにしてください。 カタログの作成方法の詳細については、カタログの管理を参照してください。
仮想ストレージ カタログ
ストレージ ポリシーをカスタマイズするために仮想ストレージ カタログを使用できます。 仮想ストレージ カタログを使用して、複数のストレージ ポリシーを選択し、カスタム ストレージのエントリ名を指定できます。
ストレージ カタログは、カタログの作成中にそれを有効化することにより、カタログにマッピングします。 カタログを使用してサービス要求を出すとき、[Storage Tier(ストレージ階層)] を選択することができます。
ネットワーク ポリシー
ネットワーク ポリシーには、ネットワーク設定、DHCP、スタティック IP などのリソースが含まれ、このポリシーを使用してプロビジョニングされた VM に対して複数の vNIC を追加するためのオプションが含まれています。
スタティック IP プール ポリシーの追加
手順
ステップ 1 メニュー バーで、 の順に選択します。 ステップ 2 [スタティックIPプールポリシー] タブを選択します。 ステップ 3 [追加](+)をクリックします。 ステップ 4 [静的IPプールポリシー情報] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 5 [静的IPプール] セクションの [追加(+)] をクリックして、複数スタティック IP プールを追加して設定します。 ステップ 6 [静的IPプールへのエントリの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 7 [Submit(送信)] をクリックします。 ステップ 8 [スタティックIPポリシー情報] ダイアログボックスで [送信] をクリックします。
ネットワーク ポリシーの追加
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[ポリシー] > [仮想/ハイパーバイザポリシー] > [ネットワーク] の順に選択します。 ステップ 2 [VMwareネットワークポリシー] タブを選択します。 ステップ 3 [追加](+)をクリックします。 ステップ 4 [ネットワークポリシーの情報] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 5 複数の vNIC を追加して設定するには、[VMネットワーク] セクションで [追加](+)をクリックします。 これらの vNIC は、このポリシーを使用してプロビジョニングされる VM に適用できます。
(注) VM アクションを使用してプロビジョニングまたは検出された VM の vNIC を追加または交換するには、vNIC を設定する必要があります。
ステップ 6 [VMネットワークへのエントリの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名称 説明 [NICエイリアス] フィールド
新しい NIC の名前。
[必須] チェックボックス
[ネットワークポリシー] ダイアログボックスの [エンドユーザにオプションのNICの選択を許可] チェックボックスがオンの場合、このチェックボックスはあらかじめ選択されています。 [ネットワークポリシー] ダイアログボックスが選択されておらず、かつこのチェックボックスがオンでない場合は、[NICエイリアス] フィールドはオプションです。
(注) 少なくとも 1 つの NIC で [必須] オプションが選択されている必要があります。 [必須] フィールドが選択されている NIC は VM のプロビジョニングで使用されます。VM サービス リクエストの作成中にはユーザのオプションはありません。 [エンドユーザによるポートグループ選択を許可] チェックボックス
プロビジョニング中にエンド ユーザがポート グループを選択できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。
[Copy Adapter from Template(テンプレートからアダプタをコピーする)] チェックボックス
カスタム設定が不要な場合は、このチェックボックスをオンにします。 カスタム設定の場合はオフにします。
[アダプタのタイプ] ドロップダウン リスト
アダプタ タイプを選択します。 テンプレートで使用可能なアダプタ タイプと同じタイプがユーザに必要な場合は、このオプションをオンにします。
(注) [Copy Adapter from Template(テンプレートからアダプタをコピーする)] オプションが選択されている場合は、このオプションは表示されません。
ステップ 7 [ポートグループ] セクションで、[追加](+)をクリックします。 [ポートグループへのエントリの追加] ダイアログボックスが表示されます。 ステップ 8 [選択] をクリックして、ポート グループ名を選択します。 ステップ 9 [IPアドレスのタイプの選択] ドロップダウン フィールドで、[DHCP](デフォルト)または [固定] を選択します。
