この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ ファミリの一部である Cisco UCS C200 サーバは、Cisco Unified Computing System、Cisco Nexus ファミリ製品、シスコおよびサードパーティ製の個々のイーサネット スイッチおよびファイバ チャネル スイッチが使用される環境など、さまざまなデータセンター環境で動作するように設計されています。
Cisco UCS C200 サーバは、単純化、パフォーマンス、および密度がバランスよく設計された、高密度の 2 ソケット、1RU ラックマウント サーバです。クアッドコアの Intel Xeon 5500 シリーズ プロセッサ 2 個を搭載したこのサーバは、実稼働レベルのネットワーク インフラストラクチャ、Web サービス、バーチャライゼーション、データセンター、および小規模オフィスとリモート オフィス用のアプリケーションをサポートします。
このサーバは、ハード ドライブが 3.5 インチ大型フォーム ファクタか、2.5 インチ小型フォーム ファクタかに応じて、異なる前面パネル構成で注文できます。
•図 1-1 に大型フォーム ファクタ(LFF)前面パネルの外部機能を示します。
•図 1-2 に小型フォーム ファクタ(SFF)前面パネルの外部機能を示します。前面パネルのコントロール モジュールの代わりに構成できるオプションの DVD モジュールも示します。
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リセット ボタン1 |
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リセット ボタン2 |
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リセット ボタン3 |
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図 1-3 に、背面パネルの外部機能を示します。これは M2 世代のサーバです(USB ポートおよび 10/100 イーサネット管理ポートが、M1 世代とはわずかに異なる位置にあります)。
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Cisco UCS C200 サーバのコンポーネントおよび機能は、次のとおりです。大型フォーム ファクタ(LFF)バージョンのサーバ(PID R200-1120402W)と小型フォーム ファクタ(SFF)バージョンのサーバ(PID UCS-BSE-SFF-C200)の違いが明記されています。
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•LFF:最大 4 台の内部 3.5 インチ SAS6 または SATA7 ドライブ。 •SFF:最大 8 台の内部 2.5 インチ SAS または SATA ドライブ。 (M2 世代のサーバのみ):マザーボードに USB メモリとともに使用できる内部 USB ポートもあります(図 3-7 を参照)。 |
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•10/100/1000 ギガビット イーサネット ポート× 2(RJ-45 コネクタ) これらの統合型ギガビット ポートは Wake on LAN(WoL)標準および TCP/IP オフロード エンジン(TOE)標準をサポートしています。 •10/100 イーサネット ポート × 1(RJ-45 コネクタ) •DB15 VGA8 コネクタ× 1 •USB9 2.0 コネクタ x 2 この他前面パネルには、コンソール コネクタが 1 つあります(付属の KVM10 ケーブルには、DB15 ビデオ コネクタ、DB9 シリアル コネクタ、および 2 ポート USB 2.0 コネクタを装備)。 (注) Cisco UCS C200 SFF サーバをオプションの DVD モジュールと一緒に注文した場合、前面パネル KVM コネクタは含まれません。 |
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•SFF:オプションの前面パネル DVD モジュールは現場交換可能です。 ドライブがサポートするメディア タイプ:CD-R、CD-ROM、CD-RW、DVD+R、DVD+RW、DVD-R、DVD-ROM、DVD-RW、DL +R |
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最大 2 枚の PCIe11 拡張カード。次の水平ライザー カード ソケットに接続されます。 |
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サーバのバージョン(LFF および SFF)によって異なる、工場出荷時構成の RAID12 サポート オプション。 –RAID 0 および 1 では、統合型 SATA コントローラを使用して、最大 4 台の SATA ドライブをサポートします。 (注) 統合型 ICH10R RAID コントローラは、Cisco UCS C200 サーバのすべての世代およびバージョンにおいて、VMWare ESX/ESXi Server ソフトウェアと併用することはできません。 –RAID 0、1、および 1E では、オプションの LSI 1064 ベース コントローラ メザニン カードを使用して、最大 4 台の SAS ドライブまたは SATA ドライブをサポートします。 –RAID 0、1、5、6、00、10、50、および 60 では、オプションの LSI 9260-8i MegaRAID コントローラ カードを使用して、最大 4 台の SAS ドライブまたは SATA ドライブをサポートします。 –RAID 0 および 1 では、統合型 SATA コントローラを使用して、最大 4 台の SATA ドライブをサポートします。 (注) 統合型 ICH10R RAID コントローラは、Cisco UCS C200 サーバのすべての世代およびバージョンにおいて、VMWare ESX/ESXi Server ソフトウェアと併用することはできません。 –RAID 0、1、および 1E では、オプションの LSI 1068 ベース コントローラ メザニン カードを使用して、最大 4 台の SAS ドライブまたは SATA ドライブをサポートします。 –RAID 0、1、5、6、00、10、50、および 60 では、オプションの LSI 9260-8i MegaRAID コントローラ カードを使用して、最大 8 台の SAS ドライブまたは SATA ドライブをサポートします。 –RAID 0、1、5、6、00、10、50、および 60 では、オプションの LSI 9280-4i4e MegaRAID コントローラ カードを使用して、最大 4 台の SAS ドライブまたは SATA ドライブをサポートします。 このサーバの RAID に関する詳細情報については、「RAID コントローラに関する考慮事項」を参照してください。 |
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サーバ CIMC チップには Matrox G200 コアが含まれています。Matrox G200 コアは CIMC の他の部分と同じメモリを共有します。メモリの最初の 8 MB はビデオ コアに割り当てられ、次に別の 5 MB が差分バッファ用に圧縮エンジンに割り当てられます。 |
物理的詳細と、環境および電源の詳細については、 付録 A「技術仕様」 を参照してください。