この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS Director(旧称 Cisco Cloupia Unified Infrastructure Controller)は、次の標準的なテンプレートを使用する 64 ビットのアプライアンスです。
Cisco UCS Director は、Cisco UCS および Cisco Nexus プラットフォームに基づく業界をリードする統合インフラストラクチャ ソリューションに、セキュリティで高度に保護された統合管理機能を提供します。
Cisco UCS Director は、Cisco UCS を通じて、コンピューティング階層とネットワーク階層の統合性を拡張して、データセンターの管理者に包括的な視認性と管理能力を提供します。 この製品は、Cisco UCS および Cisco Nexus プラットフォームに基づいて、NetApp FlexPod、ExpressPod、EMC VSPEX、および VCE Vblock システムをサポートします。
Cisco UCS Director は物理的、仮想的、ベアメタル型の環境にわたって、リソース プールのプロビジョニングを自動化します。 この製品は、正常性、ステータス、リソース使用率に関して、ネイティブな自動化されたモニタリング機能を提供します。 たとえば、Cisco UCS Director を使用して次の操作を実行できます。
Cisco UCS Director の機能と利点を以下に示します。
機能 | 利点 |
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中央管理 |
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セルフサービス カタログ |
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適応型のプロビジョニング |
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動的な容量管理 |
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複数のハイパーバイザのサポート |
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コンピューティングの管理 |
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ネットワーク管理 |
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ストレージの管理 |
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Cisco CloudGenie |
物理サーバの管理 |
仮想コンピューティング管理 |
物理ストレージの管理 |
仮想ストレージの管理 |
物理ネットワークの管理 |
仮想ネットワークの管理 |
Cisco UCS Director には、400 を超えるタスクが含まれるタスク ライブラリや設定済みワークフローなどが含まれます。 モデルベースのオーケストレーションとワークフロー デザイナを利用すると、インフラストラクチャの管理タスクと運用タスクをカスタマイズおよび自動化できます。 また、個々の必要性に対応して、システムの拡張とカスタマイズを進められます。
次の表に、3 日間で行うタスク ライブラリのメンテナンス アクティビティとアップデート アクティビティを示します。
1 日目 | 2 日目 | 3 日目 |
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ホスト名と IP アドレスのいずれかと次のクレデンシャルを使用して、Cisco UCS Director にログインします。
(注) |
最初の管理アカウントを作成した後、起動時の管理アカウントを削除するか、少なくともデフォルトのパスワードを変更することをお勧めします。 Self-Service Portal にアクセスするには、有効な電子メール アドレスが必要です。 |
次の表に、推奨されるシステム設定の順序を示します。
名前 | 章 | 説明 | ||
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初期設定 | 2、3、4 | ライセンスの適用、管理者プロファイルの設定、およびグループとユーザの作成の方法について説明します。 また、言語サポートにアクセスする方法、ポータルのカスタマイズを適用する方法、およびシステム設定について説明します。 |
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物理インフラストラクチャ | 任意によるポッドと物理アカウントの追加方法、ネットワーク機器の追加方法、接続をテストする方法、およびアカウント検出を検証する方法について説明します。
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仮想インフラストラクチャ | 5 | クラウドの作成、クラウドの検出と接続の検証、接続のテスト、および vCenter プラグインの表示の方法について説明します。 | ||
ポリシー | 6 | コンピューティング ポリシー、ストレージ ポリシー、ネットワーク ポリシー、およびシステム ポリシーを作成して管理する方法について説明します。 また、Microsoft Windows カタログ用の OS ライセンスを追加する方法について説明します。 | ||
仮想データセンター | 7 | VDC を設定してグループ、ポリシー、およびコスト モデルに固有の環境を管理する方法、 およびリソース制限を VDC レベルで設定して管理する方法について説明します。 | ||
カタログ | 8 | カタログ項目の設定、グループにカタログへのアクセス権の付与、およびカタログ項目のパブリッシュの方法について説明します。 | ||
Self-Service のプロビジョニング | 9 | プロビジョニング サービス リクエストの作成および管理方法について説明します。 | ||
マルチディスク プロビジョニング | 10 | 選択した単一のデータストアまたは複数のデータストアに対する VM ディスク プロビジョニングを設定する方法について説明します。 また、テンプレートで追加ディスクごとに個別のディスク ポリシーを設定する方法について説明します。 | ||