ステップ 10 [送信] をクリックします。 ステップ 11 [VMネットワークへのエントリの追加] ダイアログボックスで、[送信] をクリックします。 ステップ 12 [ネットワークポリシーの情報] ダイアログボックスで、[送信] をクリックします。
ネットワーキング プロビジョニング ポリシー
ネットワーク プロビジョニング ポリシーは、オーケストレーション ワークフローのタスクで使用されます。 このポリシーは、レイヤ 2 のネットワーク設定、およびネットワーク内のスイッチに対するアクセス コントロール リスト(ACL)を定義します。
ネットワーク プロビジョニング ポリシーの設定
手順
ステップ 1 メニュー バーで、 の順に選択します。 ステップ 2 [ネットワークプロビジョニングポリシー] タブを選択します。 ステップ 3 [追加] をクリックします。 ステップ 4 [ポリシーの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名称 説明 一般情報
[ポリシー名] フィールド
ポリシーの名前。
[ポリシーの説明] フィールド
ポリシーの説明。
[L2ネットワーク設定(VLAN)]
[プライベートVLANの使用] チェックボックス
オンにすると、次のフィールドにデータが自動的に取り込まれます。
[VLAN範囲 - 開始ID] フィールド
VLAN の範囲の開始 ID。 500 はデフォルトの範囲開始 ID です。
[VLAN範囲 - 終了ID] フィールド
VLAN の範囲の終了 ID。 1000 はデフォルトの範囲終了 ID です。
[基本プロファイル名] フィールド
VLAN ベース プロファイル名。 1 つ以上のネストされたプロファイル割り当てを含むプロファイルです。
アクセス コントロール リスト
[ACLタイプ] ドロップダウン リスト
[シンプル] が現時点のデフォルトであり、唯一のオプションです。 ICMP を VLAN で許可する場合は、このチェックボックスをオンにします。
[TCPポートへの着信トラフィックを許可] フィールド
[選択] ボタンをクリックします。 [項目の選択] ダイアログボックスが表示されます。 使用可能なオプションは次のとおりです。
選択するオプションの横のチェックボックスをオンにするか、または [すべてオン] ボタンをクリックします。 以前の入力をクリアするには、[すべてオフ] ボタンをクリックします。
[UDPポートへの着信トラフィックを許可] フィールド
[選択] ボタンをクリックします。 [項目の選択] ダイアログボックスが表示されます。 使用可能なオプションは次のとおりです。
選択するオプションの横のチェックボックスをオンにするか、または [すべてオン] ボタンをクリックします。 以前の入力をクリアするには、[すべてオフ] ボタンをクリックします。
ステップ 5 [送信] をクリックします。
システム ポリシー
システム ポリシーは、使用するテンプレート、タイム ゾーン、OS 情報など、システムに固有の情報を定義します。
システム ポリシーの設定
手順
ステップ 1 メニュー バーで、 の順に選択します。 ステップ 2 [VMWareシステムポリシー] タブを選択します。 ステップ 3 [追加](+)をクリックします。 ステップ 4 [System Policy Information(システム ポリシー情報)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 5 次に示すオプションの [VM名のテンプレート] 機能から選択します。 ステップ 6 [ホスト名のテンプレート] の変数名を選択します。 例:${VMNAME} ステップ 7 次のフィールドに値を入力します。
名称 説明 [DNSドメイン] フィールド
VM に使用する IP ドメイン。
[Linuxタイムゾーン] ドロップダウン リスト
時間帯を選択します。
[DNSサフィックスリスト] フィールド
DNS ルックアップ用に設定する DNS サフィックス。 複数のサフィックスがある場合は、それぞれをカンマで区切ります。
[DNSサーバリスト] フィールド
DNS サーバの IP アドレスのリスト。 複数のサーバを区切るには、カンマを使用します。
[VMイメージのタイプ] ドロップダウン リスト
VM にインストールされているイメージの OS を選択します。 [WindowsおよびLinux] を選択するか、または[Linuxのみ] を選択します。
Windows
[製品ID] フィールド
Windows 製品 ID またはライセンス キー。 製品 ID またはライセンス キーはここに入力するか、または OS ラインセンス プールで入力できます。 OS ライセンス プールで入力したキーは、ここで入力するキーよりも優先されます。