チャージバック | 11 | チャージバック サマリー レポート、詳細レポート、およびリソース アカウンティング レポートを作成する方法について説明します。 部門および組織内でコスト モデルを定義してポリシーに割り当てる方法についても説明します。 | ||
クラウド管理 | 12 | クラウドの完全な可視性の実現、リソース利用状況のモニタ、およびクラウド スタック(クラウド、クラスタ、ホスト サーバ、および仮想マシン)の管理の方法について説明します。 | ||
ライフサイクル | 13 | VM 電力管理、VM サイズ変更、VM スナップショット管理など、プロビジョニング後のライフサイクル管理アクションを VM に対して実行する方法について説明します。 | ||
CloudSense | 14 | 基盤となる物理インフラストラクチャおよび仮想インフラストラクチャについて Cisco UCS Director で生成可能な分析レポートについて説明します。 | ||
マクロ | 15 | アプリケーションで提供される変数をマクロ機能で使用して、VM 名および VM ホスト名をカスタマイズする方法について説明します。 |
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS Director について
Cisco UCS Director(旧称 Cisco Cloupia Unified Infrastructure Controller)は、次の標準的なテンプレートを使用する 64 ビットのアプライアンスです。
Cisco UCS Director は、Cisco UCS および Cisco Nexus プラットフォームに基づく業界をリードする統合インフラストラクチャ ソリューションに、セキュリティで高度に保護された統合管理機能を提供します。
Cisco UCS Director は、Cisco UCS を通じて、コンピューティング階層とネットワーク階層の統合性を拡張して、データセンターの管理者に包括的な視認性と管理能力を提供します。 この製品は、Cisco UCS および Cisco Nexus プラットフォームに基づいて、NetApp FlexPod、ExpressPod、EMC VSPEX、および VCE Vblock システムをサポートします。
Cisco UCS Director は物理的、仮想的、ベアメタル型の環境にわたって、リソース プールのプロビジョニングを自動化します。 この製品は、正常性、ステータス、リソース使用率に関して、ネイティブな自動化されたモニタリング機能を提供します。 たとえば、Cisco UCS Director を使用して次の操作を実行できます。
- すべてのサーバおよびアプリケーションを対象に、サービス プロファイルとテンプレートを作成、複製、および導入すること
- 全データセンターを対象として、仮想マシン(VM)の使用率を示すヒート マップを表示するなど、統合インフラストラクチャで組織の使用率、傾向、容量を継続的にモニタすること
- 作業者ごとにばらつきのない方法で ExpressPod および FlexPod インフラストラクチャの導入や容量の増設を行うこと
- Cisco UCS ドメインとそのコンポーネントを対象として、管理、モニタリング、報告を行うこと
- 物理的なインフラストラクチャ サービスを含むように、仮想サービス カタログを拡張すること
- 仮想化された作業負荷と仮想化されていない作業負荷の両方に対応するために、セキュリティで保護されたマルチテナント環境を管理すること
機能と利点
推奨されるシステム設定順序
名前 章 説明 初期設定 2、3、4 ライセンスの適用、管理者プロファイルの設定、およびグループとユーザの作成の方法について説明します。 また、言語サポートにアクセスする方法、ポータルのカスタマイズを適用する方法、およびシステム設定について説明します。
物理インフラストラクチャ 任意によるポッドと物理アカウントの追加方法、ネットワーク機器の追加方法、接続をテストする方法、およびアカウント検出を検証する方法について説明します。
(注) 必要に応じて、物理インフラストラクチャの前に仮想インフラストラクチャを作成できます。 仮想インフラストラクチャ 5 クラウドの作成、クラウドの検出と接続の検証、接続のテスト、および vCenter プラグインの表示の方法について説明します。 ポリシー 6 コンピューティング ポリシー、ストレージ ポリシー、ネットワーク ポリシー、およびシステム ポリシーを作成して管理する方法について説明します。 また、Microsoft Windows カタログ用の OS ライセンスを追加する方法について説明します。 仮想データセンター 7 VDC を設定してグループ、ポリシー、およびコスト モデルに固有の環境を管理する方法、 およびリソース制限を VDC レベルで設定して管理する方法について説明します。 カタログ 8 カタログ項目の設定、グループにカタログへのアクセス権の付与、およびカタログ項目のパブリッシュの方法について説明します。 Self-Service のプロビジョニング 9 プロビジョニング サービス リクエストの作成および管理方法について説明します。 マルチディスク プロビジョニング 10 選択した単一のデータストアまたは複数のデータストアに対する VM ディスク プロビジョニングを設定する方法について説明します。 また、テンプレートで追加ディスクごとに個別のディスク ポリシーを設定する方法について説明します。 チャージバック 11 チャージバック サマリー レポート、詳細レポート、およびリソース アカウンティング レポートを作成する方法について説明します。 部門および組織内でコスト モデルを定義してポリシーに割り当てる方法についても説明します。 クラウド管理 12 クラウドの完全な可視性の実現、リソース利用状況のモニタ、およびクラウド スタック(クラウド、クラスタ、ホスト サーバ、および仮想マシン)の管理の方法について説明します。 ライフサイクル 13 VM 電力管理、VM サイズ変更、VM スナップショット管理など、プロビジョニング後のライフサイクル管理アクションを VM に対して実行する方法について説明します。 CloudSense 14 基盤となる物理インフラストラクチャおよび仮想インフラストラクチャについて Cisco UCS Director で生成可能な分析レポートについて説明します。 マクロ 15 アプリケーションで提供される変数をマクロ機能で使用して、VM 名および VM ホスト名をカスタマイズする方法について説明します。