[ライセンス所有者名] フィールド
Windows ライセンスの所有者名。
[組織] フィールド
VM で設定する組織名。
[ライセンスモード] ドロップダウン リスト
[シート別] または [サーバ別] を選択します。
[ライセンスユーザ数]
ライセンス ユーザまたは接続の数。
[WINSサーバリスト] フィールド
WINS サーバの IP アドレス。 複数の値はカンマで区切ります。
[自動ログイン] チェックボックス
自動ログインを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。
[自動ログイン回数] フィールド
自動ログインの実行回数。
[管理者パスワード] フィールド
管理者アカウントのパスワード。
[ドメインまたはワークグループ] ドロップダウン リスト
[ドメイン] または [ワークグループ] を選択します。
[ワークグループ] フィールド
ワークグループの名前。
このオプションは、[ワークグループ] が [ドメインまたはワークグループ] ドロップダウン リストの値として選択されている場合に、表示されます。
[ドメイン] フィールド
Windows ドメインの名前。
(注) このオプションは、[ドメイン] が [ドメインまたはワークグループ] ドロップダウン リストの値として選択されている場合に、表示されます。
[ドメインユーザ名] フィールド
Windows ドメイン管理者のユーザ名。
(注) このオプションは、[ドメイン] が [ドメインまたはワークグループ] ドロップダウン リストの値として選択されている場合に、表示されます。
[ドメインパスワード] フィールド
Windows ドメイン管理者のパスワード
(注) このオプションは、[ドメイン] が [ドメインまたはワークグループ] ドロップダウン リストの値として選択されている場合に、表示されます。
[Windowsタイムゾーン] ドロップダウン リスト
時間帯を選択します。
[VMアノテーションの定義] チェックボックス
VM のアノテーションを指定するには、このチェックボックスをオンにします。
アノテーションの一部としてメモおよびカスタム属性を指定できます。 このチェックボックスをオンにした場合は、次のフィールドに値を入力します。
(注) VM の注記として追加した情報は、[VM Details(VM の詳細)] ページでその VM に対して表示されます。
ステップ 8 [追加] をクリックします。
OS ライセンス
Cisco UCS Director は、ユーザが Windows OS ライセンスを追加するためのオプションを提供しています。 これらのライセンスは、カタログの作成時に Windows イメージにマッピングされます。 VMware システム ポリシーで Windows イメージに対して Windows OS ライセンスを提供する、またはカタログの作成時に OS バージョン フィールドからキーを選択する、というオプションがあります。
エンド ユーザ セルフサービス ポリシーについて
エンド ユーザ セルフサービス ポリシーは、ユーザが vDC で実行できるアクションまたはタスクを制御します。 このポリシーを作成するには、最初にたとえば VMware などのアカウント タイプを指定します。 アカウント タイプを指定したら、続いてポリシーを作成します。 ポリシーを作成したら、同じアカウント タイプを使用して作成した vDC に、そのポリシーを割り当てる必要があります。 たとえば VMware 用のエンド ユーザ ポリシーを作成した場合は、VMware vDC を作成する場合にこのポリシーを指定できます。 他のアカウント タイプ用に作成したポリシーを表示したり割り当てたりすることはできません。
Cisco UCS Director では、エンド ユーザ セルフサービス ポリシーの作成に加えて、次のタスクを実行できます。
エンド ユーザ ポリシーの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、 の順に選択します。 ステップ 2 [エンド ユーザ セルフサービス ポリシー] タブを選択します。 ステップ 3 [追加](+)をクリックします。 ステップ 4 [エンド ユーザ ポリシーの追加] ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストからアカウント タイプを選択します。 ステップ 5 [送信] をクリックします。 ステップ 6 [エンド ユーザ ポリシー] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。 ステップ 7 [送信] をクリックします。
次の作業
このエンド ユーザ ポリシーを vDC に割り当てます。 詳細については、仮想データセンターの追加を参照してください。